JPH02250605A - 搬送延線工法 - Google Patents

搬送延線工法

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JPH02250605A
JPH02250605A JP1067593A JP6759389A JPH02250605A JP H02250605 A JPH02250605 A JP H02250605A JP 1067593 A JP1067593 A JP 1067593A JP 6759389 A JP6759389 A JP 6759389A JP H02250605 A JPH02250605 A JP H02250605A
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Tetsuyo Asami
哲世 浅見
Masayasu Imai
今井 正康
Yoshisada Ishida
石田 吉貞
Toshio Kaido
海道 敏男
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Yasuda Seisakusho Co Ltd
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Yasuda Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、電線を搬器により担持・搬送して延線する
搬送延線工法に関する。
〈従来の技術〉 搬送延線工法としては、例えば、送電線建設資料第33
集(送電線建設技術研究会;昭和62年12月発行)の
第61頁〜第131頁に示されるような工法が知られて
いる。
〈発明が解決しようとする課題〉 搬送延線工法は、電線にほとんど延線張力をかけずに行
なえるため、延線張力による電線の伸びを嫌うプレハブ
延線、特に従来のものに比べ立地条件が悪く引抜き工法
を適用し難いUHV電線のプレハブ延線に最適な工法で
ある。
しかし、この搬送延線工法にも幾つかの短所がある。
すなわち、延線区間全体についての延線が終了した後で
ないと搬器の回収ができないため作業時間が余分にかか
る。また、これは必ずしも搬送延線工法だけに言えるこ
とではないが、延線区間全体についての延線が終了した
後でないと緊線作業を行えないので、作業人員の配置に
無駄が出やすい。・・・・・・・・等である。
く課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するためにこの発明では、先ず、支持線
と連結ロープとを延線区間に延線し、次いで、予め緊線
区間に対応する長さに切断し両端に引留クランプを接続
したプレハブ電線を延線区間に対応する本数分順次ドラ
ム場において複数の搬器に担持させると共にこれらの搬
器を所定の間隔で連結ロープに接続しつつエンジン場側
で連結ロープを巻き取り、それから、先頭のプレハブ電
線が対応する緊線区間に到達したら、この先頭のプレハ
ブ電線を分離した後引き上げることにより搬器を反転さ
せ、この反転状態を利用して搬器の扉を開き担持を自動
的に開放し、そして、引き上げられたプレハブ電線を対
応する鉄塔アームに移動させて仮緊線または緊線を行い
つつ次のプレハブ電線が対応する緊線区間に到達するま
で連結ロープを巻き取った後、このプレハブ電線につい
て先頭のプレハブ電線と同様の処理を行い、さらに以降
に続くプレハブ電線について同様の処理を延線区間全体
について繰り返すようにしてなる搬送延線工法を提供す
る。
く作 用〉 すなわち、この搬送延線工法では、延線区間に対応する
本数分のプレハブ電線を順次各プレハブ電線ごとに引き
上げるようにしており、この引上げによって搬器による
担持を自動的に開放するようにすることにより、搬器の
回収を後に続くプレハブ電線の延線と同時に行えるよう
にし、またこの後に続くプレハブ電線の延線及び搬器の
回収を前に引き上げたプレハブ電線の仮緊線作業乃至緊
線作業と並行させて処理できるようにすることにより上
記課題を解決している。
く実 施 例〉 以下、この発明の実施例を図面に基づき順を追って説明
する。
び゛ ロープの延 (第1図) 支持線S及び連結ロープJを延線区間全体に亘って延線
し、支持線Sを支持器lにより支持させると共に連結ロ
ープJを支持器l内に通す。この延線は、従来より知ら
れている方法を適宜に利用できる。尚、緊線区間中には
通常懸垂鉄塔があるが、その図示は省略している。
ここで、支持器lは、第2図及び第3図に示されるよう
に、鉄塔Tに吊り下げるための吊下部2、支持線Sを支
持するための支持部3、連結ロープJの通過をガイドす
るたのガイドホイール4.4及び後述する搬器の侵入・
通過をガイドするためのガイドフレーム5.6、電線が
支持器1の角に触れるのを防止するための規制ロール7
.7.7・・・・・・・・及び電線通過部8を備えてな
るものである。
搬送二風捜(第1図) この搬送延線工法では、予め緊線区間に対応する長さに
切断し両端に引留クランプCを接続しN形成したプレハ
ブ電線Wi(iは整数)により行う。尚、引留クランプ
Cの接続はドラム場りで行うこともできるが、予め工場
で行うようにした方が工期の短縮という点では好ましい
先ず、先頭のプレハブ電線W1をドラム場において複数
の搬器1O110、・・・・・・−に担持させると共に
これらの搬器10,10.−・・・・−を所定の間隔(
通常20〜30m)で連結ロープJに数珠つなぎ状に接
続しつつエンモノ場E側でこの連結ロープJを巻き取る
次いで、プレハブ電線W1の後端が電線ドラムHより出
たらこの後端の引留クランプCに割りワイヤRを接続し
、この割りワイヤRをプレハブ電線W+ と同様にして
所定の長さ(例えば、プレハブ電線W、の長さ相当)ま
で延線する。
このような長さの割りワイヤRを介在させるのは、各プ
レハブ電線Wiを接続するという意味も当然にあるが、
この搬送延線工法においては特に、支持線Sに掛かる荷
重を軽減するという目的が大きい。つまり、重いプレハ
ブ電線Wiだけを短い割りワイヤで接続して延線すると
支持線に大きな荷重が掛かってしまうが、軽い割りワイ
ヤを適当な長さで介在させてやれば、それだけ支持線に
対する負担が小さなものとなり、より細い支持線で済む
ことになる。そしてその結果、延線長は全体として伸び
るものの、支持線の延線作業、それに用いる機器や支持
器の仕様等の関係から、トータルとしてはより合理的な
延線を行なえることになる。
もっとも、割りワイヤRは必ずしも必要となるものでは
ない。すなわち、割りワイヤRに相当する長さ分の「間
」を空けるようにしてもよい。この「間」については搬
器lOが担持すべきものがないが、連結ロープJの支持
用として適宜数の搬器lOが必要となる。
それから、割りワイヤRの後端に次のプレハブ電線W2
の先端を接続し、前記と同様にして延線し、以降、延線
区間に対応する本数のプレハブ電線について同様の作業
を繰り返す。
尚、各プレハブ電線W乃至各側りワイヤRの先頭には、
先導搬器lotが用いられ、この先導搬器10tとプレ
ハブ電線W乃至割りワイヤRの先端との間にカウンタウ
ェイトCWが取り付けられ、このカウンタウェイトCW
によってプレハブ電線W乃至割りワイヤRに一定の張力
Pを働かせ、各搬器10間におけるプレハブ電線W乃至
割りワイヤRの弛みが一定以上にならないようにしてい
る。
ここで、搬器10は、第4図及び第5図に示されるよう
に搬器本体11と担持器12とを備えてなるものである
具体的には、搬器本体11は、支持線S上を走行するた
めの「走行手段」であるローラ部13と、連結ロープJ
に取り付けるための連結部14と及び担持器12が接続
される接続部15とを備えている。
ローラ部13には、一対の走行ローラ16.16が設け
られると共にこの走行ローラ16.16が支持線Sより
外れるのを防止するためのロック扉17が設けられてい
る。
また、接続部15は、ガイド受はフレーム18の先端に
設けられるものであるが、このガイド受はフレーム18
は、ガイド受はローラ19を備えており、支持器lの通
過に際して第3図に示すような状態でガイドフレーム5
.6によるガイドを受けるものである。
担持器12は、第6図〜第8図に示されるように、接続
部21、一対の扉22.22.3個の担持ローラ23.
23.23及びロック装置24を備えている。
接続部21は、搬器本体11との間に介在する吊下ロー
プ25を接続するアイ環26が取り付けられた接続レバ
ー27及び扉22.22が取り付けられる取付部28よ
りなるもので、接続レバー27は、取付部28のガイド
筒29内に摺接状態で嵌合しており、取付部28に対し
矢示Xの如くスライドするようになっている。そして、
この接続レバー27は、通常は、接続レバー27に一体
的に形成されたフランジ状のロック爪解除体30と取付
部28の下端に取り付けられているナツト状の受は体3
1との間に張設されたスプリング32により矢示Y方向
に引っ張られる状態となっている。
扉22.22は、前述にように取付部28に取り付けら
れるものであるが、具体的には、ボルト・ナツト33に
より取り付けられており、矢示Zの如く回動可能なよう
にされている。
担持ローラ23は、緩やかな円錐台形状をしており、前
後の2個が一方の扉22に、向きの異なる中の1個が他
方の扉22にそれぞれ固定されることにより担持溝34
を形成している。担持ローラ23の傾斜角については、
電線Wの荷重を扉22.22の開放用に働かせる役目を
負うと同時に、余り大きいと、扉22.22を開放させ
ようとする力が太き(なり過ぎ、後に説明されるロック
装置24の扉ロツク枠35のスライド性を悪くするとい
う関係がある。
ロック装置24は、側面において上下一対ずつで設けら
れる4本のローラ36.36、・・・・−・・・及び前
後面において一本ずつ設けられる2本のローラ37.3
7を側面において前後一対ずつ設けられる4個の接続フ
レーム38.38、−・・・・・・により方形枠状に組
み合わせた扉ロツク枠35と、一対のロック爪39..
39と、それに扉12.12にそれぞれ設けられている
一対の上ストッパ40.40及び一対の下ストッパ41
,41とよりなる。
そして、扉ロツク枠35は扉22.22を囲む状態で配
され、矢示U方向(上下方向)にスライド可能なように
なっており、上下両ストッパ40.40.41,41に
よりスライドの上限と下限を規制されるようになってい
る。また、ロック爪39.39は、前述のボルト・ナツ
ト33により扉22.22と一緒に取付部28に取り付
けられ矢示Vの如く回動するようにされており、それぞ
れ図示せぬ捻じりバネにより矢示り方向に付勢されてい
る。
尚、第7図中の42は、電線が扉22.22の角に触れ
るのを防止するための規制ロールである。
この搬器10は、以下のように作動するものである。
すなわち、後述する状態により搬器10が反転して吊下
ロープ25に一定以上の引張力が加わるようになると、
接続レバー27がスプリング32に抗して矢示M方向に
スライドし、ロック爪解除体30がロック爪39.39
を第8図に示すような状態に回動させる。すると、ロッ
ク爪39.39による支えを失った扉ロツク枠35は、
ストッパ°40.40に当たって止まるまでその自重に
より落下する。その結果、扉ロツク枠35のローラ36
.36が扉22.22の回動支点であるボルト・ナツト
33の部位より下がった状態となり、扉22.22が前
述の電線の荷重による力を受けつつ自重により第8図に
示される状態になって開き、担持器12が電線Wより開
放される。
1上げ び 器の 放 先頭のプレハブ電線W1が対応する緊線区間に到達した
ら、このプレハブ電線W1を分離し、その両端部を予め
用意しておいてセミ組に、Kにより支持させる(第9図
)。
次いで、セミ組に、Kによりプレハブ電線W1を引き上
げ、プレハブ電線W、を担持している搬器10、lOl
・・・・・・・・を反転させる。すると、前述したよう
に担持器12の扉22.22が開き、搬器1O110、
・・・・・・・・はプレハブ電線Wより開放される(第
10図)。
仮  または  と並 する搬送・延線先頭のプレハブ
電線W1について搬器10、lOl・・・・・・−・が
開放されたら、この先頭のプレハブ電線W、を対応する
鉄塔アームTAに移動させて仮緊線(板上げ)作業乃至
緊線作業を進めるのと並行して、連結ロープJを巻き取
り、開放された搬器1O110,・・・・・・・−をエ
ンジン場Eに回収すると同時に次のプレハブ電線W2を
対応する緊線区間に到達させ、先頭のプレハブ電線Wl
と同様の作業を行う。
尚、多導体の場合には、各緊線区間における多導体を形
成するのに必要な本数のプレハブ電線を集中的に処理す
ることも可能である。すなわち、多導体を形成するのに
必要な本数のプレハブ電線を順次前述の手順で処理し、
必要な本数の処理が終わったところで緊線作業を行うよ
うにする。
もっとも、緊線作業まで進める場合には鉄塔のたわみの
問題を考慮する必要があるが、その対策手段は公知であ
るので説明を省略する。
プレハブ電 についての繰り返し 以上の作業を後続する各プレハブ電線iについて繰り返
し行い、全区間及び金相について延線を完了する。
第11図〜第13図に示すのは、搬器本体の他の実施例
で、上述の搬器本体11が片持ち式であったのに対し、
この搬器本体101は両持ち式で、脱線に対する信頼性
という点でより秀れている。
この搬器本体101は、外側アッセンブリlO2と内側
アッセンブリ103とよりなる。
外側アッセンブリ102は、前述の担持器12を吊り下
げるためのもので、対称な一対のサブアラセンブリ10
5.105にて構成されている。
そして、このサブアッセンブリ105は、フレーム部材
106を基盤として、軸107、上下−対の連結板10
8.108及びそり部材109を備えている。
上下一対の連結板108.108は、互いに対称で、円
形とされており、一定の深さの交わし凹部111が3個
形成されている(第12図)。
また、連結板108の周縁部には、係合白縁112が形
成されており、この係合白縁112がフレーム部材10
6の内側に設けらされた係合部材113の係合溝114
及び後述する内側アッセンブリ103の係合溝(係合部
)115に係合するようになっている。
軸107は、垂直方向に延設されもので、具体的には、
通しで設けた芯ロッド116に嵌め殺しにした上下一対
のブッシング107.107として、上下一対の連結板
108.108のそれぞれに対応するように設けられて
いる。尚、図中1160はカラーである。
上下両連結板108.108の間に介在させられている
のは、回動調整部材117である。
回動調整部材117は、ラチェットの原理を利用したも
ので、各々3個の山と谷を持つ上下一対の爪体118.
118をスプリング119の介在のもとに芯ロッド11
6の一部に形成した角軸部分にに遊嵌させ、スプリング
119にて付勢されたこの爪体118.118を相補形
で連結板1゜8.108の各々ニ形成した爪部120.
120に咬合させることにより構成されている。
すなわち、連結板108は、軸107としてのブッシン
グ107に軸支されており、第12図中の矢示N方向に
回動するようになっているが、その回動状態は、回動調
整部材117により、一定ピツチ、つまり交わし凹部1
11が常に所定の位置にくるようなピッチ、具体的には
連結板108の交わし凹部111が3個でありこれに対
応して爪体118及び爪部120の山と谷が3個ずつで
あるこの例の場合には120°のピッチで回動するよう
に調整されている。
尚、図中の122はフレームロッドで、122Cはカラ
ーである。
内側アッセンブリ103は、支持線S上を走行するため
の走行部123及び連結ロープJに接続するための接続
部124を備えてなるものである。
走行部123は、下端部に係合溝(係合部)115が各
々形成された左右一対のフレーム部材125.125に
前後一対の走行ローラ1261.126を支持させてな
るもので、より詳細には、走行ローラ126.126は
、これを組にする補助フレーム部材127.127を介
してフレーム部材125.125に支持されており、支
持線Sのカテナリ角の変動に応じて矢示Qの如く、つま
り第13図中に想像線で示す状態に回動できるようにな
っている。
接続部124は、同様に係合溝(係合部)115が各々
形成された左右一対のふね部材128.128の間に接
続体129を取り付けてなる。
外側アッセンブリ102と内側アッセンブリ103とは
、連結板108を介して相互に接続されている。
すなわち、外側アッセンブリ102の一部である連結板
108の係合白縁112が内側アッセンブリ103の係
合溝(係合部)115に係合することにより両アッセン
ブリ102.103は一体的に接続されている。
そり部材109は、両端が円弧状とされた細長い部材で
、フレーム部材106の側面に固定されている。その機
能は後述する支持器201の通過に関する説明のところ
で明らかにされる。
尚、以上の説明において用いた「垂直」乃至「水平」と
いう概念は、搬器が支持線S上を走行している状態を基
準としたものである。
第14図〜第17図に示すのは、支持器の他の実施例で
、上述した両持ち式の搬器本体101を持つ搬器と組み
合わせて用いられるものである。
この支持器201は、基体202及び複数の吊架ロッド
203.203、・−“−・−・・にて基体202に吊
架された支持体204よりなる。
基体202は、平板状の部材に山形のリブ2゜5.20
5、・・・・・・・・を設けたもので、前後方向のリブ
205の頂点に鉄塔へ吊り下げるための吊下部206が
設けられている。
支持体204は、5個のブロック207e、207e、
207m、207m、207sを前後対称に一連で接続
することにより形成されている。
そして、ブロック(207e、207e、207m、2
07m、207s)は、いずれも、内側アッセンブリ2
08と外側アッセンブリ209とにより構成されている
具体的には、内側アッセンブリ208は、吊架ロッド2
03に嵌合拳吊架させられたチャンネル状の一対のフレ
ーム部材211.211の間に、支持線Sを支持するた
めの「第1支持部」としての第1支持ローラ212を設
け、また吊架ロッド203の先端部に、連結ロープJを
支持するための「第2支持部」としての第2支持ローラ
213を第1支持ローラ212と略同様にして設けてな
るものである。
また、外側アッセンブリ209は、内側アッセンブリ2
08を囲むようにして設けられ同様に吊架ロッド203
に嵌合・吊架させられたフレーム部材214の左右両内
壁それぞれに、多数の補助ローラ215.215、・・
・・・・・・を前後方向の通路216.216が形成さ
れるようにして取り付けてなるものである。もっとも、
中央のブロック207sについては、基体202に対し
固定となるので、外側アッセンブリ209の一部に基体
202の一部を用いるようにしている。
特に、両端のブロック207e、207eについては、
「押付手段」として押えローラ217を設け、この押え
ローラ217にて支持線Sを第1支持ローラ212へ押
し付けることにより支持線Sとこのブロック207e、
207eとを一体化させるようにしている(第16図)
このように支持ロープSとブロック207 e 520
7eとを一体化させたことにより、支持ロープSのカテ
ナリ角の変動に追随してブロック2゜76% 207 
e及び中間のブロック207m、207mが後述する回
動をして追随したり、あるいは支持線Sの張り状態ある
いは水平角の変動にが生じても支持体204が常にこの
変動に追随できるようになっている。
また、これに伴って、両端のブロック207 e %2
07eには、補助ロッド218を設は補強すると共に、
この補助ロッド218の先端部にも第2支持ローラ21
3を設けている。
これらのブロック207e、20−.7e、207m%
 207 m、 207sは、第1支持ローラ212を
利用したピン接続により接続されており、隣り合うブロ
ック同士が互いに回動自在となるようにされている。
そしてまた、端のブロック207eを吊架する吊架ロッ
ド203は、基体202に設けられた長孔219を介し
て基体202に支持されており、また中間のブロック2
07mを吊架する吊架ロッド203は、基体202に設
けられた長孔220を介して基体202上:とその先端
部を出し、この先端部を基体202に設けられた角度調
整手段222に接続することにより基体202に支持さ
れている。
つまり、ブロック207eの吊架ロッド203は、支持
線Sのカテナリ角の変動に応じて生じるブロック207
eの回動を許容すべく第14図中に想像線で示すような
状態に長孔219を介して変化する。また、ブロック2
07mの吊架ロッド203は、長孔220を介して同様
に変化するものの、下側回動については、角度調整手段
221のスプリング222の保持力により、その回動角
が調整されるようになっている。
すなわち、スプリング222の保持力により支えられて
いる分、吊架ロッド203つまりブロック207eの傾
斜角(回動角)は制限され、その結果、例えば、第17
図に示すように、中央のブロック207sと端のブロッ
ク207eとがなす角αが30″であるとすると、この
角度は、中央のブロック207sと中間のブロック20
7mとがなす角β1と、中間のブロック207mと端の
ブロック207eとがなす角β2とに、略β1=β2=
15°となるようにして振り分けられる。
つまり、それだけ支持体204の曲面がなだらかになり
、前述の電線搬器101の通過がよりスムースになると
いうことである。
電線Wを支持するための中央のブロック207Sは、基
体202に固定されており、その下方には、複数の第3
支持ローラ223.223、・・°・・・・を備える電
線支持部224が取り付けられている。
具体的には、外側アッセンブリ209Sのフレーム部材
214から延設した補助吊架ロッド225の先端部に電
線支持部224を取り付けている。
この支持器201の特徴の一つは、前述したように、支
持線Sのカテナリ角、張り状態あるいは水平角等の変動
に追随できるという点である。
すなわち、支持線Sのカテナリ角等の変動に追随するの
で、支持線Sと支持体204との単離によって搬器の進
入が阻害されるような現象を確実に防止できるという点
である。
また、主な支持構造を全て「吊架ロッド」によっている
という点もこの支持器201の特徴の一つである。
すなわち、主な支持構造を全て「吊架ロッド」によるこ
とにより、カテナリ角等の変動への追随を可能とする構
造が得られ、また荷重を引張により負担することで、曲
げ荷重として負担させる構造に比べ、数段軽量な構造が
得られるということである。
そして、この「吊架ロッド」構造は、必然的にこれを通
過できる前述の搬器本体101を要求するものである。
搬器本体101が支持器201を通過する時の両者の関
係を第18図及び第19図に示す。
搬器本体101が支持器201に進入すると、先ず、搬
器本体101のそり部材109が支持器201の通路2
16を形成する補助ローラ215に乗る。
そり部材109が支持器201の通路216に乗ると、
走行ローラ126が支持線Sより浮き上がると共に、ロ
ープ受部材130に伴って連結ロープJが第2支持ロー
ラ213より浮き上がった状態となり、連結板108に
掛かる荷重は内側アッセンブリ103の重量だけになる
。その結果、連結板108の回動が軽くなる。
この状態で、搬器本体101は、支持器201の補助ロ
ッド218及び吊架ロッド203を交わし凹部111に
受は入れた状態で連結板108が回動することにより、
その通過の障害となるところの補助ロッド218及び吊
架ロッド203を交わしつつ支持器201を通過して行
く。尚、図中の矢示は進行方向を示す。
この際、連結板108の回動状態は、回動調整部材11
7により120°ピツチとなるようにされているので、
1本の補助ロッド218乃至吊架ロッド203を交わし
た後には必ず交わし凹部l11が所定の位置に来て次に
交わすべき補助ロッド218乃至吊架ロッド203を確
実に受は入れ得る状態になり、極めてスムースな通過が
行われることになる。
〈発明の効果〉 この発明に係る搬送延線工法は、以上説明してきた如き
ものであり、延線区間(ビ対応する本数分のプレハブ電
線を順次各プレハブ電線ごとに引き上げるようにしてお
り、この引上げによって搬器による担持を自動的に開放
するようにすることにより、搬器の回収を後に続くプレ
ハブ電線の延線と同時に行えるようにし、またこの後に
続くプレハブ電線の延線及び搬器の回収を前に引き上げ
たプレハブ電線の仮緊線作業乃至緊線作業と並行させて
処理できるようにしているものであるから、作業時間の
大幅な短縮及び人員の合理的配置が可能となり、延線作
業のより一層の合理化に寄与できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、延線作業の概略を示す側面図、第2図は、支
持器の概略側面図、 第3図は、第2図中の矢示■方向からみた概略側面図、 第4図は、搬器の概略側面図、 第5図は、第4図中の矢示V方向からみた概略側面図、 第6図は、担持器の一部断面を含む概略側面図、第7図
は、第6図中の矢示■方向からみた一部断面を含む概略
側面図、 第8図は、反転して担持開放状態となった担持器の概略
側面図、 第9図は、プレハブ電線の引上げ作業の概略をを示す側
面図、 第10図は、プレハブ電線の引上げ及び搬器の開放作業
の概略を示す側面図、 第11図は、他の実施例に係る搬器本体の一部断面を含
む概略側面図、 第12図は、第11図中の矢示X■力方向らみた一部断
面を含む概略平面図、 第13図は、第11図中の矢示X■力方向らみた概略側
面図、 第14図は、他の実施例に係る支持器の一部断面を含む
概略側面図、 第15図は、第14図中の矢示xv−xv線に沿う概略
断面図、 第16図は、第6図中の矢示XVI −XVI線に沿う
概略部分断面図、 第17図は、各ブロック間の回動角の関係を示す部分側
面図、 第18図は、搬器本体が支持器を通過する際における両
者の関係を示した概略側面図、そして第19図は、連結
板により吊架ロッドが交わされる状態を示す概略平面図
である。 10・・・・・・・・搬器 22・・・−・・・−扉 S・・・−・・・・支持線 J・・・・・・・・連結ロープ C・・・ゝ・・・・引留クランプ W・・・−−−−−プレハブ電線 R・・・・・−・割りワイヤ D・・・・−・・ドラム場 E・・・−・・・・エンジン場 TA・・・−・・鉄塔アーム 第 図 第5図 第 6図 第 図 第7図 第12図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)先ず、支持線と連結ロープとを延線区間に延線し
    、 次いで、予め緊線区間に対応する長さに切断し両端に引
    留クランプを接続したプレハブ電線を延線区間に対応す
    る本数分順次ドラム場において複数の搬器に担持させる
    と共にこれらの搬器を所定の間隔で連結ロープに接続し
    つつエンジン場側で連結ロープを巻き取り、 それから、先頭のプレハブ電線が対応する緊線区間に到
    達したら、この先頭のプレハブ電線を分離した後引き上
    げることにより搬器を反転させ、この反転状態を利用し
    て搬器の扉を開き担持を自動的に開放し、 そして、引き上げられたプレハブ電線を対応する鉄塔ア
    ームに移動させて仮緊線または緊線を行いつつ次のプレ
    ハブ電線が対応する緊線区間に到達するまで連結ロープ
    を巻き取った後、このプレハブ電線について先頭のプレ
    ハブ電線と同様の処理を行い、さらに以降に続くプレハ
    ブ電線について同様の処理を延線区間全体について繰り
    返すようにしてなる搬送延線工法。
  2. (2)各プレハブ電線間には割りワイヤが介在させられ
    ていることを特徴とする請求項(1)記載の搬送延線工
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112653015A (zh) * 2020-12-17 2021-04-13 广东电网有限责任公司 一种交叉跨越放线辅助器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112653015A (zh) * 2020-12-17 2021-04-13 广东电网有限责任公司 一种交叉跨越放线辅助器
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