JPH02266102A - 含水作動油の貯蔵タンク - Google Patents

含水作動油の貯蔵タンク

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JPH02266102A
JPH02266102A JP1087780A JP8778089A JPH02266102A JP H02266102 A JPH02266102 A JP H02266102A JP 1087780 A JP1087780 A JP 1087780A JP 8778089 A JP8778089 A JP 8778089A JP H02266102 A JPH02266102 A JP H02266102A
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hydraulic oil
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JP1087780A
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Toshikazu Hirata
平田 寿和
Kazunari Yamaguchi
山口 一成
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Nissei Plastic Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は含水作動油の貯蔵タンクに関し、−層詳細には
作動油として含水作動油を用いる油圧装置の含水作動油
の貯蔵タンクに関する。
(従来の技術) 射出成形機などの油圧装置に使用されている作動油は、
製造工程の自動化、無人化に伴う災害防止、あるいは屋
内設置のため消防法の規制により、難燃性作動油が使用
されることがある。かかる難燃性作動油としては、水可
溶化剤及び作動油としての特性を付与するだめの添加剤
等を含む鉱物油等に水を一定量以上添加し、引火点を実
質的に消滅せしめた含水作動油が使用されている。
従来の含水作動油の貯蔵タンクを第2図に示す。
貯蔵タンク100内の含水作動油102は不図示のポン
プにより油圧装置104へ送油管106を介して油圧装
置104へ送られ、還油管108を介して貯蔵タンク1
00へ戻される。貯蔵タンク100には、貯蔵タンク1
00内の含水作動油102の油面の上下に伴う貯蔵タン
ク100内のエアを出入させ大気圧に保つためのエアブ
リーザ110が設けられている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の従来の含水作動油の貯蔵タンクに
は次のような課題が有る。
含水作動油においては含水率が重要となり、水分が蒸発
して含水率が低下すると引火点が生じ難燃性が消滅する
ことが有る。列えば貯蔵タンク100内の空気中に含水
作動油102中の水分が蒸発し、結露112・・・した
り、もしくはエアブリーザ110を経由して貯蔵タンク
100外へ放出されてしまい含水作動油102の含水率
が低下するこが有る。また油圧装置104の運転によっ
て含水作動油102の油温が上昇すると水分の蒸発は多
くなり頻繁に水分補給をし含水率を一定の値に調整しな
くてはならないという課題が有る。特に高油圧力を必要
とする射出成形機の場合この油温上昇及び水分蒸発が著
しい。そのためこの課題を解決すべく本発明の出願人が
先に自動補水装置(特願昭63−254503号)及び
含水率異常警報装置(特願昭61−254504号)を
提案したが、それらの装置を設ける分装蓋のコストをア
ンプさせてしまうという新たな課題が生じてしまう。
そこで水分蒸発防止の為に、貯蔵タンク100の構造を
密閉構造にすると、含水作動油102の給排差により生
じる圧力に耐えられる耐圧構造が必要となり、やはりコ
スト高で大型となるという課題が有る。
従って、本発明は簡単な構造で含水作動油中の水分の蒸
発を抑制し得る含水作動油の貯蔵タンクを提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本発明は次の構成を備える。
すなわち、含水作動油が収容される主タンクと、該主タ
ンクよりも小容量に形成され、大気に開放されると共に
、前記主タンクに接続され、油面が常時主タンクの最上
部よりも上方に位置するよう含水作動油が収容される副
タンクとを具備することを特徴とする。
(作用) 作用について説明する。
主タンクは含水作動油で充満され主タンク内の空気は無
くなり、主タンク内の含水作動油の水分の蒸発が無くな
る。
副タンク内の含水作動油の温度上昇は、含水作動油が主
タンクへの移動中の放熱により最小限に抑えられ、しか
も副タンクの容量が小さく空気との接触面積が小さい為
、水分の蒸発は抑制可能となる。
(実施例) 以下、本発明の好適な実施例について第1図と共に詳述
する。まず構成について説明する。なお本実施例では射
出成形機の含水作動油の貯蔵タンクについて述べる。
10は主タンクであり、油補給口12、油吸込口14、
油戻り口16.18、エア抜口20がそれぞれ設けられ
ている。主タンク10内部にはエアが残らないよう含水
作動油22aが充満されている。主タンク10の最上部
はエア溜部24に形成され、前記のエア抜目20はこの
エア溜部24の天井に設けられている。
26は副タンクであり、その底部28が主タンり10の
最上部であるエア溜部24の上面より上方に位置するよ
う配設されており、つまりAに示す距離がゼロ以上とな
る位置に副タンク26は固定されている。副タンク26
の容量は主タンク10より小さく形成されており、少な
くとも射出成形機の油圧装置であるアクチュエータ30
の駆動に必要とされる含水作動油22aの最小必要量で
あって各配管等も含み主タンク10に収容し切れない分
及び含水作動油22aの油温上昇に伴う膨張分を吸収可
能な容量を有する。その結果、射出成形機のアクチュエ
ータ30の駆動に伴い主タンク10の含水作動油22a
が移動しても副タンク26内の含水作動油22bも移動
して主タンク10内を常に含水作動油22aで充満する
ようになっている。副タンク26にはエアブリーザ32
が設けられており、副タンク26内のエアの圧力を大気
圧に保っている。副タンク26の底部28には流出口3
4が設けられ、側壁部36にはエア進入口38が設けら
れている。
40は油補給管であり、副タンク26の流出口34と主
タンク10の油補給口12とを連絡している。この油補
給管40により、主タンク10内の含水作動油22aが
油吸入口14より主タンク10外へ移動しても前述のと
おり自動的に副タンク26内から含水作動油22bが補
給され、主タンク10内の充満状態を維持可能になって
いる。
42はエア抜管であり、主タンク10のエア抜口20と
副タンク26のエア進入口38とを連絡している。この
エア抜管42により、主タンクl。
内のエア溜部24に残っているエアも主タンクl。
内に含水作動油22aが充満された際に主タンク10か
ら副タンク26へ導かれ、そしてエアブリーザ32を経
て大気中へ放出される。
44はポンプであり、モータ46により駆動され、タン
ク10の油吸込口14に連絡された吸込管48から含水
作動油22aを吸出し、送油管5゜及び切換弁52を介
してアクチュエータ3oの油室54へ送油する。アクチ
ュエータ30の油室54へ送油されるとアクチュエータ
30は駆動し、ピストン56は矢印Bの方向へ移動する
が、その際、油室58内の含水作動油は切換弁52を経
由して還油管60を通り油戻り口16から主タンク10
内へ戻される。
62はリリーフ弁であり、送油圧力が異常に上昇した場
合、送油管50内の含水作動油を逃し管64から油戻り
口18を経由して主タンク10へ戻すようになっている
なお、含水作動油22aで充満されている主タンク10
内へ含水作動油が戻されると、戻された量と等しい量の
含水作動油22aが油補給管40またはエア抜管42を
介して主タンク10から副タンク26へ戻される。なお
、アクチュエータ30のピストン56が矢印Bの方向へ
駆動された際には油室54へ送り込まれる油量の方が油
室58より送り出される油量よりロッド57の体積分だ
け多くなり、主タンク10内へ戻る含水作動油の量が出
る含水作動油の量より少なくなる。しかし、その差は副
タンク26内の含水作動油22bが主タンク10内へそ
の差分だけ送られるので主タンク10内に含水作動油2
2aが充満した状態を維持可能となる。一方、アクチュ
エータ30のピストン56が矢印Bと逆方向へ駆動され
た場合は上記と逆に主タンク10内へ戻る油量が多くな
り、その多い分は副タンク26内に戻される。また、主
タンク10内の含水作動油22aの油温が上昇すると、
含水作動油22aの体積が膨張するが、その膨張分も主
タンク10内を増圧することなく副タンク26へ戻され
ることにより吸収される。
副タンク26内の含水作動油22bはアクチュエータ3
0の駆動により発生するエネルギによって油温が上昇す
るが油補給管40内を移動中に放熱されるので移動する
油量が少ないことと相俟って副タンク26内の油温上昇
は抑制される。加えて副タンク26の容量は主タンク1
0に比べて小さいため副タンク26から蒸発する水分量
はかなり抑制される。
上述の実施例においては還油管60と逃し管64内の含
水作動油は主タンク10内へ戻すようにしたが、還油管
60及び/もしくは逃し管64内の含水作動油は副タン
ク26へ戻してもよい。また、副タンク26の底部28
を主タンクlOの最上部であるエア溜部24により上方
に設けたが、必ずしも副タンク26を上方とするもので
はなく、副タンク26内の含水作動油22bの油面がエ
ア溜部24より常に上方にあればよい。また、エア抜管
42はエアに含まれる水分を副タンク26内の含水作動
油22bに戻すべくエア抜管42の上端を副タンク26
に連絡するのがよいが、エア抜管42は必ずしも副タン
ク26へ接続する必要はなく、エア抜管42の最上端が
副タンク26内の含水作動油22bの油面より上方に位
置するように設け、エア抜管42からエアを直接大気中
へ放出してもよい。さらには、含水作動油22aの移動
量が大きい場合、主タンク10と副タンク26間の含水
作動油の移動が多くなり、主タンク10外の油温上昇分
を油補給管40で放熱しきれなくなり、副タンク26内
の油温が上昇し、水分の蒸発が若干増加することがある
。このような場合は、例えば副タンク26内に含水作動
油の冷却装置(不図示)を備えることにより、含水作動
油22bの油温」1昇を抑え、水分蒸発を少な(するこ
とができる。
この場合も、副タンク26は小容量であるため冷却装置
は小型のものでよい。
なお、主タンク10は常時含水作動油22aで充満され
ているので特に防錆対策は不要であるが、副タンク26
はエアと接する為、ステンレス鋼を採用するなどの防錆
対策を施すのがよい。
以上、本発明の好適な実施例について種々性べて来たが
、本発明は上述の実施例に限定されるのではなく、発明
の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るのはも
ちろんである。
(発明の効果) 本発明に係る含水作動油の貯蔵タンクを用いると、含水
作動油中の水分の蒸発を抑制することができ、簡易な構
造で含水作動油への給水回数を減らすことが可能となり
作業能率をアンプさせることができ、経済的、技術的に
効果が有る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による含水作動油の貯蔵タンクの実施例
を示す構成図、第2図は従来の含水作動油の貯蔵タンク
を示す構成図。 10・ ・ ・主タンク、 22a、22b・・・含水作動油、 24・・・エア溜部、  26・・・副タンク、30・
・・アクチュエータ、 40・・・油補給管、 42・
・・エア抜管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、含水作動油が収容される主タンクと、 該主タンクよりも小容量に形成され、大気 に開放されると共に、前記主タンクに接続され、油面が
    常時主タンクの最上部よりも上方に位置するよう含水作
    動油が収容される副タンクとを具備することを特徴とす
    る含水作動油の貯蔵タンク。 2、前記副タンクは底部が前記主タンクの最上部より上
    方に位置するよう固定されると共に、油補給管を介し主
    タンクに接続され、該油補給管は上端が副タンクの底部
    近傍に連絡されていることを特徴とする請求項1記載の
    含水作動油の貯蔵タンク。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07186152A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Nissei Plastics Ind Co 成形機における油圧装置
WO2015158162A1 (zh) * 2014-04-17 2015-10-22 北汽福田汽车股份有限公司 一种工程机械用液压油箱总成及具有其的工程机械

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