JPH0228152Y2 - - Google Patents

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JPH0228152Y2
JPH0228152Y2 JP1985065719U JP6571985U JPH0228152Y2 JP H0228152 Y2 JPH0228152 Y2 JP H0228152Y2 JP 1985065719 U JP1985065719 U JP 1985065719U JP 6571985 U JP6571985 U JP 6571985U JP H0228152 Y2 JPH0228152 Y2 JP H0228152Y2
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arm
arms
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 この考案は原子力関連作業等に使用される走行
ロボツトに係わり、特に堰又は踏み板などの段差
部のある障害物自動乗り越え装置に関する。
B 考案の概要 本考案は、走行ロボツトにおいて、 ロボツト本体の前後に設けたアームにより段差
部を登降し始めるときとし終るときの角度を検出
するとともに、その検出値からロボツトの転落を
防止する手段を設けることにより、 ロボツト本体に設けた各種センサーによりロボ
ツト自身が自己姿勢を制御して段差部を自動登降
できるようにしたものである。
C 従来の技術 近年、原子力産業関連作業ロボツト等の作業用
移動ロボツトの開発研究が盛んになつて来たが、
ロボツト走行技術の1つとして、堰又は踏み板な
どの段差部を有する障害物を乗り越える走行ロボ
ツトが要望されている。一般に、ロボツトの走行
機構としては車輪式、クローラ式、脚式等があ
る。これらの中で、制御性、エネルギー効率の点
から現在ではクローラ式が主力となつている。こ
のクローラ式ロボツトとして実願昭58−66877号
「走行装置」がある。
ロボツト操作者がロボツトを遠隔操手動操作に
より段差部を走行させる場合、ロボツトの姿勢認
識及び外界認識を常に運転者が最適制御にて行う
必要がある。この最適制御はロボツトを外部より
観察し、ロボツトに指令を出力すれば可能である
が、ロボツトを外部より観察できないで、ロボツ
トに取付けられているセンサやITVカメラによ
り制御する場合には困難を伴う。特に、段差部登
降の際、誤操作によりロボツトが転落するおそれ
が多い。
D 考案が解決しようとする問題点 この考案は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、堰又は踏み板などの段差部を有する障害物を
自動的に登降するとともに転落しないようにした
ロボツトの障害物自動乗り越え装置を提供するに
ある。
E 問題点を解決するための手段及び作用 この考案はロボツト内部に設けられた各種セン
サーによりロボツト自身が自己姿勢を制御して段
差部を自動登降するとともに、段差部を登降し始
めるときと、終えるときを前後をアームで角度を
検出し、その検出値からロボツトの転落を防止さ
せるように制御する手段を設けたことにある。
F 実施例 以下図面を用いてこの考案の一実施例を説明す
る。
第1図において、1は基本姿勢作成手段で、こ
の手段1ではたとえばITVで段差部11を検知
して段差部11にロボツト本体12が登坂する姿
勢で停止している。このとき、ロボツト本体12
の前アーム12aは段差部11に接触し易いよう
に床面から45度(以下この角度をθ2と称す)に設
定し、後アーム12bはロボツト本体12の傾斜
時に床面を検出し易いように床面から30度(以下
この角度θ3と称す)に設定する。
2は登坂姿勢作成手段で、この手段2は前記の
如き基本姿勢が作成された後に、前アーム12a
に設けられた段差検出センサー(後述)が動作し
たときに段差部11の登り動作を開始させるもの
である。段差部検出センサーはロボツト本体12
が床面に対して10度傾斜する角度θ1又は前アーム
12aが段差部11に接触して登坂姿勢に入るこ
とを判断させる。そして、登坂姿勢に入ると前ア
ーム12aは常に段差部11に接触するように押
し下げられるようにしてある。
第1図A,Bを経て、Cにおいて、ロボツト本
体12が段差部11を登坂し始め、ロボツト本体
12の傾斜が大となり、またDにおいて前アーム
12aが水平以下(水平より下に回動した状態)
となると、前アーム12aが段差部11の頂上に
達したものと判断し、後アーム12bを下方へ回
動させる。このとき前アーム12aは常に段差部
11に接触するように押し下げられる。
3は降坂姿勢作成手段で、この手段3は前記の
如き登坂姿勢が終了した後に、前アーム12a及
び後アーム12bに設けられた段差検出センサー
(後述)が動作したときに段差部11の降坂動作
を開始させる(第1図E)。この姿勢において、
ロボツト本体12は水平位で、前アーム12a及
び後アーム12bはロボツト本体12よりも下位
にあつて略門形をなしている。
第1図Fにおいて、前後アームが段差部11に
対し水平位となるように走行しながら、ロボツト
本体12は両アーム12a,12bを動作させ
る。このとき、前後アーム12a,12bが段差
部11と離れた場合、走行は停止され、離れたア
ームは再び押し下げられる。ついで第1図Gにお
いて、ロボツト本体12の傾斜θ1<−10度で停止
し、下り走行用姿勢を作る。第1図Hにおいて、
前アーム12aは床に対し水平を保つ様に動かさ
れ、後アーム12bはθ3=30゜方向に動かす。こ
のとき、前後アーム12a,12bが段差部11
を離れた場合走行を停止し、離れたアームを再び
押し下げる。第1図Iにおいて、前アーム12a
が床と水平かつ接触を保つ様に動作し、かつ走行
する。第1図Jにおいて、後アーム12bが段差
部11と非接触となり、ロボツト本体12が床に
達したと判断する。第1図Kにおいて、ロボツト
本体12の傾斜角θ1>−10度で段差部11を略降
坂し終えたと判断する。
4は終段姿勢作成手段で、この手段4では前記
の降坂姿勢が終了した後に、ロボツト本体12の
傾斜角θ≒0゜であることを検知して走行停止し、
走行用姿勢を備えた基本姿勢の準備をする。かく
して、ロボツト本体12が段差部11を乗り越え
ると、第1図Mに示す如く最初の基本姿勢作成手
段1で基本姿勢が作られる。第2図は前記諸動作
を行う場合のロボツト本体傾斜角θ1、前アーム回
転角θ2及び後アーム回転角θ3の関係を示す凡例で
ある。
なお、ロボツト本体12が段差部11を走行中
に、ロボツト本体12が左右に大きく傾斜したと
きは、傾斜角センサー(後述)により、ロボツト
本体12は一時停止し、次に傾斜を修正すべく、
その傾斜側のクローラ等を駆動させ自動的に姿勢
を修正する。
第6図から第8図は前記動作制御のフローチヤ
ートである。同図において、前述したロボツト本
体12の各姿勢A〜Mをそれぞれ該当するステツ
プの様に丸印を付して記した。
次に第1図及び第2図に示したロボツト本体1
2の要部の具体的な構成について第3図A,Bを
参照して述べる。第3図A,Bにおいて、21は
機器等が搭載される2本の平行な支持部材であ
り、その前後両端部には取付台22,23が取付
けられている。取付台22にはロボツト本体の前
後方向の傾斜を検出する傾斜センサー22aと、
ロボツト本体の左右方向の傾斜を検出する傾斜セ
ンサー22bが設けられている。また、前記取付
台22,23には軸受部24,25が設けられ、
その軸受部24,25により前後方向に対して直
角をなすメインシヤフト26,27がそれぞれ回
転可能に支持されている。前側のメインシヤフト
26には前後方向に平行な一対の前アーム12a
の基端部が結合されている。前アーム12aの先
端部には前後方向に対し直角に前輪軸28が取付
けられる。29は前側ゴム車輪である。前記前ア
ーム12aのメインシヤフト26側には段差検出
センサー30が設けられ、このセンサー30によ
り階段に突き当つたかが判断される。
前記メインシヤフト26の長手方向中央部に
は、ウオームホイール31が取付けられていて、
このウオームホイール31に前記取付台22に取
付けられた前アーム駆動装置32のウオーム駆動
軸33が噛合されている。後側のメインシヤフト
27には連結材34で連結された前後方向に平行
な一対の後アーム12bの基端部が結合されてい
る。後アーム12bの先端部には後輪軸35が取
付けられ、その軸35には後側ゴム車輪36が回
転自在に取付けられている。前記後側メインシヤ
フト27の中央部にはウオームホイール37が取
付けてあり、このウオームホイール37に、前記
取付台23に取付けられた後アーム駆動装置38
のウオール駆動軸39が噛合されている。前記後
アーム12bの後側メインシヤフト27側には段
差検出センサー40が設けられ、このセンサー4
0により段差部に突き当つたかが判断される。
41は右覆帯、42は左覆帯で、これらは各別
の駆動装置43,44により駆動される。41
a,41b及び42a,42bは前後アームに設
けられた覆帯である。45は床面検出センサー、
46,47は前後アーム傾角検出ポテンシヨメー
タである。
第4図はロボツト本体を制御するためのブロツ
ク図で、インターフエイスIFには第3図Aに示
した傾斜センサー22a,22bや図示しない放
射線計量サーベイメータ等からなるセンサー出力
が供給される。インターフエイスIFはこれらの
出力をCPUバスSUSを介して中央処理装置CPU
に入力させる。デジタルインプツトDIには段差
検出センサー30,40や床面検出センサー45
等の信号が入力され、これらセンサー出力はデジ
タルインプツトDIからCPUバスSUSを介して中
央処理装置CPUに入力される。DOはデジタルア
ウトプツトで、このデジタルアウトプツトDOは
中央処理装置CPUからの指令を受けて、前後ア
ーム12a,12bや第3図A,Bには図示しな
かつたカメラやライト等の制御出力を送出する。
AOはアナログアウトプツトで、このアナログア
ウトプツトAOは中央処理装置CPUからの指令を
受けると、出力にアナログ信号を送出し、この信
号は図示しないケーブルドラム等の制御部CNに
供給される。なお、第4図においてMはメモリ、
TRは伝送インターフエイスである。
第5図は障害物の各種態様を示し、図中、51
は堰、52は踏み板、53は踏み台、54は配管
である。しかし、これらの障害物の高さはロボツ
ト本体12の前後アーム12a,12bの基本姿
勢における高さよりも低いことが必要である。
G 考案の効果 以上に説明した本考案によれば、ロボツト本体
がそのアームの高さよりも低い堰、踏み板、踏み
台又は配管などの障害物を自動的に乗り越え、か
つ、走行中にロボツト本体が傾斜すると走行停止
して姿勢を修正するので、障害物の安定した自動
乗り越えができる。しかも、アームを常に障害物
に押し付ける構成であるから走行は安定し、ま
た、前後アーム及び左右覆帯の制御のみで障害物
自動乗り越え制御ができるので、制御方式が簡便
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の制御手段を示すブロツク
図、第2図はロボツト本体及びアームの動作凡例
図、第3図A,Bはこの考案に使用されるロボツ
ト本体の要部の具体的な構成を示し、第3図Aは
平面図、第3図Bは第3図AのA−A線一部断面
正面図、第4図はロボツト本体の制御部のブロツ
ク図、第5図は障害物の例を示す断面図、第6図
から第8図は動作を説明する制御フローチヤート
である。 1…基本姿勢作成手段、2…登坂姿勢作成手
段、3…降坂姿勢作成手段、4…終段姿勢作成手
段、11…段差部、12…ロボツト本体、12a
…前アーム、12b…後アーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後に回動自在なアームが設けられたロボツト
    本体と、このロボツト本体に設けられ、この本体
    の前後の傾斜角や左右の傾斜角を検出する傾斜角
    センサーと、前記アームに設けられ、アームが堰
    又は踏み板などの段差部からなる障害物に突き当
    つたとき動作する段差検出センサーと、ロボツト
    本体に設けられ、ロボツト本体の水平状態を検出
    する水平検出センサーとを備え、各センサーの信
    号を入力して演算し、その演算出力によりロボツ
    ト本体の移動を制御する移動ロボツトにおいて、
    前アームが床面に対してなす角度θ2、後アームが
    床面に対してなす角度θ3を有するように形成する
    とともにθ2θ3となるようにロボツト本体の姿勢
    を作成する基本姿勢作成手段と、段差部を検出し
    て前後のアームを下方へ回動させつつ走行する登
    坂姿勢作成手段と、ロボツト本体が水平で、か
    つ、アームがロボツト本体の下位にある略門形姿
    勢になつたとき前後のアームを上方へ回動させる
    降坂姿勢作成手段と、前後のアームが略水平位と
    なり降坂を終了して停止し基本姿勢に移る終段姿
    勢作成手段とを備えたことを特徴とする走行ロボ
    ツトの障害物自動乗り越え装置。
JP1985065719U 1985-05-01 1985-05-01 Expired JPH0228152Y2 (ja)

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