JPH02294661A - トナー製造法 - Google Patents

トナー製造法

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Publication number
JPH02294661A
JPH02294661A JP1115008A JP11500889A JPH02294661A JP H02294661 A JPH02294661 A JP H02294661A JP 1115008 A JP1115008 A JP 1115008A JP 11500889 A JP11500889 A JP 11500889A JP H02294661 A JPH02294661 A JP H02294661A
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JP
Japan
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toner
classifying
classification
particles
powder
Prior art date
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Pending
Application number
JP1115008A
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English (en)
Inventor
Satoshi Mitsumura
三ッ村 聡
Hiroyuki Kobayashi
廣行 小林
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH02294661A publication Critical patent/JPH02294661A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07BSEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
    • B07B7/00Selective separation of solid materials carried by, or dispersed in, gas currents
    • B07B7/08Selective separation of solid materials carried by, or dispersed in, gas currents using centrifugal force
    • B07B7/086Selective separation of solid materials carried by, or dispersed in, gas currents using centrifugal force generated by the winding course of the gas stream
    • B07B7/0865Selective separation of solid materials carried by, or dispersed in, gas currents using centrifugal force generated by the winding course of the gas stream using the coanda effect of the moving gas stream

Landscapes

  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は結着樹脂を有する固体粒子の粉砕、分級を効率
よく行い、所定の粒度な有するトナーを得るための製造
方法に関し、特に30μ以上の粗大粒子に起因する粒状
転写抜けを改良したトナー製造方法に関する。
[従来の技術] 一般に、粉砕法によるトナーは結着樹脂として、通常ス
チレン系樹脂、スチレンーアクリル樹脂、またはポリエ
ステル系樹脂を用い、着色材または磁性材料、オフセッ
ト防止剤、荷電制御剤等の原料を溶融混練した後、冷却
、粉砕、分級を行うことにより製造される。従来、この
トナーの製造方法としては、微粉砕機と分級機の組合せ
が知られており、その一例としては高圧気流をジェット
ノズルから噴出さ・せ、そのジェット気流中に原料粒子
を巻き込み、粒子の相互衝突又は壁その他の衝突体との
衝突で粉砕を進めるいわゆるジエツトミルを用い、該粉
砕手段1ヶと、分級手段1〜2ヶが結合されて、粉砕に
供されている.第1図は従来行われている粉砕方法の1
例を示すフローチャートである.第1図において、原料
は粉砕物と共に第1分級手段に導入され、第1粗粉と第
1分級粉にわけられる。第1粗粉は粉砕手段を経て粉砕
ざれ、再び第1分級手段へ導入される。
方、第1分級粉は次工程の第2分級手段2に導入され、
分級徹粉と第2分級粉とに分級される.ここで、第2分
級粉は製品として用いられるものである。
〔発明が解決しようとする課題] しかしながら、この系では、第1分級手段に、原料の粉
体の他、粉砕の過程にある種々の粒径のトナーが、粉砕
手段と分級手段の間を循環して供給されるため、粒度が
非常にブロードとなり、且つ、分級手段と粉砕手段が非
常に負荷の大きい状態で運転されることになる.従って
、分級のまだ十分でない粗粉を多く含んだ第1分級粉が
生じやすくなる.第2分級手段は主に第1分級粉中の徴
粉を除去する工程であるため、第1分級手段で分級出来
なかった粗粉は必然的に最終製品であるトナー中まで含
まれることになる.一般にトナーね径としては体積平均
径7〜20μ程度のものが用いられているが、本発明に
おける粗粉としては30μ以上のものをさしている。
このように、粗粉は比較的粒径が大ぎい粗大粒子であり
、嵩高いものであるため、1個当りの帯電量は他のトナ
ー粒子1個よりも高くなる。それゆえ、電子写真法にお
ける現像工程では他のトナー粒子よりも現像されやすい
ものとなる。しかし、転写工程では第2図のごとく感光
体と転写支持体の間にはさまれた状態となり、一見スベ
ーサー粒子的挙動を示し、感光体と支持体の密着性を妨
げ、充分な転写電界を得ることが出来ない。
また前述のととく粗粉は帯電量が高いため、通常の転写
電界を得たとしても、転写支持体への転写が不十分とな
る。このため、転写支持体上に得られた複写画像は、こ
の粗粉の転写不良による直径iooμ〜1 mm前後の
粒状に白く転写抜けしたもの(以後転写抜けと記す)が
多数発生することになる。
本発明の目的は粗粉を極めて減少したトナーを得ること
のできるトナー製造法を提供することにある.また、別
の目的は長時間稼動しても付着物の生成しない工程を有
するトナー製造法を提供することにある。また別の目的
は粒状の転写抜けのでないトナーが得られるトナー製造
法を提供することにある。
[課題を解決するための手段及び作用]本出願人等によ
る新たな分級装置によれば、第3図に示されるごとく少
なくとも3つに分画されてなる多分割分級域に第1分級
粉を導入してコアンダ効果により湾曲線的に降下せしめ
て、粗粉と第2分級粉と微粉に分級せしめる装置である
.この装置を導入することにより、第1分級粉中に含ま
れる粗粉は、どれほど多くても除去可能となり、飛躍的
に転写抜けは改良されることになる.しかし、この工程
を用いても第1分級粉の没入初期は著しく転写抜けは改
良されるが、第1分級粉の処理量が増すにつれ、言い換
えれば、分級装置の稼動時間が長くなるにつれ、第2分
級粉中の粗粉が増加するという問題は残る.この原因は
第3図の分級エッヂ及び排出配管にトナー融着物の付着
が生じ、かつそれが分級中に剥離、離脱し、第2分級粉
中に混入するためであることが判明した。そのため、没
入初期は付着生成物が存在しないため、第2分級粉中に
は粗粉がほとんどないが、分級装置の稼動と共に付看脱
離物が粗粉となって混入比率を増していく。
普通、トナー用結着樹脂はガラス転B点40〜70℃前
後のものが、主に使用される。これは、転写支持体への
トナーの定着性を考慮しているためであり、定着装置を
通過時少ない熱量で転写支持体へトナーが定着するよう
に設計されているためである。このようなガラス転移点
を有する樹脂は軟質の軟化点の低い樹脂に分類ざれるた
めに、それらで構成された粉休が前記分級装置を通過す
ると、分級エッヂや配管で生ずる微少の摩擦熱や衝突熱
によって、容易に該部分において、融着物や付着物を生
じることになる。連続運転時にこれらが付着と剥離を《
り返して、第2分級粉中に粗粉となって混入してくる。
また、該分級装置は本来、このような軟質の樹脂を分級
するように設計されたものではない。多くは、無機物で
ある酸化チタン、カーボン,フエライト,セラミックス
、アルミナ、クレー,タルク、炭酸カルシウムなどであ
り、有機物としては有機顔料などの付着溶融性のない、
硬質の物質を分級することを目的としたものである。そ
のため、前記軟質樹脂を用いる場合、該分級機に右いて
付着物が生成することは半ば不可避な障害と考えなけれ
ばならない。従って、本発明者等は鋭意検討し欠点のな
いトナー製造方法を完成するに到った。
即ち、本発明は、結着樹脂及び着色剤を少なくとも含有
する組成物を溶融混練し、混線物を冷却固化し、固化物
を粉砕して粉砕原料を生成し、分級エッヂにより少なく
とも3つに分画されてなる多分割分級域に、前記粉砕原
料を導入してコアンダ効果により湾曲線的に降下せしめ
分級を行ないトナーを製造する方法に於いて、該分級エ
ッヂ及び分級エッヂに連続する排出用配管の少なくとも
一部を、フッ素樹脂製にしたことに特徴がある。
本発明に用いられるフッ素樹脂としては樹脂の主鎖又は
側鎖、又は、一つのセグメント中に少なくともフッ素を
含有したものであり、例えばモノマーとしてテトラフル
オルエチレン、トリフル才ロクロルエチレン.フッ化ビ
ニル、フッ化ビニリデン、ジクロルジフルオルエチレン
、ヘキザフル才ロブロビレンなどを単独で又は2種以上
用いて重合せしめたものを用いることが可能である。
そのほか、フッ素化アルキルアクリレートまたはフッ素
化アルキルメタアクリレートの少なくとも一種とアクリ
ル酸エステル、メタアクリル酸エステル、アクリル酸、
メタアクリル酸、スチレンの少なくとも一種からなる共
重合体を用いることも可能である。
なお、本発明における前記フッ素化アルキルアクリレー
ト又はフッ素化アルキルメタアクリレートとしては、具
体的には以下のものを使用することかでざる。
即ち、アクリル酸又はメタアクリル酸の1.1−ジヒド
ロパーフ口口エチル、1.1−ジヒドロバーフ口口プロ
ビル、1.1−ジヒドロバーフ口口ヘキシル、1,1〜
ジヒドロパーフ口口オクチル、1.1−ジヒドロバーフ
口ロデシル, 1.1−ジヒドロバーフ口口ラウリル、
1,1,2.2−テトラヒドロパーフ口口ブチル、1,
1,2.2−テトラヒドロバーフ口口ヘキシル、1,1
,2,2−テトラヒドロバーフ口口オクチル、1,1,
2.2−テトラヒドロバーフ口ロデシル, 1,1.2
.2−テトラヒドロパーフ口口ラウリル、1,1,2.
2−テトラヒドロパーフ口口ステアリル. 2,2,3
.3−テトラフ口口プロビル、2,2,3,3,4.4
−ヘキサフ口ロプチル、1,I,ω一トリヒドロバーフ
ロロヘキシル、1,1,ω一トリヒドロバーフロロオク
チル、1,1,3,3.3−ヘキサフ口ロー2−プロビ
ル、3−バーフロロノニル−2−アセチルブロビル、3
−バーフロ口ラウリル−2ーアセチルブロビル、N−バ
ーフロ口へキシルスルホニルーN−メチルアミノエチル
、N−バーフロロヘキシルスルホニルーN−ブチルアミ
ノエチル、N−バーフロ口才クチルスルホニルーN−メ
チルアミノエチル、N−バーフロ口オクチルスルホニル
ーN−メチルアミノエチル、トバーフ口口オクチルスル
ポニルーN−プチルアミノエチル、N−バーフロロデシ
ルスルホニルーN−メチルアミノエチル、N−パーフロ
ロデシルスルホニルーN一エチルアミノエチル、N−バ
ーフロロデシルスルホニルーN−プチルアミノエチル、
N−バーフロ口ラウリルスルホニルーN−メチルアミノ
エチル、などである。
本発明の結着樹脂としては、以下のものを使用する事が
できるが、例えばボリスチレン、クロロボリスチレン、
ポリーα−メチルスチレン、スチレンーク口口スチレン
共重合体、スチレンープロピレン共重合体、スチレンー
ブタジェン共重合体、スチレンー塩化ビニル共重合体、
スチレンー酢酸ビニル共重合体、スチレンーマレイン酸
共重合体、スチレンーアクリル酸エステル共重合体(ス
チレンーアクリル酸メチル共重合体、スチレンーアクリ
ル酸エチル共重合体、スチレンーアクリル酸ブチル共重
合体、スチレンーアクリル酸才クチル共重合体、スチレ
ンーアクリル酸フェニル共重合体等)、スチレンーメタ
クリル酸エステル共重合体(スチレンーメタクリル酸メ
チル共重合体、スチレンーメタクリル酸エチル共重合体
、スチレンーメタクリル酸ブチル共重合体、スチレンー
メタクリル酸フェニル共重合体等)、スチレンーα−ク
ロルアクリル酸メチル共重合体、スチレンーアクリロニ
トリルーアクリル酸エステル共重合体等のスチレン系樹
脂(スチレン又はスチレン置換体を含むS重合体又は共
重合体)、塩化ビニル樹脂、スチレンー酢酸ビニル共重
合体、ロジン変性マレイン酸樹脂、フェノール樹脂、エ
ボキシ樹脂、ポリエステル樹脂、低分子量ポリエチレン
、低分子量ボリブロビレン、アイオノマー樹脂、ポリウ
レタン樹脂、シリコーン樹脂、ケトン樹脂、エチレンー
エチルアクリレート共重合体、キシレン樹脂、ポリビニ
ルブチラール樹脂等がある。本発明の実施上特に好まし
い樹脂としてはスチレンーアクリル酸エステル系樹脂、
ボリエステル樹脂がある。
特に、次式 (式中Rはエチレンまたはブロビレン基であり、X,y
はそれぞれ1以上の整数であり、かつX+yの平均値は
2〜10である。)で代表されるビスフェノール誘導体
もしくは置換体をジオール成分とし、2価以上のカルボ
ン酸又はその酸無水物又はその低級アルキルエステルと
からなるカルボン酸成分、例えばフマル酸、マレイン酸
、無水マレイン酸、フタル酸、テレフタル酸、トリメリ
ット酸、ビロメリット酸などとを少なくとも共fi瓜合
したポリエステル樹脂がシャープな溶融特性を有するの
で特に好ましい。
結着樹脂のガラス転移点としては40〜70℃好ましく
は45〜67℃より好ましくは48〜65℃である。
40℃以下のガラス転移点ではトナーとした場合、保存
安定性に問題を有し、容易にプロツキングしやすい。ま
た70℃以上では、転写支持体へのトナーの定着性が悪
くなり、手などによる簡単な摺擦により、剥離してしま
う。
用いられる着色剤としては、染料としては、例えばC.
T.ダイレクトレッド1 , C.I.ダイレクトレッ
ド4、C.Iアシッドレッド1.C.I.ベーシックレ
ッド1,C.I.モーダントレッド30、c■.ダイレ
クトブルー1,C.I.ダイレクトブルー2、C.I.
アシッドブル−9、C.I.アシッドブル−15、C.
1ベーシックブルー3、C.I.ベーシックブルー5、
CI,モーダントブル−7等がある。
顔料としては、ナフトールイエローS1バンザイエロー
G、パーマネントイエローNCG ,パーマネントオレ
ンジGTR ,ピラゾロンオレンジ、ベンジジンオレン
ジG1パーマネントレッド4R、ウオッチングレッドカ
ルシウム塩、ブリリアントカーミン3B,ファーストバ
イオレットB1メチルバイオレットレーキ、フタロシア
ニンブルーファーストスカイブルー、インダンスレンブ
ルー8C等がある。
好ましくは顔料としてはジスアゾイエロー、不溶性アゾ
、銅フタ口シアニン、染料としては塩基性染料、油溶性
染粕が適している。
特に好ましくはC.I.ビグメントイエロー17、C.
I ビグメントイエロー15、C.Iビグメントイエロ
ーl3、C.I.ピグメントイエロー14、C.I.ビ
グメントイエローl2、C.I.ピグメントレッド5、
C.1ビグメントレッド3,C.I.ビグメントレッド
2、C.I.ビグメントレッド6,C.I.ビグメント
レッド7、C.I.ピグメントブル−15、c.r.ビ
グメントブル−16又は下記で示される構造式(1)を
有する、銅フタ口シアニン頷料などである。
染料としてはC.I.ソルベントレッド49、C.I.
ソルベントレッド52, C.I.ソルベントレッド1
09、C.I.ペイシックレツド12, C.I.ペイ
シックレツド1 , C.I.ペイシックレツド3bな
どである。
本発明において、粉砕原料として、特にカラートナー用
原料を用いる場合下記の特性をトナーが有することは必
須である。
カラー複写画像の品質を高める適度な光沢性と混色性を
有し、定着ロールに対する耐オフセット性を保持するた
めには、90℃.100℃における見掛け粘度が、それ
ぞれ10’〜l06ボイズ、5x10’〜5 X 10
’ボイズにあることが必要である。
90℃及び100℃の粘度は該領域にあることが肝要で
あり、その領域の以上でも以下でも混色性と耐オフセッ
ト性の両者を満足せしめるζとはでぎない。
また、Ml値は2.5〜12.0の範囲のものを用いる
ことが必要である。
本発明における見掛け粘度測定の測定はフローテスター
CFT−500型(島津製作所製)を用いて行なう。試
料は60mashバス品を約1.0〜1,5g秤量する
。これを成形器を使用し、IOOkg/cm”の加重で
1分間加圧する。
温度約20〜30℃、湿度30〜70%RHでフローテ
スター測定を行い、温度一見掛け粘度曲線を得る。
得られたスムース曲線より、90℃,100℃の見掛け
粘度を求めそれを該試料の温度に対する見掛け粘度とす
る。
RATE TEMP       6.O D/M (
t: 1分)SET  TEMP          
 70.O  DEG  (t)MAX  TEMP 
           200.O  DEGINTE
RVAL             3.O  DEG
PRE}IEAT       300.O SEC 
(秒)LOAD              20.0
  κGF  (kg)DIE(DI^)      
     1.0MM   (arm)DIE(LEN
G)           1.O  MMPLUNG
ER            l.Q  CM’  (
 co+”)また、Ml測定の測定はメルトインデクサ
ーL203型(宝工業製)を用いて行なう。試料はトナ
ーを約5g秤量する。これを押出し機に入れ、温度を1
25℃に設定し325gの荷重を加えて、5分間予熱し
、その後2分間の押出し量を測定する。これを10分間
の押出し量に換算した値をMl値とする. [実施例] 以下実施例をもって本発明を詳細に説明する。
五里1 トナーの処方としてブロボキシ化ビスフエノ−ルとフマ
ル酸を縮合して得られたポリエステル樹脂100重正部
に対し、下記の処方量の着色剤及び荷電制御剤を用いた
その製造方法は、上記の各処方量を充分ヘンシェルミキ
サーにより予m混合を行い、3木ロールミルで少なくと
も2回以上溶融混練し、冷却後ハンマーミルを用いて約
1〜2mm程度に粗粉砕し粉砕原料とした。次いで第4
図に基づくフローチャートに従フて粉砕.分級を行なっ
た。
第1分級手段,粉砕手段としては、ディバージョンセバ
レーター(日本二エーマチック製)、及びI型ジェット
粉砕機(日木ニューマチック製)を用い、第2分級手段
としては、第5図のようなポリテトラフルオ口エチレン
製の分級エツヂ及び排出用配管を用いた3分割分級機を
用いて分級を行ないトナーを得た. ここで3分割分級機の原理を第3図を用い簡単に説明す
ると、側壁は22. 23. 24で示される形状を有
し、下部壁は25で示される形状を有し、側壁23と下
部壁25にはそれぞれナイフエツヂ型の分級エッヂ17
, 18を具備し、この分級エッヂ17. 18により
、分級ゾーンは3分画されている。側壁22下の部分に
分級室に開口する第1分級粉供給ノズルl6を設け、該
ノズルの底部接線の延長方向に対して下方に折り曲げて
長楕円弧を描いたコアンダブロック26を設ける.分級
室上部壁27は、分級室下部方向にナイフエッヂ型の人
気エッヂl9を具備し、更に分級室上部には分級室に開
口する人気管14. 15を設けてある.また、人気管
14, Isにはダンバの如き第1,第2気体導入調節
手段20. 21,及び静圧計28. 29を設けてあ
る.分級エツヂ17,l8及び入気エッヂl9の位置は
、被分級処理原料の種類により、又所望の粒径により異
なる。また、分級室底面にはそれぞれの分画域に対応さ
せて、室内に開口する排出用配管II, 12. 13
を設けてある。排出用配管1). 12. 13には、
それぞれバルブ手段の如き開閉手段を設けてもよい。
第1分級粉供給ノズル16は直角筒部と角錘筒部とから
成り、直角筒部の内径と角錘筒部の最も狭まった箇所の
内径の比を20:1乃至1;1、好ましくはlO:1か
62=1に設定すると、良好な導入速度が得られる。
以上のように横成してなる多分割分級域での分級操作は
例えば次のようにして行う。すなわち、排出用配管1)
, 12. 13の少なくとも1つを介して分級域内を
減圧し、分級域内に開口する第1分級粉供給ノズルl6
中を該減圧によって流動する気流によって第1分級粉を
供給ノズル16を介して分級域に供給する。
併給された第1分級粉はコアンダ効果により、即ち、コ
アンダブロック26の作用と、その際流入する気体の作
用とにより湾曲線30を描いて移動し、それぞれの粒径
の大小に応じて、大きい粒子(粗粉)は気流の外側、す
なわち分級エツヂ18の外側の分画、中間の粒子(第2
分級粉)は分級エツヂ18と17の間の分画、小さい粒
子(微粉)は分級エッヂ17の内側の分画に分割され、
大きい粒子は排出用配管l1より、中間の粒子は排出用
配管12より、小さい粒子は排出泪配管l3よりそれぞ
れ排出される。
このようにして、約1000kgのトナーを時速30k
g/Hで処理した.最終分級処理によって得られた平均
粒径8μのシアントナーを用い、第6図のようなOPC
感光ドラムを有したカラー電子写真装置を用いて、複写
試験を行なった. 得られた画像は原稿を忠実に再現する良好なものであっ
た.さらに、2万枚耐刷試験を行なったが粒状の転写抜
けは全くみられず初期とかわらない好ましいものであっ
た. このトナーを50g秤量し、500メッシュの篩で篩分
けし篩上に残存する30μ以上の粒子の量を測定したが
ほとんど篩上に残存するものがみえなかった。
また、このトナーの90℃,及び100℃の見掛け粘度
は、ソレ{’hl.2 XIG’ ホイス, 2.3 
XIO’ポイズであり、Ml値は4.5であった。
匿蚊朋 第5図において、フッ素樹脂製のものを用いずに実施例
と同様にトナーを製造し、画像評価を行なった。
約1300kgを時速:+okg/Hで処理し、2時間
ごとにトナーを50gサンプリングし、500メッシュ
の篩で篩分けし30μ以上の粒子の量を測定したところ
、6時間後までは、まったく篩上の残存物はみられなか
ったが、12時間後では篩上にかなりの粗粉が散見され
約0.3 g残存していた。20時間後では、明らかに
12時間後の時よりも粗粉は増加しており、その篩上の
残存量は0.78gときわめて多かった。この20時間
後のトナーを用い実施例と同様に複写試験を行なった所
、100μ〜500μ前後の白く、粒状に転写抜けした
ものが数多く出現し、見苦しい実用に耐えない画像であ
った。
[発明の効果] 本発明は、粗粉を著しく減少したトナーを得ることがで
き、その製造工程においては長時間稼動しても付着物の
生成はなく、また粒状の転写抜けのないトナー画像を得
ることかでざる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来行われている粉砕方法の一例を示すフロー
チャートであり、第2図は転写工程において粗粉トナー
が混入した場合と混入しない場合の感光体と転写支持体
間の状態を示す図であり、第3図は3分割分級機の断面
図であり、第4図は本発明の概要を示すフローチャート
であり、第5図はフッ素樹脂製のエッヂ、部材及び配管
を用いた3分割分級機の概略説明図であり、第6図はo
pc B光ドラムを有したカラー電子写真装置の一例を
示す図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)結着樹脂及び着色剤を少なくとも含有する組成物
    を溶融混練し、混練物を冷却固化し、固化物を粉砕して
    粉砕原料を生成し、分級エッヂにより少なくとも3つに
    分画されてなる多分割分級域に、前記粉砕原料を導入し
    てコアンダ効果により湾曲線的に降下せしめ分級を行な
    いトナーを製造する方法において、該分級エッヂ及び分
    級エッヂに連続する排出用配管の少なくとも一部をフッ
    素樹脂製にしたことを特徴とするトナー製造法。
  2. (2)結着樹脂のガラス転移点が40〜70℃の範囲に
    ある請求項(1)記載のトナー製造法。
  3. (3)該トナーの90℃、100℃の見掛け粘度がそれ
    ぞれ10^4〜10^6ポイズ、5×10^3〜5×1
    0^5ポイズの範囲にあり、MI値が2.5〜12.0
    の範囲にある請求項(1)又は(2)記載のトナー製造
    法。
JP1115008A 1989-05-10 1989-05-10 トナー製造法 Pending JPH02294661A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1115008A JPH02294661A (ja) 1989-05-10 1989-05-10 トナー製造法

Applications Claiming Priority (1)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010142805A (ja) * 2009-12-22 2010-07-01 Mitsubishi Chemicals Corp 粉体分級方法
US7753296B2 (en) 2002-03-20 2010-07-13 Ricoh Company, Ltd. Pulverization/classification apparatus for manufacturing powder, and method for manufacturing powder using the pulverization/classification apparatus

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