JPH0230143Y2 - - Google Patents

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JPH0230143Y2
JPH0230143Y2 JP8849188U JP8849188U JPH0230143Y2 JP H0230143 Y2 JPH0230143 Y2 JP H0230143Y2 JP 8849188 U JP8849188 U JP 8849188U JP 8849188 U JP8849188 U JP 8849188U JP H0230143 Y2 JPH0230143 Y2 JP H0230143Y2
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JP
Japan
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heating element
tool
heat
reflow soldering
pulse
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JP8849188U
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、あらかじめ、めつき等の表面処理に
よつてはんだをプリコートしたプリント配線板等
の接続部に、集積回路等のリードを瞬間加熱によ
つてはんだ付けするためのツールに関する。
(従来の技術) 従来、あらかじめ、めつき等の表面処理によつ
てはんだをプリコートしたプリント配線板等の接
続部に、集積回路等の多数のリードを一度にはん
だ付けするには、例えば精密な出力制御のできる
抵抗溶接機を使用し、かつ電極先端には特殊な発
熱体を装着して、該発熱体でもつて集積回路等の
リードを加熱し、プリント配線板等の接続部には
んだ付け(いわゆるリフロソルダリング法と云わ
れる。)されている。
この従来の装置の詳細につき図面を参照して説
明する。第2図はリフロソルダリング用パルスヒ
ートツールを示す斜視図であり、第3図はその使
用状態を示す正面図である。
第2図において、1は、はんだに濡れないモリ
ブデン、タングステン等を用いて矩形の枠状に形
成した発熱体であり、この発熱体1の任意の対向
する2壁2および3には、発熱体1にパルス電流
を通電するための通電用脚部4および5がそれぞ
れ一体に設けられている。そしてこれら通電用脚
部4および5の上部に穿設された取付け穴8およ
び9を介して、第3図に示すごとくスポツト抵抗
溶接機等の昇降自在に設けられたスピンドル(図
示せず)に固定された給電体11および12に、
ねじ13および14にて螺着される。第3図にお
いて、15はワークテーブル、16は接続部には
んだをプリコートしたプリント配線板、17はプ
リント配線板16の接続部にリード18をそれぞ
れ位置決めして載置されたフラツトパツクICで
ある。ツール20がワークテーブル15上に降下
されIC17のリード18に当接して所定の加圧
力に達すると、電極11および12を介して図示
しない電源装置から、ツール20にパルス電流を
瞬時流してジコール熱により発熱させる。この熱
によつてプリント配線板16のはんだは瞬時に溶
融され、プリント配線板16の接続部とIC17
のリード18がはんだ付けされるが、パルス電流
の遮断後はツール20の温度は急激に降下するの
で、はんだは十分に凝固し、その後ツール20を
上昇させてもリード18は浮き上がることはな
い。
このような装置を用いてはんだ付けを行なえ
ば、はんだ付けに必要な熱量を短時間に供給でき
るため、集積回路等にほとんど熱的影響を与えず
に容易に多点同時接合ができ、作業能率の改善や
自動化の促進に寄与している。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、矩形の枠状に形成された発熱体
は、その壁面の断面積に比し各コーナ部の断面積
の方が広くなるために、各コーナー部において電
流の分散が起つてその部分が低温となり易く、発
熱体の熱バランスが悪く全辺均一なはんだ付けが
困難であるという欠点があつた。
本考案は上述の如き欠点に鑑みなされたもので
その目的とするところは、簡便かつ低廉な構成で
発熱量が均一で集積回路素子に与える熱影響が小
さく、かつ、はんだ付け作業スピードの速いリフ
ロソルダリング用パルスヒートツールを提供する
ところにある。
(問題を解決するための手段) 本考案になるリフロソルダリング用パルスヒー
トツールは、矩形の枠状に形成した発熱体の任意
の対向する2壁に通電用脚部をそれぞれ一体に設
けてなるパルスヒートツールにおいて、前記発熱
体の矩形の各コーナ部を曲面にし、かつ発熱体の
肉厚を全周にわたつて等しくなるように形成した
ことを特徴としている。
(作用) 矩形の枠状に形成された発熱体の肉厚が全周に
わたつて等しいため、電流密度が一定となつてジ
コール熱による発熱量が均一となる。
(実施例) 本考案の一実施例につき第1図を参照して説明
する。第1図は本考案になるリフロソルダリング
用パルスヒートツールを示す斜視図であり、図中
第2図に示したのと同一または相当部分には同一
符号を付した。
本考案になるリフロソルダリング用パルスヒー
トツールが第2図のものと異なるてんは、従来の
矩形の枠状に形成された発熱体1の各コーナー部
19a〜19dを曲面にし、かつ発熱体1の肉厚
tを全周にわたつて等しくなるように形成したと
ころにある。このように形成したツール30は第
3図に示すのと同様に使用され、通電用脚部の一
方例えば4から供給されたパルス電流は、発熱体
3中を分流して他方の通電用脚部5に合流するが
各コーナ部19a〜19dを含む発熱体1の肉厚
tが全周にわたつて等しいため、発熱体1内にお
ける電流密度が一定となつて均一に加熱される。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案になる
リフロソルダリング用パルスヒートツールは、発
熱体の各コーナ部を曲面にして肉厚を全周にわた
つて等しくなるように形成したので発熱量が均一
となり、集積回路等のリードを全辺均一にはんだ
付けすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるリフロソルダリング用パ
ルスヒートツールを示す斜視図、第2図は従来の
リフロソルダリング用パルスヒートツールを示す
斜視図、第3図は第2図に示したツールの使用状
態を示す正面図である。 1……発熱体、4,5……通電用脚部、8,9
……取付け穴、19a〜19d……コーナ部、3
0……リフロソルダリング用パルスヒートツー
ル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 矩形の枠状に形成した発熱体の任意の対向する
    2壁に通電用脚部をそれぞれ一体に設けてなるパ
    ルスヒートツールにおいて、前記発熱体の矩形の
    各コーナ部を曲面にし、かつ発熱体の肉厚を全周
    にわたつて等しくなるように形成したことを特徴
    とするリフロソルダリング用パルスヒートツー
    ル。
JP8849188U 1988-07-05 1988-07-05 Expired JPH0230143Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8849188U JPH0230143Y2 (ja) 1988-07-05 1988-07-05

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JP8849188U JPH0230143Y2 (ja) 1988-07-05 1988-07-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0211667U JPH0211667U (ja) 1990-01-24
JPH0230143Y2 true JPH0230143Y2 (ja) 1990-08-14

Family

ID=31313050

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JP8849188U Expired JPH0230143Y2 (ja) 1988-07-05 1988-07-05

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JPH0211667U (ja) 1990-01-24

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