JPH02188A - ヌクレオチド類縁体およびその製造法,ならびに抗ウイルス剤 - Google Patents

ヌクレオチド類縁体およびその製造法,ならびに抗ウイルス剤

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JPH02188A
JPH02188A JP63029852A JP2985288A JPH02188A JP H02188 A JPH02188 A JP H02188A JP 63029852 A JP63029852 A JP 63029852A JP 2985288 A JP2985288 A JP 2985288A JP H02188 A JPH02188 A JP H02188A
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JP63029852A
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Tsunehiko Fukuda
福田 常彦
Ryuji Marumoto
丸本 龍二
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Takeda Chemical Industries Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はカーボサイクリックプリンヌクレオチドおよび
その製造法、ならびに抗ウィルス剤に関する。さらに詳
しくは、本発明は生化学あるいは医学分野における研究
試薬として有用であり、また抗ウィルス剤などの医薬と
しても利用可能なシクロペンタン系プリンヌクレオチド
アナログに関するしのである。
従来の技術 アリステロマイシンで代表されるシクロペンタン系プリ
ンヌクレオシドアナログは通常のプリンヌクレオシドの
関与する各種酵素系において興味ある作用を示すことが
知られている[メデイシナル・リサーチ・レビx −(
Medicinal  ResearchReview
s)、 6 、 I (1986)]。また]2′−デ
オキシアデノシのカーボサイクリックアナログを含むD
NAは2′−デオキシアデノシンを含む天然型のものと
比較して遺伝子組換え技術上有利な特徴を有している[
ニュークレイツク・アシッド・リサーチ、シンポジウム
・シリーズ(Nuclefc  Ac1dsResea
rch、 Symposium  5eries)、 
No、 16 、 I 41p、 、(1985)]。
一方、カーボサイクリックヌクレオチドアナログとして
は、アリステロマイシン−3’、6’−環状リン酸およ
びアリステロマイシン−6′−リン酸が知られているの
みである[ケミカル・アンド・)7−マシユテイカル・
ブレティン(Cbem、  &  Pharm、  B
ull、)2 7 .9 9 0 (1979)コ。
発明が解決しようとする課題 上記のように、カーボサイクリック・プリンヌクレオシ
ドのリン酸誘導体については、アリステロマイシンに関
しては知られているものの、その他のプリン系カーボサ
イクリックヌクレオシドのリン酸誘導体については未だ
検討がなされていない。
課題を解決するための手段 本発明者らは、上記のような状況に鑑み、新規でかつ有
用なプリン系カーボサイクリックヌクレオチドを提供す
べく種々研究した結果、本発明を完成したものである。
すなわち、本発明は I)一般式(1) たは保護されていてもよい水酸基を(ただし、Yがアデ
ニン−9−イルのとき、Xは水素である)、R,、I’
?、はそれぞれ水素または式(Δ)R3 −(P−0鯖−R5 (A) (nは1〜3の整数)で示される基を表わす(ただし、
同時に水素ではない)か、あるいはRIとR7とが共同
して −P−OR。
[式中、Yはプリン塩基残基または5−アミノ−4−カ
ルバモイル−イミダゾール−1=イル(以下、AICA
ということがある)を、Xは水素ま(式中、R1は水素
または炭素数1〜14の炭化水素残基を示し、R3が二
個以上ある場合はそれぞれ相異っていてもよい)である
]で表わされる化合物およびその塩、 2)一般式(II) [式中、Yはプリン塩基残基または5−アミノ4−カル
バモイル−イミダゾール−■−イルを、Xは保護されて
いてもよい水酸基を表わす(ただし、Yがアデニン−9
−イルのとき、Xは水素である)〕で示される化合物を
リン酸化反応に付すことを特徴とする一般式(1)の化
合物の製造法、および 3)一般式 [式中、Yはプリン塩基残基または5 4−カルバモイル−イミダゾール−1−イルを、アミノ X′は水素または水酸基を(ただし、Yがアデニン9−
イルのとき、X′は水素である)、R,、R。
はそれぞれ水素または式 %式% (nは1〜3の整数)で示される基を表わす(ただし、
同時に水素ではない)か、あるいはR9とRtとが共同
して p−ort。
(式中、R3は水素または炭素数1〜I4の炭化水素残
基を示し、R3が二個以上ある場合はそれぞれ相異って
いてもよい)である]で表わされる化合物およびその塩
を含有してなる抗ウィルス剤である。
一般式(1)、(1−1)および(II)の化合物にお
いて、Yで表わされるプリン塩基残基としては、通常、
ヌクレオノド化学の分野でいうプリン環を骨格とする各
種の塩基が挙げられる。たとえば、アデニン、ヒボキサ
ンチン、グアニン、イソグアニン、キサンチン、3−デ
アザアデニン、7−デアザアデニン、8−アザアデニン
、2.6−ジアミツプリンなどが挙げられる。これらの
プリン塩基の中でも、天然の核酸の成分として含まれる
ものが好ましく、その例としてはアデニン、ヒボキサン
チン、グアニン、キサンチンあるいは2.6−ジアミツ
プリンが挙げられる。さらに、プリン環のN1位にアル
コキシメチル基(後記のR4で表わされる)を有するも
のも含まれる。一般式(1)、(1−りおよび(I[)
においてこれら塩基はプリン環の9位の窒素原子を介し
て結合する。
一般式(1)、(1−1)および(■)の化合物におい
てプリン塩基残基は保護基を有していてもよい。
該保護基、すなわち2位あるいは6位のアミノ基保護基
としては、通常ヌクレオシド化学の領域で用いられるも
のすべてが適用できる。たとえば、アデニンの保護基と
しては炭素数5〜30の芳香族カルボン酸残基(例、ベ
ンゾイル)が、グアニンの保護基としては炭素数2〜I
Oの鎖状または分枝状の脂肪族カルボン酸残基(例、ア
セチル、イソブチリル、プロピオニル)あるいはジメチ
ルアミノメチリデン基が賞用される。
一般式(1)および(■)の化合物においてXが水酸基
保護基であるときの該保護基としては、通常、ヌクレオ
シド化学において水酸基の保護基として用いられるもの
であれば特に限定されない。たとえば、炭素数3〜10
のアルキルシリル(例、tブチルジメチルシリルなど)
、炭素数4〜IOのアルキルまたはアルコキシサイクリ
ックエーテル[例、テトラヒドロフラニルおよび炭素数
4〜7のテトラヒドロフラニル誘導体、テトラヒドロピ
ラニルおよび炭素数5〜8のテトラヒドロピラニル誘導
体(例、メトキシテトラヒドロピラニルなど)]、炭素
数3〜lOのアルコキシアルキル(例、エトキシエチル
、メトキシエチルなど)、トリチルおよびそのアルコキ
シ置換体(例、モノメトキシトリデル、ジメトキシトリ
チルなど)等が例示される。保護基がアシル基の場合は
、炭素数1−10〜の鎖状または分枝状の脂肪酸エステ
ルあるいは炭素数5〜30の芳香族カルボン酸エステル
として保護することもできる。これら水酸基の導入ある
いは脱離は公知の方法によって行なうことができる。
次に、一般式(1)および(1−1)においてR3で表
わされる炭素数1〜14の炭化水素残基としては、たと
えば炭素数1〜6のアルキル(例、メチル、エチル、プ
ロピル、ブチル、イソブチル)、置換基を有していても
よいフェニール基あるいは炭素数7〜14のアラルキル
基(例、フェネチル、ベンジル)があげられる。またフ
ェニール基の置換基としては、メチル、エチル、クロル
、トリフルオルメチル、ジメチルアミノ、アミノ、メト
キシ、エトキシ、ヒドロキシなどがあげられる。
一般式(1)の化合物は一般式(It)の化合物をリン
酸化反応に付すことによって得られるが、この点につい
て以下に説明する。
1)一般式(1)において、R1が式(A)で表わされ
る基を有しR,が水素である化合物(以下、3′−リン
酸エステル体と略称することがある)を製造するには、
6′位の一級水酸基を保護したのち適当なリン酸化剤に
よってリン酸化し、しかるのちに6′位の保護基を脱離
せしめることによって達成される。このときのリン酸化
は、リン酸化剤を理論量の2.5〜10倍モルを用い、
約lO〜30℃で30分〜10時間反応させ、次いで氷
水中で加水分解することにより好まし〈実施できる。
2)また、R7が式(A)で表わされる基を有し1z1
が水素である化合物(以下、6′−リン酸エステル体と
略称することがある)を得るためには、3′位水酸基を
保護してから、6′位水酸基をリン酸化してもよいが、
全く保護することなしにリン酸化することによっても可
能である。これは6′位水酸基は一級水酸基であって、
二級水酸基に比して甚しくリン酸化され易いことによる
。このときのリン酸化は、リン酸化剤を理論量の1.2
〜1.5倍モルを用い、約−40〜IO℃で約30分〜
IO時間反応させ、次いで氷水中で加水分解することに
より好まし〈実施できる。
3)一方、R5およびR1のいずれも式(A)で表わさ
れる化合物(以下、3’、6’−シリン酸エステル体と
略称することがある)は無保護の原料化合物[一般式(
■)]を過剰のリン酸化剤を使用するか、又は反応温度
を高める(30〜60℃)ことによって得ることができ
る。このときのリン酸化剤は、理論量の約2.5〜10
倍モルで、約30分〜lO時間反応させた後、氷水中で
加水分解することにより好まし〈実施できる。
一般に、リン酸化反応に利用されるリン酸化剤としては
、オキシ塩化リン、ピロホスホリルテトラクロリド、三
塩化リン、ポリリン酸、メタリン酸などのように直接リ
ン酸残基を導入する型のものと、リン酸ベンジルエステ
ル・ジクロリド、モルホリノリン酸ジクロリド、フェニ
ルリン酸ジクロリド、ジ−β−シアノエチルリン酸クロ
リド、ジベンジルリン酸クロリド、0−ベンジル亜リン
酸0.0−ジフェニルピロリン酸、などのようにリン酸
化のあとリン酸の保護基をはずしたり、酸化過程を含む
ものがあり、上記1)〜3)の反応においてはいずれも
利用できる。
4)一般式(1)においてR2とR2が共同してP−O
R3(式中、R3は前記と同意義を表わす)である化合
物(以下、3’、6’−環状リン酸エステル体と略称す
ることがある)の製造二本化合物は、上記l)〜2)で
得られた3′−リン酸エステル体または6′−リン酸エ
ステル体を環化反応に付すことによって得られる。この
環化反応は、その目的を達成するかぎり、いかなる反応
手段を採用してもよい。たとえば、特開昭504059
0号に記載のアリステロマイシン3’、6’−環状リン
酸の製造法に準じて、6′−リン酸エステル体もしくは
そのリン酸基における反応性誘導体から製造する方法[
下記(1)および(2)の方法]、ケミカル・ファーマ
シュティカル・ブレティン(Chem、 Pharm、
 Bull、)、 23 、2295 (1975)に
記載のヌクレオシド3 ’、 5 ’−サイクリックホ
スフェートの合成法に準する方法[下記(3)の方法]
やその他の方法[下記(4)の方法]などにより行なう
ことができる。
(1)  6’−リン酸エステル体を直接脱水して、そ
のリン酸部分を3’、6’−環状化する。この場合の脱
水剤としては、アデノシン−5′−リン酸の脱水に利用
しうろことが知られているもの、たとえばジシクロへキ
シルカルボジイミド、シクロヘキシルイソシアナート、
イナミン誘導体[たとえばジエチル(フェニルエチニル
)アミン]またはトリフェニルホスフィンと2.2′−
ジピリジルジスルフィドとの併用などが好都合に使用さ
れる。代表例として、ジシクロへキシルカルボジイミド
を用いて6′−リン酸エステル体を脱水する場合につい
て詳細に説明すると、6′−リン酸エステルのアンモニ
ウム塩(たとえば、トリーn−ブチルアンモニウム塩、
あるいはモルホリノ−N、N’−ノソクロヘキシルカル
ボキシアミジニウム塩)のピリジン溶液、あるいはピリ
ジンとジメチルポルムアミドの混合溶液、あるいはピリ
ジンに懸副させた液を、少なくとも2モル当型のジシク
ロへキシルカルボジイミドのピリジン溶液と煮沸するの
が好都合である。かくして3’、6’−環状リン酸エス
テル体か生成される。
(2)  6’−リン酸エステル体のホスホノ基におけ
る反応性誘導体を塩基で処理することにより、3’、6
’−環状リン酸エステル体に転換せしめる。
本手段は、アデノシン−5′−リン酸をその反応性誘導
体に導き、これを塩基で処理して、アデノシン−3’、
5’−環状リン酸を製造する自体公知の方法に準じて行
なうことができる。たとえば「ジャーナル・オブ・オー
ガニック・ケミストリー」第31巻、第3247〜32
53頁(1966)に記載されている方法に準じて、p
−ニトロフェノール。
2.4−ジニトロフェノールなど、ニトロ基を1ないし
2個有するフェノールを作用させて、6′ニトロフエニ
ルリン酸エステルを得、これを3級ブタノールのカリウ
ム塩などの塩基で処理することにより脱エステル化して
、3’、6’−環状すン酸エステル体を製造することが
できる。また、6′−リン酸エステル体に自体公知の方
法に準じて、−206C−10℃で1−フルオロ−2,
4−ジニトロベンゼンあるいはカルボニルジイミダゾー
ルなどを作用させることによって6′−活性リン酸エス
テルに導き、これにオルトリン酸あるいはピロリン酸の
有機アミン塩を0〜40℃で作用させることによって、
6′−シリン酸エステル体または6′−トリリン酸体に
導き、これをアルカリ金属またはアルカリ土類金属の水
酸化物(たとえば水酸化ナトリウム、水酸化バリウムな
ど)やこれらの弱酸塩(たとえば酢酸バリウムなど)な
どの塩基で処理することにより、3’、6’−環状リン
酸エステル体を得ることができる。また、6′−リン酸
エステル体を p I 、 p 2−ピロリン酸エステ
ルに導き、これにピリジン中ジシクロヘキシルカルボジ
イミドを作用させることによって3’、6’−環状リン
酸エステル体を製造することもできる。
また、6′−リン酸エステル体に1−フルオロ2.4−
ジニトロベンゼンを反応させ、得られる6′−ホスホロ
フルオリデート体を、3級ブタノールのカリウム塩など
の塩基で処理して、3′、6環状リン酸工ステル体を得
るようにしてもよい。
(3)一般式(II)の化合物を、比較的極性の高い溶
媒、たとえばピリジン、ジメチルホルムアミド。
リン酸ジエチルジメチルスルホキシド、アセトンなどの
溶媒中でトリクロルメタンホスホン酸ジクロリドと反応
させて得られる3′−あるいは6′トリクロルメチルホ
スホナートを強塩基(例、3級ブタノールカリウム塩)
で処理して環化させることもできろ。
(4) さらに、3′−あるいは6′−リン酸エステル
体をイミダゾリドなどにしたのち、ピロリン酸のアミン
塩と縮合させトリリン酸エステルとし、これを加水分解
的条件において3’、6’−環状リン酸エステル体とす
ることもでき、この場合公知の方法[ザ・ジャーナル・
オブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサエティ、79.
3607(1957)コに準じて実施できる。
一方、一般式(1)においてYが5−アミノ−4−カル
バモイル−イミダゾール−1−イルの場合は、一般式(
II)においてYが上記の基である化合物に上述のプリ
ン塩基残基を有する場合と同様の反応を施し、環状リン
酸としてもよいが、一般式(1)においてYがヒボキサ
ンチン−9−イルである化合物のプリン環のN1位をア
ルコキシメチル化し、一般式(1′) (式中、XおよびR8は前記と同意義であり、R1はア
ルコキシメチル基を示す)の化合物をそのプリン環を開
裂せしめること(ごよっても得られる。
一般式(ド)におけるR4で示されるアルコキシメチル
基は、一般に炭素数2〜7の範囲のもの、たとえばメト
キシメチル、エトキシメチル、フエノキンメヂルなどが
例示されるが、特にメトキシメチル基が有用である。上
記におけるアルカリ処理には水酸化アルカリを好ましく
は用いることができ、例えば0.1M〜5Mの水酸化ナ
トリウムまたは水酸化カリウム水溶液、あるいはこれら
アルカリ溶液と中性の水溶性有機溶媒(例、メタノール
、エタノール、ブタノール、ジオキサン、テトラヒドロ
フランなど)との混液中で約10〜200°Cの範囲で
加水分解することによって達成できる。
この時の反応時間は通常10分から50時間装度である
一般式(1)においてXが水素である化合物[すなイつ
ち、一般式(1−1)の化合物]は、一般式(II)に
おいてXが保護された水酸基である化合物を用いて上記
の方法によりリン酸化したのち、必要に応じて遊離の池
水酸基を保護したのち、X位の水酸基保護基を脱離させ
、次いでチオカルボニル化あるいはフェニルチオギ酸エ
ステルとしたのち有機錫ヒドリドを用いてラジカル的に
2′−デ才キシ化することにより得ることもでき、この
場合は「ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリ
ー (J、Org、Chem、)、 47 、485 
(1982)Jに記載の方法を利用することができる。
以上の反応によって合成された各リン酸誘導体は炭末な
どによる脱塩操作ののち、陰イオン交換セルロースある
いは陰イオン交換樹脂などによるクロマトグラフィーに
よって精製することができる。精製後は遊離型の状態で
得ることもできるが、必要に応じてカリウム、ナトリウ
ム、カルシウム。
バリウム、アンモニウムあるいは有機アミンなどの6塩
として単離することもできる。
かくしてリン酸化を終えた後にR3で示される炭化水素
残基が導入される。この導入にはアルキル化剤が一般に
用いられるが、好ましくはジアゾアルカン(例えばジア
ゾメタン、ジアゾベンジルなど)を有機溶媒あるいは有
機溶媒と水との混液中反応させることによって達成され
る。また、リン酸残基をメシチレンスルホニルクロリド
などの活性化剤によって活性化したのち、 フェノール
類を反応させ置換フェニル基を導入することができる。
次に、本発明の一般式(f)の化合物の製造に用いられ
る一般式(II)の化合物は、Chem、 Pharm
Bull、 24 、2624 (1976)、ヌクレ
イツク・アシズ・シンポジウム・シリーズ(Nucle
ic  AcidsSymposium  5erie
s、No、 I 6 、 I 41 (1985))あ
るいは特願昭61−190830号(特開昭62−17
4097号)の記載の方法によって得られる。
本発明によって得られるリン酸エステル体はその原料化
合物に比して、水溶性が高く高濃度の水溶液が得られる
ため医薬品、たとえば抗ウィルス剤としての利用に有利
である。更にリン酸化されていることによって異った代
謝系に乗り、多彩な生理活性を示す可能性がある。本発
明の化合物は、アリステロマイシンの6′−リン酸エス
テルや3′6′−環状リン酸に比して細胞毒性が低くな
り、医薬品としての応用を容易にするものである。
本発明の一般式(1)の化合物は、ヌクレオシドリン酸
エステルのカーボサイクリックアナログとして、生化学
領域における有用な研究手段たとえば研究試薬として有
用であり、また医学領域においては、抗ウィルス、抗真
菌、抗菌、抗原虫剤としての可能性を有するほか制癌効
果も期待できるものである。
本発明の一般式(1−1)の化合物は抗ウイルス性を有
し、たとえばヘルペスウィルス(I型、■型)、アデノ
ウィルス、ワクシニアウィルスなどに有効である。本化
合物は、抗ウィルス剤として、動物とりわけ哺乳動物(
たとえば、ウサギ、ラット、マウスなどの実験動物;イ
ヌ、ネコなどの愛玩動物;ヒト)のウィルス病の治療に
使用することができる。
本発明化合物を上記の治療の目的で使用する場合、それ
自体あるいは適宜の薬理的に許容される担体、賦形剤、
希釈剤と混合し、粉末、顆粒、錠剤、カプセル剤、水剤
、乳化剤、軟膏剤、注射剤等の剤型で経口的または非経
口的に投与することができる。上記の担体としては、た
とえば乳糖。
デンプン、鉱油2石油ゼリー、ポリエチレングリコール
、プロピレングリコール、注射用食塩水などがあげられ
、用途によって使いわけられる。
投与量はウィルスの種類、症状、投与対象、投与方法な
どによって異なるが、たとえば成人のヘルペスウィルス
の感染症の場合、1日約1.0〜50mgを1〜3回に
分けて静脈内に投与するのが好ましい、また経口的に投
与するためには、10mg= I OOmg/ 1回を
1〜3回に分けて投与するのが望ましい。
一般式([−1)の化合物はリン酸残基を有しているた
めに、水溶性が著しく増し、高濃度の静脈内投与が可能
となる。また単純ヘルペスウィルス(1−ISV)の耐
性株に対して有効となる可能性もある。
実施例 以下に実施例、参考例および試験例をあげて本発明をさ
らに具体的に説明する。
実施例1 2′−デオキシアリステロマイシン−3’、6’環状リ
ン酸 2′−デオキシアリステロマイシン(249mg。
1 mmol)をリン酸トリエチル(10d)に溶かし
、オキシ塩化リン(0、3d)を水冷上滴下した。同温
度で2時間攪拌したのち、反応液を氷水(100d)中
に加え、トリエチルアミンで中和した。中和液を活性炭
末(3g)のカラムに通し、カラムを水洗したのち、溶
出剤(水/エタノール/トリエチルアミン= I O/
9/1,500滅)を流し、これを濃縮乾固した。残留
物をピリジンに溶かし、これを共沸させることによって
脱水処理を行った。ここで得られた2′−デオキシアリ
ステロマイシン−モノリン酸エステル・トリエチルアン
モニウム塩をピリジン(100d)に溶解し、DCC(
820B、 4 ia+ol)の沸騰ピリジン(100
d)溶液中に2時間かけて滴下後、更に1時間煮沸した
。反応液を濃縮乾固し、残留物を水・エーテル混液(1
/1,200d)に溶かし、分離した水層を更にエーテ
ル(100d)で2回抽出した。水層を減圧下80−に
なる迄濃縮し、DEAEセルロース(HCOs−型、8
0d)のカラムに吸着させ、水洗(500威)したのち
、0.05M炭酸水素アンモニウム(500tn1)で
溶出される分画を濃縮乾固し、残留物を少量のメタノー
ルに溶かし、アセトンを加えて析出する白色粉末(18
0n+g)をろ取・乾燥した。
元素分析値(%):C17H111N1104P・トI
、0(分子量 420.35)として 計算値:0.4B、51. H,5,03,N、19.
99゜P、7.36 実測値:C;4g、32. H,5,4g、 N、19
.41゜P、7.04 紫外吸収スペクトル;λp117:259nml1aX 本品はウシ・脳由来のサイクリックAMPボスホジエス
テラーゼの作用により2′−デオキシアリステロマイシ
ン−モノリン酸に変換される。
実施例2 カーボサイクリック・グアノシン−3’、6’環状リン
酸 9−[(I R,2S、3R,4R)−4−ヒドロキシ
メチル−2,3−ジヒドロキジルシクロペンタン1−イ
ルコーグアニン(263mg、 1 mmol)を実施
例1と同様に反応させ、カーボサイクリック・グアノシ
ン−3’、6’−環状リン酸のトリエチルアンモニウム
塩を得た。これを水(50d)に溶かし、IR−120
(Na+型、101n1.)のカラムを通過させ、減圧
下に濃縮乾固した。残留物をメタノールに溶かし、アセ
トンを加えて析出する粉末(280mg)をろ取した。
元素分析値(%):CIIH+ffN5OePNa−t
/2H,0(分子量 374.25)として 計算値:C,35,30,H,3,76、N、1g、7
1゜P、8.28 実測値:C;34.8?、 I−1,4,21,N、1
8.47゜P、8.03 pH7 紫外吸収スペクトル;λ   :252nmaX 実施例3 カーボサイクリック・2′−デオキシグアノシン−3’
、6’−環状リン酸 9−[(I R,3S、4R)−4−ヒドロキシメチル
−3−ヒドロキシルシクロペンタン−1−イルコグアニ
ン(247mg、 l mmol)を実施例1と同様に
反応させ、−旦アンモニウム塩としたのち、これを水(
301nl)に溶かし、N塩酸でpH2に調整すると無
色結晶(150mg)が析出した。
元素分析値(%) ; c + + o I 4 N 
605 P(分子量 327.26)として 計算値:C;40.37. H;4JI  N、21.
39゜P:9.47 実測値:C;40.01. r−i; 4.53. N
、20.84P;9.03 p!17 紫外吸収スペクトル;λ   :252nmflax 本品のトリエチルアンモニウム塩の性状は次のとおりで
ある。
m、p、  285〜287°C 元素分析値(%);C+7HtaNaOsP(分子量 
428.46)として 計算値:C;47.63. H,6,82,N:19.
61゜実測値:C;47.33. H,6,96,N、
19.47実施例4 カーボサイクリック・AICA・リボシド3’、6’−
環状リン酸 アリステロマイシン−3’、 6 ’−環状リン酸(3
27mg、 I mmol)を5%酢酸(40d)に溶
かし、亜硝酸ナトリウム(2g)を加えて20℃で20
時間放置した。反応液に水(50d)を加えたのち、活
性炭(10g)のカラムを通し、カラムを水洗(500
滅)したのち、実施例1の場合と同一溶媒(60011
dl)で溶出した。溶出液を濃縮乾固し、残留物をピリ
ジン(I 0IR1)に懸濁し、無水酢酸(1,5d)
を加えて室温で20時間攪拌すると完全に溶解した。反
応液を濃縮乾固して得られる物質を50%メタノールに
溶かし、IR−120(NO3型、IO威)のカラムを
通過させた。通過液を濃縮乾固し、ジオキサン−ジメチ
ルホルムアミド(3:l)混液(10d)に溶かし、窒
素気流下水素化ナトリウム(60mg)を加えた。次に
水冷下メトキシメチルクロリド(90gg)を加え室温
下2時間攪拌した。反応液を濃縮乾固し、残留物をジク
ロルメタンに溶解し、O,1M炭酸水素トリエチルアン
モニウムで洗い、ジクロルメタン層を濃縮乾固した。
残留物をエタノール(15d)に溶かし、1M水酸化ナ
トリウム(5蔵)を加えて25℃で40時間攪rIトし
た。反応液を中和したのち、水(l OOd)を加えて
、DEAEセルロース(HCO3−型、80d)のカラ
ムに吸着させ、水洗(500d)l、たのち、0.05
M炭酸水素アンモニウムで溶出される主要分画を濃縮乾
固し、残留物を少量のメタノールに溶解し、アセトンを
加えて析出する白色粉末(105+ng)をろ取した。
元素分析値(%);C+oH+aNsOaP I 2H
tO(分子量 371.28)として 計算値:C;32.35. )1.5.96. N;1
8.86゜P;8.35 実測値:C;31.87. H,5,99,N:1g、
42p;g、o7 H7 紫外吸収スペクトル;λ   :268na+18X 実施例5 カーボサイクリック・グアノシン−6′−トリリン酸 9−[(lR,2s、3R,4R)−4−ヒドロキシメ
チル−2,3−ジヒドロキジルシクロベンクン−1−イ
ルコグアニン(26mg、 0 、1 mmol)を実
施例1と同様に反応させ、DEAE−セルロースのカラ
ムで精製して0.07mmolの6′−リン酸エステル
を得た。これをヘキサメチルホスホルアミド(5滅)に
懸濁し、カルボニルジイミダゾール(50mg)を加え
て攪拌すると全部溶けた。4時間後メタノール(20μ
Q、)を加えて反応を止め、ピロリン酸テトラキス(ト
リブチルアンモニウム)(300mg)のへキサメチル
ホスホルアミド溶液(5顧)を加えて40時間攪拌(室
温下)した。水(100d’)中に反応液を注ぎ、DE
AEセルロース(φ1゜5 Cff1X 10 cm)
に吸着させ、水洗後0.3M炭酸水素トリエチルアンモ
ニウム(TEAB)で溶出される分画(320μnot
)を濃縮乾固し、次いで凍結乾燥し、粉末状の目的物を
得た。
元素分析値(%):Cs5H7sNθ0+ffP+・2
H2O(分子1961.97)として 計算値:P;9.65 実測値:  P ;10.24 紫外吸収スヘ’y トル;λpI” :256 nm、
λ”” :maX               l1
la!2 5 2r+mj”””  :2 5 8nm
aX 実施例6 カーボサイクリツク・グアノシン−3’、6’環状リン
酸 実施例5で得られたカーボサイクリック・グアノシン−
6′−トリリン酸を水酸化バリウム水溶液あるいは水酸
化ナトリウムのメタノール・ピリジン混液中θ℃から1
20℃処理すると30%の収率で実施例2の方法で得ら
れた物質が得られた。
実施例7 カーボサイクリツク・2′−デオキシグアノシン−6′
−モノリン酸 9− [(I R,3S 、4 R)−4−ヒドロキシ
メチル−3−ヒドロキシルシクロペンタン−1−イル]
グアニン(40mg)を実施例1と同様にトリエチルリ
ン酸(ld)とオキシ塩化リン(15μg)でリン酸化
し、DEAEセルロース(φ1.5cmx 10cm)
のカラムで精製(0,IM  TEABで溶出)し、0
 、04 mmolのカーボサイクリック・2′−デオ
キシグアノシン−6′−モノリン酸を得た。
m、p、283〜285℃ 元素分析値(%);C++H+aNsO?F(分子量 
363.25)として 計算値:  C,36,37,H,4,99,N、I9
.27゜P;8.52 実測値:  C,35,94,H,5,32,N、19
.63゜P、8.1O 実施例8 カーボサイクリック・2′−デオキシグアノシン−6′
−トリリン酸 カーボサイクリック・2′−デオキシグアノシン−6′
−モノリン酸(80mg)をヘキサメチルホスホルアミ
ド(1d)に溶かし、カルボニルジイミダゾール(36
mg、 0 、22 mmol)を加え4時間反応さ仕
、メタノール(25μm2)で反応を止めたのち、実施
例5と同様に反応させて 6′−トリリン酸とした。こ
れをDEAEセルロースで精製すると0.2M  TE
AB約150d1.:よって0.025mmolの目的
物が得られた。
元素分析値(%):C3sHqaNeO+tP3・3H
,0(分子量 964.0.2)として 計算値:P;9.64 実測値:P;9.21 実施例9 カーボサイクリック・2′−デオキシグアノシン−3’
、6’−環状リン酸 実施例8で得られたカーボサイクリック・2′デオキシ
グアノシン−6′−トリリン酸を実施例6と同様に処理
すると実施例3で得られたものと同一の目的物が得られ
た。
実施例■0 カーボサイクリック・2′−デオキシグアノシン−6′
−シリン酸 カーボサイクリック・2′−デオキシグアノシン−6′
−モノリン酸(100mg)を実施例8と同様に処理し
て6′−ホスホロイミダゾリドとし、実施例5と同様に
リン酸トリブチルアンモニウムのへキサメチルホスホル
アミド溶液を反応させ、6′−シリン酸とした。反応混
合物をDEAEセルロースで精製したのち、DoWeに
 50のカラムでフリーとした。収量 65mg 元素分析値(%);CIIHI?N5011P t・4
1−!、0(分子量 497.23)として 計算値:  p;  12.45 実測値:  p;  11.10 融点 285℃(分解、201〜206℃で一旦脱水) 実施例11 経口用錠剤 カーボサイクリック・2′−デオキシグアノシン−6′
−モノリン酸(実施例7の化合物)2(1mg乳糖  
              250mgデンプン  
             50mgステアリン酸マグ
ネシウム       2mgをメタノール中で混合し
、加熱下メタノールを除去したのち、錠剤機によって成
型する。
軟膏剤 カーボサイクリック・2′−デオキシグアノシン−6′
−モノリン酸(実施例7の化合物)0.1g白色ワセリ
ン            40.0gエタノール  
            18.0gソルビタンセスキ
オレエート      5.0gポリオキシエチレンラ
ウリールアルコールエーテル            
    0.5gメヂルパラヒドロキシベンゾエート 
  o、 tg精製水               
36.3gを混和、0.1%軟膏を調製する。
注射剤 カーボサイクリックー2′−デオキシグアノシン−6′
−モノリン酸(0,1g)をパイロジエン不含の滅菌リ
ン酸緩衝液(1)88.0)lOdに溶かし、ミクロボ
アろ過器を用いてバイアル中に封入する。
参考例1 9−[(IR,2S、3R,4R)−4−メチル−2−
ヒドロキシ−3,6−(テトライソプロビルジシロキサ
ニル)ジオキシ−シクロペンクン−1−イル]ヒボキサ
ンチンの合成 イノシンのC−アナログ(log、 37.5mmol
)を200m1の無水DMF’に溶かし、1.3−ジク
cyロー1゜1.3.3−テトライソプロピルジシロキ
サン(13ml、 41mmol)とイミダゾール(1
1,3g、 165mmol)とを加えた後、室温下2
.5hrかくはんした。反応液を水2gに滴下し生じた
沈澱をろ取し、水洗した後、さらに素早くジエチルエー
テルで洗浄し、乾燥後、白色粉末状の化合物(17,2
g)を得た。さらに一部をジクロロメタンから再結晶し
結晶を得た。
mp135−138℃。
参考例2 9−[(IR,2S、3R,4R)−4−メチル−2−
ベンゾイルチオカルボ゛ニルオキシ−3,6−(テトラ
イソプロビルジシロキサニル)ジオキシシクロペンタン
−1−イル]ヒポキサンチンの合成参考例1で得た化合
物(11,2g、 22.3mmol)を300m1の
無水アセトニトリルに溶かし、ジメチルアミノピリジン
(15,8g、 53.5mmol)とフェノキシチオ
カルボニルクロリド(5g、 29a+mol)を加え
、室温下7hrかくはんした。減圧下に溶媒を除いて得
られる残留物を25hlのクロロホルムに溶かし、0.
5Mのリン酸二水素カリウム溶液(250ml X 2
 )で洗浄、続いて水洗(20On+1)、乾燥後(無
水硫酸ナトリウム)減圧濃縮して、黄色シロップ状物質
を得た。
これをシリカゲルクロマトグラフィー(90g、溶媒二
CllCl!およびClICl3/MeOH= 60/
1)で精製し淡黄色ガラス状の化合物(13,0g)を
得た。
N M R(60MIIz、 CDCl5)δpf)m
: 1.0−1.23(28H,a+)。
2.13−2.43(311,rA、84’、115’
)、3.93−4.10(2t1.m。
Il、’)、 4.80−5.20(2H,m、H1’
、H3’)、 6.00−6.20(IIt、m、ll
t’)、 7.03−7.50(5H,m)、 7.8
7(IH,s)、 8.13(I II 、 S ) 参考例3 9−[(I R,3S、4 R)−4−メチル−3,6
−(テトライソプロビルジシロキサニル)ジオキシ−シ
クロペンタン−1−イルコヒボキサンチンの合成 参考例2で得た化合物(13,0g、 20mmol)
に30m1の無水トルエンを加え、減圧濃縮した。次い
で300m1の無水トルエンに溶かし、チッ素ガスを2
0分間パップリングした。トリブチル錫ヒドリド(li
nt。
40 mmo+)を加えた後、80℃に加温しながら、
途中、4回に分けて15分おきにα、α′−アゾビスイ
ソブチロニトリル(AIBN)の結晶(820mg)を
加えた。3hr加温かくはんした後、減圧下に溶媒を除
き得られた油状物をシリカゲルクロマトグラフィー (
80g、溶媒、 ClC1,およびCICl3/MeO
II= 60/I〜3G/l)で精製し無色ガラス状の
化合物(10,4g)を得た。
さらに一部をエタノールから再結晶し、無色針状晶を得
た。mp 200−202℃。
N M R(60M)12.CDCl!+)δppm:
  0.93−1.20(2811゜s)、 1.97
 2.53(5H,m、Ht’、II4’、Its’)
、 3.80 4.07(21+、m、Hs’)、 4
.43−5.27(21!、m、lI+’、H,’)、
 7.87(111、s)、 8.20(18,s) 参考例4 9−[(IR,3S、4R)−4−(モノメトキシトリ
チロキシ)メチル−3−ヒドロキシル−シクロペンタン
−!−イルコー(1−メトキシ−メチルヒボキサンチン
)の合成 参考例3で得た化合物(9,8g、 19.8mmol
)を240ff11の無水ジオキサンに溶かし水冷かく
はん下、素早く水素化ナトリウム(880mg、 21
.8mmol)を加え、室温にもどし1 、5hrかく
はんした。続いて、水冷下、素早くメトキシメチルクロ
リド(2a+1.21.8mmol)を加え、室温下3
hrかくはんを続けた。
減圧下に溶媒を除いたのち得られた油状物を200m1
のクロロホルムに溶かし0.1Mのトリエチルビカルボ
ナート(TEA+3)緩衝液(pH7,5,lQOml
x2)、さらに水洗(20hl)、乾燥(無水硫酸ナト
リウム)後減圧濃縮しシロップ状物質を得た。これにC
I8シリカゲルクロマトグラフィー(φ5JX7.Oc
m、溶媒;アセトン水、55%〜80%)で精製し無色
ガラス状の化合物(8,5g)を得た。
本化合物(8,0g)を32m1のテトラヒドロフラン
(THF’ )に溶かしテトラブチルアンモニウムフル
オリドの3水塩(T B A P・a H,oXtOg
)を加え、室温で0.5hrかくはんした。溶媒を減圧
下に除いて得られる油状物を1(10mlの水に溶かし
、ジエチエーテル(100n+lX 2 )で洗浄後、
Dowex −50(ピリジン型、60m1)樹脂上で
、テトラブチルアンモニウム塩を除いた。この通過液と
樹脂の水洗液(240ml)とをあわせ濃縮したのち、
残留物をピリジン共沸3回行ない脱水した。これを10
0m1のピリジンに溶かしモノメトキシトリチルクロリ
ド(MMTrCl)(5,4g)を加え、37℃で4h
rかくはんした。溶媒を減圧下に除いて得られる油状物
を0.1M−’rEAB緩衝液(5hl)とCtlCl
、(100ml)で分配し、有機層をさらに水洗(10
hl) l、、乾燥後(無水硫酸ナトリウム)減圧濃縮
し、トルエンで共沸を行ない無色シロップ状物質を得た
。一方、0.1M−TEAB緩衝液と水洗液をあわせて
濃縮し、モノメトキシトリチル化されなかった化合物を
回収した。
この化合物を蟲縮後、HP−20樹脂上(190m1.
溶媒;水および30%エタノール水)で精製し、濃縮後
、ピリジン共沸を行ないモノメトキシトリチル化を上記
と同様の操作で行なった。この様にして得られた本参考
例の目的化合物の精製は、両者をあわl゛てシリカゲル
クロマトグラフィー(80g、溶媒;C1Cl3/Me
OH= 100/1.60/l、 50/l)で行ない
、無色ガラス状の化合物(6,1g)を得た。さらに一
部はジクロロメタンに溶かしn−へキチン中に滴下する
ことにより白色粉末状とした。
N M R(60MIIZ、CDC13)δppm: 
 1.87−2.70(511,m。
+1.’、11.’、lI5’)、 3.20−3.4
0(211,m、lie’)、 3.43(311゜S
、CIl、0C112)、 3.80(311,S)、
4.30−4.57(III、m、H3’)。
4.87−5.10(lIl、m、If、’)、 5.
47(211,s、CH30CHt−N)。
6.73−6.97(211,m)、 7.17−7.
53(1211,m)、 7.73(111、s)、 
7.98(111,s)参考例5 1−[(I N?、3 S、4 R)−4−(モノメト
キシトリデルオキシ)メチル−3−ヒドロキシル−シク
ロペンタン−1−イル]−(4−カルバモイル−5アミ
ノイミダゾール)の合成 参考例4で得た化合物(6,1g、 lO,7mmol
)を490m1のエタノールに溶かし加熱還流しながら
、あらかじめ加温した130m1の5M水酸化ナトリウ
ム水溶液を素早く加え、さらに40分間還流を続けた。
減圧下に溶媒を除いたのち得られた油状物を2001の
クロロホルムに溶かし水洗(100ml X 2 )、
  続いてo、tM−TEfB綬衝液で洗い(100L
Ill X 2 )さらに飽和食塩水(100ml)で
洗浄し、乾燥(無水硫酸ナトリウム)後減圧濃縮しシロ
ップ状物質を得た。これをシリカゲルクロマトグラフィ
ー(90g。
溶媒;CHCIa/MeOH= 100/1〜20/1
)で精製し無色ガラス状の化合物(3,2g)を得た。
さらに一部をクロロホルムに溶かしn−ペンタン中にか
くはん下滴下することにより白色粉末状の化合物を得た
元素分析値(%)C3゜H,、N、0.・0.5H,O
,分子ffk521.616 計算値:C; 89.0g、 H; 6.3g、 N:
 10.74実測値:C; 69.14. H,6,0
9,N、 10.54N M R(100MH2,CD
Cl5)δppm:  lJ6−2.52(51[。
m)、 3.00−3.40(3H,m、Hs’、01
l)、 3.77(311,s)。
4.12−4.60(2H,Ill、H,’、H3’)
、 4.80−5.28(2B、brNHr)、 5.
64−6.44(2H,br、 N11t) 、 6.
76−6.94(3H,m) 。
7.14−7.48(1211,m) 参考例6 1−[(In、3S、4R)−4−ヒドロキシメチル−
3−ヒドロキシル−シクロペンタン−1−イルJ−(4
−カルバモイル−5−アミノイミダゾール)の合成 参考例5で得た化合物(2,3g、 4.4mmol)
を50m1の80%酢酸に溶かし40℃で7hrかくは
んした。減圧濃縮したのち、さらにトルエン共沸、続い
てエタノールで共沸を行なった。この残渣を12m1の
エタノールに溶かし130m1のn−ヘキサン−エーテ
ル(1: I 、v/v)にかくはん下、滴下しシロッ
プ状物質を得た。このらのをcpsシリカゲルクロマト
グラフィー(10g、溶媒;水および5%アセトン水)
にて精製し、減圧上溶媒を除きエタノールから再結品を
行ない本参考例の目的化合物(0,93g)を得た。
mp、 +62−163℃ λ  nm:(IItO)234(sh)、  268
;(II”)244.269:aX (O1+−)267.5 N M R(60MIIZ、DMSO−d6 + D!
0)δI)pm:  1.67−2゜67(511,m
)、 3.43 3.60(211,m、IIs’)、
 3.90 5.011(2If、m)、 7.23(
III、s、IIy):(DMSO−do) 5.77
(211,bs、Nl2)6.63(21!、bs、N
112) 元素分析値(%)  C+oHleN 403.分子量
240.262として 計算値:C; 49,99. H,6,71,N、 2
3.32実測値:C; 49.32. H; 6.34
. N; 22.92参考例7 1−[(I R,,3S、4 R)−4−(モノメトキ
シトリチルオキシ)メチル−3−ヒドロキシル−シクロ
ペンタン−1−イル]−[4−カルバモイル−5(N−
ベンゾイル−8−メチルイソチオ−カルバモイル)アミ
ノイミダゾール]の合成参考例5で得られた化合物(0
,88g、 1.7mmol)を25m1の無水アセト
ンに溶かし加熱還流しながらベンゾイルイソチオシアネ
ート(260μf1.1.9mmo+)のアセトン溶液
(81)を10分間で滴下し、続いて50分間還流した
。減圧下に溶媒を除き得られる淡黄色ガラス状物質をシ
リカゲルクロマトグラフィー(15g、溶媒; CHC
l5/MeO■= 50/1〜30/1)で精製し、淡
黄色ガラス状の化合物(o、87g)を得た。この化合
物(0,84g、 1.2mmol)に少量のアセトン
を加えシロップ状としたのち、12.5mlの0.2N
 −Na0tlを加え超音波処理により均一な溶液とし
た。かくはん下ジメチル硫酸(130μQ、 1.4m
mol)を加え室温でIhrはげしくかくはんを続けた
。反応液とCIICllCl5(152)で分配し有機
層を0.1M−TEAB緩衝液(15ff+1x3)、
続いて飽和食塩水(20ml)で洗浄し、乾燥後(無水
硫酸ナトリウム)減圧濃縮し、シリカゲルクロマトグラ
フィー(15g、溶媒;ClIC1,/Ne。
11=100/1〜60/l)で精製した。得られたガ
ラス状物質に少量のジクロロメタンを加え、ヘキサン中
に滴下して生成する沈澱を遠沈、乾燥し本参考例で目的
とする化合物の粉末400mgを得た。
元素分析値(%)  C39H39N505S+、分子
ff1689゜835として 計算値:C; 67.90. H,5,70,N、 1
0.15実測値:C; 67.45. H,5,45,
N、  9.89N M R(100MHz、cDcl
a)、δppm:  1.34−2.60(5H。
m)、 2.52(3H,s、5CII3)、 3.0
4−3.44(28,m、He’)、 3゜79(31
1,S、0CR3)、 4.08−4.44(II、m
、Il、’)、 4.60−5゜00(III、m、H
3’)、 5.64(IH,bs、NIIJ、 6.7
2 6.94(3H。
a+)、 7.12−7.52(15H,m)、 7.
80−7.96(211,m)、  It。
35(1)1.bs、NH) 参考例8 1−[(IR,3S、4R)−4−ヒドロキシメチル−
3−ヒドロキシル−シクロペンクン−1−イル]−[4
−カルバモイル−5−(N−ベンゾイル−S−メチルイ
ソチオカルバモイル)アミノイミダゾール]の合成 参考例6で得られた化合物(815mg、 3.4mm
ol)をアセトン中1.1当量のベンゾイルイソチオシ
アネートと反応させ、減圧上溶媒を除き、15m1のア
セトン−ClIC13(2: 1 、v/v)を加え、
次いでエーテルを加えて生じる沈澱をろ取し、乾燥して
1.4gの粉末を得た。この粉末を351の0.2N水
酸化ナトリウムに溶かし、硫酸ジメチル(340μm2
)を加え、室温でlhrかくはんした。反応液に水冷上
酢酸を加え(pH4〜5)白濁した反応液より生成物を
n−ブタノール(2h+IX 3 )で抽出し、水洗(
10ml x 2 )後、減圧上溶媒を除き、Cはシリ
カゲルクロマトグラフィー(C38シリカゲル、lOg
、溶媒;水および30%アセトン水)で精製し、淡黄色
ガラス状物質(920mg)を得た。これを水から再結
晶して、本参考例の目的化合物を無色結晶(570mg
)として得た。mp。
119−120°C 元素分析値(%)  C+eHtsNrS104・0.
3820゜分子量422.886として 計算値:C; 53.96. H; 5.62. N;
 16.56゜S・ 7.58 実測値:C; 54.03. H,5,49,N、 1
6.44゜S;7.53 N M R(100Mllz、DMSO−da)δpp
m:  2,52(311,s。
Cll3)、 7.34 7.94(611,m)、 
11.85(IH,bs、N11)を確認した。
参考例9 9− [I R,3S 、4 R]−4−モノメトキシ
トリデルオキシメチル−3−ヒドロキシル−シクロペン
タン−1−イルコグアニンの合成 参考例7で得られた化合物(360mg、 0.53m
mol)を加温した18+++Iの6N水酸化ナトリウ
ムに加え、lhr加熱還流した。反応液からCHCl、
で生成物を抽出し、0.1M−TEAB緩衝液(30m
l)、次いで飽和食塩水(30+nl)で洗浄後、乾燥
(無水硫酸ナトリウム)し、シリカゲルクロマトグラフ
ィー(8g。
溶媒;CHCl5/MeOH= 40/1〜6/l)で
精製した。得られたガラス状物質に少量のアセトンを加
え、ペンタン中に滴下して生成する沈澱を遠沈、乾燥し
て目的とする化合物の粉末210mgを得た。
元素分析値(%)Ca+H3+N504・1.01−1
,0.分子量555.633として 計算値:C; 67.01. H,5,99,N、 1
2.60実測値:C; 67.01. H; 5.69
. N、 12.42N M R(100MHz、DM
SO−ds)δppm:  1.50−2.60(5H
,m)、 3.01(2H,bs)、 3.98−4.
20(IH,n)、 4.704.96(2H,m)、
 6.37(2H,bs、NHt)、 6.82 7.
46(14H。
m)、 7.68(LH,s、H−)、 10.60(
IO,bs、NH)参考例10 9−[(l R,3S、4 R)−4−ヒドロキシメチ
ル−3−ヒドロキシル−シクロペンタン−1−イルコグ
アニンの合成 参考例9で得られた化合物(181)ng、 0.33
mmol)を10m1の80%酢酸に溶かし、40℃で
4.5hrかくはんした。減圧下溶媒を除き、さらに2
度、水と共沸をおこなった。10m1の水を加え、エー
テル(10mlX2)で洗浄後、減圧下、水を除き、目
的とする化合物の無色結晶41mgを得た。mp 24
6−248℃[α摺=+7.7°(c=0.5.DMF
)λ  (nm) : (tlyo) ; 255.2
78(sh)ax (III); 257.282 (Otl−); 256(sh)、 273元素分析値
(%)  Cr + H+ s N s Os・0.5
H,0・0、IC,I−I、OH,分子量278.88
6として計算値:C; 48.24. I−1,6,0
0,N、 25.11実測値:C; 48.61.14
.6.41. N: 25.40参考例11 9−[(lR,3s、4R)−4−モノメトキシトリチ
ルオキシメチル−3−ヒドロキシル−シクロペンタン−
1−イルコイソゲアニンの合成参考例7で得られた化合
物(585mg、 0.85IIimol)を10m1
のエタノールに溶かし、6mlのI N −NaOHと
44m1の水を加えて、2hr加熱還流した。この反応
液に、さらに60ffi1の0. I N −Na01
1を加え、2hr加熱還流を続けた。IN−MCIでこ
の反応液を中和した後、C)Ic1.で生成物を抽出し
、飽和食塩水。
次いで水で洗浄後、減圧下クロロホルムを除き、得られ
たシロップ状物質を冷蔵庫で一晩放置すると目的とする
化合物の白色結晶(200mg、mp、245−247
℃)が得られた。さらにろ液は、C1aシリカゲルクロ
マトグラフイー(10g、溶媒;50〜90%アセトン
水)上で精製した。
元素分析値(%) C3+ H31N s O−の分子
量537.618として 計算値:C; 69.26. H,5,81,N、 1
3.03実測値:C; 68.80. H,5,86,
N: 12.6ON M R(100MHz、 DMS
O−d、)δppm:  1.46−2.46(511
、m、2H*’、2Hs’、I(−’)、 3.00 
3.3に4t(、m)、 3.75(3H,s、CHs
)、 3.96−4.16(III、II、H3’)、
 4.68 4.94(2H,+n)、 6.38(I
H,bs、NH)、6.80−7.50(14H,m)
、 7.77(IH,s、IIg) 参考例12 9−[(I R,3S、4R)−4−ヒドロキシメチル
−3−ヒドロキシル−シクロペンクン−!−イル]イソ
グアニンの合成 参考例11で得た化合物(148mg、 0.27mm
ol)をII mlの80%酢酸に溶かし、45℃で6
hr攪拌した。
減圧下溶媒を除き、さらに水で共沸を行なった後、水溶
液としてエーテル(10ml x 2 )で洗浄した。
減圧下水を除いて得られるガラス状物質をエタノールに
懸濁させ目的とする化合物(69+ng、 ml)16
2−165(分解))を得た。
元素分析値(%) C、H+ 5N s O3・0.5
H,0・0.IEtOH,分子量278.887として
計算値:C; 4g、24. H,6,00,N、 2
5.11実測値:C; 47.92. H,6,05,
N; 24.89λ  (nm): (+120); 
249.253(sh)、 294ax (H”) ; 236.242(sh)、 283(O
H−); 250.285 N M R(100MHz、 DMSO−ds + D
tO)δpp+n: t、i。
2.60(511,m、2H,’、2[1s’、H,’
)、 3.40−3.60(2H,m。
211s’)、 4.00 4.20(111,m、I
la’)、 4.60 5.10(IH,m。
!1.’)、  7.90(III、s、Ha)参考例
!3 参考例1Oの化合物の合成(別法) 参考例2の化合物(420mg)を10m12の6N水
酸化ナトリウムに溶かし、素早く加熱してIhr加熱還
流を行なった。室温にした後、IN塩酸で中和し、この
反応液をHP−20のクロマト上(190m12.溶媒
;水および10%エタノール水)で精製し、濃縮して無
色の結晶(174mg)を得た。
mp、246−248°C 参考例14 9−[(IR,2S、3R,4R)−4−モノメトキシ
トリチルオキシメチル−2,3−(ジメチルメチレン)
ジオキシ−シクロペンタン−1−イル]ヒボキサンチン
の合成 イノシンのC−アナログ(10g、 37.6mmol
)を380m1のアセトンに懸濁させ、2.2−ジメト
キシプロパン(23ml)とp−)シル酸(9,3g)
を加え、37℃で3hrかくはんした。水冷下40m1
の濃アンモニア水を加え、減圧上濃縮後、生じた不溶物
をろ別し、C8シリカゲルクロマトグラフィー(φ5.
OX 6.5cm。
溶媒;5%アセトン水)で精製し、エタノールから再結
晶して結晶化合物を8.4g得た。また、再結晶ろ液は
シリカゲルクロマトグラフィー(60g、溶媒;Ctl
C!=/MeOH= 25/1〜5/l)で精製し、更
に若干のシロップ状の化合物として得た。
上記の結晶(8,4g、 27mmol)をピリジン少
量に懸濁させ、減圧上共沸脱水した後、150m1の無
水ピリジンに溶かし、モノメトキシトリチルクロリド(
9g)を加え、室温で13hr放置した。20m1のメ
タノールを加え、減圧下、溶媒を除いたのち、150m
1のC11C13に溶かし0.1M−TEAB、I新液
(100ml×2)1次いで水洗(1001111) 
L、乾燥(無水硫酸ナトリウム)後、ClICl3を減
圧下、濃縮すると目的とする化合物の結晶(9,4g)
が析出した。ll1p、l94195°C0同様に上記
シロップ状物質についてもモノメトキシトリチル化し、
先の再結晶ろ液とあわ仕て、70i1のC)IcI、に
溶かしかくはん下112のn−ヘキサン中に滴下して生
じた沈澱をろ取し、乾燥して本参考例の目的化合物の粉
末10.3gを得た。
参考例15 9−[(I R,2S、3R,4R)−4−モノメトキ
シトリチルオキシメチル−2,3−(ジメチルメチレン
)ジオキシ−シクロペンクン−1−イル]−(1メトキ
シメチルヒボキサンチン)の合成参考例14で得た化合
物(19,1g、 33mmol)を360m1のジオ
キサン−ジメチルホルムアミド(D M P )(3:
 l 、v/v)に溶かし、水冷下1.47gの水素化
ナトリウム(60%、油性)を加え、すぐに室温に戻し
1hrかくはんした。次に水冷下3.2mlのメトキシ
メチルクロリドを加え、さらに水冷下4hrかくはんし
た。減圧下溶媒を除いた後、200m1のClIC1,
に溶かし、0.1M−TEAB緩衝液(200mlX 
2 )、  次いで水(20On+1)で洗浄し、乾燥
(無水硫酸ナトリウム)後、減圧下溶媒を除きガラス状
物質を得た。
これをシリカゲルクロマト上(100g、溶媒:ClI
Cl3/MeOl(=100/1〜10/l )で粗精
製し、さらにC8シリカゲルクロマトグラフィー(φ5
.3X 7.Ocm、溶媒;55〜90%アセトン水)
で精製し、ガラス状物質16、l11gを得た。mp、
 97−102℃N M R(90MIIz、CDCI
a)δppm:  1.28(311,S、CI+3)
1.54(311,s、CH3)、2.33 2.60
(3H,m、H−’、H5’)、3.1.03.40(
2H,m、IIs’)、 3.43(311,s、CI
IzOCHs)、 3.79(3tl、s、00cH3
)、4.475.07(3H,m、L’、L’、L’)
5.46(211,s、N−CIf、−0)、 6.7
9(IH,s)、 6.88(IH,s)。
7.13−7.57(1211,m)、 7.82(I
II、s)、 8.04(Ill、s)参考例16 1−[(IR,2S、3R,4R)−4−モノメトキシ
トリチルオキシメチル−2,3−(ジメチルメチレン)
ジオキシ−シクロペンタン−1−イル]−(4−カルバ
モイル−5−アミノイミダシル)の合成数η例15で得
た化合物(16,8g、 26.5開01)をエタノー
ル(685ml)に溶かし、加熱還流しながら、約80
℃に加温したH7mlの5M水酸化ナトリウムを素早く
加え、20分間還流をつづけた。減圧下エタノールを除
いた後、300m1のClCl5で生成物を抽出し、水
(300mlX 2 )、続いて0.1M−TEAB緩
衝液(aQQml) 、飽和食塩水(aQQml)で洗
浄し、乾燥(無水硫酸ナトリウム)後、シリカゲルクロ
マトグラフィー(100g、溶媒;CHCl3/MeO
H= 100/1〜50/I)上で粗精製し、さらに、
同様なシリカゲルクロマトを4回行ない無色ガラス状物
質を7.9g得た。mp107−112℃ N M R(90MH2,CDC13)δppm: 1
.27(3H,s)、 1.58(3)1.s)、 1
.9[+ −2,67(311,m)、 3.23−3
.40(2H,+n)。
3.80(311,s)、4.07−4.50(3H,
m)、 5.54(211,bs、N11.)。
6.80(111,s)、 6.21(211,s)、
 7.20−7.57(+3H,m)参考例月7 ! −[(I R,2S、3 R,4R)−4−ヒドロ
キシメチル−2,3−(ジメチルメチレン)ジオキシ−
シクロペンタン−1−イルコー(4−カルバモイル−5
−アミノイミダゾール)の合成(参考例I71の化合物
)および1−[(l R,2S、3 R,4R)−4−
ヒドロキシメチル−2,3−ジヒドロキシルーシクロペ
ンタン−1−イルコー(4−カルバモイル−5−アミノ
イミダゾール)(参考例17−2の化合物)の合成 参考例16で得られた化合物(7,9g、 13.9m
mol)を120m1の80%酢酸に溶かし40℃で7
hrかくはんした。減圧下濃縮し、水を加えて数回共沸
したのち、この残渣を水とエーテルで分配し、水相をさ
らにエーテルで洗浄後、減圧下濃縮して、C8シリカゲ
ルクロマトグラフィーで精製した。水および5%アセト
ン水で溶出される画分を集め、減圧下溶媒を除き、エタ
ノールで2回共沸すると上記本参考例17−2の化合物
の結晶(0,34g、 mp、 212−214℃)が
析出した。
一方、15%アセトン水で溶出される分画を集め、減圧
下溶媒を除き、エタノール共沸すると、上記本参考例1
7−1の化合物の結晶1.85gが得られた。mp、 
169−171’c(分解)参考例!7−1の化合物の
性状 元素分析値(%)  c Is Ht。N404・0.
201(,0,分子量299.928として、 計算値:C; 52.06. H: 6.86. N:
 18.68実測値:C; 52.18. H: 6.
60. N、 18.63N M R(100MH2,
DMSO−do)δppm:  1.26(3H,s)
1.50(3H,s)、 1.70−2.40(3H,
m)、 3.40−3.60(211゜n+)、  4
.16 4.82(4H,m、H+’、■、’、+13
’、OH)、  5.72(2H。
bs、NH=)、  6.65(211,bs、NH−
)、  7.26(lH,s、l1e)参考例17−2
の化合物の性状 元素分析値(%)  Cl01−1.aN、O,−0,
2C2H50I]・0.5H,O,分子量274.48
2として、計算値:C; 45,50. H,6,63
,N、 20.42実測値:C; 45.98. I−
1,6,32,N; 20.07N M R(100M
Hz、DMSO−ds)δppm:  1.00−2.
40(3■、m、H4’、tls’)、 3J8 3.
54(211,m、H−’)、 3.88−4J4(3
H,m、II、’、II、’、Ha’)、 4.56−
5.00(3H,m、0tl)。
5.69(2H,bs、N1rt)、 6.63(2H
,bs、NHJ、 7.22(IH,s。
!!、) 参考例l8 1−[(IR,2S、3R,4R)−4−ヒドロキシメ
チル−2,3−(ジメチルメチレン)ジオキンシクロペ
ンタン−■−イル]−[4−カルバモイル−5−(N−
ベンゾイル−8−メチルイソチオカルバモイル)アミノ
イミダゾール]の合成参考例17−1の化合物(300
mg、 1 mmol)を18m1のアセトンに懸濁さ
せ、加熱還流しながら、150μaのベンゾイルイソチ
オシアナートを含む5mlのアセトン溶液を10分間で
滴下した。さらに還流をIhr行ない、減圧下溶媒を除
き、5mlのCIICIaアセトン(s : l、v/
v)に溶かし、かくはん下100m1のn−ヘキサン中
に滴下し生じた沈澱を遠沈し乾燥して淡黄色粉末状化合
物を得た。この粉末を10m1の0.2N水酸化ナトリ
ウムに溶かし、110μQのジメチル硫酸を加え1.5
hrかくはんした。水冷下、酢酸数滴を加えて(pH6
〜7)生じた不溶物をClICl5(101111X 
2 )で抽出し、水洗(2hl x 3 )、乾燥(無
水硫酸ナトリウム)後、シリカゲルクロマトグラフィー
(l1g、溶媒; ClICl3/MeOII= 10
0/1〜40/l)で精製し、得られた無色ガラス状物
質を6mlのジクロロメタンに溶かし、かくはん下10
0m1のn−ヘキサンに滴下して生じた沈澱を遠沈、乾
燥し白色粉末の化合物を320mg得た。
元素分析値(%)  CztH27NsOsS+・0.
58ffiO。
分子量482.561として、 計算値:C; 54.76、 H; 5.85. N、
 14.51実測値:C; 54.75. H,5,4
0,N、 14.35λmax(nm):  (EtO
H);239.32+(sh)、 (H”);247゜
305(sh)、  (Oll−); 264(sh)
N M R(100MIIZ、CDC13)δppm:
  1,30(3)1.s、CL)1.54(3H,s
、Cl13)、 2.0−2.52(3H,m、H4’
、IIs’)、2.58(311,s、S−Cl5)、
 3.75(2H,d、IIs’)、 4.48 4.
96(3!(。
m、lI+’、Ilt’、H3’)、 5.85(IH
,bs、NH)、7.58(IH,s、NH)。
7.26−7.54(411,m)、  7.80−7
.94(2H,m)参考例19 9−[(IR,2S、3R,4r()−4−ヒドロキシ
メチル−2,3−(ツメチルメチレン)ジオキシシクロ
ペンタン−1−イルコグアニンの合成参考例18で得た
化合物(820mg、 1.75mmol)を14 m
lの6N水酸化ナトリウムに加え、素早く加熱してかく
はんし溶かした。加熱還流をlhrつづけたのち、水冷
下IN塩酸で中和しcueシリカゲルクロマトグラフィ
ー(10g、溶媒;水および20%アセトン水)上で粗
精製し、水溶液をcocoaで洗浄後、減圧上濃縮し水
から結晶を410mg得た。mp、 287−288℃ 元素分析値(%)CI4H19N50.・0.80H,
0、分子量335.747として、 計算値:C; so、og、 H,6,18,N、 2
0.86実測値:C; 50.28. H,5,89,
N、 20.86λmax(nm):  (11,0)
; 254. 274(sh)、  (II”); 2
56゜281、  (Off−): 258(sh)、
  27ON M R(100MIIz、DMSO−d
o + DtO)δppm:1.26(3fLs。
C11,) 、 1.51(311,S、CI+3) 
、 1.84−2.40(3H,m、H,’ 、 I(
5’ ) 。
3、53(211,d、Il、’)、 4.46−5.
04 (311,m、)l 、 ’ 、L’ 、H3”
) 。
7.86(ill、s、Its) ;(100M11z
、DMSO−d、)δpI)m:3.31(18゜bs
、0ff)、6.63(211,s、Nll、)、10
.85(IH,bs、NH)参考例20 9−[(l R,2S、3R,4R)−4−ヒドロキシ
メチル−2,3−ジヒドロキシルーシクロペンタン−1
−イルコグアニンの合成 参考例!9で得た化合物(150mg、 0.46mm
ol)を20m1の0.05N −HC1に溶かし、7
0℃で20分間加温した。
この反応液を水冷下、I N −Na0IIで中和し、
目的とする化合物の結晶(91n+g)を得た。mp、
 268270℃(分解)、[α]25=−31,4°
(c=0.67゜DMF) 元素分析値(%) C、H+ s N 504・0.7
1(tO,分子量293.882として、 計算値:C,44,96,H,5,62,N、 23.
83実測値:’C; 45.19. H: 5.95.
 N; 23.65参考例21 9− [(I R,3S 、4 R)−4−ヒドロキシ
メチル−3−ヒドロキシル−シクロペンクン−1−イル
]ヒボキサンチンの合成 参考例3の方法に従って得た9−[(IR,3S。
4R)−4−メチル−3,6−(テトライソプロビルジ
シロキサニル)ジオキシ−シクロペンタン−1−イル]
ヒボキサンチン12.37gをトルエン200tn1.
に溶解し、フッ化テトラブチルアンモニウムIOgを加
えて、75℃で2時間攪拌した。
反応液を濃縮乾固し、残留物を水に溶かし、活性炭のカ
ラム(30g)に吸着させ、50%エタノル水ICで溶
出される物質を含エーテル・メタノールで再結晶すると
目的物の結晶2.6gが得られた。1勉点 170℃ 元素分析値(%) Cr t H+ 4N 40 a・
H,0計算値 C49,25H6,01N 20.88
実測値 C49,08H5,86N 20.81試験例
! 単純ヘルペスウィルス1型、I−IF株に対する阻害効
果 ベロ細胞(vero  cells)をI 00  T
CI D5゜(組織培養細胞が50%感染するウィルス
量)のウィルスで感染させ、種々の濃度の試験化合物存
在下で培養した。
抗ウィルス活性(I Ds。;50%阻害投与量)は感
染の3日後に評価された。この時抗ウィルス剤を投与し
なかった対照細胞は100%組織感染を示した。
細胞毒性はウィルスに感染していない対照細胞を用いて
同時に評価された。
a)ウィルスによる細胞感染を50%抑制するのに必要
な濃度 b)顕微鏡下において正常な細胞の形態から逸脱しはじ
めるのに要する化合物の最少濃度発明の効果 本発明の化合物は、ヌクレオチドのアナログとして生化
学領域における研究試薬として有用であり、また抗ウィ
ルス剤、抗真菌剤、抗原虫剤等の医薬としての利用性の
可能性が高く、さらに制癌効果も期待できるものである
。とりわけ、抗ウィルス剤としては一般式(1−1)に
おいてX′が水素である化合物が好ましく、さらにX′
が水素で、かつ 6′−モノリン酸あるいは6′−トリ
リン酸である化合物がより有利に利用し得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Yはプリン塩基残基または5−アミノ−4−カ
    ルバモイル−イミダゾール−1−イルを、Xは水素また
    は保護されていてもよい水酸基を(ただし、Yがアデニ
    ン−9−イルのとき、Xは水素である)、R_1、R_
    2はそれぞれ水素または式▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ (nは1〜3の整数)で示される基を表わす(ただし、
    同時に水素ではない)か、あるいはR_1とR_2とが
    共同して ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_3は水素または炭素数1〜14の炭化水素
    残基を示し、R_3が二個以上ある場合はそれぞれ相異
    っていてもよい)である]で表わされる化合物およびそ
    の塩。 2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Yはプリン塩基残基または5−アミノ−4−カ
    ルバモイル−イミダゾール−1−イルを、Xは保護され
    ていてもよい水酸基を表わす(ただし、Yがアデニン−
    9−イルのとき、Xは水素である)]で示される化合物
    をリン酸化反応に付すことを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、YおよびXは前記と同意義であり、R_1、R
    _2はそれぞれ水素または式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (nは1〜3の整数)で示される基を表わす(ただし、
    同時に水素ではない)か、あるいはR_1とR_2とが
    共同して ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_3は水素または炭素数1〜14の炭化水素
    残基を示し、R_3が二以上ある場合はそれぞれ相異っ
    ていてもよい)である]で表わされる化合物およびその
    塩の製造法。 3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Yはプリン塩基残基または5−アミノ−4−カ
    ルバモイル−イミダゾール−1−イルを、Xは水素また
    は水酸基を(ただし、Yがアデニン−9−イルのとき、
    X′は水素である)、R_1、R_2はそれぞれ水素ま
    たは式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (nは1〜3の整数)で示される基を表わす(ただし、
    同時に水素ではない)か、あるいはR_1とR_2とが
    共同して ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_3は水素または炭素数1〜14の炭化水素
    残基を示し、R_3が二個以上ある場合はそれぞれ相異
    っていてもよい)である]で表わされる化合物およびそ
    の塩を含有してなる抗ウィルス剤。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011525170A (ja) * 2008-02-15 2011-09-15 マイクロドース セラピューテクス,インコーポレイテッド ヌクレオシド・テトラフォスフェート・アナローグ類の製造方法

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JP2011525170A (ja) * 2008-02-15 2011-09-15 マイクロドース セラピューテクス,インコーポレイテッド ヌクレオシド・テトラフォスフェート・アナローグ類の製造方法
JP2014210776A (ja) * 2008-02-15 2014-11-13 マイクロドース セラピューテクス,インコーポレイテッド ヌクレオシド・テトラフォスフェート・アナローグ類の製造方法

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