JPH02151296A - 電動機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明はインバータ装置の出力により電動機を通常運転
させる場合と寸動運転させる場合とを切換えることがで
きる電動機の制御装置に関する。

（従来の技術） この種の従来の装置を第４図に示す。即ち、１は寸動運
転指令スイッチであり、これがオンされると甘坊運転指
令入力回路２が・」動運転指令信号Ｓ２を出力する。３
は寸動運転周波数設定器であり、これに応じて寸動運転
周波数指令入力回路４が可動運転周波数指令信号Ｓ＆を
出力する。５はＶ／Ｆ　（電圧／周波数）パターン指令
入力回路であり、これは周波数Ｆに対する電圧Ｖの比を
記憶している。６は通常運転周波数設定器であり、これ
に基づいて通常運転周波数指令入力回路７が通常運転周
波数指令信号Ｓ１を出力する。８は制御回路であり、こ
れには上記寸動運転指令信号Ｓ２、可動運転周波数指令
信号Ｓ４及び通常運転周波数指令信号Ｓ７が与えられる
ようになっている。

そして、制御回路８は、通常運転時には、通常運転周波
数指令信号Ｓ７に基づいてＶ／Ｆパターン指令入力回路
５に第５図に示すように記憶された周波数Ｆ−電圧Ｖパ
ターンから電圧を読出し、インバータ装置を構成するト
ランジスタにベース電流を与えるベースドライブ回路９
を駆動して、インバータ装置の出力を指令された周波数
及びこれに応じて読み出された電圧に制御する。又、制
御回路８は、寸動運転指令スイッチ１がオンされて可動
運転指令１３号Ｓ２が人力される１動運転の場合には、
寸勤運転周波数指令信号Ｓ４に基づいて第５図に示す周
波数Ｆ−電電圧式パターン低周波数部分から電圧を読出
し、これに応じてベースドライブ回路９を駆動して、イ
ンバータ装置の出力を指令された周波数及びこれ゛に応
じて読出された電圧に制御するようになっている。

（発明が解決しようとする課題） 従来の構成では、通常運転及び１動運転の双方とも同一
の周波数Ｆ−？ｌｉ圧Ｖパターンで制御するので、通常
運転時に電動機を迅速に制御すべく周波数Ｆ−電電圧式
パターン高トルクに設定すると、例えば電動機による可
動運転時に物体の搬送或いは巻取り等の微調整移動を制
御しようとする場合には、トルクが高過ぎて円滑な制御
が行なえなくなる問題があった。

本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
、通常運転時と可動運転時とでインバータ装置の出力の
電圧と周波数との比を異ならせることができ、夫々電動
機を最適なトルクで制御が可能な電動機の制御装置を提
供するにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明の電動機の制御装置は、通常運転の場合と１動運
転の場合とでインバータ装置の出力の電圧と周波数との
比を異ならせるように制御する制御手段を設ける構成に
特徴を有する。

（作用） 本発明の電動機の制御装置によれば、通常運転時と可動
運転時とではインバータ装置が異なる周波数−電圧パタ
ーンによって制御されるので、電動機は夫々最適なトル
クで制御されることになる。

（実施例） 以下本発明の第１の実施例につき第１図及び第２図を参
照して説明する。

先ず、構成を述べる。１０は寸勤運転指令スイッチであ
り、これがオンされると１動運転指令入力回路１１が１
動運転指令信号Ｓｌｌを出力するようになっている。１
２は可変抵抗器からなる可動運転周波数設定器であり、
この抵抗値に基づいて寸勤運転周波数指令入力回路１３
が寸勤運転周波数指令信号Ｓ、１３を出力するようにな
っている。

１４は可動運転Ｖ／Ｆ　（電圧／周波数）パターン指令
入力回路であり、これは第２図実線で示す寸励運転用周
波数Ｆ−電圧Ｖパターンを記憶している。１５は通常運
転Ｖ／Ｆパターン指令入力回路であり、これは第２図破
線で示す通常運転用周波数Ｆ−電電圧式パターン記憶し
ている。１６は可変抵抗器からなる通常運転周波数設定
器であり、これの抵抗値に基づいて通常運転周波数指令
入力回路１７が通常運転周波数指令信号Ｓ１□を出力す
るようになっている。１８はＶ／Ｆパターン切換回路で
あり、これは、上記寸動運転Ｖ／Ｆパターン指令入力回
路１４及び通常運転Ｖ／Ｆパターン指令入力回路１５の
パターンが人力されていて、常には通常運転Ｖ／Ｆパタ
ーン指令入力回路１５のパターンを出力しｉ）るように
なっており、１動運転指令信号Ｓｔｔが与えられると寸
動運転Ｖ／Ｆパターン指令入力回路１４のパターンを出
力するようになっている。１９はマイクロコンピュータ
等からなる制御手段たる制御回路であり、これは、寸勤
運転指令信号Ｓ１！１寸動運転周波数指令信号５１３１
通常運転周波数指令信号３１７及びＶ／Ｆパターン切換
回路１８からのパターンが人力されて、後述するように
動作するようになっている。そして、制御回路１９は、
その動作によって電動機を運転制御するインバータ装置
を構成するスイッチング素子たるトランジスタにベース
電流を与えるベースドライブ回路２０を駆動するように
なっている。

次に、本実施例の作用につき説明する。

電動機に通常運転を行なわせる場合には、通常運転周波
数設定器１６を操作して電動機に対する周波数（速度）
を設定する。これにより、制御回路１９は、通常運転周
波数指令入力回路１７からの通常運転周波数指令信号Ｓ
ｔｔの周波数情報に基づいて通常運転Ｖ／Ｆパターン指
令入力回路］５の第２図実線で示す通常運転用周波数Ｆ
−電電圧式パターンらＶ／Ｆパターン切換回路１８を介
して電圧を読出し、ベースドライブ回路２ｏを駆動して
、インバータ装置の出力を上記通常運転周波数指令信号
ＳＩＦの示す周波数とこれに基づいて読出された電圧と
になるように制御する。

又、電動機に寸動運転を行なわせる場合には、寸動運転
周波数設定器１２を操作して電動機に対する周波数（速
度）を設定するとともに、可動運転指令スイッチ１０を
オンさせる。これにより、Ｖ／Ｆパターン切換回路１８
は可動運転指令信号Ｓ１１が与えられて寸勤運転Ｖ／Ｆ
パターン指令入力回路１４を選択するように切換わる。

可動運転指令信号Ｓｔｔは制御回路１９にも与えられ、
これにより、制御回路１９は、１動運転周波数指令入力
回路１３からの寸勤作運転周波数指令信号Ｓ１３の周波
数情報に基づいて寸勤運転Ｖ／Ｆパターン指令入力回路
１４の第２図破線で示す寸勤運転用周波数Ｆ−７１ｉ圧
ＶパターンからＶ／Ｆパターン切換回路１８を介して電
圧を読出し、ベースドライブ回路２０を駆動して、イン
バータ装置の出力を上記−Ｊ動運転周波数指令信号Ｓ１
３の示す周波数とこれに基づいて読出された電圧となる
ように制御する。この場合、第２図から明らかなように
、可動運転用周波数Ｆ−電圧Ｖパターンと通常運転用周
波数Ｆ−電圧■パターンを比較すると、可動運転時の電
圧Ｖと周波数Ｆとの比が通常運転時のそれよりも小に設
定されている。

このように、本実施例によれば、通常運転Ｖ／Ｆパター
ン指令入力回路１５及び寸勤運転Ｖ／Ｆパターン指令入
力回路１４を設けて、通常運転時と可動運転時とでこれ
らを切換えて用いるようにしたので、通常運転時には電
動機を高トルクで迅速に制御できるとともに、可動運転
時には電動機を低トルクで円滑に制御でき、従って、夫
々電動機を最適なトルクで制御することができるもので
ある。

尚、上記実施例では、Ｖ／Ｆパターン切換回路１８を設
けるようにしたが、これを省略して、制御回路１９に可
動運転指令信号Ｓｌｌの有無に応じて寸勤運転Ｖ／Ｆパ
ターン指令入力回路１４及び通常運転Ｖ／Ｆパターン指
令入力回路１５の一方を選択させる構成としてもよい。

第３図は本発明の第２の実施例であり、第１の実施例と
同一部分には同一符号を付して示し、以下異なる部分に
ついてのみ説明する。

即ち、寸動運転指令入力回路１１の可動運転指令信号Ｓ
ｌｌは、制御回路１つには人力されず、代わりに寸勤運
転Ｖ／Ｆパターン指令入力回路１４に人力されるように
なっている。この場合２寸勤運転Ｖ／Ｆパターン指令入
力回路１４は、寸勤運市云指令信号Ｓｔｔが入力される
と、可動運転用周波数Ｆ−電圧Ｖパターン（第２図実線
）を出力するようになっている。更に、制御回路１つは
、Ｖ／Ｆパターン切換回路１８を介して入力されるパタ
ーンが寸勤運転Ｖ／Ｆパターン指令入力回路１４からの
可動運転用周波数Ｆ−電圧Ｖパターン（、第２図実線）
か通常運転Ｖ／Ｆパターン指令入力回路１５からの通常
運転用周波数Ｆ−電圧Ｖパターン（第２図破線）かを判
断し得るようになっている。そして、制御回路１９は、
１動運転用周波ｗ　Ｆ　−ｒ＊圧パターンと判断した時
には、１動運転周波数指令入力回路１３からの可動運転
周波数指令信号Ｓ１３を選択し、通常運転用周波数Ｆ−
電圧Ｖパターンと判断した時には、通常運転周波数指令
入力回路１７からの通常運転周波数指令信号Ｓ１７を選
択し、以て、第１の実施例と同様の制御を行なうように
なっている。

従って、この第２の実施例によっても第１の実施例同様
の効果を得ることができる。

尚、上記各実施例では可動運転時の電圧と周波数との比
を通常運転時のそれよりも小に設定したが、必要があれ
ばこれが逆になるように設定するようにしてもよい。

［発明の効果］ 本発明の電動機の制御装置は以上説明したように、通常
運転時と可動運転時とでインバータ装置の出力の電圧と
周波数との比を異ならせることができ、夫々電動機を最
適なトルクで１；す御できるという優れた効果を奏する
ものである。

４　　図面ノア１！ｉ　１１１　ｆｉ説明第１図は本発
明の第１の実施例の電気的構成を示すブロック線図、第
２図は同実施例の作用説明用の周波数−電圧特性図であ
り、又、第３図は本発明の第２の実施例を示す第１図相
当図であり、そして、第４図及び第５図は従来例を示す
第１図及び第２図相当図である。

図面中、１１は寸動運転指令入力回路、１３は寸動運転
周波数指令入力回路、１４は寸動運転Ｖ／Ｆパターン指
令入力回路、１５は通常運転Ｖ／Ｆパターン指令入力回
路、１７は通常運転周波数指令入力回路、１９は制御回
路（制御手段）を示す。

出願人　　株式会社　　東　　芝 インバータ出力周波数Ｆ 第２図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、インバータ装置の出力により電動機を通常運転させ
   る場合と寸動運転させる場合とを切換えるようにしたも
   のにおいて、前記通常運転の場合と寸動運転の場合とで
   前記インバータ装置の出力の電圧と周波数との比を異な
   らせるように制御する制御手段を設けるようにしたこと
   を特徴とする電動機の制御装置。