JPH02232070A - 遠赤外線放射体付き面状発熱体及びこれを利用した各種器具 - Google Patents

遠赤外線放射体付き面状発熱体及びこれを利用した各種器具

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JPH02232070A
JPH02232070A JP27266189A JP27266189A JPH02232070A JP H02232070 A JPH02232070 A JP H02232070A JP 27266189 A JP27266189 A JP 27266189A JP 27266189 A JP27266189 A JP 27266189A JP H02232070 A JPH02232070 A JP H02232070A
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Japan
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far
heating element
infrared
planar heating
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Kaichiro Sakurada
嘉一郎 櫻田
Takashi Sato
孝 佐藤
Ryoda Sato
佐藤 亮拿
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は面状の発熱体に遠赤外線を放射する遠赤外線放
射体を取り付けた(場合によっては磁石も取り付けた)
遠赤外線放射体付き面状発熱体及びこれを利用した各種
器具に関するものである.〔従来技術〕 ある種のセラミックは遠赤外線を放射する.そしてこの
種のセラミックが放射する遠赤外線は、これを人体に照
射すれば該照射部分の血行が良くなるなどの効果により
、人の健康の増進が図れるという作用や、各種の病気の
治療にも役立つ作用を有することが知られている. ところでこの種のセラミックは常温のときよりもこれを
温めたときの方が遠赤外線の放射量が多くなるという性
質を有する。
また従来、磁石が発する磁力を人体に与えれば、該磁力
を与えた部分の血行が良くなり、人の健康の増進が図れ
るという作用が知られている.〔発明が解決しようとす
る課題〕 しかしながら上述のセラミックは固体であり、該固体の
セラミックを簡易な方法で熱してこれを簡易な方法で人
体に有効に照射することは困難であった. またこのセラミックを温める場合、これをニクロム線等
で構成したヒータを用いて加熱すると、該ニクロム線が
断線して火花を飛ばしたり、火花や高熱のために火傷や
火災を起こす等の問題が生じるという問題点もあった. 本発明は、セラミックを簡易な方法で熱してこれを簡易
な方法で人体に有効に照射でき、しかもセラミックを熱
する熱源の発熱温度が低くて火傷や火災を起こす心配の
ない遠赤外線放射体付き面状発熱体及びこれを利用した
各種器具を提供するものである. さらに本発明は、上記遠赤外線とともに磁気を人体に有
効に照射できる各種器具を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本発明は、固有電気抵抗の低
い金属線と非導電体からなる糸を織り込むとともに該金
属線に電圧を印加するように構成した面状発熱体と、遠
赤外線を放射する遠赤外線放射物の粉末をシリコンゴム
、シリコンワニス、塩化ビニール、エポキシ樹脂または
ウレタン樹脂に混練した遠赤外線放射体とを具備し、前
記面状発熱体の所定部分に前記遠赤外線放射体を取り付
けて遠赤外線放射体付き面状発熱体を構成した.また本
発明はこの遠赤外線放射体付き面状発熱体の形状を種々
変更して各種器具に応用した.また本発明はこの各種器
具に磁石を取り付けて構成した. 〔作用〕 上記の如く構成した遠赤外線放射体付き面状発熱体に用
いる遠赤外線放射体は、シリコンゴム等にセラミックの
粉末を混練した構造なので、そのセラミック全体の表面
積が大きい.このため該セラミックから放射きれる遠赤
外線の量が多量となる. またこの遠赤外線放射体付き面状発熱体に用いる遠赤外
線放射体は、シリコンゴム等を薄板状にして構成してい
るので、その表面積が大きい.従ってこのシリコンゴム
中に内蔵したセラミックが放出する遠赤外線は有効に人
体に照射きれる.またこの遠赤外線放射体付き面状発熱
体は、その構造が簡単である. またこの遠赤外線放射体付き面状発熱体に用いる面状発
熱体中の金属線は、固膚電気抵抗の低い材料で構成され
ているので、印加する電圧が低電圧でよい.従って感電
しにくくまたは火花や高熱のための火傷や火災が生じに
くい. また、面状発熱体の金属線に電流が流れればその金属線
の周囲には磁場が形成される.そしてこの磁場は人体の
血行を良くする. また、この遠赤外線放射体付き面状発熱体を応用した各
種器具に磁石を取り付ければ、人体の血行を良くする効
果が増大する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明にかかる遠赤外線放射体付き面状発熱体
をサポータに応用したー実施例を示す斜視図である. 同図に示すようにこのサポータIOAは、面状発熱体1
と該面状発熱体1の内側面に張り付けられた遠赤外線放
射体2と、この面状発熱体1を円筒形にするために取り
付けられた面状発熱体でない布体7とを具備し、さらに
該面状発熱体1の一側辺にリード線3を取り付け、その
端部にアダプタ4を取り付けて構成されている。
以下このサポータIOAの各構成部分を詳細に説明する
. 第2図は面状発熱体1の基本構造を示す図である. 同図に示すように、この面状発熱体1は固有電気抵抗の
低い金属材からなる金属線12を縦糸とし、合成樹脂製
糸或いは綿糸等の絶縁物からなる糸13を横糸として、
これらを網目状或いは織物状に織り込んで構成されてい
る.ここでこの固有電気抵抗の低い金属材としては、例
えば、ステンレスを用いる. またその縦糸12の両端部には該縦糸12が多数の並列
回路となるように金属線からなる平行な2本の帯状の給
電部15.17が取り付けられており、この給電部15
.17も前記横糸13内に織り込まれている. なお同図においては省略したが、第1図に示すリード線
3内の2本の電線は、両給電部15,17のそれぞれに
接続されている. ここでこの面状発熱体1に例えば12Vの電圧を印加す
れば、該面状発熱体1の温度はその金属線12の長さや
径の太さ等の条件に応じて例えば42℃に発熱する。
また金属線12は第2図に示すような袷t部15,17
に対して並列に接続する構造のものに限定されない.即
ち、第19図(a)に示すように金属線12を給電部1
5.17に対して斜めに取り付け、金属線12同士が交
差するように構成してもよい。また同図(b)に示すよ
うに、金属線12を正六角形状に構成してもよい. このように面状発熱体1は、種々の変形が可能であり、
要は固有電気抵抗の低い金属系と非導電体からなる糸を
織り込むとともに、該金属系に電圧を印加することによ
って該金属系が発熱するように構成するものであればそ
の構造はどのようなものでもよいのである。
また第1図に示すように、面状発熱体1から導出された
リード線3はアダプタ4に接続されるが、このアダプタ
4は、例えば100vの家庭用電源に接続され、その電
圧を例えば12Vや24Vに減圧する機能を有する。
なおこの面状発熱体1の電源は自動車から取り出すよう
にしてもよい. 第3図は遠赤外線放射体2を示す平面図である。
この遠赤外線放射体2はセラミックの粉末を混練したシ
リコンゴムで構成されている。
そしてこの遠赤外線放射体2は薄板状に形成され、その
表面には多数の小さな貫通穴21が形成され、また所定
の2つの貫通穴21間には貫通する切れ口22が設けら
れている。
このように、遠赤外線放射体2は弾力性のあるシリコン
ゴムで構成されるとともに、貫通穴21と切れ目22が
設けられているので、これを同図の上下方向に引っ張っ
た場合はシリコンゴム自体が延びるばかりか切れ目22
が開く。従ってこの貫通穴21と切れ目22が無い場合
に比べ遠赤外線放射体2が延びる長さは増大し、その伸
縮性が向上する. またこの貫通穴21を設けたことにより、遠赤外線放射
体2の上下面間の通気性が良くなる.なおこの貫通穴2
1や切れ口22の形状や配置位置は、上記のものに限ら
れず、各種の変形が可能である. ところでこの遠赤外線放射体2に混練されるセラミック
の粉末は、その平均粒径が略2.5μm以下の大きさの
ものを用いている. またこのセラミックは、遠赤外線を放射する焼成セラミ
ックで構成されており、その材質は、例えば、フージラ
イト( 2Mg(1 2AlzOs− 5S i O.
)、或いはスピネル(MgO・A l ! 0,)、或
いはジルコン系のもの(例えばZrO*・SiOzが主
体でこれに酸化マンガンMnOを混入したもの)、或い
はこれらを相互に混合したものを用いている. なおこのセラミックの材質は、上記のものに限定されず
、遠赤外線を放射するセラミックであれば、どのような
セラミックでもよいことはいうまでもない.またその粒
径もその用途に応じて種々の変更が可能であることは言
うまでもない。
次にこのサポータIOAの製造方法を説明する. 第4図、第5図は第1図に示すサポータIOAの製造方
法を示す図である。
このサポータIOAを製造するには、まず第4図に示す
ように、第2図に示す面状発熱体1上の所定位置に第3
図に示す遠赤外線放射体2を賊せる. 次にこの遠赤外線放射体2の上に該遠赤外線放射体2よ
りも若干大きい形状の押え布5を被せ、該押え布5の全
周囲を前記面状発熱体1に縫い込む.これによって遠赤
外線放射体2は面状発熱体1上に固定され、本発明にか
かる遠赤外線放射体付き面状発熱体100が完成する. 次に第5図に示すように、この遠赤外線放射体付き面状
発熱体100上に、面状発熱体1と同形状の布体7を載
置する.そして面状発熱体1と布体7とをその長手力向
の両側辺a,a’   b,b′部分で縫い込むことに
よって第1図に示すような円筒形のサポータIOAが完
成するのである。
そしてこのサポータIOAを使用するには、該サポータ
IOAを例えば肘や膝に取り付けるとともに、アダプタ
4を電源に接続する。
これによって面状発熱体1が発熱し、肘や膝が暖められ
るとともに、遠赤外線放射体2が暖められ、該遠赤外線
放射体2に混練したセラミックが熱せられ、該セラミッ
クが放射する遠赤外線の量が大幅に増加する。
ここで第6図は、セラミックの温度とセラミックから放
射詐れる放射エネルギー(測定波長は7〜20Ilm)
との関係を示す図である。なお同図はセラミックとして
スピネル(MgO・2A!,0,)を用いている。
同図に示すように、セラミックの放射エネルギー量(W
/m”)は、温度が高くなればなるほど多くなることが
わかる。
従ってこのサポータIOAによれば、肘や膝等の患部に
多量の遠赤外線が照射され、面状発熱体1のみでサポー
タを構成した場合以上に血行が良くなるとともに多量の
発汗作用と代謝機能が促されることとなる。
またこのとき、面状発熱体1の金属線12には電流が流
れるからこの周囲に磁場が形成されて磁気的効果が生じ
、前記遠赤外線による効果と含まってさらに血行が良く
なる。
なお上記実施例のサポータIOAにおいては、遠赤外線
放射体2を面状発熱体1の内側に取り付けたが、この遠
赤外線放射体2は面状発熱体1の外側に取り付けてもよ
い. 第7図は他の実施例にかかるサポータIOBの作成方法
を示す図である. 同図に示すようにこの実施例にあっては、布体7の下面
に円板状の磁石9を3個取り付けている.この磁石9の
取り付けは、この磁石9の下から布体8を被せ、該布体
8を布体7に縫い込むことによって行なう. そして遠赤外線放射体付き面状発熱体100上に、この
布体7を載置して、両者をその長手力向の両側辺a,a
   b,b’部分で縫い込むことによって円筒形のサ
ポータIOBが完成する.この実施例にあっては、遠赤
外線の他に磁石9から発生する磁力が人体に照射できる
ので、さらに血行が良くなり、効果的である. 第8図は他の実施例にかかるサポータIOCの作成方法
を示す図である。
同図に示すようにこの実施例にあっては、第5図に示す
サポータIOAと相違し、布体7を用いず、面状発熱体
1自体を長尺に構成し、その一端部に遠赤外線放射体2
を押え布5によって縫い込み、さらにこの面状発熱体1
の両側辺a,a’部分を縫い合わせることによって円筒
形のサポータ10Cを構成している。
このように構成すれば、布体7が不要となる.第9図は
さらに他の実施例にかかるサポータ10Dの作成方法を
示す図である。
同図に示すようにこの実施例は、第8図に示すサポータ
10Cにさらに磁石9を取り付けたものである.即ちこ
のサポータIODは、面状発熱体1上の遠赤外線放射体
2を取り付けない所定部分に、磁石9を布体8によって
面状発熱体1に縫い込み、さらに面状発熱体1の両側辺
a,a’部分を縫い合わせることによって円筒形に構成
されている。
次に第10図は本発明にかかる遠赤外線放射体付き面状
発熱体100を腰用サポータ30に用いた実施例を示す
図である. 同図に示すようにこの実施例にあっては、布等からなり
腰を覆う大きさに形成された腰当て部31と、該腰当て
部31の両側に取り付けられたバンド部33.33とを
有している.そしてこのバンド部33 .33を人の腹
部に巻き回してその両端部を接続・固定すれば、前記腰
当て部31が腰に固定される.この腰当て部31の腰に
触れる面側には、ポケット35が形成されている.そし
てこのポケット35内に前記第4図に示す構造の遠赤外
線放射体付き面状発熱体100を挿入すれば、この腰用
サポータ30が完成する.そしてこの腰用サポータ30
の腰当て部31を人の腰に当て、バンド33.33を前
に回してその端部33a,33aを接続・固定するとと
もに、アダプタ4を電源に接続して使用する。
このように使用すれば、上記サポータIOAの場合と同
様の効果が腰に与えられる。
第11図は本発明にかかる遠赤外線放射体付き面状発熱
体を腹巻き40に用いた実施例を示す図である. 同図に示すように、この実施例にあっては、第2図に示
すと同様の基本構造を有する帯状の面状発熱体IAの一
方の面倒に、第3図に示すと同様の基本構造を有する帯
状の遠赤外線放射体2Aを接着や縫い込み等の手段で取
り付けて構成されている.なおこの面状発熱体IAの両
端部には該両端部の取り付け取り外しが自在なマジック
テーブ41,41が取り付けられている. そしてこの面状発熱体IAを人の腹部に巻き付けその両
端のマジックテーブ41,41を接続し、アダプタ4を
電源に接続すれば、この腹巻き40は腹部に固定され、
上記サポータIOAの場合と同様の効果が腹に与えられ
る. 第12図は本発明にかかる遠赤外線放射体付き面状発熱
体を肩掛け50に用いた実施例を示す図である. 同図に示すようにこの肩掛け50は、第2図に示す面状
発熱体1と同じ基本構造を有し人の両肩部と首の後ろ側
の部分を覆うように構成された面状発熱体IBの一方の
面側に、第3図に示すと同様の基本構造を有し前記面状
発熱体IBと略同様な形状に構成された遠赤外線放射体
2Bを接着や縫い込み等の手段で取り付けて構成されて
いる。
そしてこの肩掛け50を人の両肩部に掛け、アダプタ4
を電源に接続すれば、遠赤外線放射体2Bから有効に遠
赤外線が放射され、前記サポータ10Aの場合と同様の
効果が両肩及び首に与えられる。
なおこの肩掛け50の首の部分や肩の部分に磁石9を縫
い込んでもよい. 第13図は本発明にかかる遠赤外線放射体付き面状発熱
体を利用した他のサポータIOEを示す図である. 同図に示すようにこのサポータIOHにあっては、第2
図に示す面状発熱体1を若干長尺に構成した面状発熱体
IE上に遠赤外線放射体2Eを取り付け、その上に押え
布5Eを取り付け、該押え布5Eを面状発熱体IEに縫
い込むとともに、面状発熱体IEの両端部に両者の取り
付け取り外しが自在なマジックテーブ55.55を取り
付けて構成されている. そしてこのサポータIOEを人の腕や足等の所望の部分
に巻き付けるとともに、その両端をマジックテーブ55
,55で固定し、さらにアダプタ4を電源に接続すれば
、遠赤外線放射体2Eから多量の遠赤外線が放射され、
これが人体に有効に照射される. このサポータIOHによれば、太さの異なる腕や足のど
こにでも自在に取り付けることができる。
第14図は本発明にかかる遠赤外線放射体付き面状発熱
体を腹巻き60に応用した例を示す図である。
この腹巻き60は、長尺に構成されたケース61内に面
状発熱体1と遠赤外線放射体63を挿入して構成されて
いる。以下その詳細を説明する。
ケース61は2枚の長尺の布の上下辺と左端辺を縫い込
んで、右端に穴61aを形成して構成されている.また
このケース61の上側辺には、開口を設けてその開口部
分にチャックを取り付けたポケット6lb,6lbが形
成されている。
一方面状発熱体1は第2図に示すと同様のものであり、
この面状発熱体1にはリード線3とアダプタ4が取り付
けられている. 遠赤外線放射体63は、セラミックの粉末をウレタン樹
脂中に混練したものを、帯形状にして構成されている.
またこの遠赤外線放射体63には5つの円板状の磁石9
が貼り付けられている.そしてこの腹巻き60を組み立
てるには、遠赤外線放射体63を穴61aからケース6
1内に挿入する.次にポケット6lb,61b内に面状
発熱体1.1を挿入して該ポケット6lbのチャックを
閉じる. ここで第15図は組み立てられた腹巻き60を示す図で
ある. そしてこの組み立てられた腹巻き60は、人の腹部に巻
き回され、その両端部近傍に取り付けたマジックテーブ
65 ,66を接続すれば、この腹巻き60は腹部に固
定できる。
そしてアダプタ4を電源に接続すれば、面状発熱体1が
発熱し、遠赤外線放射体63が温められ、該遠赤外線放
射体63から多量の遠赤外線が腹部に放射されることと
なる. 第16図,第17図,第18図は、本発明にかかる遠赤
外線放射体付き面状発熱体を利用したペンダント70の
作成方法を示す図である。なお第16図(a),第17
図(a),第18図(a)はそれぞれ平面図であり、第
16図(b),第17図(b),第18図(b)はそれ
ぞれ側面図である。
まずペンダント70を作成するには、第16図に示すよ
うに、布73の上に固有電気抵抗の低い金属材からなる
金属線75を賊置する.このときこの金属線75の両端
部はメス端子77に接続されている。
次にこの金属!l75を戦置した布73を、シリコンゴ
ムを熱して溶融した溶液中に浸けた後に取り出し、該布
73に付着したシリコンゴムを固化する.なおこのシリ
コンゴム中には、前記第3図に示す遠赤外線放射体2と
同様のセラミックの粉末が混練されている.これによっ
て布73と金属線75とセラミックを混練したシリコン
ゴムからなる遠赤外線放射体79を一体化できる.そし
て次に第18図に示すように、この遠赤外線放射体付き
面状発熱体71を合成樹脂からなるケース80内に固定
すれば、このペンダント70が完成する。
そしてこのペンダント70を使用するには、第18図(
a)に示すように、メス端子77にオス端子83を接続
し、該オス端子83の他端を電源(図示せず)に接続す
る.これによってペンダント70内の遠赤外線放射体7
9が熱せられ、該ペンダント70から外部に向かって遠
赤外線が放射されるのである. なお、第17図に示す遠赤外線放射体付き面状発熱体7
1は、痔の治療にも用いることができる. 即ち図示はしないが、この第17図に示す遠赤外線放射
体付き面状発熱体71を、パンツやパンツ型サポータの
肛門に対向する部分に取り付けるとともに、そのメス端
子77に第18図に示すオス端子83を接続して、金属
線75に電流を流せば、遠赤外線放射体79から肛門に
遠赤外線が放射される。これによって肛門部分の血行が
良くなる等の効果が生じる。
以上本発明に係る遠赤外線放射体付き面状発熱体及びこ
れを利用した各種器具の実施例を詳細に説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えば、 (1)遠赤外線放射体や面状発熱体の形状はその用途に
応じて種々の変形が可能である. ■またこの遠赤外線放射体内蔵の面状発熱体の利用方法
は上記実施例の利用方法に限定されるものではなく、要
は人に接して取り付けられるもの(例えば鉢巻き)であ
ればどのようなものに利用してもよい. 0)また上記第4図に示す遠赤外線放射体付き面状発熱
体100は、面状発熱体1の上に遠赤外線放射体2を載
せ、さらにその上に押え布5を取り付けて構成したが、
この押え布5は必ずしも必要ではなく、面状発熱体1の
上に遠赤外線放射体2を直接縫い込んだり接着したりし
て固定してもよい. (4)また本発明においては、遠赤外線放射体2を構成
する材料はシリコンゴムに限られず、シリコンワニス、
塩化ビニール、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等の他の材
料を用いてもよい. また遠赤外線放射体2を第2図のように板状に構成せず
、上記シリコンワニス等の塗料に前述の遠赤外線放射物
の粉末を混入し、これを面状発熱体1に塗料として塗布
する構造としてもよい。
(9また第2図に示す糸13は、遠赤外線を放射するセ
ラミックの粉末を混練した合成樹脂(例えばアクリル)
を糸としたものを用いてもよい.このように構成した糸
13と金属系12を織り込んで面状発熱体1を構成すれ
ば、第3図に示す遠赤外線放射体2をこの面状発熱体1
に取り付けなくても、面状発熱体1自体から遠赤外線が
放射されることとなる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明に係る遠赤外線放射
体付き面状発熱体によれば、以下のような優れた効果を
有する。
(υ構造が簡単である。
■またセラミックを容易に熱してこれを容易且つ有効に
人体に照射できる. 0)またシリコンゴムに混練させるセラミックは粉末な
ので、その表面積が大きい.このため該セラミックから
放射される遠赤外線の量が多量となる. (荀また、面状発熱体は固有電気抵抗の低い金属材から
なる金属線に電圧を印加することによって該金属線が発
熱するように構成したので、該面状発熱体に印加する電
圧が低電圧でよく、感電したり火花や高熱のための火傷
や火災を生じたりすることはない. (9また、面状発熱体の金属線に電流が流れるのでこの
周囲に形成される磁場の磁気的効果が、前記遠赤外線に
よる効果と含まってさらに人体に有効な作用を促す。
(6)さらに、この遠赤外線放射体付き面状発熱体を応
用した各種器具に磁石を取り付ければ、人体の血行を良
くする効果が増大する漬
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる遠赤外線放射体付き面状発熱体
100をサポータIOAに応用した一実施例を示す斜視
図、第2図は面状発熱体1の基本構造を示す図、第3図
は遠赤外線放射体2を示す平面図、第4図,第5図は第
1図に示すサボーク10Aの製造方法を示す図、第6図
はセラミックの温度とセラミックから放射される放射エ
ネルギーとの関係を示す図、第7図は他の実施例にかか
るサポータIOBの作成方法を示す図、第8図は他の実
施例にかかるサポータ10Cの作成方法を示す図、第9
図はさらに他の実施例にかかるサポータIODの作成方
法を示す図、第10図は本発明にかかる遠赤外線放射体
付き面状発熱体100を腰用サポータ30に用いた実施
例を示す図、第11図は本発明にかかる遠赤外線放射体
付き面状発熱体を腹巻き40に用いた実施例を示す図、
第12図は本発明にかかる遠赤外線放射体付き面状発熱
体を肩掛け50に用いた実施例を示す図、第13図は本
発明にかかる遠赤外線放射体付き面状発熱体を利用した
他のサポータIOEを示す図、第14図,第15図は本
発明にかかる遠赤外線放射体付き面状発熱体を腹巻き6
oに応用した例を示す図、第16図,第17図,第18
図は本発明にかかる遠赤外線放射体付き面状発熱体を利
用したペンダント70の作成方法を示す図、第19図は
面状発熱体1の他の実施例を示す図である. 図中、100・・・遠赤外線放射体付き面状発熱体、1
 ,IA,IB,IE・・・面状発熱体、2,2A,2
B.2E・・・遠赤外線放射体、7・・・布体、9・・
・磁石、IOA,IOB,IOC,IOD,10E・・
・サポータ、12・・・金属線、13・・・糸、15,
17・・・給電部、21・・・貫通穴、22・・・切れ
目、30・・・腰用サポータ、31・・・腰当て部、3
3・・・バンド部、35・・・ポケット、40・・・腹
巻き、50・・・肩掛け、55・・・マジックテーブ、
60・・・腹巻き、61・・・ケース、63・・・遠赤
外線放射体、70・・・ペンダント、75・・・金属線
、79・・・遠赤外線放射体、80・・・ケース、であ
る。 出願人 櫻 田 嘉 一 郎 (外2名)代理人 弁理
士 熊 谷  隆(外1名)j゜jえ力工 / 3111,t;蟻 7〜2k 2.ノーIt村:吟一 3  νJ更岩レC受:〔遺膚い1欲隈J1・ワ.メー
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Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固有電気抵抗の低い金属線と非導電体からなる糸
    を織り込むとともに該金属線に電圧を印加するように構
    成した面状発熱体と、遠赤外線を放射する遠赤外線放射
    物の粉末をシリコンゴム、シリコンワニス、塩化ビニー
    ル、エポキシ樹脂またはウレタン樹脂に混練した遠赤外
    線放射体とを具備し、前記面状発熱体の所定部分に前記
    遠赤外線放射体を取り付けたことを特徴とする遠赤外線
    放射体付き面状発熱体。
  2. (2)前記遠赤外線放射体は薄板状に形成されるととも
    に、その表面には複数個の貫通穴及び/又は貫通した切
    れ目を設けたことを特徴とする請求項(1)記載の遠赤
    外線放射体付き面状発熱体。
  3. (3)前記遠赤外線を放射する遠赤外線放射物は、遠赤
    外線を放射する焼成セラミックで構成し、その粉末の平
    均粒径を略2.5μm以下の大きさとしたことを特徴と
    する請求項(1)又は(2)記載の遠赤外線放射体付き
    面状発熱体。
  4. (4)請求項(1)、(2)、又は(3)記載の遠赤外
    線放射体付き面状発熱体と、該面状発熱体と略同形状の
    布体とを重ね合わせ、両者の両側辺を縫い込んで筒状に
    構成したことを特徴とするサポータ。
  5. (5)前記布体又は前記面状発熱体の所定部分に、磁石
    を取り付けたことを特徴とする請求項(4)記載のサポ
    ータ。
  6. (6)請求項(1)、(2)、又は(3)記載の遠赤外
    線放射体付き面状発熱体を丸めて該面状発熱体の両側辺
    を接合するとともに、該接合部分を縫い込んで筒状に構
    成したことを特徴とするサポータ。
  7. (7)前記面状発熱体の所定部分に、磁石を取り付けた
    ことを特徴とする請求項(6)記載のサポータ。
  8. (8)所望の形状の腰当て部と、該腰当て部の両側に取
    り付けられたバンド部とを有し、該バンド部を人の腹部
    に巻き回してその両端部を接続・固定して前記腰当て部
    を腰に固定する構造の腰用サポータであって、前記腰当
    て部にポケットを形成するとともに該ポケット内に前記
    請求項(1)、(2)、又は(3)記載の遠赤外線放射
    体付き面状発熱体を挿入したことを特徴とする腰用サポ
    ータ。
  9. (9)前記腰用サポータの所定部分に、磁石を縫い込ん
    だことを特徴とする請求項(8)記載の腰用サポータ。
  10. (10)請求項(1)、(2)、又は(3)記載の遠赤
    外線放射体付き面状発熱体を長尺に構成し、その両端部
    に取り付け取り外し自在なマジックテープを取り付けた
    ことを特徴とするサポータ又は腹巻き。
  11. (11)請求項(1)、(2)、又は(3)記載の遠赤
    外線放射体付き面状発熱体を人の両肩と首の後ろ側を覆
    う形状に構成したことを特徴とする肩掛け。
  12. (12)前記肩掛けの所定部分に、磁石を縫い込んだこ
    とを特徴とする請求項(11)記載の肩掛け。
  13. (13)内部が袋となるように構成された布製の長尺の
    ケース内に、遠赤外線を放射する遠赤外線放射物の粉末
    をシリコンゴム、シリコンワニス、塩化ビニール、エポ
    キシ樹脂またはウレタン樹脂に混練して帯状に形成した
    遠赤外線放射体を挿入するとともに、該ケース内に固有
    電気抵抗の低い金属線と非導電体からなる糸を織り込む
    とともに該金属系に電圧を印加するように構成した面状
    発熱体を挿入したことを特徴とする腹巻き。
  14. (14)前記遠赤外線放射体には、磁石を取り付けたこ
    とを特徴とする請求項(13)記載の腹巻き。
  15. (15)布上に固有電気抵抗の低い金属線を取り付け、
    その周囲に遠赤外線を放射する遠赤外線放射物の粉末を
    混練したシリコンゴム、シリコンワニス、塩化ビニール
    、エポキシ樹脂またはウレタン樹脂を付着した遠赤外線
    放射体付き面状発熱体を、ケース内に収納して構成した
    ことを特徴とするペンダント。
  16. (16)布上に固有電気抵抗の低い金属線を取り付け、
    その周囲に遠赤外線を放射する遠赤外線放射物の粉末を
    混練したシリコンゴム、シリコンワニス、塩化ビニール
    、エポキシ樹脂またはウレタン樹脂を付着した遠赤外線
    放射体付き面状発熱体を、パンツの肛門に対向する部分
    に取り付けたことを特徴とするパンツ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0593455U (ja) * 1991-08-31 1993-12-21 若井田理学機器株式会社 電気温きゅう器
CN1306972C (zh) * 2003-11-14 2007-03-28 金纯玉 远红外线能量垫的制造方法

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