JPH02102878A - トーイン調整方法 - Google Patents

トーイン調整方法

Info

Publication number
JPH02102878A
JPH02102878A JP25440388A JP25440388A JPH02102878A JP H02102878 A JPH02102878 A JP H02102878A JP 25440388 A JP25440388 A JP 25440388A JP 25440388 A JP25440388 A JP 25440388A JP H02102878 A JPH02102878 A JP H02102878A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
toe
angle
force
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25440388A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Sakamoto
俊治 坂本
Toshiaki Katsuki
香月 寿昭
Takeshi Watanabe
剛 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP25440388A priority Critical patent/JPH02102878A/ja
Publication of JPH02102878A publication Critical patent/JPH02102878A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両の左右1対の車輪のトーイン角度を調整
するトーイン調整方法に関するものである。
(従来の技術) トーイン調整は、車両の直進性向上を図るべく車輪のト
ーを車両内側へ所定角度傾斜させる作業であって、この
トーイン5!J整方法としては、例えば特開昭57−1
00307号公報に開示されているように、車輪の外側
面に測定板を当接させ、この測定板を傾斜させることに
よってトーイン角度の:J3gMを行う方法等が知られ
ている。
(発明が解決しようとする課+8) しかしながら、従来のトーイン調整方法においては、各
車輪が回転したとき該車輪がその接地点において受ける
回転軸線方向の力(以下LF(ラテラルフォース)とい
う)が何ら考慮されておらず、このため次のような不都
合を生じている。すなわち、上記LFは、車輪の製造誤
差(タイヤのベルト幅、トレッドゲージのバラツキ等に
起因する)により発生し、その大きさは車輪の回転トル
クおよび車輪1回転中の回転角度位置によって変動する
ものであるが、このLFの値は、これを表わすのに車輪
1回転中のLFの値の平均値LFD(ラテラルフォース
デビエイション)を用い、しかも所定トルクで車輪を回
転させたときのLFDを用いることにより、ある1つの
車輪について一定の値となる。しかしながら、このよう
にしてLFを一定条件で表わした場合においても、上記
製造誤差により、各車輪間においてはLFの値にバラツ
キを生ずることとなる。したがって、車両の左右1対の
車輪についてLFを考えた場合、各車輪のLFが車両直
進方向に対して左右対称なベクトルとして発生しない限
り、たとえ左右各輪を互いに等しいトーイン角度となる
ようにトーイン調整したとしても、上記LFの影響によ
り車両直進時においてもその直進方向以外の方向に推力
を生ずることとなり、車両の直進性を十分に確保するこ
とができない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、車輪回転連鎖車輪に作用するLFのいかんにかかわ
らず車両の直進性を十分に確保することのできるトーイ
ン調整方法を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明によるトーイン調整方法は、各車輪についてLF
を測定し、このlN−1定の際の車輪回転トルクと同一
トルクで各車輪をu転させたとき該車輪がその接地点に
おいて受ける接線方向の力(以下TF(トラクチイブフ
ォース)という)と上記しFとの合力のベクトルが上記
接線方向となす角度θをそれぞれ求め、これをトーイン
調整時の補正データとして用いることにより、上記LF
の車両直進性に及ぼす影響を除去することができるよう
にし、もって上記目的達成を図るようにしたものである
。すなわち、車両の左右1対の車輪のトーイン角度を調
整するトーイン調整方法において、前記各車輪を所定ト
ルクで回転させ、このとき、これら各車輪の接地点にお
いて該車輪に作用する回転軸線方向の力LFをそれぞれ
測定し、前記各車輪を前記所定トルクで回転させたとき
にこれら各車輪の接地点において該車輪に作用する接線
方向の力TFと前記各車輪の前記回転軸線方向の力LF
との合力のベクトルが前記接線方向となす角度θをそれ
ぞれ計算し、これら各車輪について計算された角度θを
、前記各車輪のトーイン角度を調整する際の補正データ
として用いることを特徴とするものである。
上記「回転軸線方向の力LFJは、これを上記「合力の
ベクトル」の成分として用いる場合、LFDを用いるこ
とが上記「角度θ」を高精度で算出する上から好ましい
が、車輪1回転中の各回転角度位置におけるLFの値の
バラツキが小さいものであれば、これらのうちから1つ
を代表値として用いるようにしてもよい。なお、LFの
測定は、車輪単体で行ってもよいし、これを車体に取り
付けた車両の状態で行ってもよい。
上記「接線方向の力TFJは、LFと同様に各車輪毎に
11−1定を行って求めるようにしてもよいことはもち
ろんであるが、予めいくつかの車輪について実測してお
いたデータを用いてもよいし、あるいは、設計値を用い
るようにしてもよい。
上記「角度θ」は、各車輪のトーイン角度を調整する際
の補正データとして用いられるものであるが、その用い
方は、LFの車両直進性に及ぼす影響を除去することが
できるものであれば特定の用い方に限定されるものでは
なく、例えば、各車輪毎に、該車輪について得られた「
合力のベクトル」を車両直進方向に向けた状態を基準に
してトーイン:AMを行うようにしてもよいし、あるい
は、左右1対の車輪について得られた2つの「合力のベ
クトル」の合成ベクトルを車両直進方向に向けた状態を
基準にしてトーイン調整を行うようにしてもよい。
(作  用) 上記構成に示すように、各車輪のトーイン角度を調整す
る際、LFとTFとの合力のベクトルが車輪接線方向と
なす角度θが補正データとして用いられることとなる。
すなわち、各車輪毎、上記合力のベクトルを車両直進方
向に向けた状態を基準にしてトーイン調整が行われたり
、あるいは、各車輪の合力のベクトルをさらに合成した
ベクトルを車両直進方向に向けた状態を基準にしてトー
イン調整が行われたりすることとなる。いずれの場合に
おいても、左右1対の車輪について考えると、車両直進
時においてLFにより生ずる車両直進方向以外の推力を
相殺することができる。
(発明の効果) したがって、本発明によれば、車輪回転時読車輪に作用
するLFのいかんにかかわらず車両の直進性を十分に確
保することができる。
(実 施 例) 以下添付図面を参照しながら本発明の実施例について詳
述する。
第1.2a、 2bおよび3図は、本発明によるトーイ
ン調整方法の一実施例を示す説明1図である。
このトーイン調整方法は、車両の各車輪についてそのト
ーイン角度を調整する作業であって、次のような手順で
行われる。
まず、第1図に示すように、車両組立ラインのトーイン
調整ステーションに配された車両2の各車輪4(図中、
前輪に関するものにはf、後輪に関するものにはr1左
輪に関するものには見、右輪に関するものには「の符号
を付記することとする)について、それぞれLF(ラテ
ラルフォース)を測定し、その11−1定結果からLF
D (ラテラルフォースデビエイション)を計算する。
LFは、車輪を所定トルクで回転させたとき、該車輪の
接地点において該車輪の回転軸線方向に作用する力であ
って、第4図に示すように、車輪10転中にその値が変
動するため、その平均値しFDを計算することによりL
Fの値を特定させる。
LFの測定は、例えば特開昭5(i−108530号公
報に開示されているような公知のn1定方法を採用して
行えばよい。LFは、車輪回転方向の正逆によりその値
が異なったものとなるが、車両前進方向に回転させたと
きの値を採用する。また、上記所定トルクは、車両の定
常走行時(例えばBOKa/hで走行している状態)に
おいて車輪に生ずるトルクを採用する。なお、LFの発
生要因は、第5図に示すように、車輪のタイヤ6を構成
するトレッド8、ベルト10およびカーカス12のうち
、ベルト10の幅やトレッド8の寸法(トレッドゲージ
)のバラツキ等が主なるものである。
次に、第1図に示すように、各車輪について算出された
LFDとTF ()ラテラルフォース)との合力のベク
トルRが車輪接地点における接線方向となす角度θを各
車輪についてそれぞれ計算する。TFは、LFを測定す
る際に車輪に付与したトルク(すなわち上記所定トルク
)と同一トルクで車輪を回転させたとき該車輪の接地点
において該車輪に作用する接線方向の力であるが、この
TFの値は、予めいくつかの車輪についてTFのAl1
1定およびその平均値の計算を行い、さらにこれら車輪
間における平均値として求めた値を採用する。
各車輪4は、上記所定トルクで回転したとき、ベクトル
Rの方向、すなわち車輪接線方向に対して角度θ傾斜し
た方向に推力を生ずることとなる。
このような推力により車両の直進性が損なわれるのを防
止するため、各車輪4についてのトーイン角度の調整作
業を行う前に、第2aおよび2b図に示すように、前輪
および後輪それぞれについて、左右各輪の接線方向を平
行にしたときのベクトルRの合成ベクトルSが該接線方
向となす角度φを計算し、車両直進方向に対して角度φ
傾斜した方向を基準にして各車輪4のトーイン角度の調
整を行う。
この場合において、上記接線方向と車両直進方向とは、
車両2がトーイン調整ステーションに進入して所定位置
に停止したときの姿勢により多少ずれを生じているため
、これらの関係を明らかにしておくことが必要となるが
、これは次のようにして行われる。すなわち、第6図に
示すように、トーイン調整ステーションに配された車両
2の各車輪4の側方にはトー角AN定装置12がそれぞ
れ設けられており、各トー角測定装置12においては、
測定板14が車輪4の側面に当接するまで該n1定板1
4にピボット結合された支持ロッド1Bを駆動手段17
により車幅方向に移動させ、このとき、支持ロッド16
の前後に等間隔で平行に配され測定板14を押圧する変
位検出ビン18によって1llJ定板14の水平方向の
傾斜を測定し、これにより車輪4のトー角を測定するよ
うになっている。したがって、このトー角i1!J定を
行うことによりトー角捌定装置12を基準とする車輪4
の接線方向を求めることができ、一方、車両直進方向は
、各トー角測定装置12における支持ロッドIBと測定
板14とのピボット結合点のうち、左側の前後2台のト
ー角測定装置12fiおよび12rQ、の各ピボット結
合点を結んだ直線と、右側の前後2台のトー各測定装置
1−2frおよび12rrの各ピボット結合点を結んだ
直線とのなす鋭角の2等分線の方向を算出することによ
り、トー角ill定装置12を基準とする車両進行方向
として求めることができ、これらにより車両進行方向と
接線方向との関係を明らかにすることができる。
次に、第3図に示すように、車両直進方向に対して前輪
はφf1後輪はφr傾斜した方向を基準にして各車輪4
のトーイン角度の調整を行う。すなわち、図において、
前輪の設定トーイン角度をαとすると、左前輪4f51
1のトーイン角度は車両進行方向に対してα−φf、右
前輪4frのトーイン角度は車両進行方向に対してα+
φfとなる。
なお、第3図においてはまだ後輪についてのトーイン角
度の調整はなされていないが、前輪の場合と全く同様に
して行われる。このトーイン角度の調整は、第6図に示
すトー角測定装置12からの車輪4のトー角のデータを
フィードバック信号としてコントロールユニット20に
より図示しないトーイ調整装置を作動制御することによ
って行われる。
このようにしてトーイン角度の調整がなされた各車輪4
は、前輪および後輪毎それぞれ車幅方向の推力成分が左
右両輪により相殺されることとなるので、車両2の直進
性を十分確保することができる。
なお、本実施例においては、前輪および後輪についてφ
fおよびφrをそれぞれ求め、これらを基準にして前輪
および後輪それぞれトーイン角度の調整を行う方法を説
明したが、これ以外にも、前輪および後輪のうちのいず
れか一方は通常のトーイン調整(LFを考慮しないで行
うトーイン調整)を行い、他方についてのトーイン調整
の際φfおよびφ「を考慮するようにしてもよい。すな
わち、第2aおよび2b図に示すベクトルSfとS「と
の合成ベクトルが車両直進方向となす角度を計算し、車
両直進方向に対してこの角度傾斜した方向を基準にして
当該他方についてのトーイン調整を行うようにすれば、
上記実施例と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1.2a、 2bおよび3図は本発明によるトーイン
調整方法の一実施例を示す説明図、 第4図はLFDの求め方を示すグラフ、第5図はタイヤ
の構成を示す斜視図、 第6図は上記実施例に使用するトー角測定装置を示す概
要平面図である。 2・・・車両        4・・・車輪6・・・タ
イヤ       12・・・トー角測定装置20・・
・コントロールユニット 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 車両の左右1対の車輪のトーイン角度を調整するトーイ
    ン調整方法において、 前記各車輪を所定トルクで回転させ、このとき、これら
    各車輪の接地点において該車輪に作用する回転軸線方向
    の力LFをそれぞれ測定し、 前記各車輪を前記所定トルクで回転させたときにこれら
    各車輪の接地点において該車輪に作用する接線方向の力
    TFと前記各車輪の前記回転軸線方向の力LFとの合力
    のベクトルが前記接線方向となす角度θをそれぞれ計算
    し、 これら各車輪について計算された角度θを、前記各車輪
    のトーイン角度を調整する際の補正データとして用いる
    ことを特徴とするトーイン調整方法。
JP25440388A 1988-10-08 1988-10-08 トーイン調整方法 Pending JPH02102878A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25440388A JPH02102878A (ja) 1988-10-08 1988-10-08 トーイン調整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25440388A JPH02102878A (ja) 1988-10-08 1988-10-08 トーイン調整方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02102878A true JPH02102878A (ja) 1990-04-16

Family

ID=17264493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25440388A Pending JPH02102878A (ja) 1988-10-08 1988-10-08 トーイン調整方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02102878A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3044090B2 (ja) 自動車のホイールの角度関係を測定する方法及びその装置
US7415770B2 (en) Wheel alignment angle measuring apparatus and wheel alignment angle measuring method
US5257458A (en) Method and apparatus for determining caster and steering axis inclination angles
US7104122B2 (en) Method of adjusting straight ahead traveling capability of vehicle
JP3476530B2 (ja) 車両の走行特性測定装置及び車両のホイールアライメント調整方法
EP0533143B1 (en) Caster compensated for steering axis inclination and camber compensated for caster
JPH075076A (ja) 車両のスタビリティ測定装置及びスタビリティ調整方法
JPH02102878A (ja) トーイン調整方法
US5513438A (en) Vehicle wheel alignment system
JP2008298551A (ja) タイヤ挙動演算方法
JP3354174B2 (ja) 車両の車輪のアラインメント方法および装置
JPH0642164Y2 (ja) トー調整装置
JPH0369046B2 (ja)
JPS61205813A (ja) 車体計測機
JP3547806B2 (ja) 車両操舵特性制御方法
JPH08210828A (ja) 路面走行特性測定方法
JP3487134B2 (ja) 車両の横加速度演算装置
JP3471397B2 (ja) 車両のホイールアライメント調整方法
JPH0252202B2 (ja)
JPH0326767B2 (ja)
JP2004210067A (ja) ホイールアライメント調整方法
JPH0643933A (ja) 移動車の姿勢制御装置
JPH1159457A (ja) 車両用操舵装置
JP2988197B2 (ja) ホイールアライメントの測定方法
JPS61178607A (ja) 自動車のト−測定方法