JPH02186007A - 地盤改良工法 - Google Patents
地盤改良工法Info
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- JPH02186007A JPH02186007A JP359189A JP359189A JPH02186007A JP H02186007 A JPH02186007 A JP H02186007A JP 359189 A JP359189 A JP 359189A JP 359189 A JP359189 A JP 359189A JP H02186007 A JPH02186007 A JP H02186007A
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Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は粘土層や緩い砂層等の軟弱な地盤の改良工法
に関する。
に関する。
粘土層や緩い砂層の地盤密度を高めるには、粘土層では
盛土、砂では振動締固めが一般に採用され、まれに生石
灰の地盤中の水分を吸収し膨張する圧力が利用されてい
る。
盛土、砂では振動締固めが一般に採用され、まれに生石
灰の地盤中の水分を吸収し膨張する圧力が利用されてい
る。
しかし、盛土は土砂の大量移動や止水壁の築造など大損
りな工事となったり、深い位置まで有効に荷重を伝えら
れないなどの欠点があり、振動締固めは市街地では採用
することができない。生石灰の場合は吸水・膨張し消石
灰になった後の長期的な強度に不安があるなどの欠点が
ある。
りな工事となったり、深い位置まで有効に荷重を伝えら
れないなどの欠点があり、振動締固めは市街地では採用
することができない。生石灰の場合は吸水・膨張し消石
灰になった後の長期的な強度に不安があるなどの欠点が
ある。
この発明は上記事情に鑑みなされたものである。この目
的は低騒音、低振動であって市街地であっても工事する
ことができ、所望の深さまで圧密荷重を作用せしめ、能
率よく圧密脱水して短期間に地盤の改良ができ、圧密の
膨張力を発生した組成物は安定したセメントバチルスと
なり強度向上に寄与できる地盤改良工法を提案するにあ
る。
的は低騒音、低振動であって市街地であっても工事する
ことができ、所望の深さまで圧密荷重を作用せしめ、能
率よく圧密脱水して短期間に地盤の改良ができ、圧密の
膨張力を発生した組成物は安定したセメントバチルスと
なり強度向上に寄与できる地盤改良工法を提案するにあ
る。
この発明になる地盤改良工法は、改良対象地盤に所定の
間隔を保ちバーチカルドレーンを配するとともに、竪孔
を穿設し、この竪孔内に吸水して膨張硬化しセメントバ
チルスとなる組成物を投入し、竪孔開口部を閉塞し、竪
孔内の組成物が吸水して膨張する力を地盤の圧密荷重と
して作用せしめ、これにより上昇する地盤内水圧を前記
バーチカルドレーンから排出することを特徴とする。
間隔を保ちバーチカルドレーンを配するとともに、竪孔
を穿設し、この竪孔内に吸水して膨張硬化しセメントバ
チルスとなる組成物を投入し、竪孔開口部を閉塞し、竪
孔内の組成物が吸水して膨張する力を地盤の圧密荷重と
して作用せしめ、これにより上昇する地盤内水圧を前記
バーチカルドレーンから排出することを特徴とする。
この工法において、上昇してくる間隙水圧を抜くバーチ
カルドレーンとしては、粘土層ではザンドドレーン、あ
るいはバックドレーン、砂質土層ではプラスチックドレ
ーン等が好適に用いられる。通常、竪孔と竪孔との中間
に配置する。竪孔はケーシングやロンドを用いて必要な
深さまで穿設する。
カルドレーンとしては、粘土層ではザンドドレーン、あ
るいはバックドレーン、砂質土層ではプラスチックドレ
ーン等が好適に用いられる。通常、竪孔と竪孔との中間
に配置する。竪孔はケーシングやロンドを用いて必要な
深さまで穿設する。
吸水して膨張硬化する組成物（以下単に組成物という）
としては生石灰、アルミナ成分、硫酸塩を主月料とした
セメントバチルスを生成する乾燥混合物である。例えば
生石灰７０％、明ばん２０％、長石粉１０％の混合物は
、吸水すると生石灰は発熱して膨張し、明ぼんば水によ
く溶解してセメントバチルスとなって膨張硬化するので
この目的に好適である。
としては生石灰、アルミナ成分、硫酸塩を主月料とした
セメントバチルスを生成する乾燥混合物である。例えば
生石灰７０％、明ばん２０％、長石粉１０％の混合物は
、吸水すると生石灰は発熱して膨張し、明ぼんば水によ
く溶解してセメントバチルスとなって膨張硬化するので
この目的に好適である。
これら組成物は加圧成形して錠剤としたり、水溶性の容
器、例えばセルロースとベントナイトの混合物をプレス
加工したカプセル状の容器に詰込み竪孔に投入する。プ
レミックスした組成物は吸水して反応を起し易いので容
器収納時、貯蔵時あるいは竪孔に投入時には厳密に水分
を隔離し乾燥状態としなくてはならない。
器、例えばセルロースとベントナイトの混合物をプレス
加工したカプセル状の容器に詰込み竪孔に投入する。プ
レミックスした組成物は吸水して反応を起し易いので容
器収納時、貯蔵時あるいは竪孔に投入時には厳密に水分
を隔離し乾燥状態としなくてはならない。
以下図示する実施例により説明する。第１゜２図におい
て、改良対象地盤１内に所定の間隔を保ち基盤目状位置
にバーチカルドレーン２を配置するとともに竪孔３を交
互に穿設し、敷地境界線４に沿う周縁部分には空孔５を
穿設した。
て、改良対象地盤１内に所定の間隔を保ち基盤目状位置
にバーチカルドレーン２を配置するとともに竪孔３を交
互に穿設し、敷地境界線４に沿う周縁部分には空孔５を
穿設した。
この竪孔３内に第３図に示す組成物を充填した砲弾型容
器６を投入し、竪孔３内の空隙および上部空隙に埋戻し
±７を詰込み閉塞した。この容器６はセルロースとベン
トナイト混合物をプレス加工した水溶性微多孔質のもの
からなり、組成物としては生石灰７０％、明ばん２０％
、長石粉１０％からなる混合物を用いた。
器６を投入し、竪孔３内の空隙および上部空隙に埋戻し
±７を詰込み閉塞した。この容器６はセルロースとベン
トナイト混合物をプレス加工した水溶性微多孔質のもの
からなり、組成物としては生石灰７０％、明ばん２０％
、長石粉１０％からなる混合物を用いた。
竪孔３内に投入した容器内の組成物は地盤内の水分を吸
収して発熱するとともに膨張して、その膨張圧は地盤を
水平方向に圧密する荷重となり作用し、この荷重で発生
した過剰な間隙水圧はバーチカルドレーンから排水処理
し、短時間で地盤の圧密脱水が進行した。膨張した組成
物は硬化してセメンｌ−バチルスとなり、安定した無公
害の人工的な石に転化し地盤の強度向上に寄与した。
収して発熱するとともに膨張して、その膨張圧は地盤を
水平方向に圧密する荷重となり作用し、この荷重で発生
した過剰な間隙水圧はバーチカルドレーンから排水処理
し、短時間で地盤の圧密脱水が進行した。膨張した組成
物は硬化してセメンｌ−バチルスとなり、安定した無公
害の人工的な石に転化し地盤の強度向上に寄与した。
この地盤の改良の工程において、敷地境界に沿い設けた
空孔は組成物の膨張圧に対し緩衝機能を発揮し、対象地
盤外に膨張圧が波及するのを防止できる。
空孔は組成物の膨張圧に対し緩衝機能を発揮し、対象地
盤外に膨張圧が波及するのを防止できる。
この発明は以上の通りであり、次の効果を奏する。■低
騒音、低振動であり、隣地への影響も防げるので市街地
でも実施できる。■所望の深さまで、圧密脱水して短期
間に地盤改良ができる。■生成するセメントバチルス硬
化物は地盤強度の向上に寄与し、掘削や杭打ちの障害と
ならないので土地の価値は減少しない。
騒音、低振動であり、隣地への影響も防げるので市街地
でも実施できる。■所望の深さまで、圧密脱水して短期
間に地盤改良ができる。■生成するセメントバチルス硬
化物は地盤強度の向上に寄与し、掘削や杭打ちの障害と
ならないので土地の価値は減少しない。
図面は実施例を示すものであり、第１．２図は改良対象
地盤の平面図および縦断面図、第３図は組成物を充填し
た砲弾型容器の斜視図である。 １・・・改良対象地盤、２・・・バーチカルドレーン、
３・・・竪孔、４・・・敷地境界線、５・・・空孔、６
・・・砲弾型容器、７・・・埋戻し土。
地盤の平面図および縦断面図、第３図は組成物を充填し
た砲弾型容器の斜視図である。 １・・・改良対象地盤、２・・・バーチカルドレーン、
３・・・竪孔、４・・・敷地境界線、５・・・空孔、６
・・・砲弾型容器、７・・・埋戻し土。
Claims (1)
- （１）改良対象地盤に所定の間隔を保ちバーチカルドレ
ーンを配するとともに、竪孔を穿設し、この竪孔内に吸
水して膨張硬化しセメントバチルスとなる組成物を投入
し、竪孔開口部を閉塞し、竪孔内の組成物が吸水して膨
張する力を地盤の圧密荷重として作用せしめ、これによ
り上昇する地盤内水圧を前記バーチカルドレーンから排
出することを特徴とする地盤改良工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1003591A JPH0784731B2 (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | 地盤改良工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1003591A JPH0784731B2 (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | 地盤改良工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02186007A true JPH02186007A (ja) | 1990-07-20 |
| JPH0784731B2 JPH0784731B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=11561709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1003591A Expired - Fee Related JPH0784731B2 (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | 地盤改良工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0784731B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0726547A (ja) * | 1993-07-15 | 1995-01-27 | Nakatomi Kurimoto | 軟弱地盤の改良工法 |
| JP2020180456A (ja) * | 2019-04-24 | 2020-11-05 | 株式会社竹中工務店 | 地盤の液状化抑制構造 |
-
1989
- 1989-01-10 JP JP1003591A patent/JPH0784731B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0726547A (ja) * | 1993-07-15 | 1995-01-27 | Nakatomi Kurimoto | 軟弱地盤の改良工法 |
| JP2020180456A (ja) * | 2019-04-24 | 2020-11-05 | 株式会社竹中工務店 | 地盤の液状化抑制構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0784731B2 (ja) | 1995-09-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |