JPH0198656A - 耐熱性組成物及びその製法と用途 - Google Patents

耐熱性組成物及びその製法と用途

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JPH0198656A
JPH0198656A JP17618088A JP17618088A JPH0198656A JP H0198656 A JPH0198656 A JP H0198656A JP 17618088 A JP17618088 A JP 17618088A JP 17618088 A JP17618088 A JP 17618088A JP H0198656 A JPH0198656 A JP H0198656A
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JP
Japan
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styrene
weight
plasticizer
triblock copolymer
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JP17618088A
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English (en)
Inventor
Jose P Gamarra
ホセ・ペレイラ・ガマーラ
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Raychem Corp
Original Assignee
Raychem Corp
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/01Hydrocarbons

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、少なくとも約70%の油を含有するスチレン
/ジエンブロックコポリマー組成物、特にケーブル付属
品工業などにおいて環境的封止又は保護を与えるのに有
用である組成物に関する。
[従来の技術] コポリマー含量が約30重量部までであり、油含量が少
なくとも約70重量部であるスチレン/ジエンブロック
コポリマー及び油を含んで成るゲル組成物は、当技術に
おいて、これら組成物の種々の製法とともによく知られ
ている。そのような組成物及びその製法の例は、アメリ
カ合衆国特許第4.369,284号、第4,618,
213号、第3,827,999号、第4,176.2
40号、第3,485,787号及び第4,676.3
84号、ヨーロッパ特許出願公開第0.224,389
号並びにアメリカ合衆国特許第4,716,183号に
記載されている。この種のゲルに属する種々の組成物は
、ゲルの所望用途に応じて、種々の組み合わせの物理的
性質を有する。
本発明において特に重要なスチレン/ジエンブロックコ
ポリマーは、充分な可塑剤、例えば、炭化水素油ととも
に使用した場合に、円錐貫入度(ASTM D217−
82)が少なくとも約50であり、例えば約50〜少な
くとも290の範囲であり、好ましくは約300(I 
O−’、wi)までであり一極限伸び(ASTM D4
12)が少なくとら200%であるゲル組成物を与える
ポリ(スチレンーエチレンーブチレンースチレン)トリ
ブロックコポリマー(SEBSトリブロックコポリマー
)である。例えば、アメリカ合衆国特許第4,369.
284号において、これらトリブロックコポリマーは、
油と溶融混合され、成形物品の注型成形に有用である溶
融性のゲル状物質を与える。
アメリカ合衆国特許第4,676.384号には、ポリ
マーを175℃において油と溶融混合するという同様の
記載がある。
5EBS )リブロックコポリマーは、アメリカ合衆国
特許第4,556,464号に記載されているように、
典型的には高含量の油とともに使用されておらず、通常
、簡約50重量部及び5EBSトリブロツクコポリマ一
約50重量部に限定されている。
しかし、アメリカ合衆国特許第4,369,284号は
、SE[(Sブロックコポリマー100重量部及び油約
300〜1600重量部を使用して、約150〜200
℃で溶融混合することによって、溶融性で注型可能な組
成物を製造している。該特許には、5EBSブロツクコ
ポリマーを使用し、低分子重油と所望温度で溶融混合し
た場合には、伸びが少なくとも1600%であり引張強
さが約12〜約145psiである溶融性で注型可能な
組成物が得られると記載されている。
これら文献は、200℃において少なくとも200ポア
ズの粘度を有する耐熱性であるこの種の組成物笈びその
製法について記載も示唆もしていない。
[発明の目的] 本発明の目的は、5EBS トリブロックコポリマー及
び油を含んで成り、耐熱性かつ非溶融性である組成物、
特にゲル組成物、及びその製法を提供することにある。
[発明の構成] 1つの要旨によれば、本発明は、 スチレンブロックのエチレン−ブチレンブロックに対す
る比が約27〜35:約65〜73であり、分子量が少
なくとも100,000であるポリ(スチレン−エチレ
ン−ブチレン−スチレン)トリブロックコポリマー約2
〜約30重量部、及び可塑剤、例えば炭化水素油約70
〜約98重量部 を含んで成る組成物であって、 トリブロックコポリマー及び可塑剤が、(a)溶融混合
されており、(b)充分に高い温度で又は充分に高い剪
断で処理されており、組成物が、少なくとも約50(1
0−’xx)、例えば約50〜少なくと6290、好ま
しくは約300(10−’my)までの円錐貫入度、少
なくとも約200%の極限伸び、及び少なくとも!0ポ
アズ、場合により少なくとも200ポアズの200℃で
の粘度を有する組成物を提供する。
一般に、少なくとも約180℃の温度において熱処理す
ることが好ましい。熱処理は、組成物の溶融混合と同時
に行ってよい。しかし、熱処理は、順次行ってもよく、
例えば、押出又は溶融工程の一部分であってよく、ある
いは、単独で行ってもよい。多くの場合に、熱処理が剪
断を伴うことが好ましい。
別の要旨によれば、本発明は、 スチレンブロックのエチレン−ブチレンブロックに対す
る比が約27〜35:約65〜73であり、分子量が少
なくとも100,000であるポリ(スチレン−エチレ
ン−ブチレン−スチレン)トリブロックコポリマー約2
〜約30重量部、及び可塑剤、例えば炭化水素油約70
〜約98重量部 を含んで成り、 充分に高い温度で、トリブロックコポリマー及び可塑剤
が溶融混合されており、あるいはそれらの混合物が成形
又は押出されており、組成物が、少なくとも約50(I
 O−’xx)、例えば、約50〜少なくとも290、
好ましくは約300(10−’R1)までの円錐貫入度
、少なくとも約200%の極限伸び、及び少なくともl
Oポアズの200℃での粘度を有する組成物の製法であ
って、約180℃よりも高い温度で、トリブロックコポ
リマーと可塑剤を溶融混合する、あるいはそれらの混合
物を成形又は押出することを特徴とする組成物の製法を
提供する。
他の要旨によれば、本発明は、 スチレンブロックのエチレン−ブチレンブロックに対す
る比が約27〜35:約65〜73であり、分子量が少
なくとも100,000であるポリ(スチレン−エチレ
ン−ブチレン−スチレン)トリブロックコポリマー約2
〜約30重量部、及び可塑剤、例えば炭化水素油約70
〜約98重量部 を含んで成り、 充分に高い剪断で、トリブロックコポリマー及び可塑剤
が溶融混合されており、あるいはそれらの混合物が成形
又は押出されており、組成物が、少なくとも約50(1
0−’xx)、例えば、約50〜少なくとも290、好
ましくは約300(10−’ix)までの円錐貫入度、
少なくとも約200%の極限伸び、及び少なくとも10
ポアズの200℃での粘度を有する組成物の製法であっ
て、約100℃よりも高い温度で、トリブロックコポリ
マーと可塑剤を高剪断で混合する、あるいはそれらの混
合物を高剪断で成形又は押出することを特徴とする組成
物の製法を提供する。
多くの場合に、トリブロックコポリマーは、スチレンブ
ロック29〜35対エチレン−ブチレンブロック65〜
71のスチレンブロック:エチレン−ブチレンブロック
比を有する。
本発明の組成物は、5RBS )リブロックコポリマー
約2〜約30重壷部及び簡約70〜約98重量部を含ん
で成る5EBS トリブロックコポリマー/油(又は他
の可塑剤)を含んで成る。一般に、組成物はトリブロッ
クコポリマー約5〜約30重量部及び簡約70〜約95
重量部を含んで成ることが好ましい。ある場合には、組
成物はトリブロックコポリマー約5〜約25重量部及び
簡約95〜約75重量部を含んで成ることが最も好まし
い。
本発明の5EBSトリブロツクコポリマ一/浦組成物は
、少なくとも約50(10−’xm)の円錐貫入度(A
STM 0217−82)及び少なくとも約200%の
極限伸び(ASTM D217−82)を有する°。好
ましい組成物は、約50〜約300、さらに好ましくは
50〜200の円錐貫入度及び少なくとも約200%、
さらに好ましくは約200〜約1200%、最も好まし
くは約300〜l■00%、特に好ましくは400〜1
100%の伸びを有する。
本発明の耐熱性組成物は、200℃において少なくとも
lOポアズ、特に少なくとも100ポアズ、好ましくは
少なくと6200ポアズ、さらに好ましくは少なくとも
400ポアズ、最も好ましくは少なくとも500ポアズ
の粘度を有する。−般に、5EBSポリマーの濃度が増
加する場合、粘度が増加する。この場合、粘度の増加が
急激であることもある。その物質に応じて、通常、比較
的軟質の組成物は、5EBSを5〜20重量%含有し、
好ましい比較的硬質の組成物は5EBSを10〜30重
量%含有する。比較的軟質の組成物においてブルックフ
ィールド粘度が用いるが、比較的硬質の組成物において
動力学粘度の測定は、レオメトリクス・メカニカル・ス
ペクトロメーター(RMS −605)によって行える
本発明で使用する5EBS )−リブロックコポリマー
のポリスチレンブロックとポリエチレン−ブチレンブロ
ックの比は、好ましくはスチレンブロック27〜35対
エチレン−ブチレンブロック65〜73、さらに好まし
くはスチレンブロック32〜34対エチレン−ブチレン
ブロック66〜68、最も好ましくはスチレンブロック
33対エチレンブチレンブロツ久67である。一般に、
ポリスチレン含量を32%よりも減少させた場合に、引
張強さ及び他の機械的性質の低下が予想される。5EB
Sトリブロツクコポリマーの平均分子量は、本発明にお
いて重要であり、本明細書における値は、ポリスチレン
を標準としたゲル・パーミェーション・クロマトグラフ
ィー(GPC)により求めた重量平均分子量である。5
EBS )リブロックコポリマーの総分子量が、スチレ
ンブロック及びエチレン−ブチレンブロックの分子量の
間の比よりも重要である。これは従来技術において見ら
れなかったことである。総分子量は、約too、。
00より゛も大きく、好ましくは約t o o、o o
 。
〜約500,000、さらに好ましくは約150゜00
0〜約400,000、最も好ましくは約2oo、oo
o〜約300,000である。ある用途において、5E
BS)リブロックコポリマーの分子量が約250,00
0〜約280,000であることが好ましい。ポリスチ
レン末端ブロック及びエヂレンーブチレン中央ブロック
の好ましい分子量は、前記の好ましい総分子量及び好ま
しい比から計算できる。
一般に、可塑剤は、その溶解パラメーターを考慮して、
選択すべきである。溶解パラメーターは、通常、分子量
の関数である。理論に結び付けるつもりはないが、理由
は以下のとおりであると考える。5EBSコポリマーを
ポリスチレンドメインのTgよりも高い温度に加熱した
場合に、これらドメインは破壊して、ポリスチレンセグ
メントが、熱力学的に適合しないエチレンブチレン相を
通過°して、1つのポリスチレンドメインから他のポリ
スチレンドメインへと流動する。エチレン−ブチレン中
央ブロックの溶解パラメーターよりも低い(ポリスチレ
ンに対する)溶解パラメーターを有する可塑剤、即ち、
ポリスチレンとの相溶性がさらに悪い可塑剤の存在下で
、5EBSポリマーを加熱した場合に、ポリスチレンセ
グメントがポリスチレンドメインに集まる傾向がさらに
高くなる。
これが生じると、さらに破壊するために、さらに高いエ
ネルギーが必要になる。したがって、初期加熱の後に、
高い耐熱性が得られる。
本発明の組成物において使用する油は、前記特許及び特
許出願公開に記載されている油である。
油の分子量は、好ましくは約400〜約2500゜さら
に好ましくは約420〜約2000、最も好ましくは約
450〜約1500である。油の溶解パラメーターは、
好ましくは約6.0〜約8.5、さらに好ましくは約6
.5〜約8.0、最も好ましくは6.5〜7.8である
。特に好ましい油は、前記性質を有するパラフィン及び
/又はナフテン油、合成ポリα−オレフィン油、ポリプ
ロピレン油及びポリブテン油を包含する。2種又はそれ
以上の油の混合物を使用してもよい。一般に、分子量の
増加とともに、油の溶解パラメーターが(好ましいこと
であるカリ減少する。パラフィン/ナフテン油の場合に
、溶解パラメーターは、パラフィン含量が増加するとと
もに減少する。
本発明の耐熱性非溶融性組成物は、前記特許及び特許出
願公開に記載されている方法と同様の方法によって、5
EBSトリブロツクコポリマーと油、又は他の可塑剤を
混合することによって製造することができる。しかし、
従来技術の方法によって、5RBS )リブロックコポ
リマー/油組成物は、溶融性、流動性又は注型可能な組
成物から、耐熱性の非溶融性組成物へと転移しない。本
発明の耐熱性非溶融性組成物は、製造時に、特に混合時
に、耐熱性非溶融性組成物への転移を行うのに充分なエ
ネルギーを供給することによって得られる。清澄な及び
/又は均一な混合物が一般にこの転移の前に形成される
が、従来技術の方法によって形成されるのはこの前駆体
混合物であり、これは本明細書において記載するいくつ
かの物質のみの前駆体である。必要なエネルギーは、高
温溶融混合又は低温での高剪断混合によって付与される
本発明の組成物は、180℃を越える温度で溶融混合さ
れ、組成物の耐熱性非溶融性組成物への必要な転移が行
われる。所要時間は、温度、混合度、ポリマーの油に対
する比及び他の要因に応じて変化する。本発明の混合物
を好ましくは少なくとも190℃の温度、さらに好まし
くは約200℃及びそれ以上の温度で製造することが好
ましい。200℃を越える温度を使用することが最も好
ましい。溶融混合は、好ましくは180〜270 ℃、
さらに好ましくは190〜265℃、最も好ましくは2
00〜260℃で行う。
本発明の耐熱性非溶融性組成物を製造する他の方法は、
低温での高剪断混合である。5EBsトリブロツクコポ
リマ一/油組成物を本発明の耐熱性非溶融性組成物へと
転移するのに必要な高剪断は、例えば、エラスマー、ゴ
ム組成物又はプラスチック組成物の製造に一般に使用さ
れるバンバリー又はプラベンダー型ミキサーによって与
えることができる。「高剪断」なる用語は、本明細書に
おいて、非常に低い剪断エネルギー又は電力入力で通常
に混合されている5EBSトリブロツクコポリマーと油
を混合するのに要するエネルギー人力に対して使用する
。本発明による「高剪断」混合は少なくとも100℃、
好ましくは少なくとも100℃、さらに好ましくは少な
くとも120℃の温度で行える。
本発明の耐熱性及び非溶融性の5EBSトリブロツクコ
ポリマ一/油組成物は、前記特許及び特許出願公開に記
載された種々の用途を有する。本発明の組成物は、高い
耐熱性及び非溶融性の性質のために改良された性能を与
える。本発明の組成物は、高温での性能が必要になる感
圧接着剤などの用途に限定されず、他の用途にも使用で
きる[フレア(C1air)によるアトへッシブ−・エ
ージ(Adhesive Age)、1980年3月、
第30〜36頁参照]。
特に、本発明の組成物は、ケーブル付属品工業において
特に、環境的封止又は保護を行う。例えば、組成物は、
保護されるべき基材(例えば、ケーブル又は電気的端末
)と、基材を包囲するハウジングとの間で、あるいはそ
のようなハウジングの2つの部分の間で封止を行うため
に使用される。
したがって、単に、組成物を基材又はハウジングと接触
させ、要すれば組成物を圧縮状態で保持することによっ
て封止エンクロージャーを形成することが可能になる。
したがって、(ケーブル付属品として通常に使用する)
熱収縮性物品を使用しなくてもよい。
[実施例] 以下に、実施例を示し、本発明を具体的に説明する。以
下の実施例において、5EBSトリブロツクコポリマー
は、スチレンブロックとエチレン−ブチレンブロックの
比が33:67であるクラトン(Kraton)G l
 651 (商標、シェル・オイル(Shell Oi
l Co、)社製)である。
実施例1 クラトンG1651を20重量部及びイルガノックス(
Irganox) 1010 (商標)安定剤を1重量
部使用して3種の組成物を形成する。3種の組成物のそ
れぞれにおいてポリブテン油79重量部を使用する。油
の約半分をポリマーに添加し、約180〜220℃の温
度でミキサーにおいて溶融混合してポリマーを油に充分
に分散し、次いで残りの半分の油を加え、約!時間混合
することによって組成物を形成する。実際の使用温度は
、使用した油に応じて変化する。清澄なゲルが観測され
るまで温度を上げ、非溶融性かつ耐熱性のゲルへの転移
が生じるようにさらに加熱する。第1組成物は、ポリブ
テン油として分子量が約420であるアモコ(Amoc
o)から市販されているインドポル(Indopol)
 L −50(商標)を使用して製造する。
この組成物の転移温度は、180℃程度と低く、この組
成物の粘度は200℃において約1300ポアズである
。第2組成物は、分子量が約750であるインドポルH
−50(商標)を使用して製造する。この第2組成物の
粘度は200℃において約800ポアズである。第3組
成物は、分子量が約1290であるインドポルH−30
0(商標)を使用して製造する。得られた組成物の粘度
は20θ℃において約1200ポアズである。
実施例2 本実施例において、クラトンG−165120重量部を
ヘンシェル(Henschel) ミキサーで簡約40
重量部と約4分間予め混合し、バンバリーr−g o 
ミキサーに移し、油39重量部及びイルガノックス10
10 1重量部を加え、約110℃で約8分間混合する
。全電力入力は、組成物1kg当たり約0.176kW
(組成物1ボンド当たり約0.08kW)である。組成
物をバンバリーミキサ−から取り出し、押出機によって
約5分間混合し、200メツシユ網を通して押出し、最
終生成物を製造する。本実施例において、油は、パラフ
ィン/ナフテン比が72/28であり、分子量が約49
0であるパラフィン/ナフテン油であるドラケオール(
D rakeol) 34 (商標)である。最終生成
物を集め、加熱及び圧縮により成形する。非溶融性かつ
耐熱性である成形物品を得る。
本発明の組成物が、所望の成形物品を形成するために射
出成形できることがわかった。組成物は、溶融性又は注
型可能ではないが、高温においてさえ非常に高い粘度を
有する。組成物は高温加圧下で成形可能である。ある場
合に、成形物品は、低圧下で長い熱浸漬時間で形成でき
、他の場合に、成形物品は、高温の場合に必要な時間よ
りも短い時間で高圧下で形成できる。「非溶融性」とは
、本明細書において、組成物が、溶融する又は流動性に
なる温度に達する前に、劣化、分解又は破壊し始めるこ
とを意味する。
添付図面を参照して本発明をさらに説明する。
第1図は、ケーブルスプライスの周囲の部分的に分解し
たスプライスケースを示す図である。
第1図において、2本のケーブル1、例えば、通信ケー
ブルが、スプライス領域2において結合されている。ス
プライス領域2は、スプライスのそれぞれの側でケーブ
ル周囲にある末端部分3及び末端部分3をブリッジする
中央部分4を有して成るスプライスケースによって封止
されている。
中央部分4を配置する以前の図を示している。
末端部分3は、封止材料6を含有するサポート又はケー
シング5を有する。封止材料6は本発明の組成物を含ん
で成る。このスプライスケース設計は、アメリカ合衆国
特許第4,701,574号に開示されており、レイケ
ム社からTRACの商標で市販されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ケーブルスプライス周囲のスプライスケース
の部分分解図である。 ト・・ケーブル、2・・・スプライス領域、3・・・末
端部分、4・・・中央部分、5・・・サポート又はケー
シング、6・・・封止材料。 特許出願人 レイケム・コーポレイション代理人弁理士
 青 山 葆ほか1名 手続補正書(自発) 2、発明の名称 耐熱性組成物及びその製法と用途 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 アメリカ合衆国94025 カリフォルニア、メ
ンロパーク、コンスチチューション・ドライブ300番 名称 レイケム・コーポレイション 4、代理人 6、補正の対象 二 図 面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、スチレンブロックのエチレン−ブチレンブロックに
    対する比が約27〜35:約65〜73であり、分子量
    が少なくとも100,000であるポリ(スチレン−エ
    チレン−ブチレン−スチレン)トリブロックコポリマー
    約2〜約30重量部、及び 可塑剤約70〜約98重量部 を含んで成る組成物であって、 トリブロックコポリマー及び可塑剤が(a)溶融混合さ
    れており、(b)充分に高い温度で又は充分に高い剪断
    で処理されており、組成物が、少なくとも約50(10
    ^−^1mm)の円錐貫入度、少なくとも約200%の
    極限伸び及び少なくとも10ポアズの200℃での粘度
    を有する組成物。 2、粘度が、200℃において少なくとも100ポアズ
    である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 3、粘度が、200℃において少なくとも400ポアズ
    である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 4、粘度が、200℃において少なくとも500ポアズ
    である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 5、トリブロックコポリマーの分子量が約150,00
    0〜約300,000である、特許請求の範囲第1項記
    載の組成物。 6、トリブロックコポリマーの分子量が約200,00
    0〜約290,000である特許請求の範囲第5項記載
    の組成物。 7、可塑剤が、分子量約400〜約2500の炭化水素
    油を含んで成る特許請求の範囲第1項記載の組成物。 8、可塑剤が、溶解パラメーター約6.0〜約8.5の
    炭化水素油を含んで成る特許請求の範囲第1項記載の組
    成物。 9、スチレンブロックのエチレン−ブチレンブロックに
    対する比が約27〜35:約65〜73であり、分子量
    が少なくとも100,000であるポリ(スチレン−エ
    チレン−ブチレン−スチレン)トリブロックコポリマー
    約2〜約30重量部、及び 可塑剤約70〜約98重量部 を含んで成り、 充分に高い温度で、トリブロックコポリマー及び可塑剤
    が溶融混合されており、あるいはそれらの混合物が成形
    又は押出されており、組成物が、少なくとも約50(1
    0^−^1mm)の円錐貫入度、少なくとも約200%
    の極限伸び及び少なくとも10ポアズの200℃での粘
    度を有する組成物の製法であって、 約180℃よりも高い温度で、トリブロックコポリマー
    と可塑剤を溶融混合する、あるいはそれらの混合物を成
    形又は押出することを特徴とする組成物の製法。 10、溶融混合を190℃よりも高い温度で行う特許請
    求の範囲第9項記載の製法。 11、溶融混合を200℃よりも高い温度で行う特許請
    求の範囲第9項記載の製法。 12、スチレンブロックのエチレン−ブチレンブロック
    に対する比が約27〜35:約65〜73であり、分子
    量が少なくとも100,000であるポリ(スチレン−
    エチレン−ブチレン−スチレン)トリブロックコポリマ
    ー約2〜約30重量部、及び 可塑剤約70〜約98重量部 を含んで成り、 充分に高い剪断で、トリブロックコポリマー及び可塑剤
    が溶融混合されており、あるいはそれらの混合物が成形
    又は押出されており、組成物が、少なくとも約50(1
    0^−^1mm)の円錐貫入度、少なくとも約200%
    の極限伸び及び少なくとも10ポアズの200℃での粘
    度を有する組成物の製法であって、 約100℃よりも高い温度で、トリブロックコポリマー
    と可塑剤を高剪断で混合する、あるいはそれらの混合物
    を高剪断で成形又は押出することを特徴とする組成物の
    製法。 13、混合を約110℃よりも高い温度で行う特許請求
    の範囲第12項記載の製法。 14、混合を約120℃よりも高い温度で行う特許請求
    の範囲第12項記載の製法。 15、基材を環境的に保護する方法であって、特許請求
    の範囲第1項記載の組成物が基材とハウジングの間に位
    置するように基材をハウジングで包囲することを特徴と
    する方法。 16、組成物を圧縮状態で保持する特許請求の範囲第1
    5項記載の方法。
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