JPH0226372A - 気密式動力伝達機構 - Google Patents

気密式動力伝達機構

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Publication number
JPH0226372A
JPH0226372A JP17504488A JP17504488A JPH0226372A JP H0226372 A JPH0226372 A JP H0226372A JP 17504488 A JP17504488 A JP 17504488A JP 17504488 A JP17504488 A JP 17504488A JP H0226372 A JPH0226372 A JP H0226372A
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JP
Japan
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room
link
power transmission
driving
transmission mechanism
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Pending
Application number
JP17504488A
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Inventor
Yutaka Kato
豊 加藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原子力施設等、外部との環境遮断が必要な場
所に設置する装置の動力伝達機構に係り、特に、駆動源
を他室に設置し、気密を保ったままで動力を伝達する場
合の気密式動力伝達機構に関する。
〔従来の技術〕
従来、原子力施設等、外部への汚染流出防止が必要とさ
れる施設では、遮蔽壁で隔離された部屋や、グローブボ
ックスを用いるが、これらの部屋やグローブボックス内
で使用する機械駆動源も環境遮断の立場から、例えば、
第6図に示すように。
室内に設置するのが一般的である。
また、第7図に示すように、負圧管理された室内環境を
利用し、遮蔽壁を貫通する小孔に伝達シャフトを通し、
その環境遮断は、例えば、特開昭47−39852号公
報に示すように摺動部をシールする方法がとられていた
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、この従来技術では、駆動源も環境遮断の必要な
室内に設置した場合にはその保守性が悪く、また放射線
雰囲気等の影響を受は易いこと、駆動源を他室に設置し
伝達シャフトの摺動部をシールする方法では気密の信頼
性に欠けるとの問題があった。
本発明の目的は、駆動源を環境遮断の必要な室外に設置
し、保守性の向上と放射線等の室内雰囲気を避け、かつ
、気密性能の高い動力伝達機構を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、環境遮断が必要な装置をその室内に設置し
、装置の駆動源のみを室外に設置し、気密を維持した状
態での動力伝達機構により達成される。
〔作用〕
本発明では、一般に、モータ等の駆動源から発生する回
転運動をそのまま装置に伝達するのではなく、回転運動
を一旦往復運動に変換し、動力量は側では必要に応じて
その往復運動を回転運動に変換する。更に、往復運動部
をその運動に追随して、伸縮可能なベローズ等のシール
膜で包むことにより、摺動面のないシール機構を実現す
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。第1
図は駆動室1a側からの回転力を伝達室1b側に伝える
もので、その間は壁板1で仕切られている。駆動室1a
には回転する駆動輪3aがあり、3aの回転力はリンク
4を介し伝達室1bに設置した伝達輪3bに伝わる。す
なわち、駆動輪3a、伝達輪3b、リンク4はクランク
機構を形成しており、駆動輪3aに連なる駆動軸6から
の動力は、伝達軸3bに連なる伝達軸7に伝わる。
ここでリンク4は、駆動軸3aと伝達輪3bの回転に合
わせて上・下方向の往復運動と左右方向の揺動を繰返す
が、リンク4にはこれらの動きに追随するシール膜5が
取付けてあり、駆動室1aと伝達室1bとはリンク4が
運動中であっても環境的には遮断されている。すなわち
、駆動室1aと伝達室1bとの間に気体等の交流はない
。シール膜5は伸縮自在なものが望ましく、例えば、ベ
ローズやゴム、樹脂等で作った筒が使用できる。
この実施例によれば、原子力施設等、外部への汚染流出
防止が要求される設備において、伝達室1b側に必要な
機能をもった装置を設置し、その駆動力を伝達軸7から
引出すことにより、モータ等の駆動源は駆動軸6から伝
わる様に駆動室1a側に設置でき、かつ、伝達室1b側
の汚染物は壁板2とシール膜5により駆動室1a@への
流出を防ぐことができる。
第2図は本発明の応用で、第1図のリンク4を複数とし
、回転伝達力と回転の確実性を増した例である。
第3図は本発明の応用で、第1図のリンク4をシール膜
5の部分で駆動室1a側と伝達室1b側とに分割し、そ
れぞれ、リンク4aとリンク4bとし、屈曲可能なリン
ク支持点10で結合した例である。これによると、第1
図で駆動輪3aと伝達軸3bの回転に伴い、リンク4が
左右方向に揺動し、シール膜5も揺動する動きを、第3
図のシール膜5では上・下の動きのみになり、シール膜
5に加わる負荷を軽減することができる。
第4図は本発明の応用で、第1図のリンク4の駆動室l
a側にリンクを取外すことができるリンク着脱部11を
設けたものであるにれによると、リンク4aは伝達室1
b側にシール膜5を残して取外すことができ、駆動室1
aと伝達室1bの気密を保ったままで駆動室1a側に設
置されている駆動輪3aやモータ等の駆動源の保守が可
能となる利点がある。もちろん、第3図において、リン
ク支持点10からリンク4aを取外しても同様な利点が
得られる。
第5図は、本発明を原子力施設等に適用した場合の例で
ある。ここで、セル12は放射性物質を取り扱う部屋で
、一般に、人は容易に立入ることはできない。この部屋
で使用するセル内装置13が設置されている。遮蔽壁1
4はセル12と人が立入り容易な操作室15とをへだで
るものであり、セル12と操作室15とは汚染物の交流
がないことが要求される。
セル内装置13はセル12内には駆動源を持たず、保守
性及び放射線の影響を避けるため、操作室15側に駆動
源となるモータ16を設置し、その制御は操作室15側
に設置した制御装置17で行う。モータ16からセル内
装置13への動力伝達には本発明の機構を用いる。すな
わち、モータ16からの回転力は駆動軸6に伝わり、更
に、駆動輪3aとリンク4.及び、伝達軸3bとから成
るクランク機構により伝達軸7を介しセル内装置13に
伝わる。ここでセル12内の汚染物質は、壁板2とシー
ル膜5により遮断され、操作室15側には流出しない。
このように、本発明では、第6図の従来例の様に駆動源
をセル12内に設置せず、操作室15側に設置できるた
め、保守性向上と放射線防護が可能となる。また、第7
図の従来例のように、摺動する伝達部にシールド機構を
もたないため、高い気密性が得られる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、原子力施設等で汚染物のある部屋に対
して気密を保ったまま動力を伝達することができ、駆動
源の保守性向上と、駆動源を汚染室内の放射線雰囲気か
ら隔離することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の原理図、第2図。 第3図及び第4図は第1図の応用例図、第5図は本発明
を原子力施設等に適用した場合の側面図、第6図、第7
図は従来例を示す側面図である。 2・・・壁板、3a・・・駆動軸、3b・・・伝達輪、
4゜4a、4b・・・リンク、5・・・シール膜、6・
・・駆動軸、7・・・伝達軸、1o・・・リンク支持点
、11・・・リンク着脱部、13・・・セル内装置、1
6・・・モータ。 い\、− 第1図 築2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転力はクランク機構により伝達し、環境遮断はリ
    ンクをシール膜で包むことにより行うことを特徴とする
    気密式動力伝達機構。 2、動力を往復運動により伝える伝達機構において、 往復運動部をその運動に追随して伸縮可能なシール膜で
    被膜し、運動部の前後を環境遮断したことを特徴とする
    気密式動力伝達機構。 3、特許請求の範囲第1項記載の前記シール膜にベロー
    ズを用いた気密式動力伝達機構。4、クランク機構のリ
    ンクを複数とし、それぞれをシール膜で包み回転伝達力
    と回転の確実性を増した気密式動力伝達機構。 5、クランク機構のリンクを、リンクを包むシール膜を
    残したまま駆動源側から取外せる構造として、環境遮断
    を保つたままで駆動源側の組立、保守が可能な気密式動
    力伝達機構。 6、クランク機構のリンクを、前記リンクを包むシール
    膜部で、駆動源側と伝達側とにそれぞれ屈曲可能な支点
    で接続することにより、シール膜の横揺れを防止した気
    密式動力伝達機構。 7、原子力施設等、外部との環境遮断が必要な場所に設
    置する装置の駆動源を、人が容易に立入り出来る場所に
    設置し、その動力伝達は回転力をクランク機構により行
    い、環境遮断はリンクをシール膜で包むことにより行う
    気密式動力伝達機構。
JP17504488A 1988-07-15 1988-07-15 気密式動力伝達機構 Pending JPH0226372A (ja)

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JP17504488A JPH0226372A (ja) 1988-07-15 1988-07-15 気密式動力伝達機構

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0226372A true JPH0226372A (ja) 1990-01-29

Family

ID=15989242

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JP17504488A Pending JPH0226372A (ja) 1988-07-15 1988-07-15 気密式動力伝達機構

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JP (1) JPH0226372A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112548A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Gecoss Corp 鋼矢板吊り治具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007112548A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Gecoss Corp 鋼矢板吊り治具

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