JPH02112819A - アルミニウム管の製造方法 - Google Patents

アルミニウム管の製造方法

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JPH02112819A
JPH02112819A JP26482588A JP26482588A JPH02112819A JP H02112819 A JPH02112819 A JP H02112819A JP 26482588 A JP26482588 A JP 26482588A JP 26482588 A JP26482588 A JP 26482588A JP H02112819 A JPH02112819 A JP H02112819A
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JP
Japan
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plug
die
tube
aluminum
hot extruded
Prior art date
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Pending
Application number
JP26482588A
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English (en)
Inventor
Haruo Kajiyama
梶山 治男
Chiyoji Tsunoda
角田 千代治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はアルミニウム又はアルミニウム合金の熱間押出
素管を所要の寸法に冷間引抜加工するアルミニウム管の
製造方法に関し、特に、大径薄肉管を冷間引抜加工のみ
で高寸法精度で製造するのに好適のアルミニウム管の製
造方法に関する。
[従来の技術] 従来、アルミニウム管はアルミニウム又はアルミニウム
合金を熱間押出加工して得た押出素管を円錐又はアール
ダイスと長芯プラグとを使用して冷間で引抜加工するこ
とにより製造されている。
この場合に、冷間引抜加工材を切削加工することによっ
て所要の寸法精度を出している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の製造方法は、冷間引抜加工時に芯
金が自重によりたわんだり、振動したりするため、この
たわみ又は振動が引抜加工時のアルミニウム管の寸法精
度に悪影響を与えるという欠点がある。また、熱間押出
素管をダイス及びプラグに対して真直に挿入することが
困難であり、これらの事情により従来の冷間引抜加工さ
れたアルミニウム管の寸法精度が低いという難点がある
例えば、サイズによっても異なるが、外径が80乃至9
0mm、肉厚が0.7乃至1.51のアルミニウム管の
場合は、最大外径と最小外径との差として表される真円
度が最大で0.13+u+、平均で0.08mmと、寸
法精度が極めて悪い。
このため、所要の寸法精度を得るためには、冷間引抜加
工後、更に、切削加工する必要があり、製造コストが高
くなるという問題点がある。このような欠点は大径薄肉
アルミニウム管のように、寸法精度を得にくい製品の場
合には極めて顕著である。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
切削加工を行うことなく、引抜加工のみで高寸法精度を
容易に得ることができるアルミニウム管の製造方法を提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るアルミニウム管の製造方法は、1枚目プラ
グとこの1枚目プラグより小径の2枚目プラグとを同心
的に一体的に設けたプラグと、1枚目プラグ及び2枚目
プラグを外嵌する夫々1枚目ダイス及び2枚目ダイスと
を使用し、アルミニウム又はアルミニウム合金の熱間押
出素管を1枚目プラグ及びダイスを通した後、2枚目プ
ラグ及びダイスを通して10乃至25%の縮径率で引抜
加工することを特徴とする。
[作用] 本発明においては、熱間押出素管は、先ず、1枚目のダ
イス及びプラグに噛み込まれて抽伸加工を受け、次いで
2枚目のダイス及びプラグに噛み込まれて抽伸加工を受
ける。この場合に2枚目のプラグと1枚目のプラグとは
同心的に一体的になっているから、1枚目のプラグを出
た管は2枚目のプラグに対して管の中心と2枚目プラグ
の中心とが一致した状態で入る。従って、プラグを支持
する芯金のたわみ又は振動があったとしても、それは2
枚目のプラグ及びダイスによる抽伸加工には影響を与え
ない。また、熱間押出素管は1枚目のプラグ及びダイス
に対しては真直に挿入されないとしても、前述の如く、
2枚目のプラグ及びダイスには中心が一致した状態で入
り、抽伸加工がなされる。このため、真円度が高く、ま
た、そのバラツキが小さい高精度管を製造することがで
きる。
また、熱間押出素管に対する縮径率が10乃至25%と
比較的軽い抽伸加工を行うので、これによっても真円度
のバラツキを軽減することができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について添付の図面を参照して説
明する。
第1図は本発明の実施例方法を示す断面図である。芯金
4はその基端部が固定されており、この芯金4の先端に
プラグ3が固定されている。このプラグ3は熱間押出素
管2aの進行方向く図中、矢印にて示す)の上流側の部
分が大径円柱状の1枚目プラク3aとなっており、下流
側の部分がプラグ3aより小径の円柱状の2枚目プラグ
3bとなっている。この両プラグ3a及び3bは向応的
に且つ一体的に設けられており、2段の段付プラグを構
成している。
一方、1枚目のプラグ3aにはダイス1の1枚目アール
ダイス1aが外嵌されて配置されており、2枚目のプラ
グ3bには2枚目アールダイス1bが外嵌されて配置さ
れている。1枚目アールダイス1aは2枚目アールダイ
ス1bより大径であり、いずれも管の通流方向の上流側
の部分、即ち、管の進入口側の部分が管の通流方向と反
対方向に大きく拡開している。
本実施例方法においては、熱間押出素管2aを第1図中
矢印にて示すように引き抜き加工する。
即ち、この熱間押出素管2aを、先ず、1枚目のダイス
1a及びプラグ3aの間に通す、これにより、熱間押出
素管2aは1枚目のダイス1a及びプラグ3aにより1
段目の抽伸加工がなされると共に、プラグ3及びダイス
1に対する位置決めがなされる。このため、管が2枚目
のダイス1b及びプラグ3b間を通過する際には、ダイ
ス1b及びプラグ3bに対して正確に同心的に位置決め
されて抽伸加工がなされる。このため、芯金4にたわみ
又は振動が存在しても、その影響は1枚目のプラグ3a
及びダイス1bにり吸収されて2枚目のプラグ3b及び
ダイス1bによる抽伸加工には及ばない。また、熱間押
出素管2aが1枚目のプラグ3a及びダイス1aに対し
て非同心的に進入したとしても、この1枚目プラグ及び
ダイスを出た素管は2枚目のプラグ3b及びダイス1b
に対しては同心的に通過して抽伸加工を受ける。このた
め、得られた製品管2bはその真円度が極めて高い。
熱間押出素管2aに対する1伸目の引抜リダクション(
縮径率)は10乃至25%にする。引抜リダクションが
10%より低い場合は、引抜加工時にチャック外れ等の
不都合が発生し、抽伸加工できたとしても、真円度の向
上効果が得られない。一方引抜リダクションが25%を
超えると、製品管2bの外径寸法が目標値より小さくな
ったり、焼付きが発生するという不都合がある。このた
め、熱間押出素管2aに対する抽伸加工のりダクション
は10乃至25%にする。
なお、熱間押出素管2aに対してプラグ3及びダイス1
により引抜加工した後、再度プラグ3及びダイス1を使
用して引抜加工することが好ましい。これにより、製品
管2bの真円度を一層向上させることができる。
この場合に、熱間押出素管2aに対する1伸目の加工率
と2伸目の加工率との比率は、真円度を高めるために、
1:4乃至1:5にすることが好ましい。
本実施例方法によれば、製品管の真円度のバラツキが抑
制されると共に、極めて高い真円度の管を製造すること
ができる0例えば、外径が80乃至90111であって
、肉厚が0.7乃至1.5+aのアルミニウム管の場合
には、0.01乃至0.05mmの真円度を容易に得る
ことができる。
次に、本実施例方法により、JIS3003アルミニウ
ム合金の管を実際に製造した結果について説明する。
半連続鋳造法により直径が190+u、長さが50oO
!1mのJIS3003アルミニウム合金鋳塊を製造し
、次いで、この鋳塊を500乃至600℃の温度で5時
間均質化処理した後、約400mmの長さに切断した。
次いで、このアルミニウム合金材を350乃至500°
Cの温度に再加熱し、熱間押出加工した後切断して、外
径が88II11、肉厚が1.5mm、長さが5000
mmノ熱間押出素管2aを100本得た。
次いで、この熱間押出素管2aを口付加工した後、粘度
が800cstの引抜潤滑油を使用し、引抜速度が20
m/分の条件で冷間引抜加工した。この冷間引抜加工は
本実施例方法により50本加工し、従来方法により50
本加工した。なお、本実施例方法の場合の各ダイス及び
プラグの寸法は以下の通りである。
1枚目アールダイス1aの内径: 87.5+am1枚
目プラグ3aの外径   : 84.6+am2枚目ア
ールダイス1bの内径;85■2枚目プラグ3bの外径
   、 82.5市また、従来方法においては、1枚
目のダイス及びプラグを有しない2枚目のみのダイス及
びプラグで引抜加工した。
次いで、上述の如くして得られた各製品管2bの真円度
を測定した。
第2図(a)は本発明の実施例方法により製造されたア
ルミニウム管の真円度を示すグラフ図、第2図(b)は
従来方法により製造されたアルミニウム管の真円度を示
すグラフ図である。
各グラフ図は縦軸に真円度をとり、横軸にその真円度が
得られた製品管2bの個数、即ち頻度をとって、その分
布を示す。
この第2図から明らかなように、従来の場合は真円度の
平均値が0.0794mmであるのに比して、本実施例
の場合はその真円度の平均値が0.0356mmと真円
度が著しく向上している。また、従来の場合は真円度が
0.02mmから0.13mmまでバラツキがあるのに
対し、本実施例の場合は真円度が101乃至0.07m
mとバラツキが小さい。
[発明の効果] 本発明によれば、2枚のダイスとプラグとを使用し、A
J又はA1合金の熱間押出素管を10乃至25%の縮径
率で冷間引抜加工しているので、冷間引抜加工後の真円
度を極めて高くすることができると共に、そのバラツキ
を著しく小さくすることができる。これにより、大径薄
肉アルミニウム管の加工においても、冷間引抜加工のみ
で高寸法精度を容易に得ることができる。
従って、従来のように引抜加工後に外径切削加工をする
必要がないので工程を短縮することができると共に、歩
留りを向上させることができ、本発明は生産性が高く、
低製造コストであり、高寸法精度のアルミニウム管を量
産することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るアルミニウム管の製造方
法を示す断面図、第2図は製品管の真円度分布を示すグ
ラフ図であり、第2図(a)は本発明の実施例の場合、
第2図(b)は従来例の場合である。 1;アールダイス、1a;1枚目アールダイス、1b;
2枚目アールダイス、2a;熱間押出素管、2b;製品
管、3;段付プラグ、3a;1枚目プラグ、3b;2枚
目プラグ、4;芯金

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1枚目プラグとこの1枚目プラグより小径の2枚
    目プラグとを同心的に一体的に設けたプラグと、1枚目
    プラグ及び2枚目プラグを外嵌する夫々1枚目ダイス及
    び2枚目ダイスとを使用し、アルミニウム又はアルミニ
    ウム合金の熱間押出素管を1枚目プラグ及びダイスを通
    した後、2枚目プラグ及びダイスを通して10乃至25
    %の縮径率で引抜加工することを特徴とするアルミニウ
    ム管の製造方法。
JP26482588A 1988-10-20 1988-10-20 アルミニウム管の製造方法 Pending JPH02112819A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110296890A1 (en) * 2008-08-21 2011-12-08 Showa Denko K.K. Device for drawing tubular workpiece

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