JPH02124571A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法

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JPH02124571A
JPH02124571A JP16018989A JP16018989A JPH02124571A JP H02124571 A JPH02124571 A JP H02124571A JP 16018989 A JP16018989 A JP 16018989A JP 16018989 A JP16018989 A JP 16018989A JP H02124571 A JPH02124571 A JP H02124571A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ハロゲン化銀カラー写真感光材料(以下感光
材料ともいう)用自動現像機及び処理方法に関し、詳し
くは未露光部のかぶり濃度が低く、安定な処理を可能な
らしめる自動現像機及び処理方法に関するものである。
[発明の背景] 一般に像様露光された感光材料を処理してカラー画像を
得るには、発色現像工程の後に、生成された金属銀を脱
銀し、その後水洗、安定ないし水洗代替安定等の処理工
程が設けられる。
しかるに、感光材料は現像所に設けられた自動現像機に
てランニンク処理することか行われているが、ユーザー
に対するサービス向上の一環として、現像受付日その日
の内に現像処理してユーザーに返還することか要求され
、近時てば、受(−1から数時間て返還することさえも
要求されるようになり、ますます迅速処理技術の開発が
急がれている。
その結果として、現在の主要なカラーベーパー感光材料
の処理時間・工程・温度は次のようなレベルに達してい
る。即ち、例えばカラー印刷紙の現像時間は、 8.5
分、処理温度は32.8°Cないし33°Cて処理時間
の内訳は発色現像3.5分、漂白定着1.5分、水洗3
.5分の3工程からなり、これに含まれるシステム技術
は米国特許3,582,322号及び西独公開特許(O
LS)2,160,872号等に開示されている。
さらに近時ては、プロセスRA−4と呼ばれる塩化銀主
体の乳剤を用いたカラーペーパーによる迅速処理(現像
時間は3分、処理温度は35°Cで、処理時間の内訳は
、発色現像45秒、漂白定着45秒、安定90秒の3工
程からなる)も、イーストマン・コタツク社から提案さ
れてきている。
これら感光材料の迅速処理について従来技術をみると、 (1)感光材料の改良による技術、 (2)現像処理時の物理的手段による技術、(3)現像
処理に用いる処理液組成の改良による技術、 に大別され、 前記(1)に関しては、■ハロゲン化銀組成の改良(例
えば、特開昭51−77223号に記載の如きハロゲン
化銀の微粒子化技術や特開昭58−18142号、特公
昭55−18939号に記載の如きハロゲン化銀の低臭
化銀技術)、■添加剤の使用(例えば、特開昭56−6
4339号に記載の如き特定の構造を有する1−アリー
ル−3−ビラソリトンをハロゲン化銀カラー写真感光材
料に添加する技術や特開昭57−144547号、同5
8−50534号、同58−50535号、同5850
536号に記載の如き1−アリールビラソリトン類を感
光材料中に添加する技術)、■高速反応性カプラーによ
る技術(例えば、特公昭51−10783号、特開昭5
0−12:1342号、同51−102635号に記載
の高速反応性イエローカプラーを用いる技術)、■写真
構成層の薄膜化技術(例えば、特開昭62−65040
号に記載の写真構成層の薄膜化技術)等があり、前記(
2)に関しては、処理液の攪拌技術(例えば、特開昭6
2−180369号に記載の自動現像機内処理液の攪拌
技術)等があり、 そして、前記(3)に関しては、■現像促進剤を用いる
技術、■発色現像主薬の濃厚化技術、■ハロゲンイオン
、特に臭化物イオンの濃度低下技術等が知られている。
上記各種迅速処理技術においても、前記(1)の技術に
関する高濃度の塩化銀を用いた感光材料を使用する技術
(例えば、特開昭58−95345号、同60−191
40号、同58−95735号等明細書に記載)は特に
優れた迅速化性能を与えるものてあり、近時、例えばイ
ーストマン・コタツク社はエクタカラー2001ベーパ
ーとして、コニカ■はコニカカラーQAベーパーとして
実用化されてきている。
しかしながら、これら迅速化技術は、いずれも物理的又
は化学的に高活性な状態を形成するために、感光材料の
未露光部にかぶりを生じやすく特に高濃度の塩化銀(と
りわけ80モル%以上の塩化銀構成層を有するもの)を
用いた感光材料においては迅速特性がよいだけ、かぶり
も生じやすい欠点を有している。とりわけ、感光材料が
カラーベーパーである際には、この未露光部に発生する
かぶりは商品的価値をなくしてしまう程、大きな問題と
なる。
本発明者らは、前述のプロセスRA−4よりさらに迅速
な処理を探索している中て、処理工程の中で、エアタイ
ム比率(感光材料が、処理工程において、処理液に触れ
てから次なる工程の処理液に入るまての時間の中で気体
中に存在する時間の比率)が迅速処理時のかふりに大き
な影響を持つことを見い出し本発明に至ったものである
この効果は、必ずしも定かてはないかエアタイム比率を
多くすると、現像液ないし感光材料中の発色現像主薬の
酸化物や有機抑制剤か未露光部ハロゲン化銀の感光核に
選択的に吸着しやすくなり、かぶりを抑制するものと推
察され、さらに漂白液ないし漂白定着液ではエアタイム
比率が多くなることにより、感光材料に付着した漂白剤
として用いられたエチレンジアミン四酢酸第1鉄塩が第
2鉄塩になりやすく、これにより漂白反応が進行しやす
く、これによってもかぶりが抑制されることに因るもの
と推察される。
さらに、発色現像工程中のエアタイム比率を大きくする
ことて、高活性処理時に発生しやすい自動現像機下部タ
ーンローラーへの色素の染着も抑制される効果も認めら
れた。これは、超迅速処理ては乳剤層は発色現像液中て
急速に膜W潤と、色素形成が行なわれるが、この際、ロ
ーラー等て物理的に乳剤面に圧力がかかると、生成色素
が溶出し、ターンローラーに染着することによるものて
、この染着色素が別の感光材料に転写し、問題を生しる
ことに因ることが判った。これをエアタイム比率を大き
くすることで、W潤をコントロールでき色素染着か改良
てきるものと推察される。
さらにまた、漂白工程ないし漂白定着工程のエアタイム
比率を大きくすることて、漂白剤であるエチレンシアミ
ン四酢酸第1鉄塩の第2鉄塩への再生を促進し、残留銀
を減少させる効果もあることが判った。
本発明はこれらの知見に基づいてなされたものであり、
上記の各効果は、いずれも、これまて自動現像機のエア
タイムは短い程よいという写真業界の常識をくつがえす
ものてあり、驚くべき効果といえる。
[発明の目的] 従って、本発明の目的は、第1に超迅速処理を可能なら
しめる感光材料用自動現像機及びその自動現像機を用い
た感光材料の処理方法の提供にあり、第2の目的は、超
迅速処理時にもかぶりの発生が少なく安定した処理を可
能とする感光材料用自動現像機及びその自動現像機を用
いた感光材料の処理方法の提供にある。更に第3の目的
は、自動現像機の下部ターンローラーにおける感光材料
の色素の染着が改良された感光材料用自動現像機及びそ
の自動現像機を用いた感光材料の処理方法の提供にある
。更に第4の目的は、脱銀性能が改良された感光材料用
自動現像機及びその自動現像機を用いた感光材料の処理
方法の提供にある。この他の目的は以下の明細文の中て
明らかになろう。
[発明の構成コ 本発明者らは上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた
結果、本発明に至ったものである。
即ち、本発明に係る感光材料用自動現像機は、像様露光
された感光材料を発色現像処理工程の後直ちに漂白能を
有する処理工程て処理する構成の感光材料用自動現像機
において、該処理工程の少なくとも一つのエアタイム比
率か15〜65%である構成を有することを特徴とする
また上記自動現像機を用いた本発明に係る写真感光材料
の処理方法は、像様露光された感光材料を発色現像処理
工程、漂白能を有する処理工程て処理する感光材料の処
理方法において、該処理工程の少なくとも一つのエアタ
イム比率か15〜65%であることを特徴とする。
更に、本発明に係る感光材料用自動現像機の好ましい実
施態様は、■前記感光材料か塩化銀を少なくとも80モ
ル%含有するハロゲン化銀乳剤を有する層を少なくとも
一層含有すること、■前記感光材料用自動現像機の発色
現像処理工程の処理時間か35秒以内である処理槽を有
すること、■前記感光材料用自動現像機の漂白能を有す
る処理工程の処理時間が40秒以内である処理槽を有す
ること、■前記漂白能を有する処理工程か漂白定着工程
であること、■前記処理工程の全てのエアタイム比率が
各々15〜65%である構成を有すること■前記自動現
像機の処理工程が、発色現像処理工程、漂白定着処理工
程、安定処理工程て順次処理する構成を有すること、で
ある。
本発明において、処理工程のエアタイム(Air−ti
me)比率とは、感光材料が処理工程において処理液に
触れてから次なる工程の処理液に接触するまての時間の
中て空気中に存在する時間の占める割合を言い、例えば
発色現像処理工程のエアタイム比率とは、発色現像液に
感光材料の先端部が触れてから、この先端部が次なる工
程である漂白又は漂白定着液に触れるまでの時間A、即
ち発色現像処理工程の処理時間Aに対し、この先端部が
発色現像液から出て次工程である漂白又は漂白定着液に
入るまでの時間(エアタイム)Bの割合(B/Ax  
]On(%))を言う。尚、発色現像槽か例えば2つの
槽から成り、その間にエアに接触する時間かある場合、
空気中に存在する時間の合計を上記Bとする。
漂白液若しくは定着液又は漂白定着液、安定液等の他の
処理液のエアタイム比率も同様に定義される。
本発明においては、前記エアタイム比率が15〜65%
てあり、好ましくは20〜50%、より好ましくは25
〜40%の範囲である。
本発明に用いる発色現像液には、従来保恒剤として用い
られているヒドロキシルアミンに代えて、−形成[1]
で示される化合物(以下本発明の保恒剤ということもあ
る。)が迅速性及びかぶり抑制の点から用いられること
が好ましい。
−形成[エコ 式中、R1及びR2はそれぞれアルキル基又は水素原子
を表ず。但しR1及びR2の両方か同時に水素原子であ
ることはない。またR1及びR2は環を形成してもよい
一般°式[I]において、R1及びR2は同時に水素原
子てはないそれぞれアルキル基または水素原子を表すが
、R1及びR2て表されるアルキル基は、同一でも異な
ってもよく、それぞれ炭素数1〜3のアルキル基か好ま
しい。Ro及びR2のアルキル基は置換基を有するもの
も含み、また、R1及びR2は結合して環を構成しても
よく、例えばピペリジンやモルホリンの如き複素環を構
成してもよい。
−形成[I]て示されるヒドロキシルアミン系化合物の
具体的化合物は、米国特許3,287,125号、同3
,293,034号及び同3,287,124号等に記
載されているが、以下に特に好ましい具体的例示化合物
を示す。
以下余白 これら本発明の化合物は、通常遊離のアミン、塩酸塩、
硫酸塩、p−)ルエンスルホン酸塩、シュウ酸塩、リン
酸塩、酢酸塩等の形て用いられる。
発色現像液中の本発明の一般式[I]で示される化合物
の濃度は、通常0.2g/文〜50g/文、好ましくは
0.5g/4〜30g1、さらに好ましくはIg/文〜
15g/文である。
本発明の一般式[I]て示される化合物は、従来の感光
材料用の発色現像液中に、保恒剤として広く使用されて
きたヒドロキシルアミン硫酸塩に代えて使用されるが、
本発明の化合物のうち、例えばN、N−ジエチルヒドロ
キシルアミンは、白黒現像主薬を添加した発色現像液に
おいて、白黒現像主薬の保恒剤として使用することが知
られており、例えばカプラーを含有する発色現像液を使
用し反転法によってカラー写真感光材料を現像する、い
わゆる外式発色法において、フェニドンと共に使用する
技術か挙げられる(特公昭45−22198号公報参照
)。
本発明に用いられる発色現像液は、迅速処理性及び色素
染着の点から亜硫酸塩濃度が発色現像液1!:L当り4
 X 10−’モル以下であることか好ましく、より好
ましくは2 X 10−’〜0モルである。これは発色
現像液中の亜硫酸濃度が高い場合には従来より使用され
てきた高臭化銀含有乳剤に比べ高塩化銀乳剤ははるかに
影響を受は易く、大幅な濃度低下を引き起こすためであ
る。
本発明に用いられる亜硫酸塩としては、亜硫酸ナトリウ
ム、亜硫酸カリウム、重亜硫酸ナトリウム、重亜硫酸カ
リウム等か挙げられる。
本発明においては、現像主薬としては水溶性基を有する
p−フェニレンシアミンか好ましい。該水溶性基を有す
るp−フェニレンシアミン系化合物の水溶性基は、p−
フェニレンシアミン系化合物のアミノ基またはベンゼン
核上に少なくとも1つ有するものて、具体的な水溶性基
としては、−(CI+2)。−〇l+□叶、 −(CH2)lI−NH3O2−(CH2)n−CH3
、(CH2)、−0−(CH2) 、、−C113、(
C112CI+20)nC,H□、、、(m及びnはそ
れぞれO以上の整数を表す。) 、−00011基、−
3O3H基等が好ましいものとして挙げられる。
本発明おいては以下の発色現像主薬か迅速処理時のかぶ
りを抑制する点から好ましく用いられる。
以下余白 [例示発色現像主薬] N1(2 R)1゜ N11゜ N11゜ 乙4 上記例示した発色現像主薬の中でも本発明に用いて好ま
しいのは例示No、(A′−1) 、(A” −2)、
(A′−3) 、(A′−4) 、(A′−6) 、 
(A’−7)及び(A’−15)て示した化合物であり
、特に好ましくはNo、 (A′−1)である。
上記発色現像主薬は通常、塩酸塩、硫酸塩、p−トルエ
ンスルホン酸塩等の塩のかたちで用いられる。
本発明に用いられる水溶性基を有するp−フェニレンシ
アミン系化合物は、迅速性の点から発色現像液1文当り
 1.5X 10−2モル以上であることが好ましく、
より好ましくは2.OX 10−”〜1.Ox 10−
’モルの範囲であり、より特に好ましくは2.5×1O
−2〜7.OX 10−2モルの範囲である。
本発明の発色現像液には上記成分の他に以下の現像液成
分を含有させることかできる。
アルカリ剤として、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、ケイ酸塩、メタホウ酸ナトリウム、メタホウ酸
カリウム、リン酸3ナトリウム、リン酸3カリウム、ホ
ウ砂等を単独て又は組合せて、上記効果、即ち沈殿の発
生かなく、pH安定化効果を維持する範囲て併用するこ
とかてきる。さらに調剤上の必要性から、あるいはイオ
ン強度を高くするため等の目的て、リン酸水素2ナトリ
ウム、リン酸水素2カリウム、重炭醇ナトリウム亜炭酸
カリウム、ホウ酸塩等の各種の塩類を使用することかて
きる。
また、必要に応して、無機及び有機のかふり防止剤を添
加することかてきる。
更にまた、本発明の発色現像液には、以下の現像促進剤
を用いることか好ましい。現像促進剤としては米国特許
2,648,604号、同3,671,247号、特公
昭114−950:1号公報て代表される各種のピリジ
ニウム化合物や、その他のカチオン性化合物、フェノサ
フラニンのようなカチオン性色素、硝酸タリウムの如き
中性塩、米国特許2,533,990号、同2,531
,8:12号、同2,950,970号、同2,577
.127号及び特公昭44−9504号公報記載のポリ
エチレンクリコールやその誘導体、ポリチオエーテル類
等のノニオン性化合物、特公昭44−9509号公報記
載の有機溶剤や有機アミン、エタノールアミン、エチレ
ンシアミン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミ
ン等が含まれる。また米国特許2,304.925号に
記載されているフェネチルアルコール及びこのほが、ア
セチレンクリコール、メチルエチルケトン、シクロヘキ
サノン、チオエーテル類、ピリジン、アンモニア、ヒド
ラジン、アミン類等が挙げられる。
ペンシルアルコールは本発明ては使用か好ましくなく、
かつ上記フェネチルアルコールで代表される貧溶解性の
有機溶媒については、前記本発明の目的を効率的に達成
する上からその使用を無くずことか好ましい。その使用
は発色現像液の長期間に亘る使用によって、特に低補充
方式におけるランニンタ処理においてタールか発生し易
く、かかるタールの発生は、被処理ペーパー感光材料へ
の付着によって、その商品価値を著しく損なうという重
大な故障を招くことすらある。
また貧溶解性の有機溶媒は水に対する溶解性が悪いため
、発色現像液自身の調整に攪拌器具を要する等の面倒さ
があるばかりでなく、かかる攪拌器具の使用によっても
、その溶解率の悪さから、現像促進効果にも限界かある
更に、貧溶解性の有機溶媒は、生物化学的酸素要求量(
BOD)等の公害負荷値か大てあり、下水道ないし河川
等に廃棄することは不可てあり、その廃液処理には、多
大の労力と費用を必要とする、等の問題点を有するため
、ベンジルアルコールのみならず、他の貧溶解性の有機
溶媒についても極力その使用量を減じるかまたはなくす
ことか好ましい。
さらに、本発明の発色現像液には、必要に応じて、エチ
レングリコール、メチルセロソルブ、メタノール、アセ
トン、ジメチルホルムアミド、β−シクロデキストリン
、その他特公昭47−33378号、同44−9509
号各公報記載の化合物を現像主薬の溶解度を上げるため
の有機溶剤として使用することかてきる。
更に、現像主薬とともに補助現像剤を使用することもて
きる。これらの補助現像剤としては、例えばN−メチル
−p−アミノフェノールサルフェ−1〜(メトール)、
フェニドン、N、N′−ジエチル−p−アミノフェノー
ル塩酸塩、N、N、N′、N′−テトラメチル−p−フ
ェニレンシアミン塩酸塩等が知られており、その添加量
としては通常0.0Ig〜1、Ogl又か好ましい。
さらにまた、その他スティン防止剤、スラッジ防止剤、
重層効果促進剤等各種添加剤を用いることかてきる。
また、本発明の発色現像液には下記キレート剤か添加さ
れることか本発明の目的の効果の点から好ましい。即ち
、ジエチレントリアミン五酢酸、エチレンシアミン四酢
醇、ニトリロ三酢酸、エチレンシアミンテトラメチレン
ポスポン酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホ
スホン酸か挙げられる。
上記発色現像液の各成分は、一定の水に、順次添加、攪
拌して調整することがてきる。この場合水に対する溶解
性の低い成分はトリエタノールアミン等の前記有機溶媒
等と混合して添加することかてきる。またより一般的に
は、それぞれか安定に共存し得る複数の成分を濃厚水溶
液、または固体状態で小容器に予め調整したものを水中
に添加、攪拌して調整し、本発明の発色現像液として得
ることかできる。
本発明においては、上記発色現像液を任意のpH城で使
用できるが、迅速処理の観点からpH9,5〜13.0
であることか好ましく、より好ましくはpH9,8〜1
2.0で用いられる。
本発明の発色現像工程の処理時間は35秒以内が下部ロ
ーラーへの色素染着と未露光部かふり抑制の効果の点か
ら好ましく、より好ましくは3秒〜30秒の範囲てあり
、特に好ましくは5秒〜25秒の範囲てあり、とりわけ
特に好ましくは7秒〜20秒の範囲である。
本発明においては、各種の方法、例えば処理液を噴霧状
にするスプレー式、又は処理液を含浸させた担体との接
触によるウェッブ方式、あるいは粘性処理液による現像
方法等各種の処理方式を用いることもてきるが、処理工
程は少なくとも発色現像、漂白又は漂白定着等の工程か
らなる。
本発明においては、発色現像処理工程後直ちに漂白工程
又は漂白定着工程か設けられている。
本発明に用いる漂白液及び漂白定着液に使用することが
できる漂白剤は限定されないが、有機酸の金属錯塩であ
ることが好ましい。該錯塩は、ポリカルボン酸、アミノ
ポリカルボン酸または蓚酸、クエン酸等の有機酸て鉄、
コバルト、銅等の金属イオンを配位したものである。こ
のような有機酸の金属錯塩を形成するために用いられる
最も好ましい有機酸としては、アミノポリカルボン酸が
挙げられる。これらのアミノポリカルボン酸はアルカリ
金属塩、アンモニウム塩もしくは水溶性アミン塩てあっ
てもよい。
これらの有機酸の具体的代表例としては次のようなもの
を挙げることがてきる。
[B−1]  エチレンシアミンテトラ酢酸[B−2]
  ジエチレントリアミンペンタ酢酸[B−3]  エ
チレンジアミン−N−(β−オキシエチル)−N、N 
′、N′−トリ酢酸 [B−41 [B−5] [B−61 [B−7] [B−81 [B−91 [B−10] [B−11] [B−12] [B−13] [B−14] [B−15] [B−16] [B−17] 1.3−プロピレンシアミンテトラ酢酸ニトリロトリ酢
酸 シクロヘキサンジアミンテトラ酢酸 イミノジ酢酸 1、2−フロピレンジアミンテトラ酢酸エチルエーテル
シアミンテトラ酢酸 クリコールエーテルシアミンテトラ酢酸エチレンジアミ
ンテトラプロピオン酸 エチレンジアミンテトラ酢酸アンモニウム エチレンジアミンテトラ酢酸ジナトリウム塩 エチレンシアミンテトラ酢酸テトラ(トリメチルアンモ
ニウム)塩 エチレンジアミンテトラ酢酸テトラナトリウム塩 ジエチレントリアミンペンタ酢酸ペンタアンモニウム塩 エチレンシアミン−N−(β−オキシエチル)−N、N
′、N′−1−り酢酸ナトリウム塩[B−18]プロピ
レンシアミンテトラ酢酸ナトリウム塩 [B−191ニトリロ酢酸ナトリウム塩[B−20] 
シクロヘキサンジアミンテトラ酢酸ナトリウム塩 これらの漂白剤の中ても、とりわけ[B−21、[B−
41,[B−61,[B−101、[B−161か迅速
処理性及びかぶり抑制の点から好ましい。とりわけ特に
[B−2]、[B−16]が好ましい。
これらの漂白剤は5〜450g/文、より好ましくは2
0〜250g/lて使用する。漂白定着液には前記の如
き漂白剤以外にハロゲン化銀定着剤を含有し、必要に応
して保恒剤として亜硫酸塩を含有する組成の液か適用さ
れる。さらにはエチレンシアミン四酢酸鉄(m)漂白剤
と多量の臭化アンモニウムの如きハロゲン化物との組み
合せからなる組成の特殊な漂白定着液等を用いること力
)てきる。
前記ハロゲン化物としては、臭化アンモニウムの他に塩
化水素酸、臭化水素酸、臭化リチウム、臭化ナトリウム
、臭化カリウム、沃化ナトリウム、沃化カリウム、沃化
アンモニウム等も使用することができる。
漂白定着液に含まれる前記ハロゲン化銀定着剤としては
通常の定着処理に用いられるようなハロゲン化銀と反応
して水溶性の錯塩を形成する化合物、例えばチオ硫酸カ
リウム、チオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニウムの
如きチオ硫酸塩、チオシアン酸カリウム、チオシアン酸
ナトリウム、チオシアン酸アンモニウムの如きチオシア
ン酸塩、チオ尿素、チオエーテル等がその代表的なもの
である。これらの定着剤は5g/1以上、溶解てきる範
囲の星で使用するが、一般には50g〜350g/文て
使用する。
なお、漂白定着液には硼酸、硼砂、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭
酸ナトリウム、重炭酸カリウム、酢酸、酢酸ナトリウム
、水酸化アンモニウム等の各種pH緩衝剤を単独あるい
2種以上組み合せて含有せしめることかてきる。さらに
また、各種の蛍光増白剤や消泡剤あるいは界面活性剤を
含有せしめることもてきる。またヒドロキシルアミン、
ヒドラジン、ホルムアルテヒト重亜硫酸付加物等のアル
デヒド化合物の重亜硫酸付加物等の保恒剤、アミノポリ
カルボン酸等の有機キレート化剤あるいはニトロアルコ
ール、硝酸塩等の安定剤、メタノール、ジメチルスルホ
アミド、ジメチルスルホキシド等の有機溶媒等を適宜含
有せしめることがてきる。
本発明に用いる漂白液及び漂白定着液には、特開昭46
−280号、特公昭 45−8506号、同4[1−5
56号、ベルキー特許770,910号、特公昭45−
8836号、同53−9854号、特開昭511−71
634号及び同49−42349号等に記載されている
種々の漂白促進剤を添加することができる。
漂白定着液のp++は保存安定性及び漂白能力の点から
一般にはpl+ 4.0以上、 pl+ 9.5以下て
使用され、望ましくはpH4,5以上、 pH8,5以
下て使用され、更に述べれば最も好ましいpHは5.0
以上、8.0以下て処理される。漂白液のpHは一般に
はpH1,0〜7,0て使用され、迅速処理の点から好
まし〈はpH2,5〜5.5の範囲で処理される。処理
の温度は80℃以下、望ましくは55℃以下て蒸発等を
抑えて使用する。これら漂白能を有する処理液(漂白液
及び漂白定着液)による処理工程は本発明の目的の効果
の点から40秒以内か好ましく、より好ましくは3秒〜
35秒、特に好ましくは5秒〜30秒、最も好ましくは
7秒〜25秒である。
以下、安定処理の好ましい実施態様について説明する。
安定液に好ましく用いられる化合物としては鉄イオンに
対するキレ−1・安定度定数が8以上であるキレート剤
が挙げられ、これらは未露光部のスティン抑止と本発明
の目的を達成する上で好ましく用いられる。
ここにキレート安定度定数とは、L、G、5illen
・A、E、Martell著、”5tability 
Con5tants ofMetal−ion Com
plexeS、The Chemical 5ocie
ty。
London (1964) 、 S、Chabere
k−A、E、Martell著、“Organic  
Sequestering  Agents    、
  Wiley(1959)等により一般に知られた定
数を意味する。
安定液に好ましく用いられる鉄イオンに対するキレート
安定度定数が8以」二であるキレート剤としては、有機
カルボン酸キレート剤、有機リン酸キレート剤、無機リ
ン酸キレート剤、ポリヒドロキシ化合物等が挙げられる
。なお上記鉄イオンとは、第2鉄イオン(Fe:+4)
を意味する。
第2鉄イオンとのキレート安定度定数か8以上であるキ
レート剤の具体的化合物例としては、下記化合物か挙げ
られるが、これらに限定されるものではない。即ち、エ
チレンジアミンシオルトヒトロキシフェニル酢酸、ジア
ミノプロパン四酢酸、ニトリロ三酢酸、ヒドロキシエチ
レンジアミン玉酢酸、ジヒドロキシエチルグリシン、エ
チレンシアミンニ酢酸、エチレンシアミンニプロピオン
酸、イミノニ酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、ヒ1
〜ロキシエチルイミノニ酢酸、ジアミノプロパノール四
酢酸、トランスシクロヘキサンジアミン四酢酸、グリコ
ールエーテルジアミン四酢酸、エチレンジアミンテトラ
キスメチレンホスホン酸、ニトリロトリメチレンホスホ
ン酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン
酸、1,1−シホスホノエタンー2−カルボン酸、2−
ホスホノブタン−1,2,4−トリカルボン酸、1−ヒ
ドロキシ−1−ホスホノプロパン−1,2,3−t−リ
カルボン酸、カテコール−3,5−ジホスホン酸、ビロ
リン酸ナトリウム、テl〜ラポリリン酸ナトリウム、ヘ
キサメタリン酸ナトリウムが挙げられ、特に好ましくは
ジエチレントリアミン五酢酸、ニトリロ三酢酸、ニトリ
ロトリメチレンホスホン酸、■−ヒドロキシエチリデン
ー1.1−ジホスホン酸等てあり、中ても1−ヒドロキ
シエチリデン−1,1−ジホスホン酸が最も好ましく用
いられる。
上記キレート剤の使用量は安定液1文当り0.01〜5
0gか好ましく、より好ましくは0.05〜20gの範
囲である。
更に安定液に添加する化合物として、アンモニウム化合
物が特に好ましい化合物として挙げられる。
これらは各種の無機化合物のアンモニウム塩によって供
給されるが、具体的には水酸化アンモニウム、臭化アン
モニウム、炭酸アンモニウム、塩化アンモニウム、酢酸
アンモニウム等が挙げられる。
また、本発明においては、イオン交換樹脂処理を行い、
カルシウムイオン及びマクネシウムイオンを10ppm
以下にした安定液を使用してもよい。
本発明に適用゛Cきる安定液のpHは、 5.5〜10
.0の範囲である。本発明に適用てきる安定液に含有す
ることがてきるpH調整剤は、一般に知られているアル
カリ剤または酸剤のいかなるものも使用てきる。
安定処理の処理温度は15℃〜60℃が好ましく、より
好ましくは20°C〜45℃の範囲かよい。また処理時
間も本発明の目的を効果的に達成する観点から短時間で
あるほど好ましい。3秒〜50秒が好ましく、最も好ま
しくは5秒〜40秒てあり、複数槽安定処理の場合は前
槽はど短時間て処理し、後槽はど処理時間か長いことか
好ましい。特に前槽の20%〜50%増しの処理時間て
順次処理することカイ望ましい。
本発明に適用てきる安定処理工程ての安定補充液の供給
方法は、多槽カウンターカレント方式にした場合、後浴
に供給して前浴へオーバーフローさせることか好ましい
。もちろん単槽で処理することもてきる。上記化合物を
添加する方法としては、安定槽に濃厚液として添加する
が、または安定槽に供給する安定液に上記化合物及びそ
の他の添加剤を加え、これを安定補充液に対する供給液
とする等各種の方法があるが、どの添加方法によって添
加してもよい。
本発明に適用できる安定工程における安定液補充量は、
迅速処理性及び色素画像の保存性の点から感光材料単位
面積当り前浴(漂白定着液)の持込量の0.1〜50倍
が好ましく、特に0.5〜30倍が好ましい。しかし、
本発明においては、バッチの使い捨て方式が自動現像機
のコンパクト化の観点から好ましい。
本発明に適用できる安定処理における安定槽は1〜5槽
であることが好ましく、特に好ましくは1〜3槽てあり
、最も好ましくは1槽である。
また、本発明における発色現像工程、漂白定着工程及び
安定工程等の全処理工程(乾燥工程を除く)の処理時間
は90秒以内であることが未露光部かぶり抑制の点から
好ましく、特に好ましくは6秒〜75秒の範囲であり、
より好ましくは9秒〜60秒の範囲てあり、最も好まし
くは15秒〜50秒の範囲である。
本発明に適用される感光材料に好ましく用いられるハロ
ゲン化銀粒子は迅速処理性の点から塩化銀を少なくとも
80モル%以」二含有するハロゲン化銀粒子てあり、好
ましくは90モル%以上、より好ましくは95モル%以
上含有するもの、最も好ましくは99モル%以上含有す
るものである。
上記好ましいハロゲン化銀粒子は、塩化銀の他にハロゲ
ン化銀組成として臭化銀及び/又ζよ沃イヒ銀を含むこ
とができ、この場合、臭化銀は20モル%以下、好まし
くは10モル%以下、より好ましくは5モル%以下、最
も好ましくは1モル%以下であり、又沃化銀が存在する
ときは1モル%以下、好ましくは0.5モル%以下であ
る。このような塩化銀80モル%以上からなるハロゲン
化銀粒子は、少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層に適
用されればよいが、好ましくは全てのハロゲン化銀乳剤
層に適用されることである。
前記ハロゲン化銀粒子の結晶は、正常晶ても双晶でもそ
の他でもよく、[1,0,01面と[1,1,月面の比
率は任意のものが使用できる。更に、これらのハロゲン
化銀粒子の結晶構造は、内部から外部まで均一なものて
あっても、内部と外部が異質の層状構造(コア・シェル
型)をしたものであってもよい。また、これらのハロゲ
ン化銀は潜像を主として表面に形成する型のものても、
粒子内部に形成する型のものてもよい。さらに平板状ハ
ロゲン化銀粒子(特開昭58−113’134号、特開
昭51−4795号参照)を用いることもてきる。
さらに前記ハロゲン化銀粒子は、酸性法、中性法または
アンモニア法等のいずれの調製法により得られたもので
もよい。
また例えば種粒子を酸性法てつくり、更に、戒長速度の
速いアンモニア法により成長させ、所定の大きさまて成
長させる方法てもよい。ハロゲン化銀粒子を成長させる
場合に反応釜内のpH,I)Ag等をコントロールし、
例えば特開昭54−48521号に記載されているよう
なハロゲン化銀粒子の成長速度に見合った量の銀イオン
とハライドイオンを逐次同時に注入混合することが好ま
しい。
前記ハロゲン化銀粒子の調製は以上のようにして行われ
るのか好ましい。該ハロゲン化銀粒子を含有する組成物
を、本明細書においてハロゲン化銀乳剤という。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤層はカラーカプラ
ーを有する。これらカラーカプラーは発色現像剤酸化生
成物と反応して非拡散性染料を形成する。カラーカプラ
ーは有利には非拡散性形態で感光性層中またはそれに密
に隣接して合体される。
かくして赤感光性層は例えばシアン部分カラー画像を生
成する非拡散性カラーカプラー、一般にフェノールまた
はα−ナフトール系カプラーを含有することができる。
緑感光性層は例えばマゼンタ部分カラー画像を生成する
少なくとも一つの非拡散性カラーカプラー、通常5−ビ
ラソロン系のカラーカプラー及びピラゾロトリアゾール
を含むことかできる。青感光性層は例えば黄部分カラー
画像を生成する少なくとも一つの非拡散性カラーカプラ
ー、一般に開鎖ケトメチレン基を有するカラーカプラー
を含むことができる。カラーカプラーは例えば6−4−
または2−当量カプラーであることかできる。
本発明においては、とりわけ2当量カプラーか好ましい
適当なカプラーは例えば次の刊行物に開示されている:
アグファの研究報告(Mitteilunglnaus
den Forschungslaboratorie
n der Agfa)、レーフェルクーゼン/ミュン
ヘン(Leverkusen/Munchen ) 、
 Vol、m 、p、111(1961)中ダブリュー
・ベルツ(W、Pe1z)による「カラーカプラー」(
Farbkuppler)  ;ケイ・ベンタカタラマ
ン(K。
Venkataraman)、[ザ・ケミストリー・オ
ブ・シンセティック・タイズj  (The Chem
irsry ofSynthetic Dyes)、V
ol、 4 、:141〜387、アカデミツク・プレ
ス(Academic Press)、[ザ・セオリー
・オツ・ザ・フォトクラフィック・プロセスJ (Th
eTheory of the Photograph
ic Process) 、  4版、353〜362
頁:及びリサーチ・ディスクロージャー (Resea
rch Disclosure ) No、17643
、セクション■。
本発明においては、とりわけ特開昭63−106655
号明細書、26頁に記載されるか如き一般式[M1コで
示されるマゼンタカプラー(これらの具体的例示マゼン
タカプラーとしては特開昭63106655号明細書、
29〜34頁記載のN011〜No、77が挙げられる
。)同じ<34頁に記載されている一般式[C−I ]
又は[C−II ]で示されるシアンカプラー(具体的
例示シアンカプラーとしては、同明細書、37〜42頁
に記載の(C′−1)〜(C’−82)、(C”−1)
〜(C″−36)が挙げられる)、同じ<20頁に記載
されている高速イエローカプラー(具体的例示シアンカ
プラーとじて、同明細書21〜26頁に記載の(Y′−
1)〜(Y′−39)か挙げられる)を本発明の感光材
料に組合せて用いることか本発明の目的の効果の点から
好ましい。
本発明においては、本発明の高塩化銀感光材料に含窒素
複素環メルカプト化合物を組合せて用いる際には、本発
明の目的の効果を良好に奏するばかりてなく、発色現像
液中に漂白定着液か混入した際に生しる写真性能への影
響を、極めて軽微なものにするという別なる効果を奏す
るため、本発明においてはより好ましい態様として挙げ
ることがてきる。
これら含窒素複素環メルカプト化合物の具体例としては
、特開昭63−106655号明細書、42〜45頁記
載の(I′−1)〜(I′−87)か挙げられる。
本発明におけるハロゲン化銀乳剤は化学的に増感するこ
とかてきる。アリルイソチオシアネート、アリルチオ尿
素もしくはチオサルフェートの如き硫黄含有化合物か特
に好ましい。還元剤もまた化学的増感剤として用いるこ
とがてき、それらは例えばベルキー特許493,464
号及び同558,687号記載の如き銀化合物、及び例
えばベルギー特許547.323号によるジエチレント
リアミンの如きポリアミンまたはアミノメチルスルフィ
ン酸誘導体である。金、白金、パラジウム、イリジウム
、ルテニウムまたロジウムの如き貴金属及び貴金属化合
物もまた適当な増感剤である。この化学的増感法はツァ
イトシュリフ1〜・フユア・ビッセンシャフトリッへ・
フォトタラフィ(Z、 Wiss、 Photo、)4
6.55〜72(1951)のアール・コスロフスキ−
(R。
Kos 1ovs ky)の論文に記載されている:ま
た上記リサーチ・ディスクローシャーNo、]、764
3、セクション■も参照。
本発明におけるハロゲン化銀乳剤は光学的に公知の方法
、例えばニュートロシアニン、塩基性もしくは酸性カル
ボシアニン、ロータシアニン、ヘミシアニンの如き普通
のポリメチン染料、スチリル染料、オキソノール及び類
似物を用いて、増感することかてきる゛エフ・エム・ハ
マー(F、 M。
Hamer)の「シアニン・ダイス・アンド・リレーテ
ッド・コンパウンズJ (The Cyanine D
yes andrelated Compounds)
 (1964)ウルマンズ・ヘミイ(Ullmanns
  Enzyklpadie  dertechnis
chen  (:hemie)4版、18巻、 431
頁及びその次、及び上記リサーチ・ディスクローシャ−
N0.17643、セクション■参照。
本発明のハロゲン化銀乳剤には常用のかふり防止剤及び
安定剤を用いることができる。アザインデンは特に適当
な安定剤てあり、テトラ−及びペンタ−アザインデンが
好ましく、特にヒドロキシル基またはアミノ基て置換さ
れているものが好ましい。この種の化合物は例えはビア
(Birr)の論文、ツアイトシュリフト・フユア・ビ
ラセンシャツ1〜リツへ・フォトクラフイ(Z、 Wi
ss、 Photo)47.1952、p、2〜58、
及び上記リサーチ・ディスクロージャーNo、 176
43、セクション■に示されている。
感光材料の成分は通常の公知方法によって含有させるこ
とがてきる;例えば米国特許2.322,027号、同
 2,533,514号、同 3,689,271号、
同3,754,336号及び同3,765,897号参
照。
感光材料の成分、例えばカプラー及びUV吸収剤はまた
荷電されたラテックスの形て含有させることもできる;
秒間特許出願公開2,541,274号及び欧州特許出
願14,921号参照。成分はまたポリマーとして感光
材料中に固定することかてきる;例えば秒間特許出願公
開2,044,992号、米国特許3.370,952
号及び同4,080,211号参照。
感光材料の支持体として通常の支持体を用いることがで
き、それは例えばセルロースエステル例えばセルロース
アセテートの支持体及びポリニスデルの支持体である。
紙の支持体もまた適当てあり、そしてこれらは例えばポ
リオレフィン、特にポリエチレンまたはポリプロピレン
て被覆することかできる:これに関して上記リサーチ・
ディスクロージャーNo、17643、セクションvv
r参照。
本発明においては、感光材料として、感光材料中にカプ
ラーを含有する所謂内式現像方式で処理される感光材料
てあれば、カラーペーパー、力シーネガフィルム、カラ
ーポジフィルム、スライド用カラー反転フィルム、映画
用カラー反転フィルム、TV用カラー反転フィルム、反
転カラーペーパー等任意の感光材料に適用することがで
きる。
[発明の効果] 本発明によれば、超迅速処理を可能ならしめる感光材料
用自動現像機及びその自動現像機を用いた感光材料の処
理方法を提供することがてき、さらに超迅速処理時にも
かぶりの発生が少ない感光材料用自動現像機及びその自
動現像機を用いた感光材料の処理方法を提供することが
てき、また脱銀性能が改良された感光材料用自動現像機
及びその自動現像機を用いた感光材料の処理方法を提供
することができる。さらにまた自動現像機の下部ターン
ローラに感光材料の色素の染着が改良された感光材料の
処理方法及び処理装置を提供することかできる。
[実施例] 以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが
、本発明の実施の態様がこれらに限定されるものではな
い。
実施例 1 ポリエチレンコート紙支持体上に下記の各層を該支持体
側より順次塗布し、感光材料を作製した。
なお、ポリエチレンコート紙としては、平均分子量10
0,000、密度0.95のポリエチレン200重量部
と平均分子i 2,000、密度0.80のポリエチレ
ン20重塁部を混合したものにアナターゼ型酸化チタン
を 6.7重量%添加し、押し出しコーチインク法によ
って重11165g/m′の上質紙表面に厚み0.03
5mmの被覆層を形成させ、裏面にはポリエチレンのみ
によって厚み0.040mmの被覆層を設けたものを用
いた。この支持体表面のポリエチレン被覆面上にコロナ
放電による前処理を施こした後下記各層を順次塗布した
第1層: 臭化銀0.5モル%を含む塩臭化銀乳剤からなる青感性
ハロゲン化銀乳剤層て該乳剤はハロゲン化銀1モル当り
ゼラチン340gを含み、ハロゲン化銀1モル当り下記
構造の増感色素[m]  2.4X10−4モルを用い
て増感され(溶媒としてイソプロピルアルコールを使用
)、ジブチルフタレートに溶解して分散させた2、5−
ジ−t−ブチルハイドロキノン200mg/rn’及び
イエローカプラーとして下記構造の[Y]をハロゲン化
銀1モル当り 2.1×10−1モル含み、銀量300
mg/m’になるように塗布されている。
第2層: ジブチルフタレートに溶解して分散されたジーを一オク
チルハイドロキノン:110mg/m’紫外線吸収剤と
して2−(2′−ヒドロキシ−3′、5′〜ジーt−ブ
チルフェニル)ベンゾ1−リアゾール、2−(2′−ヒ
ドロキシ−5′−t−ブチルフェニル)ペンツトリアソ
ール、2−(2′−ヒドロキシ−3′−t−ブチル5′
−メチルフェニル)−5−クロル−ベンゾトリアゾール
及び2−(2′−ヒ1へワキシー3′、5′−シーL−
ソチルフエニル)−5−クロル−ヘンシトリアゾールの
混合物(1: 1 : 1 : 1 )  200mg
/nfを含有するゼラチン層てゼラチン20.00mg
/ m’になるように塗布されている。
第3層 臭化銀0.3モル%を含む塩臭化銀乳剤からなる緑感性
ハロゲン化銀乳剤層で該乳剤はハロゲン化銀1モル当り
ゼラチン460gを含み、ハロゲン化銀1モル当り下記
構造の増感色素[I ]  2.5X 10−’モルを
用いて増感され、ジブチルフタレートとトリクレジルポ
スフェート2・1よりなる溶剤に溶解した2、5−シー
し一ブチルハイドロキノン及びマゼンタカプラーとして
下記構造の[M]をハロゲン化銀1モル当り 1.5X
 10−’モル含有し、銀量200mg/rn’となる
ように塗布されている。なお、酸化防止剤として2,2
.4−1−ツメチル−6−ラウリルオキシ−7−t−オ
クチルクロマンをカプラー1モル当り0.30モル添加
した。
第4層ニ ジオクチルフタレートに溶解し分散されたジ−t−オク
チルハイドロキノン25mg/rrf及び紫外線吸収剤
として2−(2′−ヒドロキシ−3′、5′−ジーしブ
チルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′ヒドロ
キシ−5′−t−ブチルフェニル)ペンツトリアゾール
、2−(2′−ヒドロキシ−3′−し−ブチル−5′−
メチルフエニル)−5′−クロル−ベンゾトリアゾール
及び2−(2′−ヒ1へロキシー:]′、5′−シー1
.−ツチルフェニル)−5−クロル−ヘンシトリアゾー
ルの混合物(2: 1.5 : 1.5 : 2)50
0mg/m’を含有するゼラチン層てあり、ゼラチン2
 II 00 +n z / m’になるように塗布さ
れている。
第5層: 臭化銀0.3モル%を含む塩臭化銀乳剤からなる赤感性
ハロゲン化銀乳剤層て、該乳剤はハロゲン化銀1モル当
りゼラチン500gを含み、ハロゲン化銀1モル当り下
記構造の増感色素[11]  2.5X10−4モルを
用いて増感され、シラチルフタレートに溶解し分散され
た2、5−シーt−プチルハイトロキノン160mg/
m’及びシアンカプラーとして下記構造の[C]をハロ
ゲン化銀1モル当り 3.8x 10−’モル含有し、
銀量250mg/rrfになるように塗布されている。
第6層: ゼラチン層てあり、ゼラチンを900mg/m’となる
ように塗布されている。
各感光性乳剤層(第1.3.5層)に用いたハロゲン化
銀乳剤は特公昭46−7772号公報に記載されている
方法て調製し、それぞれチオ硫酸ナトリウム5水和物を
用いて化学増感し、安定剤として4−ヒドロキシ−6−
メチル−1,3,3a、7−チトラザインデン(ハロゲ
ン化銀1モル当り2.5g) 、硬膜剤としてビス(ビ
ニルスルホニルメチル)エーテル(ゼラチン1g当り1
2B)及び塗布助剤としてサポニンを含有せしめた。
[Y] 増感色素[II 増感色素[IIコ 増感色素[m] 5O1O 3Q、)I [M] n Cσ [C] Q 前記方法にて作製したカラーペーパーを露光後、次の処
理工程と処理液を使用して処理を行った。
処理工程 (各々1槽) (1)発色現像   35°C〜60°C表1記載(2
)漂白定着   38°C15秒 (3)安  定   38°C10秒 (4)乾  燥   60℃〜80°C30秒[発色現
像タンク液] ペンシルアルコール         0.5gジエチ
レングリコール        10g臭化カリウム 
            0.01g塩化カリウム  
           2.3g亜硫酸カリウム(50
%溶液)      0.5++1発色現像主薬(3−
メチル−4−アミノ−N−エチル−N−(β−メタンス
ルホンアミドエチル)−アニリン硫酸塩 5.0gジエ
チルヒドロキシルアミン(85%)  5.0gトリエ
タノールアミン        10.0g炭酸カリウ
ム            30gエヂレンシアミン四
酢酸ナトリウム塩 2.0g 蛍光増白剤(日本曹達社製ケイコール PK−Cone) 2.0g 水を加えて1文に仕上げ、水酸化カリウム又は硫酸でp
H10,15に調整した。
[発色現像補充液] ベンジルアルコール         0.5gジエチ
レングリコール        ]Og塩化カリウム 
            3・0g亜硫酸カリウム(5
0%溶液)      1.5M1発色現像主薬(3−
メチル−4−アミノ−N−エチル−N−(β−メタンス
ルホンアミ1〜エヂル)−アニリン硫酸塩 シエチルヒ1へロキシルアミン(85%)トリエタノー
ルアミン 炭酸カリウム エチレンシアミン四酢酸ナトリウム塩 蛍光増白剤(日本曹達社製ケイコール PK−Conc) 水を加えて1Mに仕上げ、 硫酸てpH10,40に調整した。
水酸化カリウム又は 8.0g 7.0g 10.0g 0g 2.0g 2.5g ρn [漂白定着タンク液及び補充液] ジエチレントリアミン五酢酸第2鉄 アンモニウム塩 65.0g ジエチレン1−リアミン五酢酸 チオ硫酸アンモニウム(70%溶液) 5−アミノ−1,3,4−チアジアゾール−2−チオー
ル 亜硫酸アンモニウム(40%溶液) アンモニア水又は氷酢酸でpH6,50と共に水を加え
て全量を1文とする。
[安定タンク液及び補充液コ オルトフェニルフェノール 5−クロロ−2−メチル−4−インチアゾリン−3−オ
ン 3.0g 100.0++1 0.5g 27.5m文 に調整する 1、0g 2−メチル−4−インチアゾリン−3−オンエチレング
リコール チノバール5FP(チハガイギー社製)0.02g 0.02g ]、Og 2g 1−ヒトロキシエヂリデンー1.1− ジホスホン酸(60%水溶液) 3.0g BiC文。(45%水溶液) 0.65g Mg504・7 H20 0,2g pvp (ポリビニルピロリドン)    1.0gア
ンモニア水 (水酸化アンモニウム25%水溶液)   2.5gニ
トリロトリ酢酸・三ナトリウム塩  1.5g水で11
とし、アンモニア水及び硫酸てpH7,5とする。
上記の様にして作成したカラーベーパー及び処理液を用
いて、ランニング処理を行った。
ランニング処理は自動現像機に上記の発色現像タンク液
を満すと共に、漂白定着タンク液及び安定タンク液を満
し、前記カラーベーパー試料を処理しながら3分間隔毎
に上記した発色現像補充液、漂白定着補充液及び安定補
充液を定量ポンプを通じて補充しながら行った。
発色現像タンクへの補充量としてはカラーペーパー1 
m’当り180++l、漂白定着タンクへの補充量とし
ては1 m’当り漂白定着補充液220m文、安定槽へ
の補充量としては1m′当り安定補充液を250+n4
補充した。
ランニング処理は、発色現像タンク槽の容量の5倍とな
るまて連続処理を行った。
自動現像機の発色現像処理工程の処理時間がエアタイム
比率を表1の如く変化させて、実験を行った。
さらに、発色現像工程の処理温度は、処理時間か3〜5
秒の際は60℃、7〜15秒は50℃、20〜35秒は
40°C140〜60秒は35°Cて、現像活性度かほ
ぼ一定になる様にして行った。
ランニンク処理後の処理済カラーペーパー試料について
未露光部のマゼンタかふり濃度を光電濃度計て測定し、
さらにシアン色素の染着状況を観察した。
結果をまとめて表1に示す。
表 ■ 表中、○印はシアン色素染着か白地部分に認められない
ことを意味し、Δ印は僅かに認められることを、さらに
X印は商品的価値を失う程、明らかに発生していること
を意味し、異符号を「〜」て連結した場合、その中間程
度を意味する。さらにx印の数か多い程、この程度か大
であることを意味する。
上記表1より、発色現像工程のエアタイム比率が15〜
65%の際に、マゼンタかぶり濃度か低く、さらにシア
ン色素染着も比較的良好であることか判る。
また、とりわけ発色現像時間か35秒以内である際にこ
れらの効果は良好であり、特に3〜30秒の範囲が、と
りわけ特に5〜25秒の範囲か良好であり、最も好まし
くは7〜20秒の範囲であることか判かる。
実施例 2 実施例1の実験て用いたカラーペーパー試料の各乳剤層
に、特開昭63−10[1655号公報記載の複素環メ
ルカプト化合物の例示化合物(I ′−24)、(1’
−41)、 (I ′−60)、 (I ′−56)、
 (I ′−79)、(I ”−84)をそれぞれ0.
12mg/m’添加した他は実施例1と同様にして実験
を行ったところ、未露光部のマゼンタスティン濃度か何
れも20〜30%さらに改良された。
実施例 3 実施例1の実験て用いたカラーペーパー試料中のマゼン
タカプラー[Mコを、特開昭63−106655号明細
書第29〜34頁に記載のピラゾロトリアゾール型マゼ
ンタカプラー (M′−1)、(M′−2)、(M′−
4)、(M ′−21)、(M ′−37)、(M’−
61)、(M′−63)にそれぞれ変更して、同様の実
験を行ったところ、シアン色素染着は実施例1とほぼ同
一てあったが、未露光部マゼンタかふり濃度は0.01
となり、極めて良好てあった。
実施例 4 実施例1の実験て用いた発色現像液中のジエチルヒドロ
キシルアミンを、同一モル数のヒドロキシルアミン誘導
体(−形式[I]て表される化合物)の例示化合物A−
13、A−18、A−21、八7にそれぞれ変更した他
は実施例1と同様の実験を行ったところ、実施例1とほ
ぼ同一の結果を得たが、同様にジエチルヒドロキシルア
ミンな同一モル数の硫酸ヒドロキシルアミンに変更した
ところ、イエローの最高濃度が0.65低下し、さらに
シアンの色素染着も悪化した。
実施例 5 実施例1の実験で用いたカラーベーパー試料中のシアン
カプラー[Cコを、特開昭63−105655号明細書
第34〜42頁に記載のシアンカプラー(C′−2)、
(C’−27)、(C′−32)、(C′−33)、(
C′−34)、(C′−:16)、(C′−37)、(
C′−38)、(C’−39)、(C′−53)、(C
″−2)、(C″−8)及び(C″−9)にそれぞれ変
更して、同様の実験を行ったところ、シアン色素染着は
さらに20〜40%改良された。
実施例 6 ポリエチレンコート紙支持体上に下記の各層を該支持体
側より順次塗布し、感光材料を作製した。
なお、ポリエチレンコート紙としては、平均分子量10
0,000、密度0.95のポリエチレン200重量部
と平均分子i 2,000、密度0.80のポリエチレ
ン20重量部を混合したものにアナターゼ型酸化チタン
を6.7重量%添加し、押し出しコーチインク法によっ
て重量165g/m’の上質紙表面に厚み0.035m
mの被覆層を形成させ、裏面にはポリエチレンのみによ
って厚み0.040mmの被覆層を設けたものを用いた
。この支持体表面のポリエチレン被覆面上にコロナ放電
による前処理を施こした後、下記各層を順次塗布した。
第1層: 臭化銀0.4モル%を含む塩臭化銀乳剤からなる青感性
ハロゲン化銀乳剤層て該乳剤はハロゲン化銀1モル当り
ゼラチン340gを含み、ハロゲン化銀1モル当り前記
構造の増感色素[m ]  2.4X10−1モルを用
いて増感され(溶媒としてイソプロピルアルコールを使
用)、シフチルフタレートに溶解して分散させた2、5
−シーt−ブチルハイドロキノン200mg/m’及び
イエローカプラーとして前記構造の[Y]をハロゲン化
銀1モル当り 2.1×10−1モル含み、銀量310
mg/m’になるように塗布されている。
第2層ニ ジブチルフタレートに溶解して分散されたジ−t−オク
チルハイドロキノン:110mg/rn’、紫外線吸収
剤として2−(2′−ヒドロキシ−3′、5′シーt−
ブチルフェニル)ペンツトリアゾール、2−(2′−ヒ
ドロキシ−5′−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2−(2′−ヒドロキシ−3′−t−ブチル5′
−メチルフェニル)−5−クロル−ベンゾトリアゾール
及び2−(2′−ヒドロキシ−3’ 、5′−シーt−
ブチルフェニル)−5−クロルーペンツトリアゾールの
混合物(1・1 : 1 : 1 )  200mg/
m″を含有するゼラチン層でゼラチン1900mg/m
’になるように塗布されている。
第3層。
臭化銀0.4モル%を含む塩臭化銀乳剤からなる緑感性
ハロゲン化銀乳剤層て該乳剤はハロゲン化銀1モル当り
ゼラチン460gを含み、ハロゲン化銀1モル当り前記
構造の増感色素[I ]  2.5X 10−’モルを
用いて増感され、シフチルフタレートとトリクレジルポ
スフェート21よりなる溶剤に溶解した2、5−シーt
−ブチルハイドロキノン及びマゼンタカプラーとして前
記構造の[M]をハロゲン化銀1モル当り 1.5x 
10−’モル含有し、銀量200mg/m’となるよう
に塗布されている。なお、酸化防止剤として2,2.4
−)リッヂルー6−ラウリルオキシ−7−t−オクチル
クロマンをカプラー1モル当り0.29モル添加した。
第4層ニ ジオクチルフタレートに溶解し分散されたシーt−オク
チルハイドロキノン25mg/m’及び紫外線吸収剤と
して2−(2′−ヒドロキシ−3”、5′−シーt−ブ
チルフェニル)ペンツ)〜リアソール、2−(2′−ヒ
ドロキシ−5′−t−ブチルフェニル)ペンツトリアソ
ール、2−(2′−ヒドロキシ−3′−t−ブチル−5
′−メチルフェニル)−5′−クロルーペンツトリアゾ
ール及び2−(2’−ヒドロキシ−3′、5’−ジ−t
−ブチルフェニル)−5−クロル−ベンゾトリアゾール
の混合物(2・1.5  : 1.5  : 2)50
0mg/m’を含有するゼラチン層てあり、ゼラチン2
000mg/m’になるように塗布されている。
第5層。
臭化銀0,4モル%を含む塩臭化銀乳剤からなる赤感性
ハロゲン化銀乳剤層て、該乳剤はハロゲン化銀1モル当
りゼラチン500gを含み、ハロゲン化銀1モル当り前
記構造の増感色素[11]  2.5X10−4モルを
用いて増感され、ジブチルフタレートに溶解し分散され
た2、5−シーt−ブチルハイドロキノン160mg/
m’及びシアンカプラーとして前記構造の[C]をハロ
ゲン化銀1モル当り 3.8x 10−’モル含有し、
銀盤240mg/m’になるように塗布されている。
第6層: ゼラチン層てあり、ゼラチンを900B/rn’となる
ように塗布されている。
各感光性乳剤層(第1.3.5ffi)に用いたハロゲ
ン化銀乳剤は特公昭46−7772号公報に記載されて
いる方法て調製し、それぞれチオ硫酸す1〜リウム5水
和物を用いて化学増感し、安定剤として4−ヒドロキシ
−6−メチル−1,3,3a、7−チトラサインデン(
ハロゲン化銀1モル当り2.5g) 、硬膜剤としてビ
ス(ビニルスルホニルメチル)エーテル(ゼラチン1g
当りl1mg)及び塗布助剤としてサポニンを含有せし
めた。
使用した増感色素及びカプラーは実施例1記載のものと
同じものを用いた。
前記方法にて作製したカラーベーパーを露光後、次の処
理工程と処理液を使用して処理を行った。
処理工程 (各々1槽) (1)発色現像   38°C15秒 (2)漂白定着   35°C〜60°C表2記載(3
)安  定   38°C10秒 (4)乾  燥   60℃〜80℃    30秒[
発色現像タンク液] ジエチレンクリコール        10g臭化カリ
ウム             0・0]、g塩化カリ
ウム             2.3g亜硫酸カリウ
ム(50%溶液) 0.5m文 発色現像主薬(3−メチル−4−アミノ−N−エチル−
N−(β−メタンスルホンアミドエチル)−アニリン硫
酸塩 ジエチルヒドロキシルアミン(85%)トリエタノール
アミン 炭酸カリウム エチレンジアミン四酢酸ナトリウム塩 蛍光増白剤(日本曹達社製ケイコール PK−Conc) 水を加えて1文に仕上げ、 硫酸でp)I 10.15に調整した。
[発色現像補充液コ ジエチレンクリコール 塩化カリウム 亜硫酸カリウム(50%溶液) 水酪化カリウム又は 6.8g 5.0g 10 、 fl g 0g 2.0g 2.0g ]Og 3.0g 1.5m文 発色現像主薬(3−メチル−4−アミノ−N−エチル−
N−(β−メタンスルホンアミドエチル)−アニリン硫
酸塩 8.4gジエチルヒドロキシルアミン(85%)
7.0g トリエタノールアミン 10.0g 炭酸カリウム            30gエチレン
シアミン四酢酸ナトリウム塩 2.0g蛍光増白剤(日
本曹達社製ケイコール PK−Conc)              2.5
g水を加えて1文に仕上げ、水酸化カリウム又は硫酸で
pl+ 10.40に調整した。
[漂白定着タンク液及び補充液] ジエチレントリアミン五酢酸第2鉄 アンモニウム塩           65.0gジエ
エチントリアミン五酢酸     3.0gチオ硫酸ア
ンモニウム(70%溶液)  100.0m文5−アミ
ノ−1,3,4−チアジアゾール−2−チオール   
         0.5g亜硫酸アンモニウム(40
%溶液)    27.5+nJljアンモニア水又は
氷酢酸でpH[i、50に調整すると共に水を加えて全
量を1文とする。
[安定タンク液及び補充液] オルトフェニルフェノール      1.0g5−ク
ロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン  
         0.02g2−メチル−4−インチ
アゾリン−3−オン D、02gエチレングリコール 
        1.Ogチノパール5FP(チハガイ
ギー社製)   2g1−ヒドロキシエチリデン−1,
1 ジホスホン酸(60%水溶液)      3.0gB
iC,llj 3  (45%水溶液)       
 0.65ggg5o4−7H2o         
     O,2gpvp (ポリビニルピロリドン)
    1.0gアンモニア水 (水酸化アンモニウム25%水溶液)   2.5gニ
トリロトリ酢酸・三ナトリウム塩  1.5g水て1文
とし、アンモニア水及び硫酸てp87.5とする。
上記の様にして作成したカラーベーパー及び処理液を用
いて、ランニング処理を行った。
ランニング処理は自動現像機に上記の発色現像タンク液
を満すと共に、漂白定着タンク液及び安定タンク液を満
し、前記カラーペーパー試料を処理しなから3分間隔毎
に上記した発色現像補充液、漂白定着補充液及び安定補
充液を定量ポンプを通して補充しながら行った。
発色現像タンクへの補充量としてはカラーベーパー1r
n’当り18o1、漂白定着タンクへの補充量としては
1 m’当り漂白定着補充液180nl 、安定槽への
補充量としては1 m’当り安定補充液を250+nJ
L補充した。
ランニング処理は、漂白定着タンク槽の容量の5倍とな
るまで連続処理を行った。
自動現像機の漂白定着処理工程の処理時間とエアタイム
比率を表2の如く変化させて、実験を行った。
さらに、漂白定着工程の処理温度は、処理時間が3〜5
秒の際は60°C17〜15秒は5o°c、20〜35
秒は40℃、40〜60秒は35°Cて、現像活性度か
ほぼ一定になる様にして行った。
ランニング処理後の処理済カラーベーパー試料について
未露光部のマゼンタかふり濃度を光電濃度計で測定し、
さらに最高濃度部の残留銀量を蛍光X線法にて測定した
結果をまとめて表2に示す。
表 上記衣2より、漂白定着工程のエアタイム比率力15〜
55%の範囲内である際には、マゼンタかふり濃度か低
く、さらに残留銀量も微かてあって良好であることか判
る。さらに漂白定着工程の処理時間か40秒以内である
際に、これらの効果はさらに良好となり、また3秒〜3
5秒の範囲がとりわけ良好で、5秒〜30秒の範囲かと
りわけ特に良好て、7秒〜25秒の範囲か最も良好であ
ることか判かる。
実施例 7 実施例6の実験で用いたカラーペーパー試料中のマゼン
タカプラー[Mコを、特iu昭fi3−1fllfi6
55号明細書第29〜34頁に記載のビラソロトリアゾ
ール型マゼンタカプラー (M′−1)、(M’−2)
、(M′−4)、(M′−21)、(M ′−37)、
(M”−6])、(M′−63)にそれぞれ変更して、
同様の実験を行ったところ、残留銀量は実施例1とほぼ
同一であったが、未露光部マゼンタかぶり濃度はさらに
20〜30%減少し、極めて良好てあった。
実施例 8 実施例6の実験(No、2−7)て用いた発色現像液中
のジエチルヒドロキシルアミンを、同一モル数のヒドロ
キシルアミン誘導体(−形式[I]で表される化合S)
の例示化合物A−13、A−18、A−21,A−7に
それぞれ変更した他は実施例6と同様の実験を行ったと
ころ、実施例6とほぼ同一の結果を得たが、同様にジエ
チルヒドロキシルアミンを同一モル数の硫酸ヒドロキシ
ルアミンに変更したところ、イエローの最高濃度か2.
98から2.27に、即ち0.71低下し、さらに残留
銀量も悪化した。
実施例 9 実施例6の実験て用いたカラーペーパー試料中のシアン
カプラー[C]を、特開昭63−106655号明細書
第34〜42頁に記載のシアンカプラー(C′−2)、
(C′−27)、(C′−32)、(C′−33)、(
C′−34)、(C′−36)、(C′−37)、(C
′−38)、(C′−39)、(C′−53)、(C″
−2)、(C″−8)及び(C″−9)にそれぞれ変更
して、同様の実験を行ったところ、残留銀量はさらに1
0〜30%改良された。
実施例 10 実施例1て用いた各乳剤層の塩臭化銀乳剤の塩化銀含有
率を下記表3の如く変化させ、他は実施例1、実験No
、1−13及びNo、1−18と同じにして実験を行っ
た。
処理後のカラーペーパー試料について未露光部のマゼン
タかぶり濃度及び最高濃度部イエロー濃度を光電儂度計
て測定し、さらにシアン色素の染着状況を観察した。結
果をまとめて表3に示す。
表 表中、○、Δ及びx等の意味は前記表1と同義である。
上記表3より、エアタイムが本発明の範囲内の際には、
かぶり濃度及びシアン色素染着か良好であることが判か
る。とりわり、塩化銀含有率が80モル%以上の際には
、充分な色素濃度を与え、迅速処理特性を有しているこ
とか判かる。特に90モル%以上、とりわけ特に95モ
ル%以上、最も好ましくは99モル%以上の際により充
分な色素濃度が得られることか判かる。
実施例 11 実施例1て作成したカラーペーパーを使用し、露光後、
次の処理工程と処理液を用いてランニンク実験を行った
処理工程 (各々1槽)     処理時間(1)発色
現像   38°C15秒 (2)漂白     35°C15秒 (3)定着      35°C10秒(4)安  定
   35°C20秒 (5)乾  燥   60°C〜80°C30秒発色現
像液及び安定液は実施例1と同しものを使用した。
[漂白タンク液及び補充液コ 1.3−プロピレンジアミン四酢酸 第2鉄アンモニウム        45gエチレンジ
アミン四酢酸第2鉄 アンモニウム塩           40g臭化アン
モニム          160g酢酸アンモニム 
          35gイミタゾール      
      2gアンモニア水(25%溶液)    
   8m文水を加えて1文に仕」二げ、アンモニア水
と酢酸を用いてpH4,0に調整した。
[定着タンク液及び補充液] ジエチレントリアミン五酢酸     3.0gチオ硫
酸アンモニウム(70%溶液)  100.0mM亜硫
酸アンモニウム(40%溶液)    27.5+nJ
Lアンモニア水又は氷酢酸てpH5,50に調整すると
共に水を加えて全量を1文とする。
上記処理工程中の発色現像工程及び漂白工程のエアタイ
ム比率を下記表4に示す如く変化させ、未露光部マセン
タかふり濃度を測定した。
結果をまとめて表4に示す。
表 上記表4により、エアタイム比率が本発明の範囲内であ
る際にはかぶり濃度か良好であることより、発色現像に
引き続き漂白処理を行なうよりも、漂白定着処理を行な
う方が、かぶり濃度の抑制効果は良好であることか判か
る。
実施例 12 実施例1記載の感光材料及び処理液を用いて、発色現像
工程、漂白定着工程及び安定工程のエアタイム比率と処
理時間を下記表5の如く変化させランニンク処理実験を
行なった。
結果をまとめて表5に示す。
表 処理温度は、発色現像15秒の際は、50°C1発色現
像40秒の際は35°C1漂白定着15秒の際は50°
C1漂白定着50秒の際は35°Cで実験を行なった。
」二記表5より、エアタイム比率が、全工程15〜65
%の範囲にある際に、本発明の効果か顕著となることが
判かる。さらに、処理時間も、発色現像か35秒以内で
あって漂白定着か40秒以内の際に、かぶり抑制効果か
良好となることも判かる。
以下、添伺図面に基き本発明に係る感光材料の処理装置
について説明するが、代表例として印画紙自動現像装置
の一実施例を示す。
図において、1は図示しない焼付機により、焼付されて
潜像か形成された印画紙2を収納したマガジン3を装着
するだめの取付部て、自動現像機本体4の側壁に設けら
れている。
取+J[tに装着された印画紙2は、本体入口のニップ
ロール5にその先端か挿込まれ、発色現像槽6、漂白定
着槽7、安定槽8を経て自動的に処理された後、乾燥部
10て乾燥され、本体4の上部に設けられた出口11か
ら出てくる。なお、各処理は必ずしも浴槽型式である必
要はなく、スプレー式等であってもよい。
乾燥部10から出てきた印画紙2は、光沢から無光沢へ
の面質処理か必要な場合には、粗面ローラ機構12を用
いて処理する。
尚、13は印画紙2の裏面側に接する固定ローラ、14
は印画紙2の表面側に接する可動ローラである。固定ロ
ーラ13はその両端が軸固定部材に回転可能に軸支され
ている。可動ローラ14としては粗面ローラか用いられ
る。必要に応じて無光沢面を作る場合には、切換スイッ
チ入力によりモーターをONにして、カムか図示の位置
にくるように移動させ、カム位置検出マイクロスイッチ
の作動によってモーターを停止させる。このカムの回動
に伴って引張ハネの蓄力によって、固定ローラ13に可
動ローラ14を接触(又は接近)せしめる。
必要に応して面質処理された印画紙は、処理速度の変化
をバッファするためのアキューム部22を経て、カッタ
一部23て一時停止して、カッターマーク検出部24て
該マークが検出された後、カッター25によりカットさ
れる。該カッター25としては、例えは、直動型切断刃
が用いられるが、これに限定されず、他のカッターても
よい。
所定サイズにカットされた印画紙は、受皿26に集積さ
れる。集積位置は図示のように本体4の上方てあっても
よいし、他の場所てあってもよい。
前記乾燥部10以降の処理工程が全て本体4上に設けら
れた場合には、上方からのメンテナンスも可能なように
、例えば上記の全ての処理工程を設けた天板の一端縁を
蝶番等て枢支することにより開閉可能に構成することが
好ましい。
なお、図中27は給水タンク(無配管で交換式のものが
好ましい。)、28は廃液タンク、29は制御系ボック
スを示す。
図において、感光材料がa点を過ぎた時から、同し個所
か0点に至るまての時間が、発色現像処理工程の処理時
間てあり、同しく感光材料かb点を過ぎた時から、同じ
個所か0点に至るまての時間が、発色現像処理工程にお
けるエアタイムである。そして、感光材料か0点を過ぎ
た時から、同し個所かe点に至るまての時間が、漂白定
着処理の処理時間であり、同しく感光材料かd点を過ぎ
た時から、回し個所がe点に至るまでの時間が、漂白定
着処理工程におけるエアタイムである。
処理槽(例えば発色現像槽6)は第2図に示す如く下部
ターンローラー30によって2回以上ターンさせ、エア
ーに触れる工程を1回以上介在させてもよく、この場合
、感光材料かf点を過ぎた時から、同し個所か交点に至
るまての時間が、発色現像処理工程の処理時間てあり、
同しく感光材料がg点→h点に至るまでの時間と、i点
→j点に至るまでの時間と、k点→旦点に至る時間の合
計時間が、発色現像処理工程におけるエアタイムである
第2図の構成によらず、例えば、独立した2つ以」二の
発色現像槽によって連続的に処理したり、順流方式や逆
流方式によって液の流入か行われる2つ以上の発色現像
槽によって連続的に発色現像処理する場合も、上記第2
図に示す実施例と同しく処理時間及びエアタイムを計算
する。
漂白能を有する処理液による処理が、■漂白定着液によ
る処理→漂白定着液による処理、■漂白液による処理→
漂白定着液による処理、■漂白定着液による処理→定着
液による処理というように2回以上に分けて実施される
場合も、上記第2図に示す実施例と同じく漂白能を有す
る処理時間及びエアタイムを計算する。補充液は順流方
式や逆流方式を問わない。
エアタイムの取り方は上記第1図や第2図に示す態様に
限定されず、いずれの方法によってもよい。
例えば、第3図に示す如く2以上並設された一対の搬送
ローラー31A、31Bの各々」二下に液密を維持てき
るような一対のツレート32A、32Bを設け、空気又
は窒素等の不活性ガスのある気体室33(特開昭62−
9350号参照)を介在させて、発色現像槽6と漂白能
を有する槽7とを並設した構成の自動現像機てあっても
よい(特開昭58−1147号参照)。
また、例えば、第4図〜第6図に示す如く、通路の適宜
個所に搬送ローラー31及びスクイズローラーないしス
クイズ併用搬送ローラー34を配置したスリット状処理
槽を有する構成の自動現像機てあってもよい(特開昭6
]−77851号、同63−167362号、米国特許
第3,769,8417号参照)。
更には、例えば第7図に示す如く各々液循環系35を有
する液密皿状の発色現像槽6、漂白定着槽7及び安定槽
8を多段状に配置した構成の自動現像機てあってもよい
(特願昭63−283045号参照)。
更に又、米国特許第3,336,853号に記載の如く
、搬送ローラーを処理槽の上に被覆するように配置して
スリット状の処理槽を形成した自動現像機、米国特許第
4.:I27,456号に記載の如く、スクイズローラ
ーに液をかけて付着した固形物を除去する自動現像機、
米国特許第4.32[i、7!11号に記載の如く、デ
ーパ−形状になっている搬送ローラーを処理槽の出入口
に設+−1てペーパー感光材料の搬送を真直ぐになるよ
うに構成した自動現像機等についても、本発明を適用す
ることがてきるのは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る感光材料の処理装置の一実施例を
示す概略側面図、第2図〜第7図は各々本発明に係る自
動現像機の他の実施例を示す要部の概略側面図である。 1・取付部 2・印画紙 3:マガジン 4、本体 5:ニップロール 6 発色現像槽 7・漂白定着槽 8:安定槽 10:乾燥部 11  出口 12:粗面ローラ 13  固定ローラ 14:可動ローラ 22・アキューム部 23、カッタ一部 24.カッターマーク検出部 25、カッター 26:受皿 27.6白水タンク 28:廃液タンク 29:制御系ボックス 30:下部ターンローラー 31.31A、31B :搬送ローラー32A、32B
  ツレート 33:気体室 34ニスクイズローラー スクイズ併用搬送ローラー 35、液循環系

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、像様露光されたハロゲン化銀カラー写真感光材料を
    発色現像処理工程の後直ちに漂白能を有する処理工程で
    処理する構成のハロゲン化銀カラー写真感光材料用自動
    現像機において、該処理工程の少なくとも一つのエアタ
    イム比率が15〜65%である構成を有することを特徴
    とするハロゲン化銀カラー写真感光材料用自動現像機。 2、前記ハロゲン化銀カラー写真感光材料が塩化銀を少
    なくとも80モル%含有するハロゲン化銀乳剤を有する
    層を少なくとも一層含有することを特徴とする請求項1
    記載のハロゲン化銀カラー写真感光材料用自動現像機。 3、前記ハロゲン化銀カラー写真感光材料用自動現像機
    の発色現像処理工程の処理時間が35秒以内である処理
    槽を有することを特徴とする請求項1又は2記載のハロ
    ゲン化銀カラー写真感光材料用自動現像機。 4、前記ハロゲン化銀カラー写真感光材料用自動現像機
    の漂白能を有する処理工程の処理時間が40秒以内であ
    る処理槽を有することを特徴とする請求項1、2又は3
    記載のハロゲン化銀カラー写真感光材料用自動現像機。 5、前記漂白能を有する処理工程が漂白定着工程である
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のハロ
    ゲン化銀カラー写真感光材料用自動現像機。 6、前記処理工程の全てのエアタイム比率が各々15〜
    65%である構成を有することを特徴とする請求項1〜
    5のいずれかに記載のハロゲン化銀カラー写真感光材料
    用自動現像機。 7、前記自動現像機の処理工程が、発色現像処理工程、
    漂白定着処理工程、安定処理工程で順次処理する構成を
    有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載
    のハロゲン化銀カラー写真感光材料用自動現像機。 8、像様露光されたハロゲン化銀カラー写真感光材料を
    発色現像処理工程、漂白能を有する処理工程で処理する
    ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法において、
    該処理工程の少なくとも一つのエアタイム比率が15〜
    65%であることを特徴とするハロゲン化銀カラー写真
    感光材料の処理方法。
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