JPH0210340Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0210340Y2 JPH0210340Y2 JP1983117560U JP11756083U JPH0210340Y2 JP H0210340 Y2 JPH0210340 Y2 JP H0210340Y2 JP 1983117560 U JP1983117560 U JP 1983117560U JP 11756083 U JP11756083 U JP 11756083U JP H0210340 Y2 JPH0210340 Y2 JP H0210340Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ratchet
- spring
- clutch
- output conductor
- input gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Toys (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は回転制御機構付きの一方向クラツチ
(スプリングクラツチ)に関するものである。
(スプリングクラツチ)に関するものである。
通常のスプリングクラツチは第1図および第2
図からラチエツト9を省いた構造、即ち入力ギヤ
3と出力用伝導体5とを、それぞれの胴部3a,
5aに嵌合するコイルスプリング7によつて連結
させた構造になつている。(スプリングの保護の
ためにカラーを被せることもある。) なおクラツチ本体の構成部材ではないが、1は
出力用伝導体5に固定された出力軸で、図示の例
では、左側への延長部分が入力ギヤ3の支持軸と
しての役目も兼ねている。11は入力ギヤの軸孔
に挿入された滑り軸受である。
図からラチエツト9を省いた構造、即ち入力ギヤ
3と出力用伝導体5とを、それぞれの胴部3a,
5aに嵌合するコイルスプリング7によつて連結
させた構造になつている。(スプリングの保護の
ためにカラーを被せることもある。) なおクラツチ本体の構成部材ではないが、1は
出力用伝導体5に固定された出力軸で、図示の例
では、左側への延長部分が入力ギヤ3の支持軸と
しての役目も兼ねている。11は入力ギヤの軸孔
に挿入された滑り軸受である。
そしてその機能は、入力ギヤ3をスプリングの
巻きと逆の方向に回転させる場合は、胴部3a,
5aとスプリング間の摩擦力がスプリングを締め
込む方向に作用する結果スプリングと胴部が強固
に密着し、出力用伝導体5は入力ギヤ3と一体と
なつて回転する。
巻きと逆の方向に回転させる場合は、胴部3a,
5aとスプリング間の摩擦力がスプリングを締め
込む方向に作用する結果スプリングと胴部が強固
に密着し、出力用伝導体5は入力ギヤ3と一体と
なつて回転する。
また、入力ギヤ3をスプリングの巻きと同じ方
向に回転させる場合には、胴部とスプリング間の
摩擦力がスプリングを緩める方向に作用する結果
スプリングと胴部がストツプし、出力用伝導体5
は入力ギヤ3と無関係に空転または停止する。
向に回転させる場合には、胴部とスプリング間の
摩擦力がスプリングを緩める方向に作用する結果
スプリングと胴部がストツプし、出力用伝導体5
は入力ギヤ3と無関係に空転または停止する。
従つて、スプリングクラツチにおいては一方向
クラツチとしての方向特性はスプリングの巻きの
方向によつて定まり、出力側に右回転を与える場
合には左巻きのスプリングを用いることになる。
なお、スプリングの巻きの方向について、本明細
書では右ねじのねじ条と同じ巻きを右巻き、その
反対を左巻きと定義する。
クラツチとしての方向特性はスプリングの巻きの
方向によつて定まり、出力側に右回転を与える場
合には左巻きのスプリングを用いることになる。
なお、スプリングの巻きの方向について、本明細
書では右ねじのねじ条と同じ巻きを右巻き、その
反対を左巻きと定義する。
次に、本考案の対象とする回転制御機構付きの
一方向クラツチについて簡単に述べると、上述の
スプリングクラツチにおけるカラーの代わりに、
(第2図参照)その外周にラチエツト歯を具える
ラチエツト9を被せ、スプリング7の一方の端末
7aは出力用伝導体5(の係止部13)に、他の
一端7bはラチエツト9(の係止部15)に止め
られ、ラチエツト9がスプリングを介して出力用
伝導体5と作動を共にする構造になつている。
一方向クラツチについて簡単に述べると、上述の
スプリングクラツチにおけるカラーの代わりに、
(第2図参照)その外周にラチエツト歯を具える
ラチエツト9を被せ、スプリング7の一方の端末
7aは出力用伝導体5(の係止部13)に、他の
一端7bはラチエツト9(の係止部15)に止め
られ、ラチエツト9がスプリングを介して出力用
伝導体5と作動を共にする構造になつている。
そしてこのラチエツト9の機能は、普段は入力
ギヤ3および出力用伝導体5と一体で所定の方向
に回転しているが、ラチエツト9の回転を適宜の
手段で制止すると、出力用伝導体5の回転に伴う
端末7aの動きがスプリングの巻きを緩めて入力
ギヤとの間にスリツプを生じ、入力側と出力側の
接続を断つ訳である。
ギヤ3および出力用伝導体5と一体で所定の方向
に回転しているが、ラチエツト9の回転を適宜の
手段で制止すると、出力用伝導体5の回転に伴う
端末7aの動きがスプリングの巻きを緩めて入力
ギヤとの間にスリツプを生じ、入力側と出力側の
接続を断つ訳である。
従つて、ラチエツト9の外周がラチエツト歯で
あることは絶対的条件ではないが、ラチエツト歯
と(図示を省いた)ラチエツト爪との掛け外しに
よる制止・解除が最も簡単で且つ確実なので、こ
の方式が広く用いられている。なお、この方式に
よる場合はラチエツト歯の歯先を軸の回転方向に
向かせて組み付ける必要がある。もし逆の向きに
組み付けると、ラチエツト爪を作用させても噛み
合わず、クラツチの役に立たないものになる。
あることは絶対的条件ではないが、ラチエツト歯
と(図示を省いた)ラチエツト爪との掛け外しに
よる制止・解除が最も簡単で且つ確実なので、こ
の方式が広く用いられている。なお、この方式に
よる場合はラチエツト歯の歯先を軸の回転方向に
向かせて組み付ける必要がある。もし逆の向きに
組み付けると、ラチエツト爪を作用させても噛み
合わず、クラツチの役に立たないものになる。
さて、この種のクラツチの需要はいわゆるOA
機器の分野が最も多く、軸の回転数、伝達トルク
および寸法諸元は同一で、回転の方向のみ異なる
クラツチを必要とする場合が多い。
機器の分野が最も多く、軸の回転数、伝達トルク
および寸法諸元は同一で、回転の方向のみ異なる
クラツチを必要とする場合が多い。
この様な場合、クラツチを製作する立場からは
右回転用、左回転用それぞれのクラツチの部品を
別々に作る無駄を避け、できるだけ部品の共用化
を図るのは当然のことである。この観点からは、
スプリング7は右回転用の左巻きと、左回転用の
右巻きのものを専用に作る必要があるが、出力用
伝導体5と入力ギヤ3は回転方向に関係がなく、
そのまま共用することができる。
右回転用、左回転用それぞれのクラツチの部品を
別々に作る無駄を避け、できるだけ部品の共用化
を図るのは当然のことである。この観点からは、
スプリング7は右回転用の左巻きと、左回転用の
右巻きのものを専用に作る必要があるが、出力用
伝導体5と入力ギヤ3は回転方向に関係がなく、
そのまま共用することができる。
問題はラチエツト9である。この部品の右回転
用と左回転用との違いは基本的にはラチエツト歯
の向きだけであり、従つて、スプリング7の端末
7bを止める係止部15を左右両端面に各1箇所
設けておけば、一応は共用することができる。
用と左回転用との違いは基本的にはラチエツト歯
の向きだけであり、従つて、スプリング7の端末
7bを止める係止部15を左右両端面に各1箇所
設けておけば、一応は共用することができる。
しかし、その場合、ラチエツトの右用と左用と
を判別する手掛かりはラチエツト歯の向きだけで
あり、歯丈が低く歯数が多い場合は左右を誤つて
組み付けてしまい。クラツチの役に立たない不良
品を作る虞れが極めて多い。そこでラチエツトの
片面に着色したり、判別用の刻印を施すなどの対
策がとられているが、前者は着色する際に間違う
こともあるし、総じて、判別以外の役に立たない
余分な加工である点で、好ましい方法ではない。
を判別する手掛かりはラチエツト歯の向きだけで
あり、歯丈が低く歯数が多い場合は左右を誤つて
組み付けてしまい。クラツチの役に立たない不良
品を作る虞れが極めて多い。そこでラチエツトの
片面に着色したり、判別用の刻印を施すなどの対
策がとられているが、前者は着色する際に間違う
こともあるし、総じて、判別以外の役に立たない
余分な加工である点で、好ましい方法ではない。
この考案は、上述の事情に基づきラチエツトの
左右の判別をし易くするとともに、クラツチ組み
立ての作業効率を多少とも向上させることを目的
としてなされたもので、スプリング7の端末7b
を止めるための係止部15をラチエツト9の片面
にはN箇所、他の片面にはN+1箇所以上設け、
その数の違いを判別に利用することをその骨子と
するものである。
左右の判別をし易くするとともに、クラツチ組み
立ての作業効率を多少とも向上させることを目的
としてなされたもので、スプリング7の端末7b
を止めるための係止部15をラチエツト9の片面
にはN箇所、他の片面にはN+1箇所以上設け、
その数の違いを判別に利用することをその骨子と
するものである。
以下この考案を、第3図に示すその一実施例に
基づいて説明する。なお、この考案において改良
を施した部材はラチエツト9のみで、それ以外の
部材に設計変更は特にないので、クラツチ全体の
構造は第1図および第2図の通りである。
基づいて説明する。なお、この考案において改良
を施した部材はラチエツト9のみで、それ以外の
部材に設計変更は特にないので、クラツチ全体の
構造は第1図および第2図の通りである。
ラチエツト9は合成樹脂の射出成形品で、第3
図に示す通り、その一方の端面には係止部15を
1箇所(N=1)、他方の端面には2箇所具える
形状に成形されている。
図に示す通り、その一方の端面には係止部15を
1箇所(N=1)、他方の端面には2箇所具える
形状に成形されている。
第2図は図の左側から見て軸が(時計回りに)
右回転するクラツチ、即ち右回転用のクラツチを
示しているので、これに組み付けるラチエツトは
ラチエツト歯の向きを軸の回転方向に合わせて、
即ち第2図の左側から見て第3図ロの端面が見え
る向きに組み込まなければならない。
右回転するクラツチ、即ち右回転用のクラツチを
示しているので、これに組み付けるラチエツトは
ラチエツト歯の向きを軸の回転方向に合わせて、
即ち第2図の左側から見て第3図ロの端面が見え
る向きに組み込まなければならない。
この考案によればこの様なラチエツトの表裏の
判別は極めて容易であつて、図示の例では係止部
15が1箇所の方を左側(入力ギヤ3側)にして
組み付ければよく、同様に、左回転用のクラツチ
ならば係止部15が2箇所の方を左側にして組み
付ければよい訳である。
判別は極めて容易であつて、図示の例では係止部
15が1箇所の方を左側(入力ギヤ3側)にして
組み付ければよく、同様に、左回転用のクラツチ
ならば係止部15が2箇所の方を左側にして組み
付ければよい訳である。
ラチエツトの両面に設ける係止部15の数は、
判別のし易さの面からは図示の例のように少ない
方がよく、数が増すにつれて目視では見分け離く
なる。しかし、例えば一方は2箇所、他の一方は
4箇所として等間隔に設けると射出成形する際の
歪みも少なく、またラチエツトの回転バランスも
よくなるので、これらも総合して支障ない範囲で
適宜に定めればよい。
判別のし易さの面からは図示の例のように少ない
方がよく、数が増すにつれて目視では見分け離く
なる。しかし、例えば一方は2箇所、他の一方は
4箇所として等間隔に設けると射出成形する際の
歪みも少なく、またラチエツトの回転バランスも
よくなるので、これらも総合して支障ない範囲で
適宜に定めればよい。
さらに、スプリングの端末7bと係止部15の
位相を合わせる場合、係止部の数が1箇所の場合
は最大180゜の相対回転を要するのに対して、2箇
所の場合には90゜、4箇所では45゜以下で済み、そ
れだけ組み立て作業の効率化に役立つなど、この
考案は単なる判別用マークでは得られない効果を
奏するものである。
位相を合わせる場合、係止部の数が1箇所の場合
は最大180゜の相対回転を要するのに対して、2箇
所の場合には90゜、4箇所では45゜以下で済み、そ
れだけ組み立て作業の効率化に役立つなど、この
考案は単なる判別用マークでは得られない効果を
奏するものである。
なお、入力ギヤ3はベルト駆動されるプーリー
でも、入力軸と連結するためのカツプリングでも
よい訳で、従つて、実施例の用語をそのまま用い
たけれども、その内容は「入力用回転体」と理解
されるべきである。
でも、入力軸と連結するためのカツプリングでも
よい訳で、従つて、実施例の用語をそのまま用い
たけれども、その内容は「入力用回転体」と理解
されるべきである。
第1図はスプリングを用いた一方向クラツチの
外観と一部断面を示す図面、第2図はクラツチを
構成する各部材の相互の関係を示す分解図、第3
図はこの考案の要部を説明する図面で、イはラチ
エツト9の正面図、ロはその左側面図、ハは右側
面図である。 3……入力ギヤ、3a……入力ギヤの胴部、5
……出力用伝導体、5a……出力用伝導体の胴
部、7……スプリング、7a,7b……スプリン
グの端末、9……ラチエツト、13,15……係
止部。
外観と一部断面を示す図面、第2図はクラツチを
構成する各部材の相互の関係を示す分解図、第3
図はこの考案の要部を説明する図面で、イはラチ
エツト9の正面図、ロはその左側面図、ハは右側
面図である。 3……入力ギヤ、3a……入力ギヤの胴部、5
……出力用伝導体、5a……出力用伝導体の胴
部、7……スプリング、7a,7b……スプリン
グの端末、9……ラチエツト、13,15……係
止部。
Claims (1)
- 入力ギヤ3と出力用伝導体5とがそれぞれの胴
部3a,5aに嵌合するコイルスプリング7によ
つて連結され、外周にラチエツト歯を具えるラチ
エツト9をスプリング7に被せ、スプリング7の
一方の端末7aは出力用伝導体5の係止部13
に、他の一端7bはラチエツト9の係止部15に
止められ、ラチエツト9がスプリング7を介して
出力用伝導体5と共に作動する構造のスプリング
クラツチにおいて、ラチエツト9の係止部15を
ラチエツトの一方の端面にはN箇所、他の一方の
端面にはN+1箇所以上設けることを特徴とする
回転制御機構付き一方向クラツチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11756083U JPS6024941U (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 回転制御機構付き一方向クラツチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11756083U JPS6024941U (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 回転制御機構付き一方向クラツチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6024941U JPS6024941U (ja) | 1985-02-20 |
| JPH0210340Y2 true JPH0210340Y2 (ja) | 1990-03-14 |
Family
ID=30270569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11756083U Granted JPS6024941U (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 回転制御機構付き一方向クラツチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6024941U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4838656A (ja) * | 1971-09-19 | 1973-06-07 |
-
1983
- 1983-07-28 JP JP11756083U patent/JPS6024941U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6024941U (ja) | 1985-02-20 |
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