JPH02121715A - 冷間引抜管の製造方法 - Google Patents

冷間引抜管の製造方法

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JPH02121715A
JPH02121715A JP27319488A JP27319488A JPH02121715A JP H02121715 A JPH02121715 A JP H02121715A JP 27319488 A JP27319488 A JP 27319488A JP 27319488 A JP27319488 A JP 27319488A JP H02121715 A JPH02121715 A JP H02121715A
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JP
Japan
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tube
diameter
plug
cold
pass
Prior art date
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Pending
Application number
JP27319488A
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English (en)
Inventor
Koichi Okita
置田 孝一
Hironori Abe
安部 広則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Publication of JPH02121715A publication Critical patent/JPH02121715A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は冷間引抜管の製造方法に関する。
[従来の技術] 管1の冷間引抜を行なう方法として、ダイス2とプラグ
3による伸引方法かある。
この方法において冷間引抜を行なう場合には、ダイス2
により管外径を縮小(減径)し、その後ダイス2のベア
リンク部分とプラク3のベアリンク部分とでそれぞれ管
外径、管内径を決定する。
ところて、冷間引抜後の管1の外径に対して比較的肉厚
が大きい管1を製造する場合には、ダイス2により減径
な行なう時点において、「その肉厚が原管の肉厚より薄
くなる現象があり(例えばM、Vater  and 
 l(、Kron、  Translated  fr
om  5tahlund Eisen 89(969
)、 10. P2O3−P518)  (第4図参照
)、このため引抜後の管1の内面にプラク3が接触しな
いあるいは一部分しか接触せず」所定の内径寸法に仕上
げられないという不具合を生しることかある。
なお、明らかに[ダイス径−2×原管肉厚]よりプラグ
のベアリング径が小さい場合はプラグに接触せず引抜き
される。これを一般に゛°空引き°。
という。しかしながら、上述の「プラグが接触しないあ
るいは一部分しか接触せずJは、[ダイス径−2×原管
肉厚コよりプラクのベアリング径の方か大きいが、ダイ
スにより減径が加えられた時に減肉する、いわゆる減1
1 R肉が大きく、プラグのベアリンク部に接触しない
あるいは一部分しか接触しない場合を意味する。この現
象は以下の理由によると考えられている。■ダイスによ
り減径が加えられると管の外面側の応力か大きいが肉厚
が厚いと管の内面側の応力は相対的に小さい、■よって
管の外面側か加工されるが管の内面側が加工される程度
は小さい。■このため、内径の変化は、外径の変化に対
して小さくなる。これが肉厚の減少になる。
[発明か解決しようとする課題] 上記の不具合を解消して寸法精度の良い冷間引抜管を製
造する方法として、一般に、「最終製品管に付与すべき
仕上状態での管外径および肉厚より非常に大きな管外径
、肉厚を有する管1を原管としてこれを数回の引抜パス
にわたり冷間引抜する方法か採用されている。」 上記の対策により、前述の不都合か解消する理由は以下
のとおりである。
すなわち、管の冷間引抜は管の外径と肉厚をともに減少
させ最終の寸法に精度良く仕上げる加工である。ダイス
により外径が決まりプラグにより内径か決まる。
特に肉厚の厚い(t/Dが大)管を製造する場合は、減
径により減肉が行なわれるので、より厚い管を必要とす
る。この時、減径により減肉される定量値が分からない
と必要以上の厚肉管を準備しなければならない。
しかしながら、厚肉管の冷間引抜はプラグの径が小さい
ため、プラクを保持するバーの強度等により減肉量が多
くとれない等の不都合もある。また、プラグに張力のか
からないフローテインク弓きを行なう場合には引抜後の
内径に対してプラグの径か大きく原管にプラグか入らな
い場合かある。
このため、外径が大きく肉厚か厚い原管て引抜力に対し
て比較的バーの強度があるサイズて冷間引抜を行ない、
内面の全面にプラクが当たるように引抜を行なった後、
数回にわたり減径させ(もちろん減肉もさせ)厚肉の冷
間引抜管を得るのか一般的である。
しかしながら、冷間引抜パスを行なう場合には、各パス
の開始前に潤滑処理等を行なう必要かあり、これら潤滑
処理等にともなう工数の増加、工程の遅延を可及的に回
避するためには、賢引抜パス回数を極力少なくすること
が望まれる。
本発明は、少ない引抜パス回数で、かつ寸法精度の良い
冷間引抜管を製造可能とすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、管の冷間引抜に際し、減径にょる減肉を除く
実際の減肉率が、(Al全引抜パスの総合て15%以上
となり、かつ(B) fi終引抜パスて5%以上となる
条件を満足するようにしたものである。
[作用コ 第1図は本発明の冷間引抜状態を示す模式図である。1
は管、2はダイス、3はプラグである。
本発明は、前述の「発明の目的」との関係からして、(
A)管内径寸法を目標値に加工するに必要な減肉率の最
小値を求めるとともに、(Bl管外径寸法を目標値に加
工するに必要な減肉率の最小値を求め、それらの減肉率
設定条件を満足する範囲で引抜パス回数を必要以上に行
なうことを排除し、「少ない引抜パス回数て寸法精度の
良い」冷間引抜管を製造可能とするようにしだものであ
る。
(A)第2図(A)は全引抜パスの総合ての実減肉率R
wと冷間加工後の同一管内における管内径(最終パス後
の製品管内径)の最大と最小の差ΔNとの関係を示す線
図である。
なお、この時、「全引抜パスの総合ての」実減肉率を採
用したのは以下の理由による。
すなわち、管内面にプラクの円周方向の全面が当たれば
内径の最大値と最小値は小さくなる。このため最終パス
前にプラグが全面に当たればG 4?パスてプラグが全
く当たらなくとも内面の丸い管が得られる。よってここ
では全引抜パスの総合て表現した。最終パスでの実減肉
率て表現するのは不適当ということになる。
第2図(A)に示す如く、全引抜パスの総合ての実減肉
率か15%以上である時、管内径の最大と最小の差ΔN
か小さくなる。このことは、上記の条件により、管内面
の全てにプラグか接触したことを怠味する。
(B)第2図(B)は各引抜パスての実減肉率Rvと冷
間加工後のダイス径と管外径の差ΔGとの関係を示す線
図である。
第2図CB)に示す如く、実減肉率か5%以上である時
、ダイス径と外径の差ΔGか小さくなる。よって、最終
引抜パスで目標の管外径寸法に仕上げる目的から、この
実減肉率な5%以上に設定することが必要となる。
なお、この時、「冷間加工後の管外径の最大と最小の差
」を取り上げなかった理由は以下のとおりである。
すなわち、冷間引抜で充分な引抜(空引てない引抜)を
行なった場合は仕上管外径がほぼダイス径になるが、そ
れ以外の引抜(空引)てはダイス径に対して■仕上管外
径の平均値は小さくなる、■仕上管の外径の最大値と最
小値差は大きくなる(真円度か悪化する)の2点がある
。しかしながら、■の方の差を考えるより■の方が変化
が大きいため、本発明にあっては■の方で表現した。
ところで、上記(A)  (B)において、実減肉率R
wを求めるためには減径減肉率を求める必要がある。
ここで、減径減肉率をRv’とし、実減肉率をRvとす
ると、下記(1)式、(2)式が成立する。
たたし、toは原管の肉厚、tl′は減径による減肉後
の肉厚、tlはダイスとプラグて決定される肉厚[(ダ
イスベアリング径−プラグベアリング径)/2]である
なお、減径による減肉後の肉厚は一般に空引(プラグを
用いずダイスたけて引抜く方法)を行なった時の肉厚で
ある。
また、本発明者の「実験的検討」によれば、減径減肉率
(減径による肉厚変化率) Rw′は原管の1勺Jグ、
外径比(t/DJと、管外径の絞り率(減径率Rd)と
により、下記(3)式のように整理てきる。
Rw’  = −1:]、]9−o、a:lxt/D+
Rd”(0,00033Rd−0,0083)(%)・
・・(3)よって、実減肉率Rwは、上記(11式、(
2)式を用いて、原管寸法d。、to、ダイス径D1よ
り求めることができる。
[実施例] 以下、本発明の具体的実施例について説明する。
表1に冷間引抜加工スケジュールを示す。なお、管材質
はJTS 5TPA12て、製品管の目標寸法は外径2
1.7mm、肉厚7.5+++mである。
またこのとき使用したツーリングは以下のとおりである
。ダイスは第3図(A)に示す如く、1伸目、2伸目と
もアプローチ角度27度で、そのベアリング部の長さB
 L 1.5mmのフローティンゲタイスてあり、その
ベアリング部径BDは1伸目か30.54mm 、 2
(中目か21.82nvである。1イ申目のプラグは、
第3図(B)に示す如く、ベアリンク部の長さB L 
30mm、そのベアリング部径BDか12.90mmの
長芯プラグである。2伸目のプラグは、第3図(C)に
示す如く、ベアリング部の長さBL8mn+、そのベア
リング部径BDが7.35111m、アプローチ角度が
22度、大径部径FDが11.0mmのフローティング
プラグである。
この表1の冷間引抜スケジュールで製造した結果、最終
引抜パスである2伸目引抜にて得られた製品管の、管内
径の最大と最小の差は0.01m1.ダイス径と管外径
の差は0.02a+mであることが認められた。
以上のように、上記実施例によれば、全引抜パスの総合
ての実減肉率を15%以上(15,1%〕、最終引抜パ
スでの実減肉率を5%以上(7,1%)としたので、前
述の[作用コで述べたとおり管内径寸法と管外径寸法の
寸法精度を良好とすることができた。また、上記減肉条
件を満足するのてあれば、引抜回数を必要以上に行なわ
なくとも良いのて、上記実施例においてもその引抜回数
を2パスのみとし、潤滑処理等の工数を削減し、潤滑処
理等にともなう工程遅延も少なくすることがてきた。
[発明の効果コ 以上のように、本発明は、管の冷間引抜に際し、減径に
よる減肉な除く実際の減肉率が、(A)全引抜パスの総
合で15%以上となり、かつ(n) M終引抜パスで5
%以上となる条件を満足するものとすることにより、寸
法精度の良い管を得ることかできる。また、上記条件を
満足するのてあれば引抜回数を必要以上に行なわなくと
も良いので、可及的に少ない引抜パス回数て寸法精度の
良い冷間引抜管を製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の冷間引抜状態を示す模式図、第2図(
A)は全引抜パスの総合ての実減肉率と管内径状態との
関係を示す線図、第2図(B)は最終引抜パスての実減
肉率と管外径状態との関係を示す線図、第3図(A)〜
(C)は本発明の実施例にて用いたツーリンクを示す模
式図、第4図は従来方法における減径により減肉した管
内面にプラグが接触していない状態を示す模式図である
。 1・・・管、 2・・・ダイス、 3・・・プラグ。 代理人 弁理士  塩 川 修 治 第1図 表1 第2図(A) Rw  (Ole) 第2図(B) Rw(’%) 第3図(A) 第3図(B) 第3図(C)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)管の冷間引抜に際し、減径による減肉を除く実際
    の減肉率が、(A)全引抜パスの総合で15%以上とな
    り、かつ(B)最終引抜パスで5%以上となる条件を満
    足することを特徴とする冷間引抜管の製造方法。
JP27319488A 1988-10-31 1988-10-31 冷間引抜管の製造方法 Pending JPH02121715A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002361319A (ja) * 2001-06-05 2002-12-17 Sumitomo Metal Ind Ltd 内面平滑性に優れた継目無鋼管の製造方法および継目無鋼管
CN110681715A (zh) * 2019-09-29 2020-01-14 苏州市美新迪斯医疗科技有限公司 一种一次性使用穿刺针的加工方法

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