JPH0211786Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0211786Y2 JPH0211786Y2 JP4250584U JP4250584U JPH0211786Y2 JP H0211786 Y2 JPH0211786 Y2 JP H0211786Y2 JP 4250584 U JP4250584 U JP 4250584U JP 4250584 U JP4250584 U JP 4250584U JP H0211786 Y2 JPH0211786 Y2 JP H0211786Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- bottomed cylinder
- resin
- fixture
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 14
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 3
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- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 2
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Landscapes
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコンデンサ用の樹脂取付具に関し、特
にコンデンサの取付作業が簡易でコンデンサに加
わる引抜きや回転力を阻止するよう固定力を高め
ることを目的としたものである。
にコンデンサの取付作業が簡易でコンデンサに加
わる引抜きや回転力を阻止するよう固定力を高め
ることを目的としたものである。
従来、コンデンサ用の取付具として使用されて
いたものは金属板を打抜き絶縁スリーブを被覆し
たコンデンサの外径に合わせて丸めたバンド状の
締付部と、該締付部に対し直角方向に折曲げた舌
片からなる取付部とを有するものである。そして
前記締付部および取付部にはそれぞれビス、リベ
ツトなどを用いて取着するための取付穴が設けら
れており、コンデンサを取付具に締付けたシヤー
シに取付けたりしていた。しかしながら金属板を
打抜いて作成した取付具の場合には打抜きバリに
よつてコンデンサに被覆した絶縁スリーブを損傷
させる危検性やコンデンサ底面の絶縁保持のため
に絶縁用底シートを使用しなければならないなど
の絶縁性上の問題点があり、また作業がコンデン
サを取付具へ締付けたのち、さらにシヤーシへ取
付けなければならない煩雑さがあつた。これらの
点を考慮し絶縁性の樹脂からなるコンデンサ用取
付具も知られている。しかし有底筒状の中にコン
デンサを挿入する構成からなる樹脂製取付具では
その固着力がコンデンサに加わる引抜き力や回転
力に対して不十分である欠点を有していた。
いたものは金属板を打抜き絶縁スリーブを被覆し
たコンデンサの外径に合わせて丸めたバンド状の
締付部と、該締付部に対し直角方向に折曲げた舌
片からなる取付部とを有するものである。そして
前記締付部および取付部にはそれぞれビス、リベ
ツトなどを用いて取着するための取付穴が設けら
れており、コンデンサを取付具に締付けたシヤー
シに取付けたりしていた。しかしながら金属板を
打抜いて作成した取付具の場合には打抜きバリに
よつてコンデンサに被覆した絶縁スリーブを損傷
させる危検性やコンデンサ底面の絶縁保持のため
に絶縁用底シートを使用しなければならないなど
の絶縁性上の問題点があり、また作業がコンデン
サを取付具へ締付けたのち、さらにシヤーシへ取
付けなければならない煩雑さがあつた。これらの
点を考慮し絶縁性の樹脂からなるコンデンサ用取
付具も知られている。しかし有底筒状の中にコン
デンサを挿入する構成からなる樹脂製取付具では
その固着力がコンデンサに加わる引抜き力や回転
力に対して不十分である欠点を有していた。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、コ
ンデンサの固着力を向上させることのできる樹脂
取付具を提供するものである。以下実施例により
説明する。第1図に示すようにポリエチレン、ボ
リアセタール、ポリフエニレンオキサイド、ポリ
プロピレンなどの樹脂からなる有底円筒1と一体
に該有底円筒1の外周に取付部2を2個正反対方
向に設け、かつ該取付部2には取付用穴3が形成
されている。そして前記有底円筒1の底面は中心
線を境界として左右にテーパが形成されており、
かつ外底面には中心線上に角形、半円形などの凹
溝4が設けられている。このような取付具におい
て前記有底円筒1の内径寸法は第2図に示すよう
にこのなかに挿入したコンデンサ5の外径寸法に
合致するよう設定されている。
ンデンサの固着力を向上させることのできる樹脂
取付具を提供するものである。以下実施例により
説明する。第1図に示すようにポリエチレン、ボ
リアセタール、ポリフエニレンオキサイド、ポリ
プロピレンなどの樹脂からなる有底円筒1と一体
に該有底円筒1の外周に取付部2を2個正反対方
向に設け、かつ該取付部2には取付用穴3が形成
されている。そして前記有底円筒1の底面は中心
線を境界として左右にテーパが形成されており、
かつ外底面には中心線上に角形、半円形などの凹
溝4が設けられている。このような取付具におい
て前記有底円筒1の内径寸法は第2図に示すよう
にこのなかに挿入したコンデンサ5の外径寸法に
合致するよう設定されている。
このように構成してなる取付具を使用するとき
は、第2図に示すように有底円筒1にコンデンサ
5を挿入しこれをシヤーシ6に取付ける。前述の
ように有底円筒1の底面は左右にテーパが形成さ
れているが、取付部2の取付用穴3にビス7を通
しナツト8でシヤーシ6に取付けると前記テーパ
は中心線に形成してある凹溝4によつて容易にシ
ヤーシ6に密着して平坦となる。このテーパが平
坦になることによつて第3図に示すように有底円
筒1も平面では楕円形に変形し、この変形によつ
て長径方向ではコンデンサ5との間に上部ほど空
隙9を生ずることとなるが、短径方向では逆にコ
ンデンサ5を強圧することとなるのでコンデンサ
5を固着する力は挿入時に比し非常に大となり容
易には引抜けず、また回転したりすることもな
い。
は、第2図に示すように有底円筒1にコンデンサ
5を挿入しこれをシヤーシ6に取付ける。前述の
ように有底円筒1の底面は左右にテーパが形成さ
れているが、取付部2の取付用穴3にビス7を通
しナツト8でシヤーシ6に取付けると前記テーパ
は中心線に形成してある凹溝4によつて容易にシ
ヤーシ6に密着して平坦となる。このテーパが平
坦になることによつて第3図に示すように有底円
筒1も平面では楕円形に変形し、この変形によつ
て長径方向ではコンデンサ5との間に上部ほど空
隙9を生ずることとなるが、短径方向では逆にコ
ンデンサ5を強圧することとなるのでコンデンサ
5を固着する力は挿入時に比し非常に大となり容
易には引抜けず、また回転したりすることもな
い。
なお、上記の構成において有底円筒1の内面に
少なくとも1個の小突起を形成してコンデンサ5
との摩擦を増大させたり、第4図のように取付部
12と有底円筒11間を一体に設けたリブ13で
連結しシヤーシに取付ければ有底円筒11を強く
牽引きるのでコンデンサの固着力をさらに高める
ことができる。そして凹溝4を設けたことにより
有底円筒の底面に形成したテーパをきわめて容易
に平坦にすることができるとともに、底面を平坦
にすることによる歪みを小さくできるので耐久性
を増すことができる効果も有する。
少なくとも1個の小突起を形成してコンデンサ5
との摩擦を増大させたり、第4図のように取付部
12と有底円筒11間を一体に設けたリブ13で
連結しシヤーシに取付ければ有底円筒11を強く
牽引きるのでコンデンサの固着力をさらに高める
ことができる。そして凹溝4を設けたことにより
有底円筒の底面に形成したテーパをきわめて容易
に平坦にすることができるとともに、底面を平坦
にすることによる歪みを小さくできるので耐久性
を増すことができる効果も有する。
以上述べたように本考案になるコンデンサ用樹
脂取付具は中心線を境界として設けた有底円筒の
テーパを凹溝によつてきわめて容易に平坦にで
き、よつて有底円筒を楕円形に変形してコンデン
サを強圧することができる。また中心線に設けた
凹溝によつて楕円形に変形せしめるときの歪みを
小さくすることができるから、それだけ耐久性を
増すことができる効果を有するものである。
脂取付具は中心線を境界として設けた有底円筒の
テーパを凹溝によつてきわめて容易に平坦にで
き、よつて有底円筒を楕円形に変形してコンデン
サを強圧することができる。また中心線に設けた
凹溝によつて楕円形に変形せしめるときの歪みを
小さくすることができるから、それだけ耐久性を
増すことができる効果を有するものである。
図面はいずれも本考案の実施例を示し第1図は
樹脂取付具を示す正断面図、第2図はコンデンサ
を挿入した樹脂取付具をシヤーシに固定した状態
を示す正断面図、第3図はコンデンサを挿入した
樹脂取付具をシヤーシに固定したときの平面図、
第4図は樹脂取付具の他の実施例を示す正断面図
である。 1……有底円筒、2……取付部、3……取付用
穴、4……凹溝、5……コンデンサ、6……シヤ
ーシ、13……リブ。
樹脂取付具を示す正断面図、第2図はコンデンサ
を挿入した樹脂取付具をシヤーシに固定した状態
を示す正断面図、第3図はコンデンサを挿入した
樹脂取付具をシヤーシに固定したときの平面図、
第4図は樹脂取付具の他の実施例を示す正断面図
である。 1……有底円筒、2……取付部、3……取付用
穴、4……凹溝、5……コンデンサ、6……シヤ
ーシ、13……リブ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 有底円筒の外底面の中心線に設けた凹溝と、
該凹溝を境界として形成されたテーパと、前記
有底円筒と一体に前記凹溝の直角方向に有底円
筒の外周に設けられた取付部とを具備したコン
デンサ用樹脂取付具。 (2) 有底円筒の内面に小突起を形成してあること
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記
載のコンデンサ用樹脂取付具。 (3) 有底円筒と取付部間を一体に設けたリブで連
結したことを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第(1)項または第(2)項に記載のコンデンサ用樹
脂取付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4250584U JPS60153522U (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | コンデンサ用樹脂取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4250584U JPS60153522U (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | コンデンサ用樹脂取付具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60153522U JPS60153522U (ja) | 1985-10-12 |
JPH0211786Y2 true JPH0211786Y2 (ja) | 1990-04-03 |
Family
ID=30553320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4250584U Granted JPS60153522U (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | コンデンサ用樹脂取付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60153522U (ja) |
-
1984
- 1984-03-23 JP JP4250584U patent/JPS60153522U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60153522U (ja) | 1985-10-12 |