JPH02114608A - コモンモード用チョークコイル - Google Patents
コモンモード用チョークコイルInfo
- Publication number
- JPH02114608A JPH02114608A JP26847188A JP26847188A JPH02114608A JP H02114608 A JPH02114608 A JP H02114608A JP 26847188 A JP26847188 A JP 26847188A JP 26847188 A JP26847188 A JP 26847188A JP H02114608 A JPH02114608 A JP H02114608A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- wound
- common mode
- ring
- shaped core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 13
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims abstract description 4
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 10
- 239000012212 insulator Substances 0.000 abstract description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 2
- 239000010410 layer Substances 0.000 abstract 1
- 239000002356 single layer Substances 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
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- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はコモンモード用チョークコイルに関するもので
ある。
ある。
従来の技術
従来のコモンモード用チョークコイルはライン電流によ
り発生する磁束がリング状コア１１を磁気飽和させない
ように第３図のような２つのコイル９．１０が互いにラ
イン電流により発生する磁束を打消し合う方向に巻線を
施した構成となっている。このような構成において、例
えば同一コア１１で高いインダクタンス値を得るために
はコイル９，１ｏの巻線数を増せば良いわけであるが、
構成上１つのコイルが占めることのできる最大面積はコ
ア１１の表面積の半分であるから、おのずから２層巻と
なりうる。
り発生する磁束がリング状コア１１を磁気飽和させない
ように第３図のような２つのコイル９．１０が互いにラ
イン電流により発生する磁束を打消し合う方向に巻線を
施した構成となっている。このような構成において、例
えば同一コア１１で高いインダクタンス値を得るために
はコイル９，１ｏの巻線数を増せば良いわけであるが、
構成上１つのコイルが占めることのできる最大面積はコ
ア１１の表面積の半分であるから、おのずから２層巻と
なりうる。
また、ライン電流により発生する磁束を打ち消されるよ
うな構成にはされているが、２つのコイル９，１０の結
合度が悪いためにリーケージフラックスとしてコア１１
に残留し、ある電流値をもって磁気飽和が起こる。この
リーケージフラックスは高いインダクタンス値になるほ
ど増えることから、高インダクタンス値を得るためには
コイル９．１ｏの巻線数を増やすと同時にコア１１の断
面積を大きくする必要があった。
うな構成にはされているが、２つのコイル９，１０の結
合度が悪いためにリーケージフラックスとしてコア１１
に残留し、ある電流値をもって磁気飽和が起こる。この
リーケージフラックスは高いインダクタンス値になるほ
ど増えることから、高インダクタンス値を得るためには
コイル９．１ｏの巻線数を増やすと同時にコア１１の断
面積を大きくする必要があった。
発明が解決しようとする課題
従来の構成において、コイル９，１ｏの２層巻を行うと
ストレーキャパシタンスが増大し、本来の役目であるコ
モンモードノイズの減衰量の高周波特性を悪化させてし
まう。また、高インダクタンス化にともなうライン電流
による磁気飽和を防ぐためにコア１１の断面積を大きく
する必要があった。
ストレーキャパシタンスが増大し、本来の役目であるコ
モンモードノイズの減衰量の高周波特性を悪化させてし
まう。また、高インダクタンス化にともなうライン電流
による磁気飽和を防ぐためにコア１１の断面積を大きく
する必要があった。
本発明は上記課題を踏え、高周波特性が優れ小型で安価
な高インダクタンスのコモンモード用チョークコイルを
得ることを目的としたものである。
な高インダクタンスのコモンモード用チョークコイルを
得ることを目的としたものである。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するために本発明はリング状コアに第１
のコイルを巻回しこの第１のコイルに絶縁処理を施し、
その上に第２のコイルを巻回する構成としたものである
。
のコイルを巻回しこの第１のコイルに絶縁処理を施し、
その上に第２のコイルを巻回する構成としたものである
。
作用
上記手段によると、１つのコイルで従来２層巻回してい
たコイルは１層にできることからストレーキャパシタン
スを減少させ、コモンモードノイズの減衰量の高周波特
性を良好にすることができる。また、第１のコイルと、
＄２のコイルが近接する構造となることから結合度が増
し、リーケージフラックスが減少し、ライン電流による
磁気飽和を改善することができる。
たコイルは１層にできることからストレーキャパシタン
スを減少させ、コモンモードノイズの減衰量の高周波特
性を良好にすることができる。また、第１のコイルと、
＄２のコイルが近接する構造となることから結合度が増
し、リーケージフラックスが減少し、ライン電流による
磁気飽和を改善することができる。
実施例
以下に本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第１図は本発明に係るコモンモード用チョークコイルの
一実施例を表わす上面図である。リング状コア３に第１
のコイル１をその巻き始め部６から巻き終り部６までを
リング状コア３のほゞ全周にわたるように巻回する。そ
の第１のコイル１の上に、十分な絶縁物４をコーティン
グ、塗布などにより施し、その上から第２のコイル２を
第１のコイル１と同様に巻回し、第１のコイル１と第２
のコイル２でコモンモード用チョークコイルヲ形成する
。図中７は第２のコイル２の巻き始め部、８は第２のコ
イルの巻き終り部を示す。但し２つのコイル１．２の巻
方向は、互いにライン電流によ多発生する磁束を打ち消
す方向とする。
一実施例を表わす上面図である。リング状コア３に第１
のコイル１をその巻き始め部６から巻き終り部６までを
リング状コア３のほゞ全周にわたるように巻回する。そ
の第１のコイル１の上に、十分な絶縁物４をコーティン
グ、塗布などにより施し、その上から第２のコイル２を
第１のコイル１と同様に巻回し、第１のコイル１と第２
のコイル２でコモンモード用チョークコイルヲ形成する
。図中７は第２のコイル２の巻き始め部、８は第２のコ
イルの巻き終り部を示す。但し２つのコイル１．２の巻
方向は、互いにライン電流によ多発生する磁束を打ち消
す方向とする。
第２図はコモンモードノイズに対するコモンモード用チ
ョークコイルの減衰量を示す図であシ、図においてムの
曲線は本発明による第１図のコモンモード用チョークコ
イルによるものであす、Ｂの曲線は第１図のコイルの１
０ｋＨｚにおけるインダクタンス値の同じものを第３図
の従来の巻線方法で同一コアに施したコモンモード用チ
ョークコイルによるものである。また、１０に服におけ
るリーケージフラックスを測定してみると、コイルのイ
ンダクタンス値５ｍＨに対して本発明のコモンモード用
チョークコイルが２．５μＨ１従来のものが４８．９μ
Ｈであった。なお、上記実施例では絶縁物４を別個に構
成するものについて説明したが、第１のコイル１．第２
のコイル２の絶縁皮膜を膜皮模のものとして絶縁する構
成としてもよい。
ョークコイルの減衰量を示す図であシ、図においてムの
曲線は本発明による第１図のコモンモード用チョークコ
イルによるものであす、Ｂの曲線は第１図のコイルの１
０ｋＨｚにおけるインダクタンス値の同じものを第３図
の従来の巻線方法で同一コアに施したコモンモード用チ
ョークコイルによるものである。また、１０に服におけ
るリーケージフラックスを測定してみると、コイルのイ
ンダクタンス値５ｍＨに対して本発明のコモンモード用
チョークコイルが２．５μＨ１従来のものが４８．９μ
Ｈであった。なお、上記実施例では絶縁物４を別個に構
成するものについて説明したが、第１のコイル１．第２
のコイル２の絶縁皮膜を膜皮模のものとして絶縁する構
成としてもよい。
発明の効果
以上詳述したように、本発明によるコモンモード用チョ
ークコイルは、従来の構成のものと同じインダクタンス
値を得ながらもコモンモードノイズに対する高周波域で
の減衰量に非常に有効であり、またリーケージフラック
スも極めて小さく、コアの断面積も従来のものよシ小さ
くできることから、小型化、低コストと、その工業上の
効果は極めて大とされる。
ークコイルは、従来の構成のものと同じインダクタンス
値を得ながらもコモンモードノイズに対する高周波域で
の減衰量に非常に有効であり、またリーケージフラック
スも極めて小さく、コアの断面積も従来のものよシ小さ
くできることから、小型化、低コストと、その工業上の
効果は極めて大とされる。
第１図は本発明のコモンモード用チョークコイルの一実
施例を示す上面図、第２図はコモンモードノイズに対す
る減衰量の周波数依存性を示す曲線図、第３図は従来使
用されているコモンモード用チ３−クコイルを示す上面
図である。 １・・・・・・第１のコイル、２・・・・・・第２のコ
イル、３・・・・・・リング状コア、４・・・・・絶縁
物。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか１名第 図 第 図 ３リング状コア １都 ５叉凄に 第 図
施例を示す上面図、第２図はコモンモードノイズに対す
る減衰量の周波数依存性を示す曲線図、第３図は従来使
用されているコモンモード用チ３−クコイルを示す上面
図である。 １・・・・・・第１のコイル、２・・・・・・第２のコ
イル、３・・・・・・リング状コア、４・・・・・絶縁
物。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか１名第 図 第 図 ３リング状コア １都 ５叉凄に 第 図
Claims (2)
- （１） リング状コアに巻き始め部から巻き終り部まで
リング状コアのほゞ全周にわたるように第１のコイルを
巻回し、この第１のコイルと十分な絶縁処理を施して、
その上に第２のコイルを巻回してなるコモンモード用チ
ョークコイル。 - （２） 十分な絶縁処理として両コイルの巻線に厚被膜
導線を用いた請求項１記載のコモンモード用チョークコ
イル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26847188A JPH02114608A (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | コモンモード用チョークコイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26847188A JPH02114608A (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | コモンモード用チョークコイル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02114608A true JPH02114608A (ja) | 1990-04-26 |
Family
ID=17458962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26847188A Pending JPH02114608A (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | コモンモード用チョークコイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02114608A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100235449B1 (ko) * | 1996-02-15 | 1999-12-15 | 가타오카 마사타카 | 회전형 가변저항기 |
-
1988
- 1988-10-25 JP JP26847188A patent/JPH02114608A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100235449B1 (ko) * | 1996-02-15 | 1999-12-15 | 가타오카 마사타카 | 회전형 가변저항기 |
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