JPH02179737A - 防振材料 - Google Patents

防振材料

Info

Publication number
JPH02179737A
JPH02179737A JP33472688A JP33472688A JPH02179737A JP H02179737 A JPH02179737 A JP H02179737A JP 33472688 A JP33472688 A JP 33472688A JP 33472688 A JP33472688 A JP 33472688A JP H02179737 A JPH02179737 A JP H02179737A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alloy
powder
same
compact
corrosion resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33472688A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Iikawa
勤 飯川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP33472688A priority Critical patent/JPH02179737A/ja
Publication of JPH02179737A publication Critical patent/JPH02179737A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Powder Metallurgy (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 騒音を発生する各種の装置に用いる防振材料に関し、 A 1−Zn系防振材料の耐食性を向上することを目的
とし、 重量比でA1を20〜24%含み、残部がZn及び不可
避不純物からなる合金粉末の圧粉成形物の少なくとも一
面をAl板又はA1合金板で覆いクラツド化するように
構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は騒音を発生する各種装置に用いる防振材料に関
する。
〔従来の技術〕
従来から、各種装置で行われている騒音対策としては、
騒音源をグラスウール、ウレタンフォムなどの吸音材を
大量に使用して包み込む方法が用いられており、騒音の
発生源の構成部材に防振材料を用いるといった直接働き
かける方法はとられていない。ところが近年、これらの
騒音発生源に直接使用できる防振特性を有する合金が種
々開発されている。
このような防振合金にはFe−Cr−A#系、Cu−M
n系、Aj2を20〜24%含むA 1−Zn系合金な
どがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、例えばFe−Cr−A/系、Cu−Mn系な
どは比重が大きいため重く、近年の小型軽量化の要求を
満足しない欠点がある。一方Aβ−Zn系は軽量ではあ
るがZnが大量に含まれているため耐食性に乏しい欠点
がある。
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、A jl’ −Z
n系防振材料の耐食性を向上し、且つ機械加工も可能と
した防振材料を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の防振材料は、重量
比でA1を20〜24%含み、残部がZn′Fiび不可
避不純物からなる合金粉末の圧粉成形物の少な(とも−
面をAl板で覆ったものであることを特徴とする。
〔作 用〕
A l−Zn系合金粉末を圧粉成形することにより軽量
で且つ良好な防振特性が得られ、該圧粉成形物の表面に
Al又は71.J合金板を配置してクラツド化すること
により良好な耐食性と加工性が得られる。
〔実施例〕
第1図は本発明の防振材料の実施例を示す図である。
本実施例は同図に示すように、重量比でAZを20〜2
4%含み、残部がZn及び不可避不純物からなる合金の
粉末を圧粉成形した成形材1の少なくとも一方の面(図
では両面)にAI又はA1合金板2を配置してクラツド
化したものである。
このように構成された本実施例は、A jl!−Zn合
金粉末の圧粉成形材1が軽量であり、且つ防振性能が良
く、またその面にA6又は/1合金板2が配置されたこ
とにより耐食性が向上される。
なお本実施例は、クラツド化する場合の冷間圧延により
結晶粒が平均2如と微細化されており、室温でも通常の
板金加工が可能であり、さらに270°Cに加熱すれば
超塑性加工が可能である。
次に本発明の防振材料の製造方法について第2図により
説明する。
先ず重量比でAAを20〜24%、残部Znとなるよう
に原料を秤量し、第2図(a)の如く、底にQ、5 +
nφのノズル3を有するルツボ4に装入し、それをAr
ガス中で誘導加熱により500℃に加熱して溶融し、そ
の溶湯5をルツボ4のノズル3から噴射し、それにHe
ガスを大量に吹き付けて粉末化する。その時の冷却速度
は105℃/Sであり、粉末の結晶粒径は平均3tmと
微細である。
次に得られた合金粉末を分級して一100メソシュの粉
末とし、この粉末を第2図(b)の如く成形型6に入れ
、プレス機により4  ton/c++!の圧力で圧縮
し、厚さ5 amの板状の圧粉成形体7を形成する。
次に第2図(c)に示すように圧粉成形体7の両面に厚
さ2龍のAl100 (JIS 4000、純/l)の
板8,8′を配置し、冷間圧延を行い、第7図(d)の
如く全体の厚さを211とする。この圧延により圧粉成
形体7とAl板8,8′は強固に接合しクラツド化する
このようにして得られた防振材料から20X20mmの
試験片を採取し、従来のA 1−Zn系合金(溶製材)
と比較して塩水噴霧試験を行った結果、第1表の如〈従
来のA 1−Zn系合金では8時間でZnの溶出による
錆を生じたが、本発明品では48時間においても錆の発
生は全(認められず高い耐食性を有することが確認され
た。
第1表 塩水噴霧試験結果 また第3図に示す方法で減衰率を測定したところ第2表
の如〈従来品と同等の結果を得た。なお減衰率tanδ
は次式による。
但し W、は減衰曲線の1番目の波高 W7は減衰曲線のn番目の波高 第2表 振動減衰率測定結果 第4図はA 1−Zn系合金の内部摩擦(Q−’)の組
成依存性を示す図である。図中〇−〇(白丸)は室温で
の測定値、・−・(黒丸)は100°Cでの測定値であ
る。
なお、室温で、通常の金属材料のQ −l x l Q
 −’Jは0、5〜2である。A 1−Zn系合金の内
部摩擦(QXIO−3)の組成依存性を示す第4図から
、室温下、AEが約18〜29重量%以上で、一般の金
属よりも、内部摩擦が大となることが判る。
A 1−Zn系合金ではZn 59.4ot%(Af 
22.0wL%Zn78wt%)に共析変態があり、微
細な共析相が析出する。この共析相中のβ相は粒界に不
連続析出物し、応力緩和するとされ、これがエネルギー
損失=内部摩擦(振動減衰効果)の原因とされる。
Zn量が多くなりすぎると、β相が粗大化し、劣化する
本発明では、室温において、一般の金属よりも高いQ−
’が得られるより好ましいA (1−Zn系合金として
AEを20〜24重量%のものとするものである。
〔発明の効果] 以上説明した様に、本発明によればへβ−Zn系合金粉
末の圧粉成形物をAE板又はAN合金板でクラツド化し
たことにより、A 1−Zn合金系防振材料の耐食性を
向上すると共に板金加工も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の防振材料の実施例を示す図、第2図は
本発明の防振材料の製造方法を説明するための図、 第3図は減衰率測定方法を示す図、 第4図はA 1−Zn系合金における内部摩擦の組成依
存性を示す図である。 図において、 1はA ll−Zn合金の圧粉成形材、2はAE又はA
1合金板 を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、重量比でAlを20〜24%含み、残部がZn及び
    不可避不純物からなる合金粉末の圧粉成形物(1)の少
    なくとも一面をAl板又はAl合金板(2)で覆ったこ
    とを特徴とする防振材料。
JP33472688A 1988-12-29 1988-12-29 防振材料 Pending JPH02179737A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33472688A JPH02179737A (ja) 1988-12-29 1988-12-29 防振材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33472688A JPH02179737A (ja) 1988-12-29 1988-12-29 防振材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02179737A true JPH02179737A (ja) 1990-07-12

Family

ID=18280531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33472688A Pending JPH02179737A (ja) 1988-12-29 1988-12-29 防振材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02179737A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013522069A (ja) * 2010-03-12 2013-06-13 サントル ナショナル ドゥ ラ ルシェルシュ シアンティフィク 金属集成体の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013522069A (ja) * 2010-03-12 2013-06-13 サントル ナショナル ドゥ ラ ルシェルシュ シアンティフィク 金属集成体の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110512116B (zh) 一种多组元高合金化高Nb-TiAl金属间化合物
KR102128491B1 (ko) 탄성 계수를 강화하는 특징을 가진 경량강, 강판 및 그 제조방법
SE7714175L (sv) Aluminiumlegering
JPS62207851A (ja) 成形加工用アルミニウム合金圧延板およびその製造方法
JPH02179737A (ja) 防振材料
JPH04143236A (ja) 冷間加工性に優れた高強度α型チタン合金
CN100402691C (zh) 含SnO2涂覆陶瓷相增强铝基或镁基复合材料
JPH04120237A (ja) アルミニウム基制振材料とその製造方法
JPH01132733A (ja) 防振アルミニウム合金
JPH0762199B2 (ja) A1基合金
JP3691089B2 (ja) フッ化処理用アルミニウム合金
JPH07278716A (ja) 機械的性質に優れた成形加工用アルミニウム合金板およびその製造方法
JPH0823057B2 (ja) 超塑性マグネシウム合金
Marder Aluminum-beryllium alloys.
JPS6232255B2 (ja)
CN105671459A (zh) 一种铝锆锌基金属玻璃的制备方法
JPS59232606A (ja) 鋼板の製造方法
JPH0336898B2 (ja)
JPH0397839A (ja) 複合軽量防振材とその製法
CN115354179B (zh) 6xxx铝合金板材、其制备方法及应用
JPS6223952A (ja) 靭性の高いAl−Fe−Ni系耐熱合金およびその製造法
JPH05156392A (ja) ダンパ用屈曲部材
JPH042747A (ja) アルミニウム合金制振材料の製造方法
JPS57202965A (en) Production of clad type vibration-damping steel plate
JPH02153061A (ja) Al基制振材料とその製造方法