JPH02277307A - ディジタル信号のレベル処理装置 - Google Patents

ディジタル信号のレベル処理装置

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JPH02277307A
JPH02277307A JP1098126A JP9812689A JPH02277307A JP H02277307 A JPH02277307 A JP H02277307A JP 1098126 A JP1098126 A JP 1098126A JP 9812689 A JP9812689 A JP 9812689A JP H02277307 A JPH02277307 A JP H02277307A
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multiplier
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Yoshiaki Tanaka
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えばPCMオーディオ信号等のテイジタルオ
ーディオ信号をリミッタ処理、あるいはコンプレッサ処
理する場合に用いて好適なディジタル信号のレベル処理
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来オーディオ信号はアナログ的に記録再生されていた
が、近年コンパクトディスク、8ミリVTR,R−DA
Tといった装置が普及し、これらの装置においてはオー
ディオ信号がディジタル的に記録再生されるので、より
高品質の音を楽しむことができるようになってきた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながらこれらの装置においても、オーディオ信号
を例えばリミッタ処理したり、コンプレッサ処理する場
合、これをアナログ的に行っていた。従って信号が劣化
し、ディジタル的に信号を記録再生するといった本来の
機能が損なわれる欠点があった。また信号を異なる特性
に処理する場合、多数のフィルタが必要になるばかりで
なく、特性の設定や切り換えをプログラムで制御すると
き、プログラムも複数用意しなければならず、装置が複
雑かつ高価になる欠点がある。さらにフィルタの切り換
えに比較的長い時間を要するため、音切れが発生するこ
とがあった。
本発明は斯かる状況に鑑みなされたもので、同一のプロ
グラムで特性の設定や変更を確実かつ迅速に行うことが
できるようにし、音切れの発生を防止するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のディジタル信号のレベル処理装置は、入力信号
のレベルを処理するときに用いる複数のパラメータを記
憶するメモリ手段と、メモリ手段に記憶されたパラメー
タに対応して入力信号を演算する演算手段と、入力ポー
トを有し、パラメータを一時的に記憶するバッファ手段
と、メモリ手段に記憶されているパラメータの変更が指
令されたとき、入力信号の次の1サンプリング期間内に
バッファ手段に記憶されているパラメータをメモリ手段
に転送させるとともに、演算手段にも出力させる制御手
段と、入力ポートを介して所定のパラメータを記憶させ
、かつ制御手段にパラメータの変更を指令する切換手段
とを備える。
〔作用〕
例えば初期設定時にパラメータがバッファ手段からメモ
リ手段に転送、記憶され、以後メモリ手段から読み出さ
れたパラメータが乗算器等の演算手段に出力される。
一方特性の変更時においては、バッファ手段のパラメー
タがメモリ手段に転送されると同時に、演算手段にも出
力される。
従って初期設定時と同一のプログラムでパラメータの更
新を行うことが可能になる。
〔実施例〕
第2図は本発明のディジタル信号のレベル処理装置を応
用したオーディオ信号のレベル処理装置のブロック図で
ある。
端子11より入力されたディジタル信号は受信部12に
おいて例えばNRZ信号に復調される。
所謂セルフクロック方式の場合、受信部12は受信デー
タからクロック成分を抽出し、PLL回路13に供給す
る。PLL回路13はこの入力されたクロックに同期し
て連続するクロックパルスを生成し、受信部12に供給
する。PLL回路13はこのクロックパルスに同期して
復調を行い、復調したデータをディジタルシグナルプロ
セッサ(DSP)14L□、14R1,14L2.14
R2の各入力端子a1に供給する(この実施例の場合他
の入力端子a2は使用されていない)。DSP14L□
は左右ステレオ信号のうち左チャンネルのオーディオ信
号を、DSP14R,は右チャンネルのオーディオ信号
を、各々遅延処理し、端子Cより出力する。
DSP14L、と14R1の出力端子Cより出力された
データは、DSP14R2と14L2の入力端子a2に
各々供給される。DSP14L2と14R2は、各々左
右チャンネルの信号をリミッタ処理又はコンプレッサ処
理して出力端子Cより出力する。これらのDSP14L
2.14R2より出力されたデータは送信部20に入力
され、再び伝送に適した所定のフォーマットに変調(例
えばバイフェイズ変調)され、端子21より図示せぬ回
路(例えばディジタルアンプ)にシリアルに出力される
受信部12はDSP14L□乃至14R2と送信部20
に、処理に必要なシステムクロックXCLK、同期信号
5YNC等を供給する。
操作部15は複数の押釦スイッチ(図示せず)を有して
おり、所望のイコライザ特性やリミッタ特性、あるいは
コンプレッサ特性を得るために操作される。CPU17
はこの操作に対応した表示をCRT、ランプ、LED等
よりなる表示部16に表示させるとともに、ROM18
から所定のプログラムを読み出し、指定された特性を実
現させるべくDSP14L1乃至14R2に種々の制御
信号を出力し、そ九らを制御する。このときRAMl9
に必要なデータが記憶され、また読み出される。
第3図はCPU]、7の動作を表わすフローチャートで
ある。同図(a)に示すように、スタートすると先ずC
PU17が初期設定され(ステップ101)、次いでD
SP14L1乃至14R2が初期設定される(ステップ
102)。次に操作部15における複数の押釦スイッチ
の操作状態が判定され(ステップ103)、オフのとき
一定時間待機する状態が繰り返される(ステップ104
)。
押釦スイッチがオンされているとき、その押釦スイッチ
による設定値が読み込まれる(ステップ105)。次い
でROM18に予め記憶されているパラメータ(信号処
理に用いる)のうち、押釦スイッチの操作に対応するも
のが選択され、それが順次DSP1.4L1乃至14R
2に内蔵されているパラメータメモリ79(後述する第
7図参照)にアドレス情報とともに書き込まれる(ステ
ップ106.107.108)。続いてCPUI 7は
切換信号ADを発生しくステップ109)、さらに表示
部16にデータを送出する(ステップ11O)。
第3図(b)は割込みルーチンを表わしている。
割込みが発生するとCPUI 7はパルスC5dを発生
しくステップ201)、メインルーチンに戻る。
このパルスがCPU17から受信部12に所定の時間間
隔毎に送出される。
なお、DSP14L1乃至14R2内のパラメタメモリ
37が256バイトであると、それを指定するアドレス
情報は1バイ1〜であり、またパラメータは3バイトで
構成されているものとすると、CPU17はステップ1
06で1回(8ピツ1〜バス)のライトアクセスを行い
、ステップ106でMSB側のデータからLSB側のデ
ータまで3回の連続ライトアクセスを行う。
第4図はDSP14L□(又は1.4R1)及び14r
−z(又は14 R2)において実行される遅延処理及
びリミッタ処理又はコンプレッサ処理の機能ブロック図
である。
この実施例の場合、前段のD S P 14− L□(
14R1)が遅延回路81として、また後段のDSPI
4− L、(14,R2)が整流平滑回路82、ループ
フィルタ83、処理部84、オーバーフロー検出回路(
○VF)85からなる処理回路として、各々動作する。
整流平滑回路82は例えば第5図に示すように、絶対値
回路121と、2つの入力のうち人きい方を選択するス
イッチ122,123,124と、入力された信号に所
定の係数Cc (0< Cc < 1 )を乗算する乗
算器125.126.127と、1サンプリング期間だ
けデータを遅延する遅延回路(Ts)128.129.
130と、入力された信号に所定の係数(1−Cc)を
乗算する乗算器131.132と、加算回路133.1
34により構成される。
絶対値回路121は入力信号xinの絶対値を検出し、
出力する。検出された絶対値レベルはスイッチ122の
一方の入力端子に供給される。スイッチ122の他方の
入力端子には、スイッチ122により選択され、遅延回
路128により1サンプリング期間だけ遅延されたデー
タが、乗算器125により係数ccだけ乗算されて入力
されている。スイッチ122は2つの入力のうち大きい
方を選択し、出力する。この選択出力が遅延回路128
と乗算器125を介して再びスイッチ122の他方の入
力端子に供給されるとともに、乗算器131により係数
(1−Cc)が乗算された後、加算回路133に入力さ
れる。
加算回路133にはまた、スイッチ123の出力が遅延
回路129と乗算器126を介して入力されている。
加算回路133は2つの入力を加算してスイッチ12:
3の一方の入力端子に供給する。スイッチ123の他方
の入力端子には絶対値回路121の出力が供給されてい
る。スイッチ123は2つの入力のうち大きい方を選択
、出力する。
スイッチ123の出力は遅延回路129と乗算器126
を介して再び加算回路133に供給されるとともに、乗
算器132を介して加算回路134に入力される。加算
回路134にはまた、スイッチ124の出力が遅延回路
130と乗算器127を介して入力されている。加算回
路134は2つの入力を加算してスイッチ124の一方
の入力端子に供給する。スイッチ124の他方の入力端
子には絶対値回路121の出力が供給されており、スイ
ッチ124は2つの入力のうち大きい方を選択し、出力
する。
このようにスイッチ(122,123,124)、遅延
回路(128,129,130)及び乗算器(125,
126,127)からなる回路が3段に縦続接続されて
、整流平滑回路が構成されている。
原理的には1段でもよいが、1段では後述するリリース
時間を充分確保することが困難である。
ループフィルタ83は、例えば第6図に示すように、デ
ータを1サンプリング期間だけ遅延させる遅延回路(T
s)91乃至96と、入力されたデータに所定の係数B
(0)、B(1)、B(2)、B1(0)、Bl(1)
、Bl(2)を各々乗算して出力する乗算器101乃至
106と、入力されたデータに、所定の係数A(1)、
A(2)、At(1)、Al(2)を各々乗算して出力
する乗算器107乃至110と、入力されたデータを加
算する加算回路111,112とよりなるIIRフィル
タにより構成される。
入力されたデータは乗算器101を介して、また遅延回
路91と乗算器102を介して、さらに遅延回路91.
92と乗算器103を介して、各々加算回路111に入
力される。加算回路111にはまた、その出力が遅延回
路93と乗算器107を介して、さらに遅延回路93.
94と乗算器108を介して、各々入力されている。加
算回路111はこれらの入力を加算して出力する。
加算回路111の出力データは、乗算器104を介して
、また遅延回路93と乗算器105を介して、さらに遅
延回路93.94と乗算器106を介して、各々加算回
路112に入力される。加算回路112にはまた、その
出力が遅延回路95と乗算器109を介して、さらに遅
延回路95.96と乗算器110を介して、各々入力さ
れている。加算回路112はこれらの入力を加算して出
力する。このようにループフィルタ83は2段のステー
ジにより構成されている。
さらに処理部84は例えば第7図に示すように構成され
る。
遅延回路81の出力は入力端子51に、ループフィルタ
83の出力は入力端子61に、各々供給される。
入力端子51に入力された入力信号(ディジタルデータ
)は、アッテネータ(ATT)52により所定レベルだ
け減衰された後、加減算回路53に入力される。また極
性判別回路(SIGN)56は入力端子51から入力さ
れる信号の極性(正負)を判別し、その極性が正のとき
スイッチ57を図中右側に、負のとき左側に、各々切り
換える。
入力端子61に入力された信号は、入力信号を整流平滑
した信号であるので、入力信号のレベルLinを表わし
ている。
このレベルLinがコンパレータ62及び63において
基準レベルL1□及びL L!’(L 11 < L□
2)と各々比較される。レベルLinが基準レベルL□
1より小さいとき、コンパレータ62は係数回路71を
動作状態にし、乗算器68の係数を値ka(=o)に設
定させる。これにより加減算回路53は、アッテネータ
52により所定レベルだけ減衰された入力信号をそのま
ま出力する。その結果加減算回路53の出力特性は第8
図(、)における領域β(線形領域)となる。
レベルLinが基準レベル孔工、より大きく、基準レベ
ルL1□より小さいとき(L11≦Lin≦L□2)、
コンパレータ62の出力により基準レベル発生回路64
、係数回路58.69が動作状態にされる。
これにより減算回路66からレベルLinと、基準レベ
ル発生回路64が出力する基準レベル(REF 1 )
Lth、(= L、□)との差(Δ)が出力される。乗
算器67はこの差を2乗し、乗算器68は乗算器67の
出力に係数によを乗算した値(k1Δ2)を出力する。
加減算回路53においてアッテネータ52の出力と乗算
器68の出力との差が演算されるので、その出力特性は
第8図(a)において領域α1(第1のコンプレッサ又
はリミッタ領域)で示すようになる。すなわち入力信号
は若干量コンプレス又はリミットされる。
レベルLinが基準レベルL1□より大きいとき、基準
レベル発生回路65、係数回路59.70が動作状態に
される。これにより減算回路66は、レベルLinと、
基準レベル発生回路65が出力する基準レベル(RE 
F 2)Lth2(= L1□)との差(Δ)を出力し
、乗算器68はこの差の2乗に係数に2を乗算して出力
する。この係数に2は係数に1より大きい値に設定され
ているので、第8図(、)の領域α2(第2のコンプレ
ッサ又はリミッタ領域)に示すように、加減算回路53
は領域α1における場合より、入力信号をより強くコン
プレス又はリミツトして出力する。
加減算回路53の出力は増幅器54により所定の利得係
数g1又はg2だけ乗算される。領域βとα□における
利得係数はgl、領域α2における利得係数はg2とさ
れる。係数g1はアッテネータ52における減衰量(A
 T T)に対応している。−力係数g2は次式で定め
られる値に設定される。
g2=ATTX(y c/Lth2) ここで値ycは、レベルLinが基準レベルL1□と等
しい場合の領域α1における加減算回路53の出力レベ
ルである。利得係数gよ、g2をこのように設定するこ
とにより、第8図(b)に示すように、増幅器54の出
力の特性を連続的な所望の値に設定することができる。
増幅器54の出力はさらに乗算器55に入力され、係数
回路60の係数g3が乗算される。この係数g3により
入力信号のレベルLinに拘らず、出力信吟のレベルを
調整することができる。
基準レベル発生回路64.65の基準レベルや、係数回
路58.59.60.69.70.71の係数等のパラ
メータは、操作部15を操作することによりパラメータ
メモリ72に記憶させることができる。この記憶された
パラメータが読み出され、各回路に設定される。
乗算器55の出力はオーバーフロー検出回路85に入力
される。オーバーフロー検出回路85は、入力された信
号のレベルが所定値未満のとき、その信号をそのまま出
力し、所定値以上になったとき(オーバーフローしたと
き)、所定の値を出力する。このようにして第8図(b
)に示す如き出力特性が得られる。
処理するのが音楽信号である場合、そのレベルは時々刻
々と変化する。従ってこのレベルの変化に対応してコン
プレッサ又はリミッタ特性を時々刻々と変化させると、
音質が本来のものと異なったものになってしまう。そこ
で予め設定した一定時間は特性を変化させないようにし
ておくことができる。
一般に人は音声信号が急激に大きくなる変化に対しては
敏感であるが、急激に小さくなる変化に対しては鈍感で
ある。従って常に予め定めた一定の時間だけ特性を一定
に保持しておくと、急激に大きくなる音声信号が不自然
に聞こえる。そこで急激に大きくなる変化に対しては、
比較的短い時間で特性を変化させ、急激に小さくなる変
化に対しては比較的長い時間特性を一定にしておくのが
好ましい。
ループフィルタ83は、このレベルが急激に大きくなる
変化に対応してアタック時間を比較的短い時間に設定す
るために、フィードフォワードループ系に挿入されたフ
ィルタである。このフィルタは信号の急激な変化を瞬時
に検出するため、信号を微分する特性を有している。そ
の結果整流平滑回路82より、例えば第9図(a)に示
すような信号が入力された場合(便宜上信号はアナログ
的に表わされている)、ループフィルタ83の出力は同
図(b)に示すようになる。すなわちレベルが急激に大
きくなった部分が強調された信号になる。
この部分的に強調された信号に対応して決定された係数
g1、g2、g3、ko、 kl、k2や、レベルLt
h□、L th2等のパラメータに従って、処理部84
で信号処理を行うと、誤った信号処理が行われることに
なる。そこで第9図(c)に示すように、遅延回路81
により入力信号を所定時間Tだけ遅延させる。この遅延
時間Tは、第9図(b)に示す部分的に強調された波形
が消滅するのに充分な時間に設定しである。その結果処
理部84において入力信号を処理するタイミングにおい
て、部分的に強調された波形は消滅していることになり
、誤った信号処理が防止される。
一方整流平滑回路82は、ループフィルタ83を動作さ
せるため入力信号を直流化する機能とともに、レベルが
急激に小さくなる変化に対応して、比較的長いリリース
時間を設定する機能を有している。すなわちこの回路は
信号を積分する特性を有している。
従って第10図(a)に示すような入力信号は、同図(
b)に示すように、遅延回路81により所定時間Tだけ
遅延されるとともに、ループフィルタ83によって規定
されるアタック時間と、整流平滑回路82によって規定
されるリリース時間とを有するように処理される。ルー
プフィルタ83によってもリリース時間が設定されるが
、その値はアタック時間に対応して小さいため、整流平
滑回路82による設定が必要になる。また整流平滑回路
82によってもアタック時間が設定されるが、その時間
はループフィルタ83によるアタック時間に較べ充分大
きいので、ループフィルタ83のアタック時間が優先さ
れる。
第1図は基準レベルや係数等のパラメータの設定、変更
に着目した、DSP14L2.14R2の機能ブロック
図である。パラメータ制御部31にはCPU17からの
切換信号AD、チップセレクト信号C8、書込みイネー
ブル信号WE並びにデータDが入力される。切換信号A
Dはデータの転送先を指定する信号、チップセレクト信
号CSはDS、P14Lよ乃至14R2のいずれかを選
択する信号、書込みイネーブル信号WEは転送バッファ
36へのデータの書込みを制御する信号である。
切換信号ADでRAM(スタティックRAM)33が指
定されたとき、パラメータ制御部31はCPU17から
送られてきたプログラムデータをRAM33に供給し、
記憶させる。プログラムカウンタ32は入力されるシス
テムクロックXCLKを計数し、その計数値は同期信号
5YNCが入力されたときリセットされるようになって
いる。
RAM33はプログラムカウンタ32から入力される計
数値に対応するアドレスからプログラムデータを読み出
し、デコーダ34に出力する。デコーダ34は入力され
たプログラムデータ(命令)をデコードし、DSP14
L2.14R2内の各回路に対応する制御信号を出力す
る。制御信号の一部は制御手段の一部を構成する一致回
路35にも出力される。
一方初期設定時には、切換信号ADによりパラメータメ
モリ(スタティックRAM)37が指定される。このと
きパラメータ制御部31は、CPU17から送られてき
たパラメータデータをパラメータメモリ37に出力し、
記憶させる。通常スイッチ38は図中左側に切り換えら
れており、パラメータメモリ37より読出されたパラメ
ータデータが乗算器39又はALU40に出力される。
乗算器39は図示せぬ回路から入力される入力信号にこ
のパラメータを乗算し、AL U 40は減算等を行い
、出力する。
また更新(アップデート)時においては、切換信号AD
により転送バッファ36が指定される。このときパラメ
ータ制御部31は、CPU17から入力されたパラメー
タデータを転送バッファ36に出力する。転送バッファ
36は入力されたパラメータデータを一時記憶する。こ
のCP、U17から転送バッファ36へのパラメータデ
ータの転送は、任意の速度で行われる。
転送バッファ36への転送が完了した後(第11図(a
))、次のサンプリング周期fs(SYNC)が開始さ
れる1サンプリング期間(第11図(b))、−数回路
35はデコーダ34から入力されるプログラムアドレス
(データに含まれる)と、転送バッファ36から入力さ
れるプログラムアドレス(データに含まれる)とを比較
する。2つのプログラムアドレスが一致したとき(第1
1図(c)、(C′))、−数回路35は次の1システ
ムクロック期間(第11図(e))、スイッチ38を図
中右側に切り換えさせる(第11図(d)、(d’))
。このときプログラムアドレスで指定されたパラメータ
メモリ37のアドレスに、転送バッファ36からパラメ
ータデータが転送されると同時に、スイッチ38を介し
て乗算器39、ALU40にもパラメータデータが転送
される。これにより乗算器39は異なるパラメータで乗
算を行うことができ、ALU40は異なるパラメータで
減算を行うことができる。例えば転送バッファ36から
のパラメータデータを、パラメータメモリ37に一旦記
憶させた後、乗算器39に出力するようにすると、パラ
メータ更新のプログラムを初期設定の場合のプログラム
と異なるものにしなければならず、好ましくない。
更新動作完了後は、前述した初期設定後の場合と同様の
動作が実行される。
尚第1図の実施例におけるパラメータメモリ37と乗算
器39とA L tJ 4.0は、例えば第7図の実施
例におけるパラメータメモリ72と乗算器68と減算回
路66に各々対応する。
〔発明の効果〕
以上の如く本発明によれば、更新時に、転送バッファの
パラメータデータを、パラメータメモリだけでなく乗算
器及びALUにも出力するようにしたので、プログラム
を変更することなく、信号を異なる特性で処理すること
が可能になる。またパラメータデータの変更が瞬時トこ
(1サンプリング期間内に)行われるので、音切れが発
生するようなことが防止される。さらにパラメータメモ
リの容量が小さくても、多くの特性を得ることが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のDSPのパラメータに関する機能ブロ
ック図、第2図は本発明のオーディオ信号のレベル処理
装置のブロック図、第3図は本発明のCPUのフローチ
ャー1−1第4図は本発明のDSPの信号処理に関する
機能ブロック図、第5図は本発明の整流平滑回路の機能
ブロック図、第6図は本発明のループフィルタの機能ブ
ロック図、第7図は本発明の処理部の機能ブロック図、
第8図は第7図の装置の入出力特性図、第9図及び第1
0図は本発明のループフィルタと整流平滑回路の動作を
説明する波形図、第11図は第1図の装置のタイミング
チャートである。14 L、、 14. L2、14 
R,、14R2・・・DSP、31・・・パラメータ制
御部、32・・・プログラムカウンタ、33・・・RA
M、34・・・デコータ、35・・・−数回路、36・
・・転送バッファ、37.72・・・パラメータメモリ
、39,55,67.68・・・乗算器、51,61・
・・入力端子、52・・・アッテネータ、53・・・加
減算回路、56・・・極性判別回路、58,59゜60
.69,70.71・・・係数回路、62.63・・・
コンパレータ64..65・・・基準レベル発生回路、
81.91乃至96.128.]29,130・・・遅
延回路82・・・整流平滑回路、83・・・ループフィ
ルタ、84・・・処理部、85・・・オーバーフロー検
出回路、。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 入力信号のレベルを処理するときに用いる複数のパラメ
    ータを記憶するメモリ手段と、前記メモリ手段に記憶さ
    れた前記パラメータに対応して前記入力信号を演算する
    演算手段と、入力ポートを有し、前記パラメータを一時
    的に記憶するバッファ手段と、前記メモリ手段に記憶さ
    れている前記パラメータの変更が指令されたとき、前記
    入力信号の次の1サンプリング期間内に、前記バッファ
    手段に記憶されている前記パラメータを前記メモリ手段
    に転送させるとともに、前記演算手段にも出力させる制
    御手段と、前記入力ポートを介して所定のパラメータを
    記憶させ、かつ前記制御手段にパラメータの変更を指令
    する切換手段とを備えるディジタル信号のレベル処理装
    置。
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