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磁気ディスク装置用磁気回路組立体

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

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JPH0197158A

Japan

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English
Inventor
Takeshi Takahashi
毅 高橋
Takemasa Shimizu
丈正 清水
Jiro Mochida
持田 次郎
Fujio Yamamoto
山本 富士雄
Tomio Suzuki
冨男 鈴木
Current Assignee
Hitachi Ltd

Worldwide applications
1987 JP

Application JP24976587A events
Pending

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスク装置のアクチュエータ駆動用ボイ
スコイルモータに係り、特に装置内の塵埃を低減させる
のに好適な磁気回路組立体に関する。
〔従来の技術〕
従来の磁気ディスク装置のアクチュエータ駆動用ボイス
コイルモータの磁気回路組立体は、塵埃をきらう磁気デ
ィスク装置内にあり、その製造工程において塵埃の付着
に特に注意して製造していた。
例えば第3図に従来の一般的な磁気回路組立体1を示す
が、その製造工程は第6図のようになっている。
第3図の磁気回路組立体部品の機能について以下説明す
る。ヨーク2は磁気回路組立体1の他の部品保持と磁束
を通す磁気回路の一部としての機能を有する。
マグネット3は永久磁石が用いられ磁束を発生させる。
センタボール4はマグネット3から出た磁束を集め、ヨ
ーク2に磁束を導く。ヨーク2゜センタボール4は磁束
を通し易いよう鉄系材料が用いられている。第4図は第
3図の磁気回路組立体の縦断面を示したものであるが以
上の構成により第4図矢印のように磁気回路が形成され
、磁気回路組立体1の2箇所のギャップ部11に強力な
磁束の流れができる。
以上で説明したように磁気回路組立体は主に鉄と永久磁
石で構成されているため、錆が発生し易すい。このため
鉄材は主にメツキ膜9を施し、永久磁石は塗装膜10又
はメツキ等の表面処理を施している。
磁気ディスク装置はその特性上塵埃を特にきらうので、
磁気回路組立体も磁気ディスク装置内部に塵埃を持ち込
まぬよう第6図に示すような製造工程をとっている。す
なわち鉄材系の部品はメツキ後、クリーンルームにいれ
る直前にフレオン等の溶剤で洗浄され、マグネットは加
工後、洗浄され表面処理、塗装される。さらてクリーン
ルームにいれる直前にフレオン等の溶剤で洗浄される。
クリーンルームは通常塵埃クラス100以下の状態にな
っており、この中で磁気回路組立体を組み立てる。マグ
ネットの着磁は通常、磁気回路に組み立てる寸前に行う
。以上のように磁気回路に塵埃が付着しないよう注意を
払って磁気回路組立体を製造している。
第4図は従来の磁気回路組立体の縦断面図であるが本図
により、前述の如き製造工程をとったときの磁気回路組
立体の構造を詳述する。ヨーク20表面はメツキ膜9に
より被覆され防錆作用を保っている。マグネット30表
面は塗装膜10により被覆され防錆作用を保っている。
接着剤6はヨーク2とマグネット3を強固に結合してい
る。ネジ5はヨーク2とセンタボール4を強固に結合し
ている。
関連する公知例としては、(1)特開昭60−1028
62号ロータリアクチュエータ(2)実開昭60−17
3173号磁気ディスク装置の位置決め機構等がある。
 ′〔発明が解決しようとする問題点〕 上記従来技術では磁気回路組立体をできるだけ清浄に組
み立てようとしているが、磁気ディスク装置の高性能化
により増々塵埃をきらうようになって来ている。特に従
来技術においては、組立工具の鉄系摩耗粉、鉄系物品同
士のこすり合わせによる摩耗粉等がマグネット表面やヨ
ーク等の磁束の強い箇所に吸着され、磁気回路組立体を
汚染してしまうことは考慮されておらず、汚染された磁
気回路組立品を磁気ディスク装置に組み込んでしまうと
いう問題があった。第5図にその詳細を示す。第5図は
第4図従来の磁気回路組立体1のマグネット3の一部を
拡大したものである。マグネット30角部3−αのよう
に磁束の集中する部分には組立作業中に発生する磁性体
粉8が塗装膜10の上に吸着されている。本発明の目的
はこのような磁性体粉の付着のない清浄な磁気回路組立
体を供給することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は磁気回路組立体を最終工程においてクリーン
ルーム内で塗装等のコーティングを施すことにより達成
される。
〔作用〕
第1図は最終工程で塗装膜7を施した磁気回路である。
第2図は第1図のマグネット3部の拡大図である。第2
図に示すようにマグネット3の特に角部3−αに鉄系の
磁性体粉8が付着しやすい。
磁性体粉の直径は0.2μm〜10μmでほとんど人間
の眼に見えないため、粘着物質等で磁性体粉8を吸着清
掃することは不可能である。このように磁性体粉8が付
着している上に清浄な塗装膜7を施すと、塗装膜7は磁
性体粉8を内部に閉じ込めてしまうため、清浄な磁気回
路組立体を得ることが可能となる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を第1図により説明する。
磁気回路組立体1は組立後金面を塗装膜7で被覆されて
いる。第7図に本発明の製造工程を示す。
マグネット3.ヨーク2.センタボール4の各部品は本
図に示すように組立用クリーンルーム12にはいるまで
の保管期間は簡易的な防錆処理を施しておき、組立用ク
リーンルーム12にはいる直前に図示の如く洗浄し、従
来と同様の組立てを行う。
性能検査後、磁気回路組立体1は塗装用クリーンルーム
13に持ち込まれ、ここで全面塗装、乾燥される。塗装
用クリーンルーム13内には極力余分な設備を持ち込ま
ず磁気回路1に付着しやすい磁性体粉の発生がないよう
にしておく。さらに乾燥後の磁性体粉の付着が特にない
よう注意して梱包し出荷する。本実施例によれば、組立
用クリーントム内12にてマグネット3.ヨーク2等に
付着した磁性体粉8は、塗装用クリーンルーム13内で
の塗装により、第2図に示すように塗装膜7内に埋め込
まれてしまい、磁気回路組立体の表面は清浄な塗装膜に
被覆され、清浄な磁気回路組立体を得る効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、磁気回路組立時に付着した磁性体粉や
塵埃を塗装膜によって埋め込み、清浄な塗装膜を得るこ
とができるので、従来よりも数分の−から数十分の−の
塵埃しか検出されない清浄な磁気回路組立体を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の磁気回路組立体の縦断面図
、第2図は第1図の詳細図、第3図は従来の磁気回路組
立体の斜視図、第4図は第3図の縦断面図、第5図は第
4図の詳細図、第6図は従来の磁気回路組立体の製造工
程図、第7図は本発明の一実施例の磁気回路組立体の製
造工程図である。 1・・・磁気回路組立体、 2・・・ヨーク、3・・・
マグネット、   4・・・センタボール、5・・・ネ
ジ、      6・・・接着剤、7・・・塗装膜、 
    8・・・塵埃、磁性体粉、9・・・メツキ膜、
    10・・・塗装膜、11・・・ギャップ部、 12・・・組立用クリーンルーム、 13・・・塗装用クリーンルーム。

Claims (1)
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    【特許請求の範囲】
  1. 1、磁気ディスクと磁気ヘッドを搭載し、磁気ヘッドと
    ボイスコイルモータを備えたアクチュエータにて、磁気
    ディスク上の任意の位置に位置決めし、データの書き込
    み読み出しを行う磁気ディスク装置において、ボイスコ
    イルモータを構成する磁気回路組立体をその製造工程中
    の最終工程において、ほぼ全面コーティングしたことを
    特徴とする磁気ディスク装置用磁気回路組立体。