JPH0216802Y2 - - Google Patents

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JPH0216802Y2
JPH0216802Y2 JP2479386U JP2479386U JPH0216802Y2 JP H0216802 Y2 JPH0216802 Y2 JP H0216802Y2 JP 2479386 U JP2479386 U JP 2479386U JP 2479386 U JP2479386 U JP 2479386U JP H0216802 Y2 JPH0216802 Y2 JP H0216802Y2
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JP
Japan
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mandrel
small diameter
extrusion
step portion
grooves
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JP2479386U
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JPS62137607U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はガラス潤滑を用いる熱間押出方法によ
る継目無金属管の製造用のマンドレルに関する。
(従来の技術) 従来のマンドレルは、第4図に示す如く本体部
1と、ステツプ部2およびねじ部3からなる。そ
の使用状況は第5図および第6図に示すとおり
で、マンドレルホルダー15の先端にねじ込まれ
ており、押出に際してはコンテナ14の中に納め
られた穴あきビレツトWと、その後方に添え置か
れたダミーブロツク12およびコンテナの前面に
設けた押出ダイス10のそれぞれの中心孔を貫通
させ、ステツプ部2がダミーブロツク12の穴に
入つてとまるようにし、次いで押出ステム13で
ダミーブロツクを押して、ビレツトをマンドレル
本体部1とダイス10間の環状隙間から押し出し
パイプW′を製造する。このとき押出ステム13
と、マンドレルホルダーは一致して前進するの
で、押出中を通じてビレツトとダミーブロツクと
マンドレルの相対的位置関係は変わらない。なお
ビレツトは加熱された上、潤滑剤としてガラス粉
を外面と穴内に付着している。
(解決の課題) 従来のマンドレルによる前記押出においては押
出の最終段階では内径が少し大きくなる傾向にあ
る。それは最終段階近くでは第6図16に示すよ
うに内面潤滑ガラスがビレツトとマンドレルの間
に溜つて逃げ場がなくなり、正常な場合よりもマ
ンドレルと材料の間に厚く介在して内径が大きく
なるのである。これを防止する為には、最初に加
えるガラス潤滑剤の量を調節すればよいが、これ
は1回の押出毎に条件が変化し、個々の押出毎に
適正量が異なるので、実際上不可能で、従来は止
むを得ないものとして看過されてきた。従つて、
内径寸法許容の厳しいものは必然的に後端部内径
大不良による切捨量が多かつた。
内面フアン付管の製造、即ちマンドレルに縦に
フイン用の溝をつけたものを用いて押出を行う場
合は、製品のフインの寸法、特に高さがこのガラ
ス潤滑剤の量に敏感に影響され、潤滑剤が多いと
極端な場合後端近くではフインがなくなつてしま
うほどになる。逆に少ないのは、当然潤滑不良と
なるので絶対に避けねばならない。
(課題の解決手段) 本考案は上記問題点を解決するためになされた
もので、その要旨とするところはマンドレルのス
テツプ部に小径部22を設けて後方ステツプ部2
1と前方ステツプ部23に分離し、前方ステツプ
部23に、マンドレル本体部1から小径部22に
通じる複数の溝を設けたことを特徴とする継目無
金属管製造の為のガラス潤滑押出用マンドレルで
ある。
小径部の幅はステツプ部の幅の1/4〜1/2程度で
充分である。小径部の径はマンドレル本体部の直
径に近い値が好ましいが、これらの値以外でも述
分に効果はある。また溝の本数は3〜8本ぐら
い、溝の幅の合計が全円周の15%〜40%、深さは
両側のマンドレル本体部の表面に達する程度にす
るのが適切である。しかし内面フインつき管製造
用の溝つきマンドレルの場合の前方ステツプ部の
溝は本体部の溝と一致させてつけるのが望まし
い。
(作用) 本考案のマンドレルを使用すると、押出の終期
にマンドレルのステツプ部の前面に溜つた余剰溶
融ガラスが前方ステツプ部に設けた溝を通つて小
径部に逃げるので前記問題は起こらない。またこ
のようにしてもそれにより潤滑不良を起こすこと
はない。
(実施例) 第1図および第2図に本考案の実施例2例の側
面図を示す。第1図は一般の丸マンドレルを本考
案のマンドレルに改変したもの、第2図は内面フ
インつき管製造用の縦溝つきマンドレルを本考案
のマンドレルに改変したものである。これらの図
において、1はマンドレル本体部、21は後方ス
テツプ部、22は小径部、23は前方ステツプ
部、24は前方ステツプ部につけた溝、3はねじ
部、第2図の25は内面フイン形成の為に本体部
につけた溝である。両側とも小径部の直径は本体
部の直径とほぼ同一にし、小径部の幅は前後のス
テツプ部の合計幅とほぼ等しくした。溝は第1図
の例では軸対象に8本を、合計溝幅が円周のほぼ
25%になるようにした。第2図の場合はマンドレ
ル本体部の6本の溝を前方ステツプ部から更に小
径部まで延長した。溝幅合計は円周の約23%であ
る。第3図は第2図のA−A断面図である。
(効果) 本考案になるマンドレルを用いることにより、
押出製品の最終端部の内径大不良部切捨量を約20
%減少することができ、また内面フイン付管の製
造においては従来のマンドレルでは後端部のフイ
ンの形成が殆どできなかつたがこれをほぼ完全に
解消することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は本考案の実施例2例の側面
図、第3図は第2図のA−A断面図、第4図は従
来のマンドレルの側面図、第5図はガラス潤滑押
出による継目無管の押出プレスの押出中の断面
図、第6図は第5図の一部拡大図である。 1:マンドレル本体部、2:マンドレルのステ
ツプ部、21:後方ステツプ部、22:小径部、
23:前方ステツプ部、24:溝、25:内面フ
イン用溝、10:ダイス、12:ダミーブロツ
ク、13:メインラム、14:コンテナ、15:
マンドレルホルダー、16:余剰溶融ガラス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マンドレルのステツプ部に小径部22を設け
    て、後方ステツプ部21と前方ステツプ部23に
    分離し、前方ステツプ部23に、マンドレル本体
    部1から小径部22に通じる複数の溝を設けたこ
    と、を特徴とする継目無金属管製造の為のガラス
    潤滑押出用マンドレル。
JP2479386U 1986-02-21 1986-02-21 Expired JPH0216802Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2479386U JPH0216802Y2 (ja) 1986-02-21 1986-02-21

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JP2479386U JPH0216802Y2 (ja) 1986-02-21 1986-02-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62137607U JPS62137607U (ja) 1987-08-29
JPH0216802Y2 true JPH0216802Y2 (ja) 1990-05-10

Family

ID=30824343

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JP2479386U Expired JPH0216802Y2 (ja) 1986-02-21 1986-02-21

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JPS62137607U (ja) 1987-08-29

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