JPH02266188A - 可撓管の接続方法と可撓管 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、外周に中空突条を螺旋状に周設した可撓管の
接続方法と、その可撓管に関するものである。

〈従来の技術〉 従来第１図に示すようなポリエチレン樹脂管のパイプの
外周に中空突条２を螺旋状に周設した可撓管１がある。

この可撓管１を、例えばコンクリート桝に接続するには
、コンクリート桝の側壁に透孔をあけ、ここに可撓管ｌ
の先端を挿入し、その周りにモルタルを充填して接着す
る工法がとられていた。

〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、この工法では外部からの衝撃あるいは気温変化
に伴う管の膨張・収縮等によって接着が切れ、これに起
因して水洩れ事故が起こる欠点があった。

〈課題を解決するための手段〉 この発明は、上記の欠点を解消して、完全且つ簡単にコ
ンクリート桝等の被接続物へ接続できる可撓管の接続方
法と、その可撓管とを提供しようとするものである。

第１の発明である可撓管の接続方法は、つぎのように構
成する。外周に中空突条を螺旋状に周設した可撓管の接
続方法において、その可撓管の先端部の中空突条内に充
填剤を注入して硬化させる可撓管の接続方法である。

第２の発明である可撓管は、つぎのように構成する。外
周に中空突条を螺旋状に周設した可撓管において、中空
突条の先端部内に充填剤を注入して硬化させた可撓管で
ある。

く作　用〉 その可撓管の先端部の中空突条内へ充填剤を注入して硬
化させるので、可撓管の先端部は雄ねじとして作用する
機能をもつ。

〈実施例〉 以下に本発明の実施例を図面に基いて説明するＱ まず第１発明の可撓管の接続方法を説明する。

可撓管１は、たとえばポリエチレン樹脂製のパイプで、
その外周に中空突条２を螺旋状に周設しである。可撓管
１は容易に曲がるので、工事の際、必要に応じて任意の
形状に彎曲させることができる。

中空突条２のうち、先端部の中空突条２内に充填剤４を
注入して硬化させる。硬化すると、この部分の中空突条
２は変形しにくくなるので、事前に硬化させれば、雄ね
じとしての機能が生ずる。なお、先端部の中空突条２を
連通させておけば、一箇所から注入すれば足りるが、複
数部分に分れていれば、部分毎に注入することとなる。

被接続物、たとえばコンクリート桝３の接続孔５の内周
に、硬化した中空突条２と螺合する雌ねじを切って、こ
れを雌ねじ孔６とする。変性エポキシ樹脂あるいはウレ
タン系止水剤を塗布する。

可撓管１の先端部を、雌ねじ孔６へねじ込む。

すると、両者は螺合して、完全且つ確実に接続される。

なお、この実施例では、コンクリート桝に接続する場合
をとり上げたが、被接続物はコンクリート桝に限るもの
ではない。

つぎに第２発明の可撓管について説明する。

第２図に示すような、外周へ中空突条２を螺旋状に周設
した可撓管１において、中空突条２の先端部内へ充填剤
４を注入する。すると、中空突条２の先端部は硬化する
ので、接続作業のとき、前記のように先端部を雄ねじと
して使える。

先端部以外の中空突条ａは、本来の可撓性を保持するた
め、任意の形状に曲げて使える。

〈発明の効果〉 本発明は以上説明したように、可撓管の先端部の中空突
条内に充填剤を注入して硬化させるため、施工作業前に
硬化させておけば、先端部の中空突条は雄ねじとなるの
で、被接続物たとえばコンクリート桝に、この中空突条
と螺合する雌ねじを設ければ、この可撓管をねじ込むこ
とによって、両者を簡単且つ確実に接続できる。

両者は螺合しているので、接着剤の縁切れによって水洩
れ等の事故をおこすという従来工法の欠点は解消される
。

また、先端部以外には充填剤を注入しなければ、充填剤
を注入しない部分には可撓性が残るＯＪ゛、任意の形状
に曲げて使える。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の中空突条付の可撓管を示す斜視図、第２
図は本発明の可撓管の接続方法を示す説明図である。 １−Ｗ撓骨 ２−中空突条 ３−　コンクリート桝 ４−充填剤 ５−接続孔 ６−＃ねじ孔 出願代理人 松　　本 久

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、外周に中空突条を螺旋状に周設した可撓管の接続方
   法において、可撓管のその先端部の中空突条内に充填剤
   を注入して硬化させる可撓管の接続方法。 ２、外周に中空突条を螺旋状に周設した可撓管において
   、中空突条の先端部内に充填剤を注入して硬化させた可
   撓管。