JPH02289108A - 導電性複合繊維 - Google Patents

導電性複合繊維

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JPH02289108A
JPH02289108A JP1511190A JP1511190A JPH02289108A JP H02289108 A JPH02289108 A JP H02289108A JP 1511190 A JP1511190 A JP 1511190A JP 1511190 A JP1511190 A JP 1511190A JP H02289108 A JPH02289108 A JP H02289108A
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松井 雅夫
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寛 内藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は導電性複合繊維及びその製造方法に関する。
(従来の技術) 導電性粒子例えば金属粒子、カーボンブラックなどを混
合したポリマーからなる導電層と繊維形成性ポリマーか
らなる非導電層とが接合された複合繊維は周知であり、
他の繊維に混用し制電性を付与する目的などに用いられ
ている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながらカーボンブラックを混合した繊維は黒色又
は灰色に着色しているという欠点を有し、更にカーボン
ブラックを紡糸材に多量に(導電性を与えるほど)混合
すると構造粘性を示し流動性が著しく低下するだけでな
く、紡糸装置内にカーボンブラックが沈着し長時間安定
に紡糸することが困難である。
一方金属粒子については、粒径1μm以下、特に0.5
μ−以下のものを製造することは非常に困難で、超微粒
子は極めて高価で実用性が乏しい。
更に金属粒子は粒径の小さいものほど溶融混練や溶融紡
糸時の高温高圧により相互に融着(焼結)し粗大化又は
金属塊として析出する傾向があり、その混合物を溶融複
合紡糸することは非常に困難である。
本発明の目的は、着色が少なく且つ製造が比較的容易な
導電性複合繊維を提供するにある。他の目的は斯かる導
電性複合繊維を工業的容易且つ安価に製造する方法を提
供するにある。
(課題を解決するための手段) 即ち本発明は、繊維形成性重合体からなる非導電層と、
熱可塑性重合体50〜15重量%と導電性被膜を有する
酸化チタン粒子50〜85重量%とからなる導電層とが
接合されてなり、且つ前記導電性被膜が50重量%以上
の金属酸化物と50重量%以下の金属及び/又は該金属
酸化物と異なる金属酸化物とより形成されることを特徴
とする導電性複合繊維にある。
(作 用) 本発明繊維の特徴は、導電性粒子として導電性被膜を有
する酸化チタンを用いることにある。導電性被膜として
は、金属皮膜もあるが、金属皮膜は酸化等によって劣化
変性し易く不安定という欠点がある。金属酸化物の中に
は安定で導電性を有するものがあり、例えば酸化銅、酸
化銀、酸化亜鉛、酸化カドミウム、酸化錫、酸化鉛、酸
化マンガンなどがあげられる。特に、これら金属酸化物
を主成分(50%以上、特に75%以上)とし、それに
少量(50%以下)の第2成分を添加することにより導
電性を著しく高く(例えば10″Ω・C程度以下に)す
ることが出来、本発明の目的に好適である。上記第2成
分としては、例えば異種金属の酸化物又は/及び同種・
異種金属などがあげられる。例えば酸化銅/w4、酸化
亜鉛/酸化アルミニウム、酸化錫/酸化アンチモン、酸
化亜鉛/亜鉛、酸化アルミニウム/アルミニウム、酸化
錫/錫、酸化アンチモン/アンチモン及びそれらの酸化
物の1部が還元されたものを含有するものなどが好適で
ある。第2成分(導電性向上成分)の混入法や混入量は
多様であるが、導電性向上に有効且つ安定であれば上記
以外のどのようなものでもよい。
導電性金属酸化物皮膜を有する酸化チタンは、粉末状で
の比抵抗が104Ω・1程度(オーダー)以下、特に1
0冨Ω・1程度以下が好ましく、10’Ω・cm程度以
下が最も好ましい、実際に10鵞Ω・1〜104Ω・1
程度のものが得られており、本発明の目的に好適に応用
することが出来る(更に優れた導電性のものは一層好ま
しい)。
粉末の比抵抗は、直径ICIIの円筒に10gの試料を
詰め上部からピストンによって200kgの圧力を加え
て直流(0,1〜100OV)を印加して測定する。
導電性粒子の粒径は小さいものが可紡性及び導電性の見
地から望ましい0例えば平均粒径1μ勤以下、特に0.
7μ園以下、最も好ましくは0.5μ−〜0.01μ−
のものが使用される。一般に粒径が小さいほどポリマー
と混合した時、混合物の導電性が優れている0粒径1μ
−以上のものも使用不可能ではないが著しく性能が劣る
。通常、酸化チタンは粒径0.2μ園以下のものが白色
顔料として商業生産されており、これに導電性被膜を付
加して粒径0.3μm程度以下のものを得ることが出来
る。
導電被膜は、例えば真空蒸着法や金属化合物(例えば有
機酸塩)を付着させ、焼成して酸化物にすることやそれ
を部分還元することで形成することが出来る。導電被膜
は充分な導電性を有し且つ着色の少ないものが好ましく
、酸化亜鉛又は酸化錫を主成分とするものが好適で、中
でも酸化亜鉛を主成分とするものが着色が少なく最も好
ましい。
導電性粒子と混合し導電層を形成するポリマーとしては
公知のあらゆる熱可塑性重合体を使用し得る。例えばポ
リアミド、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリビニル
系、ポリエーテル、ポリカーボネートなど多数のものが
あげられる。このポリマーは繊維形成性のものが可紡性
の見地からは好ましいが、本発明の目的のためには可紡
性の劣るものも(複合紡糸可能であれば)使用し得る。
導電性の見地から、結晶化度40%以上のものが使用さ
れ、好ましくは50%以上、最も望ましくは60%以上
のもが好適である。
本発明者等の知見によれば、低結晶性(非結晶性を含む
)のポリマーと混合する場合は、導電性粒子の混合率(
重量比)を極めて高く、例えば80〜95%(重量)に
しなければ充分な導電性が得られないことが多い。これ
に反し高結晶性のポリマーに混合する場合は比較的少な
い混合率、例えば50〜80%程度、特に50〜70%
程度で充分な導電性が得られることが多い。云うまでも
なく導電性粒子の混合率が高いほど混合物の流動性が低
下し紡糸が困難となり、更に延伸性や得られる繊維の強
伸度が低下する傾向があるので導電性粒子の混合率は低
いほど好ましい。すなわち結晶性の高いポリマーが好ま
しい。
結晶性の高いポリマーを用いたものが導電性が優れてい
る理由は不明であるが溶融時は粒子はポリマー中に均一
に分散しているが、冷却固化、或いは延伸によりポリマ
ーの結晶化が進むと結晶部分から粒子が排除され結晶と
結晶の間へ粒子が濃縮され互いに接近又は接触し導電性
構造を形成するためと想像される。例えば導電性酸化チ
タン粉末(比抵抗12Ω・C11)75%、結晶性パラ
フィン25%からなる混合物は溶融時は絶縁体に近い高
い抵抗(比抵抗10諺Ω・1以上)を示すが(流動パラ
フィンでも同様)冷却固化(結晶化)した状態ではすぐ
れた導電性(比抵抗10”−10’Ω・cm)を示す(
これに反しカーボンブラックの場合は、非結晶性ポリマ
ーでもすぐれた導電性が得られ、逆に高結晶性ポリマー
では結晶が粒子の連鎖を切断するため導電性が劣る場合
が多い)。
上記のように、導電性粒子が相互に接触又は極めて接近
している構造が、高い導電性を得るために好ましい、し
かしこのような構造は、紡糸された繊維を延伸する工程
記より破壊・切断されることがある(逆に延伸によって
粒子が配列し導電性構造を成長させる場合もある)。延
伸による導電構造の破壊を防ぐ方法の1つは、導電層を
形成するポリマーの1部もしくは全部を非導電層ポリマ
ーよりも低い融点の結晶性ポリマーとし、延伸を非導電
層ポリマーと低融点ポリマーの間の温度領域で行なう方
法である。この方法では延伸中は低融点ポリマーは溶融
しており、その後冷却固化(結晶化)して上記導電構造
を成長させる。例えば非導電層ポリマーとして融点15
0°C以上のポリマーを用い、導電層ポリマーとして融
点が非導電層ポリマーのそれよりも30°C以上(より
好ましくは50″C以上、最も好ましくは80℃以上)
低いものを組合せて複合し、両ポリマーの融点の間の温
度例えば50〜260°C1特に80〜200°Cで延
伸することが出来る。
第二の方法は、延伸によって破壊された導電性構造を、
加熱・冷却により再成長させる方法である。例えば延伸
糸を低融点ポリマーの融点以上、非導電層ポリマーの融
点以下の温度に緊張下又は弛緩下で加熱し、次いで冷却
することにより、導電性構造を再成長させることが出来
る。この場合も両ポリマーの融点は前記の範囲、すなわ
ち30°C以上の差があるものを組合せて複合するが、
より好ましくは50°C以上大きいことが望ましい。繊
維の使用温度ではポリマーは固化(結晶化)していなく
てはならないから、低融点ポリマーの融点は40℃以上
、好ましくは80°C以上、最も好ましくはX00℃以
上であることが望ましく、すなわち熱処理温度は50〜
260°C1特に80〜240 ’Cが望ましい。
一般に未延伸糸をあまり高温(150℃以上、特に20
0°C以上)で延伸することは困難な場合が多いから、
上記第1の方法よりも第2の方法が応用範囲が広い。
導電性粒子の導電層における混合率は、粒子の導電性、
純度、構造、粒径、粒子の連鎖形成能及び混合されるポ
リマーの性質や種類、結晶化度によって変わるが、50
〜85重量%、好ましくは60〜80重量%程度である
。85重量%を超えると、混合操作が困難であり、得ら
れる混合物の流動性が低下し紡糸が困難となる。一方、
50重量%未満では充分な導電性が得にくくなる。また
、80重量%以上では流動性が不足するので流動性改善
剤の使用が必要となることが多い。
導電性チタン粒子の他に粒子の分散性、導電性、可紡性
などの改良を目的として異種の導電性粒子を併用するこ
とが出来る0例えば酸化錫、酸化亜鉛、酸化ジルコニウ
ム、酸化インジウム、酸化鉄、酸化ビスマスなどの金属
酸化物(着色が少なく導電性の高いものが好ましい)、
銅、銀、ニッケル、鉄、アルミニウムその他の金属粒子
などを混用することが出来る。併用の場合は導電性酸化
チタンの混合率は前記の範囲より少なくてもよい場合が
あるが、導電性粒子の主成分(50%以上)は導電性酸
化チタンである。いずれにせよ、複合繊維の導電層の比
抵抗は10’Ω・cm程度以下にする必要があり、特に
104Ω・1以下好ましく、10”Ω・1以下が最も好
ましい。
導電層には、更に分散剤(例えばワックス類、ポリアル
キレンオキシド類各種界面活性剤、有機電解質など)着
色剤、顔料、安定剤(酸化防止剤紫外線吸収剤など)流
動性改善剤その他の添加剤を加えることが出来る。
複合繊維の非導電層(保護層)を形成する繊維形成性重
合体として溶融紡糸可能なあらゆるものが用いられる。
例えばナイロン6、ナイロン66、ナイロン12、ナイ
ロン610などのポリアミド、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンオキシベンゼゾエート、ボリプチレ
ンチレフタレートなどのポリエステル、ポリプロピレン
、ポリエチレンなどのポリオレフィン、ポリ塩化ビニル
、ポリ塩化ビニリデン、などのポリビニル系ポリマー、
及びこれらのポリマーの共重合体や変性体などが用いら
れる。繊維形成性重合体には顔料、着色料、安定剤、制
電剤(ポリアルキレンオキシド類、各種界面活性剤など
)などの添加剤を加えるこきが出来る。
導電性成分と非導電性成分との複合(接合)は、あらゆ
る形式が可能である。第1図〜第8図は代表的な複合形
式を示すもので(斜線部分は導電層を示す)第1図は芯
・鞘型(さやが導電層のものも可)、第2図はサイドバ
イサイド型、第3図は3層型、第4図は放射型、第5図
は多重サイドバイサイド型、第6図は多芯型、第7図は
多層型、第8図は非円形芯型の例である。勿論上記以外
の任意の複合が可能であり、又繊維の輪郭は円形でもよ
く非円形でもよい。
複合繊維の横断面において導電層の占める面積比率すな
わち複合比率は任意である。繊維の白変のことはほとん
ど考慮しなくてもよいからである。
しかし一般に導電性粒子を多量に混合した導電層は強度
、伸度などに劣る傾向があるから複合比率は3〜80%
、特に5〜60%程度が好ましいことが多い。
(発明の効果) 本発明繊維は白色又は白色に近いものを容易に製造する
ことが出来、カーボンブラック系の導電糸が不適当であ
った白色又は淡色の繊維製品の製造にも好適である。本
発明繊維は連続フィラメント又はステーブル状で他の帯
電性の繊維と混用して繊維製品に制電性を付与すること
が出来る。通常混用率は0.1〜10%程度であるが勿
論目的によっては10〜100%や0.1%以下の混用
率が適用される場合がある。混合は混綿、金糸、合撚糸
、混紡交繊、交編、その他公知のあらゆる手段で行なね
れる。
(実施例) 以下実施例によって本発明を説明する。部及び%は特記
しない限り重量比を示す。
実施班上 平均粒径0.05μmの酸化チタンに対して酸化亜鉛被
膜(重量約15%)を形成したものに、酸化アルミニウ
ム微粒子(粒径0.02μm)を4%混合焼成して導電
性粉末A、を得た。粉末A、の平均粒径は0.06μm
、比抵抗12Ω・11はとんど白色(わずかに灰青色)
である。
分子量約50000、融点102°C1結晶化度37%
の低密度ポリエチレンをポリマーP+とする。分子量約
48000 、融点130℃、結晶化度77%の高密度
ポリエチレンをポリマーPよとする。
分子量約63000の結晶化度約55%、融点55゛C
のポリエチレンオキシドをポリマーP、とする。エチレ
ンオキシド成分75部/プロピレンオキシド成分25部
からなる分子量約20000のランダム共重合物90部
とビスヒドロキシエチルテレフタレー)10部とを三酸
化アンチモン(600ppm)を触媒として245℃で
6時間減圧(0,5Torr)下で重合して得た、常温
で高粘度の液体(結晶化度O%)で分子量的75000
のポリエーテルエステルをポリマーP4とする。
分子量的16000 、融点215°C1結晶化度45
%のナイロン6をポリマーP、とする。
ポリマーP、〜P、に粉末A1を夫々60%、75%の
混合率で混練した混合ポリマーを芯部に、ポリマーP、
に酸化チタンを1%混合したものを鞘部に用いて第1図
のような構造で複合比1/10(断面積比)で複合し2
70°C1直径0.3 amのオリフィスから紡出し、
冷却・オイリングして1000m/sinの速度で巻取
り80℃のピン上で3.1倍に延伸して20デニール/
3フイラメントの延伸糸Y 、 % Y 、。
を得た。各繊維の芯部ポリマー及び導電粒子混合率と、
単糸の長さl cta当りの電気抵抗を第1表に示す。
第  1  表 糸YI−Y1゜を夫々ナイロン6の延伸系(2600d
/144 f)と合糸して巻縮加工し、合糸したものを
4コースに1本用い他の3コースはナイロン6巻縮加工
糸(2600d/144 f)を用いてタフテッドカー
ペット(ループ)を製造した。得られたカーペット上を
皮靴で歩行(25°Cl2O%RH)したときの人体帯
電圧を測定した所、第2表の通りであった。
なお比較のためナイロン6巻縮糸のみからなるカーペッ
ト上を歩行したときの人体帯電圧を併記する。
第2表 前記糸Y1〜Y4を150°Cで3%弛緩させて熱処理
を行った糸を夫々HY、〜HY、と記す。HY、〜HY
、の電気抵抗は第3表の通りであり、導電性のかなりの
改良が認められた。
第3表 平均粒径0.04μmの酸化チタン粒子に酸化錫の被M
(重量約12%)を形成したものに、酸化アンチモン粒
子(粒径0.02μm)を5%混合焼成して得た導電性
粉末をA2とする。粉末A2の平均粒径は0.05μ糟
、比抵抗9Ω・cmでほとんど白色(わずかに灰青色)
であった。
実施例1のポリマーPsを用い粉末Atを60%、70
%混合したものを導電層とし、ポリマーP、に酸化チタ
ンを2%混合したものを保護層とし、第3図のように複
合(複合比1/8) L、以下実施例1の糸Y、とほぼ
同様に紡糸延伸して夫々糸Y I l +YI!を得た
。糸Y I I +  Y I tの電気抵抗は夫々1
.1x l Q I +、8.5X10’Ω/c11で
あった。
裏施■主 実施例1の粒子A1及びポリマーP2からなり、粒子の
混合率70%の混合物を芯とし、分子量的18000の
ポリエチレンフタレートを鞘として複合比1/9で第8
図のような横断面に複合し、直径0.25 mm 、 
278°Cのオリフィスから紡出しオイリングして15
00m+ /5hinの速度で巻取り、80°Cで3.
15倍に延伸し、更に緊張下で180℃で熱処理して3
0デニール/6フイラメントの延伸糸Y1.を得た。糸
Y13の単糸の電気抵抗は1.OXIO”Ω/ cmで
あった。なお芯部に導電部分を配する複合繊維は、帯電
した物体が近くにあるときは鞘が絶縁破壊されコロナ放
電により除電するが、第8図のように芯部の横断面が1
個以上の尖端を有する形のときは上記絶縁破壊が起こり
易く制電性がすぐれている。このような尖端を形成する
ためには導電粒子は粒径が小さいほど好ましく、粒径0
.1μI以下のものが最も好ましい。
導電層が繊維表面に露出しているものでも、例えば第3
図や第4図のように尖端を有するものがコロナ放電を起
こし易く制電性にすぐれており、これらに対しても同様
に粒径の小さいものが望ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明複合繊維の横断面の具体例であ
り、図において斜線部は導電層を示す。 7E1図 @2図 7H11図 @4図 第5図 @b図 第7図 @8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、繊維形成性重合体からなる非導電層と、熱可塑性重
    合体50〜15重量%と導電性被膜を有する酸化チタン
    粒子50〜85重量%とからなり且つ成長した導電構造
    を有する導電層とが接合されてなり、且つ前記導電性被
    膜が50重量%以上の金属酸化物と50重量%以下の金
    属及び/又は該金属酸化物と異なる金属酸化物とより形
    成されることを特徴とする導電性複合繊維。 2、酸化チタンの導電性被膜が酸化亜鉛又は酸化錫を主
    成分とするものである特許請求の範囲第1項記載の繊維
    。 3、繊維形成性重合体がポリアミド、ポリエステル、ポ
    リエーテル、ビニル系ポリマー又はポリオレフィンであ
    る特許請求の範囲第1項記載の繊維。 4、導電性複合繊維が延伸されたものである特許請求の
    範囲第1、第2または第3項記載の繊維。
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