JPH0222151A - 短波長光線遮断性合せガラス用中間膜 - Google Patents

短波長光線遮断性合せガラス用中間膜

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JPH0222151A
JPH0222151A JP17008288A JP17008288A JPH0222151A JP H0222151 A JPH0222151 A JP H0222151A JP 17008288 A JP17008288 A JP 17008288A JP 17008288 A JP17008288 A JP 17008288A JP H0222151 A JPH0222151 A JP H0222151A
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JP
Japan
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light
wavelength
interlayer film
formula
interlayer
Prior art date
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JP17008288A
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English (en)
Inventor
Masahisa Ishikawa
雅久 石川
Michinori Tsukamoto
美智徳 塚本
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Mitsubishi Kasei Polytec Co
Original Assignee
Mitsubishi Monsanto Chemical Co
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Publication date
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  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ガラス板の間に積層されるプラスチック膜
に関し、より詳細には、紫外線などの短波長の光線を選
択的に遮断することができる短波長光線遮断性合せガラ
ス用中間膜に関する。
〔従来の技術〕
紫外線などの短波長光線を選択的に遮断し、それ以外の
可視光線や赤外線を透過させる短波長光線遮断性ガラス
は、紫外線が種々の物質を劣化させ、また生命体に悪影
響を与えるために、ショーウィンド、ショーケース、病
院の窓、液晶デイスプレー等の電子デイバイスのカバー
、車の窓などに用いられ、最近は、過激な太陽光線を受
ける宇宙船の窓材としても利用されている。
紫外線などの短波長光線を選択的に遮断するガラスとし
て、ガラス自体に短波長光線遮断性能を賦与させた特殊
配合ガラスや特殊表面加ニガラスがある。しかしながら
、これらのガラスは特殊な配合および表面加工技術を要
するため製造コストが高く、同時に施工上にも制約が多
い。
これに対して、紫外線遮断性を有する合せガラス用中間
膜が提案されており(米国特許節3.823,113号
明細書など)、このような中間膜を用いた合せガラスは
上記特殊なガラスより、廉価に製造できかつ容易自由に
施工できるものの、400nm以下の短波長光線を充分
に遮断するものではない。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記米国特許節3,823.113号明細書に示される
従来の短波長光線遮断性中間膜では、光吸収剤として、
0.5重量部以下の2− (2’ヒドロキシ−3′−ア
ルキル−5′−アルキルフェニル)ベンゾトリアゾール
が用いられているが、この中間膜は室内のインテリアの
退色を抑制する程度の効果しか期待できない。この中間
膜の短波長光線遮断性能を更に向上させるために、上記
光吸収剤を増量すると光吸収剤と基体樹脂との相溶性限
界を超えることとなり、光吸収剤が膜の表面に浸出し、
中間膜のガラスへの接着性が損なわれる。
この発明は上述の背景に基づきなされたものであり、そ
の目的とするところは、従来の短波長光線遮断性中間膜
の問題を解消して、中間膜のガラスへの接着性が損なわ
れず、かつ十分な短波長光線遮断性能を有する短波長光
線遮断性合せガラス用中間膜を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上述の課題を解決すべく種々の試験研究
を行った結果、特定のベンゾトリアゾール誘導体を光吸
収剤として選択し、その特定量を可塑化ポリビニルブチ
ラール樹脂に添加配合した組成物よりなる中間膜が、こ
の発明の目的達成に有効であるとの知見を得、この発明
を完成するに至った。
すなわち、この発明の短波長光線遮断性合せガラス用中
間膜は、基本的に下記成分の(a)および(b)からな
る。
(a)  可塑化ポリビニルブチラール樹脂99.3〜
91重量% (b)  下記一般式(I)で表されるベンゾトリアゾ
ール誘導体および下記一般式(■)で表されるベンゾト
リアゾール誘導体からなる群より選ばれる少なくとも1
種の光吸収剤0.7〜9重量%〔式(I)および(II
)中、XlおよびX2は同種または異種であって、水素
、ハロゲン、ニトロ基、アミノ基または置換アミノ基を
示し、R1RおよびR3は同種または異種であって、炭
素数1〜4のアルキル基を示し、nは1〜1oの整数で
ある〕 この発明による合せガラスは、400nm以下の波長の
光を実質的に遮断し、かつ45onI11以上の波長の
光を実質的に透過させる。
ここで、r400nIm以下の波長の光を実質的に遮断
する」とは、この波長の光を100%完全に遮断する場
合のみならず、最大限2%まで、好ましくは1%以下の
透過を許容することを意味する。
また、r450nm以上の波長の光を実質的に透過させ
る」とは、この波長の光を100%透過することのみな
らず、少な(とも70%以上、好ましくは80%以上透
過することをも包含することを意味する。
以下、この発明をより詳細に説明する。
可塑化ポリブチラール樹脂 この発明において用いられる可塑化ポリビニルブチラー
ル樹脂(a)は、基体樹脂のポリビニルブチラール10
0重量部に対して、20〜50重量部の可塑剤を含むも
のである。
基体樹脂に添加配合される可塑剤としては、ジエチルフ
タレート、ブチルフタ1ノルブチルグリコレート、ブチ
ルベンジルフタレート、ジエチルフタレート、ジブチル
フタレート、ジエチルフタレート、ジイソデシルフタレ
ートなどのフタル酸エステル、トリクレジルホスフェー
トなどのリン酸エステル、ジオクチルアジペート、ジオ
クチルアジペート、ジオクチルセバケートなどの脂肪族
二塩基酸エステル、トリエチレングリコール・ジ(2−
エチルブチレート)、テトラエチレングリコール・ジヘ
キサノールなどのポリエーテルエステル、エポキシ化大
豆浦、エポキシステアリン酸アルキルなどのエポキシ系
など、またはこれらの混合物がある。
この可塑化ポリビニルブチラール樹脂は、上記の可塑剤
以外に、その目的に応じて種々の樹脂添加剤が添加配合
されたものも包含する。例えば、滑剤、熱安定剤、帯電
防止剤、酸化防止剤、着色料、充填剤などがある。
光吸収剤 この発明で用いられる光吸収剤(b)は、上述の一般式
(I)で表されるベンゾトリアゾール誘導体および上述
の一般式(II)で表されるベンゾトリアゾール誘導体
である。
この式(I)および(II)中、X およびX2■ は同種または異種であって、水素、フッ素、塩素、臭素
、ヨウ素などのハロゲン、ニトロ基またはアミノ基もし
くは置換アミノ基を示す。ここで置換アミノ基としては
、炭素数1〜6、好ましくは炭素数1〜4のモノアルキ
ルアミノ基、ジアルキルアミノ基などがある。
同じく、R、RおよびR3は、同種または異種であって
、炭素数1〜6、好ましくは炭素数1〜4のメチル、エ
チル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、
5ec−ブチル、tert−ブチルなどのアルキル基を
示し、nは1〜10の整数である。
具体的にこの発明で用いられる光吸収剤の例を構造式で
下記に示す。
・・−mb 上記に示した例は、この発明で用いられる光吸収剤の例
示であり、これら以外に種々の例がある。
光吸収剤の添加配合割合は、中間膜組成物に対して、0
.7〜9重量%、好ましくは1〜7重量%である。これ
は、1重量%未満では最大遮断波長が短波長側にシフト
し、0.7重量%未満てはその傾向が著しくなり、7重
量%を超えると中間膜の接着性が低下し、9重量%を超
えるとその傾向が著しくなるからである。
中間膜 この発明の短波長光線遮断性合せガラス用中間膜は、上
述の如く基本的には、この発明によるベンゾトリアゾー
ル誘導体の光吸収剤(b) 0. 7〜9重温%と、可
塑化ポリビニルブチラール樹脂(a)とからなる。
この発明の中間膜は、上記(a)成分に(b)成分を所
定;配合した製膜用原料樹脂を調製し、これを用いて製
膜することによって製造することができる。
製膜用原料樹脂の製造は、通常、可塑化ポリビニルブチ
ラール樹脂(a)に光吸収剤(b)を添加混合して行う
ことができる他、ポリビニルブチラールに光吸収剤を添
加し、次いで可塑剤を添加混合して行うことができ、ま
た、ポリビニルブチラール、光吸収剤、および可塑剤を
同時に添加混合してして行うことができる。その他の添
加剤は、上記の工程のいずれかの前後、またはその間に
添加される。
樹脂と添加剤との混合混練は、通常のミキサーニーダ−
を用いて実施できる。そのようなミキサーとして、バン
バリーミキサ−、ブラベンダーミキサーなどがある。
製膜用原料樹脂から中間膜への成形は、常法、例えば、
型押出し法、カレンダーロール法などの製膜方法を適用
することができる。通常得られた膜はロール状に巻き取
って保存し、合せガラス製造に際しては所定の寸法に裁
断して中間膜として使用する。
中間膜の厚さは、約200〜1000μmが一般的であ
るが、必要に応じて適宜変更することができる。その厚
みは、中間膜全体に亘って均一であることが望ましく、
中間膜表面には均一な凹凸のしぼを設けることができる
〔作 用〕
上記の構成からなるこの発明では、より高濃度に配合さ
れたベンゾトリアゾール語導体が、樹脂中を透過する光
線のうち400nm以下の短波長部分を選択的かつ強力
に吸収する。
すなわち、400nm以下の波長の光を実質的に遮断し
、かつ450nm以上の波長の光を実質的に透過させる
この発明による特定のベンゾトリアゾール誘導体は、他
の光吸収剤に比べて強く、ポリビニルブチラール樹脂に
対する相溶性が優れているので、中間膜のガラスへの接
着性を阻害することなく、可塑化ポリビニルブチラール
樹脂に対して高濃度に配合することができる。
〔実施例〕
以下に、この発明を実施例および比較例に基づき具体的
に説明するが、この発明はその要旨を越えない限り以下
の実施例に限定されるものではない。
実施例1 中間膜の調製 ポリビニルブチラール100重量部とジヘキシル・アジ
ペート40重量部とよりなる可塑化ポリビニルブチラー
ル樹脂に対して、この発明によるベンゾトリアゾール誘
導体1 a  (2−(2’ −ヒドロキシ−3−te
rt−ブチル−5′−メチルフェニル)−5−クロロベ
ンゾトリアゾール〕を所定量添加し、バンバリーミキサ
−で60℃、20分間混合した。なお、Iaの記号は前
記光吸収剤の例示構造式に対応する。得られた混合物中
の光吸収剤濃度は1. 0重量%であった。
混合物を型押出機にて150〜230℃条件下で、厚み
0.8+nnで製膜し、膜をロール状にまきとり保管し
た。
合せガラス調製 合せガラスを評価するために、15X15cmの中間膜
を相対湿度25%雰囲気下で、0.3〜0.45重量%
の含水率の中間膜を調製した。調製後に、2枚の厚さ3
關のガラスの間に挾み、プレス機械で130±5℃、1
3±0. 5kg/c−の条件下で5分間加熱加圧して
合せガラスのサンプルを調製した。
光遮断性の評価 合せガラスのサンプルについて、250〜700nIm
の波長の光線透過率を、分光器を用いて測定した。その
結果、透過率θ%である波長の最大波長、最大遮断波長
は、400naであった。また、450〜700nmの
波長範囲で光線透過率は70%以上であり、透明性が保
持されていた。
接着性 サンプルの合せガラスを一18±0.5℃に冷却し、ハ
ンマーで打ち付けてガラスを破砕し、ガラス破片につき
、中間膜から剥離露出した中間膜の露出面積率を測定し
た。
接着性評価用標準サンプルと上記ガラス破片との露出中
間膜面積率を比較して等吸付けをした。
なお、この等級は、完全にガラスが剥離した露出面積率
が100%である0#から、露出面積率が50%である
5#、ガラスが全く剥離しない露出面積率が0%である
10#までであり、実用上は少なくとも3#以上必要で
ある。
その結果、等級は4.5であり、良好な接着性を示した
光吸収剤の種類、濃度、合せガラスの評価を下記第1表
に纏める。
実施例2 実施例1に記載の例において、光吸収剤の濃度を7゜0
重量%にした他は同例と同様に中間膜を調製し、この中
間膜を用いた合せガラスの性能を評価した。
結果を第1表に示す。
この例における合せガラスの光透過特性Aを示す線図を
、比較の厚さ6關の単板ガラスの光透過特性Bと共に、
第1図に示す。
実施例3 実施例1に記載の例において、前述光吸収剤の例示構造
式1bに対応するベンゾトリアゾール誘導体を用い、光
吸収剤の濃度を3.0重量%にした他は同例と同様に中
間膜を調製し、この中間膜を用いた合せガラスの性能を
評価した。
結果を第1表に示す。
実施例4 実施例1に記載の例において、前述光吸収剤の例示構造
式1cに対応するベンゾトリアゾール誘導体を用い、光
吸収剤の濃度を3.0重量%にした他は同例と同様に中
間膜を調製し、この中間膜を用いた合せガラスの性能を
評価した。
結果を第1表に示す。
実施例5 実施例1に記載の例において、前述光吸収剤の例示構造
式1dに対応するベンゾトリアゾール誘導体を用い、光
吸収剤の濃度を3.0重量%にした他は同例と同様に中
間膜を調製し、この中間膜を用いた合せガラスの性能を
評価した。
結果を第1表に示す。
実施例6 実施例1に記載の例において、前述光吸収剤の例示構造
式Ieに対応するベンゾトリアゾール誘導体を用い、光
吸収剤の濃度を3.0重量%にした池は同例と同様に中
間膜を調製し、この中間膜を用いた合せガラスの性能を
評価した。
結果を第1表に示す。
実施例7 実施例1に記載の例において、前述光吸収剤の例示構造
式Ifに対応するベンゾトリアゾール誘導体を用い、光
吸収剤の濃度を3.0重量%にした他は同例と同様に中
間膜を調製し、この中間膜を用いた合せガラスの性能を
評価した。
結果を第1表に示す。
実施例8 実施例1に記載の例において、前述光吸収剤の例示構造
式Igに対応するベンゾトリアゾール誘導体を用い、光
吸収剤の濃度を3.0fff量%にした他は同例と同様
に中間膜を調製し、この中間膜を用いた合せガラスの性
能を評価した。
結果を第1表に示す。
実施例9 実施例1に記載の例において、前述光吸収剤の例示構造
式11aに対応するベンゾトリアゾール誘導体を用い、
光吸収剤の濃度を3.0重量%にした他は同例と同様に
中間膜を調製し、この中間膜を用いた合せガラスの性能
を評価した。
結果を第1表に示す。
実施例10 実施例1に記載の例において、前述光吸収剤の例示構造
式nbに対応するベンゾトリアゾール誘導体を用い、光
吸収剤の濃度を3.0重量%にした他は同例と同様に中
間膜を調製し、この中間膜を用いた合せガラスの性能を
評価した。
結果を第1表に示す。
実施例11 実施例1に記載の例において、前述光吸収剤の例示構造
式11cに対応するベンゾトリアゾール誘導体を用い、
光吸収剤の濃度を3.0重量%にした他は同例と同様に
中間膜を調製し、この中間膜を用いた合せガラスの性能
を評価した。
結果を第1表に示す。
実施例12 実施例1に記載の例において、前述光吸収剤の例示構造
式ndに対応するベンゾトリアゾール誘導体を用い、光
吸収剤の濃度を3.0重量%にした他は同例と同様に中
間膜を調製し、この中間膜を用いた合せガラスの性能を
評価した。
結果を第1表に示す。
比較例1 実施例1に記載の例において、下記構造式の従来の2−
 (2’ −ヒドロキシ−5′ −メチルフェニル)ベ
ンゾトリアゾールを用い、光吸収剤の濃度を0,6重量
%にした他は同例と同様に中間膜を調製し、合せガラス
の性能を評価した。
結果を第1表に示す。この結果から判るように、最大遮
断波長は385niに過ぎなかった。
比較例2 実施例1に記載の例において、上記構造式の2−(2′
−ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾ
ールを用い、光吸収剤の濃度を5.0重量%にした他は
同例と同様に中間膜を調製し、合せガラスの性能を評価
した。
結果を第1表に示す。この結果から判るように、接着性
は2,5#であり、良好ではなかった。
比較例3 実施例1に記載の例において、光吸収剤の濃度を0,6
重量%にした他は同例と同様に中間膜を調製し、合せガ
ラスの性能を評価した。
結果を第1表に示す。この結果から判るように、最大遮
断波長は390nmに過ぎなかった。
比較例4 実施例1に記載の例において、光吸収剤の濃度を10.
0重量%にした他は同例と同様に中間膜を調製し、合せ
ガラスの性能を評価した。
結果を第1表に示す。この結果から判るように、接着性
は2,5#であり、良好ではなかった。
例No。
比較例1 比較例2 比較例3 実施例1 実施例2 比較例4 実施例3 実施例4 実施例5 実施例6 実施例7 実施例8 実施例9 実施例10 実施例11 実施例12 第1表 光吸収剤 種類 濃度 (wt%) 00.6 05.0 IaO,6 Ial、0 Ia7.O Ia  10゜ Ib3.O Ic  3.0 Ia3.0 Ia3.0 If3.O 1g3.0 IIa3.0 IIb  3゜0 IIc3.0 11d3.0 合せガラス性能 最大遮断波長 接着性 (r+m)     (#) 385  5.0 400  2.5 B85  5.0 400  5.0 405   B、0 410  2.5 402  4.5 402  4.0 402  4.5 402  4.5 401  4.0 402  4.5 405  4.0 405  4.0 406   B、5 408  3.5 註)光吸収剤の種類の記号は、前記光吸収剤の例示構造
式に対応する。
〔発明の効果〕
上記の実施例に実証される様に、この発明は次の効果を
有する。
請求項1記載の短波長光線遮断性合せガラス用中間膜は
、特殊配合ガラスや特殊表面加ニガラスの様な特殊な配
合および表面加工技術を要せず、廉価にかつ容易自由に
施工できると共に、400n+m以下の短波長光線を選
択的にに遮断することができる。
請求項1記載の短波長光線遮断性合せガラス用中間膜で
は、特定のベンゾトリアゾール誘導体を光吸収剤として
ポリビニルビチラール樹脂に添加するので、中間膜のガ
ラスへの接着性を阻害することなく良好な短波長光線遮
断性能を合せガラスに付与することができる。
例2の短波長遮断性合せガラスA、および単板ガラスB
の光透過特性を示す線図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式( I )で表されるベンゾトリアゾール
    誘導体および下記一般式(II)で表わされるベンゾトリ
    アゾール誘導体 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・ I ▲数式、化学式、表等があります▼・・・II 〔式中、X^1およびX^2は同種または異種であって
    、水素、ハロゲン、ニトロ基、アミノ基または置換アミ
    ノ基を示し、R^1、R^2およびR^3は同種または
    異種であって、炭素数1〜4のアルキル基を示し、nは
    1〜10の整数である〕 からなる群より選ばれる少なくとも1種の光吸収剤を0
    .7〜9重量%含有する可塑化ポリビニルブチラール樹
    脂よりなり、400nm以下の波長の光を実質的に遮断
    し、かつ450nm以上の波長の光を実質的に透過させ
    ることを特徴とする、短波長光線遮断性合せガラス用中
    間膜。
JP17008288A 1988-07-08 1988-07-08 短波長光線遮断性合せガラス用中間膜 Pending JPH0222151A (ja)

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