JPH02301558A - スパッタ装置 - Google Patents

スパッタ装置

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JPH02301558A
JPH02301558A JP12107789A JP12107789A JPH02301558A JP H02301558 A JPH02301558 A JP H02301558A JP 12107789 A JP12107789 A JP 12107789A JP 12107789 A JP12107789 A JP 12107789A JP H02301558 A JPH02301558 A JP H02301558A
Authority
JP
Japan
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target
holding member
sputtering
pressurized fluid
temp
Prior art date
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Pending
Application number
JP12107789A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Wada
優一 和田
Jiro Katsuki
二郎 勝木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP12107789A priority Critical patent/JPH02301558A/ja
Publication of JPH02301558A publication Critical patent/JPH02301558A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、スパッタ装置に関する。
(従来の技術) 一般に、スパッタ装置は、被処理物例えば半導体ウェハ
に、例えば金属薄膜を成膜するために用いられる。
このスパッタ装置のターゲットの冷却方法としては、タ
ーゲットに接合されたバッキングプレートの裏面側に直
接冷却液を循環させる直接冷却法と、スパッタガン本体
側の保持部材内に冷却ジャケットを設け、保持部材と面
接触しているターゲット間での熱伝導を利用してターゲ
ットの冷却を行う間接冷却法とが知られている。
最近のスパッタ装置においては、メンテナンス性や装置
の維持性等の点から間接冷却法を採用したスパッタ装置
が増加しつつある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記間接冷却法を採用したスパッタ装置
においては、以下に示すような問題があった。
すなわち、ターゲットはスパッタの進行によってプラズ
マ等の影響により加熱されるが、その際の熱膨張によっ
てターゲットに僅かでも反りが発生すると、保持部材と
の密着性が低下してしまう。
ターゲットと保持部材間に僅かでも空隙が生じると、真
空中での処理であるために、保持部材と夕−ゲット間で
の熱の伝達が著しく悪化し、有効にターゲットを冷却す
ることができなくなる。そして、これがターゲットの反
りを増長させ、さらに冷却効率を低下させてしまい、タ
ーゲット温度の異常上昇を招き、各種弊害を引起こして
しまう。
本発明は、このような従来技術の課題に対処するために
なされたもので、ターゲットとこれを保持する保持部材
との間の熱の伝達を良好に維持し、ターゲットを常に所
定温度内に保つことを可能にしたスパッタ装置を提供す
ることを目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) すなわち本発明は、気密容器内に配置され保持部材によ
って冷却可能に保持されたターゲットにイオンを衝突さ
せ、該ターゲットから叩き出された粒子を被処理物に被
着させて成膜を行うスパッタ装置において、前記ターゲ
ットと保持部材間に加圧流体を封入し、この加圧流体に
よって前記ターゲットの温調を行うよう構成したことを
特徴としている。
(作 用) 本発明においては、ターゲットと保持部材間に加圧流体
を封入することにより、この加圧流体を伝熱媒体として
利用し、加圧流体の対流によりターゲット側から保持部
材側に良好な熱の伝達を行うことを可能としている。ま
た、温度上昇によってターゲットに多少反り等が発生し
ても、加圧流体によって吸収され、たえずターゲットと
保持部材間の伝熱を良好に維持することができる。従っ
て、ターゲットの温度を常に所定の温度内に保つことが
可能となる。
(実施例) 以下、本発明のスパッタ装置をプレートマグネトロン型
スパッタ装置に適用した実施例について図面を参照して
説明する。
被処理物例えば半導体ウェハ1は、ウェハ加熱機構2を
有する試料台3に支持されており、シャッタ4を介して
ターゲット5とプラズマ形成領域となる空間が形成され
るように所定間隔をもって対向配置されている。なお、
このシャッタ4は半導体ウェハ1とターゲット5との間
を必要に応じて遮るものである。
このターゲット5は、形成すべき薄膜の材質に応じて選
択された、例えばアルミニウム、シリコン、タングステ
ン、チタン、モリブデン、クロム、コバルト、ニッケル
、あるいはこれらを含む合金等によって例えば円板状に
形成されたターゲット部6と、このターゲット部6の裏
面側に接合され、熱伝導性および導電性に優れた銅等の
金属部材からなるバッキングプレート部7とから構成さ
れている。バッキングプレート部7の周縁部には、ター
ゲット5の取付は部となる円筒状凸部8が設けられてい
る。そして、バッキングプレート部7に負の直流電圧を
印加することによって、ターゲット5はカソード電極を
構成している。
このターゲット5は、スパッタガン本体10側の保持部
材11によって保持されている。この保持部材11は、
ターゲット5を冷却可能に保持するものであり、保持部
材11内部の中央部および周辺部に冷却ジャケット12
.13が設けられている。冷却ジャケット12および1
3には、それぞれ冷却媒体の導入管14.15と排出管
16.17が接続されており、冷却ジャケット12およ
び13内部に冷却媒体例えば冷却水を循環させることに
よって、ターゲット5の冷却が行われる。
保持部材11のターゲット5と接触する面には、第2図
にも示すように、バッキングフレート部7の裏面とによ
って気密空間18を形成するように、凹部11aが設け
られている。ターゲット5は、バッキングプレート部7
を保持部材11の上面側に冠着することによって保持部
材11と接触している。また、バッキングプレート部7
の円筒状凸部8には、半径方向に捩子挿入穴8aが設け
られており、捩子挿入穴8aから捩子19を保持部材1
1の側面に設けられた凹部11bに捩子込むことによっ
て、ターゲット5は保持部材11に固定されているとと
もに、保持部材11の側面に装着された0リング20に
よって、保持部材11とバッキングフレート部7とによ
って形成される気密空間18の気密性が保持されている
そしてこの気密空間18には、ターゲット5と保持部材
11間の伝熱媒体となる加圧流体として加圧気体、例え
ば熱伝導性に優れた常圧以上のヘリウムガス等を導入す
るためのガス導入配管21が保持部材11の中央部を貫
通して接続されている。なお、加圧流体としては、必要
に応じて液体でもよい。
保持部材11は、その裏面側でハウジング22によって
支持されており、これらの間に後述するマグネット配置
用の空間23が設けられている。
ハウジング22の中央部に設けられた円筒状凸部22a
と保持部材11との接続部および周縁側の接続部には、
それぞれ絶縁部材24が介在されており、これらの間の
電気的な絶縁が行われている。
ハウジング22に設けられた円筒状凸部22aの周囲に
はベアリング25によって回転自在に支持されたマグネ
ット取付は軸26が配置されており、このマグネット取
付は軸26の外周側にマグネット27が取付けられてい
る。マグネット27の回転駆動力は、マグネット取付は
軸26の上部に固着された第1のギヤ28とマグネット
駆動用モータ29に回転軸30を介して連結された第2
のギヤ31とを噛合わせることによって伝達され、マグ
ネット27により形成されるプラズマリングがターゲッ
ト5前方に対してほぼ均一に位置するよう、マグネット
27は回転駆動される。
また、ターゲット5の正面側には、スパッタリングされ
た粒子の飛翔方向を規制するように、先端が断面り字状
に曲折された円筒状のシールド32が配置されており、
このシールド32はハウジング22の外周に絶縁部材3
3を介して設置されている。なお、このシールド32は
ハウジング22等とともに接地されており、グランド電
位に保持されている。
上記構成のスパッタ装置におけるスパッタ操作は、以下
の手順により行われる。
すなわち、まず半導体ウェハ1およびターゲット5をそ
れぞれ所定の位置にセットする。次いで、半導体ウェハ
1およびターゲット5を支持した状態で、これらが配置
される真空容器(図示せず)内を例えばlo−1〜10
’ Torr程度の真空度まで荒引きする。次に、上記
真空容器内の真空度をlo−6〜10’Torr台の高
真空まで排気し、その後、この真空容器内にスパッタガ
ス、例えば^「ガスを導入し、真空容器内をlo−2〜
1O−ITorr台に設定する。
また、ターゲット5と保持部材11とによって形成され
た気密空間18内に伝熱媒体となる加圧気体例えば熱伝
導性に優れた常圧以上のヘリウムガス等を封入する。
そして、ターゲット5に負電圧を印加することによって
、このターゲット5前方のスパッタ面側にプラズマを形
成し、さらにこのターゲット5の裏面側にてマグネット
27を回転駆動することにより、このプラズマを磁界に
よって閉込めたプラズマリングをターゲット5の前方に
対して均一に形成する。このプラズマリングの形成によ
りイオン化率が向上し、ターゲット5のスパッタ面での
所定のエロージョンエリアにてスパッタが実行され、半
導体ウェハ1上面に所望組成の薄膜が成膜される。
ここで、ターゲット5は形成されたプラズマや印加電圧
によって温度が上昇するが、気密空間18内に封入され
た加圧気体を介してターゲット5と保持部材11との間
で熱の伝達が行われ、冷却ジャケット12.13内に循
環された冷却水によって冷却され、所定の温度内に維持
される。
このように、上記構成のこの実施例のスパッタ装置にお
いては、ターゲット5の裏面側に加圧ガスを封入した気
密空間を設け、この気密空間を介して保持部材11と熱
的な接続を行っているため、伝熱媒体となる加圧気体に
より加熱流束を充分に大きく設定することが可能となる
。そして、これによりターゲット5と保持部材11間の
熱伝達率を充分に維持することができ、また加圧ガスを
伝熱媒体としているため、半導体ウェハ1に対スル付着
速度を上げる等によりターゲット5の温度が著しく上昇
し、ターゲット5に熱膨張による反り等が発生しても1
.ターゲット5と保持部材11間の熱伝達効率は変化せ
ず、常に良好な状態でタ−ゲット5の冷却を行うことが
できる。
また、伝熱媒体を気密空間に封入した加圧気体としてい
るため、これらが配置される真空容器内の雰囲気ガス、
すなわちスパッタガスの種類に拘らず、各種熱伝導性に
優れた気体を用いることが可能となり、より熱伝達率を
高めることができる。
そして、このように常にターゲット5を所定の温度内に
維持することができることから、スパッタ自体の効率や
形成される薄膜の品質も向上し、安定したスパッタ操作
を行うことが可能となる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明のスパッタ装置によれば、タ
ーゲット温度を常に所定の温度内に維持した状態でスパ
ッタ処理を行うことが可能となるため、スパッタ自体の
効率や形成される薄膜の品質も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のスパッタ装置の構成を説
明するための図、第2図はその要部を示す図である。 1・・・・・・半導体ウェハ、5・・・・・・ターゲッ
ト、11・・・・・・保持部材、lla・・・・・・凹
部、12.13・・・・・・冷却ジャケット、18・・
・・・・気密空間。 出願人   東京エレクトロン株式会社代理人 弁理士
  須 山 佐 − (ほか1名) 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 気密容器内に配置され保持部材によって冷却可能に保持
    されたターゲットにイオンを衝突させ、該ターゲットか
    ら叩き出された粒子を被処理物に被着させて成膜を行う
    スパッタ装置において、前記ターゲットと保持部材間に
    加圧流体を封入し、この加圧流体によって前記ターゲッ
    トの温調を行うよう構成したことを特徴とするスパッタ
    装置。
JP12107789A 1989-05-15 1989-05-15 スパッタ装置 Pending JPH02301558A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009052094A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Sumitomo Metal Mining Co Ltd スパッタリングカソード及び成膜方法
JP2014525516A (ja) * 2011-09-02 2014-09-29 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 物理気相堆積チャンバターゲット用の冷却リング
CN115074681A (zh) * 2022-06-21 2022-09-20 许杰富 一种稀土金属旋转靶材制备设备

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58144475A (ja) * 1982-01-04 1983-08-27 コミツサリア・タ・レネルギ−・アトミ−ク タ−ゲツトの温度制限制御装置

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