JPH02107560A - YBa↓2Cu↓3O↓7の成形焼成物品及びその製造方法 - Google Patents

YBa↓2Cu↓3O↓7の成形焼成物品及びその製造方法

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JPH02107560A
JPH02107560A JP1240932A JP24093289A JPH02107560A JP H02107560 A JPH02107560 A JP H02107560A JP 1240932 A JP1240932 A JP 1240932A JP 24093289 A JP24093289 A JP 24093289A JP H02107560 A JPH02107560 A JP H02107560A
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aqueous solution
superconducting
sol
carboxylate
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Kenton D Budd
ケントン デレック バッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、超電導性セラミックに関し、特にゾル・ゲル
法により連続的繊維又は薄膜の如き成形物品として製造
することができる式Y B a2Cu30 tを有する
超電導性セラミックに関する。
〔従来の技術〕
1986年に始まり、先例のない高い温度で超電導性を
示すセラミック酸化物材料の新しい種類についての報告
がある。これらの中には、 “Y B axc usO?”又はその金属原子比によ
り“123超電導性セラミツク”と屡々呼ばれている斜
方晶形Y B a 2 Cu 30 x (式中、Xは
典型的には6.5〜7.2である)がある、それは、液
体窒素の沸点(77″に即ち、−196℃)より高い温
度で超電導性を示すことが知られた最初の材料である。
これらのセラミック酸化物材料の歴史的発展は、クラー
クのr高Tcセラミックス超電導体の発展:序論」“T
he Development or High−Tc
 Ceramic 5uperconducLiors
:^n Intriduction、” (^dvan
cedCeramic Materials、 Vol
、Z、 t4o、3B、 pp、Z73−292゜<1
987) ]に記載されいる。
^dvaneed Cera翰ic Material
gの問題と同じ特別な問題についての他の文献には、結
晶学、物理的性質、加工及びこれらの新しいセラミック
酸化物材料の理論についての基礎的研究が記載されてい
る。これらの研究の殆どは、慣用的セラミック処理方法
によって嵩ばったセラミック試料を製造したことを報告
している0例えば、ジョンソンその他は(pp 、36
4−371)、酸化物と炭酸塩の粉末を混合し、粉砕し
、か焼しく900℃)、そして再粉砕してYBa、Cu
、Ot粉末をつくり、それを嵩ばったセラミック試料に
形成し、それを次に950〜990℃で3〜8時間焼成
している。これらの新しいセラミック酸化物材料を製造
するための液体化学的方法を報告している研究は少しし
かない。
例えば、ダン(Dunn)その他は(pp、343−3
52)、ペロブスカイト化合物を合成するよく知られた
方法である無定形クエン酸塩法によりY B a2c 
uzo を粉末を合成している。Y、Ba及びCuの硝
酸塩を溶解した後、クエン酸を添加し、その溶液から水
を粘稠な液体になるまで蒸発させ、それを更に脱水し、
無定形の固体前駆物質を形成し、それを次に焼成して希
望の化合物を形成している。熱分解中に形成された大き
な体積の発散性燃焼生成物により、乾燥した前駆物質は
焼成中粉末に転化する。
ジョンソンその他は(pp、337−342)、Y、B
a及びCuの硝酸塩の水溶液を冷凍乾燥することにより
Y B a2Cu=o ?粉末を形成している。
シマ(Cima)その他は(pp、329−336)、
Y B arc uso ?の微細構造を改良すること
に主に関し、固相反応によって製造された粉末から作ら
れた高密度試料を報告している。しかし、332頁で、
彼らはrY、Ba及びCuの塩の水溶液をヘプタンに入
れたエマルジョンを調製し、そのエマルジョン中にアン
モニアを気泡として通すことによりエマルジョン液滴(
微小反応体)中に水酸化物を共沈させることによりY+
 2Bao、5Cu(OH)xを合成した」と述べてい
る。
ダガニ(Dagani)も、C& E News、 M
ay 11. pp、7−16 (1987)にY B
 a 2 Cu 30 tの研究を報告しており、次の
ように述べている(pp、13−14) :[これらの
セラミックは脆く壊れ易いので、趙2 それらは銅及び他の展性金属で出来るように、引いて線
に形成することができない。・・・線は中空金属線(銀
の如き)にY−Ba−Cu−0粉末を満たし、その線を
希望の直径へ引くことにより製造される。
・・・77″にで、それらは約175A / cm2の
電流密度が測定されている。ジン(Jin)(ベル研究
所)は、これは“むしろ低い”ことを認めているが、彼
は、それは典型的な体積(bulk)超電導体と一致し
ていると述べている。
別の方法として次のようなものがある。セラミック粉末
又はその成分を有機結合剤と混合し、次に型を通してそ
の可塑性材料の細いヌードルを押し出す、その段階で、
その押し出した線は容易に曲げたり変形することができ
る。しかし、それは結合剤を燃焼除去するため焼成し、
その粉末を電流の通ずる単繊維に焼結しなければならな
い。」クラーク(pp−280)はY B a2Cu3
0 tに関して次のように述べている: 「液体窒素よ
り高い温度で完全な超電導性を示す最初のフィルムは、
典型的には、450℃に維持されたサファイア及びMg
O上へ酸素分圧中で電子ビーム蒸発により製造された。
・・・最近、直流マグネトロンスパッタリングにより・
・・またイオンビームスパッタリングによっても・・・
薄膜製造で多くの種類のものが成功している。」 同じ頁で、クラークは、ゲルから繊維を引き、次にそれ
らを焼成してゲルを超電導性物体へ変える試みを含めて
繊維について論じている。
クラークは次のように述べている(p、277) r超
電導性転移温度を著しく変えることなく、イツトリウム
を全部又は一部置換するのにどのような稀土類元素(L
a以外)でも用いることができた。」ダガニは、研究者
達が「イツトリウムをサマリウム、ユーロピウム、ガド
リニウム、ジスプロシウム、ホリウム又はイッテルビウ
ムによって置き換えても、セラミックは依然として約9
0″にで超電導性になる。」と述べている。 (p、1
2)。
A段肢蓑 ゾル・ゲル法によるセラミック粉末、繊維及びフィルム
の形成はよく知られている0例えば、ウールマンその他
によるMat、 Res、 Soc、 Sy+*p。
Proc、、 Vol、32. pp、59−62 (
1984)及び米国特許第4,166.147号(ラン
グその他)を参照されたい。
就中、後者は、金属酸化物ゾル又は溶液前駆物質を成形
、ゲル化、及び焼成して、織物、フェルト、ニット及び
他の種類の織物を製造するのに有用な繊維の如き成形物
品を与えることを教示している。
真空法によりつくられたセラミック薄膜に比較して、ゾ
ル・ゲル法によりセラミック薄膜は一層経済的に形成す
ることができることも知られている。
〔本発明の要約〕
本発明は、ここでは“V B a2 Cu= O? ”
と呼ぶ超電導性斜方晶形Y B azc u30 x(
式中、×は6.5〜7.2である)の合成の改良を与え
る0本発明は、特にY B a2 Cuy Oyの成形
物品を製造する改良された方法を与える。その改良され
た方法は、a) 水酸化バリウムの水溶液と、銅カルボ
ン酸塩の相容性水溶液と、イツトリウムカル71ζン酸
塩の相容性水溶液及びイツトリウムのコロイド状酸化物
の水性懸濁物の少なくとも一方とを混合し、約1:2:
3のY:Ba:Cuモル比を有するゾルを与え、 b)前記ゾルの濃度を調節して、それを成形物品へ形成
できるようにし、 C) 前記ゾルを成形物品へ形成して乾燥し、そして d)前記成形物品を焼成して、斜方晶形超電導性Y B
 a 2 Cu z○、へ転化させる、連続的工程を含
むゾル・ゲル法である。
“相容性′°とは、ゾルが不溶性化合物を、成形物品が
工程C)で形成される前に、沈澱しないことを意味する
。ゾルは、通常濃度を高くした時、連続的に増大してい
くが安定な粘度を示す透明な青色液体であり、過飽和に
なると準安定になり、乾燥すると透明ガラス状均質物体
になる。ゾルが幾らか不透明な場合、繊維化可能な粘度
へ濃縮すると殆ど透明になることがある。
“イツトリウムの酸化物”の中には、水和酸化物が含ま
れる。
上で概略述べた方法で最も有用なY及びCuカルボン酸
塩は、2〜3個の炭素原子を有し、水性水酸化バリウム
と混合すると、適当にキレート化して不溶性加水分解生
成物(例えば、酸化物又は水酸化物)の形成を起こしに
くくなり、然も、濃縮すると粘稠で準安定な前駆物質を
与えるのに充分な分子的複雑さを有する生成物を生ずる
。2〜3個の炭素原子を有するカルボン酸塩は、発散性
物質の含有Iを最小に保ちながら成形物品に生の強度も
与える。
新規な方法によって製造することができる有用な成形物
品の中には、回転注型、噴霧或は浸漬の如き経済的方法
によって大きな且つ(又は)複雑な形のものを覆うよう
に成形することができる超電導性薄膜がある。約0.5
μmを越える厚さを有するYBazCuzOtの超電導
性フィルムを製造するためには、亀裂を避けるためそれ
らのフィルムを層状に製造することが必要であろう、亀
裂を防ぐために、各層は厚さが約0.25μmを越えな
いのが好ましいが、0,05μmより遥かに薄い厚さは
不経済であり、連続層として形成するのが難しい。各層
は、次の層を適用する前に、発散性物質を除去し、それ
を不溶性にするのに充分に個々に加熱すべきである。
本発明は、有用な可撓性を持つように充分細い直径の連
続的超電導性繊維を製造することもできる6有用な可撓
性をもつためには、繊維は直径が50μmより小さい必
要があるであろう、その好ましい直径は0.5〜10μ
mであろう。なぜなら、もし直径がかなり大きいと、脱
ガスによる不適切な気孔率及び変形を避けることが難し
くなるからである。
上で概略述べた方法の工程a)で製造されるゾルから本
発明の超電導性繊維を製造する時、ゾルは繊維化可能な
粘度を持つべきであり、これには水を蒸発させることに
より工程b)でゾルの濃度を増大させることが必要であ
ろう。一方、超電導性薄膜を製造する場合、亀裂を避け
るため薄膜を充分薄くできるように、ゾルを希釈するこ
とが望ましいであろう。
〔本発明の詳細な記述〕
当分野で知られているように、超電導性Y B a2C
u30 を繊維は、大気の湿分に曝すと化学部 的に劣化するので、展性金属の被覆によって保護される
のが好ましく、それは亦それらの機械的性蟲 質を向上させるであろう、展性金属は導電性であるのが
好ましく、例えば、電気メツキにより適用された銀被覆
が好ましく、特にY B a2Cu307繊維が不連続
的な場合にそうである。有用なワイヤー状複合導電体は
、導電性金属のマトリックス中に入れられた複数の斜方
晶形超電導性 Y B a2Cu30□繊維からなる。
ゾルを成形物品に転化する前に、通常そのゾル中に微粉
砕Y B a2Cu−Oを粉末を、それが超電導体の全
重量の約172までを与えるような量で懸濁させること
ができる。
上で概説した方法の工程a)で、Cu及びY含有成分の
好ましくは0.1〜0.5モル水溶液を一緒にし、次に
0.1〜0.5モル水酸化バリウム水溶液を、混合物を
迅速に撹拌しながら添加する。得られた希薄混合物は数
日間から数週間の期間、不溶性加水分解生成物の沈澱に
対し安定である。更に、混合物は濃縮すると準安定にな
り、数時間がら数日間その過飽和混合物からの結晶性塩
の沈澱を起こさない 本発明の上で概説した方法により斜方晶形超電導性Y 
B a2CJO7の成形物品を製造する場合、例えば、
水酸化バリウムを添加した時、ゾルが加水分解生成物の
沈澱を一暦起こしにくくするため、或はゾルを濃縮した
時、結晶性塩の沈澱を起こしにくくするため、或は加水
分解挙動を変えるため、組成を変化させてもよい0例え
ば、Y及びCuのカルボン酸塩の種々の組合せを、無機
塩との組合せを含めて、用いることができる。他の有用
な組成上の変化には、ゾルへ夕景のカルボン酸又は鉱酸
を添加すること及び(又は)主としてY B 83 C
1130,を生ずるゾルを維持しながら、化学量論性か
ら外れたY−Ba−Cu−0配合物を用いることが含ま
れる。
有用な組成上の変化を例示するものとして、好ましくは
上で概説した方法の工程a)を完了した後、酢酸及び乳
酸の如きカルボン酸を夕景であるが、Ba 1モル当た
り約1当旦以下の酸の量でゾルへ添加することにより加
水分解生成物の沈澱を一層起こしにくくすることができ
る。−層多い量では水酸化物を完全に中和する傾向があ
り、本質的に化学量論的塩溶液を生じ、その溶液は適切
な高い粘度へ濃縮することができず、そのため乾燥する
と結晶性塩の不均質な混合物を形成するであろう。
実施例1 市販の化合物を水に溶解することにより、次の原料水溶
液を調製した。
溶液1ky当たり0.1モルの酢酸イツトリウム溶液、 溶液1kg当たり0.2モルの水酸化バリウム溶液、及
び 溶液1kg当たり0.3モルの酢酸鋼溶液。
各溶液200gを一緒にしてゾルにし、それを回転蒸発
器を用いて35℃で濃縮し、繊維形成に充分な粘稠性を
持つようにした(約50,000〜100,000cp
であると推定された)。
75μzの穴を通して1380kP a(200psi
)で押し出すことにより繊維を紡糸し、乾燥し、27〜
32℃(80〜90″F)、相対湿度30%で2厘(6
ft)タワー(Tover)に通して延伸し、約131
/分(40ftz/分)で巻き取った。繊維は、直径が
10〜30μmで透明で奇麗な青色をしており、約10
〜15cmの長さに切断し、セラミックボートに嵌めた
乾燥器中で95℃で約1カ月間保存した後、室温から9
50℃へ150℃/時の加熱速度を用い、次に950℃
で30分間保持することにより繊維を焼成してY B 
a2Cu30 yへ転化した。焼成した繊維は多孔質で
脆く、いくらか変形していた。X線回折により、焼成し
た繊維は単相で斜方晶形であることが示され、走査電子
顕微鏡によりそれらは約1〜5μmの粒径を持つことが
分かった。
実施例2 水に溶解して、 コロイド状Y20,0.05モル/kg懸濁物〔ニアコ
ル(Nyacal)使用〕、 水酸化バリウム0.2モル/kfI、及び乳酸fRO,
3モル/kg、 を調製した。
各5001を一緒にしてゾルをつくり、それを回転蒸発
器を用いて35℃で濃縮し、その粘度が実施例1で得ら
れたのとほぼ同じになるようにした。
75、czzの穴を通して2070k P a (30
0ps i )で押し出すことにより繊維を紡糸し、乾
燥し、約32℃(90’F)、相対湿度40%で2 m
(6ft)タワーに通して延伸し、約9x/分(30r
t/分)で巻き取った。繊維は、直径が15〜35μm
で透明で奇麗な青色をしていた。
乾燥器中で95℃で約1カ月間保存した後、次の如く、
繊維を直線的に温度を上昇させて焼成することにより斜
方晶形Y B a2Cu)07へ転化した:2時間で室
温から250℃、 2時間で250℃から300℃、 1時間で300℃から400℃、そして400℃で3時
間、 3時間で400℃から600℃、 1時間で600℃から900℃、そして900°Cで1
時間。
焼成した繊維は実施例1のものよりも変形しに<<、多
孔質で壊れ易かった。それらの粒径は約0.5〜3μ屑
であった。
実施例3 実施例2の濃縮ゾルを水で希釈し、次に実施例2の手順
により再び濃縮し、粘土が実施例1及び2で得られたも
のの約172になるようにした。これを空気ジェット中
へ押し出して繊維をつくり、それを網上に収集した。繊
維は透明で奇麗な青色をしており、直径が0.5〜10
μmであった。
繊維を次の如く、直線的に温度を上昇させて焼成するこ
とにより斜方晶形Y B a2Cuy O7に転化した
: 1.5時間で25℃から260℃、 12時間で260℃から600℃、 2時間で600℃から900℃、そして900℃で17
2時間。
これらの焼成した繊維の中で、直径が約3μmより小さ
いものは完全に緻密であり、実施例1及び2の焼成繊維
より壊れにくかった。
実施例4 三つの水性系、即ち、 コロイド状Y20,0.620モル/ky懸濁物〔ニア
コル使用〕、 水酸化バリウム0.182モル/kg、及び乳酸鋼0.
470モル/ky、 を用いた。
これら三つの系の夫々36.3g、495g及び287
gを一緒にして1:2:3のY:Ba:Cuモル比を有
するゾルをつくった。それを回転蒸発器を用いて35℃
で約100zi’へ濃縮した。濃縮したゾル(30sの
V B 12Cuy○7のための充分な前駆物質を含ん
でいた)へ、ジェット粉砕したY B a2Cu−07
粉末(平均粒径的2〜3μm)20gを添加した。得ら
れた混合物をスペックス(Spex)シェーカー(sb
aker)ミル中で粉砕し、同じやり方で繊維化可能な
粘度へ濃縮した。
75μ屑の穴を通して約32℃(90°F)、相対湿度
35%で15.2z/分(50ft/分)で押し出すこ
とにより繊維を紡糸した。得られた黒色繊維は直径が1
0〜60μmで、1℃/分で室温がら925℃へ、そし
て925℃で1時間保持することにより焼成した。これ
により繊維は5〜60μmの範囲の直径を有する斜方晶
形Y B a2Cu307へ転化した。約43μmの直
径を有する焼成繊維について、25℃で335Ω/cn
+の抵抗が測定された。
実施例5 実施例2の溶液と同じ原料水溶液を用い、夫々100g
を一緒にし、回転蒸発器を用い、ゾル1kg当たり1モ
ルの全陽イオン即ち、金属原子(Y+Ba+Cu)が存
在するようになるまで35℃で濃縮した。
これにゾル25g当たり2滴の非イオン性表面活性剤〔
ユニオン・カーバイド社製テルジトール(Tergit
ol)T M N −6)を添加した。次にゾルを、(
100)配向を有するMgOの1 cx×1 cx単結
晶上に0.22μmフイルターを通して施し、2000
rpmでスピンキャスト(spin−cast) L、
そして加熱板表面上で約350℃で熱処理することによ
り付着させた。
九つの同様な層を順次付着及び加熱処理した後、全体を
500℃の炉の中に数分間入れ、975℃の炉へ5分間
移し、次に500℃の炉へ戻した。粉末は直ちに変化し
、炉を室温へ冷却した。全工程を20層の斜方晶形YB
azCu3O7の薄膜ができるまで繰り返した。
得られたzo、g膜は高度に配向しており(C軸は基体
の表面に垂直)、 87″にで正常金属固有抵抗の90%、79″にで正常
金属固有抵抗の50%、72″にで正常金属固有抵抗の
10%、及び約70”ll”R=O1 を特徴する超電導性転移を示していた。
実施例6 実施例2のものと同じ水性系を用い、各々150gを一
緒にし、回転蒸発器を用い35℃でゾルの全量が100
gになるまで濃縮した0次にゾルを実験室用噴霧乾燥器
を用い約167℃のノズル温度で噴霧乾燥した。得られ
た粉末は500℃で1時間焼成し、ヘプタンを入れて1
時間粉砕し、乾燥し、276M P a (40、00
0ps i )で直方体の棒ヘプレスし、1℃/分の加
熱速度を用いて950℃で5時間空気中で焼結した。焼
成した棒は0.5〜5.0μ夏の粒径を有する、緻密な
斜方晶形Y B a2Cu30 、であった。
実施例7 次の三つの水溶液を用いたニ アクリル酸イツトリウム0.1モル/kg、水酸化バリ
ウム0.2モル/kg、及びアクリル酸@0.3モル/
kg。
これら三つの溶液を各々350g、メトキシエタノール
1000g及びアクリルfi0.05モルを一緒にして
ゾルにし、それを繊維化可能な粘度へ濃縮した。
実施例1の場合と同じやり方で繊維を紡糸したが、破損
及び生の強度が低いため困難であった。
代 理 人 浅 村 皓

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)超電導性成形物品の製造方法において、a)水酸
    化バリウムの水溶液と、銅カルボン酸塩の相容性水溶液
    と、イットリウムカルボン酸塩の相容性水溶液及びイッ
    トリウムのコロイド状酸化物の水性懸濁物の少なくとも
    一方とを混合し、約1:2:3のY:Ba:Cuモル比
    を有するゾルを与え、 b)前記ゾルの濃度を調節して、それを成形物品へ形成
    できるようにし、 c)前記ゾルを成形物品へ形成して乾燥し、そして d)前記成形物品を焼成して、斜方晶形超電導性YB_
    a_2Cu_3O_7へ転化させる、諸工程からなる超
    電導性物品の製造方法。
  2. (2)各カルボン酸塩が2〜3個の炭素原子を有する請
    求項1に記載の方法。
  3. (3)銅カルボン酸塩が酢酸銅であり、工程(a)のイ
    ットリウム前駆物質が酢酸イットリウムである請求項1
    に記載の方法。
  4. (4)銅カルボン酸塩が乳酸銅であり、イットリウム前
    駆物質がイットリウムのコロイド状酸化物の懸濁物であ
    る請求項1に記載の方法。
  5. (5)工程(c)で形成された成形物品が薄膜である請
    求項1に記載の方法。
  6. (6)工程(c)を何回か繰り返し、複数の層を適用し
    、然も、各層は厚さが0.5μmを越えず、各層が、次
    の層を遮用する前に加熱されて不溶性にされている請求
    項5に記載の方法。
  7. (7)薄膜が、MgOの単結晶の上に工程(c)で形成
    される請求項5に記載の方法。
  8. (8)工程(c)で形成された成形物品が繊維である請
    求項1に記載の方法。
  9. (9)繊維の直径が0.5〜10μmである請求項8に
    記載の方法。
  10. (10)水酸化バリウムの水溶液と、銅カルボン酸塩の
    相容性水溶液と、イットリウムカルボン酸塩の相容性水
    溶液及びイットリウムのコロイド状酸化物の水性懸濁物
    の少なくとも一方との混合物で、約1;2:3のY:B
    a:Cuモル比を有し、成形物品へ形成して乾燥し、そ
    れを焼成して、斜方晶形超電導性YB_a_2Cu_3
    O_7を生成させることができる混合物。
  11. (11)繊維化可能な粘度を有する請求項7に記載の混
    合物。
  12. (12)水酸化バリウムの水溶液と、銅カルボン酸塩の
    相容性水溶液と、イットリウムカルボン酸塩の相容性水
    溶液及びイットリウムのコロイド状酸化物の水性懸濁物
    の少なくとも一方との乾燥混合物で、約1:2:3のY
    :Ba:Cuモル比を有する混合物を焼成することによ
    り製造された斜方晶形超電導性YB_a_2Cu_3O
    _7からなる成形物品。
  13. (13)繊維の形をした請求項12に記載の成形物品。
  14. (14)薄膜の形をした請求項12に記載の成形物品。
  15. (15)薄膜が複数の層からなり、各層が厚さ0.5μ
    mを越えない請求項14に記載の成形物品。
  16. (16)50μmより小さな直径を有する斜方晶形超電
    導性YB_a_2Cu_3O_7からなる繊維。
  17. (17)延展性金属の被覆を有する請求項16に記載の
    繊維。
  18. (18)延展性金属が導電性である請求項17に記載の
    繊維。
  19. (19)導電性金属のマトリックス中に包まれた複数の
    斜方晶形超電導性YB_a_2Cu_3O_7繊維から
    なるワイヤー状複合導電体。
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