JPH0216491Y2 - - Google Patents

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JPH0216491Y2
JPH0216491Y2 JP1982173741U JP17374182U JPH0216491Y2 JP H0216491 Y2 JPH0216491 Y2 JP H0216491Y2 JP 1982173741 U JP1982173741 U JP 1982173741U JP 17374182 U JP17374182 U JP 17374182U JP H0216491 Y2 JPH0216491 Y2 JP H0216491Y2
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JP
Japan
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thin film
switch unit
terminal
film switch
housing
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JP1982173741U
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JPS5977731U (ja
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Publication of JPH0216491Y2 publication Critical patent/JPH0216491Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子式卓上計算機等に使用される押釦
スイツチに係るもので、耐湿性、気密性にすぐれ
た組立容易な押釦スイツチを提供することを目的
とするものである。
従来の押釦スイツチは接点部分をハウジング内
部に露出させたものが一般的であり、接点表面が
酸化や硫化を起こしやすい欠点があつた。また、
接点部分を密封するように構成した場合にも、ハ
ウジングに植設した固定端子と接点部分との接続
を半田付けやスポツト溶接などによつて行なつて
いたため、作業性が悪く、信頼性も充分でなかつ
た。
本考案は、このような従来の欠点に鑑み、薄い
シートで密封した薄膜スイツチユニツトを用いる
とともに、固定端子に尖鋭な形状をした接続部を
形成し、この接続部をシート上から薄膜スイツチ
ユニツトのリード部に突き刺すことによつて、固
定端子とリード部との電気的な導通をとるように
したものである。以下、その一実施例について図
面と共に説明する。
第1図及び第2図は本考案による押釦スイツチ
を断面にして示すもので、第1図はスイツチがオ
フの状態、第2図はプランジヤ1を押し下げてス
イツチをオンにした状態である。プランジヤ1は
上面板2と基体3からなるハウジング4に、図示
しないストツパで抜け出ないようにして上下動自
在に取付けられ、プランジヤ1とハウジング4の
間にはコイルスプリング5が介装される。薄膜ス
イツチユニツト6は、L字形に折り曲げてハウジ
ング4の内部に接着等の手段によつて固定されて
おり、スペーサ7を介して積層された柔軟なゴム
やプラスチツクからなる2枚のシート8,9と、
それぞれのシート8,9に取付けられた可動接片
10及び固定電極11を備えている。薄膜スイツ
チユニツト6の可動接片10と電極11からなる
接点部分はシート8,9及びスペーサ7によつて
密封されている。可動接片10は導電性ゴム等で
形成され、電極11は銅などの金属薄板から形成
される。第3図に展開して示すように、本実施例
においてはシート9の上に一対の電極11が設け
られている。それぞれの電極11は、互いに近接
して配置された接点部11aと、接点部11aか
ら導出されたリード部11bを有している。12
は上端がハウジング4に固定され下端が自由端と
なされた板ばねである。略くの字形の板ばね12
は、中央付近に突起12aを有し、下部に設けら
れた傾斜面12bがプランジヤ1の先端に当接し
ている。プランジヤ1を押し下げると、第2図の
ように板ばねの突起12aが右方に移動してシー
ト8の上から可動接片10を押圧し、可動接片1
0と対向した一対の接点部11aを継接するの
で、スイツチはオン状態となる。13はハウジン
グ4の底面の貫通孔3aに挿入して取付けられた
固定端子である。固定端子13は、第4図に示す
ように下端が尖つた端子部13cと、この端子部
13bの上部に一体形成され端子部13cよりも
側方に張り出したリング状の接続部13aを有し
ており、接続部13aの下面は切り込み13bを
設けるなどして鋭く尖らせてある。固定端子13
は、下方の端子部13cを薄膜スイツチユニツト
6に突き刺して貫通させてから貫通孔3aに挿入
植設され、その後接続部13aをシート8の上か
ら電極11のリード部11bに突き刺すことによ
り、リード部11bすなわち電極11との導通が
とられている。固定端子13の接続部13aは、
第5図に拡大して示すようにしつかりと薄膜スイ
ツチユニツト6に食い込み、薄膜スイツチユニツ
ト6の密封状態を損うことなく確実に電極11と
導通する。
なお、固定端子13の接続部13aの形状はリ
ング状に限ることなく、例えば第6図のような平
板状の接続部13′aを有する端子13′を用いて
もよい。また、薄膜スイツチユニツトは、可動接
片10を省いて、接点部を対向させた二つの電極
をそれぞれシート8及びシート9に設けた構成と
してもよい。端子部13cの下端は、薄膜スイツ
チユニツトを突き破れる程度に細く尖つたもので
あればよく、必ずしも先端の形状である必要はな
い。
以上説明したように、本考案は気密性のよい薄
膜スイツチユニツトをハウジング内に取付け、固
定端子の接続部をこのスイツチユニツトに突き刺
すことによつて、固定端子と電極との導通をとる
ようにしたものである。したがつて本考案によれ
ば、薄膜スイツチユニツトの電極と固定端子との
接続が簡単に達成され、組立が容易になるととも
に、耐湿性がよく信頼性にすぐれた押釦スイツチ
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案による押釦スイツチ
の一実施例を示す正面断面図、第3図は展開した
薄膜スイツチユニツトの部分平面図、第4図は固
定端子の斜視図、第5図は固定端子と電極の接触
状態を示す同スイツチ要部の拡大断面図、第6図
は固定端子の他の実施例を示す斜視図である。 1……プランジヤ、4……ハウジング、6……
薄膜スイツチユニツト、7……スペーサ、8,9
……シート、10……可動接片、11……電極、
13,13′……固定端子、13a,13′a……
接続部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定端子が植設されたハウジングと、ハウジン
    グに移動可能に取付けられたプランジヤと、プラ
    ンジヤの移動に伴なつて開閉される少なくとも一
    対の電極とを備えた押釦スイツチにおいて、電極
    がシートやスペーサで密封されてなる薄膜スイツ
    チユニツトをハウジングの内部に取付固定すると
    ともに、下端が尖つた端子部と該端子部の上部に
    一体形成され端子部よりも側方に張り出し且つ下
    面が尖つた接続部とを固定端子に設け、該端子部
    を薄膜スイツチユニツトに突き刺して貫通させ、
    該接続部を薄膜スイツチユニツトのシート上から
    電極に突き刺してなる押釦スイツチ。
JP17374182U 1982-11-17 1982-11-17 押釦スイツチ Granted JPS5977731U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17374182U JPS5977731U (ja) 1982-11-17 1982-11-17 押釦スイツチ

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JP17374182U JPS5977731U (ja) 1982-11-17 1982-11-17 押釦スイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS5977731U JPS5977731U (ja) 1984-05-25
JPH0216491Y2 true JPH0216491Y2 (ja) 1990-05-08

Family

ID=30378413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17374182U Granted JPS5977731U (ja) 1982-11-17 1982-11-17 押釦スイツチ

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JP (1) JPS5977731U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50150878A (ja) * 1974-05-25 1975-12-03
JPS5725625A (en) * 1980-06-09 1982-02-10 Illinois Tool Works Thin film push switch

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50150878A (ja) * 1974-05-25 1975-12-03
JPS5725625A (en) * 1980-06-09 1982-02-10 Illinois Tool Works Thin film push switch

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Publication number Publication date
JPS5977731U (ja) 1984-05-25

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