JPH02217342A - ライニング材及びそれを使用したライニング管の製造方法 - Google Patents

ライニング材及びそれを使用したライニング管の製造方法

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JPH02217342A
JPH02217342A JP3544489A JP3544489A JPH02217342A JP H02217342 A JPH02217342 A JP H02217342A JP 3544489 A JP3544489 A JP 3544489A JP 3544489 A JP3544489 A JP 3544489A JP H02217342 A JPH02217342 A JP H02217342A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はライニング材及びライニング管の製造方法に関
し、詳しくは上下水道用に供給される、鋼管や鋳鉄管な
どの管内面にライニングするライニング材及びライニン
グ管の製造方法に関する。
〔従来の技術とその課題〕
従来から上下水道などに使用される鋼管や鋳鉄管の内面
には、防錆、耐久性向上及び上水道水等の水質安定化の
ため、ライニングが施されている。
このライニング材として、ポルトランドセメントモルタ
ルが用いられているが、上水道管に使用すると初期通水
時にモルタル中のアルカリ分が溶出し、水の−が10以
上と著しく増加する課題があった。
この−上昇を押え、酸性下でのモルタル層の破壊を防止
するため、ポルトランドセメントモルタルライニングに
おいては、通常、ライニング層表面にシールコート材を
塗布していた。
しかしながら、埋設による実使用においては、遊離炭酸
等を多く含む地下水や下水の様な酸性の水によりシール
コート材が剥離し、ライニング層表面が露出して−が上
昇したり、剥れたシールコート材が管内や送水ポンプ等
に詰まったり、上水道水中に浮遊したり、上水道水に悪
臭がした抄する課題があった。また、シールコート材の
剥離面からCa”÷が溶出し、ライニング層が破壊し、
耐久性が低下するという課題もあった。シールコート材
を施すことなく通水初期におけろ水の一上昇を押える方
法としてR20の少ないセメントと砂を用いた管内面の
ライニング方法が提案されている(特開昭63−296
874号公報)。しかしながらこのライニング方法を用
いると、−上昇は抑制できるが、アルきナセメントモル
タル中のA1が溶出して、初期通水時に可溶性Az量が
著しく増加し、飲料水が白濁する課題があった。また、
遠心成形をするため、内面にセメント分が多く偏析し酸
性水に対して耐久性が十分でないなどの課題があった。
特に飲料水水中の可溶性Azは、多量に摂取すると健康
上好ましくないという報告(金属、1985.55 (
7)、P63〜65、佐藤敏彦及び朝日新聞1989・
1月17日号等)があり少ない方が好ましい。
従来のライニング管は、ポルトランドセメントを用いて
おり、可溶性AIの原因と々る水硬性カルシウムアルミ
ネートの3 CaO・A12a3が微量しか含まれない
ため可溶性Az量は、シールコートしなくても0.2 
ppm以下の非常に低いレベルであった。しかしながら
特開昭63−296874号公報の様にアルミナセメン
トを用いると、CaO・Al2O3、Ca02A1゜O
s及び12Ca0・7A1203等の水硬性カルシウム
アルミネートを主鉱物として含むため、可溶性M量が著
しく増加する課題があった。
また、アルミナセメントは、ポルトランドセメントに比
べ水和初期の発熱量が多いため、モルタル硬化時にライ
ニング膚表面の水分が蒸発し、水和水不足による未硬化
部分が発生し表面が粉化するという課題があった。この
ため、ライニング層表面を均一にするのに、J!<研磨
する必要があり、研磨や研磨粉の処分に多大な時間と労
力がかかるという課題があった。
本発明者らは上記各課題を解消すべく鋭意検討した結果
、通水初期における水の一上昇、可溶性klIiの増加
及びモルタル硬化体の表面未硬化を防ぐためKは、特定
組成のライニング材を使用することが有効であるとの知
見を得て本発明を完成するにいたった。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、本発明は、アルミナセメント85〜99重量部と
潜在水硬性非晶質シリカ15〜1重量部とからなるバイ
ンダーと、砂及び水を主成分とするライニング材であり
、更に、無機質膨張材と減水剤を併用するものであり、
それらを使用するライニング管の製造方法である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明Kかかるアルミナセメント(以下ACとに いう)は、ボーキサイト、バイヤーアルミナ及びアルミ
ナ残灰等のアルミナ源と、生石灰、石灰石及び消石灰等
のカルシア源から、溶融法及び/又は焼成法によって合
成したクリンカーを、ボールミル、ローラーミル及びオ
ングミル等の粉砕機で粉砕したものである。
その鉱物組成は、CaOをC、AJ20.をAとすると
、CA I  CA2 +  C3A%  C1gA7
、C5A3及びC3八5等と示される水硬性カルシウム
アルミネートを主体とするものであって、水和硬化時に
アルミナデル(Az(oH)、 )の生成の少ない、C
/A(モル比)≦1のものを主体とするACが好ましく
、可使時間、硬化性及び強度発現性の良好なCaO30
〜40重量%、Al20340〜60重量%の水硬性カ
ルシウムアルミネートが特に好ましい。
本発明Kかかる潜在水硬性非晶質シリカ(以下SFトい
つ)は、一般に1シリコン、フェロシリコン及び溶融シ
リカ等を製造する際、副産物として生成する気化性シリ
カであって、マイクロシリカ、シリカヒユーム、シリカ
フラワー及びシリカダスト等と総称される物である。
特に本発明の目的を達成するには、SFの−が重要であ
って、−≦8が好ましく、特に−が6〜8の中性付近の
ものがより好ましい。
本発明でいう−とは、室温にて8F 2.011をイオ
ン交換水200d中に入れ、スターラーにて攪拌し得ら
れたスラリーの−が平衡に違した時の値である。
8Fの−が8を越えるとライニング材として使用した際
、初期通水時の−が上昇し、可溶性M量も増加するため
好ましくない。また、−が6未満では、ACとの反応性
に欠け、強度発現が悪くなり、耐久性が得られにくいた
め、好ましくない。
更に、SFはACとの反応性の良好なりET比表面積1
0〜25 m”/ Iのものが好ましく、8i02含量
80重量−以上のものが長期強度が良好なため好ましい
本発明KかかるACと8Fの配合割合は、AC35〜9
9重量部、8F15〜1重量部の割合である。
SF i重量部未満では、可溶性M量の減少効果に欠け
、15重量部を越えると強度の発現性が悪く、遠心成形
時にライニング層の締まりが悪くなる傾つムサルホアル
ミネートや石膏郷から成る工) IJンガイト生成系の
ものや、フッ化カルシウムや酸化カルシウム等から成る
石灰系のものが使用できる。
特にエトリンガイト生成系のものが可使時間が取れるた
め好ましい。
ACと8Fを配合して成るバインダーと膨張材の配合割
合は、バインダー85〜98重量部、膨張材15〜2重
量部の割合いであることが好ましく、特に、バインダー
90〜96重量部、膨張材10〜4重量部がよ抄好まし
い。
膨張材が15重量部を越えると、長期間使用した際、ラ
イニング層が膨張破壊を生じる傾向があり好ましくなく
、2重量部未満では膨張材としての効果に欠け、ライニ
ング層に収縮クラックが発生する傾向があり好ましくな
い。
膨張材の粒度は、ACと同程度であることが好ましく、
プレーン法で礼500♂/9以上が好ましく、4,00
0〜6.000α2/9のものがより好ましくへ。AC
より極端に粗いか又は細かいと、遠心成形により偏析し
、クラックの原因になるため好ましくない。
本発明Kかかる減水剤は、リグニンスルホン酸塩系、ナ
フタレンスルホン酸塩系、ナフタレンスルホン酸塩ホル
マリン縮合物系、メラミンスルホン酸塩ホルマリン縮合
物系、ポリカルボン酸塩系、リン酸系、ホウ酸系及びオ
キシカルボン酸塩系等のものであって、Mと難溶性の塩
を生成し、減水効果と可溶性M抑制効果をあわせ持って
いるリン酸系やホウ酸系が特に好ましく、具体的には、
ヘキサメタリン酸、ピロリン酸、トリポリリン酸及びホ
ウ酸又はそれらのNa塩やに塩等である。
各減水剤は単独もしくは併用でき、その使用量はバイン
ダーと膨張材の合計量(以下粉体という)100重量部
に対し、0.1〜5重量部の割合いであることが好まし
く、強度発現が良好な面から0.1〜2重量部が%に好
ましい。
本発明にかかる砂は、塩害や自室が発生しKくい川砂や
山砂が好ましく、海砂はNaC1が多いため好ましくな
い。
砂の使用量はバインダー又は粉体100重量部に対し、
砂100〜300重量部が通常使用され、管径により使
い分けされる。例えば、100〜700−の管ではバイ
ンダー又は粉体100重量部に対し砂100〜270重
量部の割合いである。
本発明では、上記材料をパン製ミキサーやパドルミキサ
ー等のミキサーにて水と混練りし、モルタルの練り上が
り温度を25℃以下にするのが好ましく、20℃付近が
特に好ましい。
25℃を越えると偽凝結を生じやすく、可使時間が取れ
K<<な妙好ましくない。また練り上がし温度が高いと
、AC水和物の転移反応に伴うA/(OH)3の生成量
が多くな抄、可溶性M量が増加するため好ましくない。
練り上がり温度が、例えは、5℃以下の様に低いと、硬
化遅れが発生し、強度発現が悪いため低くすぎても好ま
しくない。
モルタルのフロー値は、70−テーブルを用いた15回
タップ70−値で200H以上が好ましく、特シζ24
0〜28Dtlが好ましい。フロー値が200n未満で
は遠心成形時に、管内面に均一なライニング層が成形さ
れに<<、280mを越えると、遠心成形によるライニ
ング層の締りが悪く、ペースト層が分離しクラックや剥
離が発生し易い傾向があり好ましくない。
遠心成形は通常20G以上で行われるが、本発明では、
/%&C150〜70C)がライニング層の締りが良く
好ましい。50G未満では、遠心成形後のライニング層
の締抄が悪く、レイタンスの浮きも不十分であり、70
Gを越えるとペースト層が分離しクラックが発生し易く
なる傾向があり好ましくない。
最高GVCよる遠心成形時間は6分以上が好ましく、ラ
イニング層が均一になり、締りも良好であるため好まし
い。特に、遠心成形時間5分以上がライニング層からの
水抜けが安定し好ましい。
遠心成形tζよりライニングした管は、相対湿度60 
S R,H,以上の加湿条件下で一次養生するのが好ま
しく、更に好ましくは80%R,H,以上である。また
、養生温度は25℃以下が好ましく、20℃近辺で低温
加湿養生するのがより好ましい。
養生時間はライニング完了直後から4時間以上が好まし
く、セメントの水和発熱が完了するまで行うのが更に好
ましい。
上記条件以外での加湿養生ではライニング層表面に未硬
化部分が発生し粉化したり、可溶性M量が低下しないた
め好ましくない。
一次養生が完了したライニング管は、常法により表面を
均一に研磨後、常温気乾にて2日以上二次養生し、埋設
使用される。研磨厚は管径にもよるが、通常、表面から
0.5〜3tI程度である。
二次養生期間は、初期通水の−及び可溶性M量が十分低
下する4日間以上行うのが好ましく、6日以上が特に好
ましい。
本発明の方法により実施される管は、通常、鋳鉄管が使
用されるが、予め従来法によりライニング層を成層した
管を用い、二層以上のライニング層を有するものを使用
することは可能である。
また、ライニング管の耐酸性や長期安定性等の耐久性を
向上させるために1高炉水砕スラグ粉末、石灰石粉末及
びフライアッシュ等を添加、混合使用しても良い。
これらを使用する場合はバインダ又は粉体との壇ゝ 合計ft100重量部に対し70重量部以下は好ましい
。70重量部を越えるとライニング層の強度が低下し、
耐久性が低下するため好ましくない。
更に、低−を得るためKは硫酸アルミニウムの添加も有
効である。
〔実施例〕
以下本発明を実施例にて詳しく説明する。
実施例1 ACとSFを表−1のように配合し、小型オムニミキサ
ー(千代田技研工業製)により55分混合してバインダ
ーを製造した。
このバインダー100重量部と川砂200重量部をパン
型ミキサーにて3分間空線り後、26゜±20flのフ
ロー値になる様に水道水を加え、5分間混練りし、練り
上がり温度20±2℃のモルタルを作製した。
このモルタルを遠心成形機により、100φn×500
’snの鋳鉄管内面に50G−5分間の条件で厚さ5n
のライニング層を形成した。
ライニング完了後、20℃100 % R,H,の加湿
器内に入れ、12時間−次養生行つ死後、旋盤にて表面
を1關研磨し、更に6日間常温気乾条件下で二次養生し
、本発明のライニング管を得た。
その物性を表−1に併記する。
比較のため、従来技術として、商品名[デンカアルミナ
セメント2号」電気化学工業社製100重量部と川砂2
00重量部をパン型ミキサーにて3分間空線り後、26
0±20鰭のフロー値になる様に水道水を加え、5分間
混練りし、練り上がり温度20±2℃のモルタルを作製
した。
このモルタルを遠心成形機により100’ll X! 500flの鋳鉄管内面に40G−2分間の条件で厚さ
5mのライニング層を形成した。ライニング完了後常温
気乾条件にて24時間−次養生行った後ライニング層表
面に水道水を散水しつつサンドペーパーにて研磨処理を
施し0.6f1表面を研磨した。
その後、更に、常温気乾条件にて6日間二次養生し、ラ
イニング管を作製した。
く測定方法〉 (1)フロー値:フローテーブルにより15回タップし
た後のモルタルの広がり径 (2)強度;4X4×16c1nテストピースによる圧
縮強度(3)pH;二次養生後のライニング管内面をイ
オン交換水をζより洗浄後イオン交換水3.0001/
を入れ、24時間、20℃にて浸漬しこの浸漬水の−と
した、 (4)可溶性M量;−測定後の浸漬水をTCPにて分析
した値。
く使用材料〉 AC−a :商品名「デンカアルミナセメント1号」、
電気化学工業社製 Ca036.5重1% 、 Aj20,53.5重量%
「デンカアルミナセメント2号」 電気化学工業社製 Ca033.0重iIk%、Aノ20348.5重′j
1%b : Ca025.5重量%、k120373−5重量優8F
−dニジリカヒユーム% P)1s−3,BET 22
7+1”/#tsio283.1チ、エルケム社製 e ニジリカヒユーム、PJ(7,8,BET 24 
m”/l/。
5so293.11% Zルナ1社創 fニジリカヒユーム、P)(6−8,BET 21B”
/ 77゜slo、197.2優、エルケム社製 砂  :態本県玉名産川砂 実施例2 バインダーと膨張材を表−2のように配合し、小型オム
ニミキサーにより55分混合して組成物を製造した。
この組成物100重量部と川砂2003i量部をパン型
ミキサーにて3分間空線り後所定量の減水剤を添加し、
フロー値260±2011になる様に水道水を加え、5
分間混合し、練り上がり温度20±2℃のモルタルを作
製した。
このモルタルを用い実施例1と同様にライエン1ト1 グ管を得た。その物雉な表−2に併記する。
尚、物性の測定と材料は実施例1に準じその他は下記に
準じた。
〈測定方法〉 (1)ライニング層の締りニライニング終了後触指にて
良悪を判定した。
(2)表面クラック ; 常温気乾条件下で50日二次
養生したライニング管の 表面のクラックの有無を目 視)ζて判定した。
〈使用材料〉 膨張材g:商品名「デンカC8A”20 J 、電気化
学工業製 h:商品名「エクスパン製品用」、小野田セメント製 
      ( J :ttt  n型無水石膏、セントラル硝子製 減水剤に:商品名「マイティ150」花王石鹸製 1:商品名「ヴインンル80」山宗化学製 m:商品名[ホゾリスA 5 L Jホゾリス製 n:へキサメタリン酸Na関東化学製試薬−級 p:へキサメタリン酸に関東化学製試薬減水剤rニホウ
酸関東化学製試薬−級 8ニホウ砂関東化学製試薬−級 一級 q : ) IJポリリン酸Na、関東化学製試薬−級 実施例3 実jjiA2−4の組成物100重量部と川砂200重
量部をパン型ミキサーで3分間空線り後、フロー値26
0±2C1wになる様に水道水を加え、5分間混合し、
練抄上が抄温度20±2℃のモルタルを作製した。
このモルタルを遠心成形機により1100−X500s
の鋳鉄管内面に表−6に示す条件で厚さ5nのライニン
グ層を形成し九。
ライニング完了後の処理は実施例1に準じ、物性の測定
と材料は、実施例1及び2 K準じ、その他は下記によ
抄行った。その物性を表−3シ〔併記する。
〈測定方法〉 (11ライニング層から水抜け ; 目視にて良悪を判
定した。
(2)ライニング層の仕上がり; 実施例4 実施例3の方法で作製したモルタルを遠心成形機により
1004龍×50Onの鋳鉄管内面に500−5分間の
条件で厚さ5Mのライニング層を形成した、 ライニング完了後衣−4の条件下で一次養生行った後旋
盤にて表面を1鰭研磨し、更に所定の条件下で二次養生
行い、ライニング管を得た。
各養生条件及びライニング管の物性を表−4に示す。物
性の測定及び材料は実施例2に準じた。
〔発明の効果〕
以上から明らかな様に、本発明によね製造した管はシー
ルコートを施すことなく初期通水の−を低く押えること
ができ、従来のAC使用ライニング管に比べ、可溶性M
量を著しく減少できる。
また、−次養生時に発生していたライニング表面の粉化
な防止でき、表面仕上げの良好なライニング管が得られ
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルミナセメント85〜99重量部と潜在水硬性
    非晶質シリカ15〜1重量部とからなるバインダーと、
    砂及び水を主成分とするライニング材。
  2. (2)請求項1に記載のライニング材を遠心力成形法に
    よつて管内面にライニングし、加湿養生により該ライニ
    ング層を硬化することを特徴とするライニング管の製造
    方法。
  3. (3)請求項1記載のバインダー85〜98重量部、無
    機質膨張材15〜2重量部及びバインダーと無機質膨張
    材の合計100重量部に対して、減水剤0.1〜5重量
    部からなる組成物、砂及び水を主成分とするライニング
    材。
  4. (4)請求項3記載のライニング材を遠心力成形法によ
    つて管内面にライニングし、加湿養生により該ライニン
    グ層を硬化することを特徴とするライニング管の製造方
    法。
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