JPH021650A - データ伝送方式 - Google Patents

データ伝送方式

Info

Publication number
JPH021650A
JPH021650A JP5211189A JP5211189A JPH021650A JP H021650 A JPH021650 A JP H021650A JP 5211189 A JP5211189 A JP 5211189A JP 5211189 A JP5211189 A JP 5211189A JP H021650 A JPH021650 A JP H021650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
address
transmission
station
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5211189A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuki Oogai
大甲斐 由紀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5211189A priority Critical patent/JPH021650A/ja
Publication of JPH021650A publication Critical patent/JPH021650A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は1.伝送速度の高速化、システム設計の重軟化
及び簡易な構成により誤り検出精度の向上を図ったデー
タ伝送方式に関する。
(従来の技術) この種のデータ伝送方式は、1台のマスタステーション
と、複数台のリモートステーションと、それらを繋ぐ伝
送路とを備えている。
マスタステーションは、伝送容量に等しいデータメモリ
を有し、そのアドレスに対して、トーカとリスナが予め
決められている。
そして、マスタステーションはアドレスを全リモートス
テーションに通知し、そのアドレスに対してトーカであ
るステーションはデータを送出し、リスナであるステー
ションはデータを受けとり、このようなトーカ−とリス
ナとのやりとりをデータメモリの始めから終りまで繰り
返し行なうことにより、データ伝送を行なっている。
ここで、トーカ−とはデータを送出すステーションを言
い、またリスナとはデータを受けとる側のステーション
を言う。
また、必ずアドレス毎にトーカ−とリスナの両者が存在
し、マスタステーションは必ずどちらかとなる。
従来、このようなデータ伝送方式にあっては、第10図
に示されるような8ビツトの反転2連送形式でアドレス
、データを単一のデータフレームを使用してやりとりし
ていた。
ここで、伝送フレームとは、CPUから送信。
受信されるビット列であってスタートビットに始まりス
トップビットに終るもののことを言う。
従来の伝送フレームは、8ビツトのアドレス若しくはデ
ータ若しくはその反転したものの後に、1ビツトのコン
トロールビットが続き、先頭にスタートビット、末端に
ストップビットを付加したものからなっていた。
コントロールビットは、次に記すように、伝送フレーム
がアドレスであるかデータであるかを判別するためのも
のである。
また、各ステーションにおけるアドレスとデータの区別
は、インテル社製8051チツプの伝送機能の条件受信
機能を使用して行なわれていた。
これは、8051チツプのI10ボートはモード2また
は3においては、シリアルチャンネル制御レジスタ(S
CON)のビット5 (SN2)がセットさていると、
受信時に受信した伝送フレームのコントロールビットが
“1”でない限り割込みが発生しないという機能で、こ
のコントロールビットのセット/リセットは送信時の送
信側の5CONのビット3 (TI(8)のセット/リ
セットにより行なわれる(詳細は、インテル社rMC3
51ファミリ・ユーザズマニュアル」 [資料番号20
325J] P21〜P24参照)。
従って、マスタステーションはアドレス送信時にはTB
Sをセットし、データ送信時にはTBSをリセットし、
リモートステーションにアドレス。
データの区別をさせていた。
第8図は、従来方式のマスタステーションのフローチャ
ート、第9図はリモートステーションのフローチャート
であり、以下これらのフローチャートに従って従来方式
の動作を説明する。
なお、1つのアドレスに対するマスタステーションとり
モートステートヨンとの間のやりとりが完了するまでの
一連の処理を以flサイクルと呼ぶこととする。
マスタステーションは、モード2指定、3M2クリアを
行なった後(ステップ801)、アドレスを送信する際
には、前記TBSをセットしくステップ803)、アド
レス、反転アドレスの順でアドレス情報を送出する(ス
テップ804)。
これにより、送出されたアドレスと反転アドレスの各フ
レームのコントロールビットがセットされる。
一方、リモートステーション側は、モード2指定、8M
2のセットがされているので(ステップ901)、前記
マスタステーションからのアドレスフレーム及び反転ア
ドレスフレームを受信すると、それぞ割込みを生じる(
ステップ903YES)。
この時、リモートステーションは両者を照合して誤りの
ないことを調べ(ステップ904)、次に送られてきた
アドレスが自己のトーカ−アドレスか(ステップ906
)、あるいはりスナアドレスかくステップ909)、さ
らにはそのいずれでもないかを調べ、各処理に分岐する
一方、アドレスを送信した後マスクテーションは、その
アドレスがマスタステーションがトカであるのかリスナ
であるのかを判定しくステップ805)、各処理に分岐
する。
マスタステーションがトーカ−である場合には(ステッ
プ805YES)−前記TBSをリセットしくステップ
806)、データ及び反転データを送信する(ステップ
807) 、このとき、送出されたデータフレーム、反
転データフレームのコントロールビットはクリアされて
いる。
一方、自己がリスナアドレスであることを確認したリモ
ートステーションは、8M2をリセットしくステップ9
]0)、データフレームを受信できる状態でデータを待
機する(ステップ911)。
この状態で前記のコントロールビットがクリアされてい
るデータフレーム、反転データフレームが受信されると
くステップ911YES) 、反転データにより誤りを
チェックしくステップ912)、エラーでなければデー
タをストアしくステップ913)、次のアドレスを受信
するために再び8M2をセットして(ステップ914>
、1サイクルを終了する。
これ以外のリモートステーションは、8M2をセットし
たままなので(ステップ901)、データの受信割込み
は起らず、何もせずに次のサイクルへ移る。
マスタステーションは常にモード2で8M2はリセット
されて全て受信されるようになっておりステップ801
)、また全リモートステーションは常にTBSがリセッ
トされており(ステップ901)、マスタステーション
がリスナの場合はトーカ−の場合のようにリスナ側の8
M2やトーカ−側のTBSの操作は行われない0以上の
ような手順でアドレス、データの区別が行なわれていた
また、従来1サイクルの伝送周期は固定されていた。こ
れは、マスタステーションの持つタイマにより管理され
、1サイクルの先頭でマスタステーションはこのタイマ
をスタートさせ(ステップ802> 、処理が終るとこ
のタイマが終るまで待機しくステップ808) 、また
先にタイマが終るとタイマ完了割込みにより次のサイク
ルへの移行を行なう(ステップ814)。
1つのアドレスに対する伝送周期は、伝送フレームの伝
送所要時間と、マスタステーション及びリモートステー
ションのCPUの処理時間と、伝送遅れ時間とからなり
、伝送フレームの伝送所要時間については固定であるが
、マスタステーション及びリモートステーションのCP
U処理時間。
伝送遅れ時間についてはシステムにより伝送路の長さや
各ステーションの配置が異なるために一定せず、またC
PUはその時々の仕事の多少により時間は一定しない。
従って、従来は最も長い伝送周期に設定して固定周期で
伝送周期の管理を行なっていた。
一方、誤り検出の一つであるCRCチェックは従来より
、専用のハード回路を設けるのが一般的である。
また、他のやり方としてはROMG″−CRCチェック
用のテーブルを書き込んでおき、テーブル参照によりC
RCコードの生成、CRCチェックを行うものもある。
(発明が解決しようとする課題) このように、従来方式にあっては、アドレス情報、デー
タ情報形式として第10図に示される形式を採用してい
たため、従来は単一伝送フレーム、すなわちアドレスは
8ビツトということからアドレス範囲は256バイトま
でという制限があった。
これでは、ステーション数やデータ量の多い大規模なシ
ステムには適用できない。
また、特定CPUの固有のハード機能を用いているので
、CPUの種類にも制限があり、これによりシステムの
ハード的な機能も限定されてしまうし、コントロールビ
ットを用いるためにパリティビットは使用できない。
才な、伝送周期については、前述のように、最長時間に
合わぜな固定周期であるので、■サイクルの処理が早く
終ってもマスタステーションのタイマの終了を待たねば
ならず、無駄な待ぢ時間を費ずことが多かった(第11
図参照)。
一方、従来のCRCコード生成、CR,Cチェックは専
用のハード回路を必要とし、このため制御中枢となるc
puを選択、変更する場合等に制約があり、柔軟なシス
テム設計ができない。
また、テーブル参照の場合には1回のみの参照でチェッ
クをしようとすると、データ列がnビットとするとデー
タ量が2c個のテーブルが必要となる。このため5、デ
ータ列が大きくなるとメモリもわ3大なものになって実
現が困難であった。
この発明の目的は、データ量、データの大きさを自由に
選択でき、また徨準の非同期の伝送ができるCPU(L
JART)ならいずれでも使用でき、またパリティチェ
ックの採用が可能なデータ伝送方式を提供することにあ
る。
また、本発明の他の目的とするところは、伝送待ち時間
を短縮して、伝送速度を向上させることができるデータ
伝送方式を提供することにある。
また、本発明のさらに他の目的とするところは、データ
列の長さに拘らず参!1((するCRCテーブルのデー
タ量を一定にしてハード上の制限をなくすことができる
データ伝送方式を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、上記各目的を達成するために、以下の構成
を採用したことを特徴とするものである。
すなわち、本出願の第1の発明は、伝送容量に等しい伝
送専用のデータメモリを有する1台のマスタステーショ
ンと、複数台のリモートステーションと、これらのステ
ージシン間をつなぎ直列ブタを伝送する伝送路とを備え
、 前記データメモリの各アドレスに対し、トーカとなるス
テーションとリスナとなるステーションが決められてお
り、 前記マスタステーションは、アドレス情報を伝送路に送
出して全リモートステーションに対してアドレスを通知
し、 該アドレスに対しトーカ−であるステーションはそれに
応答してデータ情報を伝送路上に送出する一方、リスナ
であるステーシリンはそれに応答して伝送路からデータ
情報を受けとり、これらトーカ−とリスナとのデータ情
報のやりとりを前記データメモリの最初のアドレスから
前後のアドレスオで繰り返し行なうようにしたブタ伝送
方式において、 前記アドレス情報及びデータ情報をそれぞれ複数伝送フ
レームで構成するとともに、前記各ステジョンで行なわ
れるアドレス情報かデータ情報かの判別を、各伝送フレ
ーム中に付された特定ビットの値に基づきソフトウェア
的に行なうこと、を特徴とするものである。
また、本出願の第2の発明は、前記マスタステーシリン
は、トーカ−として機能する場合にはリモートステーシ
ョンが応答可能な最小時間の経過を待って次の伝送サイ
クルへ移行する一方、リスナーとして機能する場合には
リモートステーションからデータ情報を受けとるのを待
って、またはリモートステーションからデータ情報を受
けとらないまま所定の剋大時間が経過するのを待ってか
ら次の伝送サイクルへ移行することを特徴とするもので
ある。
さらに、本出願の第3の発明は、前記マスタステーショ
ン及びリモートステーション各々にCRCチェック専用
のROMテーブルを設け、CRCコードの生成若しくは
CRCチェックは送信される若しくは受信したデータ列
をROMテーブルの容量、生成外項式の次数に応じて複
数に分割し、分割された」二位データ列から順に前記R
OMテーブルの参照と演算を繰り返すことにより行われ
ることを特徴とするものである。
(作用) このような本出願の第1発明によれば、アドレス情報及
びデータ情報をそれぞれ複数伝送フレームで構成してい
るため、伝送するアドレス長。
データ長はそのシステムの要求に合わせて決定すること
ができ、例えばアドレス長はそのシステムが有するリモ
ートステーションの数に対応させることができ、その結
果ステーション数やデータ量の多い大規模なシステムに
も適用が可能となる。
また、各ステーションで行なわれるアドレス情報かデー
タ情報かの判別を、各伝送フレーム中に付された特定ビ
ットの値に基づきソフトウェア的に行なうようにしてい
るため、標準の非同期の直列伝送ができるCPU (U
ART)ならいずれのものでも使用可能となり、特定C
PUの固有機能を用いないため、CPUの種類に制限を
うけることかなくなり、より高速かつ多機能なCPUの
選択が可能となる。
また、本出願の第2の発明によれば、マスタステーショ
ンがリスナとして機能する場合にはりモトステーション
からのデータ情報を受けとるのを待って直ちに次の伝送
サイクルへ移行することができ、このため伝送周期を固
定化していた従来例に比べ、無駄な待ち時間が無くなり
、伝送速度の高速化を達成することができる。
さらに、本出願の第3の発明によれば、送信ステーショ
ンは、送信したいデータ列(以下、ブタ情報と呼ぶ)を
CRCチェックソフトルーチン(以下、CRCルーチン
とよぶ)に渡し、データ列をROMテーブルの容量、生
成外項式の次数に応じて複数に分割し、分割された上位
データ列から順に前記ROMテーブルの参照と演算を繰
り返すことによりCRCコードを得、データ情報の後に
CRCコードを付加してできた伝送情報を伝送路に放出
する。
一方、受信ステーションでは、受信した伝送情報をCR
Cルーチンに渡し、同様な方法でCRCチェックを行っ
てその判定を仰ぎ、判定に応じた処理を施す。
(実施例) 以下、第1図〜第7図の図面を参照しながら、本出願に
含まれる各発明の一実施例について詳細に説明する。
第1図は、本発明方式のハードウェア的構成を概略的に
示すブロック図である。
同図に示されるように、1台のマスタステーションlに
対しては、複数台のリモートステーション3が伝送路2
を介して接続されている。
マスタステーション1は、デュアルポートメモリ4を介
してエレベータ制御用ホストCPU5に接続されており
、このデュアルポートメモリ4が本発明のデータメモリ
に相当するものである。
また、リモートステーション3には、ニレベタI10機
器6がそれぞれ接続されている。
そして、これらマスタステーション1及び複数台のリモ
ートステーション3との間でデータのやりとりを行ない
つつ、エレベータ制御用ホストCPU5はエレベータI
10機器を自由に取扱うことができ、これにより全体と
してエレベータシステムの制御が行なわれる。
第2図に示されるように、マスタステーション1はCP
Ul0.直列データ伝送部11.CRCテーブル12.
ボート13.14を備えており、CPUl0としては1
チツプマイコンが使用され、また直列データ伝送部11
としてはUARTfi能を有するものが使用されている
CPU10は、その機能上、伝送制御部10aとCRC
制御部10bとから成っている。
直列データ伝送部11は、ライントライバ/レシーバ7
を介して伝送路に接続されている。
CRCROテーブルは、ROMで構成され、1種類のC
RC専用のテーブルを備えている。これは、あるデータ
によりテーブルを参照すると、そのデータを25倍して
生成多項式G (X)=X’+X2+1で割った余り、
ずなわち、CRCコードが求まる。ただし、このCRC
テーブル12のメモリ容量は2’ =64バイトであり
、直接CRCコードが求められのは6ビツトのデータま
でである。
また、ボート13.14は本発明のデータメモリである
デュアルポートメモリ4に接続され、またデュアルポー
トメモリ4の他方の入力側にはエレベータ制御用のホス
トCPLI5が接続されている。
第3図に示されるように、リモートステーション3の構
成もマスタステーションとほぼ同様であって、伝送制御
部30aとCRC制御部30bとから成るCPU30.
直列データ伝送部31.CRCテーブル32.ボート3
3.34とを備えている。
そして、CPU30としてはlチップマイコンが使用さ
れると共に、直列データ伝送部31としてはDART機
能を有するものが使用されている。
また、直列データ伝送部31は、ラインドラフィバ/レ
シーバ8を介して伝送路2に接続されると共に、ボート
33.34はエレベータ110機器6に接続されている
エレベータ110機器6としては、エレベータの暗表示
器や行先指定ボタンなどが含まれている。
第4図は、本発明方式で採用が可能なデータ伝送形式の
例を示す図であり、第4図(a)はアドレスlOビット
5データ8ビットの場合であり、また第4図(b)はア
ドレス16ビツト、データ16ビツトの場合である。
以下の説明では、第4図(a)に示されるアドレス10
ビツト、データ8ビツトの場合で説明する。
この場合、lKバイトの伝送容量となる。
後述するように、本発明方式では、アドレス。
データの識別をソフトウェア的に行なうようにしている
。漂準的なUArtTは、1フレームのデータ部(スタ
ートビット、ストップビット、パリティビット・を除<
)は、8ビツトである。各フレムのデータ部の先頭に、
アドレスかデータかを区別するビットを設け、これをア
ドレスのどきは“0°゛、データのときは゛1パとする
また、伝送アドレス長、データ長はそのシステムの要求
に合わせて決定する0例えば、アドレス長はそのシステ
ムが有するリモートステーションの数に対応する。
また、第4図(a)、 (b)にそれぞれ示されるよう
に、アドレス情報、データ情報のtLt&部にはそれぞ
れCRCコードが付加されており、このCRCコードの
付加はいわゆる分割CRC方式によって行なわれている
このように、アドレスとCRC,データとCRCそれぞ
れを合わせたものを、各データ部の後7ビツトに割振っ
て先頭1ビツトはアドレス情報であるならば’o”、デ
ータ情報であるならば″l゛″にすると、アドレス情報
、データ情報が完成する。
なお、第4図において、データが8ビツトの場合のよう
に、CRCを合わせたものが1度7の倍数のビット数に
ならないようなものは、そうなるようなビット数に調節
してアドレス情報、データ情報の作成を行なう。
先ず、本発明の方式で採用される分割CRC方式を説明
する。
これはチェックの対象となるデータ列を何ビットかに分
割し、分割した回数分CRCテーブルを参照して求める
という方式である。この方式の概念を説明するために2
進表現されているデータ列を多項式で表示する。
nビットの2進データ列をaa 、a、、・・・a a
 2 、 a 、+−1(al は0またはl)として
これに対応する多項式をao x’−” +a、X” 
” +−十a 、−2X −t−a t+−1と表わす
とする。
この多項式の乗除算は一般ものと同じで、加減算は次の
ように定義される。
OX’ +OX’ =lX’ +IX’ =OX’OX
’  +IX’  =IX 島−1−OXI=lX’l
x’=1x’         (+>すなわち、加算
と減算は同じであり、二数の計算は、Iル他的論理和で
ある。
CRCチェックを特徴づけるのは生成多項式(G (X
) )と呼ばれる多項式で、これは、デ夕刊の長さや精
度に対する要求により決められる。
CRCはコードチェックの対象となるデータ列D (X
)に生成多項式〇 (X)の最高次数を乗じたものを、
生成多項式G (X)で割った余りである。商をQ (
X>、CRCコードをR(X) 、 G(X)の最高次
数をkで表わすと、これらの関係は次式で表わされる。
D (X)・X” =G (X)・Q (X) +R(
X)・・・(2) このR(X)を左辺に移して D(、X) ・xk+R(x)=a (X) ・Q(X
)・・・(3) 送信側はこの左辺を送信する。これは当然右辺から見て
わかるようにG (X)で割り切れるものなので、受信
側は受けとったデータがG(X)で割り切れるかどうか
で、データの良否を判定するのが、CRCチェックであ
る。
今、データ列D(X)を2つに分割し、D (X) =
A (X)・X’ +B (X)・・・(4)として考
えたのが本発明方式であり、データの長さや、テーブル
の大きさに合わせて、この分割の数やビット数(S)は
定められる。簡単のなめ、ここでは上のように二つに分
割した場合を例にとって説明している。
(4)式を(2)式の左辺に代入して D (X)・Xk (A(X)・Xs十B(X))・xk =A (X)・X’  −X” +B (X)・Xk・
・・(5) ここでA(XiX’  についても(?)式が成り立つ
ので、 A (X)  ・Xk=G (X)  ・QA (X)
+RA  <X>     ・・・(6)として、これ
を(5)式の右辺に代入すると、D (X)・X5 =(G (X)・QA (x) +RA (x) )・
X’ +B (X)、Xk =G(X)−QA (x) ・xs +RA  (X)
、X” +B (X)−XK     −(7)この(
7)式の右辺第2項、第3項の和に対し、もう1回G 
(X)で割ることができる。すなわち、RA  (X)
 ・xs+B (X)、xk=:Q (x)・Qe  
(X) 十RA (X)・・・(8)したがって、(7
)式は、 D (X)・XK=G (X)(QA (X)、 XS
 +Q[l  (X) l +RB  (X)−(9)
これを(2)式の右辺と比較すると、このR8(X)こ
そ求めるR (X)であることがわかる。
このように、(4)式に示すようにデータ列D(X)を
2つに分け1次に(6)式に示すように上位からG (
X)で割った余りを求め、この余りと残りの項との和を
さらにG (X)で割って最終的なCRCコードを求め
るのが本発明方式である。
このとき、(6)式、(8)式で実際に割り算せずに余
りをテーブル参照で求めるのである。
ここでに≦Sすなわち、D (X)を分割する際。
B (X)の次数をG(X)の次数以上にしたとき−(
6)式、(8)式に対して同じテーブルを使うことがで
き、このときがメモリ的に最も効率的な分割となる。
以上はCRCコードを求める場合であるが、CRCチェ
ックを行う場合も考え方は同じで、以下の具体例でも、
CRCコードの生成についてのみ説明する。
次に、前記数式を参考に具体的なCRCコードの生成手
順について説明する。
11ビツトのデータ情報D (X)を、上位6ビツト(
A (X) )と下位5ビツト(B (X) )に分割
する。 A (X)でテーブルを参照するとRA(X)
が求まり、これと残りのB (X)との排他的論理和を
おこなったものRA (X) 十B (X)についても
う−度テーブル参照をすると、D (X)のCRCコー
ドが求まる。
ここでは、2分割についてのみしか説明していないが3
分割以上についても手Jfffjは同しである。
また、ここではB (X)とG (X)の字数と同じも
のにしているが異なるものにしてもよく、その時は、テ
ーブルは2種類必要となり、さらに、RA  (X)と
B (X)を排他的論理和する際にRA(X)をSビッ
ト左シフト、B (X)をにビット左シフトしてから行
う必要性も出てくる。
次に、第5図はマスタステーションのフローチャート、
第6図はリモートステーションのフローチャートであり
、以下これらのフローチャートに従って各ステーション
の動作を系統的に説明する。
マスタステーションは、第7図に示されるように、1サ
イクルの先頭でタイマA、タイマBをそれぞれスタート
させる(ステップ501)。
次に、送信したいアドレスをアドレス情報の形式に従っ
て変形し、各フレームのアドレス/データを示すビット
をクリアし、ROMテーブル12よりCRCを求め、第
2フレームのアドレスの次に付加しくステップ502>
 、これにより作成されたアドレス情報を伝送路2に送
出する(ステップ503)。
次にマスタステーションは、そのアドレスについて自分
がトーカ−であるかりスナであるかを判断しくステップ
504)、各処理に分岐する。
トーカ−処理の場合には、デュアルポートメモリ4のそ
のアドレスに該当するところからデータを取出してきて
データ情報の形式に合わせて変形し、各フレームのアド
レス/データを示すビットをセットし、CRCを求めて
第2フレームの後半に付加しくステップ505)、これ
により作成されたデータ情報を送信しくステップ506
)、 トカー処理が終了する。
その後、タイマの終了を待って(ステップ507)、次
のサイクルへと移行する(第7図参照)。
マスタステーションがリスナ処理の場合には、リモート
ステーションからの受信を待機する(ステップ508)
、この状態で2つのフレームの受信が完了したら、パリ
ティチェック、CRC,2つのフレームがデータフレー
ムであるかどうかをそれぞれ調べる(ステップ509)
すべてが正しければ、データ情報より8ビツトのデータ
を取出し、デュアルポートメモリ4に格納する(ステッ
プ510)、その後、タイマAが終了するのを待って次
のサイクルへと移行する(ステップ507)。
これらの途中で、リモートステーションからの応答がな
いなどの伝送異常があると、タイマBの割込みが発生す
る。
この割込みを受けると、マスタステーションは何らかの
エラー処理を施しくステップ502)、リターンアドレ
スを1サイクルの先頭にセットして(ステップ503)
、次サイクルへの制御へと移行する。
次に、各リモートステーションの動作について第6図を
参照しながら説明する。
各リモートステーションは、1サイクルの先頭でマスタ
ステーションからアドレス情報の受信を待つ、2フレー
ムの受信が終了したら(ステップ602)、各フレーム
がアドレスフレームであるかどうかをソフトウェア的に
調べ、アドレスフレムでなければ、次のフレームの受信
を待つ(ステップ603)。
2フレームがともにアドレスフレームならば、パリティ
チェック、CRCを調べ、エラーがあればその2フレー
ムは無視し、再び次の2フレームの受信を待つ(ステッ
プ604)。
これらのエラーチェックもOKしたら、アドレス情報よ
りアドレスを取出し、そのアドレスが自分のトーカ−ア
ドレスかりスナアドレスを調べ(ステップ601,60
1>、いずれかであれば各処理を行なう。
どちらでもなければ、そのアドレスは無視し、何もせず
に次サイクルへ移り、次のアドレス受信を待機する。
自己のトーカ−アドレスを受信したリモートステーショ
ンは、エレベータI10機器6に入力されている8ビツ
トデータを読込み、データ情報を作成しくステップ60
7)、伝送路に送出する(ステップ608)。
自己のりスナアドレスを受信したリモートステーション
は、次に送られてくるデータ情報を待機する。2フレー
ムの受信が終了したら(ステップ611)、各フレーム
がデータフレームであるかどうか、パリティチェック、
CRCを確認しくステップ612)、すべてが正常であ
るならば、ブタ情報からデータを取出し、エレベータI
10機器6にその8ビツトデータを出力する(ステ・ツ
ブ613)。
エラーが検出されたならば、何らかのエラー処理を方阪
す(ステップ614)。
受信したアドレスが、自分のものでなかったリモートス
テーションは、何もせずに1サイクルの先頭に戻り、次
のアドレス情報が送られてくるのを待機する。
これらの処理をマスタステーションはアドレス順に行な
い、最後のアドレスまできたら最初に戻るという処理を
繰り返し行なう。
以上説明じた実施例によれば、R近ビルの高層化、イン
テリジェントビル化に伴ない、リモートステーションの
数の需要が増大しているが、アドレス長を拡張すること
ができるため、その需要に柔軟に対応できる。
また、高速化の要求に対してもCPUのクロックを80
51チツプよりも速いものにし、また2つタイマの導入
により高速化が実現できる。
また、マスタステーションとりモートステーションはい
ずれか一方がトーカ−1他方がリスナの1対1の関係に
なっているが、1つのトーカ−に対して複数のリスナを
置くこともできる。
従って、1つのリモートステーションがトーカ−のとき
、他のリモートステーション及びマスタステーションの
両方がその内容を受けることができる。
また、バックアップ用のマスタステーションを置き、バ
ックアップ用は常時全アドレス内容をリスナーとしてデ
ータメモリに記憶し、マスターステーションが故障のと
き、バックアップ用がこれを切換えてマスタステーシコ
ンとしてΩくことができる。それまでの情報はデータメ
モリに記憶されているので支障なく切換えることができ
る。
[発明の効果] 以上の説明で明らかなように、本出願の第1の発明によ
れば、アドレス、データ共にその大きさをシステムに合
わせて自由に選択でき、多くのデータ量を必要とするス
テーション数の多いシステムに対応できる。
また、CPUの選択が自由になるためにシステムの要求
に合わせて最適なものを選択することができ、より柔軟
なシステム設計を可能とすることができるほか、特定C
PUの固有ハード機能を利用していないため、パリティ
チェック方式の採用も可能となる。
さらに、本出願の第2の発明によれば、処理速度の面で
も、マスタステーションが次サイクルへ移るまでの待ち
時間が大きく短縮され、高速性が向上する。
さらに、本出願の第3の発明によれば、どんなに長いデ
ータであっても、分割することにより。
比較的小さな容量のテーブルで、CRCコードを求める
ことができ、ハード回路を付加することなしに、ソフト
によって簡易にCRCチェックを実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方式のハードウェア構成戒を示すブロッ
ク図、第2図はマスタステーションのハードウェア構成
を示すブロック図、第3図はりモトステーションのハー
ドウェア構成を示すブロック図、第4図は伝送情報の形
式を示す図、第5図はマスタステーションの処理を示す
フローチャート、第6図はリモートステーションの処理
を示すフローチャート、第7図は本発明方式の伝送周期
を説明するタイムチャート、第8図は従来方式における
マスタステーションの処理を示すフローチャート、第9
図は同リモートステーションの処理を示すフローチャー
ト、第1O図は同情報形式を示す説明図、第11図は従
来方式における伝送周期を説明するためのタイムチャー
トである。 1・・・マスタステーション 2・・・伝送路 3・・・リモートステーション 4・・・デュアルポートメモリ 10.30・・・CPU 10a、30a・・・伝送制御部 10b、30b・・・CRC制御部 12.32・・・CRCテーブル 代ljj人31.・:::−三好力和

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)伝送容量に等しい伝送専用のデータメモリを有す
    る1台のマスタステーションと、複数台のリモートステ
    ーションと、これらのステーション間をつなぎ直列デー
    タを伝送する伝送路とを備え、前記データメモリの各ア
    ドレスに対し、トーカーとなるステーションとリスナと
    なるステーションが決められており、 前記マスタステーションは、アドレス情報を伝送路に送
    出して全リモートステーションに対してアドレスを通知
    し、 該アドレスに対しトーカーであるステーションはそれに
    応答してデータ情報を伝送路上に送出する一方、リスナ
    であるステーションはそれに応答して伝送路からデータ
    情報を受けとり、 これらトーカーとリスナとのデータ情報のやりとりを前
    記データメモリの最初のアドレスから最後のアドレスま
    で繰り返し行なうようにしたデータ伝送方式において、 前記アドレス情報及びデータ情報をそれぞれ複数伝送フ
    レームで構成するとともに、前記各ステーションで行な
    われるアドレス情報かデータ情報かの判別を、各伝送フ
    レーム中に付された特定ビットの値に基づき行なうこと
    、 を特徴とするデータ伝送方式。
  2. (2)前記マスタステーションは、トーカーとして機能
    する場合にはリモートステーションが応答可能な最小時
    間の経過を待って次の伝送サイクルへ移行する一方、リ
    スナとして機能する場合にはリモートステーションから
    データ情報を受けとるのを待って、またはリモートステ
    ーションからデータ情報を受けとらないまま所定の最大
    時間が経過するのを待ってから次の伝送サイクルへ移行
    すること、 を特徴とする請求項(1)記載のデータ伝送方式。
  3. (3)前記マスタステーション及びリモトーステーショ
    ン各々にCRCチェック専用のROMテープルを設け、 CRCコードの生成若しくはCRCチェックは送信され
    る若しくは受信したデータ列をROMテーブルの容量、
    生成多項式の次数に応じて複数に分割し、分割された上
    位データ列から順にROMテーブルの参照と演算を繰り
    返すことにより行われること、 を特徴とする請求項(1)記載のデータ伝送方式。
JP5211189A 1988-03-31 1989-03-06 データ伝送方式 Pending JPH021650A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5211189A JPH021650A (ja) 1988-03-31 1989-03-06 データ伝送方式

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-78958 1988-03-31
JP7895888 1988-03-31
JP5211189A JPH021650A (ja) 1988-03-31 1989-03-06 データ伝送方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH021650A true JPH021650A (ja) 1990-01-05

Family

ID=26392719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5211189A Pending JPH021650A (ja) 1988-03-31 1989-03-06 データ伝送方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH021650A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5345046A (en) * 1991-07-23 1994-09-06 Otis Elevator Company Voice communication for elevator
US5728337A (en) * 1995-07-19 1998-03-17 Toshiba Machine Co., Ltd. Twin screw extruder and an extruding method using the same
US9108171B2 (en) 2012-02-07 2015-08-18 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Method of manufacturing resin kneaded product
US10676603B2 (en) 2015-07-16 2020-06-09 The Japan Steel Works, Ltd. Method for producing resin composition

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5345046A (en) * 1991-07-23 1994-09-06 Otis Elevator Company Voice communication for elevator
US5728337A (en) * 1995-07-19 1998-03-17 Toshiba Machine Co., Ltd. Twin screw extruder and an extruding method using the same
US9108171B2 (en) 2012-02-07 2015-08-18 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Method of manufacturing resin kneaded product
US10676603B2 (en) 2015-07-16 2020-06-09 The Japan Steel Works, Ltd. Method for producing resin composition

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1173928A (en) Channel interface circuit
US4729095A (en) Broadcast instruction for use in a high performance computer system
US5398327A (en) Central processing unit including two-valued/n-valued conversion unit
JPH021650A (ja) データ伝送方式
JPH0612269A (ja) バス通信手段
US6738389B1 (en) Circuit and method for performing partial parallel data transfer in a communications system
JPS5918736B2 (ja) コ−ド変換方式
JPS607293B2 (ja) コ−ドテ−ブル作成方法
US5579483A (en) Communication controller for controlling multi-channel multiplex communication and having channel selection functions and memory for storing communication control data for each channel
WO2003071744A1 (en) Information communication controller interface apparatus and method
JPH0433416A (ja) シリアル送信用p/s変換装置
US4141077A (en) Method for dividing two numbers and device for effecting same
SU693364A1 (ru) Устройство сопр жени с магистралью
SU560211A1 (ru) Устройство дл числового программного управлени
SU1564641A1 (ru) Сетевой контроллер
KR930003450B1 (ko) 패리티변환방식을 이용한 프로세서간 데이터 송수신 장치
SU1547071A1 (ru) Преобразователь кодов
JPS60214660A (ja) 可変長デ−タ受信解析回路
JPH06343048A (ja) データ通信制御装置
JPS59181756A (ja) 通信制御装置
JPH0527969A (ja) 演算装置
JPS6189740A (ja) シリアルデ−タ送受信装置
JPH0527968A (ja) 演算装置
JPH06291750A (ja) 多点プログラマブル端末装置
JPS61148562A (ja) 情報処理装置におけるデ−タの移送方式