JPH02274532A - 高溶接性有機複合めっき鋼板 - Google Patents

高溶接性有機複合めっき鋼板

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JPH02274532A
JPH02274532A JP9593089A JP9593089A JPH02274532A JP H02274532 A JPH02274532 A JP H02274532A JP 9593089 A JP9593089 A JP 9593089A JP 9593089 A JP9593089 A JP 9593089A JP H02274532 A JPH02274532 A JP H02274532A
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zinc
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Yoshio Shindo
新藤 芳雄
Takashi Shimazu
隆 島津
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    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C22/00Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
    • C23C22/82After-treatment
    • C23C22/83Chemical after-treatment

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はプレス加工性、溶接性、耐食性に優れた薄膜塗
布型改質顔料めっき鋼板、特にスポット溶接性、就中、
連続打点性を改善した高溶接性改質顔料めっき鋼板に関
するもので、自動車や家電製品への利用を図ることにあ
る。
(従来の技術とその問題点) 近年、自動車や家電など亜鉛または亜鉛系合金めっき鋼
板の低コスト化及び高防錆化に対する要望が強(、これ
に対する新製品化の研究が盛んに行なわれている。
例えば、金属粉末含存導電性塗料を薄膜塗装してなる溶
接可能鋼板としてシンクロメタルがある。
しかし、これらはプレス加工時の型カジリ発生、剥離塗
膜と金型による押疵のためのプレス外観不良等が生じ、
実用上問題がある。また、防錆力の高いクロム酸または
クロム化合物を混合した水分散性エマルジョン樹脂を亜
鉛めっきまたは亜鉛合金めっき鋼板表面に塗布して高防
錆化を図ったものに特開昭61−584号公報記載のも
のなどがあるが、いずれも防錆性は高いが結露や水系処
理液等に対するクロム溶出があり、実用上問題がある。
また、水分散性エマルジョン樹脂に改質顔料シリケート
(シリカゾル、シランカップリング剤)をブレンドし薄
膜塗装してなるものとして、特開昭60−50181号
公報、特開昭60−149786号公報記載のものなど
がある。これらは上述したクロム溶出による問題は少な
いが、シリカを安定コロイド状に含有せしめるため、ア
ルカリ、アンモニウムイオン等が存在し、従って塗膜物
性中で耐水性等の点で問題がある。また、微小シリカを
含有せしめた溶剤系の塗料にあっては、その構造粘性の
故に塗料粘度が極めて大となり、均一薄膜塗装が不可能
となるし、アルコール類の水素結合で構造粘性をこわし
、粘度低下を図ることも考えられるが、硬化剤としてポ
リイソシアネート化合物を用いる系には適用できない。
また、薄膜塗装防錆鋼板に対して■更に高耐食性、■政
綱板上に形成される塗膜(特にカチオン電着塗膜)との
より密着性の向上、■鋼板加工強度の向上にあたって焼
付は板温のより低温化(140〜170°C)、■更に
高溶接性などが要求されており、前述の問題点を含めた
形の解決方法として、本発明者等は需要家における表面
処理工程でのクロム等有害物質の溶出がなく且つ低温焼
付けによる薄膜塗装によって高耐食性、高加工性、及び
電着塗装性に優れた溶接可能な改質顔料めっき鋼板(特
願昭62−168393号)を既に提案した。しかし、
この先願の改質顔料めっき鋼板は金属粉末の様な導電材
を塗膜中に添加していないので、膜厚が厚い部分で通電
性が不利になり、溶接性に問題がある。
この対策として耐食性を犠牲にして塗膜に通電性を付与
するミクロな穴を設けたり、膜厚を0.1−といった極
限まで下げるといった手段で逃げて使用してきた。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記のような問題点を解決することを目的とし
たもので、本発明者等が先に提案した特願昭62−16
8393号の改質顔料めっき鋼板の性能を保持しつつ溶
接性の改善を図ろうとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の要旨とするところは、亜鉛めっき、亜鉛系合金
めっき、亜鉛系複合合金めっきまたはアルミニウムめっ
きを施した鋼板を基板とし、その表面に第1層として水
可溶分が5%以下の難溶性クロメート皮膜を総クロム量
として10〜150mg/ry?形成し更にその上層に
第2層として以下の組成を有する塗料組成物を固形皮膜
として0.2〜2μmの厚さに薄膜塗装してなる鋼板で
ある。
(a)  数平均分子量300〜100,000のビス
フェノール型エポキシ樹脂を塗料固形分中30wt%以
上、 (b)  ポリイソシアネート化合物及びブロックポリ
イソシアネート化合物からなる群より選ばれる少なくと
も1種の硬化剤をエポキシ樹脂固形分に対し重量比で0
.1〜2.0、(c)  平均粒径0,1〜100呻の
ヒユームドシリカを塗料固形分中5〜50wt%、 (d)  平均粒径0.01〜2Jnμmの金属酸化物
系無機顔料からなる群より選ばれる少なくとも1種の顔
料を塗料固形分中0.1〜15wt%、かつヒユームド
シリカに対し重量比で0.01〜1.0、(e)  ケ
トン系有機溶剤を塗料中40wt%以」−含有し、塗料
固形分が10〜50wt%でなる塗料組成物。
なお、塗料組成物中、ケトン系有m溶剤(e)はメチル
イソブチルケトン、アセトン、シクロヘキサノン、イソ
ホロンからなる群より選ばれる少なくとも1種であるこ
とができ、 また、塗料組成物中、レゾール型フェノール樹脂を硬化
剤(b)固形分に対し、重量比で0.1−1.0の割合
で含有せしめることもでき、 さらにまた、塗料組成物中、塗料固形分に対し、ポリエ
チレンワックスを0.1〜10wt%含有甘しめるごと
せできる。
また、有機被覆された鋼板のスポット溶接性には鋼板粗
度が高いほうが有利であり、平均粗度は0.5〜2.0
μmがよい。
本発明においては、先願の特願昭62−168393号
に準じ上記のごとく、特定したクロメート皮膜を有した
該めっき網板にビスフェノール型エポキシ樹脂、ポリイ
ソシアネート化合物、ヒユームドシリカ及びケトン系有
機溶剤からなる有機溶剤系の塗料組成物を薄膜塗装して
なることを特徴とする。
この改質顔料めっき鋼板の優れた耐食性、スポット溶接
性、塗装性、プレス加工性等の諸性能を損なわずに高溶
接性を可能にする溶接性改質顔料を含むことを特徴とし
た高溶接性改質顔料めっき綱。
板の実現性に向け、詳細研究を行なった結果、上述の従
来着色顔料どして使用されていた酸化鉄系、酸化チタン
系及び酸化亜鉛系無機顔料が溶接性に間する改質顔料と
なることを見出し本発明を提案するに至ったものである
なお、本発明に適用される亜鉛めっき、亜鉛系合金めっ
き、亜鉛系複合合金めっきまたはアルミニウムめっきと
しては、電気めっき系においては亜鉛めっき鋼板、亜鉛
−ニッケル合金めっき鋼板、亜鉛−鉄合金めっき鋼板、
あるいは、亜鉛−ニッケルまたは亜鉛−鉄をベースにこ
れに5i0.,TiO2゜AI ZO:l 1rOx、
 BaCrQs等の金属酸化物を分散めっきした亜鉛系
複合合金めっき調板などであり、また、溶融めっき系で
は亜鉛めっき鋼板、合金化亜鉛めっき鋼板、亜鉛−アル
ミニウム合金めっき鋼板及びアルミニウムめっき鋼板な
どであり、いずれも公知の方法によって得られるものが
用いられてよい。
(作 用) 以下に、本発明の構成要件に対する作用について述べる
(1)  難溶性クロメート皮膜 本発明に用いるクロメート皮膜は、めっき層と塗膜の間
にあって塗膜の密着性を向上させ、高溶接性改質顔料め
っき鋼板の高耐食性化をもたらすが、水に対する対膨潤
溶出化のために、クロメート皮膜を難溶性にする必要が
ある。
クロメート皮膜の水可溶骨が5%を超えると、クロメー
ト皮膜の膨潤によるクロム溶出が大きく、上層塗膜密着
性、電着塗装外観(ガスビン)等を向上させることは難
しい。また、溶出クロムによる化成処理液等の汚染の問
題がある。
次に、難溶化したクロメート皮膜の付着量が総クロム量
として!Omg/ボ未満では上層塗膜密着性が不足し、
また耐食性を高めることは難しくなるため好ましくない
、一方、総クロム量が150mg/rdを超えては、プ
レス加工時等でクロメート皮膜の凝集破壊から上層塗膜
密着性低下を招き、またスポット溶接時の連続打点性に
も弊害を生じるため好ましくない。
以上から、難溶性クロメート皮膜の付着量範囲は総クロ
ム量として10〜150mg/nfである。
(2)有機溶削系塗膜 本発明に用いる塗料中のエポキシ系バインダー樹脂(a
)は、耐水性、耐アルカリ性が良好で素地との密着性、
上塗塗膜密着性が特に優れた有機溶剤可溶型で、数平均
分子量が300〜too 、 oooのビスフェノール
型エポキシ樹脂が用いられる。例えば、式 表わす)で表わされる樹脂が使用されてよい。
−A−が>C(cHa)zの場合、特に好ましい結果を
与える。数平均分子量が300未満では反応によって十
分に高分子化されず、塗膜の防食能が不足となる。一方
100.000を超えても十分な架橋反応がなされず、
やはり塗膜の防食能が不足する。
上記ビスフェノール型エポキシ樹脂(a)の配合量は塗
料固形分中30wt%以上とする必要があり、30wt
%未溝の場合には樹脂のドライシリカに対するバインダ
ー作用が低下し塗料化が難しくなると同時に塗膜形成が
不十分となる。
次に、硬化剤(b)はポリイソシアネート化合物及びま
たはブロックポリイソシアネート化合物からなる。
ポリイソシアネート化合物としては、例えば脂肪族もし
くは脂環族ジイソシアネート化合物(ヘキサメチレンジ
イソシアネート、イソホロンジイソシアネート、水素化
ジフェニルメタンジイソシアネートなど)、芳香族ジイ
ソシアネート化合物(トリレンジイソシアネート、ジフ
ェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート等)、トリ
イソシアネート化合物(トリメチロールプロパン1モル
と前記ジイソシアネート3モルのアダクト体、ヘキサメ
チレンジイソシアネートやトリレンジイソシアネートの
31体など)等が挙げられ、これらの1種または2種以
上を使用する。
また、ブロックポリイソシアネート化合物としては、例
えば上記イソシアネートをブロック剤でブロックしたも
のであって、ブロック剤としてはイソシアネート基に付
加して生成する付加物が常温において安定でかつ塗膜焼
付は時に解離して遊離のイソシアネート基を再生するこ
とが必要である。
かかるブロック剤としては、例えばラクタム系ブロック
剤(ε−カプロラクタム、T−ブチロラクタム等)、オ
キシム系ブロック剤(メチルエチルケトオキシム、シク
ロヘキサノンオキシムなど)アルコール系ブロック剤(
メタノール、エタノール、イソブチルアルコールなど)
、フェノール系ブロック剤(フェノール、パラターシャ
ルブチルフェノール、クレゾールなど)、エステル系ブ
ロック剤(アセト酢酸エチル、アセト酢酸メチルなど)
が挙げられるが、特に低温で解離し、塗料保管状態で安
定なメチルエチルケトオキシム、アセト酢酸エチルなど
が好ましい。
上記の硬化剤■)の配合量は、前記エポキシ樹脂(a)
固形分に対し、重量比で0.1〜2.0であり、低温短
時間で(a)と(ロ)とが反応し好適なビヒクル系を与
える。例えば、最高到達板温が160″C以下で焼付は
時間5〜60秒程度の焼付は条件で十分反応が行われる
。上記(b)/ (a)の混合比が0.1未満の場合に
は該架橋反応が不十分で膜の防食能が不足し、逆に2.
0を超えた場合には塗膜の耐水、耐アルカリ性が低下す
ると共に、上塗塗膜密着性が不足する。
また、上記の硬化剤には、必要に応じてレゾール型フェ
ノール樹脂を添加、併用することが可能であり、更に低
温焼付け(最高到達板温100〜130°C程度)での
膜形成反応の促進に有効である。レゾール型フェノール
樹脂として特に好ましいものは、式 (式中nは0〜4:Wは−CH,−または−C1120
−CI(2−: RはC1,、Hまたは−C(cHa)
 !−φOHを表す)で表されるものである。
このようなレゾール型フェノール樹脂の添加量は前記硬
化剤(1))の固形分に対し重量比で0.1〜1.0が
好ましく、1.0を超えては耐アルカリ性が低下し、一
方0.1未満では反応促進効果が認められない。
次に本発明においては、脱脂、化成浴中へ有害物が溶出
することなく高防食性を付与するために平均粒径0.1
〜100m7tのヒユームドシリカ(c)が塗料固形分
中5〜50wt%の範囲内で用いられる。
シリカ粒子の1次粒子として0. I 47未満では耐
アルカリ性や上塗塗膜密着性が低下し、また1 oor
RIIを超えると防食性が低下し、また電着塗膜の平滑
性も低下する。従ってシリカ粒子の平均粒径は0.1〜
100暉の範囲がよい。また、ヒユームドシリカ(c)
の配合量は塗料固形分中5〜50Wt、%の範囲が好適
であり、このような多量のヒユームドシリカ(c)の配
合は下記ケトン系有機溶剤(e)の使用により可能とな
った。なお、ヒユームドシリカ(c)が5wt%未満で
は防食能が不十分となり、一方、50wt:%を超えて
は塗膜の加工密着性、スポット溶接性が低下し、更には
高粘稠性を呈して薄膜均一塗装することが困難など本発
明の目的に対し十分でない。
次に本発明においては、溶接性向上のため平均粒径0.
0.〜2/ffiの酸化物系無機顔料(d)が塗料固形
分中0.1〜15wt%の範囲内で用いられる。顔料粒
子の1次粒径は薄膜塗装のためできるだけ小さいことが
好ましいが、0.01n未満だと溶接性改善効果が少な
くなる。また、2−を超えるとバインダーによる溶接性
改質顔料の被覆が不完全となり、プレス加工性不良を生
じたり、耐食性の低下も招き得るため顔料粒径は2−以
下にする必要がある。従って顔料粒子の平均粒径は 0
.01〜2μmの範囲がよい。また、溶接性改質顔料(
(i)の配合量は塗料固形分中0.1〜15wt%の範
囲が好適である。溶接性改質顔料(d)が001wt%
未満では溶接性の改善効果が不十分となり、一方、f5
wt%を超えては塗膜の加工密着性或はスポット溶接性
が低下し、問題がある。また、塗料中の顔料総量のバラ
ンスを保つために溶接性改質顔料0)はヒユームドシリ
カに対し重量比でo、oi〜1.0にする必要がある。
0.01未満では溶接性改善効果が十分に発揮されず、
1.0を超えてはヒユームドシリカの耐食性等に対する
効果を■害してしまう。酸化物系の顔料は酸化鉄、酸化
チタン、酸化亜鉛等があり溶接性に効果があるが、酸化
クロム系顔料は溶接性の改善効果はあるものの衛生上の
問題あるため実用上問題がある。
本発明では上記各成分が有機溶剤に溶解ないしは分散さ
れ、塗料組成物が得られる。有機溶剤としては、ケトン
系有機溶剤(e)を塗料中40wt%以上含有せしめ、
かつ、塗料固形分濃度を10〜50wt%に調整するこ
とにより、容易に均一な薄膜を形成することができる。
塗料固形分濃度が10−1%未満では溶剤骨が多くなり
すぎるため経済的でなく、また50wt%を超えると薄
膜の均一塗装性、塗装作業性が困難で好ましくない。
ケトン系有機溶剤としてはメチルイソブチルケトン、ア
セトン、シクロヘキザノン、イソホロン等が特に好適な
ものとして例示される。なお、場合によりその他の溶剤
も併用されてよいが、例えば水やアルコールのように、
ポリイソシアネート化合物と反応する溶剤の使用は避け
る必要がある。
使用する溶剤と前述のヒユーふドシリ力の関係について
詳記すれば次の通りである。すなわぢ、高防食能確保の
ために塗料固形分中のヒユームドシリカ含有率を高くす
ると塗料粘度が極度に大となり凝集し易くなる傾向を示
すので、塗料を均一に塗布することが困難となり、特に
薄膜(数ミクロン程度)を均一に形成することはほとん
ど不可能となる。このため従来は水素結合性の高い溶剤
つまり水やアルコール系溶剤等を使用して低粘度化が図
られたが溶解し得る樹脂が限定されノコリ、イソシアネ
ート化合物が使用できないなど塗料配合設計の自由度に
乏しく、本発明の目的に適応する十分な品質をもつ塗膜
が得られ難い。本発明においては前記の通り、ケトン系
有機溶剤を用いることによって高濃度のシリカ配合が可
能となり、かつ強靭な塗膜を低温で形成するビスフェノ
ール型エポキシ樹脂とポリイソシアネート化合物を安定
に溶解し得るため本発明の目的に適合するに至った。
次に、防錆鋼板のプレス加工性の観点より、本発明の塗
料組成物にはポリオレフィン系の他にカルボン酸エステ
ル系、カルボン酸金属塩、ポリアルキレングリコール系
などの滑剤、二硫化モリブデン、シリコーン化合物、フ
ッ素化合物などの滑剤粉末が用いられてよい。また塗料
固形分に対し0.1〜10wt%を加え加工性の一段の
改善をはかることが好ましい。特に好ましい滑剤は、密
度0.94以上、分子11000〜10000、酸価1
5にOHn+g/g以下のポリエチレンワックスである
。このワックス添加量が0.1wt%未満では、塗膜表
面の摩擦抵抗が大きくそのためにプレス加工等で型かじ
りや塗膜剥離を生じ実用的でない。一方それが10wt
%を超えては塗膜の焼付は後の水冷ゾーンにおいて上記
滑剤の収縮ムラ模様などが生じ塗装仕上がり外観を損な
い易いので実用上から避けた方がよい。また、該ワック
スの酸価については15KOIImg / gを超えて
は、塗膜中に溶は込んでしまうため塗膜の潤滑効果は薄
れる。従って、酸価を15 KOHmg / g以下に
する必要があるが、これによって塗膜の表面に該ワック
ス層が形成され高い潤滑効果が生まれる。
次に上述したような塗料組成物を用いてなる本発明にお
いて、塗膜厚が固形皮膜として0.2μm未満において
は、耐食性の点で十分でなくまた2μmを超えてはスポ
ット溶接性や電着塗装外観等に支障をきたし好ましくな
い。
(3)鋼板粗度 改質顔料めっき鋼板のスポット溶接性は鋼板粗度が高い
と通電性の点で有利であり、本塗料組成物の場合は、信
性能とのバランスを考慮すると、0.5〜2.0μmが
よい。
以上のようにしてなる本発明の高溶接性改質顔料めっき
鋼板において、最上層の有機溶剤系塗膜を構成する塗料
組成物中に、塗膜を更に高機能化させるために、以下の
各種顔料を用いてもよい。
通常の塗料に添加される防錆顔料(クロム酸塩顔料、特
に低溶解性の亜鉛、鉛、バリウム塩、りん酸塩顔料、錯
酸塩顔料等)、体質顔料(炭酸塩顔料、ケイ酸塩顔料等
)、防錆剤(アミン化合物、フェノール性カルボン酸等
)、分散安定化剤、無機着色顔料(弁柄、チタン白等)
等が添加されてよいが、スポット溶接性やプレス加工性
を十分考慮しその平均粒径がl p*以下に調整したも
のを用いた方がよい。
なお本発明に用いる塗料組成物の塗装後の塗膜焼付は条
件は特に限定されないが、最終焼付は板温として100
〜200℃の広範囲で良好な性能を維持しつつ短時間焼
付は処理することが可能である。また塗装方法について
は、ロールコート法、カーテンフローコート法など公知
のいずれの方法であってもよい。
以上のようにしてなる本発明の高溶接性改質顔料めっき
鋼板は従来の改質顔料めっき鋼板で品質上問題のあった
プレス加工性、スポット溶接性、耐食性を大l!に向上
し、更に溶接性を向上させた画期的な高溶接性改質顔料
めっき鋼板であって、市場の要求に十分応え得るもので
ある。
以下、実施例により本発明を更に詳述する。
(実施例) 板厚0.8 cmの低炭素鋼板に公知のめっき方法によ
って表1に示す所定の亜鉛めっき、亜鉛系合金めっき、
亜鉛系複合合金めっきまたはアルミニウムめっきを施し
たのち、直ちに所定の難溶性クロメート処理を施す、続
いて、特定の組成である塗料組成物をロール塗装にて所
定厚み片面塗装したのち、直ちに最高到達板温が20秒
で150°Cになるように焼付は処理した。こうしてな
る塗装鋼板の性能について、表1にまとめて示す。なお
塗料組成物の配合比はwt%で示す。
クロメート皮膜の効果について本発明の実施例Nα1〜
12、比較例Nα13〜15に示す。これより塗膜と下
地のめっき層との間にあるクロメート皮膜は耐食性をは
じめとした諸性能向上の上で水に難溶性である必要性が
明確であり、付着量は性能及びコストメリット的に本発
明の範囲にすることが好ましい。
また、本発明の高溶接性改質顔料めっき鋼板の塗膜を構
成する因子の効用について述べる。まず主樹脂の適正分
子量及び配合比について本発明の実施例隘3.16.1
7.20〜23、比較例No、18.19に示す。これ
より、主樹脂と(,7てはエポキシ系樹脂が好ましいこ
とが分かる。
次に樹脂の硬化剤としては、本発明の実施例M。
3.24〜26、比較例27.28に示すようにヘキサ
メチレンジイソシアネート系がよく、塗料のポットライ
フと塗装作業性からみてアセト酢酸エチル或は、ε−カ
プロラクタム等によるイソシアネート基(−NGO)を
ブロンクした系の硬化剤を用いた方がよい。また、これ
ら硬化剤の配合比については低温焼付けにおいて十分な
塗膜強度を発揮させるために、主樹脂に対して重量比で
0.1〜2.0がよいことが分かる。
本発明の高溶接性有機、複合めっき鋼板として高い防錆
性を発揮させるには、塗膜中のヒユームドシリカによる
ところが大きく、その配合比1.適正粒径については実
施例No、3.29〜35、比較例No、36〜38に
示している。これより、ヒユームドシリカとしては、細
粒がよくこれを本発明の範囲に配合させることにより塗
膜の耐水膨潤性を同上させ、高耐食性化が達成できる。
次に本発明においては、溶接性を改質するために従来着
色顔料として使用されていた酸化鉄系、酸化チタン系及
び酸化亜鉛系無機顔料を添加しており、溶接性及びその
信性能に与える影響を実施例No、76=79.83〜
85.87.88.90、比較例N(180〜82、8
6.89.91に示す。粒径が2戸を超えるとバインダ
ーによる溶接性改質顔料の被覆が不完全となり、プレス
加工性、溶接性、耐食性が低下しており、粒径2t1r
R以下にする必要があることが分かる。また、溶接性改
質顔料の配合蓋は0.1i%未満では溶接性改質不足に
、15wt%を超えてはプレス性その他の性能が劣る。
溶接性改質顔料としては酸化鉄系、酸化亜鉛系、酸化チ
タン系無機顔料が最適で、酸化クロム系は溶接性改質効
果はあるものの耐アルカリ性に劣る。カーボンブラック
の併用はさらに溶接性改質効果を増す。また、ヒユーム
ドシリカに対し重量比で1.0を超えると、ヒユームド
シリカの効能を阻害する。
次に本発明で用いる塗膜中の滑剤においてポリエチレン
ワックスを中心に検討し、本発明の実施例No、 3 
、39〜44、比較例No、45〜46に示す。ポリエ
チレンワックスを配合しなくてもプレス加工性としては
実用上問題のないレベルと考えられるが、塗膜の摩擦抵
抗をより小さくして型カジリのない加工性レベルを維持
するためには本発明の範囲で配合することが好ましい。
また過剰配合は塗膜の甜水膨潤性を低下させ耐食性の劣
化を招く。
また、塗料中の適正有機溶媒については、本発明の実施
例N(13,NO,47及び比較例のNo、48.49
に示している。本発明に用いる有機溶媒としては、ケト
ン系の溶剤であれば混合配合してもよい。但し水やアル
コール系溶剤は、ポリイソシアネート硬化剤との相溶性
に欠は塗装作業性及び品質面に支障をきたすため避けた
方がよい。
次に本発明の適正塗膜厚について実施例のNα3゜FJ
a50〜5G及び比較例のNα57〜58に示す。これ
より明らかなように耐食性、スポット溶接性、電着塗装
性から本発明で言う塗111厚範囲の適用が必要である
なお、下地めっき系を変えた際の本発明実施例について
Nα59〜75に示すが、本発明は各種めっき系にも適
用できることがわかる。
(発明の効果) 以上のごとく公知の方法でなる下地めっき鋼板に対し、
特殊な難溶性クロメート皮膜を第1層に形成し、その上
層に第2層として特定する塗料組成物を固形皮膜として
所定厚み形成した本発明の高溶接性改質顔料めっき鋼板
は耐食性、プレス加工性、塗装性、耐クロム溶出性及び
スポット溶接性を飛躍的に向上せしめたもので、更に塗
膜の低温焼付けを可能にしたことによる基板の材質劣化
の解消、及び最大の問題であった溶接性を改善した従来
の需要家の要求を十分に満足させた画期的な高溶接性改
質顔料めっき鋼板である。また本発明の高溶接性改質顔
料めっき鋼板は溶接性改質顔料が着色顔料でもあるため
、従来、改質顔料めっき鋼板の皮膜がクリアーであるた
めに需要家でのプレス作業時等で塗装面と非塗装面の表
裏識別が困難であった問題点をも解決した。尚、本発明
の高溶接性改質顔料めっき鋼板は、加工後の傷を同系統
の色の顔料を含む電着塗料で補修塗装可能とする1コー
ト簡易カラー鋼板として使用することも色によって可能
であり、あらたな用途対応も可能な新しい表面処理鋼板
ともいえる。
なお、表1に記載する本発明の実施例、比較例で用いた
薬剤及び評価試験方法については、注)のとおりである
注) *1付着量測定はJIS H−0401法に準する。
*2水可溶分は煮沸蒸留水30分浸漬前後のクロム付着
量の差と初期付着量との割合で示す。
測定は蛍光X線分析 *3主樹脂のタイプと分子量(配合比は塗料固形分中w
t%で示す) エピコート1001 (シェル化学)分子量 900(
ビスフェノール型エポキシ樹脂) *4 硬化剤(配合比率は硬化剤/主樹脂の比率で示す) (トリマータイプ) HMD!   ・・・ヘキサメチレンジイソシアネ11
MDI−AEA・・アセト酢酸エチルブロック体11M
DI−CLN・・ε−カプロラクタムブロック体(比較
例用) スーパーベッカミンJ−820−60(大日本インキ化
学)メラミン樹脂60% フェノール樹脂 BKS−316(昭和高分子) レゾール型フェノール樹脂 *5ヒユームドシリカ(配合比は塗料固形分中のwe%
で示す) アエロジル300  (日本アエロジJし)平均粒径8
都 アエロジル0X50(日本アエロジル)平均粒径40゜ スノーテックスN(日産化学) 20%コロイダルシリカ水溶液 *6溶接性改質顔料(配合比は塗料固形分中wt%で示
す) 酸化鉄系、酸化チタン系、酸化亜鉛系、酸化クロム系 −ト *7ポリエチレンワツクス(配合比は塗料固形分中イむ
%で示す) セリダスト3620 (ヘキスト)密度0.95〜0.
97分子!2000、酸価0 *8有機溶剤(配合比は総溶剤中(フェス、硬化剤中の
溶剤を含めた総溶剤量)のwt%で示す)*9重量法 未塗装鋼板の籾重量とその同一鋼板に塗装乾燥したもの
との重量差から算出 *10性能評価 (1)プレス加工性 円筒絞り加工(無塗油)後加工部のダイス側の表面をセ
ロファン粘着テープ剥離。
◎全く剥離なし、O軽い型カジリ(剥離なし)、△ごく
わずかにパウダリング発生、×かなりパウダリング剥離
(2)スポット溶接性(連続打点性) 銅製電極 先端系6m+φ、加圧力200kgf、電流
8〜9kA、時間IOサイクル ◎連続打点5千点以上、○連続打点4千点以上、Δ連続
打点2千点以上、×連続打点2千点未満。
(3)電着塗装性 りん酸塩処理(PB30.20/日本パーカーライジン
グ製)後、電着塗装(PT U600/日本ペイント製
)15μ ■外観(ガスビン、クレータ−) ◎欠陥なし、○わずかにガスビン発生、△ガスビン発生
(部分的)、×全面ガスビン発生。
■密着性(40°C温水浸漬10日後1 mmゴバン目
100コ テーピング) ◎剥離なし、Oごくわずかに剥離、6部分的に剥離、×
かなり剥離。
(4)耐食性 平lll1(1/2クスロカット入り)、塩水噴霧試験
(JIS Z−2371) 2000時間◎白錆10%
以下、○白錆30%以下、Δ赤錆5%以下、×赤錆5丸
超。
(5)塗膜密着性 平板2次密着性(煮沸水4時間浸漬後1mmゴバン目1
00コ テーピング) ◎4す離なし、Oごくわずかに剥離、6部分的に剥離、
×かなり剥離。
(6)  クロム溶出性 アルカリ脱脂(L−4410/日本パーカーライジング
製、20g/f、60°CX5m1nスプレー処理)後
の脱脂液中に溶出した総クロム量から判定◎5mg/r
rf以下、010 mg/ rtr以下、△30mg/
ボ以下、x30mg/ボ超。
(7)顔料溶出性 アルカリ脱脂(L−4410/日本パーカーライジング
製、20 g#、60°CX 5 minスプレー処理
)後の外観(色抜は程度)判定 ◎顔料抜けなし、○僅かに顔料抜け、6部分的に顔料抜
け、×全面顔料波け。
(8)顔料ブリード性 上塗り塗装(ルーガベージB531/関西ペイント製、
30μm、140°c×30分焼付け)後のブリード判
定 ◎ブリードなし、O僅かにブリード、6部分的にブリー
ド、×全面ブリード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)亜鉛めっき、亜鉛系合金めっき、亜鉛系複合合金
    めっきまたはアルミニウムめっきを施した鋼板の表面に
    第1層として、水可溶分が5%以下の難溶性クロメート
    皮膜を総クロム量として10〜150mg/m^2形成
    し、更にその上層に第2層として下記割合からなる塗料
    組成物を固形皮膜として0.2〜2μm薄膜塗装してな
    ることを特徴とする高溶接性有機複合めっき鋼板。 (a)数平均分子量300〜100,000のビスフェ
    ノール型エポキシ樹脂を塗料固形分中30wt%以上、 (b)ポリイソシアネート化合物及びブロックポリイソ
    シアネート化合物からなる群より選ばれる少なくとも1
    種の硬化剤をエポキシ樹脂固形分に対し重量比で0.1
    〜2.0、(c)平均粒径0.1〜100mμのヒュー
    ムドシリカを塗料固形分中5〜50wt%、(d)平均
    粒径0.01〜2μmの金属酸化物系無機顔料からなる
    高溶接性改質顔料を塗料固形分中0.1〜15wt%、
    かつ、ヒュームドシリカに対し重量比で0.01〜1.
    0、 (e)ケトン系有機溶剤を塗料中40wt%以上含有し
    、塗料固形分が10〜50wt%でなる塗料組成物。 (2)塗料組成物中、ケトン系有機溶剤(e)がメチル
    イソブチルケトン、アセトン、シクロヘキサノン、イソ
    ホロンからなる群より選ばれる少なくとも1種である請
    求項1記載の高溶接性有機複合めっき鋼板。 (3)塗料組成物中、レゾール型フェノール樹脂を硬化
    剤(b)固形分に対し、重量比で0.1〜1.0の割合
    で含有せしめてなる請求項1記載の高溶接性有機複合め
    っき鋼板。(4)塗料組成物中、塗料固形分に対し、ポ
    リエチレンワックスを0.1〜10wt%含有せしめて
    な請求項1記載の高溶接性有機複合めっき鋼板。 (5)鋼板粗度が平均粗度で0.5〜2.0μmである
    ことを特徴とする請求項1記載の高溶接性有機複合めっ
    き鋼板。
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