JPH02140263A - 迅速結晶性ポリエステル組成物 - Google Patents

迅速結晶性ポリエステル組成物

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JPH02140263A
JPH02140263A JP1234563A JP23456389A JPH02140263A JP H02140263 A JPH02140263 A JP H02140263A JP 1234563 A JP1234563 A JP 1234563A JP 23456389 A JP23456389 A JP 23456389A JP H02140263 A JPH02140263 A JP H02140263A
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JP
Japan
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composition according
polyester resin
styrene polymer
composition
weight
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Pending
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JP1234563A
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English (en)
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Leonardo Fiore
レオナルド、フィオレ
Italo Borghi
イタロ、ボルギ
Andrea Mattiussi
アンドレア、マティウッシ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Montedipe SpA
Original Assignee
Montedipe SpA
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、迅速結晶性ポリエステル組成物に関する。
更に詳細には、本発明は射出成形用に特に好適な線形ポ
リエステルを基材とした組成物に関する。
ポリ−(エチレンテレフタレート)、そのコポリマーお
よび配合物のような飽和の線形熱可塑性ポリエステルは
、比較的低価格で製造される大川模製品であり、その結
晶状態では、高融点と調和した優れた物理的および機械
的特性を示す。
不運にも、前記のポリエステルを基材とする配合物は、
主として従来の鋳型を用いて好適に結晶化した製品を得
ることが困難であるために、射出成形の応用には余り用
いられていない。添加剤を含まないポリ−(エチレンテ
レフタ1ノート)(PET)はその溶融相からの結晶化
が遅く、この方法は経済的観点から不利であり、球晶型
の不均一な結晶構造を有する製品を生成し、衝撃強さが
劣り、表面が粗い。その加工には高成形温度が必要であ
り、寸法的に安定な製品を得るためには、鋳型中に長時
間滞留させる必要がある。実際に、不十分な結晶化製品
を早めに抜き取ると、この製品は経時的に更に結晶する
ので、容積が変化し、形状に歪みを生じることがある。
通常「成核剤」と称される、結晶化速度を増加させる物
質を含むポリ−(エチレンテレフタレート)(PET)
の成形組成物が知られている。
そのためには、下記の材料が用いられる。
(1)  (a)比較的高分子量のヒドロカルビル酸ま
たは少なくとも1個のカルボキシル基を有する有機ポリ
マーと、 (b) (a)に記載の酸またはポリマーのカルボキシ
ル基と反応することができるナトリウムおよび/または
カリウムイオン供給源とから誘導される材料。
(2)  エステル、ケトン、スルホン、スルホキシド
、ニトリル、アミド等の低分子量有機化合物。
しかしながら、更に高い結晶化速度または更に低い成形
温度が必要な場合には、前記の結晶化剤を多量に添加す
るだけでは、満足な結果は得られず、その効果は使用量
が増加すると共に減少したりまたは前記の化合物を含む
組成物から出発することによって製造される成形品の物
性に悪影響を及ぼすこともある。
更に、イオン性(塩、エステル)の成核剤を用いると、
ポリマーの分解現象が起こり、機械的特性が悪くなる。
それ故、低成形温度で高品質の最終製品を得るような射
出成形を行うことができ、結晶化速度が高く、製品の物
性に悪影響を与える有意な効果を生じない利用可能な組
成物を得ることか当業界で要請されている。
本出願人は、本質的にシンジオタクチック構造を有する
スチレンポリマーによって構成される新規な成核剤によ
り、前記の効果が得られることを見出だした。
それ故、本発明の目的は、成核剤として、本質的にシン
ジオタクチック構造を有するスチレンポリマーの有効量
を含んで成る迅速結晶性ポリ(エチレンテレフタレート
)組成物である。
本質的にシンジオタクチック構造を有するスチレンポリ
マーは既知生成物である。その製造は、モンテジソン(
Montedison)によるイタリア国特許出願第4
1,007 A/86号および第22,827 A/8
0号明細書に開示されており、その記載内容は本発明の
開示内容の一部として本明細書に編入される。
このスチレンポリマーの本質的なシンジオタクチック構
造は、X線回折法、IRスペクトル分分析 法、 H−NMRおよび13C−NMRから得られたデ
ーターによって確かめられた。
詳細には、本質的にシンジオタクチック構造を有するス
チレンポリマーは、そのIH−NMRスペクトルのメチ
ンおよびメチレン性プロトンの化学シフトがそれぞれ1
,9および1.4ppmであることを特徴としている。
更に、X線では、メチルエチルケトンでの抽出残渣は、
融解および同化の後に、13.1人1.7,6人、6.
46人、4.37人および2.58人の格子面間距離に
対応する最高強度の反射を示す。
本質的にシンジオタクチック構造を有するポリパラメチ
ルスチレンは、主鎖の−CH−基に結合した環炭素原子
の化学シフトの領域で140.8ppmに単一のピーク
を示し、ポリマー鎖の立体規則性が高いことを示してい
る。更に、本質的にシンジオタクチック構造を有するポ
リパラメチルスチレンから製造した延伸した繊維のX線
回折スペクトルは、鏡軸に沿った反復周期が5.1人で
あり、シンジオタクチック立体配置に典型的なポリマー
鎖の平面ジグザグ構造を示している。
本発明の開示および特許請求の範囲で用いられる[本質
的にシンジオタクチック構造」という表現は、かかる構
造が少なくともポリマー鎖の長い部分に沿って存在する
ことを意味している。
本発明の組成物に用いられる本質的にシンジオタクチッ
ク構造を有するスチレンポリマーの分子量は25,00
0から最大1,200,000までの範囲内(重量平均
分子Ji M wで表示)であることができるが、好ま
しくは100.000から最大goo、oooまでの範
囲内である。
融点が少なくとも250℃、特に260℃から最大27
5℃までの範囲内のシンジオタクチックスチレンポリマ
ーが好ましい。
「スチレンポリマー」の定義は、本明細書では、スチレ
ンのホモポリマーのみならず、−膜内に式0式% (式中、Rは6〜20個の炭素原子を有するアリル基、
アルキル−アリール基またはハロゲン置換アリール基で
ある)を有するビニル−芳香族モノマーのホモポリマー
ポリマー並びに、本質的にシ= 8− ンジオタクチック構造を有する限り、他のエチレン性不
飽和の共重合性モノマーの最大30重量%までとのコポ
リマーをも包含する。
ポリスチレンの外に、好ましいスチレンポリマーとして
は、シンジオタクチックポリパラメチルスチレンおよび
スチレンとポリパラメチルスチレンとのシンジオタクチ
ック構造を有するコポリマーを挙げることができる。
本発明による組成物を得るには、テレフタル酸のような
芳香族二酸または芳香族二酸の混合物またはシクロヘキ
サン−ジカルボン酸のような環状脂肪族酸およびそれら
のアルキルエステルと、エチレングリコール、ブチレン
グリコール等の脂肪族、芳香族または環状脂肪族グリコ
ールとのポリ縮合の周知の方法によって得られる任意の
サーモプラスチックポリエステル樹脂を用いることがで
きる。
「熱可塑性ポリスチレン樹脂」という用語は、芳香族酸
およびグリコールの外に、1〜16個の炭素原子を有す
る脂肪族酸および/またはオキシアルキレン鎖に1〜6
個の炭素原子を有するポリオキシアルキレン−グリコー
ルを0.01から最大10重量%までの範囲内の量で含
むポリ縮合生成物も包含するものと理解される。
一般的には、ポリエステルの分子量は5.000より大
きい。
ポリ(エチレンテレフタレート)(PET)および少量
のポリ−オキシエチレン−グリコールを含むそのコポリ
マーが好ましい。
成核剤はポリエステル樹脂に、 1、 通常はポリエステルに対して30重量%より大き
くない量、好ましくは0.01から最大10重重工まで
の範囲内の量で、直接に、または 2、 前記の成核剤を予め高濃度でポリエステル樹脂と
混合し、成核作用を行うことかできるマスターバッチを
得た後に加えることかできる。
前記のマスターバッチは、通常の配合技法に従い、成核
剤をポリエステル樹脂に対して0.5から最大約50重
量%までの範囲内、好ましくは2から最大30重量%ま
での範囲内の濃度で加えることによって得ることができ
る。
本発明の組成物を製造するのに用いられる成核剤を含む
マスターバッチの分子量および物理科学的特性、例えば
粘度は、操作条件、並びに使用されるポリエステル及び
スチレンポリマーの種類に応じて広範囲に変化し得る。
しかしながら、−膜内には本発明の成核剤を含むマスタ
ーバッチの粘度は、60:40フエノール/テトラクロ
ロエタン中0.25g/diの濃度で30℃で測定する
と、0.1 dl/gより大きく数平均分子量(Mn)
は1000より大きい。
成核剤を直接添加する場合(前記のケース1)には、成
核剤をポリエステル樹脂に対して好ましくは0.01か
ら最大約10重量%まての範囲内の量で溶融状態で熱可
塑性ポリエステル樹脂と混合する。
成核剤をマスターバッチによって添加する場合(前記の
ケース2)には、前記のマスターバッチをポリエステル
樹脂に対して1から最大約50重量%までの範囲内、好
ましくは2から最大約20重量%までの範囲内の量で樹
脂に加える。
本発明の迅速結晶性ポリエステルは、高結晶化温度、高
結晶化速度、分布の均一性、および低成核剤濃度を特徴
とする。
詳細には、高結晶化速度は、極めて低濃度の成核剤を直
接添加することによって得ることかでき(前記のケース
1)、更に、成核剤をマスターバッチによって加えると
きにも、ポリエステル組成物の粘度が著しく変化するこ
となく良好な成核速度が得られる。
成核剤のポリエステル樹脂への添加は、溶融ポリエステ
ルマスに添加剤を加える任意の従来の方法、例えばミキ
サー、押し出し機等の中での混合技法によって行うこと
ができ、本発明の組成物を得ることができる。
組成物には、ガラス繊維、炭素繊維、ホウ素繊維等の不
活性充填剤および/またはガラス、雲母ゼオライト、グ
ラファイト、タルクなどの無機粒子およびアラミジン繊
維、ポリアクリロニトリル繊維等の有機繊維を加えるこ
とができる。
更に、所望ならば通常の添加剤および/または助剤を本
発明の組成物に加えて、熱的安定性、酸化的安定性およ
び光安定性の特性を改良することができる。他の添加剤
、例えば顔料、染料、難燃剤、離型剤、各種の不活性充
填剤も同様に加えることができる。他の種類の熱可塑性
樹脂を少量、またはゴム状組成物を少量、前記の組成物
に加えて衝撃強さの特性を付与することができる。
本発明の組成物を用いて、射出成形または押し出し技法
によって多数の最終製品を製造することができ、特に、
自動車部品、電気部品等を製造することができる。前記
の組成物を、繊維、フィルム、シート等に用いることも
できる。
本発明によるポリエステル組成物は、添加剤を含まない
対応するポリエステル樹脂よりも短時間および高温で完
了する溶融状態からの結晶化工程を特徴とする。
この挙動は示差走査型カロリメーター(DSC)による
分析によって観察され、これから初期結晶化温度を見る
ことができ、最大結晶化速度の温度および最終結晶化温
度は、総て本発明による添加剤を含まないポリエステル
樹脂の対応する温度より高く且つ一層狭い範囲内にある
本発明によるポリエステル組成物のもう一つの利点は、
例えばポリ−(エチレンテレフタレート)コポリマーを
含むようなもの等については、溶トJ:組成物を400
℃/分より大きい冷却速度で迅速に冷却しても、低温結
晶化工程が生じないことである。この挙動は、本発明の
組成物における溶融マスからの結晶化工程は生成物を極
めて急速に冷却(すなわち急冷)するときにも起こるこ
とを意味している。これは、寸法的に安定な最終製品を
得ることができるという点において、射出成形法におい
て疑う余地のない技術的利点である。
本発明を更に理解するため、且つ本発明を実施するため
、幾つかの例示的で非制限的な例を以下に報告する。
成核剤の効率の評価は、示差熱分析によって測定される
溶融マスからの冷却の際のポリエステル樹脂および成核
剤から成る化合物の結晶化温度のピークに基いて行う。
固有粘度(η)は、[io : 40のフェノール、テ
トラクロロエタン混合物中で30°Cで0.25g/d
lの濃度で測定する。
数平均分子ffi(Mn)および重量平均分子量(Mn
)は、溶媒としてm−クレゾールを用いて、100℃で
ゲル透過クロマトグラフィ (GPC)によって計算し
た。
溶融マスからの結晶化、初期結晶化(T1)および最終
結晶化(T2)温度はパーキン・エルマー(Perki
n Elller) DSC7示差カロリメーターを用
いて、結晶化発熱のピーク、開始、および終了時の温度
を読むことによって測定した。
実施例1〜2 ミキサー中に、予め12時間120℃で真空で乾燥した
固有粘度が0.78 dl/gのポリ(エチレンテレフ
タレート)と、クマ・ガバ(Kuma Gava)抽出
装置で24時間行ったMEK(メチルエチルケトン)で
の抽出残渣93%を有するシンジオタクチックポリスチ
レンであって、重量平均分子量(135℃でオルト−ジ
クロロベンゼン中でウォータース(Waters) 1
5(l ALC−GPC装置を用いて行ったゲル透過ク
ロマトグラフィ (G P C)による分析によって測
定)がeeo、oooで、融点(パーキン・エルマー(
Perkin Elmer)DSC7示差カロリメータ
ーを用いて結晶化発熱のピーク温度を走査速度40’C
/分で読むことによって測定)が275℃のものとを、
表−1に示す比率で混合する。
X線で観察すると、ポリスチレンのメチルエチルケトン
(MEK)での抽出残渣は、融解および同化の後、格子
面間距離が13.1.A、 7.6人、6.46A、 
4.37人および2.58人に対応する最高強度の反射
を示す。
プルカー(BRUKER) AM−300装置を用いて
、ジクロロベンゼン中で125℃で、ヘキサメチルジシ
ロキサンを内部標準として用いて行ったポリスチレンの
’H−NMRスペクトルでは、メチンおよびメチレン性
プロトンの化学シフトはそれぞれ1.9および1.4 
pJ)IIIである。
前記のポリスチレンは、モンテジソン・ニス・ピー・エ
イ(Montedison S、p、A、)によるイタ
リア]6− 国特許出願第41.007 Al88号明細書に開示さ
れている方法によって製造した。
こうして得られた化合物を280’Cで押出した。
こうして得られた組成物の物理化学的特性を表1に示す
表−1 実施例No。
順: ポリ(エチレンテレ フタレート)、重量% ポリスチレン、重量% 特性: 溶融マスからの結晶化 初期結晶化温度、℃ 最終結晶化温度、℃ 結晶化ピーク温度、℃ エネルギー変化 (ΔH) 、 Jug 実施例4〜6 実施例1と同様の方法で、固有粘度が0.81417g
のポリ(エチレンテレフタレート)のコポリマーであっ
て、ジメチルテレフタレート120モル、エチレングリ
コール219モルおよび分子Jul、500のポリオキ
シエチレン−グリコール1モルのポリエステル交換によ
って製造されたものと、実施例1に記載の特性を有する
シンジオタクチックポリスチレンとによって構成される
化合物を製造する。
化合物の組成および特性を、下記の表−2に示す。
/ 表 実施例  4 組成: コポリエステル、重量%  100 ポリスチレン、重量% 特性: 溶融マスからの結晶化 初期結晶化温度、℃214 最終結晶化温度、’C11,5 結晶化ピ一ク温度、℃195 エネルギー変化 (ΔH) 、 J/g       −37480℃/
分で急冷した後の 低温結晶化 初期結晶化温度、’C83 最終結晶化温度、’C1,44 結晶化ピ一ク温度、℃124 エネルギー変化 (ΔH) 、 J/g       −221511,
47 21021,4 なし  なし なし  なし なし  なし なし なし 480℃/分での急冷後の融解 初期融解温度、’C2011,87+82最終融解温度
、℃257 282 279融解ピ一ク温度、’0  
 250 254 25gエネルギー変化 (ΔH)、J/g   4040旧

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱可塑性ポリエステル樹脂と有効量の成核剤を含ん
    で成る迅速結晶性ポリ−(エチレンテレフタレート)組
    成物であって、前記の成核剤が本質的にシンジオタクチ
    ック構造を有するスチレンポリマーであることを特徴と
    する組成物。 2、本質的にシンジオタクチック構造を有するスチレン
    ポリマーの平均分子量が25,000から最大1,20
    0,000までの範囲内、好ましくは100,000か
    ら最大800,000までの範囲内である、請求項1に
    記載の組成物。 3、スチレンポリマーの融点が少なくとも 250℃であり、好ましくは260℃〜275℃の範囲
    内である、請求項1または2に記載の組成物。 4、本質的にシンジオタクチック構造を有するスチレン
    ポリマーが、スチレンホモポリマー、式 CH_2=CH−R (式中、Rはアルキル−アリール基またはハロゲン置換
    アリール基である)を有するビニル−芳香族モノマーの
    ホモポリマーまたは更にエチレン性不飽和の共重合性モ
    ノマーを最大30重量%まで含むこれらのコポリマーで
    ある、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。 5、本質的にシンジオタクチック構造を有するスチレン
    ポリマーが、その1^H−NMRスペクトルのメチンお
    よびメチレン性プロトンの化学シフトがそれぞれ1.9
    および1.4ppmであり、メチルエチルケトン(ME
    K)での抽出残渣が融解および固化の後に、X線では1
    3.1Å、7.6Å、6.46Å、4.37Åおよび2
    .58Åの格子面間距離に対応する最高強度の反射を示
    すポリスチレンである、請求項1〜4のいずれか1項に
    記載の組成物。 6、本質的にシンジオタクチック構造を有するスチレン
    ポリマーが、ポリ−パラメチルスチレンであって、その
    延伸した繊維のX線回折スペクトルの鎖軸に沿った反復
    周期が5.1Åであり、その1^3^C−NMRスペク
    トルが、主鎖の−CH−基に結合した環炭素原子の化学
    シフトの領域で140.8ppmに単一のピークを示す
    ものである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成
    物。 7、本質的にシンジオタクチック構造を有するスチレン
    ポリマーの添加量が熱可塑性ポリエステル樹脂に対して
    30重量%以下、好ましくは0.01〜10重量%の範
    囲内の量である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の
    組成物。 8、成核剤を別途に製造したマスターバッチとして加え
    る、請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物。 9、前記マスターバッチを、本質的にシンジオタクチッ
    ク構造を有するスチレンポリマーを、ポリエステル樹脂
    に対して0.5重量%から最大30重量%まで、好まし
    くは2重量%から最大30重量%までの範囲内の量で、
    ポリエステル樹脂と混合することによって製造する、請
    求項8に記載の組成物。 10、前記のマスターバッチを、前記のポリエステル樹
    脂に対して1〜50%、好ましくは2から最大20%ま
    での範囲内の量で、前記のポリエステル樹脂に加える、
    請求項8または9に記載の組成物。 11、ポリエステル樹脂がポリ−(エチレンテレフタレ
    ート)またはポリ−オキシエチレン−グリコールから誘
    導される単位を有するそのコポリマーである、請求項1
    〜10のいずれか1項に記載の組成物。
JP1234563A 1988-09-09 1989-09-08 迅速結晶性ポリエステル組成物 Pending JPH02140263A (ja)

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