JPH0217789Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0217789Y2
JPH0217789Y2 JP3247185U JP3247185U JPH0217789Y2 JP H0217789 Y2 JPH0217789 Y2 JP H0217789Y2 JP 3247185 U JP3247185 U JP 3247185U JP 3247185 U JP3247185 U JP 3247185U JP H0217789 Y2 JPH0217789 Y2 JP H0217789Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
protrusions
main shaft
ring
flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3247185U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61148543U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3247185U priority Critical patent/JPH0217789Y2/ja
Publication of JPS61148543U publication Critical patent/JPS61148543U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0217789Y2 publication Critical patent/JPH0217789Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、刃具が装着されてマガジンに納まつ
ているホルダーの位置まで工作機械の回転主軸が
移動して90まわるだけで、ホルダーが回転主軸に
装着されるようになつている刃具交換装置に関す
るものである。
従来の技術 図面第10図および第11図は刃具1をコレツ
ト2で把持する従来のホルダーを示す。このホル
ダー3を第2図に示す工作機械の回転主軸Mに挿
入するとき、回転主軸M前端面に当接してホルダ
ー挿入長さを決める鍔4がホルダー胴3aの前端
寄りに形成され、その鍔4の前面にばね5により
圧接されるリング6には直径上の2個所に軸方向
に突子7が突設され、その突子7が軸方向摺動自
在に嵌合する摺嵌凹所8が鍔4に直径上の2箇所
に設けられ、鍔4の後面に出る突子7端が第2図
に示す回転主軸M前端面に直径上の2箇所に設け
られている係合凹所9に係合するようになつてい
る刃具ホルダーは知られている。このホルダーを
回転主軸Mに装着するときには、リング6を突子
7が鍔4内に没入するまでばね5に抗して鍔4か
ら遠ざけてからホルダーを回転主軸に挿入し、鍔
4が回転主軸前端面に当接した位置でホルダーを
回転主軸に対して90゜まわすとホルダーは回転主
軸内で抜止めされる。そこで、リング6を元へ戻
すと突子7端が回転主軸の係合凹所9に係合しホ
ルダーは回転主軸に回止めされる。また、ホルダ
ーを回転主軸から取外すときには、突子7端を回
転主軸の係合凹所9から脱出させてからホルダー
を90゜まわすと回転主軸内におけるホルダーの抜
止めが解除されホルダーを抜取ることができる。
ねじ機構を用いていないので迅速にホルダーを交
換することができるが、従来のまゝではリングを
動かすこと、ホルダーを回転主軸に差込むこと、
ホルダーを90゜まわすことを総べて人間の手で行
なわなければならなかつた。
問題点を解決するための手段 本考案は前記従来のホルダーを回転主軸に自動
的に着脱することができるようにしたもので、前
記従来のホルダーの鍔とリングを4角形(あるい
は6角形、8角形でもよい)に形成し、ホルダー
を格納するマガジンは回転主軸と垂直な板状の固
定枠とその固定枠に対面し数値制御装置と電気的
回路の指令で進退する板状の作動枠とを備えてお
り、ホルダーが回転主軸と同方向を向き鍔の上下
両部を固定枠の溝に水平摺動自在に嵌合されて軸
方向不動に支持され、作動枠の作動でリングが軸
方向に動かされて突子が出没するようになつてい
る刃具交換装置である。
考案の作用 数値制御装置による刃具交換指令で回転主軸は
その前端の両係合凹所を上下に並べる姿勢をと
り、一方マガジンの作動枠は固定枠から遠ざけら
れ従つてリングの突子端は鍔内に引つ込む。回転
主軸はリングの突子端が鍔内に没入しているホル
ダーの軸心線上をホルダーに向かつて進み、前端
面が鍔後面に当接し90゜回転してホルダーは回転
主軸に抜止めされる。次いで作動枠が元へ戻るこ
とによりリングも元へ戻り突子は回転主軸の係合
凹所に進入係合してホルダーは回転主軸に回止め
される。このようにして回転主軸に装着されたホ
ルダーは回転主軸の横移動によりマガジンから離
れる。なお、ホルダーが回転主軸から取外される
動作は上記装着時の動作順序の逆となることは言
うまでもない。
本考案の刃具交換装置では、回転主軸に対する
ホルダーの抜止め、あるいは抜止め解除は、ホル
ダーがマガジンに軸方向不動で回転不能に支持さ
れ、且つ回転主軸に対するホルダーの回止めが解
除されている状態で回転主軸を90゜まわることに
より行なわれ、前記の回止め、あるいは回止め解
除は作動枠により回転主軸の係合凹所へ突子を進
入あるいは退出させることにより行なわれる。な
お、ホルダーがマガジンに納まつているときは、
鍔の溝への嵌合で支持されているので、正しい水
平状態を保たれ難いが、回転主軸が挿入される直
前には作動枠がリングをばねに抗して押すので、
そのとき鍔が溝内壁に押しつけられるようになり
ホルダーは水平状態に矯正される。
実施例 以下本考案の実施例が第1図〜第9図について
説明する。ホルダー3のホルダー胴3aの後端面
にはノブ10が突設され、ノブ10はホルダー軸
心に直角な断面が長円形をなし、円弧部11がホ
ルダー胴3aの後端面に接する部分はくびれてい
る。工作機械の回転主軸の前端中空部内には前方
から見て円弧状をなす2個の爪12がノブ10の
対向平面部13の入る間隔をあけて直径上に対向
して設けられ、その爪12の前端内側にはノブ1
0のくびれ部14に係合することできる係合縁1
5が膨出形成されている。ホルダー胴3aと一体
の鍔4と、鍔4の前面にばね5により圧接される
リング6は、同寸法の4角形(図面では4隅が円
弧の4角形となつている)に形成され、しかも各
1組の対向面4a,4aと6a,6aはノブ10
の対向平面部13に平行であり、リング6の前記
対向面6a,6aは鍔4に近い部分が1段削り落
とされて実質上は突条16,16となつている。
突条16,16の長手方向と直角なリング6の他
の対向面6b,6bと直角に隣合わせするリング
6後面から突子7,7が軸方向に突設され、突子
7,7が軸方向摺動自在に嵌合する摺嵌凹所8,
8が鍔4に設けられ、常にはリング6が鍔4に接
していて突子7は鍔4から突出するようになつて
いる。また、ホルダーが回転主軸内でノブ10の
くびれ部14を爪12に係合され抜止めされた状
態のとき、回転主軸前端の係合凹所9,9が突子
7,7と対応するように設けられている。
次にマガジンについて説明する。マガジンは工
作機械の回転主軸に直角で機械台上に直立固定さ
れた板状の固定枠17と、固定枠17に対面し進
退自在な板状の作動枠18とを有し、作動枠18
後面に突設された支持ピン19,19が固定枠1
7の横孔20,20に摺動自在に嵌入し、固定枠
17後面に固着されたシリンダー21のピストン
ロツド22連結具23を介して作動枠18に連結
されている。固定枠17と作動枠18にはホルダ
ー3が突条16,16を上と下に位置させた姿勢
で軸と直角方向に入り込むことができるホルダー
入込部24と25が夫々設けられ、固定枠17に
おけるホルダー入込部24内の水平な上下両面に
はホルダー3の鍔4が摺動自在に嵌合する溝26
が形成され、作動枠18におけるホルダー入込部
25内の水平な上下両面はホルダー3の突条16
後面と当接させるための段部27に形成されてい
る。
今、数値制御装置により刃具取り出しが指令さ
れると、回転主軸はその前端の係合凹所9,9を
第8図のように上下に位置させた姿勢をとり、一
方、マガジンにおいては固定枠17に圧接されて
いた作動枠18がピストンの作動で固定枠17か
ら遠ざけられ従つてホルダー3の突子7は鍔4内
に引つ込まれる。そのホルダーの軸心線上をホル
ダー向かつて回転主軸は前進し、回転主軸前端面
が鍔4後面に当接してから回転主軸が90回転する
と、ノブ10のくびれ部14に爪12が係合して
ホルダー3は抜止めされる。次いでピストンの後
退で作動枠18が元に戻るのでホルダー3の突子
7端は鍔4から出て回転主軸の係合凹所9に係合
して、ホルダー3は回転主軸に回止めされ、回転
主軸の横水平移動でホルダー3はマガジンから離
れる。数値制御装置で刃具をマガジンに返すよう
に指令されると、回転主軸は係合凹所9,9を第
9図のように左右に位置させた姿勢をとり、ホル
ダー3の鍔4をマガジンの固定枠17の溝26に
嵌めて摺動させる。ホルダー3が入込部24,2
5に入り終つた後に作動枠がピストンの作動で固
定枠から遠ざけられ従つてホルダー3の突子7は
鍔4内に引つ込まれる。そして、回転主軸は90ま
わつて抜止めを解除しホルダー3をマガジンに残
して軸方向に後退する。回転主軸から抜けたホル
ダーはピストンが元へ戻ることにより突子7を鍔
4から突出するようになる。
考案の効果 以上のように本考案は、固定枠と作動枠から成
る簡単な構造のマガジンに刃具を把持するホルダ
ーが回転および軸方向の動きを不能に支持され、
回転主軸の90゜回動でホルダーの抜止め、あるい
は抜止め解除がなされ、作動枠の軸方向の動きで
ホルダーの回止め、あるいは回止め解除がなされ
るので、刃具の自動交換を確実、迅速に行なわせ
るのに有効である。
【図面の簡単な説明】
図面第1図〜第9図は本考案の実施例を示し、
第1図はホルダーの斜視図、第2図は工作機械の
回転主軸の一部切欠斜視図、第3図はマガジンの
正面図、第4図はマガジンの一部切欠側面図、第
5図はホルダーのリングの後面図、第6図は第4
図におけるA−A断面図、第7図は第4図におけ
るB−B断面図、第8図および第9図は回転主軸
の係合凹所とホルダーのノブとの関係を説明する
説明図、第10図は従来のホルダーの断面図、第
11図は第10図における矢示方向図である。 3……ホルダー、4……鍔、5……ばね、6…
…リング、7……突子、8……摺嵌凹所、9……
係合凹所、10……ノブ、13……対向平面部、
16……突条、17……固定枠、18……作動
枠、19……支持ピン、20……横孔、21……
シリンダー、24……固定枠のホルダー入込部、
25……作動枠のホルダー入込部、26……溝、
27……段部、M……回転主軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 刃具を把持するホルダーをマガジンで交換を行
    う刃具交換装置であつて、ホルダー3のホルダー
    胴3aの後端面にノブ10が突設され、ノブ10
    はホルダー軸心に直角な断面が長円形をなし、円
    弧部11がホルダー胴3aの後端面に接する部分
    はくびれており、ホルダー胴3aの鍔4の前面に
    リング6がばねにより圧接され、リング6と鍔4
    は同寸法の4角形に形成され各1組の対向面4
    a,4aと6a,6aはノブ10の対向平面部1
    3に平行であり、リング6の前記対向面6a,6
    aは鍔4に近い部分が1段削り落とされて実質上
    は突条16となつており、リング6後面から突子
    7,7が軸方向に突設され、突子7,7が軸方向
    摺動自在に嵌合する摺嵌凹所8,8が鍔4に設け
    られ、常にはリング6が鍔4に接していて突子
    7,7が鍔4から突出するようになつており、工
    作機械の回転主軸の前端中空部内には前方から見
    て円弧状をなす2個の爪12,12がノブ10の
    対向平面部13の入る間隔をあけて直径上に対向
    して設けられ、その爪12,12間にノブ10の
    対向平面部13が入つてからホルダー3に対し回
    転主軸90゜まわつたとき、くびれ部14に係合す
    る係合縁15が爪12,12の前端内側に膨出形
    成され回転主軸前端に突子7,7と対応するよう
    に係合凹所9,9が設けられ、マガジンは回転主
    軸に直角で機械台上に直立固定された板状の固定
    枠17とその固定枠17に対面しシリンダーのピ
    ストンロツドに連結されて進退する板状の作動枠
    18とを有し、固定枠17と作動枠18にはホル
    ダー3が突条16,16を上と下に位置させた姿
    勢で軸心と直角方向に入り込むことができるホル
    ダー入込部24,25がそれぞれ設けられ、固定
    枠17におけるホルダー入込部24内の水平な上
    下両面にはホルダー3の鍔4が摺動自在に嵌合す
    る溝26が形成され、作動枠18におけるホルダ
    ー入込部25内の水平な上下両面はホルダー3の
    リング6の突条16に当接させるための段部27
    に形成されていることを特徴とする刃具交換装
    置。
JP3247185U 1985-03-06 1985-03-06 Expired JPH0217789Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3247185U JPH0217789Y2 (ja) 1985-03-06 1985-03-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3247185U JPH0217789Y2 (ja) 1985-03-06 1985-03-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61148543U JPS61148543U (ja) 1986-09-12
JPH0217789Y2 true JPH0217789Y2 (ja) 1990-05-18

Family

ID=30534014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3247185U Expired JPH0217789Y2 (ja) 1985-03-06 1985-03-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0217789Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0351052Y2 (ja) * 1987-01-28 1991-10-31
JP5016515B2 (ja) * 2008-02-12 2012-09-05 川崎重工業株式会社 摩擦撹拌接合装置の保持具、工具取付け構造、摩擦撹拌接合装置、及び摩擦撹拌接合設備
JP4989503B2 (ja) * 2008-02-12 2012-08-01 川崎重工業株式会社 摩擦撹拌接合装置の工具取付け構造、摩擦撹拌接合装置、及び摩擦撹拌接合設備

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61148543U (ja) 1986-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3741573A (en) Tool holder for a machine tool or the like
JPH07100801A (ja) プランジ型ルータ
US2633040A (en) Reboring jig
US5802698A (en) Method of moving a rotary fixture
CA1310815C (en) Quick-change mechanism with eccentric lock
JPH0217789Y2 (ja)
JP2747709B2 (ja) シーリングマシーンにおけるボトルネック固定装置
US3520527A (en) Quick-change vise
JPS5947106A (ja) 工作機械のチヤツク爪自動交換装置
JPH0115445Y2 (ja)
JPS6159858B2 (ja)
JP3081236B2 (ja) 急速ジョウ交換チャック
JPH0437695Y2 (ja)
JPS60228045A (ja) 工具交換用ア−ム
JPH0435046Y2 (ja)
JPS6218327Y2 (ja)
JPS5817684Y2 (ja) 中ぐり盤における中ぐり棒の軸受装置
JPS62831Y2 (ja)
JPS6384381U (ja)
JPH07106490B2 (ja) 切削装置
JP2652542B2 (ja) 工具ヘッドのマガジン装置
JPH0563791U (ja) ロボットハンド
JPS604669Y2 (ja) 工具保持装置
SU1296356A1 (ru) Устройство дл запирани инструментальной оправки в магазине
JPS5817719Y2 (ja) 割出し装置