JPH02112549A - 合成樹脂製横波板の取付け施工法 - Google Patents

合成樹脂製横波板の取付け施工法

Info

Publication number
JPH02112549A
JPH02112549A JP63265497A JP26549788A JPH02112549A JP H02112549 A JPH02112549 A JP H02112549A JP 63265497 A JP63265497 A JP 63265497A JP 26549788 A JP26549788 A JP 26549788A JP H02112549 A JPH02112549 A JP H02112549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corrugated
average pitch
group
transverse
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63265497A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2678378B2 (ja
Inventor
Takatoshi Imafuku
今福 崇敏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsutsunaka Plastic Industry Co Ltd
Original Assignee
Tsutsunaka Plastic Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsutsunaka Plastic Industry Co Ltd filed Critical Tsutsunaka Plastic Industry Co Ltd
Priority to JP63265497A priority Critical patent/JP2678378B2/ja
Publication of JPH02112549A publication Critical patent/JPH02112549A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2678378B2 publication Critical patent/JP2678378B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Greenhouses (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、温室の屋根等に水平方向に長い合成樹脂製
横波板を取り付ける場合に適用される横波板の取付は施
工法に関する。
従来の技術 従来、例えば作物の速成栽培用温室等の屋根をふく場合
には、ポリカーボネートおよびポリ塩化ビニル等の合成
樹脂製の水平方向に長い横波板が数段にわたってそれら
の側縁部が一部重なり合うように取り付けられていた。
このような横波板を用いて屋根をふくことの利点は、ま
ず第1に、横波板は水平方向に長いため、縦方向の継ぎ
目が非常に少なく、従って雨水の漏れを充分防ぐことが
できるとともに、施工後の外観が非常にきれいである。
第2に、温室内の結露水の排出がスムーズであるととも
に、横波板上の雪の滑りが非常に良く、雪が屋根上に残
らない。第3に、強度が非常に高く、従って施工時、作
業員が横波板の上にのっても、横波板に割れを生じるよ
うな心配がなく、施工の安全性が高いものであるととも
に、耐候性および耐久性にすぐれている。
発明が解決しようとする課題 このように合成樹脂製横波板を用いて屋根をふくことに
より多くの利点があるが、横波板を屋根の軒側より順次
線側へと水平方向にふいた場合、例えば第4図に示すよ
うに、第2段目以降の横波板(11)の軒側の縁部(l
la)を、先に取り付けられた横波板(11)の縁部(
llb)に一部を重なり合うようにして固定具(1B)
により固定した場合、該横波板(11)の未固定側(棟
側)の縁部(llb)が山伏に変形して膨れるという事
態が生じた。そこで、この部分を平坦となるように押え
てさらに次の横波板(11)の軒側縁部(lla)を固
定すると、次の横波板(11)の未固定側(棟側)の縁
部(llb)がより一層山状に変形して膨らみ、このよ
うな変形が次々と連鎖的に生じてしまい、その結果、屋
根(13)に取り付けられた横波板(11)にうねりや
歪みが生じて、施工後の屋根(13)の外観が非常に悪
くなるという問題があった。
本発明者は、上記の問題が生じる原因につき種々検討を
重ねた結果、このような横波板の側縁部の膨れ変形は、
横波板の波形山部の平均ピッチが製作誤差により横波板
毎に異なるものであり、かつ相互に隣り合う横波板同志
、それらの平均ピッチの差が0.3rAmを越えた場合
、およびとくに波形山部の平均ピッチが小さい横波板の
側縁部に、平均ピッチの大きい横波板の側p部を重ねた
場合に生じることを見いだした。
従って温室等の屋根に、(1)波形山部の平均ピッチの
差が0.3mi以内の横波板のみを下から順にふ(か、
または(ii)波形山部の平均ピッチが許容誤差の範囲
内で大きい横波板の側縁部に、同平均ピッチの小さい横
波板の側縁部を重ねるように、横波板をふけば、上記の
問題は解消されるものと考えられる。
しかしながら、一般に合成樹脂製横波板は、上下一対の
キャタピラ式押えローラを備えた同一または同一機種の
成形機(例えば特公昭35−7571号公報参照)によ
り、間隔をおいて繰返し制作したいわゆるロット生産に
よるものであり、かつ通常、販売店の注文に応じて生産
したものを次々と出荷するため、温室屋根等に横波板を
取り付ける使用者は必要数の横波板をランダムに入手す
ることになり、従って波形山部の平均ピッチの差が0.
3I1m以内の横波板のみを入手するようなことは実際
には不可能であるため、上記(f)の方法により屋根等
をふくことは困難であるし、また波形山部の平均ピッチ
が許容誤差の範囲内で大きいものであるか、あるいは小
さいものであるかを、使用者がいちいち測定するのは非
常に面倒であり、かつその判別も一般使用者には困難で
あるため、上記(11)の方法により屋根等をふくこと
も不可能である。
この発明は、上記の実情に鑑みなされたもので、横波板
を温室の屋根あるいは側壁等に非常に簡単にかつきわめ
て作業性よく、しかも側縁部に山伏の膨れ変形が生じる
ことなく、すべての横波板をうねりや歪みのない状態に
非常にきれいに取り付けることができて、屋根ふき等作
業の仕上げの向上および能率アップを果し得る、合成樹
脂製横波板の取付は施工法を提供することを目的として
いる。
課題を解決するための手段 この発明は、上記の目的を達成するために、長尺の合成
樹脂製横波板の製造段階において、成形機により間隔を
おいて繰返し製作した多数の横波板につき、それぞれの
波形山部の平均ピッチを11111定し、すべての横波
板を、波形山部の平均ピッチの値が許容誤差の範囲内に
おいて一定基準値より小さい第1グループと、同基準値
より大きい第2グループとに区分して、各横波板に第1
および第2いずれのグループに属するかの識別表示(A
)または(B)を付す工程と、温室屋根等に横波板を取
り付ける段階において、ランダムに入手した所要数の横
波板を上記識別表示(A)または(B)に従って2つの
グループに分け、温室屋根等に、先に波形山部の平均ピ
ッチの値が一定基準値より大きい第2グループの識別表
示(B)を有するすべての横波板をそれらの側縁部が一
部重なり合うように水平方向に取り付けたのち、続いて
波形山部の平均ピッチの値が一定基準値より小さい第1
グループの識別表示(A)を有する横波板をそれらの側
縁部が一部重なり合うように水平方向に取り付ける工程
とよりなる、合成樹脂製横波板の取付は施工法を要旨と
している。
実施例 つぎに、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図〜第3図を参照すると、この発明による合成樹脂
製横波板の取付は施工法は、っぎの2つの工程よりなる
ものである。
第1工程 水平方向に長い横波板(1)は、ポリカーボネート、ポ
リ塩化ビニル等の透明もしくは半透明の合成樹脂により
つくられていて、例えば6゜O〜1000關幅を有して
いる。
このような合成樹脂製横波板(1)の製造段階において
、同一または同一機種のキャタピラ式成形機(図示略)
によりいわゆるロット生産方式で間隔をおいて繰返し製
作されかつコイル状に巻かれた多数の横波板(1)につ
き、それぞれの波形山部(2)の平均ピッチ(P)を測
定し、すべての横波板(1)を、波形山部(2)の平均
ピッチ(P)の値が許容誤差0.3+I1mの範囲内に
おいて一定基準値25.0Immより小さい第1グルー
プ、すなわち具体的には24.7mm〜25.01のグ
ループと、同基準値25.0■より大きい第2グループ
、具体的には25.0mmを越えかつ25.3mm以下
のグループとに区分して、各横波板(1)に第1および
第2いずれのグループに属するかの識別表示(A)また
は(B)を付しておく。なおこの場合、基準値25.0
mmは(A)(B)いずれに属するものとしてもよい。
また各横波板(1)の軒側および線側の長手方向の両側
縁部(la) (lb)に、山部の4個おきにインキも
しくは塗料等により描かれた十字形の位置決め用マーク
(5)を互いに対向して印しておく。
第2工程 そして、第1図に示す温室の屋根(3)に横波板(1)
を取り付ける段階において、ランダムに入手した4つの
横波板(1)を上記識別表示(A)または(B)に従っ
て2つのグループに分け、第1図および第2図と第3図
に示すように、温室屋根(3)に、先に波形山部(2)
の平均ピッチ(P)の値が大きい第2グループの識別表
示(B)を有する2つの横波板(1)をそれらの側縁部
が一部重なり合うように温室の屋根(2)の軒側から順
に水平方向に取り付けたのち、続いて波形山部(2)の
平均ピッチ(P)の値が小さい第1グループの識別表示
(A)を有する残り2つの横波板(1)をそれらの側縁
部が一部重なり合うように水平方向に取り付ける。
ここで、上記第2工程の手順をさらに詳細に説明する。
温室の屋根(3)の上面には、母屋材(波板支持横材)
(4)が相互に所定間隔おきに並列状に備えられている
。横波板(1)を用いて温室の屋根(3)をふくにあた
り、まず2つのグループに分けた横波板(1)のうち波
形山部(2)の平均ピッチ(P)の値が大きい第2グル
ープの識別表示(B)を有するコイル状横波板(1)を
、屋根(3)下端の軒側縁部において巻き戻すように広
げて、この第1段目の横波板(1)の下側縁部(la)
を、釘あるいはボルト・ナツト等の固定具(6)を用い
て軒側の第1番目の母屋材(4a)に固定する。
ついで、この第1段目の横波板(1)の上側縁部(1b
)に、同じく波形山部(2)の平均ピッチ(P)の値が
大きい第2グループの識別表示(B)を有する第2段目
のコイル状横波板(1)を、これの下側縁部(1a)が
第1段目の横波板(1)の上側縁部(lb)に一部重な
り合うように配置し、その一端部を位置合わせして上記
釘等の固定具(6)を用いて固定した後、第2段目のコ
イル状横波板(1)を順次巻き戻すように広げて、この
状態で第2段目の横波板(1)の下側縁部(1a)と第
1段目の横波板(1)の上側縁部(lb)とを−緒に、
釘等の固定具(6)を用いて第2番目の母屋材(4b)
に固定する。
つぎに、この第2段目の横波板(1)の上側縁部(1b
)に、今度は波形山部(2)の平均ピッチ(P)の値が
小さい第1グループの識別表示(A)を有する第3段目
のコイル状横波板(1)を、これの下側縁部(la)が
第2段目の横波板(1)の上側縁部(lb)に一部重な
り合うように配置し、その一端部を位置合わせして釘等
の固定具(6)を用いて固定した後、第3段目のコイル
状横波板(1)を順次巻き戻すように広げて、この状態
で第3段目の横波板(1)の下側縁部(1a)と第2段
目の横波板(1)の上側縁部(lb)とを−緒に、釘等
の固定具(6)を用いて第3番目の母屋材(4c)に固
定する。
最後に、波形山部(2)の平均ピッチ(P)の値が小さ
い第1グループの識別表示(A)を有する第4段目のコ
イル状横波板(1)も上記の場合と同様にして次の母屋
材(4d)に固定するものである。
なお上記において、各横波板(1)を屋根(3)に取り
付けるさいには、位置決め用マーク(5)の3〜4個毎
にこれが付されている山部(2)を固定具(6)により
最初に仮止めしておき、すべての横波板(1)の取付は
後、残りの位置決め用マーク(5)についてこれらが付
されている山部(2)を固定具(8)により順次固定す
れば、横波板(1)の取付けの作業性がより一層向上す
るので、好ましい。
この場合、例えば第2段目以降の横波板(1)が伸びて
、これの山部(2)が隣り合う下位の横波板(1)の山
部(2)よりずれたときには、それらの位置決め用マー
ク(5)の位置がずれるので、これを直ちに判別するこ
とができ、従ってのマーク(5)を重ね合わせるように
、当該波板(1)の下側縁部(1a)をずらせることに
より、きわめて簡単にかつ確実に第2段目以降の横波板
(1)の正確な位置決めを行なうことができる。
各横波板(1)の位置決め用マーク(5)は、上下側縁
部(la) (lb)にそれぞれの端からの距離(d)
が例えば30〜100鰭となるように設けるのが好まし
い。この場合、隣り合う横波板(1)(1)の側縁部(
la) (lb)同志の重ね代(L)は、横波板(1)
の端からの距離(d)の2倍であるので、60〜200
III11である。
また、この重ね代(L)は、横波板(1)の素材の挿類
、厚さおよび屋根(2)の勾配等によって定められるも
のであり、屋根(2)の勾配が大きいほど重ね代(L)
は小さく設定される。なお、位置決め用マーク(5)は
、山部あるいは谷部の4〜6個おきに設けるのが良く、
その形状は任意である。勿論、横波板(1)に位置決め
用マーり(5)を設けない場合もある。
比較実験例 この発明による横波板の取付は施工法の効果を確認する
ために、下記の実験を行なった。
上記実施例の第1工程において区分された2つのグルー
プ(A) (B)にそれぞれ属しかつ長さ5mの2枚の
横波板(1)を用意し、屋根(3)をふく段階において
、この発明の方法により波形山部(2)の平均ピッチ(
P)の値が大きい第2グループの識別表示(B)を有す
る横波板(1)を下側(軒側)に配置し、平均ピッチ(
P)の値が小さい第1グループの識別表示(A)を有す
る横波板(1)を上側(線側)に配置して、両者の互い
に重なり合う側縁部を母屋材(4)に4山毎に固定した
場合について、上側の横波板(1)の重合側縁部の膨れ
変形の高さ(mm)と、同横波板(1)の未固定側縁部
の膨れ変形の高さ(mm)をそれぞれ潔;定した。
なお、この測定は、上下両横波板(1)(1)の波形山
部(2)の平均ピッチ(P)の差が0.2n+m、0.
3■、0.4mmおよび0.51の場合についてそれぞ
れ行なった。得られた結果を表Iにまとめて示した。
(以下余白) つぎに、上記の場合とは逆に、波形山部(2)の平均ピ
ッチ(P)の値が小さい第1グループの識別表示(A)
を有する横波板(1)を下側(軒側)に配置し、平均ピ
ッチ(P)の値が大きい第2グループの識別表示(B)
を有する横波板(1)を上側(線側)に配置して、両者
の互いに重なり合う側縁部を母屋材(4)に4山毎に固
定した場合について、上側の横波板(1)の重合側縁部
の膨れ変形の高さ(lIIII)と、同横波板(1)の
未固定側縁部の膨れ変形の高さ(lIIll)を同様に
測定し、得られた結果を表Hに示した。
(以下余白) 上記において、まず表Iを参照すると、この発明の方法
により波形山部(2)の平均ピッチ(P)の値が大きい
第2グループの識別表示(B)を有する横波板(1)を
下側(軒側)に配置し、平均ピッチ(P)の値が小さい
第1グループの識別表示(A)を有する横波板(1)を
上側(棟側)に配置した場合には、山部平均ピッチ(P
)の差に関係なく、上側の横波板(1)の重合側縁部お
よび未固定側縁部に膨れ変形が生じなかった。
これに対し、表Hに示すように、逆に波形山部(2)の
平均ピッチ(P)の値が小さい第1グループの識別表示
(A)を有する横波板(1)を下側(軒側)に配置し、
平均ピッチ(P)の値が大きい第2グループの識別表示
(B)を有する横波板(1)を上側(棟側)に配置した
場合には、山部平均ピッチ(P)の差が0.2■であれ
ば、膨れ変形は生じないが、平均ピッチ(P)の差が0
゜3mmであれば、重合側縁部に3■、および未固定側
縁部に20mmの膨れ変形がそれぞれ生じた。
しかしながら、この程度の範囲であれば、施工後の屋根
の仕上がりに影響は表われず、外観が損なわれることは
ない。
なお、上記2つの表には示されていないが、同一グルー
プの横波板(1)同志、すなわち、第1グループの識別
表示(A)を有する横波板(1)同志、あるいは第2グ
ループの識別表示(B)を有する横波板、(1)同志の
側縁部を上下に重ねた場合も0.31以内の山形平均ピ
ッチ(P)の差が生じるものであるが、この程度の差で
あれば、上記のように、施工後の屋根の外観が損なわれ
ることはない。
ところが、表■に奈で示すように、平均ピッチ(P)の
値が小さい横波板(1)を下側に、平均ピッチ(P)の
値が大きい横波板(1)を上側に配置した場合に、両者
の山部平均ピッチ(P)の差が0.4a+11となると
、重合側縁部に6masおよび未固定側縁部に60mm
の膨れ変形がそれぞれ生じ、さらに平均ピッチ(P)の
差が0.5m+nとなると、重合側縁部に101111
11%および未固定側縁部に80+u+の膨れ変形が生
じ、これらの場合には施工後の屋根にうねりや歪みが生
じて、外観が著しく損なわれるものである。
なお、上記実施例では、この発明の方法により横波板(
1)を用いて温室の屋根(3)をふく場合を説明したが
、この発明の方法は、その他、建物の側壁等に横波板(
1)を取り付ける場合にも全く同様に適用されるもので
ある。
また、横波板(1)の波形山部(2)の平均ピッチ(P
)の値は、横波板(1)の種類、大きさ等によって異な
るものであり、従ってこの発明は上記実施例に記載され
た数値に勿論限定されるものではない。
発明の効果 この発明による合成樹脂製横波板の取付は施工法は、上
述のように、長尺の合成樹脂製横波板の製造段階におい
て、成形機により間隔をおいて繰返し製作した多数の横
波板につき、それぞれの波形山部の平均ピッチを測定し
、すべての横波板を、波形山部の平均ピッチの値が許容
誤差の範囲内において一定基準値より小さい第1グルー
プと、同基準値より大きい第2グループとに区分して、
各横波板に第1および第2いずれのグループに属するか
の識別表示(A)または(B)を付す工程と、温室屋根
等に横波板を取り付ける段階において、ランダムに入手
した所要数の横波板を上記識別表示(A)または(B)
に従って2つのグループに分け、温室屋根等に、先に波
形山部の平均ピッチの値が一定基準値より大きい第2グ
ループの識別表示(B)を有するすべての横波板をそれ
らの側縁部が一部重なり合うように水平方向に取り付け
たのち、続いて波形山部の平均ピッチの値が一定基準値
より小さい第1グループの識別表示<A)を有する横波
板をそれらの側縁部が一部重なり合うように水平方向に
取り付ける工程とよりなるものであるから、横波板を温
室の屋根あるいは側壁等に非常に簡単にかつきわめて作
業性よく、しかも側縁部に山状の膨れ変形が生じること
なく、すべての横波板をうねりや歪みのない状態に非常
にきれいに取り付けることができて、屋根ふき等作業の
仕上げの向上および能率アップを果し得るという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法の第2工程において横波板を屋
根に取り付ける状態を示す概略斜視図、第2図は同屋根
の要部拡大斜視図、第3図は第2図■−■線に沿う拡大
断面図である。第4図は従来法により横波板を屋根に取
り付ける状態を示す要部拡大斜視図である。 (1)・・・横波板、(1a)・・・下側縁部、(1b
)・・・上側縁部、(2)・・・波形山部、(3)・・
・屋根、(5)・・・位置決め用マーク、(6)・・・
固定具、(A)・・・山部平均ピッチの小さい第1グル
ープの識別表示、(B)・・・山部平均ピッチの大きい
第2グループの識別表示、(P)・・・平均ピッチ。 以  上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 長尺の合成樹脂製横波板(1)の製造段階において、成
    形機により間隔をおいて繰返し製作した多数の横波板(
    1)につき、それぞれの波形山部(2)の平均ピッチ(
    P)を測定し、すべての横波板(1)を、波形山部(2
    )の平均ピッチ(P)の値が許容誤差の範囲内において
    一定基準値より小さい第1グループと、同基準値より大
    きい第2グループとに区分して、各横波板(1)に第1
    および第2いずれのグループに属するかの識別表示(A
    )または(B)を付す工程と、温室屋根(3)等に横波
    板(1)を取り付ける段階において、ランダムに入手し
    た所要数の横波板(1)を上記識別表示(A)または(
    B)に従って2つのグループに分け、温室屋根(3)等
    に、先に波形山部(2)の平均ピッチ(P)の値が一定
    基準値より大きい第2グループの識別表示(B)を有す
    るすべての横波板(1)をそれらの側縁部が一部重なり
    合うように水平方向に取り付けたのち、続いて波形山部
    (2)の平均ピッチ(P)の値が一定基準値より小さい
    第1グループの識別表示(A)を有する横波板(1)を
    それらの側縁部が一部重なり合うように水平方向に取り
    付ける工程とよりなる、合成樹脂製横波板の取付け施工
    法。
JP63265497A 1988-10-20 1988-10-20 合成樹脂製横波板の取付け施工法 Expired - Fee Related JP2678378B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63265497A JP2678378B2 (ja) 1988-10-20 1988-10-20 合成樹脂製横波板の取付け施工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63265497A JP2678378B2 (ja) 1988-10-20 1988-10-20 合成樹脂製横波板の取付け施工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02112549A true JPH02112549A (ja) 1990-04-25
JP2678378B2 JP2678378B2 (ja) 1997-11-17

Family

ID=17418003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63265497A Expired - Fee Related JP2678378B2 (ja) 1988-10-20 1988-10-20 合成樹脂製横波板の取付け施工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2678378B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2678378B2 (ja) 1997-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5287669A (en) Roofing shingle
US5916103A (en) Interconnected roofing shingles
US5239802A (en) Adhesive arrangement for shingles and the like
EP0755474B1 (en) A deformable sheet material for roof flashing purposes and a method of manufacturing such a material
US6502353B2 (en) Roof covering and its method of making and using, comprising a rib mesh corrugated with at least one outer layer, the generally parallel corrugations permitting deformation without restoring creep
US3638388A (en) Method of applying shingles
US5271201A (en) Hip or ridge shingle
US5037685A (en) Vinyl shingle roofing product
US5419941A (en) Hip or ridge shingle and method of making
US4266388A (en) Shingling template and method
JPH02112549A (ja) 合成樹脂製横波板の取付け施工法
US4422266A (en) Building panel
US5636490A (en) Roof system
JP2730011B2 (ja) 補修屋根
JP2661618B2 (ja) 補修屋根
JP2790877B2 (ja) 波型屋根の改修方法
JP2788874B2 (ja) かわら棒形角波板
US20230193630A1 (en) Roofing shingle and methods of forming roofing shingles
JP4270741B2 (ja) 重ね葺き用屋根材固定装置
CN215802752U (zh) 一种新型金属屋面tpo防水卷材收口构造
TR2022015265U5 (tr) Çati altinda oluklu bi̇tüm emprenye selüloz fi̇ber levha, katmanlama prosesi̇, çati yapisi
JP2661617B2 (ja) 補修屋根
JPS6344498Y2 (ja)
JPH0615085Y2 (ja) 支持具
JPH0243942Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees