JPH02239684A - 樹脂成形体上への回路パターンの形成法 - Google Patents

樹脂成形体上への回路パターンの形成法

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JPH02239684A
JPH02239684A JP5968089A JP5968089A JPH02239684A JP H02239684 A JPH02239684 A JP H02239684A JP 5968089 A JP5968089 A JP 5968089A JP 5968089 A JP5968089 A JP 5968089A JP H02239684 A JPH02239684 A JP H02239684A
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JP
Japan
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conductor layer
metal conductor
circuit pattern
compact
molded body
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Pending
Application number
JP5968089A
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English (en)
Inventor
Yutaka Sakakibara
裕 榊原
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、樹脂製の基板などの上に導電性回路を形成す
る方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、樹脂製の回路基板などを製造するに当たっては、
樹脂成形体の表面にたとえば無電解メッキなどの手段を
用いて導電性の金属薄膜を形成したのち、レジストを印
刷するかあるいは塗布した後パターンを形成しエッチン
グするなどの方法がとられてきた。ところが近年立体的
な形状の回路基板が求められ、上記のような従来の方法
ではかかる要求を充分に満足させることができない。
このような事情のもとで、第7図(a)に示すように樹
脂成形体aの表面に予定された回路パターンに対応する
凹溝bを形成しておき、同図(b)のようにその表面全
面に金属メッキ層Cを施したのち凹溝を残して凸部を研
削することによって同図(C)のような回路配線dを完
成させる方法(特開昭62−2 3 2 9 8 8号
)や、第8図(a)に示すように樹脂成形体aの表面に
予定された回路パターンに対応する凸条eなどを形成し
ておき、その表面全面に無電解メッキ用触媒を塗布した
のち同図(b)のように凸条部分が露出するようにして
樹脂rの二次成形を行い、その後無電解メッキを施すこ
となどを経て前記の露出部分のみに回路配線dを完成さ
せる方法(特開昭63−128181号)などが提案さ
れている。しかしこれらの方法は工程が複雑であり高精
度の加工を必要とするうえに任意の立体的な三次元形状
の回路パターンを得るのは容易ではなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明はこれらの従来方法における欠点を解消して、水
溶液処理などの複雑な工程を必要とせずに任意の立体的
な樹脂成形体の表面に三次元形状の回路パターンを形成
する方法を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の目的は、熱可塑性合成樹脂成形体の表面上に金
属導電体層を積層し、先端面に網目状の刃を突設した加
工具を該金属導電体層の非配線部分に接触させ、該成形
体と該加工具との間に超音波エネルギを印加して該金属
導電体層の非配線部分のみを破断することを特徴とする
樹脂成形体上への回路パターンの形成法によって達成さ
れる。
本発明において基体となる熱可塑性合成樹脂成形体は従
来公知の方法によって形成されるが、その表面の回路パ
ターンの配線形成を予定している部位は、場合により非
配線部位よりも陥没させた四部として形成してもよく、
また平坦な表面として形成してもよい。
このような熱可塑性合成樹脂成形体の面上に金属導電体
層を積層するには、メッキなどの手段を利用することが
できるが、金属箔の張りっけや金属性導電ペーストの印
刷、塗布などの手段も利用することができる. 一方、本発明で用いる加工具は、回路パターンを形成す
る合成樹脂成形体の表面形状とばぼ相補的な先端面形状
を有しているものが用いられ、その先端面には網目状の
刃が突設されている。この網目状の刃は、配線部位を凹
部とした合成樹脂成形体に対して用いるときには全面的
に設けられていてもよいが非配線部位のみに対応して設
けられているのがより好ましく、さらには配線部位に対
応する先端面上の部位に溝などの凹部を形成したもので
あってもよい。このように凹部を形成した先端面形状を
有している加工具を用いれば、平坦な表面を持つ合成樹
脂成形体の場合にも好適に使用できる。
なお、かかる加工具に設けられた網目状の刃は、たとえ
ば第6図の(a) , (b) , (C)に示すよう
な断面形状を持つものが用いられ、以下に説明する超音
波加工に際して合成樹脂成形体の表面上に積層された金
属導電体層を網目状に切断し、それぞれの切断片の縁を
合成樹脂成形体の表面層内に食い込ませるためのもので
あって、これによって切断片相互の導通を完全に遮断す
ることができるものである. このような構造を有する加工具の先端面を金属導電体層
を積層した合成樹脂成形体の表面に接触させたのち加工
具と合成樹脂成形体との間に超音波エネルギを印加する
が、その際、超音波発生器のホーンは加工具または合成
樹脂成形体のいずれに当接されてもよく、あるいはホー
ンの先端に加工具を結合するかもしくはホーン自体を加
工具として用いてもよい。こうして超音波エネルギを印
加することにより非配線部位の金属導電体層は容易に網
目状に切断されるが、それと同時に切断部位の熱可塑性
樹脂は溶融してそれぞれの切断片の縁が埋め込まれる結
果、配線部位の金属導電体層のみが導通状態を保ったま
ま残り、回路パターンが形成される。
以下、実施例によって本発明を説明する。
〔実施例l〕
第1図(a)に示すように、形成しようとする回路パタ
ーンが底部となる凹溝2を表面に設けた熱可塑性合成樹
脂の成形体1をたとえば射出成形などの方法で形成し、
その表面全面に無電解メッキなどにより金属導電体層3
を積層した。
次に、この成形体1の表面形状と相補的な形状の先端面
を持ちその全面に網目状の刃5を備えた加工具4を超音
波発生器のホーンの先端部に設けておき、これを成形体
1の金属導電体層3面に圧着して超音波を印加した。こ
うして加工された成形体1の表面部分は第1図(b)に
示すような断面形状を有しており、また第2図に示すよ
うに、その表面には凹溝2内のみに回路配線6が残され
、それ以外の部位の金属導電体層3が細かく切断されて
いるものであった。なお、同図の7はスルーホール部で
ある。
〔実施例2〕 第3図(a)に示すように、平坦な表面形状を有する熱
可塑性合成樹脂の成形体1′をたとえば射出成形などの
方法で形成し、その表面全面に無電解メッキなどにより
金属導電体層3を積層した。
一方、この成形体1′の表面形状に相補的な形状の先端
面を持ちかつ形成しようとする回路パターンに対応して
設けた凹溝8以外の全面に網目状の刃5を備えた加工具
4′を超音波発生器のホーンの先端部に設けておき、こ
れを成形体1′の金属導電体層3面に圧着して超音波を
印加した。こうして加工された成形体1′の表面部分は
第3図0))に示すような断面形状を有しており、その
表面に形成された回路配線6部位以外の金属導電体層3
部位が細かく切断されているものであった。
〔実施例3] 実施例2と全く同様にして得た成形体1′に対し、これ
と相溶性を有する熱可塑性絶縁フィルムを金属導電層の
表面上に被着したほかは実施例2と同様にして、超音波
加工した。このときは、超音波溶着された絶縁フィルム
によって金属導電体層3の切断片および回路配線6がそ
れぞれ絶縁されている回路パターンが得られた。
〔実施例4〕 実施例3と全く同様にして、成形体1′に対して、これ
と相溶性を有する熱可塑性絶縁フイルム9を金属導電層
の表面上に被着し、回路パターンに対応する凹溝8を設
ける代わりに第4図の断面形状に示すような平坦部8′
を設けたほかは実施例3で用いたと同様な加工具4“を
使用して、前例同様に超音波加工したゆこの場合、同図
に示すように網目状の刃5によって切断された金属導電
体層3の切断片および回路配線6は、同時に超音波溶着
された絶縁フィルム9によってそれぞれ完全に絶縁され
ていた。
〔実施例5] 第5図に示すように、外周面に形成しようとする回路パ
ターンに対応する凹溝8を設けるとともにそれ以外の外
周全面に網目状の刃5を備えたロール状の加工具4″′
を使用し、熱可塑性絶縁フィルムと金属箔とを積層接合
して得た導電体シート10を平板状の熱可塑性合成樹脂
成形体1“に重ね合わせて、超音波発生器のホーン1l
と前記の加工具4′#との間を通過させながら超音波加
工を行った。
こうして平板状の熱可塑性合成樹脂成形体l“の面上に
形成された回路パターンの構造は実施例3の場合と同様
のものであった。
〔発明の効果〕
本発明の樹脂成形体上への回路パターンの形成法によれ
ば、従来の方法に比べて複雑な工程を用いずかつ工程数
も少なく、高能率で回路パターンを形成することができ
る。また、使用する熱可塑性樹脂成形体の種類や形状に
も特に制限なく、金属導電体層の種類なども自由に選択
できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の樹脂成形体上への回路パターンの形成
法の実施例lの説明図、 第2図は同じくその実施状態の斜視図、第3図は本発明
の回路パターンの形成法の実施例2の説明図、 第4図は同じく本発明の回路パターンの形成法の実施例
4の説明図、 第5図は同じく本発明の回路パターンの形成法の実施例
5の説明図、 第6図は本発明の回路パターンの形成法で用いられる加
工具の面上に設けられる網目状の刃の、形状の例を示す
それぞれ断面図、第7図および第8図はそれぞれ従来技
術における回路パターンの形成法の説明図である。 1,1’,1“・・・熱可塑性合成樹脂の成形体、2・
・・凹溝、3・・・金属導電体層、4.4’,4”4 
///・・・加工具、5・・・網目状の刃、6・・・回
路配線、7・・・スルーホール部、8・・・凹溝、8′
・・・平1旦@胚、9・・・熱可塑性絶縁フイルム、1
0・・・導電体シート、11・・・超音波発生器のホー
ン、a・・・樹月旨成形体、b・・・凹溝、C・・・金
属メ・冫キ層、d・・・回路配線、e・・・凸条、f・
・・樹脂。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 熱可塑性合成樹脂成形体の表面上に金属導電体
    層を積層し、先端面に網目状の刃を突設した加工具を該
    金属導電体層の非配線部分に接触させ、該成形体と該加
    工具との間に超音波エネルギを印加して該金属導電体層
    の非配線部分のみを破断することを特徴とする樹脂成形
    体上への回路パターンの形成法。
  2. (2) 熱可塑性合成樹脂成形体の表面を、金属導電体
    層の配線部分が非配線部分より陥没するように形成する
    特許請求の範囲(1)記載の樹脂成形体上への回路パタ
    ーンの形成法。
  3. (3) 加工具の先端面が、金属導電体層の配線部分に
    接する部位を非配線部分に接する部位より陥没させて形
    成してなる特許請求の範囲(1)記載の樹脂成形体上へ
    の回路パターンの形成法。
JP5968089A 1989-03-14 1989-03-14 樹脂成形体上への回路パターンの形成法 Pending JPH02239684A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008160156A (ja) * 2004-03-31 2008-07-10 Mitsubishi Cable Ind Ltd 回路基板の製造方法
US7674729B2 (en) * 2003-06-25 2010-03-09 Intel Corporation Method and apparatus for imprinting a circuit pattern using ultrasonic vibrations

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