JPH02100893A - 豆腐切断刃 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は大量の豆腐を自動的に切断し包装する豆腐自動
切断包装装置に使用される豆腐切断刃、特に切断刃の刃
先を容易に交換することが可能な豆腐切断刃に関する。

［従来の技術］ 凝固した豆乳は型箱に盛り込まれ、熟成または脱水され
た後、水槽の中で型箱から取り出される。

型箱から取り出された豆腐の大塊は水槽の中で縦横に切
断され一丁の大きさにして、−旦水槽に蓄えられる。こ
のように−丁の大きさに切断した豆腐は、従来は一つ一
つ手で掬い−取ってプラスチックケースに挿入して包装
して一般需要家に出荷していた。

しかしながら、この切断した豆腐を一つ一つ手で掬い取
って包装する作業は、非常に非能率的であって、豆腐の
大量生産に応することができず、その改善が望まれてい
た。

［発明が解決しようとする課題］ そこで、近年は型箱から収り出された豆腐の大塊を自動
的に切断すると共に、切断された豆腐をさらに自動的に
包装することが考えられてきた。

この種の豆腐自動切断包装装置として、水槽中に豆腐移
送デープル３固定し、該豆腐移送テーブルに前端が豆腐
切断刃となっている複数の仕切板を前端を揃えて豆腐切
断幅に平行に立設することにより豆腐水路を形成し、該
豆腐水路の豆腐切断刃の手前から豆腐移送板で豆腐の塊
を押して豆腐を切断すると共に切断した豆腐を豆ＦＫ水
路の端末まで移送し、豆腐水路の端末に設けられた包装
容器搬送コンベアの上に配置された包装容器に豆腐を挿
入して包装する装置が提案されている。

ところで、従来から豆腐を切断する刃には、直刃のほか
に刃先が波状になった波刃があり、この波刃を用いて豆
腐を切断すると豆腐の切断面が波状になるものである。

前記の豆腐自動切断包装装置において、直刃を使用して
いて波刃が必要になった場合、あるいはその逆の場合な
どに豆腐切断刃を交換する必要があるが、豆腐切断刃は
豆腐移送テーブルに固定するものであるため、豆腐切断
刃の交換に非常な手間が掛かるという問題点があった。

本発明は豆腐自動切断包装装置における豆腐切断刃の交
換に関する前記のごとき問題点に鑑みてなされたもので
、豆腐自動切断包装装置における豆腐切断刃の交換が極
めて迅速に簡単な操作で出歩る豆腐切断刃を提供するこ
とと目的とする。

し課題を解決するための手段］ 本発明の豆腐切断刃は、水面下に水平に固定され移動刃
が貫通する長孔を等間隔に多数設けた豆腐び送台と、前
記長孔に向けて刃先と臨ませ前記長孔の一端に挿入する
ことにより前記豆＠移送台上に固定された固定刃と、刃
先が波状であり背面に前記固定刃が摺動する溝部を有し
側部に柄部を設けた移動刃と、前記移動刃の柄部を前記
長孔と同じ間隔で平行に固定する移動刃連結部材と、前
記移動刃の溝部が前記固定刃の刃先を摺動しながら前記
長孔を貫通して上下するように前記移動刃連結部材を案
内する案内板と、前記移動刃連結部材の昇降レバーとか
らなることを要旨とする。

［イ１＝用］ 固定刃に取り付けた直刃を使用する場合は、昇降レバー
を操作し移動刃連結部材を案内板に沿って降下し、長孔
を貫通して豆腐移送台の上に出ている移動刃を豆腐移送
台の下に降下せしめる。これにより、豆腐移送台の上に
は固定刃だけが残り、固定刃の直刃が使用てきる。

移動刃に収り１寸けた波刃を使用する場合は、昇降レバ
ー分操作し移動刃連結部材を案内板に沿って上昇し、長
孔ｆ！：ｉ′を通させて移動刃を豆腐移送台の上に迫り
出す、その際、移動刃の背面の講のなかに固定刃の直刃
が摺動して入る一方、固定刃の前に移動刃の波刃が出現
するので、固定刃の直刃から移動刃の波力への交換が昇
降レバーの操ｆＦだけで迅速かつ簡単に行なわれる。

［実施例］ 本発明の好適な一実施例について以下図面に従って兜明
する。

第１図は本発明の一実施例の側面図、第２図は第１１１
Ｚの実施例の作動状態を示す側面図、第３図は第１図の
実施例の平面図である。豆腐移送台１０は水槽の水面下
に水平に固定され、豆腐切断刃が貫通する幅の多数の長
孔１２が等間隔で平行に設けられている。

固定刃１４は、刃先が斜めになった直刃であり、低部が
長孔１２の端末に貫通されると共に、刃先が長孔１２に
臨むようにして、固定ボルト１６によって豆腐移送台１
０に固定されている。

移動刃１８は、刀先は垂直で波板状の波刃であり、刃の
峰に当たる背面は固定刃の刃先と同じ角度で斜めになっ
ており、その部分断面図を第４図に示したように、固定
刃１４の刃先が嵌入し摺動できる溝２０が形成されてい
る。また、移動刃１８の側部は下方に長く沖びて柄部２
２を形成し、この柄部２２には２本の連結棒２４．２４
が貫通され、各移動刃１８・・・は第３図に示すように
、この連結棒２４．２４によって長孔１２の間隔と等し
くなるように固定されている。

豆腐移送台１０の下面で長孔１２の両側には、連結ｔＩ
２４．２４の両端が貝通し摺動する案内孔２６を中心に
設けた案内板２８．２８が垂直に取り付けられている。

この案内板２８．２８の案内孔２６．２６は固定刃１４
の刃先と同じ角度になるように取り付けられており、移
動刃１８は連結８２４．２４の両端を案内孔２６．２６
に貫通し支持させることにより、波板状の刃先が垂直に
なりかつ背面の４２０に固定刃の刃先が嵌入し摺動する
ように保持される。

移動刃昇降レバー３０．３０は一端が回転軸３２に固着
されており、曲端には長い切り込み３４．３４が設けら
れている。この切り込み３４には後方の連結′ｎ２４が
噛み合っており、昇降レバー３０の回動により連結棒２
４．２４が切り込み３４．３４の中を上下に摺動するよ
うになっている９回転軸３２はブラケット３６．３６を
介して機台に回動自在に軸支され、第３図に示すように
一端には昇降ハンドル３８が取り付けられている。

以上の構成からなる本実施例装置の作動について説明す
る。先ず、固定刃１４を使用するには、昇降ハンドル３
８を手前に倒すと、回転軸３２の回動により、昇降レバ
ー３０の先端が下向きに回動する。これにより、昇降レ
バー３０の先端に嵌挿されていた連結棒２４が引き下げ
られ案内孔２６に沿って下へ移動するので、第１図に示
すように、移動刃１８が豆腐移送台１０の下へ長孔１２
を貫通して引き込まれる。そのため、固定刃１４だけが
豆腐移送台１０の上に残され、固定刃１４を豆腐切断に
使用することができる。

次に、移動刃１８を使用するには、昇降ハンドル３８を
後ろに倒すと、回転軸３２の回動により、昇降レバー３
０の先端が上向きに回動する。これにより、昇降しバー
３０の先端に嵌挿されていた連結棒２４が引き上げられ
案内孔２６に沿って連結棒が上へ移動するので、第２図
に示すように、移動刃１８が豆腐移送台１０の下から長
孔１２を貫通して豆腐移送台１０の上に引き出される。

その際、移動刃１８がその背面の講２０の中に固定刃１
４の刃先を摺動させながら、固定刃１４の前に出現する
ので、固定刃１０の刃先が移動刃１８の背面で覆われ、
固定刃１０の前に移動刃１８が位置することになって、
刃先が波状の移動刃１８を豆腐切断に使用することがで
きる。

［発明の効果］ 本発明の豆腐切断刃は以上説明したように、移動刃昇降
用のハンドルを操作するという簡単な動作で、豆＋ｇ移
送台の固定刃の手前に設けた長孔を貫通して、移動刃を
昇降するものであって、豆腐自動切断包装装置における
豆腐切断刃の交換が極めて迅速に簡単な操作で出来ると
いう優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の側面図、第２図は第１図の
作動状態を説明する側面で、第３図は第１図の実施例の
平面図、第４図は移動刃の部分断面図である。 １０・・・豆腐移送台、１２・・・長孔、１４・・・固
定刃、１８・・・移動刃、２０・・・溝、２２・・・柄
部、２４・・・連結棒、２８・・案内板、３０・・・昇
降レバー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）水面下に水平に固定され移動刃が貫通する長孔を
   等間隔に多数設けた豆腐移送台と、前記長孔に向けて刃
   先を臨ませ前記長孔の一端に挿入することにより前記豆
   腐移送台上に固定された固定刃と、刃先が波状であり背
   面に前記固定刃が摺動する溝部を有し側部に柄部を設け
   た移動刃と、前記移動刃の柄部を前記長孔と同じ間隔で
   平行に固定する移動刃連結部材と、前記移動刃の溝部が
   前記固定刃の刃先を摺動しながら前記長孔を貫通して上
   下するように前記移動刃連結部材を案内する案内板と、
   前記移動刃連結部材の昇降レバーとからなることを特徴
   とする豆腐切断刃。