JPH02251413A - 射出成形機 - Google Patents
射出成形機Info
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- JPH02251413A JPH02251413A JP7189489A JP7189489A JPH02251413A JP H02251413 A JPH02251413 A JP H02251413A JP 7189489 A JP7189489 A JP 7189489A JP 7189489 A JP7189489 A JP 7189489A JP H02251413 A JPH02251413 A JP H02251413A
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- Japan
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- injection
- injection plunger
- heating cylinder
- resin material
- plunger
- Prior art date
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- Pending
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/58—Details
- B29C45/585—Vibration means for the injection unit or parts thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はプランジャ式の射出成形機に係り、特に、繊維
材料を配合した成形品や、熱履歴の影響を問題にする光
学製品用の成形品などを成形するのに好適な射出成形機
に関する。
材料を配合した成形品や、熱履歴の影響を問題にする光
学製品用の成形品などを成形するのに好適な射出成形機
に関する。
[従来の技術]
プランジャ式の射出成形機は、公知のように、加熱シリ
ンダ内に供給された樹脂材料を、加熱シリンダ内に進退
可能に配設された射出プランジャの前進によって移送す
ると共に、バンドヒータなどで加熱された加熱シリンダ
からの伝熱によって溶融可塑化するようにしている。斯
る従来のプランジャ式の射出成形機は、樹脂材料の溶融
可塑化を加熱シリンダからの外部加熱だけに頼っている
ため、材料の可塑化の均一性の点で問題があり、現在で
は1次に述べるインラインスクリュータイプの射出成形
機が一般的に用いられている。
ンダ内に供給された樹脂材料を、加熱シリンダ内に進退
可能に配設された射出プランジャの前進によって移送す
ると共に、バンドヒータなどで加熱された加熱シリンダ
からの伝熱によって溶融可塑化するようにしている。斯
る従来のプランジャ式の射出成形機は、樹脂材料の溶融
可塑化を加熱シリンダからの外部加熱だけに頼っている
ため、材料の可塑化の均一性の点で問題があり、現在で
は1次に述べるインラインスクリュータイプの射出成形
機が一般的に用いられている。
上記したインラインスクリュータイプの射出成形機は、
公知のように、加熱シリンダ内に回転及び前後進可能な
ようにスクリューを配設している。
公知のように、加熱シリンダ内に回転及び前後進可能な
ようにスクリューを配設している。
樹脂材料は、加熱シリンダ内のスクリューの後部に投入
され、スクリューの回転によるネジ送り作用によって混
練されつつ前方に移送されると共に、加熱シリンダから
の外部加熱と、スクリュー回転に伴うせん新作用による
樹脂材料量同志、並びに金属表面−樹脂材料間の摩擦発
熱とによって溶融可塑化されるようになっている。そし
て、スクリューの先端側に溶融樹脂を順次送り込んで貯
え、これに伴ってスクリューは背圧を制御されつつ後退
し、スクリュー先端側に1ショット分の分量の溶融樹脂
が貯えられた時点で、スクリューの回転が停止され、所
定秒時後の射出開始タイミング時点でスクリューが前進
されて金型のキャビティ内に溶融樹脂を射出・充填する
という成形プロセスをとっている。斯様な溶融可塑化メ
カニズムをもつインラインスクリュータイプの射出成形
機は、前記したプランジャ式の射出成形機に比して、樹
脂材料の可塑化の均一性などの点で優れている。
され、スクリューの回転によるネジ送り作用によって混
練されつつ前方に移送されると共に、加熱シリンダから
の外部加熱と、スクリュー回転に伴うせん新作用による
樹脂材料量同志、並びに金属表面−樹脂材料間の摩擦発
熱とによって溶融可塑化されるようになっている。そし
て、スクリューの先端側に溶融樹脂を順次送り込んで貯
え、これに伴ってスクリューは背圧を制御されつつ後退
し、スクリュー先端側に1ショット分の分量の溶融樹脂
が貯えられた時点で、スクリューの回転が停止され、所
定秒時後の射出開始タイミング時点でスクリューが前進
されて金型のキャビティ内に溶融樹脂を射出・充填する
という成形プロセスをとっている。斯様な溶融可塑化メ
カニズムをもつインラインスクリュータイプの射出成形
機は、前記したプランジャ式の射出成形機に比して、樹
脂材料の可塑化の均一性などの点で優れている。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、近時のプラスチック産業の発達により、樹脂
材料中にガラス繊維、カーボン繊維などの繊維材料を配
合してなる成形品の用途が高まりつつあるが、上述した
インラインスクリュータイプの射出成形機では、樹脂材
料中に混入される繊維が破損し易いという問題が指摘さ
れていた。何となれば、インラインスクリュータイプの
射出成形機においては、L/D (エルパイプイー)と
称されるスクリューの長さと直径との比を通常20程度
以上に大きくして(樹脂の送り距離を長くして)、樹脂
温、可塑化の安定性などを向上させるようにしている。
材料中にガラス繊維、カーボン繊維などの繊維材料を配
合してなる成形品の用途が高まりつつあるが、上述した
インラインスクリュータイプの射出成形機では、樹脂材
料中に混入される繊維が破損し易いという問題が指摘さ
れていた。何となれば、インラインスクリュータイプの
射出成形機においては、L/D (エルパイプイー)と
称されるスクリューの長さと直径との比を通常20程度
以上に大きくして(樹脂の送り距離を長くして)、樹脂
温、可塑化の安定性などを向上させるようにしている。
このため、ホッパーから樹脂材料と共に供給・される前
記繊維材料も長い期間混線作用を受けることになり、繊
維が損傷し易く、従って、繊維配合成形品が所期の強度
・性能を維持できないという問題を生じた。
記繊維材料も長い期間混線作用を受けることになり、繊
維が損傷し易く、従って、繊維配合成形品が所期の強度
・性能を維持できないという問題を生じた。
また、繊維材料を配合しない場合であっても、上述のよ
うに、インラインスクリュータイプの射出成形機ではス
クリュー長が大であるため、換言するなら加熱領域が長
く樹脂が高温状態にさらされる期間が長いため、樹脂が
熱履歴の影響を受は易く、特に光学用の成形品の場合な
どでは、熱履歴の影響によって光学特性が劣化するとい
う問題もあった。
うに、インラインスクリュータイプの射出成形機ではス
クリュー長が大であるため、換言するなら加熱領域が長
く樹脂が高温状態にさらされる期間が長いため、樹脂が
熱履歴の影響を受は易く、特に光学用の成形品の場合な
どでは、熱履歴の影響によって光学特性が劣化するとい
う問題もあった。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、可塑化の均一性が良好でありながら、樹脂
材料中に混入される繊維材料に破損の虞がなく、また、
熱履歴の影響が少く、特に繊維材料を配合した成形品や
、熱履歴の影響を問題にする光学製品用の成形品などの
成形に好適な射出成形機を提供することにある。
るところは、可塑化の均一性が良好でありながら、樹脂
材料中に混入される繊維材料に破損の虞がなく、また、
熱履歴の影響が少く、特に繊維材料を配合した成形品や
、熱履歴の影響を問題にする光学製品用の成形品などの
成形に好適な射出成形機を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明の上記した目的は、加熱シリンダ内に供給された
樹脂材料を、加熱シリンダ内に進退可能に配設された射
出プランジャの前進によって移送し、加熱シリンダから
の加熱によって溶融可塑化するようにしたプランジャ式
の射出成形機において、前記射出プランジャに所定の前
後振動を与えつつこれを前進させるように、構成するこ
とによって達成される。
樹脂材料を、加熱シリンダ内に進退可能に配設された射
出プランジャの前進によって移送し、加熱シリンダから
の加熱によって溶融可塑化するようにしたプランジャ式
の射出成形機において、前記射出プランジャに所定の前
後振動を与えつつこれを前進させるように、構成するこ
とによって達成される。
また、本発明においては好ましくは、前記射出プランジ
ャの先端部は、くさび形状に形成される。
ャの先端部は、くさび形状に形成される。
[作 用]
上述のように、射出シリンダを微振動させつつ前進させ
ることにより、樹脂材料は、加熱シリンダからの加熱と
、射出プランジャからの振動エネルギーとによって溶融
可塑化され、樹脂材料は比較的短い加熱・溶融可塑化経
路内で、均一な可塑化が達成される。またこの際、射出
シリンダの先端がくさび形状であると、くさびによる剪
断発熱作用が付加され一層溶融可塑化が促進されて、良
好で均一な可塑化が実現できる。また、インラインスク
リュータイプの射出成形機のように、スクリュー回転に
よる混線作用を長い経路にわたって受けないため、樹脂
材料に混入される繊維が破損される虞が可及的に防止で
き、さらに、加熱経路が短かいため、樹脂への熱履歴の
影響を低減できる。さらにまた1回転スクリューがない
ため1回転駆動源などを削減できて、全体の構成を簡素
化できると共に、スクリュー溝への樹脂のこびり付きが
ないので、パージング(樹脂替、色替)が容易となる。
ることにより、樹脂材料は、加熱シリンダからの加熱と
、射出プランジャからの振動エネルギーとによって溶融
可塑化され、樹脂材料は比較的短い加熱・溶融可塑化経
路内で、均一な可塑化が達成される。またこの際、射出
シリンダの先端がくさび形状であると、くさびによる剪
断発熱作用が付加され一層溶融可塑化が促進されて、良
好で均一な可塑化が実現できる。また、インラインスク
リュータイプの射出成形機のように、スクリュー回転に
よる混線作用を長い経路にわたって受けないため、樹脂
材料に混入される繊維が破損される虞が可及的に防止で
き、さらに、加熱経路が短かいため、樹脂への熱履歴の
影響を低減できる。さらにまた1回転スクリューがない
ため1回転駆動源などを削減できて、全体の構成を簡素
化できると共に、スクリュー溝への樹脂のこびり付きが
ないので、パージング(樹脂替、色替)が容易となる。
[実施例]
以下、本発明を第1図及び第2図に示した1実施例によ
って説明する。第1図は射出成形機の射出装置の断正面
図、第2図は制御系を示すプロッり図である。
って説明する。第1図は射出成形機の射出装置の断正面
図、第2図は制御系を示すプロッり図である。
第1図において、1はベース、2は該ベース1上に支台
3を介して取付けられたモータ、4は該モータ3の出力
軸に連結・固着されたネジシャフトで、その両端を支台
3,5に軸支されている。
3を介して取付けられたモータ、4は該モータ3の出力
軸に連結・固着されたネジシャフトで、その両端を支台
3,5に軸支されている。
6はネジシャフト4に螺合されたナツト体、7は該ナツ
ト体6を固着した移動ベースで、該移動ベース7は適宜
案内手段によって図示左右にのみ移動可能にガイドされ
ている。そして、モータ2の回転によって、ナツト体6
と共に移動ベース7がネジシャフト4に沿って前後進す
るようになっており、これによって移動ベース7上に固
着された後述する射出装置本体が、図示せぬ射出成形機
の金型装置に対して前進もしくは後端し、所謂ノズルタ
ッチなどがコントロールされるようになっている。
ト体6を固着した移動ベースで、該移動ベース7は適宜
案内手段によって図示左右にのみ移動可能にガイドされ
ている。そして、モータ2の回転によって、ナツト体6
と共に移動ベース7がネジシャフト4に沿って前後進す
るようになっており、これによって移動ベース7上に固
着された後述する射出装置本体が、図示せぬ射出成形機
の金型装置に対して前進もしくは後端し、所謂ノズルタ
ッチなどがコントロールされるようになっている。
8は、前記移動ベース7上に固定された基体で。
その後端側には射出シリンダ(油圧シリンダ)9が、ま
たその前端側には加熱シリンダ10がそれぞれ取付けら
れている。11は射出シリンダ9のピストンロッドで、
その先端部には射出ブラシジャ12が固着されている。
たその前端側には加熱シリンダ10がそれぞれ取付けら
れている。11は射出シリンダ9のピストンロッドで、
その先端部には射出ブラシジャ12が固着されている。
上記ピストンロッド11は、サーボ制御弁13によって
その前進・後退を制御され、また、後述する如く前進時
に所定周波数で前後に微小振動駆動される。なお、14
゜15は、サーボ制御弁13と射出シリンダ9内の油室
との間の流路である8 前記射出プランジャ12は、前記基体8の中空部8a内
を挿通して、前記加熱シリンダ10の中空部10a内に
進退自在に嵌挿されており、その先端部は尖鋭な突出部
(くさび形状、該実施例では円錐形)12aに形成され
ている。16は加熱シリンダ10の先端部に取付けられ
たノズルで、射出行程時には図示せぬ金型装置の樹脂注
入口にタッチされる。17は、加熱シリンダ10並びに
ノズル16の外周に装着されたバンドヒータで、両者1
0.16内の樹脂を加熱するようになっている。
その前進・後退を制御され、また、後述する如く前進時
に所定周波数で前後に微小振動駆動される。なお、14
゜15は、サーボ制御弁13と射出シリンダ9内の油室
との間の流路である8 前記射出プランジャ12は、前記基体8の中空部8a内
を挿通して、前記加熱シリンダ10の中空部10a内に
進退自在に嵌挿されており、その先端部は尖鋭な突出部
(くさび形状、該実施例では円錐形)12aに形成され
ている。16は加熱シリンダ10の先端部に取付けられ
たノズルで、射出行程時には図示せぬ金型装置の樹脂注
入口にタッチされる。17は、加熱シリンダ10並びに
ノズル16の外周に装着されたバンドヒータで、両者1
0.16内の樹脂を加熱するようになっている。
18は、加熱シリンダ10内に材料を供給するための材
料投入筒で、加熱シリンダ10の材料供給口10bを介
して前記中空部10aと連通しており、該実施例におい
てはその外周にバンドヒータ17が装着されている。上
記材料投入筒18には1図示していないが材料供給用の
ホッパーが連結されており、ホッパーシャッタの開放時
に樹脂材料が材料投入筒18、材料供給口10bを介し
て前記加熱シリンダ10の中空部10aに投入されるよ
うになっている。
料投入筒で、加熱シリンダ10の材料供給口10bを介
して前記中空部10aと連通しており、該実施例におい
てはその外周にバンドヒータ17が装着されている。上
記材料投入筒18には1図示していないが材料供給用の
ホッパーが連結されており、ホッパーシャッタの開放時
に樹脂材料が材料投入筒18、材料供給口10bを介し
て前記加熱シリンダ10の中空部10aに投入されるよ
うになっている。
第2図において、19は、射出成形機全体の制御を司ど
るマイクロコンピュータよりなる制御装置で、サーボア
ンプ等のドライバ回路20を介して前記サーボ制御弁1
3を駆動・制御し、前記ピストンロッド11並びに射出
プランジャ12を前進もしくは後退させるようになって
いる。また。
るマイクロコンピュータよりなる制御装置で、サーボア
ンプ等のドライバ回路20を介して前記サーボ制御弁1
3を駆動・制御し、前記ピストンロッド11並びに射出
プランジャ12を前進もしくは後退させるようになって
いる。また。
制御装置t19は、射出プランジャ12を所定の後退位
置から前進させて樹脂材料を溶融可塑化する可塑化行程
時に9例えば200〜1000 M Hzでピストンロ
ッド11を前後に微小振動させつつ前進させるようにな
っており、これによって、樹脂材料に振動エネルギーを
付与するようになっている。
置から前進させて樹脂材料を溶融可塑化する可塑化行程
時に9例えば200〜1000 M Hzでピストンロ
ッド11を前後に微小振動させつつ前進させるようにな
っており、これによって、樹脂材料に振動エネルギーを
付与するようになっている。
21は、射出シリンダ9に付設された圧力ヘッドよりな
る射出圧力センサで、該センサ21の計測情報は図示し
ていないがA/D変換器を介して前記制御装置19に送
出されるようになっている。
る射出圧力センサで、該センサ21の計測情報は図示し
ていないがA/D変換器を介して前記制御装置19に送
出されるようになっている。
また、22は、例えば射出プランジャ12と一体に可動
する部材に付設されたパルスエンコーダよりなる射出ス
トロークセンサで、該センサ22の計測情報も前記制御
袋![19に送出されるようになっている。なお第2図
において、23は、図示せぬ圧油供給源と前記サーボ制
御弁13との間に設けられたチエツク弁、24はアキュ
ームレータである。
する部材に付設されたパルスエンコーダよりなる射出ス
トロークセンサで、該センサ22の計測情報も前記制御
袋![19に送出されるようになっている。なお第2図
において、23は、図示せぬ圧油供給源と前記サーボ制
御弁13との間に設けられたチエツク弁、24はアキュ
ームレータである。
上述した構成において、前記射出プランジャ12が第1
図示の如く後退位置にある際に、前記材料供給筒18か
ら、樹脂材料(樹脂ベレット)が加熱シリンダ10内へ
所定量だけ投入されると、制御装置19は、前記ドライ
バ回路20、サーボ制御弁13をして前記射出シリンダ
9を駆動制御し、前記ピストンロッド11及び射出プラ
ンジャ12を微小振動させつつ前進駆動させる。これに
よって、樹脂材料は、加熱シリンダ10からの加熱を受
けつつ前方へ圧縮されながら移送され、また、射出プラ
ンジャ12の尖鋭な突出部12aの微小振動によって振
動エネルギーを付与され且つ突出部12aのくさび作用
によって剪断力を受ける。従って、樹脂材料は、加熱シ
リンダ10(バンドヒータ17)からの加熱と、射出プ
ランジャ12の振動エネルギーによる発熱作用並びに剪
断発熱作用との協働によって、速やかに均一可塑化され
ることになる。
図示の如く後退位置にある際に、前記材料供給筒18か
ら、樹脂材料(樹脂ベレット)が加熱シリンダ10内へ
所定量だけ投入されると、制御装置19は、前記ドライ
バ回路20、サーボ制御弁13をして前記射出シリンダ
9を駆動制御し、前記ピストンロッド11及び射出プラ
ンジャ12を微小振動させつつ前進駆動させる。これに
よって、樹脂材料は、加熱シリンダ10からの加熱を受
けつつ前方へ圧縮されながら移送され、また、射出プラ
ンジャ12の尖鋭な突出部12aの微小振動によって振
動エネルギーを付与され且つ突出部12aのくさび作用
によって剪断力を受ける。従って、樹脂材料は、加熱シ
リンダ10(バンドヒータ17)からの加熱と、射出プ
ランジャ12の振動エネルギーによる発熱作用並びに剪
断発熱作用との協働によって、速やかに均一可塑化され
ることになる。
上記可塑化行程によって、樹脂材料が均一可塑化される
と、前記射出圧力センサ21の出力が所定値を示し、か
つ、射出ストロークセンサ22による射出プランジャ1
2の位置出力が不変になり、これによって制御装置11
9が可塑化(チャージ)完了を認知し、射出シリンダ9
の駆動を停止すると共に、このチャージ完了時の射出プ
ランジャ12の位置を前記射出ストロークセンサ22か
らの出力で認知する。そして、制御装置!19は、チャ
ージ完了時の所定秒時を経た射出開始タイミング時点で
、ドライバ回路20、サーボ制御弁13を介して射出シ
リンダ9を駆動制御し、前記ピストンロッド11及び射
出プランジャ12を、前記チャージ完了時の射出プラン
ジャ12の位置を起点として、予め制御装置19に設定
入力して記憶させである所定速度で所定量だけ前進させ
、溶融樹脂を前記ノズル16から図示せぬ金型のキャビ
ティ内へ射出・充填するようになっている。
と、前記射出圧力センサ21の出力が所定値を示し、か
つ、射出ストロークセンサ22による射出プランジャ1
2の位置出力が不変になり、これによって制御装置11
9が可塑化(チャージ)完了を認知し、射出シリンダ9
の駆動を停止すると共に、このチャージ完了時の射出プ
ランジャ12の位置を前記射出ストロークセンサ22か
らの出力で認知する。そして、制御装置!19は、チャ
ージ完了時の所定秒時を経た射出開始タイミング時点で
、ドライバ回路20、サーボ制御弁13を介して射出シ
リンダ9を駆動制御し、前記ピストンロッド11及び射
出プランジャ12を、前記チャージ完了時の射出プラン
ジャ12の位置を起点として、予め制御装置19に設定
入力して記憶させである所定速度で所定量だけ前進させ
、溶融樹脂を前記ノズル16から図示せぬ金型のキャビ
ティ内へ射出・充填するようになっている。
該実施例においては、上述したように、樹脂材料が、加
熱シリンダ10からの加熱と、射出プランジャ12の振
動エネルギーによる発熱作用、並びに剪断発熱作用とに
よって溶融可塑化されるので、プランジャ式の射出成形
機の形態を採るものでありながら、インラインスクリュ
ータイプの射出成形機と比肩できる良好な均一可塑化を
達成できる。また、従来のプランジャ式の射出成形機に
おいて加熱シリンダの先端部分に必要とした公知のトー
ピード(魚雷型の形状を呈する多数の細溝形成部材)な
どを必要とせず、さらに、インラインスクリュータイプ
の射出成形機のように、設計が難かしいスクリュー、及
びスクリュー回転駆動源などがない構成であるので、全
体の機構が簡略化できる。
熱シリンダ10からの加熱と、射出プランジャ12の振
動エネルギーによる発熱作用、並びに剪断発熱作用とに
よって溶融可塑化されるので、プランジャ式の射出成形
機の形態を採るものでありながら、インラインスクリュ
ータイプの射出成形機と比肩できる良好な均一可塑化を
達成できる。また、従来のプランジャ式の射出成形機に
おいて加熱シリンダの先端部分に必要とした公知のトー
ピード(魚雷型の形状を呈する多数の細溝形成部材)な
どを必要とせず、さらに、インラインスクリュータイプ
の射出成形機のように、設計が難かしいスクリュー、及
びスクリュー回転駆動源などがない構成であるので、全
体の機構が簡略化できる。
さらに、インラインスクリュータイプの射出成形機のよ
うに、長い混線・可塑化経路にわたってスクリューによ
る混線作用を受けないので、樹脂材料にガラス繊維、カ
ーボン繊維などの繊維材料を配合する場合でも、繊維材
料が破損する虞がなく、繊維配合成形品が所期の強度、
性能をもつものとして提供できる。
うに、長い混線・可塑化経路にわたってスクリューによ
る混線作用を受けないので、樹脂材料にガラス繊維、カ
ーボン繊維などの繊維材料を配合する場合でも、繊維材
料が破損する虞がなく、繊維配合成形品が所期の強度、
性能をもつものとして提供できる。
さらにまた、インラインスクリュータイプの射出成形機
に比して樹脂の加熱経路を大幅に短縮できるので、樹脂
が熱履歴の影響を受けることがなく、光学製品用の成形
品であっても、光学特性が劣化する虞がない。
に比して樹脂の加熱経路を大幅に短縮できるので、樹脂
が熱履歴の影響を受けることがなく、光学製品用の成形
品であっても、光学特性が劣化する虞がない。
加えて、前記トーピードやスクリューのように溶融樹脂
がこびり付き易い部材がないので、樹脂替、色替がきわ
めて容易になる。
がこびり付き易い部材がないので、樹脂替、色替がきわ
めて容易になる。
以上、本発明を図示した実施例によって説明したが、当
業者には本発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変形が
可能であり、例えば、射出プランジャの振動数、振動の
強さは任意に変更可能であり、また、射出プランジャの
先端形状も、くさび作用をもつように実施例形状以外に
種々の変形が考えられる。さらに、前記実施例において
は、射出プランジャを油圧シリンダで駆動するようにし
ているが、適宜回転−直線運動変換機構を付加すること
によって油圧モータ或いは電動モータに代替することも
可能である。また、第1図に例示した1〜7までの射出
装置全体を金型装置に対して前進もしくは後退させる部
材も、油圧シリンダを用いたものに代替することも可能
である。
業者には本発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変形が
可能であり、例えば、射出プランジャの振動数、振動の
強さは任意に変更可能であり、また、射出プランジャの
先端形状も、くさび作用をもつように実施例形状以外に
種々の変形が考えられる。さらに、前記実施例において
は、射出プランジャを油圧シリンダで駆動するようにし
ているが、適宜回転−直線運動変換機構を付加すること
によって油圧モータ或いは電動モータに代替することも
可能である。また、第1図に例示した1〜7までの射出
装置全体を金型装置に対して前進もしくは後退させる部
材も、油圧シリンダを用いたものに代替することも可能
である。
[発明の効果]
以上のように本発明によれば、可塑化の均一性が良好で
ありながら、樹脂材料中に混入される繊維材料に破損の
虞がなく、また、熱履歴の影響が少く、特に繊維材料を
配合した成形品や、熱履歴の影響を問題にする光学製品
用の成形品などの成形に好適な射出成形機を提供でき、
その産業的価値は多大である。
ありながら、樹脂材料中に混入される繊維材料に破損の
虞がなく、また、熱履歴の影響が少く、特に繊維材料を
配合した成形品や、熱履歴の影響を問題にする光学製品
用の成形品などの成形に好適な射出成形機を提供でき、
その産業的価値は多大である。
第1図及び第2図は本発明の1実施例に係り、第1図は
射出成形機の射出装置の断正面図、第2図は制御系を示
すブロック図である。 8・・・・・・基体、8a・・・・・・中空部、9・・
・・・・射出シリンダ(油圧シリンダ)、10・・・・
・・加熱シリンダ、10a・・・・・・中空部、10b
・・・・・・材料供給口、11・・・・・・ピストンロ
ッド、12・・・・・・射出プランジャ、12a・・・
・・・突出部、13・・・・・・サーボ制御弁、16・
・・・・・ノズル、17・・・・・・バンドヒータ、1
8・・・・・・材料投入筒、19・・・・・・制御装置
、20・・・・・・ドライバ回路、21・・・・・・射
出圧力センサ、22・・・・・・射出ストロークセンサ
。
射出成形機の射出装置の断正面図、第2図は制御系を示
すブロック図である。 8・・・・・・基体、8a・・・・・・中空部、9・・
・・・・射出シリンダ(油圧シリンダ)、10・・・・
・・加熱シリンダ、10a・・・・・・中空部、10b
・・・・・・材料供給口、11・・・・・・ピストンロ
ッド、12・・・・・・射出プランジャ、12a・・・
・・・突出部、13・・・・・・サーボ制御弁、16・
・・・・・ノズル、17・・・・・・バンドヒータ、1
8・・・・・・材料投入筒、19・・・・・・制御装置
、20・・・・・・ドライバ回路、21・・・・・・射
出圧力センサ、22・・・・・・射出ストロークセンサ
。
Claims (2)
- (1)加熱シリンダ内に供給された樹脂材料を、加熱シ
リンダ内に進退可能に配設された射出プランジャの前進
によつて移送し、加熱シリンダからの加熱によつて溶融
可塑化するようにしたプランジャ式の射出成形機におい
て、前記射出プランジャに所定の前後振動を与えつつこ
れを前進させるようにしたことを特徴とする射出成形機
。 - (2)請求項1記載において、前記射出プランジャの先
端部をくさび形状にしたことを特徴とする射出成形機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7189489A JPH02251413A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 射出成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7189489A JPH02251413A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 射出成形機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02251413A true JPH02251413A (ja) | 1990-10-09 |
Family
ID=13473699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7189489A Pending JPH02251413A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 射出成形機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02251413A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1103364A1 (de) * | 1999-11-23 | 2001-05-30 | Otto Männer Heisskanalsysteme GmbH & Co. KG | Verfahren und Vorrichtung zum Erwärmen eines Kunststoffpfropfens |
-
1989
- 1989-03-27 JP JP7189489A patent/JPH02251413A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1103364A1 (de) * | 1999-11-23 | 2001-05-30 | Otto Männer Heisskanalsysteme GmbH & Co. KG | Verfahren und Vorrichtung zum Erwärmen eines Kunststoffpfropfens |
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