JPH02104529A - S―n―(1―アザビシクロ〔2.2.2〕オクト―3イル)ベンズアミド類及びチオベンズアミド類を有効成分とする抗精神分裂病及び/又は抗精神病薬 - Google Patents

S―n―(1―アザビシクロ〔2.2.2〕オクト―3イル)ベンズアミド類及びチオベンズアミド類を有効成分とする抗精神分裂病及び/又は抗精神病薬

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JPH02104529A JP1202711A JP20271189A JPH02104529A JP H02104529 A JPH02104529 A JP H02104529A JP 1202711 A JP1202711 A JP 1202711A JP 20271189 A JP20271189 A JP 20271189A JP H02104529 A JPH02104529 A JP H02104529A
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ロバート・ジョン・ネイラー
Brenda Naylor
ブレンダ・ネイラー
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アラン・ルノー
Michel Langlois
ミシェル・ラングロア
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はN−(3−キヌクリジニル)ベンズアミド類お
よびチオベンズアミド類の光学異性体、すなわちΣ−N
−(3−キヌクリジニル)ベンズアミド類およびチオベ
ンズアミド類(別名5−N−(1−アザビシクロ[:2
.2.2]オクト−3−イル)ベンズアミド類およびチ
オベンズアミド類)の使用に関し、これらは温血動物に
おいて抗精神分裂病性および/または抗U病性を示すこ
とが示佼されている。
スルピリドのキヌクリジン同族体は、ミクリーナ(Mi
khlina、  E、E、)らによってキミコ7アお
よびC,A、  85 : 155489 rに5−ア
ミノスルホニル−N−(1−アザビシクロ〔2.2.2
〕オクト−3−イル)−2−メトキシベンズアミドとい
う化合物として例示され、合成及び研究されてきた。本
群の当化合物およびその他は、抗催吐活性を有さないこ
とが著者らによって報告された。上記命名化合物は、U
SSR特許5U−A−414261に神経弛緩作用を有
していることが報告されていた。
4−アミノ−N−(1−アザビシクロ〔2.2.2〕オ
クト−3−イル)ベンズアミドおよびN−(1−アザビ
シクロ〔2.2.2〕オクト−3−イル)ベンズ24頁
(1974年)およびケミカルアブストラクツ(C,A
、)79,146458aに−′ミクリーナ(旧khl
ina+E、E、)らによって報告されており、後者は
キム・2220 bに報告されている。これらの化合物
は血圧降下、麻薬性および神経節の刺激および阻害活性
を示すことが報告されてきた。
4−アミノ−N−(1−アザビシクロ〔2.2.2〕オ
クト−3−イル)−3−クロロ−5−トリフルオロメチ
ルベンズアミドの合成が、西独公開第2548968号
、C,A、鉦巻、 68001Cに報告されており、ま
た、同等に関連する米国特許第4093734号に4−
アミノ−3−クロロ−5−トリフルオロメチル安息香酸
クロリドおよび3−アミノキヌクリジンからの合成とし
て報告されていた。本化合物は、抗不安薬・抗けいれん
薬・抗催吐薬および抗潰瘍薬として有用であるといわれ
ているピロリジニルおよびピペリジニルベンズアミド類
の族に入れられる。
置換ベンズアミド類シ精神医学および消化器病学に有効
な薬物群である〔スルピリドおよびその他のベンズアミ
ド類(Sulpiride and other13e
nzamides);スルピリドおよびベンズアミド類
の国際学会(International Works
hop on 5ulpirideand other
 benzamides)、フローレンス(Flore
nce)。
2月、17−18頁(1978年)、ラビンプレス(R
avenPress))ことは広く認められている。し
かし、本発明で用いられる5−N−(1−アザビシクロ
〔2.2.2〕オクト−3−イル)−ベンズアミド類は
、著明な抗精神分裂病特性を有することを本発明者らが
明らかにした。
欧州特許公開第0099789号および仏特許公開第2
529548号はN−(1−アザビシクロ〔2.2.2
〕オクト−3−イル)ベンズアミド類のラセミ混合物お
よびそれらの消化器運動促進剤としての使用を開示して
いる。
米国特許第4593034号および欧州特許公開第01
58532号は、白金抗癌剤(例、シスプラチン)の投
与によって誘発されたおう吐を2−アルコキシ−N−(
1−アザビシクロC2,2,2)オクト−3−イル)ベ
ンズアミド類またはチオベンズアミド類のラセミ混合物
の使用によって治療することを開示している。
欧州特許公開第0201165号はN−(1−アザビシ
クロ〔2.2.2〕オクト−3−イル)ベンズアミド類
の一定のラセミ混合物を包含する多群の化合物を記載し
、それらがおう吐、不安および/または過敏性大腸症候
群(rBs)の治療に有用であると報告している。
欧州特許公開第0190920号は、N−(1−アザビ
シクロ[2,2,2)オクト−3−イル)ベンズアミド
類の一定のラセミ混合物も含めアリールアミドおよびア
リールチオアミドアザビシクロアルカン類のラセミ混合
物の投与によって、記憶の増強または記憶障害の治療を
開示している。
英国特許公開第2193633号は、ストレス関連精神
疾患の治療、覚醒の増強、鼻炎またはセロトニン誘発疾
患の治療、他活性薬剤のバイオアベイラビリティ増強お
よび経鼻投与のためのN−(1−アザビシクロ〔2.2
.2〕 i’シト−3−イル)ベンズアミド類を含めた
多群の化合物を開示している。
欧州特許公開第0280603号(1988年8月31
日公開)は、欧州特許公開第0099789号に開示の
化合物のΣ対掌体がある部位の消化管運動性を増強し、
特にシスプラチン誘発のおう吐を抑制することを開示し
ている。
欧州特許公開第0311724号(1988年4月19
日公開)は、N−(1−アザビシクロ〔2.2.2〕オ
クト−3−イル)ベンズアミド類のL対掌体が不安緩解
を有することを開示している。
種々のN−(1−アザビシクロ〔2.2.2〕オクト−
3−イル)ベンズアミド類のΣ対掌体が温血動物におい
て抗精神分裂病活性および/または抗精神作用を示すこ
とが予想外なことに現在発見された。
本発明によって、一般式Iの化合物の使用が抗精神分裂
病薬および/または抗精神病薬として提供される。
(式中、Xは酸素またはイオウを示し、R1とR3のそ
れぞれは水素またはCr −C4アルキル基を示し、A
rは1個、2個または3個のCI−C,アルコキシ基お
よび/または1個あるいは2個のハロゲン原子で任意に
置換されたフェニル環、または一般式%式% キルカルボニルまたはアミノ、メチルアミノまたはジメ
チルアミノを示すA+n、 R4はC,−C,アルキル
、nは1または2を示すか、または一般式キルである〕
、またはNオキシドおよび/または薬理学的に許容可能
なそ′シ塩)。
本化i物は一般に、31対掌体を実質的に含まないもの
である。
本発明で有用な好適化合物は1個以上の下記の特徴を有
するものを包含する。
R1とR3はそれぞれ、水素、メチルまたはエチルを示
すこと −Arは4−Am−5−クロロ−2−メトキシフェニル
を示すこと。
本発明で有用な特に好適な化合物は、5−(−)−4−
アミノ−N −(1−アザビシクロ〔2.2.2〕オク
ト−3−イル)−5−クロロ−2−メトキシベンズアミ
ドであり、遊離塩基または塩(例えば、7マル酸塩また
は塩酸塩)である。
本明細書の式中の記号のさらに詳細な定義としてこの明
細書中で使われる場合には、用語はTiの意味を有する
明細書中で用いられる用語“C,−C,アルキル”には
炭素数8個までの直鎖および分枝鎖ラジカルが包含され
、メチル、エチル、プロピル、インフロビル、ブチル、
アミル3、ノヘキシル、ヘプチルおよびオクチル等の基
によって例示される。“CI−C,アルコキシル”とい
う用語は式: −0−C,−C,アルキルを有している
。”c、 −c、アルキル”および“C8−C4ITア
ルコキシル”という用語は炭素原子4個までを含有する
ものである。
Iハロ”または“ハロゲン”は他に示されていない時は
本明細書中でフッ素、塩素、臭素、ヨウ素を包含する。
塩素および臭素が好適である。“薬理学的に許容できる
塩”には、酸添加塩・水和物・アルコラードおよび温血
動物で生理的に容認できる当化合物の塩が挙げられる。
酸添加塩は強酸または弱酸によって形成される。強酸の
代表として、塩酸、硫酸、リン酸類が挙げられる。弱酸
の代表として、7マール酸、マレイン酸、コハク酸、シ
ュウ酸、クエン酸、酒石酸、シクロへキサミン酸等が挙
げられる。
合成に用いられる保護アミノ基は、下記の合成方法に述
べたベンズアミド部位上のアセチルアミノまたはベンゾ
イルアミノ基である。
本発明で有用な光学活造化合物(本明細書で認める場合
には塩も含める)は、概略するとラセミ体または対応す
るR対掌体との混合物から分離するかまたは不斉合成に
よって、欧州特許出願第87402321.1号に記載
の如く製造できる。
したがって一般式Iの化合物の合成方法は、(1)一般
式Iの化合物を対応する。B工対掌体との混合物から分
離するか、または (2,1,1)一般式(II)の絶対立体配置Sfiア
ミノキヌクリジン 〔式中R1は一般式(I)で述べた通りである。〕を−
般数式II[)の酸 1            (I[[)10− C−A
r C式中Arは一般式(I)で定義した通りである。〕と
結合させるか、または (2,1,2)一般式(n)の−二一−3−アミノキヌ
クリジンを一般式(I[[a) −C−Ar 〔式中Arは一般式(I)で定義された通りであり、L
は脱離基である〕の酸誘導体と反応させ、かつ、 (2,1,3)段階2.1.lまたは2.1−2+7)
後に任意に、Xが酸素原子1個であるように形成された
一般式(I)の化合物をXがイオウ原子1個を示す一般
式(I)の化合物に変換するか、または、(2,2) 
Xがイオウ原子1個を示す時、一般式(If)の5−3
−アミノキヌクリジンをA「が一般式(I)で定義され
ているアルデヒドArCHOおよびイオウと反応させる
か、または (2,3)一般式(1)のアミノ置換化合物に対しては
対応するニトロ置換化合物を還元し、かつ(2,4)段
階1 、2.1.L 2.1.2.2.1.3.2.2
および2.3のいずれかの段階後において任意に、この
ようにして形成された一般式(1)の化合物を一般式(
I)の別の化合物またはそのN−オキシドおよび/また
は塩に変換するこ7・とのいずれかから成る。
N−オキシド類は、m−クロロ過安息香酸または過酸化
水素のような過酸を塩化メチレンのような有機溶媒中で
室温で処理することによって製造できる。塩は上記に述
べたようにして製造できる。
製法(1)は例えば光学活性酸(例えば酒石酸鏡像体)
で形成された塩の再結晶によって達成できる。例示のた
め、下記のプロトコールに従いN−(3−キヌクリジニ
ル)−3−クロロベンズアミド(N−(1−アザビシク
ロ−〔2.2.2〕オクト−3−イル)−3−クロロベ
ンズアミド)が分解できることを示した。
塩基形のラセミ体に対し右旋性り酒石酸のメタノール溶
液を添加する。得られた混合物を還流し熱いうちにろ過
後冷却する。沈殿物をろ過し沸とうメタノール中に再溶
解する。冷却ろ過後、沈殿物を再度沸とうメタノール中
に溶解する。冷却ろ過後、得られた化合物を水に溶解す
る。生成した水溶液を炭酸ナトリウムによって塩基性と
しクロロホルムで抽出後、硫化カリウム上で乾燥し、ろ
過する。ろ液を蒸発させる。得られた生成物をアセトン
に溶解後置酸性エタノール(約6N)を添加する。得ら
れた沈殿物をろ過しエタノール中で再結晶する。このよ
うにして、右旋性異性体が得られる。
最初の3回のメタノール中再結晶による母液を一緒にし
蒸発させる。残渣を水中に取り、生成した混合物を炭酸
ナトリウムによって塩基性とし次にクロロホルムで抽出
する。抽出物を硫酸ナトリウムまたはマグネシウム上で
乾燥後ろ過する。ろ液を蒸発させる。この生成物に左旋
性D−酒石酸のメタノール溶液を添加する。混合物を還
流し熱いうちにろ過し、ろ液を冷却する。得られた沈殿
物を次にろ過する。この沈殿物を沸とうメタノール中に
溶解し、溶液を熱いうちにろ過する。ろ液を冷却後得ら
れた沈殿物をろ過する。水に溶解する沈殿物が得られる
。本溶液を炭酸ナトリウムによって塩基性とし、クロロ
ホルムで抽出後、抽出物を硫酸ナトリウムまたはマグネ
シウムで乾燥する。次にろ過し、ろ液を緻〔発させると
、アセトンおよび塩酸性エタノール(約6N)に溶解す
る残渣が残る。得られた沈殿物をろ過し、呈タノール中
で再結晶させる。このようにして、左旋性異性体を得る
ベンズアミド類の製造 式Iの化合物のラセミ体および対応するR−またはΣ異
性体は、適度に活性化された安息香酸誘導体を3−アミ
ノキヌクリジンと反応させ種々の条件下で対応するベン
ズアミドを形成させることによって製造できる。AとB
という二つの一般的方法を下記に例示した。
酸クロリドを用いる方法A (a)適切な溶媒は有機溶媒まt;は有機溶媒と水の混
合物である。有機溶媒の例としては、クロロホルムとジ
エチルエーテルが挙げられる。
方法Aは実施例5.6、階および9に例示した。
ン カップリング剤を用いる方法B (a)例、テトラヒドロフラン (b)例、ジシクロへキシルカルボジイミドまたは1.
1’−カルボニルジイミダゾール 方法Bは実施例1,3および8および14に例示した。
R1が一級アミノである化合物は、ニトロ化合物の触媒
還元によってR3がニトロである方法AまたはBで製造
された化合物からも製造できる。
また別法として R2がアミノである化合物は、アミノ
基を保護した出発ハロゲン化ベンゾイルを用いる方法A
の操作法によって製造できるし、または、R2がニトロ
である方法AまたはBで製造された化合物からニトロラ
ジカルをアミノラジカルに還元することによって製造で
きる。
R2がアミノまたはメチルアミノである化合物を方法B
によって製造するのが好適である。
式■のいずれの化合物の遊離塩基も、希釈水溶性塩基と
適切な溶媒間で分配し溶媒層を分離し乾燥・蒸発という
通常の操作でその酸添加塩から再生できる。
チオベンズアミド類の製造 式I′のチオベンズアミド化合物の製造は、式Iのベン
ズアミド化合物を三硫化リン(P、!g)および硫化カ
リウム(K2S)の混合物と混合し反応させるかまたは
、3−アミノキヌクリジンを適切に置換したベンズアル
デヒドおよびイオウと混合し反応させることによって達
成できる。反応の流れは下記のように例示される。
これらの方法において身R8がニトロである化合物は、
R1がアミノである化合物に還元される。
式1によって包含される好適な化合物群は下記の構造式
を有し、式中Amはアミノ(すなわち−Ntt、)また
はメチルアミノである。
t 上記記載から明らかなように、これらの化合物(Ic)
は、好適には方法Bによって製造される。
製造段階2.1.1では、ジシクロへキシルカルボジイ
ミドまたは1.1’−カルボニルジイミダゾールのよう
なカルボジイミドによって、カップリングが達成される
製造段階2.1.2では、脱離基りはハロゲン原子(例
えば塩素)であり、この場合一般式(I[Ia)の化合
物は酸ハライドである。
製造段階2.1.3では、Xが酸素原子である一般式(
I)の化合物をXがイオウ原子である一般式(I)の化
合物に変換する遠とは、三硫化リンおよび硫化カリウム
の混合物と混合し反応させることによって達成される。
一般式(II)のΣ−3−アミノキヌクリジンは下記の
ようないくつかの異なる方法によって製造できる。下記
の記載はR3が水素である(すなわち、この3−アミノ
キヌクリジン部分がその他では置換されていない時)場
合に関して主に述べであるが R3がアルキル基である
場合にも同等に適用されることが理解できる。一般式(
If)の化合物は、対応する3−キヌクリジノンオキシ
ムを水素およびラネーニッケルで処理し還元することに
よって製造できる。次に、このオキシム類は、対応する
3−キメクリジノン類を塩基存在下ヒドロキシルアミン
塩酸塩で処理することによって製造できる。
2−アルキル−3−キメクリジノン類は炭素上のパラジ
ウムで還元することによって製造できる。
それらの製造については、ジャーナル・オブ・ヘテロサ
イクリック・ケミストリー(J、 Het、Chem、
)第3巻、109頁(1966年)に記載されている。
第一に、一般式(I[)03合物は、一般式(IV)の
5−N−(3−キヌクリジニル)−3−クロロベンズア
ミドのような任意に置換されたベンズアミドを加水分解
することによって得ることができる。
(IV)        (U) 加水分解は、希塩酸のような希酸によって達成−され、
この場合、化合物(If)の二塩酸塩が生成する。
一般式(IV)の、多−−N−(3−キヌクリジニル)
−3−クロロベンズアミド類は、L−酒石酸の作用によ
って得られたジアステレオ異性体塩の結晶化によってラ
セミ混合物から分離できる。適当に分離された塩を塩基
で処理することによって、遊離5−N−(3−キヌクリ
ジニル)−3−クロロベンズアミドができる。
3−クロロベンズアミド量のラセミ混合物は、3−クロ
ロ安息香酸の反応性誘導体または3−クロロ安息香酸そ
のものとカルボジイミドのようなカップリング剤と3−
アミノキヌクリジンラセミ体を濃縮することによって得
ることができる。3−アミノキヌクリジン類のラセミ体
は、ヒドロキシルアミンまたは塩酸塩、次に塩基(例、
ナトリウムエトキシド)を3−キメクリジノン類に作用
させ、例えば水素とラネーニッケルで対応するオキシム
を還元することによって得ることができる。
必要ならば、ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル
・ソサイアテ4 (J、 Am、 Chew、 Soc
、)第74巻2215頁(1952年)に記載の如く3
−キヌクリジニル類を酸化することによって3−キヌク
リジニルを製造できる。
第2に、一般式(If)の化合物は、炭素上パラジウム
のような触媒存在下酸媒体中で、水素化分解しR−N−
(σ−メチルベンジル)−Σ−3−アミノキヌクリジン
を脱ベンジル化することによって製造できる。
ミノキヌクリジンは、酸化白金のような触媒の存在下水
素化分解または水素化ホウ素カリウムのような水素化ホ
ウ素によって、BニーN−(σ−メチルベンジル)−3
−キヌクリジンイミンを還元することによって得ること
ができる。
次に、このR−N−(α−メチルベンジル)−3−キヌ
クリジンイミンは、3−キヌクリジンをR−σ−メチル
ベンジルアミンで処理することによって得ることができ
る。
一般式Iの化合物は、医薬品および/または動物用薬品
として精神分裂病および/または精神病の治療または予
防に用いることができる。
一般式Iの化合物は、(a)一般式Iの化合物および(
b)そのための適切な担体から成る医薬および/または
動物用組成物で頻繁に用いられる。
抗精神分裂病活性は、コスタル(Costall)らの
方法によって測定したが、その詳細についてはこの明細
書の薬理実施例で知ることができる。簡単に言えば、本
状では被験化合物がラットの脳内注入アンフェタミンの
反応に拮抗するかどうかを調べる。
したがって、一定の5−N−(1−アザビシクロ〔2.
2.2〕オクト−3−イル)ベンズアミド類およびチオ
ベンズアミド類の有効量を投与することによって、分裂
病むよび/または精神病を治療する方法を提供するのが
四の目的である。
さらにもうひとつの目的は、精神分裂病および/または
精神病を治療する手段を提供することである。
本発明を下記の実施例で説明するが、これらの実施例は
限定するものではない。
実施例 1 (S(−)−4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシ−
N−(キヌクリジン−3−イル)ベンズアミド、フマー
ル酸塩(1: l) )。
オイルバブラーを付けた閉鎖系で、テトラヒドロ7ラン
301R+2を撹拌しなから4−アミノ−5−クロry
−2−、lトキシ安息香酸2.02g(0,010−r
−ル)および1.’l’lカーボニルジイミダゾール1
.629(0,010モル)の混合物に添加した。二酸
化炭素の発生が止んだ時、窒素を反応混合物中に1時間
通気する。3−アミノキヌクリジン1.26g(0,0
10モル)の10rsQテトラヒドロフラン溶液を撹拌
した反応混合物に滴下し、室温で撹拌を3時間続けた。
TLC分析(濃水酸化アンモニウム溶液の3%メタノー
ル溶液)で生成物の形成が示された。混合物を還流温度
で18時間加熱し、次いで油状となるまで濃縮した。T
LC分析から生成物、イミダゾールおよび3−アミノキ
ヌクリジンの存在が示された。
油状物をメチレンクロリド(75mg)に溶解し、炭酸
水素ナトリウム水溶液50m12で2回洗浄しt;。メ
チレンクロリド層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後濃縮
し、ガラス状無定形固体、すなわち標題化合物の遊離塩
基2.0g(67%)を得た。
0.020モルスケールで行った別の反応では、遊離塩
基として生成物5.18g(83,8%)を得た。
生成物を一緒にしメタノール(20mmに溶解後この溶
液を7マル酸(2,73g)のメタノール(50mm)
溶液で処理した。無水エーテルを添加し塩を沈殿させ、
この塩をろ過によって集めた後、最初に濁りが表われる
までイソプロピルエーテルを添加しメタノール−水(2
00: 20)から再結晶した。再結晶分析: Cr5
Hx*NsO*CQの計算値: C、53,59;H,
5,68、N 、9.89 実測値: C,53,35,H,5,72; N、 9
.95ラセミ体から、R(+)異性体と5(−)異性体
を分離する。
実施例 2 1:l)。
実施例1の操作によって得られた化合物の遊離塩基のイ
ソプロピルアルコール溶液に対し、等モル量の37%(
濃)塩酸を添加する。粗塩をろ過によって分離しアセト
ン−水から再結晶すると融点158−160℃の標題化
合物が得られる。ラセミ体から、5(−)異性体を分離
する。
実施例 3 1〕。
1.1’−カルボニルジイミダゾール1.239(0,
00756モル)と5−クロロ−2−メトキシ−4−メ
チルアミノ安息香酸1.63g(0,00756モル)
の混合物にテトラヒドロフラン50mQを添加した。窒
素をこの溶液中に30分間通気し存在する二酸化炭素を
全て除去した。この溶液に対し、3−アミノキヌクリジ
ン0.95g(0,00756モル)を−度に添加し、
反応混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を油
状となるまで濃縮したところ、この油状物は生成物の遊
離塩基とイミダゾールの1=1混合物であることがわか
った。この混合物をメタノール20肩aに溶解し、フマ
ル酸0.479含有温(hot)メタノール20・Q溶
液で処理し弱。冷却後白色固体j、52gが形成された
水−メタノールからの再結晶によって、融点237−2
38℃の白色固体として生成物0.849が生成した。
分析’ CzoHxaNxOsCff(’)計算値二C
,54,61;H、5,96; N 、 9.55 実測値: C、54,61; H、5,98; N 、
 9.51ラセミ体からS異性体を分離する。
実施例3の操作によって得られた化合物の遊離塩基のイ
ソプロピルアルコール溶液に対し、等モル量の37%(
濃)塩酸を添加する。粗塩をろ過によって分離しエタノ
ール−水から再結晶し、融点255−258°Cの標題
化合物を得る。ラセミ体からS異性体を分離する。
オイルバブラーを付けた閉鎖系で、2−メトキシベンゾ
イルクロリド2.769(0,0016モル)の無水エ
ーテル50I112溶液を3−アミノキヌクリジン1.
819(0,0144モル)の無水エーテル100mg
撹拌溶液に10分間にわたり滴下した。添加終了後、混
合物をさらに2時間室温で撹拌した。この塩酸塩固体を
窒素下にろ過によって集めた。この塩(3,839)を
炭酸水素ナトリウム溶液に溶解し、メチレンクロリド2
5tQで2回抽出した。抽出物を硫酸マグネシウムで乾
燥後濃縮し、清澄な油状物1.259 (33,3%)
を得た。TLC分析(濃水酸化アンモニウムの3%メタ
ノール溶液)でこの−一塩基が純粋であることノ が示された。遊離塩基1.179のメタノール5111
12溶液をフマル酸0.52gのメタノール10mQ溶
液で処理した。約100+ff溶液となるようにイソプ
ロピルエーテルを添加し、フマル酸塩を沈殿させた。こ
の塩を窒素下に集め60°Cの真空オーブンで一晩乾燥
させた。NMRおよび元素分析から本生成物が半水和物
であることが示された。
分析: C+5HzsNtOs−iの計算値: C,5
9,21;H、6,54; N 、 7.27 実測値: C、59,18; H、6,30; N 、
 7.25ラセミ体から、S異性体を分離する。
実施例 6 (1: l)。
3−アミノキヌクリジンニ塩酸塩6.959(0,03
49モル)、2.4−ジメトキシベンゾイルクロリド7
009(0,0349モル)、無水炭酸、ナトリウム3
6.999(0−349モル)、水175m+2および
クロロホルム175m12の混合物を迅速に撹拌し、2
層を20時間にわたり充分に混合した。クロロホルム層
を次に分離し水で洗浄後無水硫酸マグネシウム上で乾燥
し、純粋でない油状物となるまで濃縮した。この油状物
を石油エーテル20mQで2回摩砕(triturat
e) L不純物を除去した。油状物を次いでエーテルに
溶解後ろ過し、少量の不溶性物質を除去した。このろ液
をエーテル塩酸で処理し、生じた塩を集め、白色固体2
.70g(収率23.7%)を得た。この塩をエタノー
ル−イソプロピルエーテルから再結晶した。ざらにメタ
ノール−エチルエーテルから再結晶し、融点211−2
12°Cの白色固体を得た。NIJ[2分析は満足すべ
きものであった。
分析: C+ s l z s N z Os C12
の計算値: c 、 58.80 ;H、7,09; 
N 、 8.57 実測値: C,58,38; H,7,13,N、 8
.44−ラセミ体からS異性体を分離した。
実施例 7 塩〔1:〕。
オイルバブラーを付けた閉鎖系で、2.4−ジメトキシ
ベンゾイルクロリド13.089 (0,0652モル
)の無水エーテル2QQ+IQ溶液をアミノキヌクリジ
ン7.80g(0,0619モル)の無水エーテル20
0mff撹拌溶液に30分間にわたり滴下した。混合物
を1晩撹拌し本生成物の固体塩酸塩を窒素下にろ過した
。本物質を40℃の真空オーブンで乾燥し、18.70
9(92%)を得た。メタノール2011a中塩酸塩2
.949 (0,009%ル)を、゛金属ナトリウム0
.239(0,010モル)とメタノールlOi+Qか
ら製造したナトリウムメトキサイド溶液で処理した。数
分間放置後混合物をろ過しろ液をロータリーエバポレー
ターで濃縮後、残渣をメチレンクロリド75+mQで摩
砕した。ろ過し不溶性固体を除去後、ろ液を濃縮し標題
化合物の遊離塩基2.539を得た(塩酸ωjらの収率
97%)。遊離塩基をアセトンloOm4に溶解し、撹
拌しながら濃硫酸(0,483−m12)を滴下した。
生成した固体を窒素下に集め塩2.76gを得、この塩
をメタノール−イソプロピルエーテルから再結晶し60
°Cの真空オーブンで2時間乾燥後、78°Cで一晩乾
燥しt;。融点223−225℃。
分析: C+5HtaN*OySの計算値: C、49
,47;H、6,23;N 、 7.23 実測値: C、49,41; H,6,30; N、 
7.25ラセミ体から、白異性体を分離した。
実施例 8 オイルバブラー付きの閉鎖系でテトラヒドロフラン10
0+inを2.4−ジメトキシ安息香酸3.649(0
,020モル)と1.1’−カルポニルジイミダゾール
3.249(0,020モル)の混ぜ物へ添加した。二
酸化炭素の発生は全く見られず、3時間撹拌後のTLC
(酢酸エチル)と質量分析から、出発物質が反応しN 
−(2,4−ジメトキシベンゾイル)イミダゾールとイ
ミダゾールを形成したことがわかった。3−アミノキヌ
クリジン2.529(0,020モル)のテトラヒドロ
フラン1OIIQ溶液を混合物に添加し、この溶液を還
流温度まで1時間加熱後、室温で一晩放置した。フマル
酸2.329(0,020モル)のメタノール5011
112溶液を反応混合物に添加した。本溶液がわずかに
濁るまで、テトラヒドロフランを添加した。溶液を冷蔵
庫で冷却した。溶液から沈殿してきた固体をろ過によっ
て集め、この固体が3−アミノキヌクリジンの7マル酸
塩であることがわかった。
ろ液を油状物になるまで濃縮し、テトラヒドロフランで
摩砕した。放置している間に生成した固体沈殿をろ過し
、これらがTLC(’メタノール中3%濃水酸化アンモ
ニウム)から所望の生成物と微量のイミダゾールおよび
3−アミノキヌクリジンであることが示された。メタノ
ール−イソプロピルエーテルから再結晶し、例7色結晶
固体5.419(モノフマル酸塩として計算すると収率
67%)を得た。NMRおよび元素分析から、この塩が
1当量より少ない7マル酸を含有することがわかった。
この塩を沸とうメタノール(5h+Q)に溶解し、さら
にフマル酸0.77g(0,0066モル)の101n
12温メタノール溶液で処理した。温溶液が濁るまでイ
ソプロピルエーテルを添加した。冷却で得られた固体を
集めメタノール−イソプロピルエーテルから再結晶し、
78℃の真空オーブンで一晩乾燥した。NMRおよび元
素分析から、この塩が1.57マル酸塩で融点192−
192.5℃であることが示された。
分析: CxxHxaNzOeの計算値: C、56,
89;H、6,08、N 、 6.03 実測値: C、56,81、H、6,13; N 、 
6.04ラセミ体から、S異性体を分離した。
実施例 9 (1:1)。
(S−2−プロポキシ−LN−(キヌクリジン−33−
アミノキヌクリジンニ塩酸塩3J2g(0,0192モ
ル)を二酸化炭素を含まない水約25mQに溶かした溶
液に、水酸化バリウムハ水和物89 (0,025モル
)を添加した。混合物を5分間加温し、ロータリーエバ
ポレータ上で粉末となるまで乾燥した。
空気中二酸化炭素による汚染を防止しながら、温ベンゼ
ンおよびベンゼン−メチレンクロリド溶液のl:l混合
物で順次抽出した。抽出物を一緒にし硫酸マグネシウム
上で乾燥後、混合物をろ過した。このろ液に対し撹拌し
なから2−プロポキシベンゾイルクロリド3.49 (
0,0171モル)のメチレンクロリド50mα溶液を
滴下した。混合物を蒸気浴で温め、メチレンクロリドの
約75%を留去した。
リグロイン(60−110)を添加し混合物を固化した
固体を無水エチルアルコールから再結晶し、融点21O
−211℃の固体3−99(62,0%)を得た。
分析;CtyH!5NzOzC(lの計算値:C,62
,86;H、7,75; N 、 8.62 実劇値: C、62+降、 H、7,59; N 、 
8.54ラセミ体から、S異性体を分離した。
実施例 10 3−メトキシ−2−ナフトエ酸クロリド1.69g(0
,00768モル)のメチレンクロリド15mα溶液を
、オイルバブラー付きの閉鎖系内の3−アミノキヌクリ
ジン0.979(0,00768モル)のメチレンクロ
リド25mff撹拌溶液に滴下した。反応混合物を室温
で一晩撹拌後濃縮し、オフホワイトのガラス状固体を、
  得た。メタノールーイソグロビルエーテルから2回
再結晶し、室温で真空乾燥後オフホワイトの固体として
本生成物1.9!19(73,4%)を得た。融点は2
4B−252℃であった。
分析: C目H21Nto、cu−$計算値: C、6
5,79;H,6,68;  N 、8.08 実測値: C,6540; H,6,72: N、 8
.01ラセミ体から、S異性体を分離した。
衷遍fit↓ 4−アミノ−N−(1−アザビシクロ〔2.2.2〕オ
クト−3−イル)−5−クロロ−2−メトキシベンズア
ミド7マル酸塩0.5モルを希水酸化ナトリウムとベン
ゼン400mαに分配した。ベンゼン溶液を硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、250m12の容量まで蒸発させt;。
これに三硫化リン99と硫化カリウム9gの微細に粉砕
した混合物を加えt;。混合物を4時間還流し、ざらに
三硫化リン9gを添加後、還流を2時間続けた。ベンゼ
ンをデカントする。
固体を適切な溶媒に溶かしフマル酸と反応させた後、標
題化合物を得た。ラセミ体から3−3異性体を分離した
実施例 12 LL・ 実施例1の方法に大むね従うが、3−アミノキヌクリジ
ンの代わりに3−アミノ−2−メチルキヌクリジン0.
010モルを用いて、標題化合物を製造した。ラセミ体
から3−3異性体を分離した。
実施f113 S−4−アミノ−5−クロー2−メトキシーN実施例1
の操作によって得られた標題化合物の遊離塩基のイソプ
ロピルアルコール溶液に対し、等モルの37%(濃)塩
酸を添加する。粗塩をろ過によって分離しアセトン−水
から再結晶して、標題化合物を得た。ラセミ体から3−
S異性体を分離した。
暮1−−L (a)Σ(−)−N −(3−キヌクリジニル)−3−
クロロベンズアミド塩酸塩(Σ(−)−N−(1−アザ
ビシクロ−〔2.2.2〕オクト−3−イル)−5−ク
ロロ−2−メトキシベンズアミド、塩酸塩)の製造 メタノール中N−(3−キヌクリジニル)−3−クロロ
ベンズアミド(52,59)溶液をD−酒石酸(29,
79)のメタノール4液に添加した。得られた沈殿をろ
過によって回収し、メタノールを還流させて2回処理し
た。このようにして精製した塩をカセイソーダ水溶液で
分解し、生成物をクロロホルムで抽出した。乾燥し有機
層を留去後、得られた塩基をエタノール性塩酸溶液でア
セトン中で処理した。沈殿した塩酸塩をろ過によって回
収し、エタノールから再結晶した。光学的に純粋なSC
−’)−N −(3−キヌクリジニル)−3−クロロベ
ンズアミド、塩酸塩(−ミー(−)−N−(1−アザビ
シクロ−〔2.2.2〕オクト−3−イル)−5−クロ
ロ−2−メトキシベンズアミド、塩酸塩) 9.4gが
得られた。
融点: 244” −247℃ (a )r −−16,8’ (1、CHsOH)(b
)S(−)−3−アミノキヌクリジン、二塩酸塩(S(
−)−1−アザビシクロ−〔2.2.2〕オクト−3−
イルアミノ、二塩酸塩)の製造 前記段階で得られた塩酸塩(9g)を還流濃塩酸で3時
間30分処理する。反応混合物を無水アルコ−ルで処理
し、結晶性′の5(−)−3−アミノキヌクリジン、二
塩酸塩(S(−)−1−アザビシクロ−〔2.2.2〕
オクト−3−イルアミン、二塩酸塩)をろ過によって回
収した。
融点:>260″C 〔α)r−−24,9’ (c=1. n、o)製造 
2 (a)影(+)−N −(α−メチルベンジル)−3−
キヌクリジンイミン トルエン800+ia中3−キヌクリジン(809)を
1−σ−メチ・ルベンジルアミン(77,49)の存在
下24時間還流し、生成した水をディーンースターク(
Dean−SLark) トラップ法によって除去した
。反応混合物を次に濃縮し乾燥し生成したイミン(13
09)を蒸留した。
収率:89% 沸点: 140’−150°O(0,05mmHg)(
ff虜−+97.2°(C=r  CHCQ s )(
b)2ドエーN−(α−メチルベンジル)−Σ13−ア
ミノキヌクリジン、二塩酸塩 前段階で得られたイミン(129,5g)をメタノール
に溶解し、水素化ホウ素カリウム(30,69)を10
’乃至20°Cで少量ずつ添加した。1時間後減圧下で
混合物を蒸発させ乾燥させた。残渣をアセトンとイソプ
ロピルアルコール(2: l)の混合物に溶解する。エ
タノール塩酸溶液の添加によって、所望のアミンが二塩
酸塩の形で沈殿した。生成物をエタノール/メタノール
混合物(1: l)で2回再結晶し、光学的に純粋な、
3ニーN−(α−メチルベンジル)−3−3−アミノキ
ヌクリジン、二塩酸塩(81g)を得た。
収率:47% 融点〉260°C Ca )”o =−2(C□2.H2O)(C)−≦−
(−)−3−アミノキヌクリジン、二塩酸塩(S(−)
−1−アザビシクロ〔2.2.2〕オクト−3−イルア
ミン、二塩酸塩)の製造 前段階で得られた生:r:物(64,69)を2当量の
塩酸溶液(IN)と炭素上のパラジウムを含むエタノー
ル、50%H,0(12,89)に溶解した。反応混合
物を水素雰囲気下で18時間撹拌し、減圧下にろ過蒸発
後乾燥した。Σ(−)−3−アミノキヌクリジン。
二塩酸塩がエタノール:エーテル(1: l)混合液中
で結晶化した。
(r)r−−24,2(1、H,O) 代わりにL−酒石酸を用いる以外は製造lの方法に従い
、対応するL対掌体を得た。
融点:)260℃ (tz 勇−+ 24.8’ (C−1,H,O)代わ
りに5−N−σ−メチルベンジルアミンを用いる以外は
製造2の操作法に従い、対応するR対掌体が得られた。
融点:>260℃ 〔α磨−+24.4’ (C−1,H,O)実施例 1
4 −5−クロロ−2−メトキシベンズアミド塩酸荒 5(−)−3−アミノキヌクリジンニ塩酸塩(409:
0.2モル)をカセイソーダ水溶液(2,5N)に溶解
した。水浴中で冷却した本溶液に4−アミノ−5−クロ
ロ−2−メトキシ安息香酸(44,5g)のピリジン3
00iaQ溶液を添加した。ジシクロへキシルカルボジ
イミド(85g)を2回に分は添加した。この混合物を
室温で18時間激しく撹拌した。この媒体を次いで水1
50++4で希釈した。不溶性物質をろ過によって除去
し水で洗種、シた。水相をIONカセイソーダ溶液によ
ってpH1oとし、クロロホルムによって抽出した。乾
燥(硫酸ナトリウム上で)し有機相を蒸発後、残渣をイ
ソプロピルエーテル中で結晶化した。
このようにして得た固体(569)をイングロビルアル
コール280mffに溶解し、本溶液を5N塩酸で酸性
とした。沈殿した塩酸塩をろ過によって回収し、99%
エタノール中で再結晶した。目的とする生成物が収率6
0%で得られた。
融点: 232−234°C 〔α:+=−−3.C+°(C=l、 H,0)=5−
クロロ−2−メトキシベンズアミド塩酸比較製造lまた
は2で製造したR(+)−3−アミノキヌクリジンを代
−わりに用いる以外は実施例14の操作法に従い、対応
する。31対掌体を得た。
融点: 233−235℃ r−a )= −+ 3.a″<c=l、 H2O)実
施例 15 Σ(−)−3−アミノキヌクリジン(1,9g)をIN
カセイソーダ水溶液33..5mQに溶解した。本溶液
に対し、4−アセトアミド−5−クロロ−2−メトキシ
ベンゾイルクロリド(3,75g)のジオキサン70r
sQ溶液を滴下する。15分間撹拌後友応媒体を酸性と
し、クロロホルムで洗浄後、濃カセイソーダ水溶液で塩
基性とし、生成物をクロロホルムで抽出した。有機相を
乾燥(硫酸ナトリウム上で)後蒸発させた。油状残渣を
エタノールに溶解し、エタノール/HCQを酸性pHと
なるまで添加した。このようにして生成された4−アセ
トアミド−5−クロロ−2−メトキシ−N−(3−キヌ
クリジニル)−ベンズアミド塩酸塩が沈殿しく定量的収
率)、ろ過によって回収された。
次に本生成物をエタノール95%水酸化カリウム溶液で
30分間還流することにより脱アシル化した。反応媒体
を水に溶解しクロロホルムで抽出した。乾燥後有機相を
蒸発し、目的とする塩酸塩を製造し実施例14に記載の
如く単離した。
融点: 232−234℃ 〔α磨−−19’ (C=1. H,O)比較製造lま
たは2で製造されたR(+)−3−アミノキヌクリジン
をNわりに用いて実施例15の〜 操作法に従い、対応するム対掌体を得た。
融点: 233−235℃ 〔α磨−+3.8°(C=1. u、o)実施例 16 S (−)−N −(3−キヌクリジニル)ベンズアミ
ド塩酸塩 4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシ安息香酸の代わ
りに安息香酸を用いる以外は実施例14の操作に従い、
標題化合物を製造した。
融点=245℃ (a )r −−17,8(1、CHzOH)実施例 
17 S(−)−N−(3−キヌクリジニル)ベンズアミド塩
酸塩 4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシベンゾイルクロ
リドの代わり忙ベンゾイルクロ四ドを用いる以外は実施
例15の操作法に従い、標題化合物を調製した。
融点:245℃ 〔σ〕ぜ−−17,8(1、CHsOH)実施例 18 1と 4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシ安息香酸の代わ
りに3−クロロ安息香酸を用いる以外は実施例14の操
作法に従い、標題化合物を製造した。
融点=244℃ 〔σ〕r−−16,9(l、CH,OH)実施例 19 (S (−)−、N −(1−す゛ビシクロ[:2.2
.2)オフ塩) 4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシベンゾイルクロ
リドの代わりに3−クロロベンゾイルクロリドを用いる
以外は実施例15の操作法に従い、標題化合物を製造し
た。
融点=244℃ 〔σ遺−−16,9(1、CH308)実施例 20 【と 4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシ安息香酸の代わ
りに4−クロロ安息香酸を用いる以外は実施例14の操
作法を用いて、標題化合物を製造しtこ 。
融点:>260℃ 〔σ)?r−−12,5< 1.メH,0H)4−アミ
ノ−5−クロロ−2−メトキシベンゾイルクロリドの代
わりに4−クロロベンゾイルクロリドを用いる以外は実
施例15の操作に従い、標題化合物を製造した。
融点:>260℃ 〔α〕τ−−12.5 (1、CH20H)i棗え一双 (S(−)−N−(1−アザビシクロ〔2.2.2〕オ
クト−3−イル’)−3,5−ジクロロベンズアミド塩
酸塩) 4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシ安息香酸の代わ
りに3.5−ジクロロ安息香酸を用いる以外は実施例1
4の操作に従い、標題化合物を製造した。
融点:>260°C 〔σ)r= −14,1(1、CH,OH)実施例 2
3 1と 4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシベンゾイルクロ
リドの代わりに3.5−ジクロロペンソイルクロリドを
用いる以外は実施例15の操作に従い、標題化合物を製
造した。
融点:>260°C 〔α〕’: −−14,1< t 、 ctt、ot。
薬理実施例 分裂病のドーパミン仮説では本疾患のいくつかの症状が
辺縁系間膜におけるドーパミン機能の亢進に起因すると
している。本疾患の孤立性を模倣するため、定位術を用
ぞ4てドーパミンまI;はアンフェタミンを分離辺縁系
間膜液に注入(aim)L。
た。
スプレーグ・ドーレイ(Sprague −Dawle
y)(CD 。
ブラッド7オード(Bradford)系)雄性ラット
(250−3009)を標準的定位術に供し、側坐核中
夫に注入するために両側性ガイドカニユーレの慢性留置
を行った(腹側(Ant、) 9.4.背側(Verb
、) 0.Q。
側方(Lad、)±1.6.デ・グルー1− (Da 
Groot)のアトラス)。術後14日日のラットを一
回限りで用いた。
側受核内アンフェタミンによって誘発された活動先進に
拮抗する公知の抗分裂病薬の効果をフル7エナジンおよ
びスルピリドを用いて求めた。これらの化合物、すなわ
ち比較実施例1の化合物・実施例14の化合物および比
較実施例1および実施例14の化合物のラセミ混合物を
精製水に溶解し、側坐核に両側性に注入(5秒間でlμ
aとしさらに55秒間注入したが、その間ラットを手で
拘束した)30分後、(+)アンフェタミンを投与量1
0μ9で側坐核に両側性に投与したe予備試験でこの投
与量のアンフェタミンが、注入5分以内に明らかに出現
する顕著ではあるが最高値以下の活動先進を誘発し、最
大値は注入20−40分後に得られ85−100分継続
することが示されていた。
アンプェタミン注入直後、ラットを各室の中心から離れ
た位置に7オトセルを付けたスクリーン付はガラスケー
ジ個室(25X 15X 15cm高)に入れた。そし
て、活動先進を5分間当たりの7オトセルビームのしゃ
断回数によって測定した。運動活性測定の障害となる非
特異的影響(例、飼育世話、一定体位)を全て避けるた
め、ラットを肉眼でも観察した。実験は午前8時から1
2時まで行った。
結果を図を参考として示した。
第1図は、側受核内アンフェタミン(10μ9両側性、
白丸、アンフェタミン反応、プラス ′神神弛緩′用賦
形薬)によって誘発された活動先進に拮抗する両側性側
坐核内フルフェナジン村よび(−)スルピリド(黒丸、
投与量をngで示した)の効果を示したものである。潜
在的拮抗剤はアンフェタミン投与の30分前にαヶした
。n−5−10,S、E、M、S<12.6%;アンフ
ェタミン反応の有意減少は、本p < 0.01− p
 < 0.001として示しである(ダネット(Dun
nett)の検定による2方向アツパ(ANOVA))
第2図は、側受核内アンフェタミン(10μ9両側性、
白丸、アンフェタミン反応、プラス被験化合物用賦形薬
)によって誘発された活動先進に拮抗する両側性側受核
内実施例14の化合物(S異性体)(黒四角)、比較実
施例1の化合物(R異性体)(黒三角)およびラセミ体
(黒丸)(各薬剤の投与量はlOngとした)の効果を
示した。被験化合物はアンフェタミン投与30分前に投
与した。n−5゜S、E、M、を示した。アンフェタミ
ン反応の有意減少は、本p<0.001として示した(
ダネット(Dunnett)の検定による2方向アツパ
(ANovA))。
側受核内7 ルア zナジン(0,5−10ng)j;
よび(−)スルピリド(0−1−1,25ng)は、そ
の後の側受核内アンフェタミンl Ong靜注による活
動先進発現に対し投与量に依存し拮抗することが示され
た(第1図)。比較実施例1のイど合物(R異性体)は
longでアンフェタミン活動先進を変化させなかった
が、実施例14の化合物(S異性体)は完全に拮抗した
(第2図)。同投与量10ngでラセミ体の拮抗作用は
、その二つの異性体の作用の中間であったが、拮抗作用
が有意であることは明らかであった(第2図)。
結論的に言えば、公知の抗精神病薬の拮抗作用に感受性
の試験系において、ある一定投与量のR異性体(比較実
施例1)は効果がなく、一方S異性体(実施例14)は
最大の拮抗作用を発現にすることが示された。ラセミ体
の拮抗作用は有意ではあったが、同投与量のS異性体に
よる拮抗作用よりは弱かった。
製剤方法と組成物 一般に分裂病および/または精神病は、ヒトも含めた温
血動物の体内に式1、好適には式Icの5(−)−N−
(1−アザビシクロC2,2,2)オクト−3−イル)
ベンズアミド類およびチオベンズアミド順、またはその
毒性のない有機または無機酸添加塩を当技術で周知“a
種々の剤層で投与することによって、好適には下記に述
べるような無毒の薬剤担体とともに抗分裂病量および/
または抗精神病量で投与することによって、本発明によ
って治療することができる。
この活性薬剤は経口、皮下、静注または筋注または非経
口的に投与され、必要に応じ満足な反応が得られるまで
繰り返し投与される。−日投与量は活性薬剤として約0
 、2111C9乃至約10119であり、約l rx
cg乃至1.0mgが好適である。
本組成物は、単位投与童画たり活性薬剤0.2mcg乃
至10119を含有できる。好適には、本組成物は薬剤
1 mcg乃至10mgを含有し、単位投与童画たり約
l rrrcg乃至約1 、0mgが有利である。本化
合物はこのように経口、非経口、皮下、筋注、腹腔内ま
たは静注投与に適した組成物として提示される。したが
って、例えば経口投与では、薬剤技術で便利に用いられ
る担体を含有するエレキシル剤、カプセル剤、錠剤また
はコーティング錠の形態を取ることができる。錠剤およ
びカプセル用斌形剤を含めて固体担体の例としてンラク
トース、ショ糖、馬鈴署およびトウモロコシデンプン、
タルク、ゼラチン、寒天、ペクチンまたはアカシア、ス
テアリン酸およびケイ酸類、ステアリン酸マグネシウム
、白土およびポリビニルピロリドンがある。
非経口投与については、担体または賦形剤は、滅菌済の
非経口的に容認できる液体から構成することもできる。
例えば、アンプル含有の水または落下主油である。
薬組成物は、約0.2yrcy/m(l乃至約10.0
++19/ rxQ。
好適にはlOracg/mQ以下を含有するよう処方す
ることができる。式Iの活性成分が有効量を構成するこ
とだけが必要である。
上記の全てにおいて、適切有効投与量が用いる投与剤形
と一致していさえすればよい。個々の正確な投与量につ
いては一日投与量と同様に、医師または獣医師の指示の
下に櫟準的医療原則に基づき当然法められる。
本発明の原則、好適な実施例および実施法をこれまでの
明細書に記載してきた。しかし、本明細書で保護するこ
とを意!しした発明は、開示された特定形態に限定され
ると見なされるべきではなく、その理由は、これらは限
定するものというよりはむしろ例示するものと見なされ
るべきであるからである。本発明の精神から逸脱するこ
となく当業者は変更を行うことができる。したがって、
本発明は、付属のクレームの範囲によってのみ限定され
ると考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は側受核内フルフェナジン(0,5−10ng)
及び(−)スルピリド(0,1−1,25ng)投与に
よる、測当核内アンフェタミンlOμり静注による活動
先進発現に対する拮抗作用を示し、第2図は測量核内5
(−)−4−アミノ−N−(1−アザビシクロ〔2.2
.2〕オクト−3−イル)−5−クロロ−2−メトキシ
ベンズアミド塩酸塩(実施例14で得られた化合物)投
与及び比較実施例1の化合物(R異性体)の、アンフェ
タミンによる活動亢進発現に対する拮抗作用を示す。 図面の浄書(内容に変更なし) 穐%LLC@敷/り介〕 手続補正書 平成1年10月10日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Xは酸素又は硫黄、 R^1及びR^3はそれぞれ独立に水素又はC_1−C
    _4アルキル基、 Arは1個、2個又は3個のC_1−C_4アルコキシ
    基及び/又は1個又は2個のハロゲン原子で任意に置換
    されたフェニル基、 下記一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ {式中、R^2はハロゲン、4,5−ベンゾ、C_1−
    C_8アルコキシ、C_1−C_4アルキルカルボニル
    又はAm(Amはアミノ基、メチルアミノ基又はジメチ
    ルアミノ基を表わす。)を表わし、 R_4はC_1−C_8アルキル基、 nは1又は2を表わす。} で表わされるフェニル基、又は 下記一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^5はC_1−C_4アルキル基である。)
    で表わされるピリミジニル部分を表わす。〕で表わされ
    る化合物又はNオキシド及び/又は薬理学的に許容可能
    なその塩を有効成分とする抗精神分裂病及び/又は抗精
    神病薬 2、R^1及びR^3がそれぞれ水素、メチル又はエチ
    ルである請求項1に記載の抗精神分裂病及び/又は抗精
    神病薬 3、Arが4−Am−5−クロロ−2−メトキシフェニ
    ル(Amはアミノ、メチルアミノ又はジメチルアミノを
    表わす)を表わす請求項1又は請求項2に記載の抗精神
    分裂病及び/又は抗精神病薬 4、前記化合物がS(−)−4−アミノ−N−(1−ア
    ザビシクロ〔2.2.2〕オクト−3−イル)−5−ク
    ロロ−2メトキシベンズアミド又はその塩を有効成分と
    する抗精神分裂病及び/又は抗精神病薬
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