JPH0227398B2 - Senjozaisoseibutsu - Google Patents

Senjozaisoseibutsu

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JPH0227398B2
JPH0227398B2 JP6723182A JP6723182A JPH0227398B2 JP H0227398 B2 JPH0227398 B2 JP H0227398B2 JP 6723182 A JP6723182 A JP 6723182A JP 6723182 A JP6723182 A JP 6723182A JP H0227398 B2 JPH0227398 B2 JP H0227398B2
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JP
Japan
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cleaning
odor
good
butyl
present
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JP6723182A
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Goro Yamamoto
Hitoshi Umemura
Seizo Yoshida
Takuro Handa
Tei Tanaka
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Adeka Corp
Original Assignee
Asahi Denka Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は洗浄剤組成物に関するものであり、さ
らに詳しくは調理台等の油脂、油煙による油汚
れ、機械類のグリースやオイルに起因する油汚
れ、浴槽や浴室などの汚れを除去する優れた洗浄
剤組成物に関するものである。 これまで、この種の洗浄剤の浴剤としてメチル
セロソルブ、メチルカルビトール、エチルセロソ
ルブ、エチルカルビトール、ブチルセロソルブ、
ブチルカルビトールが用いられてきた。ところが
メチルセロソルブ、メチルカルビトールエチルセ
ロソルブ、エチルカルビトールは親水性が強すぎ
るため油汚れの溶解力が弱く、それらを含む洗浄
剤の洗浄力は弱い。最も一般的に用いられている
溶剤はブチルセロソルブやブチルカルビトールで
ある。これらの溶剤は油汚れを溶解し、はく離す
る力が強く、工業用、家庭用の洗浄剤として広く
応用されている。しかしながらこれらのブチルエ
ーテル類は悪臭が強いため閉された場所での使用
に耐えないばかりでなく、健康上の問題も生じ、
労働安全衛生法による規制も受けている。 このように溶剤型洗浄剤として満足する性能の
ものは得られていなかつた。 本発明の目的は上記の欠点を解決し、優れた性
能の洗浄剤組成物を提供することにある。 本発明者らは下記一般式(1)に示されるポリアル
キレングリコールターシヤリーブチルエーテル
(以下PATBEと略称する)がかかるブチルエー
テルの欠点である悪臭が全く無く、かつそれらを
含む洗浄剤がかかるn−ブチルエーテルを含む洗
浄剤と同等又はそれ以上の洗浄力を持つことを見
出し、本発明にいたつた。 本発明の洗浄剤組成物は一般式 (式中オキシエチレン基とオキシプロピレン基の
配列はブロツクでもランダムでもよく、n+m=
2〜6、2≧n≧1、5≧m≧0) で示されるPATBEを0.1〜20重量%含有するこ
とを特徴とするものである。 本発明に用いられるPATBEは通常アルキレン
グリコール又はポリアルキレングリコールとイソ
ブチレンにより合成されるものであり、これらに
更にアルキレンオキシドを付加しても良い。それ
らのアルキレングリコールとしてはエチレングリ
コール、プロピレングリコールがあり、それらの
ホモ又は混合ポリアルキレングリコールも用いら
れる。それらは更に付加されるアルキレンオキシ
ドとしてはエチレンオキシド、プロピレンオキシ
ドが単独又は混合で用いられる。 上記一般式(1)においてn+mの値は平均2〜6
好ましくは2.3〜4.0であり、この値が2より小で
あると、エーテル臭が強く、使用できない。また
この値が6より大であると臭いはないが洗浄力が
低下して、洗剤として優れたものができない。n
+mの値が平均2〜6、好ましく2.3〜4.0では臭
いもなく、また洗浄力が優れている。 さらにn+mの値が平均2〜6であつてもnが
1より小さいか又はmが5より大きくなると溶解
性が低くなり、nが2より大きいと洗浄力が低く
なつて適当ではない。 本発明の洗浄剤組成物は通常、界面活性剤を1
〜20重量%配合することができる。アルカリ性洗
浄剤においては、アニオン活性剤又はノニオン活
性剤及びその混合物が良好であり、酸性洗浄剤で
は、カチオン活性剤又はノニオン活性剤及びその
混合性が良好である。 また、本発明の洗浄剤組成物は、上記一般式(1)
のPATBEとともにアルカノールアミン類、酸性
物質を含有することができる。 洗浄剤組成物中のPATBEの含量は0.1〜20重
量%が好ましい。0.1重量%以下ではほとんど添
加効果がなく、20重量%以上配合しても洗剤の性
能は大きく向上せず経済的にも不利である。 PATBE0.1〜2.0重量%とアルカノールアミン
類0.2〜15重量%を含有する組成物は特に油汚れ
用強力液体洗剤として適当である。 かかるアルカノールアミン類としては一般式 (CpH2pOH)qNH(3-q) (2) (式中pは2〜3、qは1〜3の数) で示される化合物の1種又は2種以上を挙げるこ
とができる。一般式(2)で示されるアルカノールア
ミン類にはモノエタノールアミン、ジエタノール
アミン等がある。 上記油汚れ用強力液体洗剤には、さらに0.1〜
20重量%の下記の群から選ばれた1種又は2種以
上の界面活性剤を含むことが好ましい。 アルキル又はアルキルアリールスルホン酸塩、 アルキル又はアルキルアリール硫酸エステル
塩、 ポリオキシアルキレンアルキル又はアルキルア
リールエーテル硫酸エステル塩、 ポリオキシアルキレンアルキル又はアルキルア
リールエーテルリン酸エステル塩、 ポリオキシアルキレンアルキル又はアルキルア
リールエーテル、 長鎖脂肪酸ジエタノールアミド、 長鎖脂肪酸ジエタノールアミドアルキレンオキ
シド付加物。 PATBE0.1〜20重量%と、酸性物質0.1〜10重
量%を含有する組成物は浴室用洗剤とし特に優れ
ている。 上記酸性物質としては乳酸、クエン酸、リンゴ
酸酸、酒石酸、コハク酸、グルコン酸、エチレン
ジアミン四酢酸、ヒドロキシエチレンジアミン三
酢酸、ポリリン酸、オルソリン酸、又はこれらの
アルカリ金属塩、アルカノールアミン塩等が用い
られる。 上記浴室用洗剤には、さらに0.1〜20重量%の
下記の群から選ばれた1種又は2種以上の界面活
性剤を含むことが好ましい。 ポリオキシアルキレンアルキル又はアルキルア
リールエーテル、 ポリオキシアルキレンポリオール脂肪酸エステ
ル、 ポリグリセリン脂肪酸エステル、 シヨ糖脂肪酸エステル、 ポリオキシアルキレンアルキルアミン、 ポリオキシアルキレンアルキルアミド、 アルキルペタイン、 アルキル四級アンモニウム塩、 本発明の洗浄剤はその他の添加剤、例えば、色
素、酸化防止剤、香料、ビルダーなどを配合する
ことができる。 本発明の効果は油汚れの溶解力が強く臭いの少
ない洗浄剤組成物を提供したことにある。 以下本発明を実施例によりさらに詳しく説明す
る。 製造例 − ポリアルキレングリコールモノターシヤリーブ
チルエーテルの合成;3lオートクレーブ中にエチ
レングリコールモノターシヤリーブチルエーテル
(商品名、スワソルブETB、丸善石油製)5モル
(590g)、KOH0.05モル(3.0g)を仕込み140℃
〜150℃にて窒素気流中でアルキレンオキシドを
所定量フイードし、同温度で1時間かきまぜた後
冷却した。反応物を吸着剤にて処理し、低沸点物
を減圧蒸留して留去し、表−1に示す、ポリアル
キレングリコールモノターシヤリーブチルエーテ
ルを得た。比較のため同様の条件のエチレングリ
コールモノn−ブチルエーテルを原料とし製造例
を得た。これは製造例に対応する。 実施例 1 (住居用洗浄剤) これはレンジ台、換気セン、ガラス製品、金属
製品などの油汚れを落す洗浄剤に関するものであ
る。
【表】 SUS−304 3×6×0.1cmの板を精製アマニ油
に5分間浸漬後引き上げ、充分油分を切る。45℃
〜105℃の恒温槽に24時間放置後冷却してテスト
ピースとした。表2に示す配合の各々の洗浄剤の
原液及び10%水溶液をスポンジに一定量加え、往
復摩擦洗浄試験機により一定荷重にて原液につい
ては10回、10倍液は20回、摩擦洗浄した後、洗浄
力を式(3)により求めた: 洗浄力=(1−洗浄後油分/洗浄用油分)×100 (3) また、これらの洗浄剤原液を密閉された鉄筋コ
ンクリートの住宅の一間(10m2)で10秒間噴霧器
にてスプレーし、直後、1時間後、1日後の臭気
を比較評価した。配合及び結果を表2に示す:
【表】
【表】 洗浄力は原液ではRf−2(エチルカルビトー
ル)、Rf−5(本特許請求範囲外の製造例)以
外は良好であつた。10倍液ではEx−1〜4、Rf
−1(ブチルカルビトール)、Rf−4(本特許請求
範囲外の製造例)、Rf−6(アルキル基がn−ブ
チルでEx−2と比較されるもの)が良好であつ
た。 臭気は、Ex−1〜4、Rf−2、Rf−3、Rf−
5が良好であつた。 洗浄力と臭気から総合判断すると本発明の洗浄
剤のみが良好であつた。すなわち、Rf−1、4、
6は洗浄力は良好であつたが、臭気が劣る。Rf
−2、5は臭気は良かつたが、洗浄力が劣り、
Rf−3は臭気は良かつたが、洗浄力は中庸であ
つた。 次に、使用される溶剤のアルキル基の違いによ
る臭気について製造例(ターシヤリーブチル)
製造例(n−ブチル)を比較してみると表−3
に示すようにそのGLC組成はほとんど差が無い。
にもかかわらずが臭いが少ないのはターシヤリ
ーブチルエーテルの場合特異的
【表】 に、2モル以上付加したタイプのものは臭いが無
いためである。n−ブチルの場合は、2モル付加
したタイプのブチルカルビトールでは強い臭いが
あり、3モル付加したタイプのブチルトリグリコ
ールでも臭いが強い。 以上のように本発明の組成物は住居用洗浄剤と
して特に好適である。 実施例 2 (浴室用洗浄剤) これはバスタブ、洗いおけ、浴室壁などの汚れ
を落す洗浄剤に関するものである。 ポリプロピレン製、3×6×0.2cmの板をオレ
イン酸カルシウム2%、ラノリン2%、大豆油2
%を含有する、メチルエチルケトン液に浸漬後引
き上げ充分油分を切つた後、105℃の恒温槽で1
時間、乾燥後冷却しテストピースとした。各々の
洗浄剤の原液及び10倍液にテストピースを原液で
は10分間、10倍液では1時間浸漬後、水洗乾燥
し、付着油分の除去率により洗浄性を評価した。
またこれらの洗浄剤用液を密閉された浴室(3.3
m3)中で10秒間噴霧器にてスプレーした直後、1
時間後、1日後の臭気を評価した。配合及び評価
結果を表4に示す。 洗浄力=(1−洗浄後油分/洗浄前油分)×100
【表】 実施例1と同様の結果であり、本発明の組成物
であるEx−5〜8は洗浄力が良好であり、臭い
も良い。しかしながら、本発明の組成物ではない
Rf−10は洗浄力は良いが臭いが悪く、又Rf−11
は臭いは良いが洗浄力が劣つた。n−ブタノール
ベースのRf−7、Rf−12(Ex−5に対比される)
はいずれも洗浄力は良好であるが臭いが悪かつ
た。Rf−9は臭いは良く、洗浄力も原液では良
かつたが10倍液では劣つていた。 以上のように本発明組成物は浴室用洗浄剤とし
ても好適である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中n+m=2〜6、2≧n≧1、5≧m≧
    0) で示されるポリアルキレングリコールモノターシ
    ヤリーブチルエーテルを0.1〜20重量%含有する
    ことを特徴とする洗浄剤組成物。
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