JPH02118008A - 高炉炉熱評価方法 - Google Patents

高炉炉熱評価方法

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JPH02118008A
JPH02118008A JP27047188A JP27047188A JPH02118008A JP H02118008 A JPH02118008 A JP H02118008A JP 27047188 A JP27047188 A JP 27047188A JP 27047188 A JP27047188 A JP 27047188A JP H02118008 A JPH02118008 A JP H02118008A
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furnace heat
tapping
furnace
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JP27047188A
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Koichi Matsuda
浩一 松田
Naoki Tamura
直樹 田村
Akio Arai
明男 新井
Nobuyuki Nagai
信幸 永井
Korehito Kadoguchi
維人 門口
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野) この発明は安定な高炉の操業を行うための高炉炉熱評価
方法に関するものである。
(従来の技術) 温度センサ等で得られた情報から知識ベースを用いて、
炉熱レベルを推論する従来の高炉炉熱評価方法としては
、5ICE  “88 第27回学術講演会予稿集JS
60−3 r高炉炉熱エキスパートシステムにおける学
習機能」ページ627,628に開示された方法がある
ここで開示されたエキスパートシステムでは、高炉を制
御するシステムの制御性をセンサにより常に監視し、制
御性が悪くなれば、システム中の知識ベースのルール間
の変更等の学習を行い、システムの制御性を良好に維持
している。
このエキスパートシステムの制御性の判定方法つまり、
高炉炉熱評価方法は、以下に示すようにして行われる。
すなわち、過去数ケ月間の操業実績を蓄積し、1回の出
銑作業(これをタップと称する)の内の最高溶銑温度(
炉熱を最もよく代表するが、出銑開始後2〜4時間経過
しないと得られない)を指標として、以下に示す基準で
炉熱の制御状態を評価する(第6図参照)。
■ タップ最高溶銑温度は目標温度に達したか■ タッ
プ最高溶銑温度の変動は目標以内におさまったか なお、第6図において、ケースAは異常なし、ケースB
〜ケースDは何らかの炉熱異常を判定している。
(発明が解決しようとする課題) 従来の高炉炉熱評価方法は以上のように行われており、
タップ代表溶銑温度が目標温度に達したか及びその変動
が目標値内になるか否かの判定によりケースA〜ケース
Dの評価がされるだけであった。このため、炉熱レベル
の定量的な評価ができていないという問題点があった。
また、過去数ケ月間の操業実績を蓄積して得られたタッ
プ代表溶銑温度から炉熱レベルを評価するため、どの出
銑時に昇熱アクション、vl熱アクション等の制御アク
ションを行うべきであったかを正確に1L定できないと
いう問題点があった。
さらに、過去数ケ月間の操業実績を蓄積して得られたタ
ップ代表溶銑温度を、炉熱評価の判定基準としているた
め、評価を得るのに長時間要してしまう問題点があった
この発明は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、比較的短時間で定量的な炉熱レベルを判定
し、過去の特定の出銑時における制御アクションの必要
性を正確に把握できる高炉炉熱評価方法を得ることを目
的とする。
(課題を解決するための手段) この発明にかかる高炉炉熱評価方法は、過去のn回の出
銑におけるn個の溶銑温度代表値を求める第1のステッ
プと、前記n個の溶銑温度代表値それぞれの炉熱レベル
を、メンバーシップ関数l数により求める第2のステッ
プと、予め定められた規則と前記炉熱レベルとから、フ
ァジィ推論により、m(m<n>回前の出銑時における
制御アクションの必要性を求める第3のステップとを備
えている。
〈作用ン この発明における第2のステップは、n([!;lの溶
銑温度代表値それぞれの炉熱レベルをメンバーシップ関
数により求めるため、定量的な炉熱レベルの判定が行え
る。
(実施例) 以下、この発明の一実施例である高炉炉熱評価方法を説
明する。なお、この実施例では過去3回の出銑時A1〜
A3の溶銑温度代表値T1〜T3から、出銑時A2にお
ける制御アクションの必要性を判定している。
A、溶銑温度代表値の測定 まず、過去3回の出i時A1〜A3におけるそれぞれの
溶銑温度代表値T  −T3 (T、が1番古く、T3
が1番新しい)を求める。溶銑温度代表値T  −73
としては、最高温度あるいは平均温度等がある。
B、炉熱評価点のn出 次に、第1図で示したメンバーシップ関数から、溶銑湯
度代表1a T 1〜T3の炉熱評価点F1〜F3を求
める。。例えば溶銑温度代表値T1が1490℃であれ
ば、溶銑温度代表値T1の炉熱評価点F1はLL=  
0.0.  LM−0,3,M=  0.7. HM=
 0.0. HH−0,0となる。
なお、第1図において、LL、LM、M、HM。
Hl−(は、炉熱評価パラメータであり、各パラメータ
は、 LL・・・低い LM・・・やや低い M・・・安定 HM・・・やや高い 1−11−1・・・高い を意味している。これらのパラメータLL’、LM。
M、HM、HHはO〜1の適合度をもつ。また、第1図
で示したメンバーシップ関数の形状は、高炉、管理温度
の違い等により変更できる。
C9鱗の・ このようにして求められた炉熱評価点F1〜F3と、予
め作成された炉熱評価ルール(第1表参照)と照合し、
成功すると中間結論C1を得る。
照合が成功するのは、条件F1〜F3で示したパラメー
タ(LL、LM、M、HM、HHのいずれか)の全てが
正の値となる場合である。なお、第1表において、D、
DM、N、tJM、Uは制御アクションの必要性を示す
パラメータであり、各パラメータは、 D・・・降熱アクション DM・・・弱降熱アクション N・・・アクションの必要なし UM・・・弱昇熱アクション U・・・昇熱アクション を示している。
(以下、余白) 第1表 炉熱評価ルール 以下、例を挙げて第1表のルールと炉熱評価点F1〜F
3との照合を説明する。例えば、タップ溶銑温度代表値
T  =T2=T3=1490℃であれば、炉熱評価点
[1〜F3は全て[LL=HM−1−IH= 0.0.
1M= C13,M= 0.7]となる。
このような炉熱評価点F1〜F3とNo 68のルール
との照合を行う場合を考える。この場合、条件部 F1
=M=0.7 F2=LM=0.3 F3=M= 0.7 と、すべての炉熱評価点F1〜F3が正の適合度を19
たため、照合が成功し、Nα68のルールの結論である
制御アクションNを中間結論C1として導き出す。この
とき、制御アクションNの適合度は、条件部の最小の適
合度である条件部F2の適合度0.3になる。
そして、第2図で示した制御アクションパラメータD、
DM、N、UM、Uのメンバーシップ関数から、制御ア
クションNのメンバーシップ関数を抽出し、第3図で示
したように、適合度03で上部がカットされた中間結論
C1のメンバーシップ関数B (y)を作成する。なお
、第2図、第3図において、yは制御アクションレベル
であり、正であれば昇熱アクション、負であれば降熱ア
クションの必要性の傾向を示している。
上記した照合を第1表のすべてのルールに対して行い、
照合が成功すると第3図に示すような、中間結論C1の
メンバーシップ関数B (V)を作成する。したがって
、上記した例ではNo、68以外に、No、63.No
、64.No、69゜No、88.No、89.No、
93.No、94のルールの照合が成功するため、8個
の中間結論C1のメンバーシップ関数B (y)を作成
することになる。
D、中間結論のメンバーシップ関数の合成そして、得ら
れた全ての中間結論C1のメンバーシップ関数B (y
)を合成し、合成メンバーシップ関数BB (y)を作
成する。第4図は2つの異なるメンバーシップ関数81
  (y)、82  (y)の合成例を示している。同
図に示すように、制御アクションレベルyに対し、適合
度が最大となるようにメンバーシップ関数B  (y)
、B2  (y)を合成する。
そして、合成メンバーシップ関IBB (y)とy軸で
囲まれた領域(第4図斜線で示す)の重心Gの位置のy
B!!標y*を、次の(1)式により求める。
このylがフ?シイ准論(C,〜E、のステップ)によ
り得られた出銑時A2における制御アクション必要性を
示している。つまりylが1に近い程、昇熱アクション
の必要性があったと判定され、ylが−1に近い程、降
熱アクションの必要性があったと判定され、ylがOT
i傍であれば制御アクションの必要性はなかったと判定
される。
第5図はこの発明の一実施例である高炉炉熱評価方法の
処理の流れを示すフローチャートである。
以下、同図を参照しつつそのフローを説明する。
まず、ステップS1で、A、で述べたように過去3回の
溶銑温度代表値T −T3を測定する。
次にステップS2で、旦ユで述べたように、溶銑温度代
表値T  −T3から、メンバーシップ関数により炉熱
評価点F1〜F3を得る。
そして、ステップS3でC9で述べたように、炉熱評価
点F1〜F3を炉熱評価ルールに照合し、中間結論C1
を得、この中間結論C1のメンバーシップ関数B (V
)を作成する。
その後、ステップS4で、Ω工で述べたように、中間結
論C1のメンバーシップ関数B (y)を合成し、合成
メンバーシップ関vlBB (y)を作成する。
そして、ステップS5で1エで述べたように、合成メン
バーシップ関数BB (y)とy軸で囲まれた領域の重
心のy座標yl、すなわち、出銑時A2における制御ア
クションの必要性を得る。
G、実施例の効果 このように、この実施例による高炉炉熱評価方法によれ
ば、過去3回の出銑温度代表値により炉熱評価を行える
ため、短時間で炉熱評価が行える。
また、メンバーシップ関数により炉熱レベルを求めるた
め、定量的な炉熱レベルの評価が行える。
また、第1表で示した炉熱ルールを利用したファジィ推
論により、過去の特定の出銑時における制御アクション
の必要性が正確に把握できる。
H9高炉炉熱評価方法のり用 B2で示したフローにより得られた出銑時A2における
アクション必要性y3の値と、出銑時△2における炉熱
低下予測等の炉熱オペガイドあるいは出銑時A2におけ
る高炉操業システムの操作指示量(実際に操作は行わな
い)とを比較すれば、炉熱オペガイド、高炉操業システ
ムの精度を判定することができる。
1、補足 なお、この実施例では、過去3回の溶銑温度代表値に基
づき炉熱評価を行ったが、これに限定されない。
また、この実施例では、出銑時A2における制御アクシ
ョンの必要性を評価したが、これに限定されない。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、過去n回(3
回程度の比較的少ない回数)の出銑におけるn個の溶銑
温度代表値に基づき、炉熱評価を行うため、比較的短期
間に炉熱評価が行える。
また、第2のステップによりn個の溶銑湿度代表値それ
ぞれの炉熱レベルをメンバーシップ関数により求めるた
め、定量的な炉熱レベルの判定が行える。
さらに、第3のステップにより予め定められた規則と前
記炉熱レベルとから、ファジィ推論により、m(m<n
)回前の出銑時における制御アクションの必要性を求め
るため、過去の特定の出銑時における制御アクションの
必要性が正確に把握できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はメンバーシップ関数を示すグラフ
、第3図は中間結論C1のメンバーシップ関数J数B 
(y>の作成方法を示すグラフ、第4図は合成メンバー
シップ関数BB(y)の作成方法を示すグラフ、第5図
はこの発明の一実施例である高炉炉熱評価方法の処理の
流れを示すフローチャート、第6図は従来の高炉炉熱評
価方法の処理の流れを示すフローチャートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)過去のn回の出銑におけるn個の溶銑温度代表値
    を求める第1のステップと、 前記n個の溶銑温度代表値それぞれの炉熱レベルを、メ
    ンバーシップ関数により求める第2のステップと、 予め定められた規則と前記炉熱レベルとから、ファジィ
    推論により、m(m<n)回前の出銑時における制御ア
    クションの必要性を求める第3のステップとを備えた高
    炉炉熱評価方法。
JP27047188A 1988-10-26 1988-10-26 高炉炉熱評価方法 Granted JPH02118008A (ja)

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JP27047188A JPH02118008A (ja) 1988-10-26 1988-10-26 高炉炉熱評価方法

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JPH02118008A true JPH02118008A (ja) 1990-05-02
JPH0438803B2 JPH0438803B2 (ja) 1992-06-25

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02166203A (ja) * 1988-12-21 1990-06-26 Kawasaki Steel Corp 高炉送風温度制御方法
CN111270029A (zh) * 2020-03-19 2020-06-12 武钢集团昆明钢铁股份有限公司 一种铁水温度的表示方法及其应用

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02166203A (ja) * 1988-12-21 1990-06-26 Kawasaki Steel Corp 高炉送風温度制御方法
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