JPH02109800A - 宇宙機の放熱構造 - Google Patents

宇宙機の放熱構造

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JPH02109800A
JPH02109800A JP63264731A JP26473188A JPH02109800A JP H02109800 A JPH02109800 A JP H02109800A JP 63264731 A JP63264731 A JP 63264731A JP 26473188 A JP26473188 A JP 26473188A JP H02109800 A JPH02109800 A JP H02109800A
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heat pipe
plate
heat
mounting
equipment
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Ichiro Mase
間瀬 一郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は発熱する機器を搭載する宇宙機の熱制御系に利
用する。
〔概要〕
本発明は、搭載された発熱する機器の熱を、この機器が
取付けられるハニカム構造板に埋設されたヒートパイプ
に伝達する宇宙機の放熱構造において、 放熱する機器が取付けられかつヒートパイプに熱的に結
合された取付部分の接触面をハニカム構造板の表面に露
出させることにより、 放熱する機器と取付部分との間の熱抵抗を小さくして、
機器からヒートパイプへの熱伝達を向上しようとするも
のである。
〔従来の技術〕
一般に宇宙機において、搭載された機器を取付ける構造
体パネルには、その軽量化をはかるためハニカム構造板
が使用される。機器が発熱の大きいものである場合、ハ
ニカム構造板の機器取付部分にヒートパイプを埋込み、
この機器の発生する熱エネルギーをヒートパイプに取込
み、この面内に拡散するか、または他の放熱面へ輸送す
る熱制御系が設けられる。
従来、このヒートパイプの構造は、第5図に示すように
、ヒートパイプ21の発熱する機器11Cの取付部分2
2は、ハニカム構造板の表面板23の内部にハニカムコ
ア24と共に埋込まれ、ハニカム構造板用接着剤層4A
により表面板23に接着固定されていた。なおヒートパ
イプの管壁は機器取付部分では通常図に示すように、機
器形状に合わせ横方向に延長され取付部分22を形成し
、この部分に機器取付用のネジ5のネジ穴25Aを備え
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、前述した従来の構造では、機器の発熱がヒート
パイプに伝わるまでの間に、表面板とノ\ニカム構造板
用の接着剤層が挿入されている。したがって次の点で熱
抵抗が増大して機器からの放熱を妨げるという欠点があ
る。
(1)表面板は軽量化のため薄く、ハニカム形成後にそ
の表面に凹凸が残ってもこれを研摩して平滑化すること
はできない。このため機器の取付面と表面板との間に間
隙ができ、熱抵抗を増大する。
(2)ハニカム構造板用接着剤は、ハニカム構造板の強
度要求を主体として選定されているので、熱伝導率の小
さいものは使えず、またその塗布厚も厚くなるので、熱
抵抗が非常に大きい。
本発明は、これらの欠点を解決して、機器と間の熱的な
抵抗が小さく、機器の発熱をヒートパイプに効率よく伝
導する宇宙機の放熱構造を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、少なくとも一面に接着された表面板を有し発
熱機器が取付けられるハニカム構造板を備え、このハニ
カム構造板にヒートパイプが埋設された宇宙機の放熱構
造において、ハニカム構造板の表面板が発熱機器の取付
部分でくり抜かれた構造であることを特徴とする。
〔作用〕
ヒートパイプと熱的に結合された取付部分に直接に機器
を取付けるので、表面板やハニカム構造板用接着剤の層
をはさまない。したがって中間部分の熱抵抗が小さくな
る。また表面板の繰り抜かれた取付部分の表面は機器と
よく接触するように加工できるので、この間の熱抵抗も
減少する。
〔実施例〕
つぎに本発明の実施例について図面を参照して説明する
。第1図は本発明の第一実施例の機器取付部付近の破断
斜視図を示す。第1図において、ヒートパイプ1は2枚
のハニカム構造板の表面板3Aおよび3Bの間にハニカ
ムコア4と共に埋込まれ、機器11Aの取付部分2はヒ
ートパイプ1と熱的に結合されるように同一体として横
方向に延長され、形成される。
ここで本発明の特徴とするところは、ノ\ニカム構造板
の表面板3が機器11Aの取付面に対向する部分でくり
抜かれ、ヒートパイプ1の取付部分2が露出して機器1
1Aを直接取付ける構造としたことにある。
ヒートパイプ1と同一体の取付部分2は、表面板3Aの
露出部の周辺において、表面板3Aの下にもぐり込みハ
ニカム構造板用接着剤層4Aにより接合され、ハニカム
構造板としての構造強度を保っている。またヒートパイ
プ1の取付部分2の露出部は、適当に凹凸のないように
加工され、平面度を良好にしているので、機器の取付面
との間隙を極めて小さくなるようにされる。本図におい
て、発熱する機器11Aの内部は省略されてあり、また
符号5Aは取付用のネジ5のネジ穴である。
第2図は本発明の第二実施例の破断斜視図を示す。本実
施例では機器11Bの取付面の高さを、ハニカム構造板
の表面板の高さと同一にするか、またそれより高くする
場合で、取付部分2Aの厚さを大きくしたものである。
この場合はハニカム構造板への埋込み後に取付部分の加
工等に有利である。
第3図は本発明の第三実施例の破断斜視図であり、本実
施例では、2本のヒートパイプIA11Bを2本並べ、
その接合部を符号26の部分でロー接げにより、取付部
分2B、2Cとともに一体構造としたものである。これ
は機器が大型である場合には、その取付けが容易となる
。一般に機器から取付部分への熱伝導は、機器の取付は
ネジ付近が最大となるので、本実施例では取付ネジ穴5
BとヒートパイプIA内の毛細管または蒸気通路とが隣
接するよう配置されている。
第4図(a)、b)は、本発明の第四実施例の説明のた
めの図で、第4図(a)は2本のヒートパイプIDと取
付部分2Dとの組立斜視図である。本実施例では、前記
第三実施例(第3図参照)における2本のヒートパイプ
をそれぞれ単管状のヒートパイプIDと機器を取付ける
取付部分2Dに分けて作製し、これを矢印のように組立
てるものである。
このときヒートパイプIDと取付部分2Dとはロー接げ
または高熱伝導性接着剤により接合し形成する。第4図
ら)は本実施例の縦断面図でヒートパイプlDと取付部
分2Dとの間は高熱伝導性のよい接着剤層4Bにより接
着される。本実施例では、ヒートパイプの標準化が可能
で、その作製が容易になる。取付部分2Dは、これを一
体に作製せずに、各部分に分割で作製し、ロー接げによ
り一体化できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、表面板や表面板と
の接着剤層による熱抵抗が無くなり、放熱する機器から
ハニカム構造板に埋設されたヒートパイプへの伝熱効率
が大幅に良好になるので、宇宙機において、放熱する機
器の取付部分の構成が、コンパクトになり、かつ熱制御
系の機能が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第一実施例の破断斜視図。 第2図は同じく第二実施例の破断斜視図。 第3図は同じく第三実施例の破断斜視図。 第4図(a)は同じく第四実施例の組立斜視図、第4図
(b)は同実施例の縦断面図。 第5図は従来例の破断斜視図。 ■、IA、IB、LD、21・・・ヒートパイプ、2.
2A、2B、2C12D、22・・・取付部分、3A、
3B、23・・・ハニカム構造板の表面板、4.24・
・・ハニカムコア、4A・・・ハニカム構造板用接着剤
層、4B・・・高伝熱性接着剤層、5・・・取付ネジ、
5A。 5B、25A・・・取付ネジ穴、11A、IIB、11
C・・・機器、26・・・ロー接げ部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも一面に接着された表面板を有し発熱機器
    が取付けられるハニカム構造板を備え、このハニカム構
    造板にヒートパイプが埋設された 宇宙機の放熱構造において、 前記ハニカム構造板の前記表面板が前記発熱機器の取付
    部分でくり抜かれた構造である ことを特徴とする宇宙機の放熱構造。
JP63264731A 1988-10-19 1988-10-19 宇宙機の放熱構造 Expired - Lifetime JP2676835B2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2723633A1 (fr) * 1994-08-10 1996-02-16 Mitsubishi Electric Corp Panneau sandwich a nid d'abeilles contenant des tubes de chaleur integres
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