JPH02106808A - 導電ペーストおよびそれを用いた電子回路部品並びにその製法 - Google Patents

導電ペーストおよびそれを用いた電子回路部品並びにその製法

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JPH02106808A
JPH02106808A JP25948088A JP25948088A JPH02106808A JP H02106808 A JPH02106808 A JP H02106808A JP 25948088 A JP25948088 A JP 25948088A JP 25948088 A JP25948088 A JP 25948088A JP H02106808 A JPH02106808 A JP H02106808A
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Toshio Ogawa
敏夫 小川
Tadamichi Asai
忠道 浅井
Osamu Ito
修 伊藤
Mitsuru Hasegawa
満 長谷川
Akira Ikegami
昭 池上
Takao Kobayashi
小林 喬雄
Hiromi Isomae
磯前 博巳
Kazuhiko Ato
和彦 阿藤
Michio Otani
大谷 通男
Katsuo Ebisawa
海老沢 勝男
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Hitachi Ltd
Resonac Corp
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Hitachi Chemical Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はセラミックス基板を用いた電子回路部品に係り
、とくに回路皮膜用導電ペーストおよび該ペーストによ
り形成された膜厚が10μm以下のCu皮膜回路を有す
る電子回路部品並びにその製法に関する。
〔従来の技術〕
厚膜ハイブリッドICのCu回路導体の形成には、Cu
微粉末およびフリットガラスを含む導電ペース1−(特
開昭58−68803号)を用いて印刷−焼成により製
造されている。
上記のようなCu回路皮膜は、他の金属材料例えば金に
比べ電気抵抗が小さいという優れた特徴を持っているが
、回路を微細化することが容易でないと云う欠点がある
微細パターンを形成する方法にはフォトリングラフによ
るエツチング法が知られている。これによればかなり微
細化することができるが、これにも限度があり、形成す
る配線回路皮膜の膜厚/線幅によって限定されるアスペ
クト比(通常の限界値:1/10)でそのエツチング精
度が定まる。
上記アスペクト比を考慮すると、回路皮膜の膜厚が小さ
いものほど回路パターンを微細化できるが、実際には、
導体ペーストを用いて膜厚15μm以下のものを得るの
は容易でない。
〔発明が解決しようとする課題〕
Cu回路皮膜の膜厚を薄くする方法としては、次のよう
な手法が考えられている。
1つは、ビヒクルとなる有機溶剤や有機バインダーの量
に対しCu微粉末の量が格段に低いペーストあるいは有
機銅化合物からなるペーストを用いることによって、膜
厚を制御することが考えられるが、いずれも形成された
Cu皮膜が凝集して網状となり、膜厚15μm以下では
平滑でち密な皮膜を得ることができない。
2つは、化学めっきあるいはこれと電気めっきを組合せ
ることにより、Cu回路皮膜を形成する方法がある。こ
れらは、任意の膜厚が容易に得られる反面、セラミック
ス基板に対する接着力が弱く、ピー1−サイクルを受け
ると皮膜が剥離し易いと云う欠点がある。
」二記以外には、スパッタリング法、CVD法があるが
、大きな量産設備が得難い上に、上記と同様セラミック
ス基板との接着強度が小さいと云う欠点がある。
更に、第■族の有機錯体を含有する導電性組成物が特開
昭60−97506号に開示されている。しかし、これ
らをN2雰囲気中で焼成すると有機錯体の分解が十分で
なく、導体膜の特性に悪影響を及ぼす。また、特開昭6
1−197486号に焼成時に酸素を放出する酸化物を
含む金属ペーストが開示されている。これら酸素の作用
によって導体膜が多孔質となり、薄くてち密な導体膜が
得られない。
本発明の第1の目的は、セラミックス基板上にCu皮膜
から成る微細な薄膜回路(膜厚10μm以下)を形成し
得る導電ペーストを提供することにある。
第2の目的は上記薄膜回路が従来のフレキソ印刷法によ
って容易に形成でき、焼成によって平滑な表面の回路皮
膜が得られる導電ペーストを提供することにある。
第3の目的は、セラミックス基板上に銅皮膜から成る微
細な薄膜回路(膜厚10μm以下)を有する電子回路部
品を提供することにある。
第4の目的は、熱履歴によっても上記回路皮膜が剥離し
にくい電子回路部品を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴は、平均粒径1μm以下のCu粉末100
重量部、周期律表のCuを除くrb族。
■族およびMnから選ばれた少なくとも1種を0.00
5〜2重量部およびバインダーとしてフリットガラス1
〜10重量部を含む導電ペーストにある。また、該ペー
ストを用いて、フレキソ印刷法等により絶縁性基板上に
回路パターンを形成し、焼成することにより、Cu皮膜
回路が周期律表のCuを除くIb族,VIII族及びM
nから選ばれた少なくとも1種をCu100重量部に対
し0.005〜2重量部およびバインダーとして有効量
のフリットガラスを含む電子回路部品を提供することに
ある。
絶縁性基板としては、特にセラミックス基板がよく、ア
ルミナをはしめフォルステライト、ステアタイ1−、コ
ージエライ1−.ムライト等の基板が用いられる。一般
にはアルミナ基板が多く用いられる。
周期律表のCuを除くIb族,VIII族及びMnから
選ばれた元素は単体もしくはこれらとCuとの合金もし
くはこれらの化合物を用いてもよいが、その添加量はC
u100重量部に対しこれら元素の合計で0.005〜
2重量部添加するのがよい。
また、焼成後のCu回路皮膜中に、銅100重量部に対
し周期律表Cuを除くIb族,VIII族およびMnか
ら選ばれた少なくとも1種の元素が0.005〜2重量
部含むことができる。
前記、Cuを除くIb族,VIII族及びMnから選ば
れた元素の添加量が0.005 重量部よりも少ないと
、本発明の目的とするCu回路皮膜は得られない。また
、2重量部を超えると焼成後のCu回路皮膜のワイヤボ
ンディング性が低くなるなど、回路皮膜として好ましく
ない結果を招く。
上記セラミックス基板に対するバインダーとしてのガラ
スは、一般にフリットガラスとして知られている低融点
のホウケイ酸鉛、ホウケイ酸ビスマス、ホウケイ酸亜鉛
等を主成分とするガラスが使用できる。これらの配合量
は形成される回路皮膜の膜厚等によっても異なるが、C
u100重量部に対し1〜10重量部がよい。特に好ま
しいのはホウケイ酸鉛ガラスを2〜7重量部配合するの
がよい。
また、上記セラミックス基板はその表面平均粗さが(R
&)で1μm以下で、かつ、その上に形成されるCu皮
膜回路の膜厚の115以下とするのが望ましい。とくに
、セラミックス基板Cuその表面にグレーズ層を設け、
該グレーズ層の表面粗さが上記の粗さに研磨したものが
よい。グレーズ層としては、SiC2−AQ203−Z
n。
CaO系のガラスがよい。
上記によって、表面が均一なCu皮膜回路が、塗布−焼
成方法により容易に形成し得る膜厚は1μm〜10μm
であり、これにより電子回路部品の前記皮膜回路の線幅
を5〜20μmとの従来のものではとうてい得ることが
できなかった微細なパターンを得ることができる。とく
に、導電性ペストの焼成により絶縁性基板上に設けたC
u皮膜のフォトリソグラフによるエツチング法により回
路パターンを形成する場合、膜厚が薄い本発明は、第1
図に示すような断面形状の回路皮膜が得られる。
これに対し、従来の厚膜(15μm以上)のものから線
幅を5〜20μmのものを形成しようとすると、サイド
エッチによって回路皮膜が剥離したり、また、第2図で
示されるような断面形状の皮膜と成ることは、当業者は
周知である。
〔作用〕
本発明において、周期律表のCuを除くrb族。
■族及びMnから選ばれた元素の添加が平滑でち密な膜
厚10μm以下のCu皮膜を与える理由は明らかでない
Au導体ペーストにRhを添加することによって、膜厚
が薄くかつ平滑なAuの膜を得ることが特開昭61−2
48301号に開示されており、その効果はRhzOa
がAu粒子の成長を抑制する為であるとしている。しか
し、本発明においては、Cu皮膜の焼成を不活性の窒素
ガス中で行なっている。
それでも効果があることから、」−記公報に開示のRh
 208による効果が直接的な原因とは考えにくい。
発明者らが、グレーズされたアルミナ基板上におけるC
u粉末並びにフリツ1へガラス粉末の混合層を形成し、
窒素中900℃で焼成した結果法のことがわかった。C
u粉末中に微量の異種金属粉末を予め混入しておくこと
によって焼成による粉体の凝集現象を抑制する効果が認
められた。こうした効果は周期律表のCuを除くrb及
び■族の元素で顕著に表われた。これらグループの元素
の中でも、Cuより高い融点を有し、かつCuと全率固
溶体を形成し得るグループの元素、例えばPd、Pt、
Rh等の効果が特に大きいことがわかった。これらグル
ープの元素以外でもCuと全率固溶体を形成するMnの
添加によっても同様に粉体の凝集を抑制する効果が認め
られた。これらの結果から、Cuの結晶粒界に分布して
いる合金層によって過度の焼結の進行を抑制し、結果的
に粉体の凝集現象が低く抑えられた為と考えられる。
一方、rb族の元素でも銀の効果は比較的小さいことが
実験の結果示されている。銀の場合には融点が約780
℃の共晶相が形成される為、上記凝集防止の効果が十分
表われない結果と言える。
方、Pd、Pt、Rh等の元素は全率固溶型の相図を呈
し、いずれも融点の低い金属間化合物は形成されない。
さらに、これら合金相の融点がCuそのものよりも高い
為、粉体の焼結による凝集現象を抑制する効果が顕著と
なる。
本発明は主に膜厚10μm以下の薄い導体膜を対象とし
ており、セラミック基板の平滑性が要求され、表面平均
粗さ(Ra )1μm以下が望まれる。
また、S、Se、Teの少なくとも1つを含有させるこ
とによりCuの凝集がより抑制される。
実施例において配合量等は重量を基準とする。
実施例1 焼成したままで表面平均粗さ(Ra)約4μm。
厚さ0.8nnのアルミナ基板上に、SiO2−AQ2
0s−ZnO−CaO系グレーズ層を施し、表面研磨し
て最大粗さ1μm以下に仕」二げたものを基板とした。
平均粒径0.8  μmの球状Cu粉末100部に対し
ホウケイ酸鉛を主成分とするフリットガラス5部、ビヒ
クルとしてアクリル樹脂8部、有機溶剤ブチルカルピト
ールアセテート24部を加え混練してCuペーストを作
成した。なお、該ペーストにはRhを銅1. O0部に
対し0〜4部の範囲でその量を変えて添加したものを作
成した。
これを前記アルミナ基板上にフレキソ印刷法により回路
パターンを形成し、120℃、10分乾燥して膜厚2〜
4μmの皮膜を形成した。
」二記皮膜の焼成には、連続ベルト弐トンネル炉を用い
、850℃、10分焼成した。焼成中は炉内は窒素ガス
を通して不活性雰囲気とした。
焼成後のCu皮膜の表面状態、接着強度を第1表に示す
なお、ワイヤボンディング性は線径25μmのAuワイ
ヤを窒素雰囲気中で膜表面にボンディングし、この時の
接合性及び接合強度から総合評価した。
表から明らかなように、Rhの添加量0.005重量部
以」二になると表面状態もよく、膜厚も均一な皮膜が得
られる。但し、添加量が2重量部を超えるとワイヤボン
ディング性が低下する。なお、01005重量部では基
板面の一部が島状に露出する場合があるが、露出部の大
きさが直径10μm未満であればCu皮膜回路幅20μ
mの場合には、実用上問題ない。
なお、第1表Nα6の皮膜を形成した回路基板を用いて
ヒートサイクル試験を行なった。加熱条件は、−55℃
、25分→25℃、5分→150 ℃125分→25℃
、5分を1サイクルとした。1000サイクルまで繰り
返したが、銅皮膜には、全く異常は認められなかった。
第  1 表 *O:良好、島状露出部なし。
△:島状露出部あり、但し、直径10μm以上の島状露
出なし。
×:表面不均一。基板面に直径10μm以上の島状露出
あり。
傘孝◎:極めて良好  ○:良好  ×:劣る実施例2 球状Cu粉末の平均粒径が0.5,0.8,1.2゜2
.5 μmの4種の粉末を用い、その他の条件は実施例
1と同じとし、導電ペーストを作成した。
なお、Rh添加量は0.2 部とした。
焼成後の表面状態の観察結果からは、球状Cu粉末の平
均粒径が1.2μmおよび2.5μmのものを用いたも
のは、下地の基板面が島状に露出した。0.8μmおよ
び0.5μmの粉末を用いたものは連続した平滑な皮膜
が得られた。
実施例1,2においては、基板として薄膜のCu回路皮
膜がより形成し易いグレーズ層を有するものを用いたが
、表面が平滑なものであれば基板に直接形成してもよい
実施例3 実施例1と同様に、厚さ0.8mmのアルミナ基板上に
、5iOz−AQ20a −ZnO−CaO系グレーズ
層を施し、表面研磨して最大粗さ1μm以下に仕上げた
ものを基板とした。
平均粒径0.8μmの球状Cu粉末100部に対しホウ
ケイ酸鉛を主成分とするフリットガラス5部、ビヒクル
としてアクリル樹脂8部、有機溶剤ブチルカルピトール
アセテート24部を加え混練してCuペーストを作成し
た。なお、該ペーストにはPt、Rh、Au、Ag、P
d、Ni又はMnをそれぞれの単独元素とし1μm以下
の粉末でCu 1. O0部に対しいずれも0.5 部
添加したものを作成した。
これを前記アルミナ基板上にフレキソ印刷法により全面
印刷し、120℃、10分乾燥して膜厚2〜4μmの皮
膜を形成した。この際、印刷−乾燥工程のくり返し回数
を変えることによって、膜厚の異なる皮膜を形成した。
上記皮膜の焼成には、連続ベルト式トンネル炉を用い、
窒素ガスを通しながら焼成温度900℃で行った。なお
、焼成時間は5分とした。
焼成後のCu皮膜表面を光学顕著鏡で拡大し、画像処理
装置によってCu皮膜の空孔部の面積を測定し、皮膜の
空孔率と膜厚との関係を求めた。
この両者の関係から、空孔率0%、即ち、欠陥のない皮
膜が得られる膜厚(以下、これを限界膜厚と呼ぶ)を求
めた。その結果を第3図に示した。
図から、上記元素の添加によって欠陥を含まない限界膜
厚は大幅に低減し得ることがわかる。特にRh添加の効
果が顕著で、厚さ2μmまでの欠陥を含まないち密なC
u導体膜が得られた。本実施例ではいずれも単一元素と
して添加した例を示しているが、これら元素同士の合金
もしくはCuとこれら元素との合金でも同様の効果が得
られる。
応用例1 実施例1のRh含有量0.5部の導電ペーストを用いて
、表面粗さ1μm以下のグレーズ層を設けたアルミナ基
板上に実施例1と同じ条件で焼成し膜厚4μmの均一な
Cu皮膜を得た。
上記皮膜は、接着強度0.8kgf/nwnであり、面
積抵抗率21mΩ/口であった。
これを、フォトリソグラフによるエツチング法で最小導
体幅20μmの回路を形成してカラープリンタ用感熱ヘ
ッドの回路部品を作成した。Cu回路皮膜は、従来の全
回路皮膜よりも面積抵抗率が約20%低く、回路導体幅
をその分だけ細くすることができ、回路形成マージンを
上げることができた。
応用例2 本発明のCuペーストと、従来のAu、Ag、及びAg
−Pdの各導体ペーストの回路皮膜の高周波損失特性を
比較した。
各ペーストをそれぞれ厚膜印刷法によってアルミナ基板
上に膜厚9μm、線路幅1■のパターンを形成し800
〜1000 M Hzの高周波信号の伝達損失を比較し
た。測定法は、ネットワークアナライザー用いて行なっ
た。結果を第4図に示す。
図から明らかなように、Cu回路が最も損失が少なく、
電子回路部品用回路として優れている。
」二記Cuペース1〜を回路皮膜として用いて電圧制御
発信器モジュールを作成した。従来のAu回路皮膜を用
いた場合と同等の高周波損失特性とした場合、モジュー
ルの寸法で約10%小型化することができた。
〔発明の効果〕
本発明は、セラミックス基板に膜厚10μm以下のCu
皮膜を容易に形成することができるので、従来のAu皮
膜に匹敵する微細な回路パターンを有する電子回路部品
を提供することができ、特に高周波損失の低いものが要
求される電子回路部品として優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による回路皮膜をフォトリングラフエツ
チング法により形成した回路パターンの断面形状を示す
断面図、第2図は従来の厚膜からフォトリソグラフエツ
チング法により形成した回路皮膜の断面形状を示す断面
図、第3図はCu被膜の限界膜厚とPt、Rh、Au、
Ag、Pd。 Ni、及びMn添加量との関係を示すグラフ、第4図は
各種導電ペーストを用いて形成した皮膜回路の周波数と
回路の損失率との関係を示すグラフである。 1・・・セラミックス基板、2・・・Cu皮膜回路。 躬3図 囲液数(MH杓 閃≦力口 7c 左、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.平均粒径が1μm以下のCu粉末100重量部と、
    周期律表のCuを除く I b族,VIII族およびMnから
    選ばれた少なくとも1種の元素 0.005〜2重量部と、バインダーとしてのフリット
    ガラス1〜10重量部とを含有することを特徴とする導
    電ペースト。 2.周期律表のCuを除く I b族およびVIII族の元素
    としてCuと全率固溶体を形成する元素を選定したこと
    を特徴とする請求項1記載の導電ペースト。 3.フリットガラスがホウケイ酸鉛ガラス2〜7重量部
    であることを特徴とする請求項1記載の導電ペースト。 4.導電ペーストの印刷による回路パターンの焼成によ
    り絶縁性基板であるラセミツクス基板上に形成されたC
    u皮膜回路を有する電子回路部品において、Cu皮膜回
    路がCu100重量部に対し周期律表のCuを除く I
    b族,VIII族およびMnから選ばれた少なくとも1種の
    元素 0.005〜2重量部とバインダーとしてフリットガラ
    ス1〜10重量部とからなることを特徴とする電子回路
    部品。 5.セラミックス基板がアルミナ,フオルステライト,
    コージェライトあるいはムライト等のセラミックス基板
    であることを特徴とする請求項4記載の電子回路部品。 6.セラミックス基板はその表面粗さが(Ra)で1μ
    m以下で、かつ、その上に形成されるCu皮膜回路の膜
    厚の1/5以下であることを特徴とする請求項4記載の
    電子回路部品。 7.セラミックス基板はその表面にグレーズ層を設け、
    該グレーズ層の表面粗さが請求項6記載の粗さに研磨さ
    れており、該層の上に形成されたCu皮膜回路を有する
    ことを特徴とする請求項4記載の電子回路部品。 8.セラミックス基板上に設けたグレーズ層はSiO_
    2−Al_2O_3−ZnO−CaO系のガラスからな
    ることを特徴とする請求項7記載の電子回路部品。 9.Cu皮膜回路はその膜厚が1〜10μmのCu皮膜
    からなることを特徴とする請求項4および請求項7記載
    の電子回路部品。 10.Cu皮膜回路の線幅が5〜20μmであることを
    特徴とする請求項9記載の電子回路部品。 11.導電性ペーストの印刷により設けた導体膜の焼成
    によるセラミックス基板上に設けたCu皮膜のフォトリ
    ソグラフによるエッチング法で形成の回路パターンより
    なるCu皮膜回路を有することを特徴とする電子回路部
    品。 12.セラミックス基板上に平均粒径1μm以下のCu
    粉末100重量部と、同期率表のCuを除く I b族,
    VIII族およびMnから選ばれた少なくとも1種の元素を
    0.01〜2重量部と、フリットガラス1〜10重量部
    とを含有する導電ペーストにより回路パターンである導
    体膜を形成後、不活性ガス雰囲気中で上記フリットガラ
    スの融点〜1000℃の温度範囲で焼成してCu皮膜回
    路を形成することを特徴とする電子回路部品の製法。 13.セラミックス基板の回路面にグレーズ層を形成し
    、該グレーズ層の表面粗さが1μm以下であることを特
    徴とする請求項12記載の電子回路部品の製法。
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