JPH0218250A - 連続的に巻取ロールを製造する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、プラスチックフィルム、紙等のウェブを旋
回式ドラムの表面駆動により回転する巻芯のまわりに所
定量ずつノンストップで巻取り、連続的に巻取ロールを
製造する装置に関する。

〈従来の技術〉 この種の装置の概略を１本発明に係る装置を説明するた
めの第２図を利用して以下に説明する。

この種の装置は、一定の旋回半径の円周上に等間隔に少
なくとも３つ以上のドラム１を配設した旋回式ドラムを
備えており、旋回半径方向の外側において、互いに隣り
合うドラム１．１の外周面の間に形成される室に巻芯Ｃ
を受入れることができ、ドラム１の回転を、その室に受
入れた巻芯Ｃに、ドラム表面から摩擦力により伝えて摩
擦接触回転させることができるようになっている。そし
て１巻芯Ｃを受は入れる室は。

旋回式ドラムの旋回により１巻芯供給位置ｌ、待機位置
兼第１巻取位置■、第２巻取位置■、へと順次位置付け
られる。

待機位置兼第１巻取位置Ｈには、その位置についた巻芯
Ｃを押える第】プ・レス装置６が備えてあり、第２巻取
位置ＩＩＩで完成した巻取ロールＲの後尾ウェブＷ′を
切断し巻芯Ｃへ巻（＝ｒけるとき作動して、後尾ウェブ
Ｗ′の切断５巻付けを助ける。

待機位置兼第１巻取位置で切断されたウェブＷが巻付け
られた巻芯Ｃは、旋回式ドラムの旋回により第２巻取位
置へ移動し、そのム装置で所定量のウェブＷが巻取られ
ると巻取ロルＲは完成する。従来、この種の装置では、
第２巻取位置についた巻芯上の巻取ロールをドラムに確
実に押し付けて、摩擦接触回転のための１巻＋１’ｌＺ
ロールとドラムとの接触が不安定にならないようにする
ために第２プレス装置を備えていた。

そしてこの第２ブ１ノス装置は、第２巻取位置のみで作
動するものであった。

（発明が舶°決しようとする問題点） 巻芯のまわりにウェブを巻取るには１巻芯の両端を支持
軸で支１’ｌ、　　この支持軸を介して巻芯を回転駆動
する巻取り方法らあるが、この巻取方法は、外径の小さ
な巻芯に広い幅のウェブを巻取る場合には１巻芯にたわ
みを生しる等の問題があるので適していない。そして、
このことは、最近のように高速度の巻取りが要求される
場合にはなおさらである。

そこで、ＬＬいに隣り合うドラムの外周間に巻芯を載せ
。

ドラムで表面駆動してウェブを巻取れば、上記問題は無
くなるが、前述した従来の装置では次のような問題点が
あった。

即ち、従来の装置では、待機位置兼第１巻取り位置でウ
ェブを巻付けられた巻芯およびそのまわりのウェブのロ
ールは。

第２巻取り位置へ旋回する際に、第１プレス装置から解
放され、その後第２巻取り位置へ石くまでの間は、第２
プレス装置からも解放された状態となるので１巻芯上の
巻取ロールとドラムとの接触が不安定な状態となり５巻
芯上のウェブがその幅方向に移動して１巻取ロールの端
面に不揃いを生じたり。

適正な巻取張力がウェブに生じなかったりして、８巻取
ロールでその巻始めから巻終りまで一貫して高品質に巻
取りロールを製造することができない等の不都合が生じ
ていた。

（問題を解決するための手段） そこで、この発明では、第１図乃至第３図に示すように
ウェブＷを、旋回式ドラムの表面駆動により回転する巻
芯のまわりに所定量ずつノンストップで巻取り、連続的
に巻取ロールを製造する装置において１巻取ロールを押
圧しながら循環する循環面をもつ第２プレス装置８と、
待機位置兼第１巻取位置■と第２巻取位置■との間で第
２プレス装置８を移動可能に支持する第２プレス装置移
動機構１４と、第２プレス装置８を介して巻取ロールの
旋回式ドラムへの押付力を調節する。押付力調整機構１
７と、第２プレス装置の循環面を所要のトルクまたは速
度で駆動し循環させる回転駆動装置１８とを備える。

（作　　　　　用） 第２プレス装置移動機構１４は、待機位置兼第１巻取位
置■て新しい巻芯Ｃ上に、切断されたウェブＷ′が巻付
けられた後、その巻芯Ｃを第２巻取位置■へ移動する際
に、その巻芯Ｃ上に形成された巻取ロールＲが自重のみ
により旋回式ドラム上に保持され強制的な押付力を受け
ない状態とならないようにするために、上記巻取ロール
Ｒが待機位置兼第１巻取位置■において第１プレス装置
６から解放される前に、第２プレス装置８を、第２巻取
位置■から待機位置兼第１巻取位置■の上記巻取ロール
Ｒ上に移動させ、旋回式ドラムの旋回に伴ない第２巻取
位置■へ復帰させることで、旋回式ドラムの旋回中ら押
付力調整機構１７によって調節された押付力による。

巻取ロールＲの旋回式ドラムへの押付けを可能にする。

（実　　施　　例） 第１図乃至第３図を用いて本発明による巻取ロールを製
造する装置の一実施例を説明する。

この実施例の装置は、６木のドラム１をもつ従来の旋回
式ドラムを備えている。この旋回式ドラム個々のドラム
１は。

軸承体２．２により水平方向に架設された軸３に同心に
取付けた一対の円盤４，４によって回転可能に支持され
ている。そして、各ドラム１は、軸３に回転可能に取付
けた伝動装置５を介して駆動力が伝達され、第１図に示
した矢印Ａの方向に。

ウェブＷの送出し速度に適当する速度で回転することが
できる。また、各ドラム１は、第１図に示した矢印Ｂの
方向に。

輔３を中心として円盤４とともに６０度づつ旋回して位
置決される。

巻芯（１’ｌ＊位置１てドラム１１間の室へ供りされた
巻芯Ｃはドラム１の旋回によって待機位置兼第１巻取位
置■へ移動する。待機位置兼第１巻取（１，置■には２
巻芯Ｃをドラム１．１へ押し付けるための第」プレス装
置６と、つＪブＷをその幅方向に９月掛し５．上流側の
ウェブ切断端を巻イ（１かぜるための切断装置７とが設
けである。第１プレス装置６は、揺動腕の自由端に支持
したローラから成り、必要に応じ待機位置から押付は位
置へ移動することができる。切断装置７は、その切断刃
を適時に巻芯の下流側ウェブ切断位置まて待機位置から
突出させることができる。

上述の旋回式ドラムの上方には、第２プレス装置８が設
けである。この実施例によれば、第２プレス装置８は、
ドラム１に平行に設けた前後の案内ローラ９．ＩＯに腹
数の無端ベルト１１を１その案内ローラ９．１０の軸線
方向に所定の間隔を保って並列に掛けてあり、この無端
ベルト！１で１巻芯Ｃ上に形成された巻取ロールＲ表面
を抑圧できるようにしている。前後の案内ローラ９．１
０は、その両側部にある支持体１２により回転可能に支
持されており、その中間には、自動的にベルト１１の張
りを調節するための調整ローラ１３が取付けである。そ
し、て案内ローラｊＯを回転させると各無端ベルト１１
は、その案内ローラ９．１０のまわりを鯖環する。

この発明によれば、Ｓ芯Ｃが待機位置兼第１巻取位置■
から第２巻取位置へ移動する際に、第２プレス装置８を
第２巻取位置■から待機位置兼第１巻取位置■へ移動す
ることかできるようにするために第２プレス装置移動機
ｔＭＩ４を備えている。第２プレス装置移動機構Ｌ４は
、この実施例の場合、輔３を中心に揺動Ｉ′ＩＩ能ムー
χ・１の腕１５と、この腕を揺動させる流体圧装置１Ｇ
とを備える。そ【、て、この腕１５の自由端付近に、第
２プレス装置の支持体１２が取付けられている。

第２プレス装置８の無端ベルト１１を巻取ロールＲへ押
付けたとき、その押（＝１カを調節するために、第２プ
レス装置の支Ｔ、ｌｊ体１２は、案内ローラ１０の軸心
を中心として揺動６ｆ能になっており、腕Ｉ５と支持体
１２には、流体圧装置Ｉ７のシリンダ端とピストンロッ
ド端が係合している。流体圧装置１７は、支ｒｊ体１２
を揺動させるだけでなく、第２プレス装置８の作動中１
巻取ロールｌくのドラム１．１への押付圧を５図示しな
い接触圧制御装置への指令により自動的に１週節するこ
とができる。

第２プレス装置８の無端ベルト１１を巻取ロールＲに押
付けると１巻取ロールＲは、ドラム１．１との摩擦力に
よりドラム１．１から動力を伝達されて回転する。そし
て、無端ベルト１１によっても巻取ロールＲに回転力を
与えるために、無端ベル目１は１回転駆動装置１８によ
り駆動される。この実施例の場合、回転駆動装置１８は
、第３図に示すように無端ベルトの駆動トルクを調節で
きるトルク調節手段１９（例えばパウダークラッチ）、
案内ローラヘトルク調節手段１９の出力軸の回転を伝え
る伝動装置２０□　トルク調節手段の人力軸に動力を伝
える伝動装置等２１から成る。ドラム１を駆動するため
の動力源の動力は、伝導装置５に伝えられ、ここでドラ
ムと無端ベルト１１へと分けられる。旋回式ドラムの旋
回時には、その旋回の速度がドラム自体の回転速度に影
響するので、差動歯車機構とクラッチ（それぞれ図示せ
ず）とを経由させて伝動装置５に駆動源の回転を伝え、
ドラムの回転速度を差動歯車機構によりウェブＷの送り
出し速度に適当する速度に調節して。

ウェブＷの張力が変動しないようにしている。もっとも
旋回式ドラムの旋回時にドラムの回転速度を補償せず、
その上流側にダンサ−ローラを設けてウェブＷの張力変
動を吸収するようにしてもよい。なお、トルク調節手段
１９の代りに７　ドラムの周速に対し無端ベルトの循環
速度を微変速調整するための無段変速機構を用いること
も可能である。

待機位置兼第１巻取位置ｎでウェブＷが切断されて巻芯
Ｃに巻付けられると、第２プレス装置移動機構１４の流
体圧装置Ｉ０の作動により腕１５は、第１図に示すよう
に作動位置へ揺動して、第２プレス装置８を待機位置兼
第１巻取位置■へ移動する。そして流体圧装置１７が作
動して案内ローラ９上の無端ベルト１１で巻初めの巻取
ロールＲをドラム１．１１へ押付ける。

こうして第２プレス装置８で待機位置兼第１巻取位置の
巻取ロールＲを押付けると、第１プレス装置が待機位置
へ復帰し。

旋回式ドラムが旋回すると共に流体圧装置１６が作動し
て１巻取ロールＲおよび第２プレス装置は第２図に示す
ように第２巻取位置■へ移動する。旋回式ドラムが旋回
中も、無端ベルト１１は回転駆動装置１８により所要の
トルクで駆動されて循環し、流体圧装置１７によって所
要の圧力で巻取ロールＲに押付けられた状態を保ってい
る。第２巻取位置■についた第２プレス装置は、その位
置で巻取ロールをドラム１．１に押付けて駆動し１巻取
ロールの巻太りに従い、第２図に２点鎖線で示すように
、起き上がる。ウェブが所定量巻取られて２巻取ロール
が完成すると＋１ｉび、待機位置兼第１巻取位置でウェ
ブがｌｕＪ断されウェブＷの供給を停止することなく次
の巻取が開始される。

以上、一実施例によりこの発明を説明したが、その態様
は設計条件に応して変わり得る。

例えば、第２プレス装置に無端ベルトを用いず、ローラ
を用いて、そのローラ外周面を巻取ロールを押圧するた
めの循環面としてもよい。また、第２プレス装置移動機
構は、前述の実施例では旋回式ドラムの旋回中心を中心
として揺動可能な腕を陥えていたが、その腕の揺動中心
を他の場所へ設けてもよく、また、揺動ｎｆ能な腕によ
らず、直線運動により第２プレス装置を移動可能に支持
するものでもよい。また、第２プレス装置移動機構への
第２プレス装置の取付けは、第２プレス装置による巻取
ロールの押付けを可能にするために、揺動口■能な取付
けとするだけでなく摺動可能としてもよい。

さらに、　Ｉｌｔに一つの揺動可能な腕でなく、複数の
節から成るリンクＩＸｆＭを採用し、より適当な位置に
第２プレス装置を移動させるようにしてもよい。また押
付力調整機（Ｒは１手動操作により押付力を調節できる
ものでもよい。

（発明の効果） この発明によれば、旋回式ドラムの旋回中も、８取ロー
ルを第２プレス装置で旋回式ドラムへ所要の押付力で押
付けることができると共に所要の巻取張力でウェブを巻
取ることができるので０幅の広いウェブを外径の小さな
巻芯に巻取る場合であっても高速で、かつ巻始めから巻
終りまで一貫して高品質に、巻取ロールを製造すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る装置において、プレス装置が待機
位置兼第１巻取位置へ移動した状態を示す該装置の概略
側面図。 第２図は、同しくプレス装置が第２巻取位置へ移動した
状態を示す装置の概略側面図、第３図はプレス装置を展
開して示す概略正面図である。 Ｗ・・・・・・ウェブ、Ｒ・・・・・・巻取ロール、Ｃ
・・・・・・巻芯１・・・・・・ドラム、８・・・・・
・プレス装置。 １４・・・・・プレス装置移動機構、１７・・・・・・
押付力調整機構。 １８・・・・・・同転駆動装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ウェブを、旋回式ドラムの表面駆動により回転する巻芯
   のまわりに所定量ずつノンストップで巻取り、連続的に
   巻取ロールを製造する装置において、巻取ロールを押圧
   しながら循環する循環面をもつプレス装置と、待機位置
   兼第１巻取位置と第２巻取位置との間で上記プレス装置
   を移動可能に支持する上記プレス装置移動機構と、上記
   プレス装置を介して巻取ロールの旋回式ドラムへの押付
   力を調節する、押付力調整機構と、上記プレス装置の循
   環面を所要のトルクまたは速度で駆動し、循環させる回
   転駆動装置とを備えることを特徴とする連続的に巻取ロ
   ールを製造する装置。