JPH02220765A - バリ取り工具保持装置 - Google Patents

バリ取り工具保持装置

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Publication number
JPH02220765A
JPH02220765A JP4060889A JP4060889A JPH02220765A JP H02220765 A JPH02220765 A JP H02220765A JP 4060889 A JP4060889 A JP 4060889A JP 4060889 A JP4060889 A JP 4060889A JP H02220765 A JPH02220765 A JP H02220765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
elastic body
fixed
force
movable
Prior art date
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Pending
Application number
JP4060889A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuaki Hara
勝明 原
Hiroshi Inoguchi
猪口 宏
Shunji Ito
伊藤 俊次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Yaskawa Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP4060889A priority Critical patent/JPH02220765A/ja
Publication of JPH02220765A publication Critical patent/JPH02220765A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、産業用ロボットなどの自動機械を用いた、た
とえば鋳物砂などからなる中子のバリ取り装置における
バリ取り工具の保持装置に関するものである。
[従来の技術] 一般に、人がバリ取りを行う場合、やすりなどの加工具
と中子などのワークの状態を見ながら行うため、ワーク
自体のばらつき、ワーク固定治具のばらつき、位置決め
のばらつき等を吸収して行うことが可能である。しかし
、産業用ロボットでバリ取りを行う場合、それらのばら
つきを吸収することが出来ないため次のような方法が用
いられている。
(1)加工具のワークに対する押し付は力を検出したり
、ワーク位置を検出したりするセンサを使用する方法。
(2)第2図に示すように、産業用ロボットの手首など
の可動部材1に取り付けた中間フランジ2と、たとえば
ヤスリなどの加工具3を保持する加工具取付はフランジ
4との間に、固定フランジ5と可動フランジ6を金属シ
ムを多数積層し、ゴムで固定した複数本の屈撓体7で連
結して構成した可撓性連結部材8(特開昭53−637
00号参照)を介在させ、機械的にばらつきを吸収する
方法、この装置は、組立用の産業用ロボットの部品保持
装置などによく使用されている。なお、Wは中子などの
ワーク、Waはバリである。
(3)第3図に示すように、挿入装置9と掴み装置10
を支持する支持部11において、嵌挿体12とガイド棒
13を固定支持体14に直立連設したものに、被嵌挿体
15と挿通孔16をti動支持体17に一体的に連設し
たものを挿通し、かつ該嵌挿体12と被嵌挿体15を弾
性体18の弾発力によって押圧嵌合さゼて支持部11と
し、そして前記嵌挿体12と被嵌挿体15が押圧嵌合状
態時のみ固定し、掴み装置10で把持した部品19が軸
部20に当接し、位置ずれ等による外力が加わると遊嵌
状となって首振り状に揺動するように、該嵌挿体12と
被嵌挿体15の当接面を先細テーパ状に形成するように
した自動挿入装置(実公昭57−39147号や実開昭
58−164634号参照)を使用する方法。この場合
は、部品19に代えて加工具を把持する。
(4)  第4図に示すように、モータとたわみ継手を
使用したバリ取り装置を用いる方法(実開昭62−20
740号参照)。
すなわち、加工具3を取り付ける加工具取り付はブロッ
ク210、たわみ継手22を介してモータ23の回転軸
24に連結する。
また、モータ23の一端に回転軸24を取り囲むように
配設されたモータ取付は枠25と、加工具取付はブロッ
ク21の周囲にベアリング26を介して配設された案内
ケース27との間に、前記たわみ継手22よりばね常数
の大きいスプリング28を介在させる。
ワークWのバリ取りは、加工具3の回転力とスプリング
2日の押し付は力により行う。
[発明が解決しようとする課題] これらのような従来技術においては、次のような問題点
がある。
なお、番号は従来技術の番号に合わせている。
(1)力や位置を検出するセンサは高価であるばかりで
なく、検出遅れが存在するため高速でバリ取りを行う場
合は使用することができない。
(2)組立て用のロポントによく使用される遠隔心合わ
せ装置における部品保持装置は、可撓性連結部材8の屈
撓体7は金属シムを多数積層しゴムで固定して構成して
いるため、振動や負荷変動に弱く寿命が非常に短い欠点
があり、バリ取りには不向きである。
(3)加工具3を介して掴み装置10にかかる力の方向
の変化から生じる被嵌挿体15の傾きの変化により、被
嵌挿体15のテーパ部とこね合って接触するガイド棒1
3の数が変化しく浮き上がった被嵌挿体15のテーパ部
はガイド棒13のテーパ部とは接触しない)、被嵌挿体
15とガイド棒13の摩擦力が違ってくる。
この摩擦力は弾性体18の弾発力に付加されることにな
り、したがって、加工具3のワークWに対する押し付は
位置の変化に伴い、加工具3のワークWに対する押し付
は力も変化し、良好なバリ取りができない、これを防ぐ
には、掴み装210にかかる力の方向を同一にするため
に、たえず可動部材1の位置を制御していかねばならず
、加工装置のティーチング(動作教示)が面倒で時間も
長くかかる。
(4)モータを使用しているため駆動源が必要で、かつ
モータ23のメンテナンスが必要であり、機構部自体の
重量も重たくなり、コスト的にも高価なものとなってし
まう。
また、スプリング28の弾発力の調整や交換については
機構部を分解する必要があり、かつスプリング28の@
調整ができにくいため、加工装置のティーチング時に多
大な時間がかかったり、充分なバリ取り品質が望みにく
い。
本発明は、このような従来の問題点を解消するためにな
されたものであり、ワークや治具の位置決めのばらつき
を吸収し、かつ安定した押し付は力と速い応答性を備え
安定したバリ取りが行えるバリ取り工具保持装置を提供
することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために、本発明のバリ取り工具保持
装置は、可動部材に取り付けられた固定フランジと、加
工具を保持する可動フランジとからなり、前記可動フラ
ンジは、中央部に下面側が広くなったテーパ状のピン孔
をそなえ、前記固定フランジと可動フランジ間に前記ピ
ン孔を囲むように複数個の弾性体を介在させるとともに
、後端部が先太形状のテーパ面を有する連結ピンを前記
ピン孔に挿入係合して、固定フランジに固定することに
より、tS動自在に連結するようにしている。
[作用] 加工具のどの円周方向位置においても、ワークに対する
押し付は力が等しくなり、可動部材を動かして加工具の
押し付は位置を制御しなくても、加工具は良好なバリ取
り加工を行う。
[実施例] 本発明の一実施例を第1図によって説明する。
なお、第2図と同一符号は、同一もしくは相当する部分
を示している。
本発明のバリ取り工具保持装置は、大きく分けると、可
動部材1に中間フランジ2を介して固定された固定フラ
ンジ29と、先端に加工具を保持し、前記固定フランジ
29に揺動可能に取り付けられた可動フランジ30とか
らなっている。
前記固定フランジ29は、上面の中央に、底部中央にピ
ン孔31を設けた凹部32を有するとともに、この凹部
32の周囲に複数個のねじ孔33を等間隔に形成して構
成している。
また、前記可動フランジ30は、上面の中央に、下面に
向かって先広がり状になったテーパ面を有するピン孔3
4を設けるとともに、このピン孔34の周囲に前記固定
フランジ29のねじ孔33に対応させて、複数個のめく
ら孔35を等間隔に形成して構成している。
可動フランジ30は、次のようにして固定フランジ29
に揺動可能に取り付ける。
まず、連結ピン36の一方端にピン孔34のテーパ面に
対応させた先太形状のテーパ面を形成するとともに、他
方端にねじを形成した連結ピン36を、可動フランジ3
0の下面側からピン孔34を通す。
次に、ばねなどの弾性体37をめくら孔35内に配置す
る。この弾性体37の長さはめくら孔35の深さよりも
長く、可動フランジ30の上面より突出している。
連結ピン36と弾性体37を可動フランジ30に配置し
たのち、弾性体37をねじ孔33内に挿入するとともに
、連結ピン36を固定フランジ29のピン孔31に通し
、この連結ピン36を固定ナツト38で固定フランジ2
9に固定する。
固定フランジ29と可動フランジ30間には適宜量の間
隙を形成している。
調整ねじ39を固定フランジ29のねじ孔33にねじ込
んで、弾性体37を押し、その弾発力を調整する。
可動フランジ30を固定フランジ29に揺動可能に取り
付けたのち、固定フランジ29を中間フランジ2に固定
し、かつ可動フランジ30に加工具3を取り付ける。
なお、固定フランジ29、可動フランジ30及び加工具
3の中心線は、いずれも可動部材1の中心線と一致させ
ている。
また、中間フランジ2の調整ねじ39と対応する位置に
は孔を設け、固定フランジ29を中間フランジ2に取り
付けた後も、外から調整ねし39を回して、弾性体37
の弾発力を調整することができるようにしている。
このような構成のバリ取り工具保持装置において、ワー
クのバリ取りは、加工具3をワークWのバリWaに押し
付けていくことにより行う。加工具3をワークWに押し
付けると、バリWa自体は動けないため、弾性体37が
圧縮され、加工具3に押し付は力が与えられる。この押
し付は力は、弾性体37、たとえば、ばねのばね常数に
依存しており、いったん弾性体37の圧!I?iiを調
整ねじ39で調整すれば弾性体37のばね常数は固定と
なり、弾性体37の変位量と押し付は力は一定の関係に
あるため、各弾性体37の変位量を一定にすることによ
り、押し付は力を一定にすることができる。
また、テーパ面を有する連結ピン36は中央に1本しか
な(、可動フランジ30がどの方向に傾いても、連結ピ
ン36と可動フランジ30との摩擦力は変わらないので
、加工具3のワークWへの押し付は方向によって押し付
は力が変化することはない。
ワークWのバリ取りが終了すると、可動フランジ30は
弾性体37の弾発力によりもとの姿勢にもどり、加工具
3は原位置に復帰する。
なお、本発明は次のように構成をかえて実施することも
できる。
(1)中間フランジ2の先端をフラットでなく逆回形状
にするとともに、固定フランジ29の上面をフラットに
し、固定ナツト38を固定フランジ29の上面に突出さ
せて連結ピン36に締め付ける。
(2)  ピン孔31にめねじを形成し、連結ピン36
を固定フランジ29に直接締め付ける。
(3)可動フランジ30のめくら孔35を、貫通したね
し孔とし、下面側にねじを締め付け、孔の底部を形成す
る。また、このねじは、調整ねじとし固定フランジ29
側と可動フランジ側のいずれの側からも弾性体37の弾
発力を調整しうるようにする。
(4)固定フランジ29にめくら孔35を、可動フラン
ジ30にねじ孔33を設ける。
(5)ねじ孔33及びめ(ら孔35をなくし、弾性体3
7を固定フランジ29と可動フランジ30のいずれか一
方に接着剤等で固着する。
[発明の効果] 本発明はこのような構成であるので、次のような効果が
ある。
(1)加工具のワークに対する押し付は力が安定し、ワ
ークの形状や寸法にばらつきがあってもバリを取り残す
ことがなく、バリ取りの精度が向上する。
(2)加工具のワークに対する押し付は位置が変化して
も、押し付は力が変化しないので、?5J雑な形状のワ
ークに対しても可動部材の動きが最少限ですみ、可動部
材の動きのティーチング作業を大きく簡略化できるとと
もに、短時間で加工を終えることができる。
(3)外部から弾性体の弾発力を調整することができる
ので、ロボジトのティーチング作業においてワークへの
押し付は力を適宜変更していき、ワークの材質にあった
最適の押し付は力をみつけ出して設定することがきわめ
て容易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面図で要部を断面で
示している。第2図は従来例を示す側面図、第3図及び
第4図は他の従来例を示す側面図で要部を断面で示して
いる。 l:可動部材     2:中間フランジ3:加工具 
    29:固定フランジ30:可動フランジ  3
1:ピン孔 32:凹部      33:ねし孔 34:ピン孔     35:め(ら孔36:連結ピン
    37:弾性体 第1図 第2図 第3図 第を図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 可動部材に取り付けられた固定フランジと、加工具を保
    持する可動フランジとからなり、 前記可動フランジは、中央部に下面側が広くなったテー
    パ状のピン孔をそなえ、 前記固定フランジと可動フランジ間に前記ピン孔を囲む
    ように複数個の弾性体を介在させるとともに、後端部が
    先太形状のテーパ面を有する連結ピンを前記ピン孔に挿
    入係合して、固定フランジに固定することにより、前記
    可動フランジを固定フランジに、揺動自在に連結したこ
    とを特徴とするバリ取り工具保持装置。
JP4060889A 1989-02-20 1989-02-20 バリ取り工具保持装置 Pending JPH02220765A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4060889A JPH02220765A (ja) 1989-02-20 1989-02-20 バリ取り工具保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4060889A JPH02220765A (ja) 1989-02-20 1989-02-20 バリ取り工具保持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02220765A true JPH02220765A (ja) 1990-09-03

Family

ID=12585236

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4060889A Pending JPH02220765A (ja) 1989-02-20 1989-02-20 バリ取り工具保持装置

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JP (1) JPH02220765A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5477908A (en) * 1993-01-27 1995-12-26 Adolf Hottinger Maschinenbau Gmbh Apparatus for deburring moulds and cores

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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