JPH0231429Y2 - - Google Patents

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JPH0231429Y2
JPH0231429Y2 JP1982157114U JP15711482U JPH0231429Y2 JP H0231429 Y2 JPH0231429 Y2 JP H0231429Y2 JP 1982157114 U JP1982157114 U JP 1982157114U JP 15711482 U JP15711482 U JP 15711482U JP H0231429 Y2 JPH0231429 Y2 JP H0231429Y2
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JP
Japan
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container
suction pipe
air suction
opening
pipe
Prior art date
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JP1982157114U
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JPS5960191U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は収容物を排出する際、密閉してから吸
引して排出するコンテナの密閉式排出装置に関す
るものである。
コンテナには種々の粉粒体等が収容されるが、
その排出には、従来、コンテナの排出管内にオー
トローダの吸引管を挿入し吸引して排出を行つて
いる。この際、排出管と吸引管との間には間隙が
あつてコンテナ内は大気と連通しており、コンテ
ナ内の収容物中に大気中の塵埃が混入する虞があ
る。コンテナの収容物が飲食物や医薬品の原料等
では特に塵埃の混入は避けねばならない。それ
で、収容物を排出する際、投入口を開閉蓋にて閉
じると共に排出管と吸引管とを密封し、コンテナ
内を密閉してから収容物を吸引して排出すると、
コンテナ内は負圧になり、この負圧に耐えさせる
ために板厚を増大する等してより一層丈夫なコン
テナにすることが要求される。その上、コンテナ
内の粉粒体を排出する際はできるだけ残留物が少
なくなるようにせねばならず、また、コンテナ内
にエアーを吸入する際は負圧を防止するためコン
テナ内の全域にエアーが行きわたるものが望まれ
る。そこで、本考案は上記の事情に鑑み、コンテ
ナを密閉して収容物を吸引して排出しても、特別
に丈夫なコンテナにせずに通常のコンテナにて十
分に耐えられ、排出する際残留物が少なく、エア
ーがコンテナ内の全域に行きわたるようにすべ
く、排出管と別個に過大な負圧を避けるために開
口にフイルターを備えたエアー吸入管または清浄
エアー吸入管をコンテナに設け、排出管のコンテ
ナ内の開口を有底筒体底面に対し鋭角状に形成
し、エアー吸入管のコンテナ内の開口を有底筒体
底面に対し略垂直状に形成したことを最大の特徴
とする。
以下、本考案を添付する図面に示す具体的な実
施例に基づいて詳細に説明する。
コンテナ1は、上部を四角筒体2、下部を錐状
筒体3にそれぞれ形成した容器で、最上部に天板
4を、最下部には有底円筒体5をそれぞれ設け、
四隅に支脚6を垂設している。天板4の中央には
粉粒体等の投入口7を開口し、投入口7の外縁に
パツキン8を配置し、そこに開閉蓋9を載置す
る。開閉蓋9の周縁4箇所に外方を開口し中心方
向を向く溝10を刻設した押え板11を固着し、
この押え板11の溝10に対向する天板4の位置
に中心方向に向けて回動するヒンジボルト12を
設け、開閉蓋9を固定するにはヒンジボルト12
を中心方向に回動起立させて前記押え板11の溝
10内に嵌めウイングナツト13にて螺締する。
有底円筒体5の底部はパツキン14を介在させて
蓋板15を螺締して構成する。
このようなコンテナ1に粉粒体等の排出のため
に有底円筒体5の側壁に排出管16を接続し、排
出管16の大気側先端にネジ山17を刻設しキヤ
ツプ18を着脱自在とする。この排出管16のコ
ンテナ1内の開口の傾斜角αを、収容物を排出す
る際に残留物をできるだけ少なくするため、第4
図に示すように、有底円筒体5底面に対し鋭角と
する。排出する際残留物を少なくするためには傾
斜角αはできるだけ小さい方がよい。また、コン
テナ1内の収容物を吸引して排出する際、コンテ
ナ1内に過大な負圧を生じないようにするため
に、有底円筒体5の側壁にエアー吸入管19を接
続し、エアー吸入管19の大気側先端にネジ山2
0を刻設しフイルターキヤツプ21を着脱自在と
する。また、開口にフイルターを備えたエアー吸
入管に替えて、フイルターを通つてきた清浄エア
ーを吸入する清浄エアー吸入管を設け得る。エア
ー吸入管より吸入されたエアーはコンテナ1内の
負圧を防止するためコンテナ1内の全域に行きわ
たるように、エアー吸入管のコンテナ1内の開口
の傾斜角βは、第5図に示すように有底円筒体5
底面に対し略垂直状であることが必要である。傾
斜角βが90゜より小さいとコンテナ1の下部にエ
アーが行きわたるが上部には及びにくく、傾斜角
βが90°より大きくなると内容物の残量が多くな
る。
このコンテナ1にて粉粒体等の収容物を排出す
る際は、投入口7を開閉蓋9にて気密的に閉じた
後に、キヤツプ18を取り外し、オートローダの
吸引管(図示せず)を排出管16先端に気密的に
螺着し、続いてオートローダを駆動してコンテナ
1内の収容物を排出し、同時にエアー吸入管19
よりエアーがコンテナ1内および排出管16・吸
引管に流入する。なお、エアー吸入管19のフイ
ルターキヤツプ21に付着した塵埃は取り除く
か、あるいはフイルターキヤツプ21そのものを
交換する。
本考案は、上述のように、密閉して収容物を吸
引して排出するコンテナにおいて、コンテナ排出
管と、開口にフイルターを備えたエアー吸入管ま
たは清浄エアー吸入管とを設けたコンテナの密閉
式排出装置であるから、コンテナ内に過大な負圧
は生ぜず特別に丈夫なコンテナとせずに通常のコ
ンテナにて十分に使用に耐え得るものである。ま
た、のエアー吸入管先端にフイルターを備えさ
せ、あるいはフイルターを通つてきた清浄エアー
を吸入する清浄エアー吸入管を設けたから粉粒体
等の収容物中に塵埃が混入することは皆無であ
る。
さらに、排出管のコンテナ内の開口を有底筒体
底面に対し鋭角状に形成し、エアー吸入管のコン
テナ内の開口を有底筒体底面に対し略垂直状に形
成したので、収容物を排出する際残留物が少な
く、コンテナ内の全域に行きわたりやすく負圧防
止に効果的である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の具体的な一実施例で、第1図は
一部を断面した正面図、第2図は第1図の側面
図、第3図は要部拡大縦断正面図、第4図は要部
拡大縦断側面図、第5図は要部拡大縦断正面図で
ある。 1……コンテナ、16……排出管、21……フ
イルターキヤツプ(フイルター)、19……エア
ー吸入管、α……排出管開口の傾斜角、β……エ
アー吸入管の傾斜角。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 最下部に有底筒体を有し、有底筒体の側壁に排
    出管とエアー取入側開口にフイルターを備えたエ
    アー吸入管または清浄エアー吸入管とを設け、密
    閉して収容物を吸引して排出するコンテナの密閉
    式排出装置において、排出管のコンテナ内の開口
    を有底筒体底面に対し鋭角状に形成し、エアー吸
    入管のコンテナ内の開口を有底筒体底面に対し略
    垂直状に形成したコンテナの密閉式排出装置。
JP15711482U 1982-10-18 1982-10-18 コンテナの密閉式排出装置 Granted JPS5960191U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15711482U JPS5960191U (ja) 1982-10-18 1982-10-18 コンテナの密閉式排出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15711482U JPS5960191U (ja) 1982-10-18 1982-10-18 コンテナの密閉式排出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5960191U JPS5960191U (ja) 1984-04-19
JPH0231429Y2 true JPH0231429Y2 (ja) 1990-08-24

Family

ID=30346490

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15711482U Granted JPS5960191U (ja) 1982-10-18 1982-10-18 コンテナの密閉式排出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5960191U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS607354Y2 (ja) * 1980-11-13 1985-03-11 東芝機械株式会社 ベントパイプを備えたホッパ又はフィ−ダ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5960191U (ja) 1984-04-19

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