JPH02150575A - 固定用oリング - Google Patents

固定用oリング

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Publication number
JPH02150575A
JPH02150575A JP30191588A JP30191588A JPH02150575A JP H02150575 A JPH02150575 A JP H02150575A JP 30191588 A JP30191588 A JP 30191588A JP 30191588 A JP30191588 A JP 30191588A JP H02150575 A JPH02150575 A JP H02150575A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
radius
curvature
main body
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30191588A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Shoji
正路 仁
Shinji Taniguchi
谷口 新二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP30191588A priority Critical patent/JPH02150575A/ja
Publication of JPH02150575A publication Critical patent/JPH02150575A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、Oリングに係り、詳しくは平面座の封止に供
される固定用0リング(以下、単にOリングという)の
改良に関する。
[従来の技術] 一般に圧縮式冷凍サイクルに採用される圧縮機は、機台
又は車両などへの取付けの際、相互のフランジによって
冷凍サイクルと結合されるが、圧縮機の製造完了から上
記取付けまでの間は、内部に水分や酸素を含まない低圧
の防錆用ガスを封入し、圧縮機側フランジの平面座には
吸、排気孔を閉塞するめくら蓋が締着されている。そし
て該圧縮機側7ランジの平面座に設けられたOリング取
付みぞには、はぼ円形断面をなす通常のOリングが装填
されて、正規の稼動状態における冷媒と共に上記防錆用
ガスの封止機能をも果している。
[発明が解決しようとする課題] しかして、上記圧縮機が冷凍ザイクルと結合される際に
は、締着を解いて上記めくら蓋を取外し、取外し後の平
面座には改めて配管系と連接したサイクル側7ランジが
締着される。
ところが、このような内圧用として使用される通常のO
リングは、その外周が取付みぞの外壁と密合するよう適
度の締代を与えられて装填されてはいるものの、みぞに
対づる自己保持力が至って弱小なため、ともすれば、め
くら蓋の取外し時に密着したOリングも追従して脱落し
たり、又は脱落しないまでも正常な装填姿勢が損なわれ
るといっだ事態を招きやすい。したがって、このような
事態に不用意な対処が行われると、異物の付着やOリン
グの噛み込みなどを生じて封止不良つまりガス濡れへと
進展してしまう。
本発明は、0リングの改良によって取付みぞからの安易
な脱落を効果的に防止することを、解決すべき技術課題
とするものである。
[1111題を解決するための手段] 本発明になるOリングは上記課題解決のため、所定の曲
率半径をもつ主体部と、リング径方向の少なくとも一方
の向きに膨出した主体部よりも小さな曲率半径の保持部
を有して非円形断面に形成され、かつ取付みぞの内外両
壁と密合するに足る締代が付与されるという新規な構成
を採用している。
上記Oリングの外周とみぞ外壁との間に締代が与えられ
ていることは、汎用のそれと比較してとくに変わるもの
ではないが、元来遊隙の存在していた0リング内周とみ
ぞ内壁との間にも、上記保持部を介して適正な締代が付
与されている点に本発明の大きな特色がある。
すなわち、取付みぞの収容断面積に対するOリングの総
断面積比(面積充填率)が1を超えないという大前提の
もとに、円形断面のOリングが取付みぞの内外両壁と最
小の締代を有して密合する状態を考えてみると、通常の
Oリングで8〜33%程度の範囲に設定されるつぶし代
は必然的に1−π/4%以下、実際にはこれよりも逃か
に下回る値に制限される。これに対し本発明Oリングの
断面形状は、主体部からリング径方向の少なくとも一方
の向きに膨出した保持部を有して非円形に形成されてい
るため、0リングの総断面積に比してみぞ幅方向の長さ
が大きく、上記封止のためのつぶし代及び自己保持用の
締代は、共に選択の自由度が格段と増加する。なお、本
発明のOリングは所期の物理的性質を有するものであれ
ば、とくに材質的な制限を課するものではない。
[作用] 本発明のOリングは上記保持部を膨出させたことにより
、つぶし代にこだわることなくOリング取付みぞの内外
両壁と密合するに足る締代を独立的に選択付与しうるの
で、みぞ壁面との摩擦抵抗つまり自己保持力が倍加され
て、めくら蓋の取外し時に生じゃすいOリングの12落
や移動は確実に防止される。
[実施例コ 以下、図に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図は圧縮式冷凍サイクルに採用される圧縮機のフラ
ンジ部分を示すもので、7ランジ10の吸、排気孔12
が開口する平面座14には、該吸、排気孔・12を囲繞
するように0リング取付みぞ16が設けられており、図
は冷凍ナイクルとの結合前であって、圧縮機内部に封入
した防錆用ガスを封止するため、上記平面座14にめく
ら蓋18が締着された状態を表わしている。勿論、冷凍
サイクルとの結合時には該めくら蓋18は取外され、こ
れに替って該平面座14には配管系と連接したサイクル
側7ランジ(図示せず)が締結される。
20はOリング取付みぞ16に装填されるOリングであ
って、第2図は該0リング20の自由状態を示し、第3
図は同じくOリング取付みぞ16への装填状態を拡大し
て示している。両図から理解できるようにOリング20
の断面形状は、所定の曲率半径Rをもつ主体部20aと
、リング径方向の内外双方に向けて膨出した主体部20
aよりも小さな曲率半径の保持部20bとから形成され
、これら両部20a、20bはなだらかな曲線によって
結ばれている。なお、保持部20bの膨出量及び曲率半
径は強度の許容範囲内で随意に選択でき、これによりO
リング20の総断面積に対するみぞ幅方向の長さWを十
分大きく設定することができる。そして保持部20bに
よって定まるOリング20の内外周には、共にOリング
取付みぞ16の内外両壁と密合し、高い自己保持力が得
られるまうに適度の締代が付与されているが、上記みぞ
幅方向の長さWに関連してみぞ幅Aも大きく設定できる
ので、つぶし代を左右するみぞ深さBを所望の値に選択
しても、面積充填率が1を超えないという既述の前提条
件を十分満足させることができる。
第4図は本発明0リングの別個を示すものであつて、該
Oリング200はリング径方向の内方に向けてのみ保持
部200bが膨出されており、前実施例と比較してOリ
ング200の総断面積に対するみぞ幅方向の長さの割合
、したがって図示のみぞ幅A′が幾分小さくなるきらい
はあるが、自己保持力を高めた上で、円形断面のものよ
りも大きなつぶし代を選択しうる点に相応の特長が存す
るものである。
[発明の効果] 以上、詳述したように本発明になるOリングは、主体部
からリング径方向の少な(とも一方の向きに膨出した保
持部を介して、Oリング取付みぞの内外両壁と密合する
よう構成したものであるから、装填ぎれた0リングは高
い自己保持力を有して、めくら蓋を取外す際に付随する
脱落や移動の虞れは全くなく、加えて封止性能の向上も
期待しうる。
しかも上記保持部の膨出によりOリングの総断面積に比
してみぞ幅方向の長さが大きく、これに伴って取付みぞ
の収容断面積も大きく設定しうるので、封止のためのつ
ぶし代及び自己保持用の締代の各上限値を低下させるこ
となく、それぞれ独立して自由な値を選択することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明0リングが装填される圧縮機のフランジ
部を示づ一部断面正面図、第2図は本発明の0リングの
実施例であって自由状態を示す縦断面図、第3図は同じ
く装填状態を示す拡大断面図、第4図は別の実施例の同
様な装填状態を示す拡大断面図である。 16・・・0リング取付みぞ  18・・・めくら蓋2
0.200・・・Oリング  20a・・・主体部20
b、200b・・・保持部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  所定の曲率半径をもつ主体部と、リング径方向の少な
    くとも一方の向きに膨出した主体部よりも小さな曲率半
    径の保持部を有して非円形断面に形成され、かつ取付み
    ぞの内外両壁と密合するに足る締代が付与されているこ
    とを特徴とする固定用Oリング。
JP30191588A 1988-11-29 1988-11-29 固定用oリング Pending JPH02150575A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30191588A JPH02150575A (ja) 1988-11-29 1988-11-29 固定用oリング

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JP30191588A JPH02150575A (ja) 1988-11-29 1988-11-29 固定用oリング

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Publication Number Publication Date
JPH02150575A true JPH02150575A (ja) 1990-06-08

Family

ID=17902644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30191588A Pending JPH02150575A (ja) 1988-11-29 1988-11-29 固定用oリング

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JP (1) JPH02150575A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH034971U (ja) * 1989-06-05 1991-01-18
JPH0579125U (ja) * 1992-03-27 1993-10-26 キーパー株式会社 シールリング
US5543707A (en) * 1992-09-30 1996-08-06 Seiko Epson Corporation Digital tester
JP2014122643A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Toyo Aluminum Ekco Products Kk パッキン
WO2019073695A1 (ja) * 2017-10-11 2019-04-18 Nok株式会社 ガスケット

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