JPH02312359A - 中間調画像推定装置 - Google Patents

中間調画像推定装置

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JPH02312359A
JPH02312359A JP1134160A JP13416089A JPH02312359A JP H02312359 A JPH02312359 A JP H02312359A JP 1134160 A JP1134160 A JP 1134160A JP 13416089 A JP13416089 A JP 13416089A JP H02312359 A JPH02312359 A JP H02312359A
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JP
Japan
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scanning
aperture
image
density pattern
halftone image
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Pending
Application number
JP1134160A
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English (en)
Inventor
Takashi Hasebe
孝 長谷部
Yoshinori Abe
阿部 喜則
Seiichiro Hiratsuka
平塚 誠一郎
Masahiko Matsunawa
松縄 正彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP1134160A priority Critical patent/JPH02312359A/ja
Publication of JPH02312359A publication Critical patent/JPH02312359A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] この発明は、例えば中間調表示された2個画像からオリ
ジナルの中間調画像を良好に推定でざるようにした中間
調画像推定装置に関し、特にこれに使用される走査開口
選択のための回路構成を簡素化したものである。
[発明の背景] 現在、実用に供されている表示装置や印刷装置などの出
力装置は白と黒の2値でしか表わされないものが多い。
このような出力装置を用いて擬似的に中間調画像を表現
する方法として面積階調法の一種であるディザ法が知ら
れている。
ディザ法とは第18図に示すように、オリジナ小中間調
画像(同図(イ))に対して、同図(ロ)のような所定
の閾値と大きさく8×8画素程度)を有する閾値マトリ
ックス(本例では、ベイヤ(B ayar )型ディザ
マトリックス)を用いて2値化して、同図(ハ)のよう
な擬似中間調画像であるディザ画像(オリジナルディザ
画像)を作成するようにしたものである。
このようなディザ画像からオリジナルの中間調画像を推
定できれば、推定した中間調画像に基づいて種々のデー
タ処理を行なうことができ、画像変換にも自由度を持た
せることができるようになって都合がよい。
ディザ画像から中間調画像を推定するには、所定の大き
ざのマトリックス(以下走査開口という)を用意し、こ
の走査開口内に存在する白若しくは黒の画素数と、所定
の要件(後述する)を満たすことを条件として、注目す
べぎ画素の中間調レベルを推定し、これを各画素ごとに
順次実行する。
その際、走査開口を行及び列方向(主走査及び副走査方
向)に1画素ずつ移動させて推定し、これを最後の画素
まで実行してオリジナルの中間調画像に対する擬似中間
調画像を推定する。
このように走査開口を用いて中間調画像を推定する場合
、同一面積の走査開口を用いるよりは、開口面積の異な
る複数の走査開口を予め用意しておき、元となるディザ
画像の周波数特性に応じて最も適した開口面積の走査開
口を選択し、その画素の中間調画像(中間調レベル)を
推定した方がオリジナルの中間調画像により近い中間調
画像を推定できる。
これは、低空間周波数領域(画素レベル変化が少ない領
域)においては高い画素レベル階調判別能力を持ち、高
空間周波数領域(画素レベル変化が多い領域)において
は、低い画素レベル階調判別能力しかないという人間の
視見特性を巧みに利用したもので、低空間周波数領域で
は大きな走査開口を用い、高空間周波数領域においては
小ざな走査開口を用いるように走査開口が選択される。
このような原理に基づいて中間調画像を推定する具体例
は、本出願人が既に提案しているので(例えば、特開昭
63−267571号公報など)、その詳細な説明は省
略するが、走査開口としては、第19図のように8種類
の開口面積を持つ走査開口A =G及びZが使用される
A−;Zの各走査開口中に示した黒丸は、第18図(ハ
)のディザ画像上を移動させるときの移動中心である。
走査開口Zは移動中心に対して左上の画素に選定されて
いるが、左下、右上あるいは右下の何れの位置に選定し
てもよい。このように走査開口の位置を特定することに
よって、推定画素の位置も特定される。
このような走査開口を使用して第18図(ハ)のディザ
画像から中間調画像を推定すると、第20図(イ)のよ
うな中間調画像が得られる。これは、第18図(イ)に
示したオリジナルの中間調画像に非常に近くなる。
第20図(イ)の中間調画像を推定するときに使用した
各画素に関する走査開口を示すと、同図(ロ)のように
なる。1行1列の画素は走査開口D、1行2列の画素は
走査開口D、1行3列の画素は走査開口Cが夫々使用さ
れるごとくである。
走査開口を選択する際の基準となるのは、選択された走
査開口内での画素レベルに変化がないという条件である
。そして、特に高空間周波数領域、つまり線画や文字画
のような画像のときには、基準となる走査開口りより小
ざな走査開口A−C。
2が選択される。このとき、どの走査開口を選択するか
は、その走査開口において濃度パターンの変化がないと
いう条件を満たすか否かによって決定している。
[発明が解決しようとする課題] 濃度パターνの判定を行なうため走査開口が復元の際に
使用される閾値マトリックスのパターン上のどの座標上
に位置しているかを判断する必要がある。これは、走査
開口の走査位置(tI元の際に使用される閾値マトリッ
クスの位置情報)によって比較きれるべき濃度パターン
(基準濃度パターンであって、これは座標位置との関係
から予め求められている)が相違するからである。
走査開口の位置情報(濃度パターンの座標情報)を簡単
に求めることができれば、その分回路構成を簡略化でき
るため、装置のコストダウンにも寄与する。
そこで、この発明ではこのような点を考慮したもので、
濃度パターン判定回路を簡素化してコストダウンを図れ
るようにしたものである。
[課題を解決するための手段] 上述の課題を解決するために、この発明においては、開
口面積の異なる複数の走査開口を所定の濃度パターン情
報にしたがって選択して、ディザ画像などのn値画像(
n≧2)よりオリジナル中間調画像を推定するようにし
た中間調画像推定装置において、 走査開口選択のための濃度パターン判定回路が設けられ
、 濃度パターン判定回路は、少なくと′tJ濃度パターン
情報の格納手段と、走査開口の位置情報発生手段とを有
し、 上記格納手段には、上記n値画像の白画素などの特定の
画素の数と、上記走査開口の位置情報とが濃度パターン
参照用データとして供給され、上記位置情報発生手段は
、2ビット構成の2個のカウンタが用いられると共に、
これに供給される画素クロック、主走査信号及び副走査
信号とから、上記走査開口の走査位置情報が出力きれる
ようになされたことを特1軟とするものである。
[作 用] 第1図に示す位置情報発生手段6Sは一対の2ビットカ
ウンタ66.67で構成され、一方のカウンタ66には
画素クロックCKと主走査信号HVが供給され(第2図
参照)、これより主走査方向の位置情報(2ビット)が
得られる。また、他方のカウンタ67には主走査信号H
Vと副走査信号■vとが供給され(第3図参照)、これ
より副走査方向の位置情報(2ビット)゛が得られる。
夫々の位置情報と走査開口から得られた白画素数a =
 dがアドレスデータとして濃度パターン格納手段(R
OMtll成)61a〜61dに供給されて、その走査
位置と白画素数(あるいは黒画素数)とから求められる
濃度パターンデータが参照される。濃度パターンデータ
はオリジナルのディザ画像とパターン比較されて、パタ
ーンの一致、不一致が判定される。
[実 施 例] 以下、この発明に係る中間調画像推定装置について、第
1図以下を参照して詳細に説明する。
説明の便宜上、まず画像推定装置の前提となる画像推定
動作を、第4図〜第13図を参照して説明する。n値画
像(nは2以上)としては、第18図に示すz値のディ
ザ画像を例示する。
ディザ画像(ハ)の上を行方向(主走査方向)及び列方
向(副走査方向)に走査きせるために、第19図に示す
ように開口面積の異なる走査開口A−G、Zが用意され
る。
中間調画像の推定動作を行なう場合、画像の空間周波数
領域に応じて走査開口の開口面積が考慮される。
すなわち、上述したように階調面などの低空間周波数領
域においては大きな走査開口を用いて高い階調表現を行
ない、線画や文字画などの高空間周波数領域においては
小ざな走査開口を用いて高い解像力の画像でも再現でき
るようにする。
低空間周波数領域における走査開口の具体的な選択条件
は、濃度の変化がないということを所定の条件式に従っ
て求める。これに対して、高空間周波数領域においては
、その最適開口を選択する基準として濃度パターンの一
致、不一致によって決定する。
そのため、中間調画像の推定操作は、第4図に示すよう
な操作手順となる。
まず、中間の開口面積を持つ走査開口りか基準の走査開
口として使用される(ステップk)。次に、走査開口り
の濃度パターンの一致、不一致がチェックされる(ステ
ップa)。濃度パターンか一致しているときには、所定
の条件式に基づいて走査開口D−Gのうちのいづれかが
選択される(ステップm)。
濃度パターンが不一致のときはステップnに移って濃度
パターン判別により走査開口C−A、Zの何れかが選択
される。
走査開口の選択が終了すると、続いて求められた走査開
口に基づいて中間調画像のレベルが推定される(ステッ
プO)。その後、この推定された中間調画像のレベルに
基づいて、拡大・縮小などの画像処理が実行されると共
に、これが2値化されて、中間調画像の推定処理が終了
する(ステップp、q)。
次に、ステップaの処理操作の一例を以下に説明する。
まず、走査開口りは第18図(ハ)の初期位置(第5図
参照)から右側に移動きせる。
例えば、走査開口りの移動中心か(4,6)であるとき
には、第6図の工程(1)のようになる。
走査開口りを第18図(ハ)の移動位置(4,6)にそ
の開口中心が一致するような状態で重ねると、(イ)の
ようなディザ画像が得られ、このディザ画像内の白画素
数をカウントすると4である。
走査開口りのゲインは4であるから、ゲイン倍した値1
6が平均的画素レベルであるものとして、(ロ)に示す
ように各画素を16で埋め合わせる。
二二に、ゲインとは、走査開口の面積比に対応するもの
で、走査開口Gのゲインを1としたとき、走査開口E、
Fはゲイン2、走査開口りはゲイン4、走査開口B、C
はゲイン8、走査開口Aはゲイン16、そして走査開口
Zはゲイン64となる。
そして、(ロ)に示す平均画素レベル像を(ハ)に示す
閾値マトリックスで2値化すると、(ニ)に示すような
ものとなる。
ここで、ディプ画像(イ)と2値画像(=)を比較する
と、同一の濃度パターンではない。
そこで、第6図の工程(2)に進む。このとぎ使用され
る走査開口はCである。
この走査開口C内の白画素数をカウントすると2である
。走査開口Cのゲインは8であるから、ゲイン倍した値
の16が平均的画素レベルであるものとして、(c2)
に示すように各画素を16で埋め合わせる。
そして、(ロ)に示す平均画素レベル伸を(ハ)に示す
復元閾値マトリックスで2値化すると、(ニ)に示すよ
うなものとなる。
ここで、ディザ画像(イ)と2値1i!ili像(=)
を比較すると、同一の濃度パターンとなっている。
従って、この場合には走査開口Cが最適開口として選択
され、そのときの中間調画像の推定値は16となる。
なお、−回の工程で走査開口が選択されないとぎには、
次の走査開口を使用して上述の処理操作が順次実行され
る。走査開口の選択順序は第7図に示すように、C−+
B−)A−+Zの順にとる。
走査開口Aでもその濃度パターンが一致しないとぎには
、最小の走査開口Zをそのときの走査開口として選択し
、ゲイン倍した値64か、若しくはOが中間調画像の推
定値として使用される。
上述した推定処理において、(ニ)に示す濃度パターン
は、上述したように(ロ)と (ハ)の条件から、その
都度算出してもよいが、復元閾値マトリックスは既知の
情報であり、走査開口の走査位置情報も明らかである。
また、(イ)における白画素数もO〜16の値しかない
ので、これらの組合せから(ニ)に示す濃度パターンの
種類をまえもって知ることができる。
そのため、この濃度パターンの情報を予め格納しておけ
ば、走査開口の白画素数と位置情報をアドレスとして、
それに対応した濃度パターンを容易に参照することがで
きる。
白画素数と走査開口の位置情報から求められる濃度パタ
ーンの一例を、第8図以下を参照して説明する。走査開
口としては、基準走査開口りが使用される。
第18図に示した閾値マトリックスを単に縦横に配列す
ると、第8図のようになる。そして、(4,4)の位置
を原点(Hx、Vy=O,O)とし、走査開口りを左右
に夫々4画素づつ移動させると、夫々の走査位置(Hx
、Vy=O,O)〜(Hx、Vy=3.3)での復元閾
値マトリックスは第9図のようになる。
同じく、走査位置(Hx、Vy=0.4) 〜(Hx。
Vy=3.7)での復元閾値マトリックスは第10図の
ようになる。走査位置(Hx、Vy=4゜4) 〜(H
x、Vy=7.7) でtD復元閾値マトリックスは第
11図のようになり、そして走査位置(Hx、Vy=4
.O) 〜(Hx+Vy=7.3)での閾値マトリック
スは第12図のようになる。
この第9図から第12図までの走査で、8×8の閾値マ
トリックス全体が走査されたことになる。
次に、これら各走査位置での復元閾値マトリックスに対
して第6図(ロ)に示すような中間調レベルを求める。
走査開口りの場合には、白画素数の値はO〜16(ゲイ
ン倍すると、0〜64)の伺れかである。中間調レベル
が4(白画素数は1)であるときの第6図(ニ)に示す
ディザ画像を作成すると、第13図のようになる。
第13図は第9図に示す16個の復元閾値マトリックス
とレベル比較したときに得られるパターンのみを示しで
ある。このレベル比較された状態のパターンが濃度パタ
ーンとして使用される。第10図〜第12図の夫々の復
元閾値マトリックスのときにも同様な濃度パターンを作
成できる。
そして、これらの濃度パターンのうちには、同一の濃度
パターンも存在するから、走査開口りに関しては、その
白画素数はO〜16の17通りであることから、 17X4 (主走査方向)×4(副走査方向);272
通り の濃度パターンが作成される。
走査開口C,B、Aについても同様な手法で濃度パター
ンが求められる。つまり、 走査開口C: 9X8=72通り 走査開口B : 9X8=72通り 走査開口C: 5X4=20通り の濃度パターンが作成される。
したかって、格納手段61a〜61dに最低これだけの
対応する濃度パターンのデータをストアしておけばよい
また、復元閾値マトリックスの位置情報としては、 H×力方向0.1,2.3 Hy力方向O,1,2,3 の位置情報(2ビット)を繰り返し使用すればよい。
そのため、走査開口りの走査に同期した復元閾値マトリ
ックスの位置情報と、そのとぎの白画素数が判れば、復
元閾値マトリックスが特定されるから、その白画素数に
関連した濃度パターンを直ちに参照することが可能にな
る。
続いて、この発明に係る中間調画像推定装置の具体例を
第14図以下を参照して説明する。
第14図において、画像読み取り装置1は原稿画像を読
み取って2値データに変換するものである。
原稿画像はCCDなどの光電変換素子を用いて読み取ら
れて電気信号に変換される。変換された電気信号はデジ
タルデータに変換され、このデジタルデータにシェーデ
ィング補正(CCD出力の均一化補正)を施したのち、
第18図(ハ)に示すような2値データ(ディザ画像を
構成する2値データ)に変換されるような一連のデータ
処理がなされる。
デジタル化された2値データは中間調画像推定手段2と
、必要に応じて画像メモリユニット6に供給される。
中間調画像推定手段2は既に2値化処理された2値デー
タを再処理する時に使用する手段であって、画像読み取
り装置1からの2値データの場合には、既にデジタル化
された段階で中間調データになっているので、特に処理
されないで後段に出力される。中間調画像推定手段2に
は2値データの他に推定処理に必要なタイミング信号が
供給される。
中間調画像48号はタイミング48号と共に、画像処理
手段3に供給されて拡大・縮小、フィルタリング処理な
ど、指定処理モードに対応した画像処理が実行される。
画像処理された中間調画像信号は2値化手段4に供給さ
れて、閾値選択信号によって選択された閾値を用いて再
2値化処理が行なわれる。閾値選択信号はコントロール
ターミナルあるいはキーボードなどから指定される。
5はレーザプリンタなどの記録装置で、2値化手段4あ
るいは画像メモリユニット6より出力ざれた2値データ
に基づいて画像が再現される。
画像メモリユニット6は画像読み取り装置1より得られ
る2値データそのものも記憶できるような構成となされ
ている。
第15図は第14図を画像処理システムとして構成した
場合の一例を示すものである。
画像読み取り手段1、中間調画像推定手段2、画像処理
手段3.2値化手段4及び記録装置5は夫々、第1及び
第2のインターフェース11.12を介してコントロー
ルターミナル13に接続される。また、画像メモリユニ
ット6はシステムバス14を介して第′1のインターフ
ェース11と接続される構成となされている。15は外
部装置を示す。
第16図は中間調画像推定手段2の一例である。
これも先に説明した公報に開示されている構成を一部流
用できるので、流用部分の詳細な説明は省略する。
端子2aには画像読み取り装置1からの2値データが供
給きれ、この2値データは第1のセレクタ21を介して
ラインメモリ部22に供給される。
ラインメモリ部22は第1のセレクタ21から送られて
くる2値データを受けて、1ラインごとの2値データを
記憶するためのもので、図に示すようにL1〜L9まで
の9個のラインメモリで構成される。そして、第2のセ
レクタ23ではこれら9個のラインメモリL1〜L9の
夫々に、夫々のラインに対応した2値データが順次セレ
クトされて記憶きれる。
ここで、ラインメモリを9ライン分用意したのは、使用
する最大の走査開口Gの行数が8行であることと、リア
ルタイム処理を行なうために、もう1行のラインメモリ
が必要なためである。
そのため、第2のセレクタ23において、9個のライン
メモリのうち現在の画像処理に必要な8個のラインメモ
リが選択される。
ラインメモリを8個使用するときには、これらと1個の
ラッチ回路を組合せればよい。このとき、ラッチ回路に
は入力した2値データが供給される。
こうしたときラッチ回路の出力と、現在書き込み中にあ
るラインメモリを除いた残り7個のラインメモリの出力
とで、8ライン分の2値データを得ることができる。
選択された8個のラインメモリの各2値データは中間調
画像推定部30に供給されて、この2値データに基づい
て複数種の走査開口のうちから唯一の走査開口が選択さ
れる。
選択された走査開口を示すデータは選択回路24に供給
されて、その走査開口内の画素レベルとゲーfンとによ
って定まる中間調画像の値か推定される。
タイミング発生゛回路2Sから得られた各種のタイミン
グ18号は、上述したセレクタ21.23を始めとして
、ラインメモリ部22、中間調画像推定部30及び選択
回路24に供給されて、必要なタイミングでデータの選
択やアドレス送出の制御が行なわれる。
第17図は中間調画像推定部30の具体例を示す。
8個のシフトレジスタ(8画素分)で構成された手段4
0は複数の走査開口を設定するために設けられている。
50は計数回路であって、走査開口数と同数設けられる
。この計数回路50 (50a〜50g+5oz)にお
いては、中間調画像レベルを推定する注目画素に各走査
開口を設定したときの、その走査開口内の白若しくは黒
画素数が計数される。
そのうち、計数回路50a〜50cの出力は、濃度パタ
ーン判定回路60に供給されて、この計数値に基づいて
作成された2個画像と、走査開口内のオリジナル2個画
(sI(第18図(ハ))とか比較される。
残りの計数回路50d〜508の出力は条件式判定回路
70に供給される。
条件式判定回路7oも計数回路の数と同じたけ設けられ
、夫々からの判定出力と、濃度パターン判別回路600
判別出力が走査開口の判定回路80に供給されて、唯一
の走査開口が選択される。
65は復元閾値マトリックスの位置情報を出力する発生
手段である。32は計数された白画素数a ”’−zを
保持するためのレジスタを示し、その出力が乗算器33
に供給されて計数きれた白画素数に各走査開口のゲイン
が乗算される。乗算結果である白画素数が、求めようと
する中間調画像の推定値として使用きれる。
中間調画像の推定値を示すデータが選択回路24に供給
されて、開口判定回路80から出力された走査開口選択
信号に基づいて、中間調画像の推定値が選択される。例
えば、走査開口りが選択されたときには、この走査開口
内の白画素数dにゲイン(=4)を掛けた中間調画像推
定値(=4.d)が選択される。
第1図は濃度パターン判定回路60の一例であって、濃
度パターンの格納手段61として、本例ではテーブル化
された4個の濃度パターンROM61a〜61dが使用
きれる。
濃度パターンROM61aには走査開口り用の濃度パタ
ーンデータが格納され、濃度パターンROM6 l b
には走査開口C用の濃度パターンデータが格納きれ、濃
度パターンROM61 cには走査開口B用の濃度パタ
ーンデータが格納され、そして濃度パターンROM61
aには走査開口A用の濃度パターンデータが格納きれて
いる。
そして、対応する濃度パターンROM61 a〜61d
には白画素数a〜dと、復元閾値マトリックスの位置情
報が共通にアドレスデータとして供給される。
対応する濃度パターンROM61 a〜61dより読み
出された濃度パターンデータは一致判定回路62a〜6
2dに供給される。この一致判定回路62a〜62dに
はオリジナルディザ画像のデータ(第6図(イ)のデー
タ)が供給され、両者のパターン情報の一致、不一致が
画素ごとに判別される。
位置情報発生手段65は、図のように2個の2ビットカ
ウンタ66.67で構成され、一方のカウンタ66には
第2図に示すように、画素クロックCKと主走査信号H
Vが供給され、これより主走査方向の位置情報(2ビッ
ト)が得られる。
他方のカウンタ67には第3図に示すように、主走査信
号H,Vと副走査信号vvとが供給され、これより副走
査方向の位置情報(2ビット)が得られる。
上述した例では、オリジナル画像として2値のディザ画
像を例示したが、2値ディザ画像の代りに、多値画c9
(3値のディプ画像など)を使用し、その中間調画像レ
ベルを推定する場合にも、この発明を適用することがで
きることは、容易に理解できよう。
[発明の効果コ 以上説明したように、この発明ではパターン判定回路に
設けられた走査開口用の、つまり復元閾値マトリックス
用の位置情報発生手段として、2ピツト構成の2個のカ
ウンタを使用し、これに供給される画素クロック、主走
査(g号及び副走査信号とから、復元閾値マトリックス
の位置情報が出力されるようになされたものである。
これによれば、復元閾値マトリックスの位置情報を簡単
な構成で作成できるから、装置のコストダウンを達成で
きる実益を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る中間調画像推定装置に使用され
るパターン判定回路の一例を示す系統図、第2図及び第
3図はその動作説明に供する図、第4図は画像処理操作
の一例を示すフローチャート、第5図はディザ画像と走
査開口との関係を示す図、第6図は濃度パターン判別例
を示す図、第7図はそのときの走査開口の選択順序を示
す図、第8図〜第13図は濃度パターンの説明に供する
図、第14図及び第15図は中間調画像推定装置の一例
を示す系統図、第16図は中間調画像推定手段の系統図
、第17図は中間調画像推定部の系統図、第18図はオ
リジナル中間調画像からディザ画像を作成する場合の説
明図、第19図は使用する走査開口の一例を示す図、第
20図は走査開口を選択したときに得られる推定中間調
画像の一例を示す図及びそのときに使用した開口の選択
例を示す図である。 1・・・画像読み取り装置 2・・・中間調画像推定手段 3・・・画像処理手段 4・・・2値化手段 5・・・記録装置 22・・・ラインメモリ部 24・・・選択回路 30・・・中間調画像推定部 60・・・パターン判定回路 61a〜61d・・・格納手段 (濃度パターンROM) 65・・・位置情報発生手段 66.67・・・カウンタ 特許出願人  コ ニカ 株式会社 −一→主走査 (I ト 〉 一−−−→四個綱 ■ト 馬 〉 一一一一→i偕幽 ■ト 為 〉 −〉国+1!/幽 包           の Hx=O’ D=1 (イ)オリジナル中間調画像 101211108[555545556(ロ)   
      6028 閾値マトリツクス    335 (ハ)ディヅー像 走査開口例 第19図 (イ) (ロ) DDCBCBBCC DDCACCZAA BBAACBAZZ CAZCCFCCC CBBCCCBEE EEDDCBBEE EEEECZCFE EFCBBBCGC EEBCGGEGB 第20図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)開口面積の異なる複数の走査開口を所定の濃度パ
    ターン情報にしたがって選択して、ディザ画像などのn
    値画像(n≧2)よりオリジナル中間調画像を推定する
    ようにした中間調画像推定装置において、 走査開口選択のための濃度パターン判定回路が設けられ
    、 濃度パターン判定回路は、少なくとも濃度パターン情報
    の格納手段と、走査開口の位置情報発生手段とを有し、 上記格納手段には、上記n値画像の白画素などの特定の
    画素の数と、上記走査開口の位置情報とが濃度パターン
    参照用データとして供給され、上記位置情報発生手段は
    、2ビット構成の2個のカウンタが用いられると共に、
    これに供給される画素クロック、主走査信号及び副走査
    信号とから、上記走査開口の走査位置情報が出力される
    ようになされたことを特徴とする中間調画像推定装置。
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