JPH0211735A - アルミニウム合金ブレージングシート - Google Patents
アルミニウム合金ブレージングシートInfo
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- JPH0211735A JPH0211735A JP15942088A JP15942088A JPH0211735A JP H0211735 A JPH0211735 A JP H0211735A JP 15942088 A JP15942088 A JP 15942088A JP 15942088 A JP15942088 A JP 15942088A JP H0211735 A JPH0211735 A JP H0211735A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K35/00—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
- B23K35/22—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
- B23K35/24—Selection of soldering or welding materials proper
- B23K35/28—Selection of soldering or welding materials proper with the principal constituent melting at less than 950 degrees C
- B23K35/286—Al as the principal constituent
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はアルミニウム合金フレーシンクシートに関し、
より詳しくは自動車などの熱交換器用として好適な成形
性、ろう付性、耐孔食性、熱伝導性に優れたアルミニウ
ム合金フレーシンクシートに関する。
より詳しくは自動車などの熱交換器用として好適な成形
性、ろう付性、耐孔食性、熱伝導性に優れたアルミニウ
ム合金フレーシンクシートに関する。
(従来の技術)
従来、自動車用のアルミニウム合金製熱交換器のうちて
、オイルクーラー、インタークーラーカーエアコンのエ
バポレーター等は例えば第1図に示すような積層型構造
のものか用いられている。第1図(イ)及び(ロ)は積
層型エバポレーターのそれぞれ正面図及び斜視(一部省
略)図である。図において、符号10はエバポレーター
を示し、このエバポレーターIOは冷奴通路を形成する
ようプレス成形したフレーシンクシートからなるタンク
プレート(11)、(11)・・・を積層し、その間に
熱交換をよくするためコルケートしたフィン材(12)
、(12)・・・をはさんて組立て、真空ろう付て接合
される。
、オイルクーラー、インタークーラーカーエアコンのエ
バポレーター等は例えば第1図に示すような積層型構造
のものか用いられている。第1図(イ)及び(ロ)は積
層型エバポレーターのそれぞれ正面図及び斜視(一部省
略)図である。図において、符号10はエバポレーター
を示し、このエバポレーターIOは冷奴通路を形成する
ようプレス成形したフレーシンクシートからなるタンク
プレート(11)、(11)・・・を積層し、その間に
熱交換をよくするためコルケートしたフィン材(12)
、(12)・・・をはさんて組立て、真空ろう付て接合
される。
通常、このタンクプレート(11)にはJIS3003
.3005等の3000系アルミニウム合金を芯材とし
、その両面にJIS 40’04.4104104合
金う材をクララl〜(片面クラット率10〜15%)し
た板厚0.5〜1.2mmのアルミニウム合金プレージ
ングシートか用いられる。また、フィン材(12)とし
てはJIS1000系、3000系等のアルミニウム材
又はアルミニウム合金材か板厚0.1〜0.3mmて使
用されている。
.3005等の3000系アルミニウム合金を芯材とし
、その両面にJIS 40’04.4104104合
金う材をクララl〜(片面クラット率10〜15%)し
た板厚0.5〜1.2mmのアルミニウム合金プレージ
ングシートか用いられる。また、フィン材(12)とし
てはJIS1000系、3000系等のアルミニウム材
又はアルミニウム合金材か板厚0.1〜0.3mmて使
用されている。
これら積層型の熱交換器は外部からの腐食に対する保護
のためフィン材としてその電位を卑にするSn、Zn等
を含んだ犠牲陽極材料を用い、冷媒通路を形成するフレ
ーシンクシートを防食している。
のためフィン材としてその電位を卑にするSn、Zn等
を含んだ犠牲陽極材料を用い、冷媒通路を形成するフレ
ーシンクシートを防食している。
ところて最近、自動車熱交換器の軽量化か図られており
、従来材よりも薄肉化か可能な高強度材、耐食材の開発
か要望されている。その対策の1つとしてA l −M
n−Cu系芯材のフレーシンクシートか用いられてい
る。これはJIS3003合金にCuを添加し、強度向
上させるとともに芯材電位を責にすることてフィンの防
食効果を向上させるものである。
、従来材よりも薄肉化か可能な高強度材、耐食材の開発
か要望されている。その対策の1つとしてA l −M
n−Cu系芯材のフレーシンクシートか用いられてい
る。これはJIS3003合金にCuを添加し、強度向
上させるとともに芯材電位を責にすることてフィンの防
食効果を向上させるものである。
一方、軽量化の方策として、上記のように使用材料の薄
肉化を図るのてはなく、熱交換器の構造を変える方法か
あり、例えは第2図及び第3図に示すようなタンクプレ
ートを用いた積層エバポレーターも開発されている。
肉化を図るのてはなく、熱交換器の構造を変える方法か
あり、例えは第2図及び第3図に示すようなタンクプレ
ートを用いた積層エバポレーターも開発されている。
第2図のタンクプレー1〜21においてタンク部か22
a、22bに分割されており、フレーシンクシートにお
いてタンク部22a、22b等のプレス成形性か特に要
求される。
a、22bに分割されており、フレーシンクシートにお
いてタンク部22a、22b等のプレス成形性か特に要
求される。
第3図(イ)は第2図に示すようなタンクプレートを使
用したエバポレーターコア31を模式的に示す側面図、
同図(ロ)はその斜視図である。同図においてフレーシ
ンクシートからなるタンクプレートを用いたコア31は
、パーティション32によって分画された」二下2室3
3及び34からなり、さらに各室は第3図(ロ)に示す
ように左右2室33a、33b及び34a、34bに分
割されており、入口35から導入された冷媒は下室33
の左右の両室33a、33bを順次通ったのち矢印aに
示すように上室34に入り同様に左右の2室を通ったの
ち、出口36より排出される。第3図(ロ)において点
線の矢印は下室の冷媒の流れを、実線の矢印は上室の冷
媒の流れを示す。同図の場合においてもプレージングシ
ートは薄膜化されるが、従来のプレージングシートより
高い強度と成形性か要求される。
用したエバポレーターコア31を模式的に示す側面図、
同図(ロ)はその斜視図である。同図においてフレーシ
ンクシートからなるタンクプレートを用いたコア31は
、パーティション32によって分画された」二下2室3
3及び34からなり、さらに各室は第3図(ロ)に示す
ように左右2室33a、33b及び34a、34bに分
割されており、入口35から導入された冷媒は下室33
の左右の両室33a、33bを順次通ったのち矢印aに
示すように上室34に入り同様に左右の2室を通ったの
ち、出口36より排出される。第3図(ロ)において点
線の矢印は下室の冷媒の流れを、実線の矢印は上室の冷
媒の流れを示す。同図の場合においてもプレージングシ
ートは薄膜化されるが、従来のプレージングシートより
高い強度と成形性か要求される。
(発明か解決しようとする問題点)
しかしながら、従来使用されてきたJIS3003合金
を芯材とするブレージングシートはろう付加熱によりO
材強度11〜12kgf/mrn’を示すにすぎず、積
層エバポレーター等ては薄肉化の限界にきている。
を芯材とするブレージングシートはろう付加熱によりO
材強度11〜12kgf/mrn’を示すにすぎず、積
層エバポレーター等ては薄肉化の限界にきている。
一方、A l −M n −Cu系合金を芯材とするプ
レージングシートはO材強度は14〜15kgf/mm
’を示すものの、プレス成形の際に必要な伸びが20〜
30%(3003003合金〜35%)と小さく、タン
クプレート設計上の自由度か小さい。
レージングシートはO材強度は14〜15kgf/mm
’を示すものの、プレス成形の際に必要な伸びが20〜
30%(3003003合金〜35%)と小さく、タン
クプレート設計上の自由度か小さい。
また、冷奴通路を形成するフレーシンクシートの熱伝導
性は3003003合金とするプレーシンクシートては
不十分てあり、1050.1100合金を芯材とするプ
レージングシートの使用も考えられるがこれらはO材強
度か低く(7〜8k g f /mm′) 、電位も3
003003合金20m V )と比較して卑(−78
0〜−740m V )てあり、フィンの防食効果か低
下することなどから実用には至っていない。
性は3003003合金とするプレーシンクシートては
不十分てあり、1050.1100合金を芯材とするプ
レージングシートの使用も考えられるがこれらはO材強
度か低く(7〜8k g f /mm′) 、電位も3
003003合金20m V )と比較して卑(−78
0〜−740m V )てあり、フィンの防食効果か低
下することなどから実用には至っていない。
さらに、第2図及び第3図に示すような構造のタンクプ
レートを用いたエバポレーターは冷媒通路かより複雑で
あるため、これに使用するプレーシンクシートは上記の
薄肉化時の強度、熱伝導性に加えてさらに成形性の向上
か必要である。
レートを用いたエバポレーターは冷媒通路かより複雑で
あるため、これに使用するプレーシンクシートは上記の
薄肉化時の強度、熱伝導性に加えてさらに成形性の向上
か必要である。
したかって本発明の目的は、熱交換器の冷媒通路(コア
)形成用として複雑形状のプレス成形を可能とし、熱交
換器の構造面からの熱交換性能向上を図るとともに、ろ
う付性、耐孔食性は従来材以上の性能を維持しつつ、さ
らに冷媒通路構成材の熱伝導性の向上を図ることて熱交
換器の軽量化を実現することかてきるアルミニウム合金
フレーシンクシートを提供することにある。
)形成用として複雑形状のプレス成形を可能とし、熱交
換器の構造面からの熱交換性能向上を図るとともに、ろ
う付性、耐孔食性は従来材以上の性能を維持しつつ、さ
らに冷媒通路構成材の熱伝導性の向上を図ることて熱交
換器の軽量化を実現することかてきるアルミニウム合金
フレーシンクシートを提供することにある。
(問題点を解決するだめの手段)
本発明者は上記の問題点を解決するためさきにアルミニ
ウム合金プレージングシートを提案した(特願昭62−
333016号)か、さらに鋭意研究を続けた結果、C
u、Feを所定量含有し、Mn、Siの含有量を規制し
たアルミニウム合金あるいはさらにMg、Cr、Zr及
びTiの含有量を規制したアルミニウム合金をそれぞれ
芯材としたフレーシンクシートか上記目的に満足しうろ
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
ウム合金プレージングシートを提案した(特願昭62−
333016号)か、さらに鋭意研究を続けた結果、C
u、Feを所定量含有し、Mn、Siの含有量を規制し
たアルミニウム合金あるいはさらにMg、Cr、Zr及
びTiの含有量を規制したアルミニウム合金をそれぞれ
芯材としたフレーシンクシートか上記目的に満足しうろ
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、(1)Mn0.5重量%以下(以下
重量%は単に%と記ず)、Cu0.1〜0.6%、F
e 0.21〜1.5%及びSi0.8%以下を含有し
、残部Alと不可避不純物を含んでなるアルミニウム合
金を芯材とすることを特徴とするアルミニウム合金フレ
ーシンクシート、及び(2)Mn0.5%以下、Cu
0.1〜0.6%、Fe0.21〜1.5%及びSi0
.8%以下を含有し、さらにMg0.3%以下、Cr0
.:1%以下、Zr0.3%以下、Ti0.3%以下の
うち1種又は2種以上を合計0.3%以下含有し、残部
Alと不可避不純物を含んでなるアルミニウム合金を芯
材とすることを特徴とするアルミニウム合金フレーシン
クシートを提供するものである。
重量%は単に%と記ず)、Cu0.1〜0.6%、F
e 0.21〜1.5%及びSi0.8%以下を含有し
、残部Alと不可避不純物を含んでなるアルミニウム合
金を芯材とすることを特徴とするアルミニウム合金フレ
ーシンクシート、及び(2)Mn0.5%以下、Cu
0.1〜0.6%、Fe0.21〜1.5%及びSi0
.8%以下を含有し、さらにMg0.3%以下、Cr0
.:1%以下、Zr0.3%以下、Ti0.3%以下の
うち1種又は2種以上を合計0.3%以下含有し、残部
Alと不可避不純物を含んでなるアルミニウム合金を芯
材とすることを特徴とするアルミニウム合金フレーシン
クシートを提供するものである。
本発明のブレージングシートの芯材に用いられるアルミ
ニウム合金に含有される各成分の作用及びその添加量を
限定した理由は次の通りである。
ニウム合金に含有される各成分の作用及びその添加量を
限定した理由は次の通りである。
Mn添加量は0.5%以下とする。Mnは強度及び耐孔
食性を向上させ、芯材の電位を責にするが、Mn添加量
か0.5%を越えるとプレス成形性及び熱伝導性能か低
下する。
食性を向上させ、芯材の電位を責にするが、Mn添加量
か0.5%を越えるとプレス成形性及び熱伝導性能か低
下する。
Cu添加量は0.1〜0.6%とする。Cuは強度及び
耐孔食性を向」ニさせる。また芯材の電位を責にする効
果はMn以」二である。しかしCu添加量か0.1%未
満ては電位資化及び耐孔食性向上の効果はなく、0.6
%を越えるとプレス成形性も低下する。
耐孔食性を向」ニさせる。また芯材の電位を責にする効
果はMn以」二である。しかしCu添加量か0.1%未
満ては電位資化及び耐孔食性向上の効果はなく、0.6
%を越えるとプレス成形性も低下する。
Fe添加量は0.21〜1.5%とする。Feは成形性
を改善する。特にグレンサイズを小さくする効果があり
、伸びが大きくなる。また、ろう付時に芯材の再結晶か
促進され、グレンサイズを30gm以上にしておけばプ
レス成形ろう材の芯材への拡散も少なく、優れたろう付
性を示す。ざらにFeはろう付後の強度向上作用かある
。Fe添加量か0.21%未満ては成形性改善か不十分
てあり、1.5%を越えて添加すると塑性加工性が低下
する。
を改善する。特にグレンサイズを小さくする効果があり
、伸びが大きくなる。また、ろう付時に芯材の再結晶か
促進され、グレンサイズを30gm以上にしておけばプ
レス成形ろう材の芯材への拡散も少なく、優れたろう付
性を示す。ざらにFeはろう付後の強度向上作用かある
。Fe添加量か0.21%未満ては成形性改善か不十分
てあり、1.5%を越えて添加すると塑性加工性が低下
する。
Si添加量は0.8%以下とする。Siは成形性を改善
し、ろう付後の強度向上に効果がある。
し、ろう付後の強度向上に効果がある。
しかし、Si添加量か0.8%を越えると融点か低下し
、ろう付に支障をきたす。
、ろう付に支障をきたす。
Mg、Cr、Zr及びT1の添加量はそれぞれ0.3%
以下とし、かっこの4種元素の合計添加量も0.3%以
下とする。Mg、Cr、Zr、Tiは芯材の強度を向上
さる。しかし、各元素それぞれ単独の場合の添加量及び
複合添加の合計か0.3%を越えると加工性及び熱伝導
性を低下させる。
以下とし、かっこの4種元素の合計添加量も0.3%以
下とする。Mg、Cr、Zr、Tiは芯材の強度を向上
さる。しかし、各元素それぞれ単独の場合の添加量及び
複合添加の合計か0.3%を越えると加工性及び熱伝導
性を低下させる。
本発明のフレーシンクシーl〜に用いられるろう材は特
に限定されず、通常用いられるろう材(真空ろうイづ用
のJIS 4004.4104のほか各種フラックス
ろう材用JIS 43434045等)を使用するこ
とかてきる。また本発明のフレーシンクシートの製造は
上記の芯材の組成及び結晶粒度調整を除き特に限定され
ず、常法に従って行うことかてきる。
に限定されず、通常用いられるろう材(真空ろうイづ用
のJIS 4004.4104のほか各種フラックス
ろう材用JIS 43434045等)を使用するこ
とかてきる。また本発明のフレーシンクシートの製造は
上記の芯材の組成及び結晶粒度調整を除き特に限定され
ず、常法に従って行うことかてきる。
(実施例)
次に本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明する。
実施例1
第1表に示す組成のアルミニウム合金を芯材とし、その
両面にJIS 4004合金ろう材をクラット(片面
クラット率lO%)したプレーシンクシートを常法によ
り作製した。これらのフレーシンクシートの最終板厚は
0.6mm、調質はO材である。
両面にJIS 4004合金ろう材をクラット(片面
クラット率lO%)したプレーシンクシートを常法によ
り作製した。これらのフレーシンクシートの最終板厚は
0.6mm、調質はO材である。
得られたプレージングシート各試料のO材強度、エリク
セン値を測定するとともに、5 X 10−5Torr
の真空度で600°Cに3分間加熱してコルケートフィ
ン材との真空ろう付を行い、キャス試験による耐孔食性
評価及び導電率(lAC3による)測定を行った。また
、下記に示す間隙充填試験によりろう付性を試験した。
セン値を測定するとともに、5 X 10−5Torr
の真空度で600°Cに3分間加熱してコルケートフィ
ン材との真空ろう付を行い、キャス試験による耐孔食性
評価及び導電率(lAC3による)測定を行った。また
、下記に示す間隙充填試験によりろう付性を試験した。
結果を第2表に示す。
[間隙充填試験]
第4図は間隙充填試験の説明図であり、同図において符
号(41)は試料フレージンクシー1〜、(42)はあ
て板、(43)はスペーサーである。試験は図に示すよ
うに試料ブレージングシー1−(41)を垂直においた
あて板(42)の」−に乗せ、その間に直径3IIII
fiのスペーサー(43)をル−シンクシート(41)
の1方の縁から50IIII11の位置に挿入し、その
まま600°Cて3分間加熱ろう付する。冷却後、プレ
ージングシート(41)とあて板(42)のろう付され
た長さを測定し、間隙充填長さとして示す。この長さか
長い方かろう材の芯材中への拡散か少なく、ろう付性か
良好と判定される。
号(41)は試料フレージンクシー1〜、(42)はあ
て板、(43)はスペーサーである。試験は図に示すよ
うに試料ブレージングシー1−(41)を垂直においた
あて板(42)の」−に乗せ、その間に直径3IIII
fiのスペーサー(43)をル−シンクシート(41)
の1方の縁から50IIII11の位置に挿入し、その
まま600°Cて3分間加熱ろう付する。冷却後、プレ
ージングシート(41)とあて板(42)のろう付され
た長さを測定し、間隙充填長さとして示す。この長さか
長い方かろう材の芯材中への拡散か少なく、ろう付性か
良好と判定される。
■
■
第2表の結果から明らかなように、本発明のアルミニウ
ム合金プレーシンクシート(試料No、1〜9)はO材
強度か高く、エリクセン値は11mm前後て成形性が従
来のJIS 3003合金使用例(試料No、15)
より優れる。また、耐孔食性(孔食深さ)及びろう付性
(間隙充填長さ)はともに従来例(No、15)と同等
以上て良好である。さらにlAC3による導電率も40
%以上て優れている。これに対し、比較例(試料No。
ム合金プレーシンクシート(試料No、1〜9)はO材
強度か高く、エリクセン値は11mm前後て成形性が従
来のJIS 3003合金使用例(試料No、15)
より優れる。また、耐孔食性(孔食深さ)及びろう付性
(間隙充填長さ)はともに従来例(No、15)と同等
以上て良好である。さらにlAC3による導電率も40
%以上て優れている。これに対し、比較例(試料No。
10.11.12.15)は成形性(エリクセン値)に
おいて、また比較例(試料No、13゜14)はろう付
性(間隙充填長さ)において劣っている。
おいて、また比較例(試料No、13゜14)はろう付
性(間隙充填長さ)において劣っている。
(発明の効果)
このように、本発明によれば成形性、耐孔食性、ろう付
性に優れ、熱交換性能を向上させるアルミニウム合金プ
レーシンクシートか提供される。本発明によれば複雑形
状のコアの製造が可能となり、コアの耐圧強度の向上を
図ることかでき、コアの小型、軽量化が達成され、コス
トの低減か可能となる。したがって本発明のアルミニウ
ム合金フレーシンクシートにより薄肉化、複雑形状化さ
れた積層型熱交換器の製造か可能となり、熱交換器の小
型化、軽量化及び製造コストの低減の優れた効果を奏す
る。
性に優れ、熱交換性能を向上させるアルミニウム合金プ
レーシンクシートか提供される。本発明によれば複雑形
状のコアの製造が可能となり、コアの耐圧強度の向上を
図ることかでき、コアの小型、軽量化が達成され、コス
トの低減か可能となる。したがって本発明のアルミニウ
ム合金フレーシンクシートにより薄肉化、複雑形状化さ
れた積層型熱交換器の製造か可能となり、熱交換器の小
型化、軽量化及び製造コストの低減の優れた効果を奏す
る。
第1図(イ)及び(ロ)は積層型エバポレーターのそれ
ぞれ正面図及び斜視図であり、第2図は新型エバポレー
ターに使用されるタンクプレートの斜視図、第3図(イ
)、(ロ)は新型エバポレータのそれぞれ側面図及び斜
視図である。第4図は間隙充填長さ試験の説明図である
。 符号の説明 10・・・エバポレーター 11.21・・・タンクプレート 31・・・新型エバポレーターコア 12・・・フィン
ぞれ正面図及び斜視図であり、第2図は新型エバポレー
ターに使用されるタンクプレートの斜視図、第3図(イ
)、(ロ)は新型エバポレータのそれぞれ側面図及び斜
視図である。第4図は間隙充填長さ試験の説明図である
。 符号の説明 10・・・エバポレーター 11.21・・・タンクプレート 31・・・新型エバポレーターコア 12・・・フィン
Claims (2)
- (1)Mn0.5%以下、Cu0.1〜0.6%、Fe
0.21〜1.5%及びSi0.8%以下(以上重量%
)を含有し、残部Alと不可避不純物を含んでなるアル
ミニウム合金を芯材とすることを特徴とするアルミニウ
ム合金ブレージングシート。 - (2)Mn0.5%以下、Cu0.1〜0.6%、Fe
0.21〜1.5%及びSi0.8%以下を含有し、さ
らにMg0.3%以下、Cr0.3%以下、Zr0.3
%以下、Ti0.3%以下のうち1種又は2種以上を合
計0.3%以下(以上重量%)含有し、残部Alと不可
避不純物を含んでなるアルミニウム合金を芯材とするこ
とを特徴とするアルミニウム合金ブレージングシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15942088A JPH0211735A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | アルミニウム合金ブレージングシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15942088A JPH0211735A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | アルミニウム合金ブレージングシート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0211735A true JPH0211735A (ja) | 1990-01-16 |
Family
ID=15693355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15942088A Pending JPH0211735A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | アルミニウム合金ブレージングシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0211735A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998045492A1 (en) * | 1997-04-04 | 1998-10-15 | Alcan International Limited | Aluminum alloy composition and method of manufacture |
JP2015501877A (ja) * | 2011-11-11 | 2015-01-19 | ノベリス・インコーポレイテッドNovelis Inc. | アルミニウム合金 |
-
1988
- 1988-06-29 JP JP15942088A patent/JPH0211735A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998045492A1 (en) * | 1997-04-04 | 1998-10-15 | Alcan International Limited | Aluminum alloy composition and method of manufacture |
US6350532B1 (en) | 1997-04-04 | 2002-02-26 | Alcan International Ltd. | Aluminum alloy composition and method of manufacture |
JP2015501877A (ja) * | 2011-11-11 | 2015-01-19 | ノベリス・インコーポレイテッドNovelis Inc. | アルミニウム合金 |
US9926619B2 (en) | 2011-11-11 | 2018-03-27 | Novelis Inc. | Aluminum alloy |
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