JPH0229758Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0229758Y2
JPH0229758Y2 JP14401985U JP14401985U JPH0229758Y2 JP H0229758 Y2 JPH0229758 Y2 JP H0229758Y2 JP 14401985 U JP14401985 U JP 14401985U JP 14401985 U JP14401985 U JP 14401985U JP H0229758 Y2 JPH0229758 Y2 JP H0229758Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shielding material
electromagnetic shielding
circuit board
printed circuit
foil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14401985U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6252998U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14401985U priority Critical patent/JPH0229758Y2/ja
Publication of JPS6252998U publication Critical patent/JPS6252998U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0229758Y2 publication Critical patent/JPH0229758Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電子機器から発生する電磁波の遺漏
を防止するための電磁波シールド材に関するもの
である。
〔従来の技術〕
電子機器から電磁波が発生し他の機器類に悪影
響を及ぼしたり、また外部からの電磁波に電子機
器に悪影響が及んだりすることがある。このよう
なことを防止るため、電子機器を電磁波シールド
材で覆う必要がある。多くりの場合は機器の筐体
の内側に金属シートなどが貼合わせられたり、導
電性塗料が塗られたりしており、電磁波シールド
材の役割りをするようになつている。しかしなが
らシールドする場所によつては、電気的な短絡事
故をぐため、電磁波シールド材の導電体が露出し
ていることが好ましくない場合もある。
第3図に示すように、例えばICなどの電子部
品1が取付けてあるプリント基板2の下側は配線
のプリント(不図示)が施されており、両表面が
絶縁物質で覆われた電磁波シールド材3が貼り付
けられている。第4図に示すように電磁波シール
ド材3は、アルミニウムや銅などの金属箔5の両
面に、例えばポリエチレンテレフタレート樹脂の
フイルム61と62を貼合わせ粘着剤7を塗布して
ある。そして金属箔5は接地してある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ICなどの電子部品1を配線するためにプリン
ト基板2の下側には電子部品1の配線用ピン1a
が突出している。そのためピン1aの突出により
電磁波シールド材3は全面がプリント基板2に貼
付かず、所々浮いてしまう(第3図参照)。それ
が原因となつてシールド材3が剥離してしまうこ
とがあつた。
本考案は、従来の電磁波シールド材の上記欠点
を解消し、接着耐久性が良く、使いやすい電磁波
シールド材を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するための本考案を適用す
る電磁波シールド材は、第1図に示すように、導
電体層5を挟んだ樹脂フイルム61と62との、少
なくとも一方の面に難撚性繊維の繊維層8を積層
し、繊維層8に粘着剤の処理がしてある。
〔作用〕
第2図に示すように、本考案を適用する電磁波
シールド材10を、電子部品1が配置してありピ
ン1aが突出しているプリント基板2に貼付ける
と、ピン1aが繊維層8に突刺さり(第1図参
照)電磁波シールド材10が浮上ることがない。
プリント基板2で万一、スパークが起つても繊維
層8の難撚性により焼け焦げることがない。
〔実施例〕
以下、本考案を適用する電磁波シールド材の実
施例を、第1図により詳細に説明する。
同図に示すように電磁波シールド材10は、ポ
リエチレンテレフタレートの樹脂フイルム61
2との間に金属(例えば銅)箔の導電体層5を
挟み込んである。樹脂フイルム61の厚さは30〜
500μm程度のものを用いる。好ましくは40〜
350μm程度である。また金属箔の厚さは20〜
200μm程度、好ましくは50〜100μm程度である。
さらに樹脂フイルム61に難撚性繊維(例えばガ
ラス繊維)の不織布である繊維層8を積層してあ
る。繊維層8の厚さは、プリント基板2の下側に
突出しているピン1aの長さ程度である。そして
繊維層8に粘着剤の処理がしてある。粘着剤は、
例えばアルコール系溶剤型粘着剤で、剥離紙上に
60μmの厚さで塗布してから熱風乾燥をして、繊
維層8にラミネートすることにできる。
上記の電磁波シールド材10を、第2図に示す
ように、プリント基板2に貼付けると、プリント
基板2と電磁波シールド材10は密着して貼付
き、長時間経過しても剥がれてくることがない。
第1図に示すように、ピン1aが繊維層8に突刺
さるため、電磁波シールド材10がプリント基板
2から浮上がることがなく密着性が良くなるから
である。またピン1aによりプリント基板2と電
磁波シールド材10とが連結されることによつて
も、接着が強固になり剥がれにくゝなる。
上記実施例においては、樹脂フイルム61(また
は62)としてポリエチレンテレフタレートフイ
ルムを用いたが、これ以外に、例えばポリエチレ
ンフイルム、ポリプロピレンフイルム、塩化ビニ
ルフイルムを使用できる。導電体層5として前記
の銅箔以外に、例えばアルミニウム箔、銀箔、ニ
ツケル箔、鉄箔、ステンレス箔、スズ箔などの金
属箔および導電性塗料を塗布した層でも実施でき
る。繊維層8を構成する難撚性繊維は、上記のガ
ラス繊維以外に石綿繊維、アラミド繊維、の他、
天燃または合成の有機繊維に難撚加工を施した繊
維が使用できる。また繊維層8の形状は、例えば
乾式不織布、湿式不織布、フエルト、紙などを含
み、特に限定されるものではない。粘着剤は上記
のアルコール系溶剤型以外に天燃ゴム、ブチルゴ
ム、スチレン−ブタジエンラバーなどの合成ゴ
ム、アクリル系溶剤型粘着剤、アクリル系エマル
ジン型粘着剤、エチレン酢酸ビニル樹脂、スチレ
ン−ブタジエン共重合樹脂などのホツトメルト型
粘着剤が使用できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本発明を適用した電磁波
シールド材は、プリント基板に貼付けたとき密着
性が良く、長時間経過しても剥がれてくることが
ない。したがつて使用される電子機器の故障を無
くすことができる。またプリント基板でスパーク
が起つても延焼することがなく安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用する電磁波シールド材の
断面図、第2図は本考案を適用する電磁波シール
ド材の使用状態を説明する図、第3図は従来の電
磁波シールド材の使用状態を説明する図、第4図
は従来の電磁波シールド材の断面図である。 1……電子部品、2……プリント基板、3,1
0……電磁波シールド材、5……導電性層、61
2……樹脂フイルム、7……粘着剤、8……繊
維層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導電体層を挟んだ樹脂フイルムの、少なくとも
    一方の面に難撚性繊維の繊維層を積層し、該繊維
    層に粘着剤の処理がしてあることを特徴とする電
    磁波シールド材。
JP14401985U 1985-09-20 1985-09-20 Expired JPH0229758Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14401985U JPH0229758Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14401985U JPH0229758Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6252998U JPS6252998U (ja) 1987-04-02
JPH0229758Y2 true JPH0229758Y2 (ja) 1990-08-09

Family

ID=31054242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14401985U Expired JPH0229758Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0229758Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6252998U (ja) 1987-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4394643A (en) Capacitive touch panel control
US5804762A (en) EMI shielding gasket having shear surface attachments
JP4201458B2 (ja) 電磁波シールド方法及び電磁波シールド窓、並びに電磁波シールド窓を備えた電子回路基板加工機
WO1995007600A3 (en) Laminated shielding material and method for shielding an enclosure therewith
JPH0229758Y2 (ja)
EP0459838A2 (en) Flexible sheeting
CN206711515U (zh) Led显示屏
JP3690927B2 (ja) 積層基板およびこれを用いたデータ入力装置
JPS62227986A (ja) 導電性両面テ−プ
CA2305146A1 (en) Insulation plates with protection against electromagnetic fields
KR20190060626A (ko) Emi 개스킷
KR830002411A (ko) 인쇄회로판 접속자
JPH01173696A (ja) 積層回路基板
JP2889471B2 (ja) フレキシブルプリント基板
JP4767494B2 (ja) 電磁波シールド方法及び電磁波シールド窓、電磁波シールド窓を備えた製造装置、電磁波シールド窓を備えた輸送機器、並びに電磁波シールド窓を備えた建築構造物
CN212894568U (zh) 一种导电无纺布
CN217064451U (zh) 一种用于柔性电路板保护的复合膜结构和电子设备
US4934470A (en) Data input board
KR200216783Y1 (ko) 전자파 차단장치
JP2000153050A (ja) 導電性遊技機制御用収納ケース
JPH025598Y2 (ja)
JPH054209Y2 (ja)
CN218941508U (zh) 一种电子设备
CN216614499U (zh) 金属屏蔽遮光胶带
CN206077818U (zh) 石墨烯材料遮蔽膜及具有石墨烯遮蔽层的电路板