JPH02278398A - 紙幣入出金装置 - Google Patents

紙幣入出金装置

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JPH02278398A
JPH02278398A JP1098683A JP9868389A JPH02278398A JP H02278398 A JPH02278398 A JP H02278398A JP 1098683 A JP1098683 A JP 1098683A JP 9868389 A JP9868389 A JP 9868389A JP H02278398 A JPH02278398 A JP H02278398A
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bank note
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Atsushi Kato
敦司 加藤
Nobuhiro Motoi
本井 信広
Yasuo Okazaki
岡崎 保夫
Masao Goto
後藤 雅男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は銀行等の金融機関に設置される紙幣入出金装置
に関するもので、特に各種リジェクト紙幣の収納部を有
する紙幣入出金装置に関するものである。
〔従来の技術〕
金融機関で使用される紙幣入出金装置は、一般に、入金
取引を行う場合、入金用として投入された紙幣は1枚ず
つ分離され、その紙幣鑑別を行った後、機械が認識した
金額と顧客が投入する際に認識した金額との差異がない
ことを確認するために、紙幣入出金装置は機械が認識し
た金額を表示し、顧客にその確認を要求するようになっ
ている。
つまり、顧客による確認ボタンの押下などの意志表示に
よって、正しい取引を成立させる過程を設けである。こ
の判断を行う間、上記の投入された紙幣を一時的に貯留
しておくための一時貯留部を有し、すでに紙幣入出金装
置内に収納済みとなっている金融機関側の紙幣と区別し
て貯留し、顧客との無用ないざこざを避けるようになっ
ている。
第10図は上述した従来の紙幣入出金装置の構成を示す
概略側面図であり、これは特開昭58−140890号
に開示されている技術である。
図において、81は顧客が紙幣を投入あるいは受は取る
ための紙幣投入受取口、82はこの紙幣投入受取口81
より一括投入された入金紙幣を1枚ずつ分離給送する入
金紙幣分離給送部、82aは入金紙幣分離給送部の一構
成要素である入金紙幣の吸引ドラム、83は入金された
紙幣の真偽判別、損券判定および出金紙幣の金種判別を
行う紙幣鑑別部、84は入金紙幣の真券および出金紙幣
を一時的に一括集積する真券−括集積部、85は入金紙
幣の偽券を一時的に一括集積する偽券−括集積部である
86は千円券を収容する千円券金庫、86aはこの千円
券金庫86に収容した紙幣を1枚ずつ分離給送する吸引
ドラム、87は万円券を収容する万円券金庫、87aは
この万円券金庫87に収容した紙幣を1枚ずつ分離給送
する吸引ドラム、88は入金紙幣のうち出金用に再利用
できない循環リジェクト紙幣を収容する循環リジェクト
券収納庫、89は出金時の金種判定や2枚検知等で不良
と判定された出金リジェクト紙幣を収容する出金リジェ
クト券収納庫、90は1枚に分離された紙幣が高速走行
する紙幣高速走行路、90aは一括集積された紙幣を給
送する紙幣低速走行路である。
91は紙幣投入受取口81の下方にあり、顧客の取り忘
れた紙幣を取り込む取り込み収納庫である。
以上の構成によると、顧客によって紙幣投入受取口81
に一括投入された入金紙幣は、入金紙幣分離給送部82
により1枚ずつ紙幣鑑別部83に分離給送されて真偽判
定される。
偽券と判定された紙幣は、偽券−括集積部85より紙幣
低速走行路90aを通り、紙幣投入受取口81より顧客
に返却される。
真券と判定された紙幣は、真券−括集積部84より偽券
−括集積部85、紙幣低速走行路90aおよび紙幣投入
受取口81を経て再び入金紙幣分離給送部82によって
1枚ずつ紙幣鑑別部83へ分離給送される。
上記紙幣鑑別部83に分離給送された紙幣は、損券判定
や金種判定をされ、千円券金庫86、万円券金庫87.
循環リジェクト券収納庫88へとそれぞれ金種別に収納
されている。
また、出金時は、顧客により図示しない出金取引キーが
押下され、カード挿入、暗証番号入力、及び要求金額、
例えばm万n千円の入力があると、まず万円券の分離吸
引ドラム87aによりm枚の紙幣を分離し、紙幣高速走
行路90により紙幣鑑別部83に送り込み、真券−括集
積部84に集積する。
紙幣鑑別部83の鑑別結果により、走行異常と鑑別され
た紙幣は切り替えブレード92を図示せぬマグネットに
より作動させ、リジェクト金庫89に収納し、再び分離
吸引ドラム87aにより必要枚数分離する。
同様にして千円券も分離し、真券−括集積部84に集積
する。
次に、紙幣低速走行路90aにより真券−括集積部84
に集積した出金紙幣を紙幣投入受取口81に搬送し顧客
に排出する。
ここで、顧客が紙幣受取口81にある紙幣を取り忘れた
時は、紙幣受取口81を図示しないモータにより回転し
て、取り忘れ紙幣を取り込み収納庫91に落下収納して
いた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記構成の従来技術によれば、金種別の
紙幣収納庫の他に、循環リジェクト紙幣を収容する循環
リジェクト券収納庫、出金リジェクト紙幣を収容する出
金リジェクト券収納庫、顧客の取り忘れた紙幣を取り込
む取り込み収納庫の3種のりジエクト紙幣収納庫がそれ
ぞれ独立して配置されている。
したがって、上記3つの収納庫をそれぞれを管理しなけ
ればならないとともに、精査時等には金種別金庫に加え
てこれらを運搬しな(ではならず、保守操作性が悪いと
いう問題がある。
また、循環リジェクト券収納庫と出金リジェクト券収納
庫は金種別収納庫を配置する下部ユニット内にあり、取
り込み収納庫は紙幣受取口との兼ね合いで接客側にある
したがって、上記3つの収納庫にアクセスするためには
、現金自動取引装置の稼働を一旦停止し、現金自動取引
装置から紙幣入出金装置を引き出さなければならず、装
置の運用効率を低下させるという問題があった。
本発明は、以上の問題点に鑑み、各種リジェクト紙幣の
保守管理を一括して行える構成を得て、保守における操
作性を向上させることを目的とする。
本発明は、さらに、現金自動取引装置に紙幣入出金装置
を装着したままで各種リジェクト紙幣の収納庫にアクセ
スできる構成を得て、装置の運用効率を向上させること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、各種リジェクト紙
幣を単一の収納庫に、精査時の混同が無い程度に分類し
て一括して収納するようにする。
さらに、現金自動取引装置の保守面を開放した時に、上
記単一の収納庫が行員の手の届く位置に露出するように
する。
すなわち、本発明は、入金口へ顧客の投入した紙幣を鑑
別手段にて識別して入金取引を行う入金取引機能と、顧
客の指示した金種金額に応じて収納紙幣を放゛出して出
金を行う出金取引機能と、入金取引成立の紙幣のうち出
金に再利用可能なものを循環紙幣として出金用に廻す循
環機能を有する紙幣入出金装置において、入金時の循環
リジェクト紙幣と、出金時の出金リジェクト紙幣を収納
する第1の収納部と、顧客の取り忘れ紙幣を収納する第
2の収納部を一体形成したリジェクトカセットを、機体
の引き出し方向前面に着脱自在に配置したことを特徴と
する。
〔作  用〕
上記構成により本発明は、入金取引時には、入金口へ顧
客の投入した紙幣を鑑別手段にて識別し、入金取引成立
の紙幣のうち出金に再利用可能なものを循環紙幣として
出金用に廻し、損券、出金対象外金種等で出金に再利用
不能なものを循環リジェクト紙幣としてリジェクトカセ
ットの第1の収納部に収納する。
また、出金取引時には、顧客の指示した金種金額に応じ
て収納紙幣を放出するが、放出紙幣のうち貫走5斜行等
で出金に不適当と判定したものは出金リジェクト紙幣と
してリジェクトカセットの第1の収納部に収納する。
さらに、出金取引時に顧客が放出紙幣を取り忘れた場合
は、この取り忘れ紙幣をリジェクトカセットの第2の収
納部に収納する。
そして、第1の収納部もしくは第2の収納部の紙幣の取
り出しや精査が必要となった場合は、現金自動取引装置
の保守面の扉を開放して、装着したままの紙幣入出金装
置の引き出し方向前面よりリジェクトカセットのみを引
き出して保守管理を行うことができる。
〔実 施 例〕
以下図面に従って実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す概略側面図、である。
まず、本実施例を説明するにあたり、本実施例を搭載す
る現金自動取引装置の構成を概略的に説明する。
第2図(a)、 (b)は本実施例の紙幣入出金装置(
以下CCADという)を搭載した現金自動取引装置を接
客面から見た外観斜視図、同図b)は同装置を背面保守
面から見た外観斜視図である。
図において、1は現金自動取引装置、2はCCADであ
る。
3は顧客により挿入されたカードの識別、入金/支払い
取引の内容の印字等の処理を行うカードリーダライタ部
、4は顧客により挿入された通帳の識別、入金/支払い
取引内容の印字等の処理を行う通帳記帳機部、5は入金
/支払い金額や暗証番号を入力する操作キーや金額や操
作案内用のイラストや文字を表示する表示部から構成さ
れる顧客操作部、6は行員が装填、補充2回収等の処理
を行うため、各取引きに応じた項目及びデータを入力す
る操作キー及び前記操作キーからの入力データ及び処理
結果等を表示して、行員操作を誘導する表示部により構
成される内部操作部、7は以上の各装置の動作制御及び
各種演算処理等を行う制御部である。
以上説明した各装置の接続形態をプロ・ンクとして表す
と第3図の通りである。
以下に第1図を参照してCCAD2の構成を説明する。
図において、8はCCAD2の前面上部に設けた接客口
であり、顧客が紙幣を出し入れするためのものである。
第4図(イ)〜(ニ)はこの接客口8の構成をよび動作
を示す概略側面図である。
同図に示す如く、接客口8は紙幣ガイド9と紙幣を一枚
づつ分離する分離機構10より構成される回転体構造と
なっており、接客ロシャツタ11を開き、顧客が紙幣を
投入するのを待っている入金ポジション(イ)、紙幣が
投入された後、接客ロシャッタ11を閉じ一括して投入
された紙幣を一枚づつ分離して装置内に送り込む分離ポ
ジション(ロ)、後述する表裏取り揃え機構12から一
括して紙幣を受けとる受は取りポジション()X)、表
裏取り揃え機構12から一括して紙幣を受けとった後、
接客ロシャッタ11を開き、顧客に一括して紙幣を出金
する出金ポジション(ニ)、の4つのポジションに停止
する。
各ポジションへの移動は図示しないモータにより駆動さ
れる。さらに、図示しないが各ポジションの位置を検出
するために各ポジションに対応して光学系の検出器が設
けられている。
接客口8の左下側には送り込まれた紙幣の真偽。
正損2表裏重走行状態等を鑑別及び検知するために設け
られた鑑別部13が配置されている。
また、接客口8左側には表裏取り揃え機構12が設けら
れ、鑑別部13の鑑別結果で裏面と判定された紙幣の場
合には、切り替えブレード14aを図示していないマグ
ネットを駆動することにより作動して、走行路を切替え
て表裏取り揃え部12に送り込んで表面に揃える機能を
行うよう配置している。
15はCCAD2の後方に配置した一括カセット、16
は同様にCCAD2の後方に配置したりジェクトカセッ
ト(本願請求のところの、装置より着脱自在なリジェク
トカセット)である。
ここで上記−括カセット15について説明する。
第5図(a)、 (b)は−括カセット15の構成及び
動作を示す概略側面図であり、(a)は紙幣補充時、(
b)は紙幣回収時の状態を示す。
17は一括カセット15の上部を割り当てて補充紙幣も
しくは回収紙幣を収納する補充・回収紙幣収納部であり
、18は紙幣補充時に補充用の紙幣を堆積収納するステ
ージ、19は紙幣回収時に回収紙幣を堆積収納する仕切
り板である。
前記ステージ18は第5図(b)に示すE、F、G。
H,Iの五つのポジションに図示しないモータにより上
下移動する。なお、図示しないが、上記五つのポジショ
ンを検出するために光学系の検出手段が配設しである。
20は回収紙幣をクランプするクランプレバであり、該
クランプレバ20はA、B、C,Dの四つのポジション
に図示しないモータにより回転上下動する。なお、図示
しないが、上記四つのポジションを検出するために光学
系の検出手段が配設しである。
なお上記ステージ18とクランプレバ20の詳細な動作
の説明は後述する。
21は紙幣回収時に仕切り板19.Eに紙幣を送出する
回収紙幣集積部である。
22は一括カセット15上部に内蔵設置され、紙幣補充
時に前記ステージ18上に乗せられた紙幣を上側から一
枚づつ取り出す補充紙幣分離機構である。
23は補充及び装填処理時に前記補充紙幣分離機構22
から繰り出された紙幣のうち鑑別部13により重速又は
斜行していると識別した補充リジェクト紙幣を収納する
第1種リジェクト紙幣収納部、24は該第1種リジェク
ト紙幣収納部23へ上記補充リジェクト紙幣を送出する
第1種リジェクト紙幣集積部である。
25aは補充・回収紙幣収納部17のエンド検知器、2
5bはニアエンド検知器、25cはフル検知器、26は
第1種リジェクト紙幣収納部23のフル検知器であり、
これら各検知器はおのおの一対の受発光素子より構成す
る。
第1図に戻り、リジェクトカセット16は、顧客の取り
忘れ紙幣を収納する第2種リジェクト紙幣収納部27(
本願請求のところの、第2の収納部)と入金処理時に鑑
別部13で入金可能だが出金用として再利用不能と判定
した循環リジェクト紙幣と出金処理時に鑑別部13で出
金不能と判定した出金リジェクト紙幣を収納する第3種
リジェクト紙幣収納部28(本願請求のところの、第1
の収納部)を有する。
29は前記第2種リジェクト紙幣収納部27へ取り忘れ
紙幣を送出する第2種リジェクト紙幣集積部、30は前
記第3種リジェクト紙幣収納部28へ循環リジェクト紙
幣及び出金リジェクト紙幣を送出する第3種リジェクト
紙幣集積部である。
31は第2種リジェクト紙幣収納部27のフル検知器、
32は第3種リジェクト紙幣収納部28のフル検知器で
あり、これら各検知器はそれぞれ一対の受発光素子より
なる光学検知器であり、各収納部内の紙幣収納量を管理
する手段としている。
33.34.35は出金用紙幣を堆積収納する金種別カ
セットであり、該金種別カセット33゜34.35はC
CAD2の下側に配置しである。
なお、本実施例では33を千円券カセット、34及び3
5を万円券カセットとしている。
36.37.38は該金種別カセット33.34゜35
内のステージであり、図示せぬ移動手段により上昇下降
移動して堆積した紙幣の最上部の位置を制御する。
53は前記金種別カセット33,34.35の上部に配
置した入出金ユニットであり、該入出金ユニット53は
、金種別カセット33,34.35へ取り込み紙幣を金
種別に送出する金種別紙幣集積部39,40.41と、
取り込み紙幣を収納前に金種別に一時保留する金種別紙
幣−時保留板42.43.44と、前記ステージ36,
37゜38もしくは金種別紙幣−時保留板42.43゜
44上の紙幣を最上部より分離して取り出す金種別紙幣
分離機構45.46.47を有する。
また、前記金種別紙幣−時保留板42,43゜44は図
示しないモータにより矢印J方向に退避可能である。
48a、49a、50aは上記金種別カセット33.3
4.35のエンド検知器、48b、49b。
50bはニアエンド検知器、48c、49c、50cは
フル検知器であり、これら各検知器はそれぞれ一対の受
発光素子よりなる光学検知器であり、各カセット内のス
テージの位置を検出することで紙幣層を管理する手段と
している。
51は紙幣を搬送する走行路、14a〜14jは紙幣の
搬送方向を切り替える切り替えブレードである。
CCAD2の後面には扉52が付いており、これを開く
ことによりCCAD2を引き出すことなく、−括カセッ
ト15が抜き取れるよう配置されている。又、CCAD
2を引き出すことにより、各金種カセット33,34.
35を抜き取れるように配置されている。
また、リジェクトカセット16はCCAl;)2を現金
自動取引装置1より引き出すことも扉52を開くことな
く、抜き取れるように配置されている。
−括カセット15.リジェクトカセット16及び各金種
カセット33,34.35には共通の錠が付いており、
監査キーを使用することによりカセットの扉を開き、紙
幣の装填及び抜き取り操作を行うことができる。
なお、CCAD2には紙幣を分離、集積、搬送するため
の動力源として、それぞれ独立した図示しないモータを
実装し、動力伝達機構を配置している。
以上の構成の本実施例の作用を以下に説明する。
第6図〜第9図は本実施例の作用を示す概略側面図であ
り、第6図は入金取引時、第7図は出金取引時、第8図
は補充動作時、第9図は回収動作時を示す。
く入金取引〉 顧客により入金取引キーが押下され、カードをカード挿
入口または通帳を通帳挿入口に挿入すると、装置とセン
タとの間で交信が行われ、問題がないことが確認される
と、制御部7はCCAD2に入金処理開始のコマンドを
送信する。
CCAD2は入金処理開始のコマンドを受信すると、内
部状態を入金モードに切替えて、顧客が紙幣をセットす
るのを待つ。
顧客が紙幣をセットしたことを検知すると、接客ロシャ
ッタ11を閉じ、制御部7から定期的に送信している状
態センスコマンドに対して入金口紙幣セット有りの情報
を付加して応答電文(以下レスポンスという)を返送す
る。
次に制御部7は、入金計数コマンドを送信し、入出金口
にセットされた紙幣の計数を指示する。
以下、CCAD2の処理手順を第6図に基づいて説明す
る。
第6図のように接客口8に紙幣がセットされた後接客ロ
シャッタ11を閉じ、接客口8は図示していないモータ
により第4図(ロ)のように分離ポジションとなる。そ
して、セットされた紙幣を一枚づつ分離機構10により
装置内部に取り込み、走行路により鑑別部13に送り込
む。鑑別部13では搬送されて来た紙幣を順次真偽鑑別
、正損判別及び走行状態を検知して後方へ送る。
前記鑑別部13で偽券、搬送異常券と判定したものは、
表裏取り揃え機構12に搬送し、−枚づつ集積する。接
客口8を図示しないモータにより第4図の受取りポジシ
ョンにし、表裏取り揃え機構12に集積された紙幣を接
客口8に送り込む。
この接客口8に送り込まれた紙幣はいわゆる入金リジェ
クト紙幣である。
鑑別部13で真券と判定した入金紙幣は、切り替えブレ
ード14cを作動させて入出金ユニット53へ送り込む
ここで千円券の正券は切り替えブレード14hを作動し
て金種別紙幣集積部39に送り込み、金種別紙幣−時保
留板42上に集積し、同様に万円券の正券は、切り替え
ブレード14iを作動して金種別紙幣集積部40に送り
込み、金種別紙幣−時保留板43上に集積する。
損券もしくは循環対象外金種の五千券と判定した紙幣は
出金用に再利用出来ないので、循環リジェクト紙幣とし
て切り替えブレード14jを作動して金種別紙幣集積部
41に送り込み、金種別紙幣−時保留板44上に集積す
る。
以上の動作によって、接客口8に顧客がセットした紙幣
の入金計数処理が完了するとCCAD2は制御部7に対
して入金計数終了のレスポンスを返送し、そのデータと
して、各金種別に計数した枚数を還流紙幣と還流対象外
紙幣とに分けて付加する。制御部7はこのデータを受け
て金種別の金額と合計の金額を演算し、図示しないCR
Tに表示するとともにこのデータを入金計数としてカウ
ントし、記憶しておく。
顧客が図示しないCRTに表示された金額を確認し、図
示しない確認ボタンを押下すると、CCAD2は前記コ
マンドを受信して、先ず入出金ユニット53の金種別紙
幣−時保留板42.43を矢印J方向に退避して集積し
ていた入金紙幣を金種別力七ッI−3’3.34にそれ
ぞれ収納する。
次に、金種別紙幣分離機構47を駆動して金種別紙幣−
時保留板44上に集積した還流リジェクト紙幣を一枚づ
つ分離して鑑別部13に送り込み、切り替えブレード1
4c、14gを作動して、リジェクトカセット7の第3
種リジェクト紙幣集積部30に送り込み、第3種リジェ
クト紙幣収納部28に集積する。
以上で入金取引の処理が終了する。
〈出金取引〉 顧客により出金取引キーが押下され、カードをカード挿
入口に挿入し、暗証番号を入力する。
制御部7はCCAD2に出金処理開始のコマンドを送信
する。
CCAD2は出金処理開始のコマンドを受信すると内部
状態を出金モードに切替えて、放出する紙幣の金種と枚
数の指示を待つ。
顧客により例えばm万n千の金額が入力された場合、ま
ず、金種別カセット34.35のエンド検知器49c、
50cと金種別カセット33のエンド検知器48cがエ
ンドを検知していないかどうか判定する。どちらか一方
でもエンド検知している場合は出金不可の情報を付加し
て、レスポンスを返送する。
エンド検知をしていない場合、出金計数の指示が万円券
m枚千円券n枚とすると、金種別紙幣分離機構46また
は金種別紙幣分離機構47を作動して金種別カセット3
4または35より万円券をm枚繰り出す。繰り出された
紙幣は第7図の矢印通り搬送路51を経て鑑別部13に
送り込む。鑑別部13では指定通りの紙幣かどうか表裏
、正損を鑑別し、指定通りであれば切え替ゲート14c
を作動させ、表裏取り揃え機構12に送り込み、鑑別部
130表裏判定結果により切り替えブレード14aを作
動させ、−枚づつ表裏を取り揃え、表裏取り揃え機構1
2に集積する。
なお、鑑別部13で搬送異常券と鑑別した紙幣は、出金
リジェクト紙幣として切り替えブレード14c、14g
を作動させてリジェクトカセット7の第3種リジェクト
紙幣集積部3oに送り、第3種リジェクト紙幣収納部2
8に集積する。
このようにして、必要枚数が表裏取り揃え機構12に集
積するまで、万円券の繰り出し、鑑別及び集積を繰り返
す。
万円券の繰り出しが終了すると次は、金種別カセット3
3から千円券n枚の繰り出しを同様に行う。
指定枚数が表裏取り揃え機構12に集積したら、接客口
8を図示していないモータにより受取りポジションにし
、表裏取り揃え機構12に集積した出金紙幣を接客口8
に送り込む。。
接客口8を図示しないモータにより出金ポジションにし
、接客ロシャッタ11を開き顧客に紙幣を渡し、接客ロ
シャッタ11を閉じる。
制御部7からの指示枚数の出金が完了すると、完了のレ
スポンスを返送し、そのデータとして放出金種とその枚
数を付加する。制御部7ばこれを受信して、出金枚数と
してカウントし記憶しておく。
以上で出金取引きの処理が終了する。
なお、接客口8の紙幣を顧客が取り忘れた場合は、分離
機構10によりこの取り忘れ紙幣を再分離して搬送路5
1に一枚ずつ送り込み、切替えブレード14c、14d
、14gを作動させてリジェクトカセット7の第2種リ
ジェクト紙幣集積部29に送り込み、第2種リジェクト
紙幣収納部28に集積する。
〈補  充〉 行員が内部操作部6の操作キーにより補充キーを押下す
ると、制御部7はこの入力を受けて、CCAD2に対し
て補充動作開始をI旨示するコマンドを送信する。
CCAD2は、補充動作開始のコマンドを受信すると内
部状態を補充モードに切替えて、補充・回収紙幣収納部
17のエンド検知器25aがエンド検知していないこと
、すなわち補充するべき紙幣があらかじめセットされて
いることを確認する。
エンド検知していた場合は動作不可の情報を付加してレ
スポンスを返送し、この処理は中止される。エンド検知
していないことを確認すると補充動作を開始する。
以下、CCAD2の動作を第8図に基づいて説明する。
補充紙幣分離機構22を作動して、ステージ1日にセッ
トされている紙幣を上側から順に一枚づつ繰り出し第8
図の矢印の通り搬送し、鑑別部13に送り込む。鑑別部
13では送り込まれて来た紙幣を順次真偽鑑別、正損判
別、走行状態を検知して後方へ送られる。
千円券の正券で出金用として装填できる紙幣の場合には
、切り替えブレード14hを作動して金種別紙幣集積部
39に送り込み、金種別カセット33のステージ36に
直接集積する。
万円券の正券で出金用として装填できる紙幣の場合には
、切り替えブレード14iまたは14jを作動して金種
別紙幣集積部4oまたは41に送り込み金種別カセット
34または35のステージ37または38に直接集積す
る。
この動作はステージ18にセットされている紙幣がなく
なってエンド検知器25aの検知があるまで繰り返され
るが、途中ステージ36,37゜38のいずれか一つの
集積枚数が保留許容値(例えば100枚)に達した場合
には、補充紙幣分離機構22の動作を中断し、保留許容
値に達したカセットのステージを図示していないモータ
により保留許容値相当分下げる。ステージが下がった時
点で補充紙幣分離機構22を再び作動させて、補充動作
を繰り返す。
ステージ18上の紙幣がなくなりエンド検知器25aが
エンド検知すると、補充紙幣分離機構22は停止し、最
後の紙幣が金種別カセットのステージに到着すると搬送
路による搬送動作も停止する。
最後に、金種別カセット33,34.35のステージ3
6,37.38が一斉に下がり、ステージ36,37.
38上に集積された紙幣は金種別カセット33,34.
35に収納されて補充動作は終了する。
なお、前記鑑別部13により出金不可能界と鑑別した紙
幣は切り替えブレード14e、14fを作動させ、第1
種リジェクト紙幣集積部24へ送り込み第1種リジェク
ト紙幣収納部23に集積する。
また補充動作中に金種別カセット34.35のフル検知
器49c、50cもしくは金種別カセット33のフル検
知器48cがフルを検知した場合は、切り替えブレード
14eを作動させ回収紙幣集積部21に送り込み仕切り
板19に集積させる。
そして、エンド検知器25aがエンドを検知すると補充
紙幣分離機構22を停止し、搬送路61による搬送動作
も停止する。
CCAD2は補充終了のレスポンスを制御部7に返送し
、そのデータとして各金種別に装填した計数枚数を付加
する。
以上で補充動作の処理が終了する。
ここで前記の金種別カセット33,34.35がフルと
なった場合の動作を第5図を参照しながら説明する。
先ず第8図において金種別力セラ)33.34゜35の
フル検知器48c、49c、50cがフルを検知した場
合、切り替えブレード14eを作動して補充紙幣分離機
構22で一枚づつ分離された紙幣を回収紙幣集積部21
に送り込み、仕切り板19上に集積する。
このとき、鑑別部13は仕切り板■9への集積紙幣をカ
ウントし、集積許容値(例えば100枚)に達した時点
で補充紙幣分離機構22を一度停止する。
次に、クランプレバ20は図示しないモータによりAの
ポジションからBのポジションまで回転動作を行い、仕
切り板19上に集積した上記紙幣をクランプする。
次に図示しないモータでクランプレバ20をBのポジシ
ョンからCのポジションまで移動して紙幣を持ち上げる
。これにより仕切り仮19上に再び紙幣の送り込みがで
きるようになる。
そして停止している補充紙幣分離機構22を再び駆動し
て、再び集積許容値まで仕切り板19上に集積を続ける
。集積許容値に達すると補充紙幣分離機構22を停止し
、Cのポジションにあるクランプレバを図示しないモー
タにより回転動作させDのポジションにすることにより
、先にクランプし持ち上げた紙幣を次に仕切り板19上
に集積した紙幣のトに落とす。
続いて、図示しないモータによ/)Dのポジションにあ
るクランプレバ20をAのポジションにもどし、さらに
AのポジションからBのポジションまで回転動作を行い
、仕切り板19上に集積した上記紙幣をクランプする。
次に図示しないモータでクランプレバ20を再びBのポ
ジションからCのポジションまで移動して紙幣を持ち上
げる。
そして停止している補充紙幣分離機構22を再び駆動す
る。
以上の動作を補充・回収紙幣収納部17のエンド検知器
25aがエンドを検知するまで繰り返す。
エンド検知器25aがエンドを検知すると補充紙幣分離
機構22を停止し、クランプレバ2゜は図示しないモー
タによりCのポジションへ紙幣をクランプして持ち上げ
、ステージ18は図示しないモータにより、Eのポジシ
ョンからFのポジションまで回転動作をし、続いて図示
しないモータによりFのポジションからGのポジション
まで降りる。
次に、図示しないモータによりGのポジションからHの
ポジションまで回転動作を行う。ここでクランプレバ2
0は図示しないモータによりCのポジションからDのポ
ジションへ回転動作を行いクランプしてもち上げた紙幣
はステージ1日上に乗る。
そして、図示しないモータによりステージ18はHのポ
ジションから■のポジション(ホームポジション)まで
紙幣を持ち上げる。以上の動作により補充・回収紙幣収
納部17内の紙幣は鑑別部13を通り、再び補充・回収
紙幣収納部17内に収納することができる。
なお前述した如く、クランプレバ20及びステージ1日
にはそれぞれのポジションに対応して図示しない検知器
が設けられている。
〈装  填〉 行員が業務開始に先だって補充・回収紙幣収納部17の
ステージ18に一括して元方よりセットして来た紙幣を
収納し、内部操作部6の操作キーにより装填キーを押下
すると、制御部7はこの入力を受けてCCAD2に対し
て装填動作開始を指示するコマンドを送信する。
CCAD2は装填動作開始のコマンドを受信すると、内
部状態を補充モードと同様に切り替えて、補充動作と同
様の装填動作を行う。
〈回  収〉 行員により内部操作部6の操作キーにより回収キーを押
下すると、制御部7はこの入力を受けてCCAD2に対
して回収動作開始を指示するコマンドを送信する。
CCAD2は回収動作開始のコマンドを受信すると内部
状態を回収モードに切替えて各金種別カセット33,3
4.35のすべてがエンド検知していないこと、すなわ
ち回収するべき紙幣が金種別カセット33.34.35
のいずれかに存在することを確認する。
金種別カセット33.34.35の全てがエンド検知し
ていた場合には、動作不可の情報を付加して、レスポン
スを返送し、この処理は中止される。
いずれか一つの金種別カセットでもエンドを検知してい
ないことを確認すると、回収動作を開始する。
以下、CCAD2の動作を第9図に基づいて説明する。
先ず、金種別紙幣分離機構47を作動して、金種別カセ
ット35に収納されている紙幣を上側から順に一枚づつ
繰り出し、第9図の矢印の通り走行路を経て鑑別部13
に送り込む。
鑑別部13では送り込まれた来た紙幣を順次、真偽鑑別
及び走行状態検知して後方へ送り込む。
鑑別部13の鑑別結果、1走もしくは斜行等を検知され
た紙幣は、切り替えブレード14eを作動させリジェク
トカセット7に送り込む。
鑑別結果正常な紙幣は回収紙幣集積部21に送り込み、
仕切り板19の上に順次集積される。
この動作は金種別カセット35にセットされた紙幣がな
くなるまで繰り返されるが、途中仕切り板19の集積枚
数が集積許容値(例えば100枚)に達した場合には、
金種別紙幣分離機構47の動作を中断し、補充動作時に
説明した第5図の動作を行う。
金種別カセット35のエンド検知器50aがエンドを検
知すると、次は金種別カセット34から収納紙幣を繰り
出す。
鑑別部13の鑑別結果、1走や斜行等の場合、切り替え
ブレード14eを作動させてリジェクトカセット7に送
り込む。鑑別結果正常な紙幣は回収紙幣集積部21に送
り込み、仕切り板19の上に順次集積される。
金種別カセット34がエンド検知すると次は金種別カセ
ット33から収納紙幣を繰り出す。
かくして、各金種別カセット35,34.33の紙幣を
万円券、もう一つの万円券、千円券の順に補充・回収紙
幣収納部17の仕切り板19上に計数しながら集積する
上述した回収動作中は常時鑑別部13で補充・回収紙幣
収納部17への送り込み紙幣をカウントし、収納許容量
に達すると、回収動作は中断し、その情報を制御部7に
返送する。制御部7はこれを図示しない表示部に「−括
カセットフル」を表示して、−括カセットに収納された
紙幣の回収を指示する。
ここで、補充・回収紙幣収納部17の回収紙幣の収納許
容量は、ステージ18上の堆積紙幣の量によって異なる
。そこで、紙幣回収処理に先立って、図示せぬ検出手段
によりステージ18の高さを検出してこれにより制御部
7の演算手段によりステージ18上の堆積紙幣の量を求
め、さらに補充・回収紙幣収納部17の収納量よりこれ
を差し引いて回収紙幣の収納許容量を求めておく。
補充・回収紙幣収納部17がフルになると、行員は、C
CAD2の後面にある扉52を開き、括カセット15を
抜き取り監査キーを用いて、括カセット扉を開き補充・
回収紙幣収納部17内の紙幣を全て取り出す。
一括カセット扉を閉じて、前記と逆操作により一括カセ
ット15をセットし扉52を閉しると回収動作が再び行
われる。
以上のようにして金種別カセット35,34゜33の全
てがエンド検知をするまで回収動作を行い、最後の紙幣
が補充・回収紙幣収納部17に到着すると搬送路51に
よる搬送動作も停止、回収動作が終了する。
以上の処理を終了したCCAD2は回収終了のレスポン
スを返送し、そのデータとして各金種別に回収した計数
枚数を付加する。これを受けて制御部7は回収枚数とし
てカウントし記憶しておく。
以上で回収動作の処理を終了する。
以上説明したそれぞれの処理は、実際の運用では次の処
理手順で行われる。
業務開始に先だって一括カセット15の補充・回収紙幣
収納部17に一括して元方よりセットして来た紙幣を装
填処理を行うことにより、各金種別カセットに装填する
業務に入ってからは入金取引き、出金取引き等を随時行
い、金種別カセットがニアエンド又はエンドとなった場
合には、−括カセット15をCCAD2より取り出し、
不足紙幣を一括カセット15にセットし、−括カセット
15をCCAD2にセットし補充処理によりり出金取引
き業務の続行を可能にする。
一括カセット15をCCAD2から取り出しても、入金
/出金取引きは可能であり運用が停止する必要はない。
また、リジェクトカセット16の第2種リジェクト紙幣
収納部27と第3種リジェクト紙幣収納部28とのフル
検知器31.32がフルを検知した場合、リジェクトカ
セット16をCCAD2の引き出し方向に対して前面に
配置しであるため、CCAD2を現金自動取引装置1か
ら引き出すことなく入金/出金取引の合間に容易に空の
リジェクトカセット16と交換することができる。
このように、リジェクトカセット7の交換を入金/出金
取引の合間に行えば、現金自動取引装置1の稼働を停止
する必要は無くなる。
〔発明の効果] 以上詳細に説明した如く、本発明によれば、入金口へ顧
客の投入した紙幣を鑑別手段にて識別して入金取引を行
う入金取引機能と、顧客の指示した金種金額に応じて収
納紙幣を放出して出金を行う出金取引機能と、入金取引
成立の紙幣のうち出金に再利用可能なものを循環紙幣と
して出金用に廻す循環機能を有する紙幣入出金装置にお
いて、入金時の循環リジェクト紙幣と、出金時の出金リ
ジェクト紙幣を収納する第1の収納部と、顧客の取り忘
れ紙幣を収納する第2の収納部を一体形成したリジェク
トカセットを設けたので、各種リジェクト紙幣を単一の
収納庫に、精査時の混同が無い程度に分類して一括して
収納することができる。
これにより、各種リジェクト紙幣の保守管理を一括して
行うことが可能となり、保守における操作性が向上する
という効果がある。
さらに、本発明によれば、前記リジェクトカセットを機
体の引き出し方向前面に着脱自在に配置したので、現金
自動取引装置の保守面を開放した時に、上記単一の収納
庫が行員の手の届く位置に露出するようなる。
これにより、現金自動取引装置に紙幣入出金装置を装着
したままで各種リジェクト紙幣の収納庫にアクセスする
ことが可能となり、各種リジェクト紙幣の保守作業にお
いて装置の稼働停止時間は大幅に短縮され、装置の運用
効率が著しく向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略側面図、第2図(
a)、纏)は同実施例の紙幣入出金装置を搭載した現金
自動取引装置の外観斜視図、第3図は同現金自動取引装
置の制御系を示すブロック図、第4図(イ)〜(ニ)は
同実施例における接客口の構成をよび動作を示す概略側
面図、第5図(a)、 (b)は同実施例における一括
カセットの構成及び動作を示す概略側面図、第6図、第
7図、第8図、第9図は本実施例の作用を示す概略側面
図、第10図は従来例の概略側面図である。 16・・・リジェクトカセット 27・・・第2種リジェクト紙幣収納部28・・・第3
種リジェクト紙幣収納部特許出願人 株式会社沖情報シ
ステムズ沖電気工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、入金口へ顧客の投入した紙幣を鑑別手段にて識別し
    て入金取引を行う入金取引機能と、顧客の指示した金種
    金額に応じて収納紙幣を放出して出金を行う出金取引機
    能と、入金取引成立の紙幣のうち出金に再利用可能なも
    のを循環紙幣として出金用に廻す循環機能を有する紙幣
    入出金装置において、 入金時の循環リジェクト紙幣と、出金時の出金リジェク
    ト紙幣を収納する第1の収納部と、顧客の取り忘れ紙幣
    を収納する第2の収納部を一体形成したリジェクトカセ
    ットを、機体の引き出し方向前面に着脱自在に配置した
    ことを特徴とする紙幣入出金装置。
JP1098683A 1989-04-20 1989-04-20 紙幣入出金装置 Expired - Lifetime JPH0673150B2 (ja)

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